JPH11130080A - 感熱記録ラベルの取付構造 - Google Patents

感熱記録ラベルの取付構造

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JPH11130080A
JPH11130080A JP30952197A JP30952197A JPH11130080A JP H11130080 A JPH11130080 A JP H11130080A JP 30952197 A JP30952197 A JP 30952197A JP 30952197 A JP30952197 A JP 30952197A JP H11130080 A JPH11130080 A JP H11130080A
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JP
Japan
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recording label
thermal recording
label
heat
thermosensitive recording
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Application number
JP30952197A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kitamura
秀明 北村
Toshio Shibukawa
利夫 渋川
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱記録ラベルへの記録又は消去を短時間に
効率的にかつ確実に行う。 【解決手段】 感熱記録ラベル取付具1は、感熱記録ラ
ベル21の手前側への飛び出しを防止可能な周縁状の正面
部2と、正面部下方に位置する底部5とを有する。正面
部2の裏面に挿入された感熱記録ラベル21を正面部2の
左右両側の裏面側において係止する係止部6,7 を設け、
感熱記録ラベル21と目的物31表面に、1mm以上の一定
の空隙tを保持するようにする。正面部2の上縁部の裏
面に突起10を形成し、挿入された感熱記録ラベル21の飛
び出しを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録ラベルの
取付構造、詳しくは可逆性感熱記録材料層を基材に形成
した感熱記録ラベルを、搬送用容器その他の目的物に適
用する(取り付ける)際に用いられる、いわゆるカード
差し構造を有する感熱記録ラベルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体に目視可能な記録を行な
いまたそれを消去する方法として、合成樹脂母材の中に
有機低分子物質を分散させた、温度により透明状態と不
透明(白濁)状態に変化する可逆性感熱記録材料を使用
することが知られている。このような可逆性感熱記録材
料による可逆性感熱記録材料層をPET等のプラスチッ
クフィルムからなる基材面に設けて感熱記録ラベルを構
成することが知られている。
【0003】上記感熱記録ラベルは、繰り返し可視情報
を記録又は消去することができるため、これを各種プリ
ペイドカード等に適用することが可能であるが、本出願
人は、搬送物、搬送場所等の情報を表示した上記感熱記
録ラベル(表示ラベル)を荷物搬送用等の搬送用容器に
取り付けることを提案しており(特願平8−1116
号)、該発明によれば、表示すべき情報が変わる度にラ
ベルを剥がす必要がなくなり、また、搬送用容器の形状
に影響されることなく、搬送中にラベルに記録が行え、
かつ、耐久性に優れた搬送用容器が提供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、感熱記録ラベ
ルに文字や図形その他の情報を記録(印字)したり消去
したりする場合、加熱、冷却する必要がある。上記のよ
うな感熱記録ラベルを搬送用容器等の目的物に直接貼り
付けるような場合、感熱記録ラベルが搬送用容器等に接
触しているため熱伝導による熱損失で、感熱記録ラベル
の温度を変化させるのに時間がかかる。
【0005】そこで、感熱記録ラベルを搬送用容器等の
目的物に直接貼り付けるのではなく、補助具を介して取
り付けることが提案されつつある。このような補助具と
しては、例えば、図3に示すような、いわゆるカード差
し構造の補助具41を採用し、ポケット状となし、これ
をコンテナ等の目的物31に取り付け、感熱記録ラベル
21を入れることが考えられる。
【0006】しかし、このような補助具では、次のよう
な問題を生ずる。 感熱記録ラベルが容器面と接触することにより、印字
や消去の際の加熱時、熱がコンテナに伝わり効率が悪く
なる。 感熱記録ラベル21と容器31面との距離L1,L2
が一定しないため、印字に際してレーザー光線の焦点か
ら位置が外れ、印字の太さにバラツキを生じる(図4参
照)。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
であり、感熱記録ラベルへの記録又は消去を短時間に効
率的にかつ確実に行うことができる感熱記録ラベルの取
付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1) 可逆性感熱記録材料層を基材に形成した感熱記
録ラベルと、該感熱記録ラベルが適用される目的物の表
面に、一定の空隙が保持されるように前記感熱記録ラベ
ルを係止するようにした、カード差し構造を有する感熱
記録ラベルの取付構造である。
【0009】感熱記録ラベルと目的物の表面に一定の空
隙が保持されるように前記感熱記録ラベルが係止される
ので、感熱記録ラベルへの印字又は消去を行うに当たり
熱損失が小さく、加熱器等による加熱、冷却が効率よく
行われ、感熱記録ラベルへの記録又は消去を短時間にか
つ確実に行うことができる。しかも、ラベルを差込み挿
入して取り付けるカード差し構造を有するので、ラベル
の着脱が容易である。
【0010】(2) 前記感熱記録ラベルの手前側への
飛び出しを防止可能な正面部と、該正面部下方に位置す
る底部と、前記正面部の裏面に挿入された感熱記録ラベ
ルを前記正面部の左右両側の裏面側において係止し、前
記正面部と前記目的物の表面との空隙を保持する係止部
とを備えたことを特徴とする(1)項記載の感熱記録ラ
ベルの取付構造である。
【0011】(3) 前記正面部を周縁状に形成すると
ともに、その上縁部の裏面に突起を形成し、挿入された
感熱記録ラベルの上方からの飛び出しを防止するように
したことを特徴とする(2)項記載の感熱記録ラベルの
取付構造である。正面部を周縁状に形成したので、挿入
された感熱記録ラベルが前面に飛び出すこともない。
【0012】(4) 前記空隙は、1mm以上であるこ
とを特徴とする(1)(2)又は(3)項記載の感熱記
録ラベルの取付構造である。
【0013】上記構成は、さらに次のような課題を解決
するものである。前述のとおり、感熱記録ラベルをコン
テナ等の目的物に適用する場合において、コンテナを継
続使用するとき、汚れたコンテナを水で洗浄することが
よく行われる。ここで、感熱記録ラベル21と目的物3
1の表面に一定の空隙tが保持されるその間隔が小さい
と、コンテナの洗浄時の水滴が毛細管現象によっていつ
までも残る(図5参照)。そのために、印字又は消去の
ための加熱時の熱エネルギーが水滴の蒸発に奪われてし
まう。しかし、感熱記録ラベル取付具5にセットされた
感熱記録ラベル21と目的物31の表面の空隙tを1m
m以上とすることにより、水の表面張力により毛細管現
象が生じないだけの間隔が形成され、上記不都合を解消
することができる(図2(b)参照)。上記空隙は、空
隙が大きすぎて出っ張ることによりじゃまになることの
ない程度であればよい。
【0014】(5) 前記底部は、通気性を有すること
を特徴とする(2)(3)又は(4)項記載の感熱記録
ラベルの取付構造である。
【0015】上記構成は、さらに次のような課題を解決
するものである。感熱記録ラベル取付具1の底部5が、
図5に示すように遮蔽された形状であると、上記のよう
にコンテナを水で洗浄した後、風で水滴を吹き飛ばそう
としても、同部に水滴が残ってしまう。しかし、底部を
遮蔽された形状とせず底部に通気性(及び通水性)をも
たせることにより(図2参照)、取付具の裏面を風がス
ムーズに流れるので、速やかに感熱記録ラベルの裏面の
水滴を除去することができ、その結果、感熱記録材記録
ラベルの感熱効率が上がる。
【0016】(6) 前記正面部の両側の側面部は、通
気性を有することを特徴とする(5)項記載の感熱記録
ラベルの取付構造である。該構成により、いっそう速や
かに感熱記録ラベルの裏面の水滴を除去することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】先ず、可逆性感熱記録材料層を基
材に形成した感熱記録ラベルについて説明する。可逆性
感熱記録材料層を構成する可逆性感熱記録材料として
は、例えば、高分子樹脂母材の中に有機低分子物質を分
散させたもので、温度領域T1から常温に冷却するこ
とにより透明状態に、温度領域T1よりも高い温度領域
T2から常温に冷却することにより不透明(白濁)状態
に可逆的に変化するもの、温度領域T3から常温に冷
却することにより不透明(白濁)状態に、温度領域T3
よりも高い温度領域T4から常温に冷却することにより
透明状態に可逆的に変化するもの、温度領域T5に処
理された後、冷却速度の制御によって透明状態と不透明
(白濁)状態とを可逆的に変化するもの、加熱条件に
より発色状態と消色状態とを可逆的に変化するもの、等
が挙げられる。
【0018】上記の可逆性感熱記録材料は、透明地
/白濁印字のパターン(ポジ型)と白濁地/透明印字の
パターン(ネガ型)の2種の可視画像パターンを示すこ
とができる。においては、低温T1で透明化し、高温
T2を与えて印字してポジ型の記録、においては、低
温T3で白濁化し、高温T4を与えて印字してネガ型の
記録が行える。
【0019】においては、急冷で透明化、徐冷で不透
明(白濁)化する性質を利用し、徐冷消去/急冷印字で
ネガ型の記録が行える。においては、高分子樹脂母材
とそれに分散された電子供与性呈色化合物及び電子受容
化合物を主成分とし、加熱条件により、発色地/無色印
字のパターンと無色地/発色印字の2種の可視画像パタ
ーンが可能である。
【0020】上記の可逆性感熱記録材料は、非接触のレ
ーザ光線の熱変換を利用して印字が可能である。また、
消去は熱風を吹きかけたり、赤外線ヒータによる加熱等
により可能である。
【0021】可逆性感熱記録材料層を形成する基材とし
ては、PET、ポリカーボネート、ポリプロピレン、そ
の他の耐熱性の良好なプラスチックフィルム又はシート
が好ましい。基材の厚さは、10〜500μm、好まし
くは50〜250μmである。そして、このような基材
の表面に反射層、可逆性感熱記録材料層、保護層等を、
公知の方法により、順次積層して感熱記録ラベルを構成
することができる。
【0022】反射層は、可逆性感熱記録材料層に形成さ
れる情報を見やすくするためのものであり、アルミニウ
ム、スズ等の蒸着又は箔等が好ましい。反射層に代えて
基材の表面を印刷等で着色し、下地の色が透けるように
して情報を表示することもできる。基材と可逆性感熱記
録材料層との間に空気層を設けてコントラストを向上さ
せることもできる。
【0023】可逆性感熱記録材料を構成する高分子樹脂
母材としては、透明性で成膜性のよい合成樹脂、例え
ば、ポリ塩化ビニルとその共重合体(塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体等)、ポリ塩化ビニリデンとその共重合
体、その他の公知の樹脂母材が用いられる。
【0024】高分子樹脂母材の中に分散させる有機低分
子物質としては、高級脂肪酸、高級ジカルボン酸、高級
脂肪酸エステル、高級ケトン、高級エーテル、高級アル
コール、及びその誘導体等、公知のものが挙げられ、透
明化温度域を広げるために融点の異なるものを混合して
使用することができる。可逆性感熱記録材料層の厚さ
は、通常3〜20μmである。
【0025】保護層としては、PET、ポリエーテルイ
ミド、ポリアクリレート、ポリカーボネート、アクリル
樹脂等の耐熱性の高い透明性のフィルム又は塗膜を用い
ることができる。
【0026】上記のような感熱記録ラベルには、さらに
必要に応じて適宜材料層を付加してもよい。
【0027】次に、本発明に係る感熱記録ラベルの取付
構造を採用した感熱記録ラベル取付具1を目的物31た
るコンテナに適用した場合の具体的な実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0028】図1は本発明に係る感熱記録ラベルの取付
構造を採用した感熱記録ラベル取付具1の第1の実施の
形態を示すもので、(a)は正面側から見た感熱記録ラ
ベル取付具1の斜視図、(b)は正面中央縦断面図、
(c)は横断面図である。便宜上、図1(a)では感熱
記録ラベルが取付けられていない状態、図1(b)
(c)では感熱記録ラベル21が取付けられている状態
を表す。図2は第2の実施の形態を示すもので、(a)
は正面側から見た感熱記録ラベル取付具1の斜視図、
(b)は正面中央縦断面図、(c)は正面中央横断面図
である。便宜上、図2(c)のみ感熱記録ラベル21が
取付けられている状態を表す。
【0029】図1に示す感熱記録ラベル取付具1は、正
面部2と両側面部3,4と底部5とを有してなる。正面
部2は周縁状に形成され、挿入された感熱記録ラベル2
1の周囲が正面部2に当たり、前面に飛び出さないよう
になっている。両側面部3,4は正面部2と目的物31
の表面を隔てる。底部5は挿入された感熱記録ラベル2
1の下端部を受ける。
【0030】正面部2の左右両側の裏面側には、正面部
2の裏面に挿入された感熱記録ラベル21を係止する係
止部6,7が左右各側において上下方向に複数(本例で
は2個づつ)設けられている。これにより、挿入された
感熱記録ラベル21の周囲が正面部2に当接する状態
で、感熱記録ラベル21が適用される目的物31との間
に、一定の空隙tが保持されるようになっている。係止
部6,7は、挿入された感熱記録ラベル21が前後に動
かないように、可撓性のある構造で常に感熱記録ラベル
21を正面部2に押し付けることのできるようにする
か、又はがたつきの少ない構造にする。本例では、図1
(c)に示すように、係止部6,7は、両側面部3,4
の内面から一旦正面部2側に向けて斜めに立ち上がり、
丁度感熱記録ラベル21が挿入されることのできる空隙
を保って途中から中心に向けて正面部2とほぼ平行に延
びており、感熱記録ラベル21を確実に係止、支持でき
るようになっている。もっとも、係止部6,7は、上記
の構造に限定されるものではない。
【0031】また、係止部6,7に対応する正面部2の
位置には窓(透孔)8,9が形成されており、感熱記録
ラベル21が、係止部6,7の前側にきちんと挿入され
たかどうかを視認することができるようになっている。
【0032】周縁状に形成された正面部2の上縁部の裏
面には図1(a)(b)に明らかなとおり、突起10が
形成されており、挿入された感熱記録ラベル21の上方
からの飛び出しが防止される。
【0033】符号11は、目的物31への取付部であ
る。
【0034】感熱記録ラベル21と、該感熱記録ラベル
21が適用される目的物31の表面との空隙tは1mm
以上となっている。
【0035】底部5及び/又は側面部3,4に透孔等を
設けて通気性(及び通水性)を有するようにしてもよ
い。
【0036】図2に示す感熱記録ラベル取付具1は、正
面部2と両側面部3,4と底部5とを有してなる。正面
部2は周縁状に形成され、挿入された感熱記録ラベル2
1の周囲が正面部2の周縁に当たり、前面に飛び出さな
いようになっている。両側面部3,4は正面部2と目的
物31の表面を隔て、また底部5は挿入された感熱記録
ラベル21の下端部を受ける点は、第1の実施の形態と
同様であるが、両側面部3,4及び底部5の形状が異な
っている。
【0037】すなわち、底部5は、感熱記録ラベル下端
部を受けることのできる奥行を有するように短い段部5
aを有するが、遮蔽された構造となっておらず、目的物
31との間に通気部12が設けられており、通気性(及
び通水性)を有する。
【0038】両側面部3,4は、上下方向に複数設けた
支持部3a,4aにより構成され、透孔(及び/又は切
欠部)による通気部13が設けられており、通気性(及
び通水性)を有する。図示していないが、両側面部3,
4等に、目的物31への取付部等を連設してもよいのは
勿論である。
【0039】正面部2の左右両側の裏面側には、正面部
2の裏面に挿入された感熱記録ラベル21を係止する係
止部6,7が左右各側において1個づつ設けられてい
る。正面部2の左右各側において上下方向に複数個設け
てもよいのは勿論である。本例では、係止部6,7は、
正面部2左右両端の裏面から立ち上がり、感熱記録ラベ
ル21が丁度挿入されることのできる空隙を保って正面
部2と対向して延び、これにより断面コ字状が形成さ
れ、感熱記録ラベル21を支持する。すなわち、係止部
6,7により形成されるコ字状の溝部に感熱記録ラベル
21の端縁が挿入される。係止部6,7に感熱記録ラベ
ル21は支持され、これにより、挿入された感熱記録ラ
ベル21の周囲が正面部2に当接する状態で、感熱記録
ラベル21が適用される目的物31との間に、一定の空
隙tが保持されるようになっている。
【0040】感熱記録ラベル21と、該感熱記録ラベル
21が適用される目的物31の表面との空隙tは1mm
以上となっている。
【0041】上記の各感熱記録ラベル取付具1は、通
常、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料で
製造され、目的物の側面に嵌め込み、溶着、接着、ビス
止め等の適宜固着手段で取り付けることができる。ま
た、本発明に係る感熱記録ラベルの取付構造は、上記の
ように目的物と別体をなす取付具として構成せずに、目
的物と全体的に又は部分的に一体をなすように、目的物
の側面に一体成形等の方法で設けるようにしてもよい。
【0042】本発明において感熱記録ラベルが適用され
る目的物は特に限定されるものではない。可視表示を書
き換えて繰り返し使用する各種物品に適用され得るもの
である。例えば、搬送用容器すなわちいわゆるコンテナ
等の物品を搬送する容器全般の他、包装用その他各種の
容器等が挙げられる。また、目的物の形状は特に限定さ
れるものではなく、表面が平坦面からなるもののみなら
ず、曲面や凹凸がある容器等でもよい。
【0043】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、
適宜変更、付加等して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る感熱
記録ラベルの取付構造によれば、感熱記録ラベルへの記
録又は消去を行うに当たり、熱損失が小さく、感熱記録
ラベルへの記録又は消去を短時間に効率的にかつ確実に
行うことができる。また、コンテナその他の目的物(及
び内容物)の温度上昇も防ぐことができる。
【0045】搬送や流通分野における作業性が改善さ
れ、特にコンテナをリンクさせて利用する、生鮮食料分
野や箱を何回も貸し出すレンタル会社等においてその利
用価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】感熱記録ラベル取付具1の第1の実施の形態を
示すもので、(a)は正面側から見た感熱記録ラベル取
付具1の斜視図、(b)は正面中央縦断面図、(c)は
横断面図である。
【図2】感熱記録ラベル取付具1の第2の実施の形態を
示すもので、(a)は正面側から見た感熱記録ラベル取
付具1の斜視図、(b)は正面中央縦断面図、(c)は
正面中央横断面図である。
【図3】感熱記録ラベル21を入れる補助具41を目的
物31に取り付けた例を示す斜視図である。
【図4】レーザー光線による感熱記録ラベル21への印
字についての説明図である。
【図5】感熱記録ラベル21と目的物31の表面との関
係を説明するための側断面図である。
【符号の説明】
1 感熱記録ラベル取付具 2 正面部 3 側面部 4 側面部 5 底部 6 係止部 7 係止部 8 窓 9 窓 10 突起 12 通気部 13 通気部 21 感熱記録ラベル 31 目的物(コンテナ) t 空隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆性感熱記録材料層を基材に形成した
    感熱記録ラベルと、該感熱記録ラベルが適用される目的
    物の表面に、一定の空隙が保持されるように前記感熱記
    録ラベルを係止するようにした、カード差し構造を有す
    る感熱記録ラベルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記感熱記録ラベルの手前側への飛び出
    しを防止可能な正面部と、該正面部下方に位置する底部
    と、前記正面部の裏面に挿入された感熱記録ラベルを前
    記正面部の左右両側の裏面側において係止し、前記正面
    部と前記目的物の表面との空隙を保持する係止部とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の感熱記録ラベルの
    取付構造。
  3. 【請求項3】 前記正面部を周縁状に形成するととも
    に、その上縁部の裏面に突起を形成し、挿入された感熱
    記録ラベルの上方からの飛び出しを防止するようにした
    ことを特徴とする請求項2記載の感熱記録ラベルの取付
    構造。
  4. 【請求項4】 前記空隙は、1mm以上であることを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の感熱記録ラベルの取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前記底部は、通気性を有することを特徴
    とする請求項2,3又は4記載の感熱記録ラベルの取付
    構造。
  6. 【請求項6】 前記正面部の両側の側面部は、通気性を
    有することを特徴とする請求項5記載の感熱記録ラベル
    の取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279268A (ja) * 2005-03-22 2005-10-13 Yuyama Manufacturing Co Ltd 薬剤払出装置
JP2008280060A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sanko Co Ltd Icタグホルダ及びその取付構造
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USRE43549E1 (en) 2000-11-30 2012-07-24 Kabushiki Kaisha Yuyama Seisakusho Writing device for display members on drug carrier

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