JPH11130001A - 粉体充填方法 - Google Patents

粉体充填方法

Info

Publication number
JPH11130001A
JPH11130001A JP31131497A JP31131497A JPH11130001A JP H11130001 A JPH11130001 A JP H11130001A JP 31131497 A JP31131497 A JP 31131497A JP 31131497 A JP31131497 A JP 31131497A JP H11130001 A JPH11130001 A JP H11130001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
powder
toner
nozzle
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31131497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3917274B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Matsuzawa
泰博 松沢
Tsuyoshi Amaike
強 天池
Sunao Ikeda
須那夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP31131497A priority Critical patent/JP3917274B2/ja
Publication of JPH11130001A publication Critical patent/JPH11130001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3917274B2 publication Critical patent/JP3917274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器中に粉体を周辺を汚すことなくスムーズ
に充填する方法を提供する。 【解決手段】 容器の移動経路に、第一充填機装置、必
要に応じて中間脱気装置、第二充填機装置を配設し、こ
れら充填機装置の充填ノズルに振動を加えながら、第一
充填機装置でほぼ半量の粉体を容器に充填し、第二充填
機装置で残りほぼ半量の粉体を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内にトナーなど
の粉体を充填する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】螺旋状凸起を内表面に設けた容器にトナ
ーを充填し、このトナー容器を水平にセットし回転させ
ながら現像部へのトナーを落下させ供給する方式が知ら
れている。またこの他にも、いろいろな構造をもった容
器が採用されている。
【0003】これらの容器にはトナーが高密度充填され
ているのが望ましい。そのためには少なくともトナーが
粉体充填装置の充填ノズルからスムーズに容器内に落下
できなければならない。そうした要求に沿うものとし
て、粉体充填装置における充填ノズルの内面を平滑にし
たり、充填ノズルの下方を漏斗状にしたり(特開平4−
87901号)、上下2段に配置されたホッパのうち上
段のホッパに振動を与える(特開平5−104063
号)などが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時は、事務
量が増えるのにつれてトナーの消費量も増大しており、
容器にトナーを短時間で充填することが求められている
が、上記従来の方法によったのでは未だ不充分である。
また、容器にスムーズにトナーが充填されず、容器の外
周面をトナーで汚してしまうこともある。本発明の課題
は、短時間でトナー等の粉体の容器への充填がスムーズ
に行なえる方法を提供するものである。本発明の他の課
題は、粉体の充填時、粉体が容器周辺に飛散したり落下
しない粉体充填方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、粉体収納容器に粉体を充填する方法において、該容
器の充填口を上向きにした状態で、これに第一の充填機
装置で充填ノズルに震動を加えながらほぼ半量の粉体を
充填した後、必要に応じて、中間脱気装置で粉体内の脱
気を行ない、続いて、この容器に第二の充填機装置で充
填ノズルに震動を加えながら残り半量の同じ粉体を充填
することを特徴とする粉体充填方法が提供される。
【0006】第二に、充填ノズルに加えられる震動は、
粉体充填後、さらに1〜3秒加えられることを特徴とす
る上記第一の粉体充填方法が提供される。第三に、充填
ノズルの振動を停止し、1〜3秒経過後に、容器を第一
の充填機装置、中間脱気装置、第二の充填機装置から同
時に送りださせるようにしたことを特徴とする上記第
一、第二の粉体充填方法が提供される。第四に、充填ノ
ズルに加えられる震動は、充填ノズルにバイブレータを
取付けて発生させることを特徴とする上記第一、第二、
第三の粉体充填方法が提供される。
【0007】本発明は容器の移動経路に2つの充填機装
置を直列に配設し、必要に応じて、これら充填機装置の
間に中間脱気装置を配設し、前段の(第一の)充填機装
置でほぼ半量のトナーを充填し、後段の(第二の)充填
機装置で残りほぼ半量のトナーを充填し、その際、第一
及び第二の充填機装置の充填ノズルに振動を与えること
によって、トナーの充填操作がスムーズに行なえ、充填
にかかる時間を大幅に減らすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面に従いなが
らさらに詳細に説明する。図1は本発明の方法の実施に
有用な粉体充填装置の主要部を表わした平面図であり、
200は第一充填機装置、300は第二充填機装置、4
00は第一充填機装置200と第二の充填機装置300
との間に設けられた中間脱気装置である。矢印はトナー
カートリッジの移動経路を示したもので、左向き矢印は
トナーカートリッジが第一充填機装置200でほぼ半量
のトナーが脱気されながら充填され、必要に応じて、こ
れが中間脱気装置400のエアー吸引棒でさらに脱気さ
れ、続いて、このトナーカートリッジに残り半量のトナ
ーが第二充填機装置300で脱気されながら充填される
ことを表わし、右向き矢印はそのトナー充填がなされた
トナーカートリッジがUターンして戻っている様子を表
わしている。
【0009】図2は本発明で用いられる充填機装置の一
例の正面図、図3はその側面図であり、充填機装置は第
一充填機装置、第2充填機装置とも同一の構造を有する
ものである。なお、図1において、充填ノズルの先端が
破線で表わした位置になっているのは、その位置でトナ
ー充填が行なわれることを表わしている。この充填機装
置500はメインホッパー501の下端に充填ノズル5
02が配設されている。充填ノズル502は漏斗状で、
その側面にはバイブレータ700がとりつけられてい
る。充填ノズル502はその先端がトナー充填時トナー
カートリッジ100を塞ぎ、上下移動できるようにスラ
イダー503に取り付けられている。また、充填機装置
500には、上下移動して容器内底部に近接するところ
まで届くエアー吸引棒504が設けられている。また、
充填ノズル502には局排ノズル505が取付けられて
いる。局排ノズル505はトナーが充填中に舞うのを防
ぐためにエアー吸引してトナーをも吸い込むようになっ
ている。
【0010】第一充填機装置200と第二充填機装置3
00との間には、中間脱気装置400が設けられてい
る。中間脱気装置400は上下動できるエアー吸引棒を
有している。このエアー吸引棒は充填機装置500のエ
アー吸引棒504と同じ構造からなるが、太い口径にす
ることができるため、より多いエアーの吸引が行なえ
る。
【0011】いま図1の状態において、ベルトコンベア
600で運ばれたトナーカートリッジ(容器本体)は第
一充填機装置200の位置で停止し、トナー充填されな
がら脱気が行なわれてほぼ半分量のトナーがトナーカー
トリッジに充填される。続いて、このトナーカートリッ
ジは必要に応じて中間脱気装置400の位置で停めら
れ、トナー内の脱気が行なわれる。トナーがほぼ半分程
度充填されているトナーカートリッジは第二充填機装置
300で残り半分のトナーが充填される。
【0012】本発明の方法においては、トナー充填時充
填ノズル502に震動が与えられる。この震動はバイブ
レータ700を充填ノズル502にとりつけることによ
り発生させることができる。ここで用いられるバイブレ
ータ700としては例えばABBインダストリー(株)
製のGTシリーズで振動数が17000〜35000c
/min、振動力が81〜552kgのGT−10〜G
T−20のものが採用できる。充填ノズル502を震動
させながらトナー充填を行なうことにより、トナーが充
填ノズル502の内壁に付着することなく、トナーの落
下がスムースに行なわれる。充填ノズル502に加えら
れる震動は、粉体充填後、なお1〜3秒程度加えられる
のが望ましい。これにより、充填ノズルの先端(充填口
506)に付着していたトナーがボタ落ちするのを防い
でいる。
【0013】トナーの充填が終了し、及びバイブレータ
700の振動が終了すると、図2に示すように、充填ノ
ズル502が実線の位置に移動(上昇)する。また、ト
ナーの充填が終了し、バイブレータ700の振動が終了
した後に、前記のように好ましくは約1〜3秒おいてか
ら、トナーカートリッジは次ステップへと移動する。例
えば、第一充填機装置200のステップにあるトナーカ
ートリッジは中間脱気装置400の位置へと移動し、中
間脱気装置400の位置にあるトナーカートリッジは次
ステップの第二充填機装置300の位置に移動する。ま
た、第二充填機装置300にあるトナーカートリッジは
次のステップへと移動する。そして、これらの移動は振
動の停止後約1〜3秒においてトナーカートリッジを同
時に移動することによって、充填中、充填後のトナーの
飛散によるトナーカートリッジの汚れを防止できる。
【0014】これまでは粉体として電子写真用トナーを
例にとって説明してきたが、本発明はトナー以外の粉体
にも適用できるものである。また、充填機装置は2つに
限らず、3つ以上配設することもできる。
【0015】
【発明の効果】請求項1、4の発明によれば、充填ノズ
ルから粉体がスムーズに送り出されるため、粉体の充填
が良好に行なわれる。また、粉体の充填を直列に並べら
れた第一充填機装置、第二充填機装置で行なっているた
め、粉体充填時間は大幅に減少する。請求項2の発明に
よれば、バイブレータは粉体用充填機の粉体充填中より
極わずかな時間だけ長く振動を加えて、粉体の落下によ
り容器へ充分に充填することができる。同時に、上記の
粉体収納容器が次のステップへ進む前にバイブレーター
の振動を停止すると共に容器内への粉体の落下を終え
て、上記の粉体収納容器の周辺や容器外への粉体の落下
をなくすことができる。請求項3の発明によれば、第一
充填機装置、第二充填機装置及び中間のエアー吸引棒の
各ステップから同時に上記の各容器がスタートする事に
よって、第一充填機装置、第二充填機装置でのバイブレ
ーターの振動による容器外への粉体の落下をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉体充填装置の主要部を表わした平面図。
【図2】充填機装置の一例の正面図。
【図3】充填機装置の一例の側面図。
【符号の説明】
100 トナーカートリッジ 200 第一充填機装置 300 第二充填機装置 400 中間脱気装置 500 充填機装置 501 メインホッパー 502 充填ノズル 503 スライダー 504 エアー吸引棒 505 局排ノズル 506 充填口 507 支柱 600 ベルトコンベア 700 バイブレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体収納容器に粉体を充填する方法にお
    いて、該容器の充填口を上向きにした状態で、これに第
    一の充填機装置で充填ノズルに震動を加えながらほぼ半
    量の粉体を充填した後、必要に応じて中間脱気装置で粉
    体内の脱気を行ない、続いて、この容器に第二の充填機
    装置で充填ノズルに震動を加えながら残り半量の同じ粉
    体を充填することを特徴とする粉体充填方法。
  2. 【請求項2】 充填ノズルに加えられる震動は、粉体充
    填後、さらに1〜3秒加えられることを特徴とする請求
    項1記載の粉体充填方法。
  3. 【請求項3】 充填ノズルの振動を停止し、1〜3秒経
    過後に、容器を第一の充填装置、中間脱気装置、第二の
    充填装置から同時に送りださせるようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の粉体充填方法。
  4. 【請求項4】 充填ノズルに加えられる震動は、充填ノ
    ズルにバイブレータを取付けて発生させることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の粉体充填方法。
JP31131497A 1997-10-28 1997-10-28 粉体充填方法 Expired - Lifetime JP3917274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31131497A JP3917274B2 (ja) 1997-10-28 1997-10-28 粉体充填方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31131497A JP3917274B2 (ja) 1997-10-28 1997-10-28 粉体充填方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11130001A true JPH11130001A (ja) 1999-05-18
JP3917274B2 JP3917274B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=18015650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31131497A Expired - Lifetime JP3917274B2 (ja) 1997-10-28 1997-10-28 粉体充填方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3917274B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252889A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Topack Co Ltd 充填包装装置、及び該充填包装装置の粉剤落下充填方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252889A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Topack Co Ltd 充填包装装置、及び該充填包装装置の粉剤落下充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3917274B2 (ja) 2007-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5539450B2 (ja) 粉体充填装置、粉体充填方法及びプロセスカートリッジ
JP3928654B1 (ja) 電子部品測定装置及びその制御方法
JPH08198202A (ja) 粉体充填方法及び装置
JP5210519B2 (ja) 容器を充填する方法および装置
EP3141376A1 (en) Three-dimensional printing system, and three-dimensional printing method
US6951141B2 (en) Measuring method and measuring apparatus
EP0269250A1 (en) High density pneumatic transport method for use in powder or granular material and system for practising the method
JPH11130001A (ja) 粉体充填方法
US7894740B2 (en) Method and apparatus for directly transferring powder toner, and method and apparatus for filling with powder toner
JP2002308445A (ja) 粉粒体の定量供給装置
JPH11274797A (ja) チップ状電子部品供給装置
JP2020045177A (ja) 容器供給装置
JP3124230U (ja) 粉体充填装置
US6640845B1 (en) Toner filling apparatus and method including an anti-dribbling nozzle having air discharge ports
JP2003095218A (ja) 粉体充填装置及び方法
JPH07125702A (ja) 粉体充填装置及び粉体充填方法
JP5121253B2 (ja) 粉体充填装置、粉体充填方法及びプロセスカートリッジ
US6299021B1 (en) Powder device with a constant supply of powder
JPH11130003A (ja) 粉体充填方法及び装置
JP4401589B2 (ja) 粉体充填装置および粉体充填方法
JP2001199401A (ja) 粉体充填装置及び粉体充填方法
JP2002193202A (ja) 粉体充填装置
JP6678418B2 (ja) 仕分装置
JP5358816B2 (ja) 組合せ整列システム
JP2006225016A (ja) 自動充填包装機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140216

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term