JPH11131332A - 繊維機械配置 - Google Patents

繊維機械配置

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JPH11131332A
JPH11131332A JP24449898A JP24449898A JPH11131332A JP H11131332 A JPH11131332 A JP H11131332A JP 24449898 A JP24449898 A JP 24449898A JP 24449898 A JP24449898 A JP 24449898A JP H11131332 A JPH11131332 A JP H11131332A
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JP
Japan
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yarn
textile machine
heater
machine arrangement
cooling
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Application number
JP24449898A
Other languages
English (en)
Inventor
Geoffrey Naylor
ネイラ― ジォフレェ―
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rieter Scragg Ltd
Original Assignee
Rieter Scragg Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/02Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
    • D02J13/001Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass in a tube or vessel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 公知のヒータおよび冷却プレート配置を
用いた場合に比較して糸品質を損ねることなく一層高い
サージ速度で加工することを許容し、そしてこの配置は
設定温度がそしてそれによりヒータの動力消費が最小と
でき、そして加工がより均一である、人間工学的に受入
れ可能な繊維機械配置を提供する。 【解決手段】 機械10は実質的に垂直な加熱表面20
を具備したヒータ装置18を有し、糸条23は糸経路に
沿ってクリール11からヒータ装置18の入口端32へ
上向きに供給され、加熱表面20に接触しつつ下向きに
供給され、冷却装置19、39を通って仮撚装置16に
達し、そしてヒータ装置18と仮撚装置16との間の糸
経路は加熱表面20の平面の外側において垂直に対し傾
斜している。冷却装置19、39を通る糸経路は、曲っ
た軌道19または直線チューブ39の表面を螺旋状に通
過することにより、曲っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維機械に関し、特
に、仮撚糸条を加熱し冷却して繊維糸条を加工し、そし
てこのような糸条を巻取るようにした機械に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の繊維機械はよく知られている。
従来、多くの仮撚装置においては、糸条の加熱、冷却は
加熱プレートの表面にそして次いで加熱されていない、
更には冷却された、プレートに糸条を接触走行させて行
われている。加工糸製造業者にとって、機械速度を高め
そしてそれにより糸条の処理速度を高めることにより、
加工糸の生産を高めることが如何なる加工機械でも明ら
かな目的となっている。更に、プレートと糸の間の熱伝
達度合を最大とすることにより、加熱および冷却プレー
トの長さを最短とすることが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】機械の速度を高めると
きの制約の1つに「サージ速度」があり、この速度にお
いて糸条は著しく糸道が不安定となる。この速度は、糸
張力、挿入された撚度合および機械配置により影響を受
ける。この速度においては、加撚糸条の高速旋回速度に
よって走行糸条に制御されない振動を生じ易く、そして
これは張力および撚掛け手段により糸に挿入された撚レ
ベルの急激な変動を生じ、従って受入れ不能な糸条を製
造する。或る種の糸条にあっては加熱および冷却領域を
通る糸経路が直線であって撚掛けユニットから加熱領域
の開始点に至る撚の遡及が自由に行える経路とすること
が好ましいが、他の糸条では加熱領域と冷却領域の間で
急激な方向変化にも拘らず受入れ可能な加工がされてい
る。機械配置は安定性と糸品質とから満足な加工および
受入れ可能な人間環境の提供との間の妥協となってい
る。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は人間工学的に受入れ可能
な繊維機械配置を提供することであり、この配置におい
ては、公知のヒータおよび冷却プレート配置を用いた場
合のサージ速度に比べて、サージ速度がより高くそして
加工はより均一である。本発明の他の目的は、糸品質を
損なうことなくより高いサージ速度で加工を許容しそし
て設定温度を最低としそれによりヒータの動力消費を最
小とする繊維機械配置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、その間
に作業者通路を形成して間隔を開けて設けられた第1お
よび第2フレーム、該第1フレームに設けられたクリー
ル、糸条送給装置、前記作業者通路の上方に設けられた
ヒータ装置および冷却装置、並びに第2フレームに設置
された仮撚装置からなり、前記ヒータ装置が実質的に垂
直な加熱表面を有している、仮撚し、仮撚糸条を加熱、
冷却することにより加工糸を加工するための繊維機械配
置において、前記送給装置は前記クリールから上昇し、
前記加熱表面に接触して下降し、冷却装置を経て仮撚装
置へ至る糸道に沿って糸条を送給可能であり、前記ヒー
タ装置および仮撚装置間の前記糸道が前記加熱表面の平
面の外部へ垂直から傾斜している繊維機械配置が提供さ
れる。
【0006】冷却装置はヒータ装置から仮撚装置に向け
て下向きに延在していてもよい。ヒータ装置と仮撚装置
の間の糸経路は曲っていてもよく、この場合に冷却装置
は20°〜45°の間の角度に亘り長手方向に曲ったプ
レートでもよい。他の方法として、冷却装置は実質的に
直線状のチューブであり、このチューブは垂直に対し3
0°〜80°の間で傾斜している。チューブは、その入
口および出口側に設けられそして走行糸条をそのチュー
ブの外表面に沿って実質的に螺旋経路をなして案内する
ように位置されたガイドを具備していてもよい。このよ
うな冷却装置の作動に際して、走行糸条は、入口および
出口ガイドの間で、冷却チューブの表面に多数回巻付い
てもよく、そしてチューブは更に入口および出口ガイド
の間の螺旋経路に沿って位置された付加的な糸ガイドを
具備していてもよい。冷却流体が冷却チューブ内を通過
させられてもよい。
【0007】ヒータ装置は150℃〜800℃の温度で
あってもよい。加熱表面は溝を有していて走行糸条を受
入れるようになっていてもよい。ヒータ装置は、糸条が
接触走行する長手方向に曲った加熱表面、または実質的
に平坦な加熱表面を有していてもよい。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説
明する。図において、図1は本発明に係る機械の一実施
例の糸道ダイアグラムであり、図2は図1の機械の他の
冷却装置を示す。
【0009】図1を参照して、図1には繊維機械10が
示されており、この繊維機械10は第1フレームまたは
クリール11および第2フレーム12からなっている。
第1フレームまたはクリール11には多数の供給原糸パ
ッケージ13が担持されている。第1フレーム11には
更に第1送給装置14が担持されており、第1送給装置
14はフィードおよびニップローラ対形式をしている。
第2フレーム12には同じくフィードおよびニップロー
ラ対形式の第2送給装置15および仮撚装置16が担持
されている。フレーム11、12は互いに間隔をあけて
おり、その間に作業者通路17が形成されている。作業
者通路17の上方には実質的に垂直な第1ヒータ装置1
8および冷却装置19が設けられている。
【0010】ヒータ装置18は0.5〜2.5mの長さ
を有していてもよく、ヒータ装置18は長手方向にカー
ブしまたは実質的に平坦な加熱表面20を具備してお
り、この加熱表面20はクリール11に対向しており、
そして加熱表面20には溝21がある。長手方向に曲っ
た表面の場合には、曲率半径は18m程度とすることが
できる。糸条23の適切な加熱のために必要とされるヒ
ータ装置の長さを減少するために、第1ヒータ装置18
は糸条23の融点より上、すなわち150℃より上で8
00℃までの温度で作動してもよい。冷却装置19はプ
レート形状であり、このプレートは約35°の角度に亘
って曲っており、従って糸条23がヒータ18を離れる
ときの角度変位を制限し、一方、仮撚装置16の第1作
動円板24の表面に入る糸条23を所望の角度に合せ
る。
【0011】冷却プレート19は更にその表面に長手方
向溝を具備していて走行糸条23を受入れるようにして
おり、その溝の底部は糸条23の半径と同程度の半径、
例えば0.5mmとなっている。
【0012】最初に糸条23は機械10に糸掛けされて
第1糸条送給装置14と仮撚装置16の間を直線状に延
在する。糸条23は次いでスレッジ29に設けられた糸
ガイド28に通される。スレッジ29は空気圧またはロ
ッド30によって押されてスレッジ軌道31に沿って上
向きに摺動する。なお、スレッジ軌道31は第1糸条送
給装置14と第1ヒータ装置18の入口端32の間に延
在している。これによりヒータ装置18の加熱表面20
に形成された溝21および冷却プレート19に糸条23
を接触位置させる。
【0013】仮撚装置16を通った後に、糸条23は第
2送給装置15を通り、(所望により設置されている)
第2ヒータ装置33およびテイクアップ領域35に位置
されているパッケージ巻取機構34に送られる。(もし
も設置されている場合には)第2ヒータ装置33および
テイクアップ領域35は第2フレーム12に設けられて
おり、テイクアップ領域35は作業者通路17を挟んで
第1フレーム11に対向している。この場合に、加工糸
のパッケージ36は作業者によりまたは作業者通路17
で作動している自動玉揚機構(図示せず)により機械1
0から玉揚げされる。
【0014】次に図2を参照して、この図2には、プレ
ート19に代えて他の冷却装置39を設置している点を
除き、図1に示したものと同じ構造の機械10が示され
ている。冷却装置39はチューブ形状をしており、ガイ
ド37がその入口および出口の近傍に設けられていて走
行糸条23を螺旋経路に沿って冷却装置39の長さ方向
に走行する間に2、3回巻付くように案内する。付加的
なガイド38をチューブ39に螺旋状糸経路に沿って設
けて、この領域における糸条の安定性を高めるようにし
てもよい。
【0015】この配置において、冷却流体がチューブ3
9内を通過するようにしてもよい。このことは吸引シス
テムの一部として入口端の近傍に設けられた穴を通して
空気をチューブ39から吸引して、より冷却した空気が
出口端においてチューブ39に入るようにして達成して
もよい。他の方法として冷却流体は冷却流体供給装置2
2から供給されて冷却チューブ39を循環して冷却効果
を高め、それにより糸条23を適切に冷却するために必
要とされる冷却装置19の長さを減少してもよい。冷却
装置39は仮撚装置16に向けて垂直に対して30°〜
80°の間の角度をなして下向きに傾斜していてもよ
く、それにより入ってくる糸条23が仮撚装置16の第
1作動摩擦円板24の表面に所望の角度で入ってくるよ
うにする。糸掛けに際して、糸条23は冷却チューブ3
9の回りに巻掛けられて第1糸送給装置14と冷却チュ
ーブ39の入口端部に設けられた糸ガイド37との間を
直線状経路に沿って延在するようにする。上述と同様に
スレッジ29を持上げることにより、次いで糸条23は
ヒータ18の表面20へ案内される。
【0016】垂直に設けられたヒータ18によって、加
熱表面における熱の上向き流れに対して糸条23が熱を
下向きに移動させ、加熱表面20に沿って一層均一な温
度プロフィルとなり、従って糸条をより良好に加熱す
る。この配置によりそして垂直に対して傾斜している冷
却装置19、39の過度でない走行糸条の変化によっ
て、サージ速度は著しく増大し、特に実質的に平坦なヒ
ータ18において増大し、一方、加熱領域の開始点への
撚の十分な遡及を維持している。驚くべきことに、本発
明の配置を用いることによって、公知の加熱、冷却構成
であって同様の大きさおよび加熱容量のヒータを具備し
た公知の配置のものに比べて、サージ速度を最大200
m/分まで高めることが見出されている。
【0017】更に、ヒータ温度を一定に保ったまま、垂
直な実質的に平坦なヒータ18を通る糸加工速度を高速
化することにより、ヒータ18の出口における糸条23
の温度を高めることが見出されている。この効果は、従
来の接触ヒータで経験されているものと反対である。本
発明におけるサージ速度および熱伝達の効果は、加熱表
面20に沿う温度プロフィルがより良好となること、お
よびヒータ18と冷却装置19、39との間の糸経路の
方向変化により冷却領域における振動が制限されるとと
もにプレート19に沿うまたはチューブ39の回りの糸
経路の曲りによるものと考えられる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、公知のヒータおよび冷
却プレート配置を用いた場合のサージ速度に比べてサー
ジ速度がより高くそして加工がより均一である、人間工
学的に受入れ可能な繊維機械配置が提供される。
【0019】更に、本発明によれば、糸品質を損なうこ
となくより高いサージ速度で加工を許容しそして設定温
度を最低としそれによりヒータの動力消費を最小とする
繊維機械配置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械の一実施例の糸道ダイアグラ
ムである。
【図2】図1の機械の他の冷却装置を示す。
【符号の説明】
10 繊維機械配置 11 クリール 16 仮撚装置 18 ヒータ装置 19、30 冷却装置 20 実質的に垂直な加熱表面 23 糸条 32 入口端

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その間に作業者通路を形成して間隔を開
    けて設けられた第1および第2フレーム、糸条送給装
    置、作業者通路の上方に設けられたヒータ装置および冷
    却装置、並びに第2フレームに設置された仮撚装置から
    なり、前記第1フレームがクリールを構成し、前記ヒー
    タ装置が実質的に垂直な加熱表面を有している、仮撚
    し、仮撚糸条を加熱、冷却することにより加工糸を加工
    するための繊維機械配置において、前記送給装置は前記
    クリールから上昇し、前記加熱表面に接触しつつ下降
    し、冷却装置を経て仮撚装置へ至る糸道に沿って糸条を
    送給可能であり、前記ヒータ装置および仮撚装置間の前
    記糸道が前記加熱表面の平面の外部へ垂直から傾斜して
    いることを特徴とする繊維機械配置。
  2. 【請求項2】 前記冷却装置が前記ヒータ装置から仮撚
    装置に下向きに延在していることを特徴とする請求項1
    に記載の繊維機械配置。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ装置と前記仮撚装置との間の
    糸経路が曲っていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の繊維機械配置。
  4. 【請求項4】 前記冷却装置が20°〜45°の角度に
    亘り長手方向に曲ったプレートであることを特徴とする
    請求項3に記載の繊維機械配置。
  5. 【請求項5】 前記冷却装置が垂直に対して30°〜8
    0°傾斜した直線チューブであることを特徴とする請求
    項3に記載の繊維機械配置。
  6. 【請求項6】 前記チューブが、その入口および出口近
    傍に設けられ走行糸条を該チューブの外側表面に沿って
    実質的に螺旋状経路で案内するよう位置された糸ガイド
    を有することを特徴とする請求項5に記載の繊維機械配
    置。
  7. 【請求項7】 前記チューブが入口および出口ガイドの
    間の螺旋状経路に沿って配置された付加的な糸ガイドを
    有することを特徴とする請求項6に記載の繊維機械配
    置。
  8. 【請求項8】 冷却流体が前記チューブ内を通過される
    ことを特徴とする請求項7に記載の繊維機械配置。
  9. 【請求項9】 前記ヒータ装置が150℃〜800℃の
    温度であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項
    に記載の繊維機械配置。
  10. 【請求項10】 前記ヒータ装置が実質的に平坦な加熱
    表面を具備していることを特徴とする請求項1〜9の何
    れか1項に記載の繊維機械配置。
JP24449898A 1997-09-19 1998-08-31 繊維機械配置 Pending JPH11131332A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9719859.2 1997-09-19
GBGB9719859.2A GB9719859D0 (en) 1997-09-19 1997-09-19 Textile Machine Arrangement

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ID=10819270

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EP (1) EP0903431A3 (ja)
JP (1) JPH11131332A (ja)
GB (1) GB9719859D0 (ja)

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GB9719859D0 (en) 1997-11-19
EP0903431A2 (en) 1999-03-24
EP0903431A3 (en) 1999-09-15

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