JPH11131308A - 携帯用冷却装置付衣服 - Google Patents

携帯用冷却装置付衣服

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Publication number
JPH11131308A
JPH11131308A JP9294290A JP29429097A JPH11131308A JP H11131308 A JPH11131308 A JP H11131308A JP 9294290 A JP9294290 A JP 9294290A JP 29429097 A JP29429097 A JP 29429097A JP H11131308 A JPH11131308 A JP H11131308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling device
portable
electronic
clothes
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9294290A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ichimura
信雄 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量で、十分な冷却効果を発揮すること
ができる「携帯用冷却装置付衣服」を提供する。 【解決手段】 蓄冷材4と、この蓄冷材4に冷却部5a
を当接させた電子冷却素子5とからなる冷却装置3を衣
服(例えば、ベスト2)に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用冷却装置付
衣服に関し、特に、装置を小型軽量化したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用の冷却装置を備えた衣服と
して、オートバイの搭乗者が着用する衣服が、特開平4
−159119号公報に開示されている。
【0003】この特開平4−159119号公報に開示
された衣服は、通気性を有するベストに、可撓性を有す
るホースを介して可搬式エアコンを連結したものであ
る。また、可搬式エアコンは、電子冷却素子と、この電
子冷却素子を制御する制御装置等を備えており、オート
バイのバッテリから電源を供給することにより駆動する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の携帯用冷却装置付衣服は、ベストと別体に、可搬式エ
アコンを携帯しなければならず、装置が大型化して取り
扱い難いという問題点があった。
【0005】また、可搬式エアコンで冷却した空気を、
ホースを介してベストに送風しているが、電子冷却素子
の冷却能力は小さいため、十分な冷却効果を発揮できな
いという問題点もあった。
【0006】本発明は、上記した従来の技術の有する問
題点に鑑み提案されたもので、小型軽量で、十分な冷却
効果を発揮することができる携帯用冷却装置付衣服を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、以下の構成を備えている。
【0008】請求項1記載の発明は、蓄冷材と、この蓄
冷材に冷却部を当接させた電子冷却素子とからなる冷却
装置を備えることにより、携帯用冷却装置付衣服を構成
している。
【0009】前記携帯用冷却装置付衣服によれば、電子
冷却素子により蓄冷材を冷却し、この蓄冷材により衣服
を冷却する。このため、空気を介して冷却を行わないの
で、十分な冷却効果を発揮することができるとともに、
装置を小型化することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の構成に加えて、冷却装置は、衣服に着脱可
能に取り付けられている。
【0011】前記携帯用冷却装置付衣服によれば、冷却
装置を衣服から取り外した状態で、蓄冷材の冷却を行う
ことができる。このため、予め蓄冷材の冷却を行うこと
ができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の発明の構成に加えて、衣服の表面
に放熱部材を配設し、この放熱部材に、電子冷却素子の
放熱部を当接させている。
【0013】前記携帯用冷却装置付衣服によれば、衣服
の表面に配設した放熱部材により、電子冷却素子の放熱
を行うことができる。このため、放熱効果を促進させる
ことができ、電子冷却素子の能力を十分に発揮すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態の一例を説明する。
【0015】図1は、本発明に係る携帯用冷却装置付衣
服の斜視図、図2は、冷却装置の縦断面図である。
【0016】本発明に係る携帯用冷却装置付衣服1は、
例えば、オートバイのようにエアコンディショナを搭載
できない車両や、オープンカーのようにエアコンディシ
ョナの能力を十分に発揮することができない車両の搭乗
者が着用することにより、搭乗者が快適に運転を行える
ようにしたものである。なお、この携帯用冷却装置付衣
服は、上記した搭乗者等が使用するばかりでなく、冷却
装置が必要な者が使用してもよく、例えば、冷房装置が
ない場所で作業を行う作業者等が使用することもでき
る。
【0017】この携帯用冷却装置付衣服1は、図1に示
すように、ベスト2等の衣服に冷却装置3を取り付けて
構成されている。この冷却装置3の取り付け位置は、例
えば、図1に示すように、肩や首等の日射が当たりやす
い場所であることが好ましい。
【0018】なお、図1に示した実施の形態では、衣服
としてベスト2を例示してあるが、衣服はベスト2に限
られず、袖付の衣服等、どのような形状であってもよ
い。また、冷却装置3を取り付ける位置は、肩や首等に
限られず、冷却が必要な位置であれば、他のどのような
位置であってもよい。
【0019】上記した冷却装置3は、図2に示すよう
に、ベスト2の生地に接触させて薄板状の蓄冷材4の一
面を取り付け、蓄冷材4の他面には、電子冷却素子5の
冷却部5aを当接させている。また、電子冷却素子5に
は、図1,2に示すように、電源コード6が接続されて
いて、電源コードの先端には、コネクタ7が取り付けら
れている。
【0020】上記した蓄冷材4は、例えば、高分子凝集
剤や、エチレングリコールを含有した樹脂等を柔軟なプ
ラスチック容器等に収容したものである。また、電子冷
却素子5は、一般的にペルチャ素子と称されるもので、
2種の導体、例えばP型半導体とN型半導体とに通電を
行うことにより、冷却部5aと放熱部5bとが生じるよ
うな素子である。
【0021】また、冷却装置3は、ベスト2に対して着
脱可能に取り付けることが好ましい。このように冷却装
置3を着脱可能に取り付けることにより、冷却装置3を
ベスト2から取り外した状態で蓄冷材4の冷却を行うこ
とができ、取り扱いが容易であるとともに、ベスト2が
汚れた場合には、ベスト2のみを洗濯することができ
る。
【0022】また、ベスト2には、電子冷却素子5の放
熱部5bが接触するようにして、放熱部材を設けること
が好ましい。この放熱部材は、図示しないが、例えば、
衣服の表面に蒸着したアルミニウム層や、電子冷却素子
5の放熱部5bに当接させた放熱突起等から構成する。
このように衣服に放熱部材を設けることにより、電子冷
却素子5の放熱効果を促進することができる。
【0023】上記した携帯用冷却装置付衣服1を使用す
るには、予め、家庭用電源や自動車用バッテリ等の電源
に冷却装置3の電源コード6を接続し、電子冷却素子5
に通電して、蓄冷材4を冷却する。蓄冷材4が十分に冷
却されたならば、電源から電源コード6を取り外して、
ベスト2を着用する。
【0024】なお、ベスト2を着用中にも、自動車用バ
ッテリ等の電源に電源コード6を接続し、電子冷却素子
5に通電して、蓄冷材4の冷却を継続してもよい。この
ように、蓄冷材4の冷却を継続すれば、ベスト2の使用
時間を延長することができる。また、ベスト2に放熱部
材を設けている場合には、放熱部材が外気で冷却され、
電子冷却素子5の冷却能力を高めることができる。
【0025】また、蓄冷材4を冷却する際に、ベスト2
から冷却装置3を取り外して、電子冷却素子5に通電を
行ってもよい。このように、ベスト2から冷却装置3を
取り外すことにより、冷却装置3のみを持ち運ぶことが
でき、さらに取り扱いが容易となる。
【0026】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。したが
って、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の
技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣
旨である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記した構成を有するので、
以下に示すような効果を奏する。
【0028】請求項1記載の発明によれば、電子冷却素
子により蓄冷材を冷却し、この蓄冷材により衣服を冷却
している。
【0029】したがって、空気を介して冷却を行わず、
蓄冷材により直接衣服を冷却しているので、十分な冷却
効果を発揮することができる。また、電源や送風ファン
等の装置を携行する必要がなく、装置を小型化すること
ができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、衣服から冷
却装置を取り外すことができる。
【0031】したがって、上記した請求項1記載の発明
の効果に加え、衣服から冷却装置を取り外した状態で、
予め蓄冷材の冷却を行うことができる。このため、装置
の取り扱いが容易になるとともに、衣服が汚れた場合に
は衣服のみを洗濯することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、衣服の表面
に配設した放熱部材により、電子冷却素子の放熱を行う
ことができる。
【0033】したがって、電子冷却素子の放熱効果を促
進させることができ、電子冷却素子の能力を十分に発揮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1に示すのは、本発明に係る携帯用冷却装
置付衣服の斜視図である。
【図2】 図2に示すのは、図1に示した冷却装置の縦
断面図である。
【符号の説明】
1…携帯用冷却装置付衣服、 2…ベスト、 3…冷却装置、 4…蓄冷材、 5…電子冷却素子、 5a…冷却部、 5b…放熱部、 6…コード、 7…コネクタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄冷材(4)と、前記蓄冷材(4)に冷却部
    (5a)を当接させた電子冷却素子(5)と、からなる冷却装
    置(3)を備えたことを特徴とする携帯用冷却装置付衣
    服。
  2. 【請求項2】 前記冷却装置(3)は、衣服に着脱可能に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    携帯用冷却装置付衣服。
  3. 【請求項3】 衣服の表面に放熱部材を配設し、前記放
    熱部材に前記電子冷却素子(5)の放熱部(5b)を当接させ
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯用冷
    却装置付衣服。
JP9294290A 1997-10-27 1997-10-27 携帯用冷却装置付衣服 Withdrawn JPH11131308A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9294290A JPH11131308A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯用冷却装置付衣服

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JP9294290A JPH11131308A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯用冷却装置付衣服

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JPH11131308A true JPH11131308A (ja) 1999-05-18

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JP9294290A Withdrawn JPH11131308A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯用冷却装置付衣服

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874332B2 (en) * 2002-04-22 2005-04-05 Paul A. Forgach Cooling system for protective vest
JP2009520112A (ja) * 2005-09-12 2009-05-21 カー,アンドリュー,ロバート,イングランド 熱交換服
CN108379756A (zh) * 2018-03-11 2018-08-10 甘永俊 一种冰蓄冷式空调消防服

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874332B2 (en) * 2002-04-22 2005-04-05 Paul A. Forgach Cooling system for protective vest
JP2009520112A (ja) * 2005-09-12 2009-05-21 カー,アンドリュー,ロバート,イングランド 熱交換服
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Effective date: 20050104