JPH11130345A - 繊維機械のヤーン供給装置及び駆動ベルトの緊張状態を調整する装置 - Google Patents

繊維機械のヤーン供給装置及び駆動ベルトの緊張状態を調整する装置

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JPH11130345A
JPH11130345A JP10219224A JP21922498A JPH11130345A JP H11130345 A JPH11130345 A JP H11130345A JP 10219224 A JP10219224 A JP 10219224A JP 21922498 A JP21922498 A JP 21922498A JP H11130345 A JPH11130345 A JP H11130345A
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drive belt
yarn
roller
adjusting
tension
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JP10219224A
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Ernst-Dieter Plath
プラス エルンスト−ディーテル
Stefan Seeger
シーガー シュテファン
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/48Thread-feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/20Belt drives
    • B65H2403/25Arrangement for tensioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/32Supporting or driving arrangements for forwarding devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/10Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley provided with radially-actuatable elements carrying the belt

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも一つのヤーン供給ローラ(18)
と、ヤーン供給ローラ(18)を駆動するための駆動ベ
ルト(17)と、直径が変更可能で且つ少なくとも部分
的に駆動ベルト(17)がループ状に巻き付く周壁部
(16a)を有する駆動ローラ(16)と、駆動ベルト
(17)に作用するガイド部材(20)を有する駆動ベ
ルトの緊張状態を調整する装置(19)とを備えている
ヤーン供給装置において、駆動ローラ(16)の周壁部
(16a)の直径の変更に対応して駆動ベルト(17)
の緊張状態を維持できるヤーン供給装置とそのための駆
動ベルトの緊張状態を調整する装置を提供する。 【解決手段】駆動ローラ(16)の周壁部(16a)の
直径の変更に対応して、駆動ベルト(17)の緊張状態
を維持すべく、駆動ベルトの緊張状態を調整する装置
(19)に駆動ベルト(17)に加える少なくとも一つ
の大きな力を発生する制御可能な手段及び駆動ベルト
(17)に加える少なくとも一つの小さな力を発生する
制御可能な手段が含まれることを特徴とするヤーン供給
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一つの
ヤーン供給ローラ18と、当該ヤーン供給ローラ18を
駆動するための駆動ベルト17と、直径が変更可能で且
つ少なくとも部分的に前記駆動ベルト17がループ状に
巻き付く周壁部16aを有する駆動ローラ16と、前記
駆動ベルト17に作用するガイド部材20を有する駆動
ベルトの緊張状態を調整する装置19とを備えているヤ
ーン供給装置に関するものであり、また、このヤーン供
給装置の駆動ベルトの緊張状態を調整する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この形式の公知のヤーン供給装置(DE
−PS 1 286 680、DE39 31 997
A1)には複数個のヤーン供給ローラが備えられ、こ
れらのローラは丸編み機の個々のシステムと関連性があ
り、ヤーンを供給し、共通した駆動ベルトにより回転さ
れる。駆動ベルトは駆動ローラにより頻繁に推進作動を
受け、この駆動ローラは駆動ローラの同等の回転速度、
直径の選択を通じて変動するヤーンの異なるヤーン供給
速度又はヤーンの異なる供給量でのセッティングを可能
にすべく駆動ベルトがその周りに少なくとも部分的にル
ープ状に巻き付く直径の大きさを変更可能な周壁部分を
備えている。駆動ローラの周壁部分の直径の変更は手動
的に又は自動的に行うことが出来る。
【0003】こうしたヤーン供給装置の駆動ベルトには
自動的に作用する駆動ベルトの緊張状態を調整する装置
が組み合っており、この装置は一方では駆動ローラの周
壁部分の直径の拡大化を可能にし、他方では駆動ベルト
と駆動ローラとの間の滑り(スリップ)を無くす目的か
ら、駆動ローラの周壁部分の直径が小さくなるときに、
緊張された状態に、自動的に、駆動ベルトを保つもので
ある。駆動ベルトの緊張状態を調整する装置は通常、テ
ンショニングローラを含み、このテンショニング・ロー
ラは少なくとも部分的に駆動ベルトによってその周囲に
ループ状に巻き付かれており、所定の力、特に弾力的力
の影響を受けるようになっている。
【0004】駆動ローラの周壁部分の直径の変更中に生
じる問題は、駆動ベルトの張力が原因で、特に駆動ロー
ラの周壁部分の直径が大きくなるように変更される際
に、駆動ベルトと駆動ローラの周壁部分との間に比較的
大きい摩擦力が生じてしまうということである。従っ
て、繊維機械が停止される際に実施される駆動ローラの
周壁部分の直径の手動による変更中に、前記駆動ベルト
の緊張状態を調整する装置は、駆動ベルトが緩く下方に
懸下するよう手動的に調節される。こうした調節は基本
的には実際可能ではあるが、例えば、ヤーン供給装置及
びこの装置と併せて駆動ベルトの駆動装置がしばしば床
の上方の高い箇所に配置され、サービス要員が簡単にア
クセスすることが出来ないような丸編み機の場合はその
実施が常時困難である。他方、駆動ローラの周壁部分の
直径の変動がその作動している繊維機械で自動的に実施
される場合は、これは摩擦条件が許す範囲において実施
されるので、直径の変更を行うには必ずしも受け入れる
ことができないほど遅く(ゆっくりと)行わねばならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、サービス要員がアクセスすることが困難な繊維機械
の部分において、複雑な操作を必要とせずに、例えば作
動位置から実施される駆動ローラの周壁部分の直径の簡
単な変更、しかも繊維機械のユーザーによって簡単に行
うことのできる様式で、既に説明済みの形式のヤーン供
給装置を設計することにある。作動している又は停止し
た状態の繊維機械で駆動ローラの周壁部分の直径変更を
実施すべきか否かとは無関係に、これは可能であるべき
である。また、所定の目的に適している駆動ベルトの緊
張状態を調整する装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、少なくとも一つのヤーン供給ローラ18
と、当該ヤーン供給ローラ18を駆動するための駆動ベ
ルト17と、直径が変更可能で且つ少なくとも部分的に
前記駆動ベルト17がループ状に巻き付く周壁部16a
を有する駆動ローラ16と、前記駆動ベルト17に作用
するガイド部材20を有する駆動ベルトの緊張状態を調
整する装置19とを備えているヤーン供給装置であっ
て、前記駆動ローラ16の周壁部16aの直径の変更に
対応して、駆動ベルト17の緊張状態を維持すべく、前
記駆動ベルトの緊張状態を調整する装置19に前記駆動
ベルト17に加える少なくとも一つの大きな力を発生す
る制御可能な手段及び前記駆動ベルト17に加える少な
くとも一つの小さな力を発生する制御可能な手段が含ま
れることを特徴とするヤーン供給装置を提案するもので
ある。
【0007】本発明の更なる具体的な実施態様と、その
作用、効果は、以下の実施例で説明するとおりである。
【0008】
【実施例】本発明について添付の図面を用い、又、繊維
機械の一例として丸編み機を使用する場合の実施例を以
下に一層詳細に説明する。
【0009】図1に示す丸編み機は、ベース・プレート
2をもつフレーム1と、フレーム1上に回転可能に装着
されたニードル・シリンダ3とを備えている。糸ボビン
5用のクリール(creel)4は、フレーム1に沿っ
て取り付けられ、ヤーン6はそこから引き出され、ニー
ドル・シリンダ3に装着された編み針に矢印方向(図
1)にて供給されている。
【0010】ヤーン供給装置は、サポート7および/ま
たはサポート7に設けられたサポート・リング8によっ
てフレーム1上に支持されている。このヤーン供給装置
はベース・プレート2に固定されたチュブラ・サポート
・セクション9を含み、そこにシャフト10が回転可能
に取り付けられ、その両端がチュブラ・サポート・セク
ション9から突出している。ギヤ11は図1に示すよう
に、シャフト10の下端に取り付けられ、ギヤ12を介
して駆動可能にギヤ14に接続されている。ギヤ14は
駆動シャフト15に取り付けられ、駆動シャフト15は
詳細を図示していない方法で丸編み機に装着され、ニー
ドル・シリンダ3と同期してあらかじめ決めた伝達比で
駆動されている。
【0011】ヤーン供給装置は、更にシャフト10の他
端に取り付けられた駆動ローラ16を含み、エンドレス
な駆動ベルト17は予め決めた角度にわたって駆動ロー
ラ16の周面(周壁)に支えられ、更に少なくとも一部
が複数の供給ローラ18の周面(周壁)に支えられ、供
給ローラ18はサポート7またはサポート・リング8に
回転可能に装着されている(図1)。詳細は図示してい
ないが、ヤーン・ガイド(yarn eye)は、これ
らの供給ローラ18に関連付けられ、例えば、公知のよ
うにヤーン6を案内してヤーンのそれぞれが供給ローラ
18の回りに数回巻き付けられるか、あるいは関連の供
給ローラ18の周面と駆動ベルト17の間に置かれるよ
うにして、図1図示の矢印方向に確実にまたは強制的に
ヤーンが供給されるようにする働きをする。
【0012】この形式のヤーン供給装置及びその機能に
ついては一般に公知であり(DE−PS 1 143
294又はDE 39 31 997 A1)、従っ
て、これ以上詳しく説明することは省略する。
【0013】図2及び図3が更に示す如く、駆動ローラ
16上を走行するエンドレスな駆動ベルト17は好まし
くは自動的に動作する駆動ベルトの緊張状態を調整する
装置19により緊張状態に保たれており、この駆動ベル
トの緊張状態を調整する装置19としては、例えば、駆
動ベルト17に対して移動自在に設置されたガイド部
材、ここではガイド部材として、例えば駆動ベルト17
が少なくとも部分的にその周面にループ状に巻き付いて
いるテンショニング・ローラ20を採用することができ
る。このガイド部材としてのテンショニング・ローラ2
0は、なんらかの力の影響を受けて、例えば、このテン
ショニング・ローラ20に係合しているテンショニング
・スプリング21の力又はそこに作用する重量の影響を
受けて、駆動ローラ16の周壁部16aの直径が変更さ
れた時にエンドレスな駆動ベルト17の緊張状態を自動
的に補正するものである。
【0014】駆動ベルト17が巻き付けられている駆動
ローラ16の周壁部16aの直径を変える目的から、前
記駆動ローラ16には、例えば二個の、好ましくは互い
に平行になっているディスクが備えられ、このディスク
の内、一枚の平坦なディスク(第一ディスク)は例え
ば、フェザー・キー等によりシャフト10に取り付けら
れて、シャフト10と一緒に回転するようになってい
る。一方、第一ディスクと同軸の第二ディスク、好まし
くは同じく平坦な第二ディスクは、第一ディスクの下に
所定の間隔をおいて配置され、第一ディスクに対して相
対回転可能になっている。第一ディスクは、シャフト1
0に対して半径方向に伸びた溝が第二ディスクに面する
その下面に設けられ、他方、第二ディスクには、第一デ
ィスクに面するその上面に少なくとも一つのスパイラル
溝が設けられている。第一ディスクと第二ディスクとの
間にはスライド片が配置されており、このスライド片
は、駆動ローラ16の周壁部(周面)を形成し、駆動ベ
ルト17を支える働きをしている。駆動ローラ16の周
壁部(周面)16aの直径は、ピン、突起、または類似
手段によって第一ディスク下面の溝と第二ディスク上面
のスパイラル溝の中に装着されたスライド片が、第一デ
ィスクと第二ディスクとの相対回転によって半径方向に
内側又は外側に移動することにより変更することができ
る。
【0015】この種の駆動ローラ16は、しばしば調整
ディスクとも呼ばれており、その機能は一般に公知であ
るので(DE−PS 1 286 680及びDE−P
S28 46 279)、これ以上詳しく説明すること
は省略する。繰り返しを避ける意味から、最後に述べた
2件の刊行物とDE−PS 1 143 294及びD
E 39 31 997 A1は、引用により本明細書
の主題となるものである。
【0016】図2及び図3は二つの異なる動作位置にお
ける駆動ローラ16と駆動ベルト17を示している。図
2は駆動ローラ16のその最大直径における周壁部分1
6aを示し、一方、図3においては、その最低直径にお
ける周壁部分16aが示されている。従って、図2及び
図3の比較が示す如く、図2におけるテンショニング・
スプリング21は、図3におけるテンショニング・スプ
リング21より圧縮されていない。また、図3における
ガイド部材としてのテンショニング・ローラ20は、図
2におけるテンショニング・ローラ20より内側方向
(半径方向内側)に変位されるので、駆動ローラ16の
周壁部分16aが図2と図3とで異なる直径になってい
るにもかかわらず、駆動ベルト17は、同様の緊張状態
に維持され、駆動ローラ16、供給ローラ18、テンシ
ョニング・ローラ20に接触した状態で、滑り無しに
(スリップすることなしに)保持される。
【0017】駆動ローラ16の周壁部分16aの直径を
変えなければならない時には、ガイド部材としてのテン
ショニング・ローラ20又はテンショニング・スプリン
グ21を非作動状態にして、駆動ベルト17を弛緩させ
る必要がある。この目的の為、例えば、テンショニング
・ローラ20は手動的に変位させるか又は、駆動ベルト
17を他の方法でテンショニング・ローラ20と非結合
の状態に至らせる必要がある。しかしながら、本発明に
よれば、この駆動ベルト17を弛緩状態にすることを、
相当程度迄自動的に行えるようにする手段が設けられ
る。
【0018】図2及び図3によれば、これらの手段には
ガイド部材としてのテンショニング・ローラ20に接続
された調整ユニット22の形態にて制御可能又は切替え
可能なアクチュエータが含まれ、本実施例での実施態様
においては、この調整ユニット22は、シリンダー・ピ
ストン装置で構成され、このシリンダー・ピストン装置
は一端部において機械フレーム等の堅固な部分23に一
端が固定されているシリンダー24、前記シリンダー2
4内で往復動するピストン25及び、ピストン25に固
定されたピストン棒26で構成されている。シリンダー
24外に突出しているピストン棒26の端部はテンショ
ニング・ローラ20を支持しているフォーク型のホルダ
ー27に回転運動自在に関節接続されている。すなわ
ち、テンショニング・ローラ20を回転運動自在に支持
している二個のアーム28を備えたフォーク型のホルダ
ー27に前記ピストン棒26の端部が回転運動自在に関
節接続されている(図2、図3)。
【0019】シリンダー24の両端部には空圧又は油圧
媒体例えば空気又は油等に対する個々の接続用の開口部
29、30が装備されており、この空圧又は油圧媒体に
より調整ユニット22はピストン棒26がその完全に延
長した位置(図2)に適合するか又はその完全に後退し
た位置(図3)に適合するように調整される。以上説明
したように、前述した構成からなるシリンダー・ピスト
ン装置は、空圧又は油圧シリンダー・ピストン装置とし
て構成されている。
【0020】調整ユニット22は好適には、テンショニ
ング・スプリング21に加えて存在しており(図2、図
3)、テンショニング・スプリング21は、調整ユニッ
ト22に対して平行に設けられると共に、その一端部が
機械フレーム等の堅固な部分23に固定され、他端部が
フォーク型のホルダー27に取り付けられている。
【0021】図4及び図5は図2及び図3による駆動ベ
ルトの緊張状態を調整する装置19のピストン25を移
動させる簡単な切替え装置を示しており、同様の部品に
は同様の参照番号が付けてある。空圧又は油圧媒接続用
の開口部29は、圧力調整弁31を介して第一の3/2
路弁32の一つの出口と連通し、当該弁32は圧力源3
3に接続された入力部及び模式的に図解されている排気
ライン34に接続された別の接続部を備えている。他
方、空圧又は油圧媒体接続用の開口部30は、第二の3
/2路弁35の一つの出力部に接続され、この弁35は
圧力源33に接続された入力部及び模式的に図解された
排気ライン36に接続された別の接続部を備えている。
両方の弁32、35は切替え可能な電磁石37、38に
より制御可能であり、これらの電磁石37、38は電気
的なスイッチ39により随意に、励磁又は非励起状態に
出来る。
【0022】本発明の好適な実施態様においては、テン
ショニング・スプリング21の張力は調整ユニット22
が非作動状態にある際に、前記テンショニング・スプリ
ング21が駆動ベルト17に対して、予め選択されてい
る最低限の力を与えるように設定されている。この最低
限の力は、一方では、この最低限の力によって与えられ
る駆動ベルト17の緊張状態に起因して、駆動ベルト1
7と駆動ローラ16の周壁部16aとの間で過剰な摩擦
力が生じ、これによって駆動ローラ16の周壁部16a
の直径の変更(拡大又は縮小)に困難が生じるようなこ
とがなく、他方では、この最低限の力によって与えられ
る駆動ベルト17の緊張状態が弱すぎるがために(駆動
ベルト17が弛緩状態になってしまうがゆえに)駆動ベ
ルト17が、駆動ローラ16、供給ローラ18、テンシ
ョニング・ローラ20などから滑り落ちてしまうことが
ないように設定されているものである。
【0023】図2及び図4に示されている駆動ベルトの
緊張状態を調整する装置19の作動は以下のように行わ
れる。丸編み機の通常の作動中、圧力源33から流れて
来る空圧又は油圧媒体が接続開口29を介してシリンダ
ー24へ流され、この時、図4に示すように、電磁石3
7はスイッチ39により励起される。同時に、電磁石3
8が非励起状態にされ、弁35は接続開口30が排気ラ
イン36に接続される位置においてバネ等により保持さ
れる。従って、接続開口30はそのピストン25の組み
合っている側に存在している空圧又は油圧媒体が流出で
きるよう開いている。これによって、ピストン棒26が
シリンダー24内に引き込まれ、かくしてガイド部材と
してのテンショニング・ローラ20が矢印vの方向(図
2、図3)に、すなわち、半径方向内側に、引き込まれ
る。従って、テンショニング・ローラ20上を走行する
駆動ベルト17により強い力が駆動ベルト17に加えら
れ、その力は接続開口29を通じてシリンダー24内に
空圧又は油圧媒体が圧入されるその圧力に依存し、この
空圧又は油圧媒体が圧入される圧力は、張設ノブ(図示
していない)を備えている圧力調整弁31により調節可
能である。
【0024】ピストン25は、シリンダー24内に接続
開口29を介して空圧又は油圧媒体が圧入されるその圧
力に依存する矢印vの方向(図2、図3)の力が、駆動
ベルト17によって与えられる逆方向の力(図2、図3
に矢印wで示す方向の力)と等しくなるまで、矢印vの
方向に移動し続ける。駆動ベルト17の緊張状態をどの
ような張力状態において維持しておくか予め定めておけ
ば、圧力調整弁31の調整により、駆動ローラ16の周
壁部16aの直径が変更される際であっても、駆動ベル
ト17の緊張状態を維持することができる。
【0025】通常の作動中、駆動ベルト17に加えられ
ている力は、駆動ローラ16の周壁部16aの直径が変
更されても、駆動ベルト17の緊張状態を維持できるよ
うに調整されている。この駆動ベルト17加えられてい
る力は、調整ユニット22のピストン棒26の移動によ
って加えられる力による部分と、テンショニング・スプ
リング21のバネ力によって加えられる力による部分と
で構成されている。しかしながら、テンショニング・ス
プリング21は前述した最低限の力を与える意図がある
のみであり、通常の作動中におけるそれより高い力の調
整は、ピストン棒26を移動させることによって調整可
能な調整ユニット22によって行われる。すなわち、テ
ンショニング・スプリング21が駆動ベルト17に加え
られる力の微調整を担い、調整ユニット22が駆動ベル
ト17に加えられる力の粗調整を担うことになる。
【0026】駆動ローラ16の周壁部16aの直径を、
図3図示の状態から図2図示の状態に拡大させる場合に
は、スイッチ39によって電磁石38が励起され、一
方、電磁石37は非励起状態にされる。これによって、
接続開口30が弁35を介して圧力源33に接続され、
一方、弁32はバネ等により、接続開口29が排気ライ
ン34に接続される位置へ戻される(図5)。これによ
って、ピストン棒26はシリンダー24外に延長され
(矢示w方向へ移動し)(図2)、駆動ベルト17の緊
張状態が緩められて、直径が拡大された駆動ローラ16
の周壁部16aへの当接状態をいままでの緊張状態のま
まで行い続けることができる。
【0027】代替的に、接続開口29のみを排気ライン
34に接続し、空圧又は油圧媒体をピストン25の他方
の側における接続開口30を通じて非圧縮状態にて流入
すことが出来るようにすることも可能であろう。この場
合、駆動ベルト17はそれ自体の固有の弾力的な張力に
起因して緩められ、従って、ガイド部材としてのテンシ
ョニング・ローラ20は矢印vの反対の方向(すなわち
矢印w方向)に引っ張られ、ピストン棒26を更にシリ
ンダー24外に引き出し、テンショニング・スプリング
21に力をかけることになる。この場合においては、テ
ンショニング・スプリング21により与えられる小さな
力が駆動ベルト17にかけられることによって、駆動ロ
ーラ16の周壁部16aの直径変更に対応する駆動ベル
ト17の緊張状態を維持しようとするものである。
【0028】駆動ローラ16の周壁部16aの直径は任
意に調節可能である。駆動ローラ16の周壁部16aの
直径が図2図示の状態から図3図示の状態へと小さくな
る場合には、シリンダー24の接続開口29に空圧又は
油圧媒体が供給され、駆動ベルト17に加えられる力が
自動的に再びその予め選択された大きい値に適合するこ
とになる。
【0029】従って、前述した駆動ベルトの緊張状態を
調整する装置19により駆動ベルト17に対して二つの
異なる力を加えることが簡単にセットできる。このよう
に駆動ベルトの緊張状態を調整する装置19により駆動
ベルト17に対して二つの異なる力を加えることを簡単
に行うために、スイッチ39がオン・オフ切り替えさ
れ、シリンダー24への接続開口29、30を介しての
空圧又は油圧媒体の供給又は排出が制御されることにな
る。
【0030】この分野において公知の設定装置(例え
ば、DE 39 31 997 A1)を用いることに
より、スイッチ39は、制御盤からオペレータが指示す
ることにより簡単にオン・オフ切り替えできるので、丸
編み機に駆動ベルトの緊張状態を調整する装置19を具
備させ、これを自動的に制御することが可能である。
【0031】前述したように、図2及び図3の実施例で
は、テンショニング・スプリング21と調整ユニット2
2とを用いて、駆動ベルト17に対して二つの異なる力
を加えるように調整することができるが、これら以外の
手段を採用して駆動ベルト17に対して加える力の大き
さを調整(変更)することも可能である。
【0032】これは例えば、空圧又は油圧媒体がシリン
ダー24内へ流される際の圧力変動が採られることから
可能となる。他の可能性は別の同等又は同様の調整ユニ
ットが調整ユニット22と平行に配置され、又、これら
の調整ユニットに供給される空圧又は油圧媒体の圧力を
異なる値にセット出来る点にある。このようにして例え
ば、駆動ローラ16の周壁部16aの直径の拡大化に対
しては、より小さい力を駆動ベルト17に対して加え
る、すなわち駆動ローラ16の周壁部16aの直径が小
さくなる場合よりも、より小さな力を駆動ベルト17に
対して加えることが可能である。
【0033】テンショニング・スプリング21として
は、気体圧バネを採用することもできる。いずれにして
も、駆動ローラ16の周壁部16aの直径が変更してい
るすべての過程において、駆動ベルト17の緊張状態を
一定に保つために、駆動ベルト17に加える力を適宜に
調整することができる。
【0034】図6及び図7は図6に模式的にのみ図解さ
れている調整装置の助けにより駆動ベルト17に加える
力を調整し、駆動ベルト17の緊張状態を維持しようと
するものである。簡略化の目的上、図6、図7では、図
2、図3に示す駆動ベルト17の円周の一部分のみが中
心点Mと共に示されている。図2、図3と共通する部分
には、共通の符号をつけてある。
【0035】ここでガイド部材としてのテンショニング
・ローラ20は出力測定装置42により調整ユニット4
3の形態になった制御可能又はオン・オフ切り替え可能
なアクチュエータに接続され、図2及び図3の場合と同
様に、駆動ベルト17に対して小さな力から大きな力ま
で加えることができるように、ガイド部材としてのテン
ショニング・ローラ20を中心点Mに対して半径方向内
側又は外側に移動させることができる。出力測定装置4
2は調整ユニット43とテンショニング・ローラ20を
支持しているホルダー44の間に配置されており、例え
ば、これは中間バネとして働くものであり、これによっ
て駆動ベルト17に加える力の変動が大きくても、調整
ユニット43の動作における不正確性が生じることを防
止できる。この中間バネとして働く出力測定装置42の
変動は、例えば任意の時点に駆動ベルト17に加える実
際の力に対応する電気的な信号に変換され、前記信号は
比較器45の一つの入力に流れ、この比較器45は第二
の入力を備え、この第二の入力はエミッタ46に接続さ
れており、このエミッタ46からは予め選択された所要
の力を駆動ベルト17に加えるのに対応する所要の値に
対応する信号が送り込まれている。比較器45は前記エ
ミッタから入力されてくる所要の信号と前記実際の信号
の両者を比較し、その両者から決定される差信号を調整
ユニット43に作用している調節装置48に接続された
レギュレータ47へ流す。こうして、調整ユニット43
により駆動ベルト17に加えられる力は、自動的にその
要求された値のエミッタ46で予め決定されている通常
の値に維持されるようになる。
【0036】図6、図7の実施例においては、この調整
装置は電気的又は電子的調整装置として構成され、即
ち、その実際の信号と要求される値の信号は電気的信号
である。調節装置48は例えば電動機、特に、サーボ・
モータ又はステッピング・モータで構成され、そのモー
タの出力軸上には平歯車49が固定され、一方、調整ユ
ニット43は例えば、長手方向の側部に平歯車49と噛
合するラック50が備えてある。電動機の回転方向に応
じてこの調整ユニット43は矢印xの方向に移動して駆
動ベルト17に加える力を大きくするか、あるいは又は
矢印yの方向に移動して駆動ベルト17に加える力を小
さくする。
【0037】エミッタ46で与えられる所要の値の信号
は例えば図6に示され、且つエミッタ46からの所要の
値に接続された電気的回転スイッチ51の助けにより諸
段階又は不特定的に変動可能な状態で予め選択可能であ
る。この様にして、図2及び図3の場合の如く、駆動ロ
ーラ16の通常の作動又は駆動ローラ16の周囲部16
aの直径の変化に対応して駆動ベルト17に作用する少
なくとも2つの異なる力を生み出すことが出来、この力
は、更に調整ユニット43により図6及び図7の実施態
様における一定値にモニターされ、調整される。
【0038】図6及び図7に示された出力測定装置42
の代わりに他の出力測定装置を提供出来る。一例として
のみ全体的に編み機械に使用される全ての出力測定装
置、例えば、ヤーン張力を測定し、ここでは駆動ベルト
17用としてアナログ的に使用可能な装置を挙げること
ができる。こうした出力測定装置は例えば、駆動ベルト
17に当接するガイド部材が装備されている供給ローラ
18と駆動ベルト17に作用している力に応じて枢着位
置に保持する供給ローラ18の間に配置されたピボット
・レバーを備えている。ピボット・レバーの位置は例え
ば光エレクトロニクス手段により走査され、次に、駆動
ベルト17の緊張状態を維持するために駆動ベルト17
に加えられる力に対して電気的に実際の値の信号特性を
提供する。こうした装置については例えばEP 0 2
56 519 A1に説明してあり、これは本明細書で
は繰り返しを避けるため本発明の開示内容の主題として
導入してある。
【0039】前述の如く、駆動ローラ16の周壁部16
aの直径の調整を手動式の代わりに自動式に行うべき場
合には、要求されるエミッタ46からの値は例えば、慣
用的に繊維機械内に存在しているプログラム制御装置の
出力に適用され又はその出力にスイッチ・オーバーされ
る。例えば、こうした場合、一方ではプログラム制御装
置が駆動ローラ16の周壁部16aの直径変更に対して
セット・アップされた調節装置(例えばDE39 31
997 A1)に通される制御信号を与え、他方では
直径の変更前及び変更後の適切な時点に所要値の信号を
比較器45に流し、これらは個々の事例において要求さ
れる駆動ベルト17に加えるべき力を生み出す。
【0040】図8は図1乃至図7による駆動ベルトの緊
張状態を調整する装置の助けにより駆動ローラ16の周
壁部16aの直径の自動的調節がどの様に行えるかをブ
ロック図を介して示しており、供給ローラ18により丸
編み機に通されるヤーンの量を制御できる。本例の場
合、同等の部品には全体を通じて同等の参照番号が付け
られている。図8においては1つの供給ローラ18のみ
が示されており、この供給ローラ18はここでは破線で
部分的にのみ示されている駆動ベルト17により図1乃
至図7の場合と同様に駆動され、ヤーン6を丸編み機へ
供給する。ここで、駆動ローラ16は例えば、ドイツ実
用新案登録2 030 333と同様に設計されてお
り、これはここでは繰り返しを回避するため本発明の開
示内容の主題とされており、従って、電動機、特に、サ
ーボ・モータ又はステッピング・モータの形態になった
調節装置53が装備され、これはディスクの形態になっ
たアクチュエータ55上に歯車54を介して作用し、周
縁部には歯が付けてあり、これは一方向又は他方向での
モータの回転時に駆動ベルト17をガイドしている周壁
部分16aの直径を変える。その上、ヤーン6のエリア
には供給ローラ18により丸編み機に受け渡されるヤー
ンの量を検出する測定装置56が示されている。
【0041】代替的に、この測定装置56は又、ヤーン
の張力を決定するようセット・アップ可能であろう。こ
の測定装置56には例えば測定ローラ57が含まれ、そ
の周りにはヤーンがループ状に巻き付けられ、この測定
ローラ57には光エレクトロニクス・センサー58で走
査可能とされる周方向に隔置された孔59が備えてあ
る。代替的に、この孔は永久磁石又は他の手段との置換
も可能であり、又、このセンサーは誘電性のもの又は他
の方式のものに設計することが出来よう。ヤーン測定装
置及びその受け渡されるヤーンの量を電気的測定信号に
変換するこのヤーン測定装置と組み合っている装置につ
いては全体的に当技術の熟知者に公知であり、例えば、
刊行物DE−OS 21 27 953、DE−OS
24 36401又はDE 38 27 453 C1
に説明されており、これらの刊行物については、繰り返
しを回避する目的から本発明の開示内容の主題とされて
いる。
【0042】センサー58は詳細には図解されていない
回路配列に接続されており、その出力部において、任意
の時点で供給されるヤーンの量に実際に対応する信号を
出力している。この供給されるヤーンの実際の量に対応
している電気的信号は、比較器64内で所要値信号と比
較される。この所要値信号とは、例えばライン60を介
してプログラム制御装置61又はエミッタ46から提供
されるものである。比較器64により決定される前記供
給されるヤーンの実際の量に対応している電気的信号と
所要値信号との差の値は調整器62へ流され、この調整
器62は供給されるヤーンの量が、常時、プログラム制
御装置61によって又はエミッタ46で予め決定されて
いる所要値に対応する量になるように調節装置53を制
御すべく、調節装置53に流される調節信号を発生す
る。プログラム制御装置61は、比較器64に対して、
予め決定された駆動ローラ16の周壁部16aの直径の
変更に対応する所要の値の信号を与える一方、適切な時
点において、前掲の内容に従って駆動ベルト17に加え
る力を変えるべくエミッター46(図6)に対する信号
をライン63を介して送信出来る。従って、図2及び図
3の場合における如く、供給されるべきヤーンの量及び
/又は駆動ベルト17に加える力の変更を中央作動位置
等から容易、且つユーザーに親しみ易い様式にて実施す
ることが出来るとする利点が結果的に得られる。
【0043】ヤーンの所要量に対して必要とされる駆動
ローラ16の周壁部16aの直径の決定は式 d = L/(i・π) で行うことが出来、ここでdは駆動ローラ16の周壁部
分16aの直径であり、Lは受け渡されるヤーンの量を
ヤーンの長さ/ニードル・シリンダーの回転にて表し、
iはニードル・シリンダー3と駆動ローラ16の間の図
1における歯車11、14の両者により予め決定された
送り量である。
【0044】前記式が成立するための条件はヤーン6を
供給している供給ローラ18の周壁部の直径が駆動ベル
ト17で駆動されている供給ローラ18の周壁部分の直
径に対応する点にある。そうでない場合はヤーンを供給
している供給ローラ18の周壁部分の直径も演算内容に
含まれる。
【0045】駆動ローラ16の周壁部分16aの直径に
対してこの方式にて決定された値は最初に例えばプログ
ラム制御装置61(図8)を介して手動式にセット出来
る。次に、この値は図8による調整装置によりモニター
可能とされ、一定状態に保つことが出来る。
【0046】ガイド部材としてのテンショニング・ロー
ラ20の変位に対して必要とされる調節経路は、例え
ば、他方では式 l=(u1ーu2)/4 から生じ、ここでlは変位経路であり、u1、u2は直
径の変更前後における周壁部分16aの直径であり、前
記式が成立するための条件はガイド部材としてのテンシ
ョニング・ローラ20が実質的に180°の周壁部分に
わたり駆動ベルト17によりループ状に巻き付かれてい
る点にある。
【0047】本発明は多くの様式にて改変可能であり、
前述の諸実施態様に限定されるものではない。例えば、
駆動ベルト17は又、特に歯付きベルトの形式にするこ
とが出来、この歯付きベルトは各種ローラ又は車輪の対
応する歯と協同する。従って、「駆動ベルト」という用
語は可能性のある全ての駆動部材に対する一般的名称と
して作用する意図がある。
【0048】図2及び図3の実施態様においては、駆動
ベルトに加える或る最低限の力を必要としないか又は他
の様式にて発生される場合はテンショニング・スプリン
グ21を省略することが出来よう。
【0049】供給ローラ18の通常の作動が意図されて
いる駆動ベルトの高い緊張状態を発生すること及び周壁
部16aの直径の変更が意図されているこれより小さい
駆動ベルトの緊張状態を発生することを目的として調整
ユニット22を使用することも可能であろう。この目的
のため、この様式にてピストン棒26を伸長させ、全体
的に又は部分的にそのテンショニング・スプリング21
の力を取り除く目的で圧力媒体を接続開口30を介して
シリンダー24に供給する際は小さい力を駆動ベルトに
加えることが単に必要となろう。
【0050】一例としてのみ与えてある周壁部16aの
直径を設定する手段を他の手段と置換することも可能で
あろう。
【0051】本発明の理解を簡略化する意図がある諸例
としてのみ解釈すべきものである駆動ベルト17に加え
る力の変更を対象として提案される手段に同じ内容を適
用する。結局、電気的手段による代わりに油圧又は空圧
手段により少なくとも部分的にその調整を実施するよう
図4及び図5に類似している図2及び図3に従っている
駆動ベルト17に加える力の調整装置を囲設されている
調整回路内に含ませることが出来る。その上、近代的な
マイクロ・エレクトロニクスにより、又はマイクロ・コ
ンピューター等で制御される構成要素の助けにより各種
測定、制御及び調整装置を作成出来る。
【0052】最後に、本発明による諸特徴は又、これら
図解し説明して来た内容とは異なる組み合わせにて使用
することも可能であることが自明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヤーン供給装置を備えた丸編み機の
該当部分を一部破断して示した正面図。
【図2】 本発明による駆動ベルトの緊張状態を調整す
る装置の動作を説明する一部を省略した平面図。
【図3】 本発明による駆動ベルトの緊張状態を調整す
る装置の図2と異なる状態における動作を説明する一部
を省略した平面図。
【図4】 調節ユニット22の動作を説明する回路図。
【図5】 調節ユニット22の図2と異なる状態におけ
る動作を説明する回路図。
【図6】 本発明の他の駆動ベルトの緊張状態を調整す
る装置の動作を説明する一部を省略した平面図。
【図7】 本発明の他の駆動ベルトの緊張状態を調整す
る装置の図6と異なる状態における動作を説明する一部
を省略した平面図。
【図8】 本発明の更に他の駆動ベルトの緊張状態を調
整する装置の回路構成を説明するブロック図。
【符号の説明】
16 駆動ローラ 16a 駆動ローラの周壁部 17 駆動ベルト 18 供給ローラ 19 駆動ベルトの緊張状態を調整する装置 20 ガイド部材(テンショニング・ローラ) 21 テンショニング・スプリング 22、43 調整ユニット 24 シリンダー 25 ピストン 26 ピストン棒 39、51 スイッチ 46 エミッタ 53 設定装置 56 測定装置 61 プログラマブル制御装置 62 調整器 64 比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−ディーテル プラス ドイツ連邦共和国 ディー−72461 アル ブシュタット イム ベグランガー 5 (72)発明者 シュテファン シーガー ドイツ連邦共和国 ディー−72471 ユン ジンゲン ブルネンストラーセ 9

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのヤーン供給ローラ(1
    8)と、当該ヤーン供給ローラ(18)を駆動するため
    の駆動ベルト(17)と、直径が変更可能で且つ少なく
    とも部分的に前記駆動ベルト(17)がループ状に巻き
    付く周壁部(16a)を有する駆動ローラ(16)と、
    前記駆動ベルト(17)に作用するガイド部材(20)
    を有する駆動ベルトの緊張状態を調整する装置(19)
    とを備えているヤーン供給装置であって、前記駆動ロー
    ラ(16)の周壁部(16a)の直径の変更に対応し
    て、駆動ベルト(17)の緊張状態を維持すべく、前記
    駆動ベルトの緊張状態を調整する装置(19)に前記駆
    動ベルト(17)に加える少なくとも一つの大きな力を
    発生する制御可能な手段及び前記駆動ベルト(17)に
    加える少なくとも一つの小さな力を発生する制御可能な
    手段が含まれることを特徴とするヤーン供給装置。
  2. 【請求項2】 駆動ベルトの緊張状態を調整する装置
    (19)にはガイド部材(20)に接続された調整ユニ
    ット(22、43)が含まれることを特徴とする請求項
    1記載のヤーン供給装置。
  3. 【請求項3】 調整ユニット(22)にはガイド部材
    (20)を変位させるためのシリンダー(24)、ピス
    トン(25)、ピストン棒(26)によって構成される
    シリンダー・ピストン装置が含まれることを特徴とする
    請求項2記載のヤーン供給装置。
  4. 【請求項4】 予め選択された最低限の力を駆動ベルト
    (17)に加えるテンショニング・スプリング(21)
    が、駆動ベルトの緊張状態を調整する装置(19)に備
    えてあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか一項記載のヤーン供給装置。
  5. 【請求項5】 テンショニング・スプリング(21)が
    調整ユニット(22)と平行に設けられていることを特
    徴とする請求項4記載のヤーン供給装置。
  6. 【請求項6】 テンショニング・スプリング(21)が
    駆動ベルト(17)に加える力の微調整を担い、調整ユ
    ニット(22)が駆動ベルト(17)に加える力の粗調
    整を担うことを特徴とする請求項5記載のヤーン供給装
    置。
  7. 【請求項7】 調整ユニット(43)が調節装置(4
    8)により移動自在であることを特徴とする請求項2記
    載のヤーン供給装置。
  8. 【請求項8】 ガイド部材(20)は、駆動ベルト(1
    7)が少なくとも部分的にループ状に巻き付いているテ
    ンショニング・ローラであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項7のいずれか一項記載のヤーン供給装置。
  9. 【請求項9】 駆動ベルトの緊張状態を調整する装置
    (19)に、駆動ベルト(17)に加える力を大から小
    へ、またその逆へと切り換えるためのスイッチ(39、
    51)が組み込まれていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のいずれか一項記載のヤーン供給装置。
  10. 【請求項10】 スイッチ(39、51)が電気的スイ
    ッチであることを特徴とする請求項9記載のヤーン供給
    装置。
  11. 【請求項11】 駆動ローラ(16)が周壁部(16
    a)の直径を変更するための制御可能な設定装置(5
    3)を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    10のいずれか一項記載のヤーン供給装置。
  12. 【請求項12】 設定装置(53)が電動機であること
    を特徴とする請求項11記載のヤーン供給装置。
  13. 【請求項13】 供給ローラ(18)により繊維機械に
    供給されるヤーンの量を測定する自動的に作動する測定
    装置(56)が備えてあることを特徴とする請求項1乃
    至請求項12のいずれか一項記載のヤーン供給装置。
  14. 【請求項14】 供給ローラ(18)により繊維機械に
    供給されるヤーンの量を調整する調整装置を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一
    項記載のヤーン供給装置。
  15. 【請求項15】 調整装置に比較器(64)が含まれ、
    当該比較器(64)にはエミッタ(46)側に接続され
    ている入力及び繊維機械に供給されているヤーンの量の
    実際の値を示す入力が接続されていると共に、エミッタ
    (46)側から供給される所要の値と前記繊維機械に供
    給されているヤーンの量の実際の値の差に応じて制御信
    号を発生するべく設定装置(53)接続されている調整
    器(62)への出力が備えてあることを特徴とする請求
    項14記載のヤーン供給装置。
  16. 【請求項16】 エミッタ(46)がプログラム制御装
    置(61)の一部として設計され、エミッタから出力す
    る値を所要の異なる値に設定可能であるようにしたこと
    を特徴とする請求項15記載のヤーン供給装置。
  17. 【請求項17】 プログラム制御装置(61)が駆動ベ
    ルトの緊張状態を調整する装置(19)の調整ユニット
    (22)に接続され、駆動ローラ(16)の周壁部(1
    6a)の直径の変更に対応して駆動ベルト(17)に加
    える力を減少又は増加させるように構成されることを特
    徴とする請求項16記載のヤーン供給装置。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至請求項10のいずれか一
    項記載の繊維機械のヤーン供給装置に採用されているこ
    とを特徴とする繊維機械のヤーン供給装置の駆動ベルト
    の緊張状態を調整する装置。
JP10219224A 1997-08-01 1998-08-03 繊維機械のヤーン供給装置及び駆動ベルトの緊張状態を調整する装置 Pending JPH11130345A (ja)

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