JPH11129826A - 板状体運搬装置 - Google Patents

板状体運搬装置

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JPH11129826A
JPH11129826A JP31636097A JP31636097A JPH11129826A JP H11129826 A JPH11129826 A JP H11129826A JP 31636097 A JP31636097 A JP 31636097A JP 31636097 A JP31636097 A JP 31636097A JP H11129826 A JPH11129826 A JP H11129826A
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JP
Japan
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holding body
plate
lower holding
hook
holding member
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Application number
JP31636097A
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English (en)
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Tadashi Fukazawa
忠志 深澤
Satoshi Nakajima
敏 中島
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手を低下させることなく、使用時にお
ける上側保持体と下側保持体との係合強度を向上させた
り、或いは下側保持体に乗せた板状体の確認作業を阻害
することなく、板状体の横ズレをより確実に防止するこ
とができる板状体運搬装置を提供する。 【解決手段】 下側保持体3側に設けた係合ピン15
と、上側保持体2側に設けたフック16とよって、上側
保持体2と下側保持体3との他端側を係合させる。係合
ピン15を、係合位置に付勢されるとともに解除位置に
操作される操作釦10に設ける。係合ピンの断面形状を
矩形状とし、上側保持体2に加わる外力によりフック1
6を介して操作釦10が解除位置に移動することを防止
する。下側保持体3との他端側に、下側保持体の延在方
向と直行する方向に相離間する一対のストッパ部8を突
設する。使い勝手の良さを維持したままで、一対のスト
ッパ部8,8によりスキー板等の横ズレ防止効果を向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキー板やスノー
ボード等の板状体の搬送に用いる板状体運搬装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運搬装置としては例えば
スキーキャリアがある。また、スキーキャリアとして
は、自動車のルーフ上に設けられたキャリアバーに固定
されるとともにキャリアバーに沿った長さを有する下側
保持体と、この下側保持体の一端に回動自在に支持され
た上側保持体とを備え、上下双方の保持体によってスキ
ー板やスノーボードを挟んで支持するものが多い(特開
平8−142766号公報等参照)。一方、こうしたス
キーキャリアにおいては、前記下側保持体の他端部と、
前記上側保持体の他端部つまり自由端部とを着脱自在に
係合する係合機構が設けられている。
【0003】かかる係合機構としては、例えば図6に示
すものがある。すなわち、下側保持体61の端部には操
作釦62が収容されている。操作釦62は下側保持体6
1の延在方向に摺動自在であるとともに、スプリング6
3のバネ力により下側保持体61の端部から突出する係
合位置(図に示した位置)に付勢されている。また、操
作釦62のスプリング63側は上部開口状であって、そ
の内部には断面円形状の係合ピン64が開口部を横断す
るように設けられている。一方、上側保持体65の自由
端部には、前記係合ピン64に係合するフック66が設
けられている。また、フック66は、先端側の爪部66
aを上方に向かって屈曲成形されることにより、係合ピ
ン64との係合時にそれを収容する収容部66bを有し
ている。
【0004】そして、係合機構においては、双方の保持
体61,65に各々設けられた弾力性を有するパッド6
7,68間にスキー板を保持するべく上側保持体65を
閉じたときには、フック66の爪部66aが、係合ピン
64を介して係合位置にある操作釦62をいったん下側
保持体61の端部内に後退した解除位置(図に一点差線
で示す位置)に移動させた後、フック66がさらに下方
に移動することにより、操作釦62がスプリング63の
バネ力により係合位置に戻ることによって、フック66
が自動的に係合ピン64に係合される。逆に、上側保持
体65を開く際には、操作釦62を解除位置まで押すこ
とによって係合ピン64とフック66との係合状態を解
除できるのである。
【0005】また、これとは別に、前述したようなスキ
ーキャリアにおいては、上側保持体65の自由端部側に
おける下側保持体61の端部に、そのパッド67と接す
る部位を全体的に突出させることによってパッド67と
の間に段差を有する突出部70(図6参照)を設け、こ
の突出部70によりパッド67に乗せたスキー板等の横
ズレを防止するものが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た係合機構においては、フック66の爪部66aが上方
に向かって屈曲成形されているため、上側保持体65を
閉じてフック66を係合ピン64に係合させる際には、
フック66が係合ピン64に当接した後、係合ピン64
がフック66の爪部66aを乗り越えることが可能とな
るまで、図6に示したフック66の爪部66aの高さL
分だけ余分にフック66を下方へ移動させることが必要
である。しかも、フック66が係合ピン64に当接した
時点では、双方の保持体61,65に各々設けられたパ
ッド67,68間にスキー板が既に挟まれた状態にある
ため、それ以後フック66を下方へ移動させるには相応
の力が必要であるため、上側保持体65を閉じる際の使
い勝手が良好なものとは言えなかった。
【0007】一方、かかる不具合を回避するために、フ
ック66の爪部66aを上方へ屈曲させることを止める
ことが考えられるが、そうすると、係合ピン64の断面
が円形状であることから、上側保持体65に設けられた
フック66に組み付け誤差等や上側保持体65の変形に
起因して、フック66の下端側が係合ピン64から外れ
る方向(図6で矢示イ方向)へ変位していた場合には、
上側保持体65に対して、その自由端部を上方へ移動さ
せる外力が加わると、その力によって係合ピン64(操
作釦62)が解除方向へ移動しやすくなる。すなわち、
フック66と係合ピン64との係合強度を低下させると
いった新たな不具合が生じるという問題があった。
【0008】一方、これとは別に、下側保持体61の端
部に設ける前述した突出部70においては、スキー板等
の横ズレを確実に防止するために、その突出量を増やし
てパッド67との間により大きな段差を確保するものが
あるが、そうしたスキーキャリアにあっては、スキー板
等を下側保持体61に乗せて上側保持体65を閉じると
き、スキー板等の状態を確認する作業がしにくく、使い
勝手が良好なものとは言えなかった。これは、前述した
スキーキャリアが自動車のルーフ上に設置されるもので
あって、その設置位置が作業者の目線の高さに近い位置
であったり、又はそれよりも高い位置である場合が多
く、しかも上側保持体65を閉じるとき、作業者が上側
保持体65の自由端部側に立って前記作業を行う場合が
多いためである。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、使い勝手を低下させることなく、使用
時における上側保持体と下側保持体との係合強度を向上
させたり、或いは下側保持体に乗せた板状体の確認作業
を阻害することなく、板状体の横ズレをより確実に防止
することができる板状体運搬装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の本発明にあっては、自動車のルーフ上に車
幅方向に延在して固定される下側保持体と、この下側保
持体の一端側に回動自在に支持され前記下側保持体との
間に板状体を挟んで保持する上側保持体と、この上側保
持体の自由端部を前記下側保持体の対応する端部に係脱
自在に係合する係合機構とを有し、この係合機構が、前
記下側保持体と上側保持体のいずれか一方に設けられた
係合ピンと、前記下側保持体と上側保持体のいずれか他
方に設けられ、前記係合ピンの下面側に係合する爪部が
設けられたフックとを有し、前記フックが前記係合ピン
に押圧されたとき、前記フックと前記係合ピンとが、前
記係合ピンの延在方向と直行する方向へ相対的に移動す
ることにより係合状態となる板状体運搬装置において、
前記係合ピンの断面形状を、平坦な下面を有する形状と
した。
【0011】かかる構成においては、係合ピンの断面形
状が平坦な下面を有する形状であるため、仮にフックの
下端側が係合ピン64から外れる方向に変位していた場
合において、上側保持体の自由端部を上方へ移動させる
外力が加わったとしても、その力によって、係合状態に
ある係合ピンとフックのいずれかが、両者が解除方向へ
移動する心配がない。つまり双方間に高い係合強度を確
保することができる。しかも、フックの爪部を上側保持
体の一端側に向けて真っ直ぐ延ばすことにより、下側保
持体との間に板状体を挟むべく上側保持体を閉じる際に
おけるフックの移動量を減少させ、上側保持体を閉じる
作業を楽にすることができる。
【0012】また、請求項2の発明にあっては、自動車
のルーフ上に車幅方向に延在して固定される下側保持体
と、この下側保持体の一端側に回動自在に支持され前記
下側保持体との間に板状体を挟んで保持する上側保持体
とを有する板状体運搬装置において、前記上側保持体の
自由端部に対応する前記下側保持体の端部であって、前
記下側保持体の前記板状体が載置される載置領域に接す
る部位に、前記下側保持体の延在方向と直行する方向に
相離間する一対のストッパ部を突設したものとした。
【0013】かかる構成においては、下側保持体に板状
体を載置したときその横ズレが一対のストッパ部によっ
て確実に防止される。また、一対のストッパ部は、下側
保持体の延在方向と直行する方向に相離間するため、上
側保持体を閉じるときには、一対のストッパ部の間から
下側保持体に乗せた板状体の状態を確認することができ
る。
【0014】また、請求項3の発明にあっては、前述し
た請求項1と請求項2の双方の構成を備えたものとし
た。
【0015】また、請求項4の発明にあっては、前記一
対のストッパ部の前記下側保持体の延在方向に沿った断
面形状を、載置領域に接する側が垂直に立上がった扇形
状としたものとした。
【0016】かかる構成においては、下側保持体の他端
側が位置する自動車の側部から、そのルーフ上に位置す
る下側保持体に板状体を乗せるとき、それが一対のスト
ッパ部と干渉する場合であっても、板状体を一対のスト
ッパ部に摺接させることにより、容易に一対のストッパ
部を乗り越えさせることができる。このため、下側保持
体に板状体を乗せるとき一対のストッパ部があまり邪魔
にならない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図4は、本発明の板状体運搬装
置であるスキーキャリア1を示した図である。このスキ
ーキャリア1は、従来技術で既説したものと同様に、互
いに一端側にて回動自在に連結された上側保持体2と下
側保持体3とからなり、下側保持体3が自動車のルーフ
上に延設されたキャリアバーBに取り付けられることに
より自動車のルーフR上に固定されている。
【0018】上側保持体2と下側保持体3の相対向する
面には、スキー板やスノーボード等を挟みそれを保持す
るための弾力性を備えたパット4,5がそれぞれ設けら
れている。下側保持体3は、それよりも長さの短いブラ
ケット6を介してキャリアバーBに取り付けられてお
り、ブラケット6に対する長さ方向への移動位置が調整
可能となっている。また、図5に示すように、上側保持
体2の自由端部2aに対応する下側保持体3の支持端部
3aには、前記パッド5が設けられている領域すなわち
スキー板等の載置領域に接する部分に、パッド5との間
に段差を有する突出部7が設けられている。
【0019】この突出部7は、前記支持端部3aにおい
て矩形状に突出しており、更にその上部には、図1〜図
3に示すように、下側保持体3の延在方向と直行する方
向に相離間する一対のストッパ部8,8が突設されてい
る。一対のストッパ部8,8は板状であって、下側保持
体3の延在方向に沿った断面形状が、パット5に接する
側が垂直に立上がった扇形状に形成されている。
【0020】また、下側保持体3における前記支持端部
3aの内部には、操作釦10が下側保持体の延在方向に
摺動自在に収容されている。操作釦10は、支持端部3
aから突出する係合位置(図に示した位置)から、支持
端部3a内に後退した解除位置(図3に一点差線で示す
位置)に摺動可能であるとともに、支持端部3aの内部
に設けられたねじりコイル型のスプリング11によって
係合位置に付勢されている。なお、操作釦10の下部に
は、操作釦10の解除位置への移動操作を阻止/解除す
るためのシリンダキー12が設けられている。また、前
記支持端部3aの上面13には前記突出部7に接して係
合窓14が開口されるとともに、操作釦10は係合窓1
4に対応する部分が上部開口状であって、その内部には
操作釦10の摺動方向と直交する方向に延在する断面矩
形状の係合ピン15が取り付けられている。
【0021】一方、図3に示したように、前記上側保持
体2の自由端部2aには、前記係合ピン15に係合する
フック16が設けられている。フック16は、その先端
部(下端部)に上側保持体2の一端側に向かって真っ直
ぐ延びた爪部16aと、この爪部16により形成される
とともに前記係合ピン15との係合時にそれを収容する
収容部16bとを有している。なお、爪部16aはその
先端側を弧状に形成されている。
【0022】以上の構成からなる本実施の形態において
は、従来技術に示したものと同様に、その使用時に上側
保持体2を閉じたときには、フック16の爪部16a
が、係合ピン15を介して係合位置にある操作釦10を
いったん解除位置に移動させた後、フック16がさらに
下方に移動することにより、操作釦10がスプリング1
1のバネ力により係合位置に戻ることによって、フック
16が自動的に係合ピン15に係合される。逆に、上側
保持体2を開く際には、操作釦10を解除位置まで押す
ことによって係合ピン15とフック16との係合状態を
解除できる。
【0023】ここで、本実施の形態においては、係合ピ
ン15の断面形状が矩形であって平坦な下面を有する形
状であるため、前記フック16が係合ピン15に係合し
た状態においては、組み付け誤差や上側保持体2の変形
に起因して、仮にフック16の下端側が係合ピン15か
ら外れる方向(図3の矢示イ方向)変位していたり、傾
いていたりした場合に、上側保持体2の自由端部2aを
上方へ移動させる外力が加わったとしても、その力によ
ってフック16を介して係合ピン15が解除位置へ移動
する心配がない。従って、前述したようにフック16の
爪部16aを上側保持体2の一端側に向けて真っ直ぐ延
びていても、双方間に高い係合強度を確保することがで
きる。
【0024】しかも、前記爪部16aが真っ直ぐ延びた
ものであるため、下側保持体3にスキー板等を乗せた状
態で上側保持体2を閉じる際には、従来技術に示したも
のに比べ、係合ピン15に当接してからのフック16の
移動量が少なく、上側保持体2を閉じる作業を楽に行う
ことができる。よって、使い勝手を低下させることな
く、使用時における上側保持体2と下側保持体3との係
合強度を向上させことが可能となる。
【0025】なお、本実施の形態においては、操作釦1
0に設けられた係合ピン15が下側保持体3の延在方向
に移動することにより、フック16と係合/解除される
ものを示したが、これとは逆に、例えば上側保持体2側
に、係合位置と解除位置に移動自在であるとともに係合
位置に付勢されるフックと、それを解除位置に移動させ
る操作釦等の操作子とを設け、そのフックが係合する係
合ピンを下側保持体3側に固定的に設けるようにしても
よい。その場合であっても、本実施の形態と同様の効果
が得られる。また、係合ピン15は、平坦な下面を有す
る形状であれば、必ずしも断面矩形状である必要はな
く、例えばかまぼこ型の断面形状を有するものであって
も構わない。また、係合ピン15が操作釦10に設けら
れ操作釦10と共に移動するものを示したが、係合ピン
15(又はフック16)が、操作釦10等の他の操作子
の操作に応じて間接的に係合位置と解除位置とに間接的
に移動する構造としてもよい。
【0026】また、本実施の形態においては、下側保持
体3における支持端部3aに形成された突出部7の上部
には一対のストッパ部8,8が設けられていることか
ら、下側保持体3にスキー板等を載置したときその横ズ
レが一対のストッパ部8,8によって確実に防止され
る。また、一対のストッパ部8,8は、下側保持体3の
延在方向と直行する方向に相離間しているため、スキー
キャリア1の設置位置が作業者の目線の高さに近い位置
であったり、又はそれよりも高い位置であったりする場
合であっても、スキー板等を下側保持体3に乗せて上側
保持体2を閉じるときには、一対のストッパ部8,8の
間からスキー板等の載置状態を確認することができる。
よって、下側保持体3に乗せたスキー板等の確認作業を
阻害することなく、その横ズレをより確実に防止するこ
とが可能となる。
【0027】しかも、一対のストッパ部8,8の下側保
持体3の延在方向に沿った断面形状が、パット5に接す
る側が垂直に立上がった扇形状に形成されていることか
ら、下側保持体3の前記支持端部3a側に位置する自動
車の側部から、そのルーフR上に位置する下側保持体3
にスキー板等を乗せるとき、それが一対のストッパ部
8,8と干渉する場合であっても、スキー板等を一対の
ストッパ部8,8に摺接させることにより、容易にそれ
を乗り越えさせることができる。このため、スキー板等
を下側保持体3に乗せるとき一対のストッパ部8,8が
あまり邪魔にならない。従って、使い勝手の良さを維持
したままで、一対のストッパ部8,8によってスキー板
等の横ズレ防止効果を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の本発明に
おいては、係合状態における係合ピンとフックとに高い
係合強度を確保することができ、同時に下側保持体との
間に板状体を挟むべく上側保持体を閉じる際におけるフ
ックの移動量を減少させ、上側保持体を閉じる作業を楽
にすることができるようにした。よって、使い勝手を低
下させることなく、使用時における上側保持体と下側保
持体との係合強度を向上させことが可能となる。
【0029】また、請求項2の発明においては、一対の
ストッパ部の突出量が多くとも、上側保持体を閉じると
きには、一対のストッパ部の間から下側保持体に乗せた
板状体の状態を確認することができるようにした。よっ
て、下側保持体に乗せた板状体の確認作業を阻害するこ
となく、板状体の横ズレをより確実に防止することが可
能となる。
【0030】また、請求項3の発明においては、前述し
た請求項1と請求項2の双方の構成を備えたものとした
ことから、前述した双方の効果を得ることができる。
【0031】また、請求項4の発明においては、板状体
を下側保持体に板状体を乗せるとき一対のストッパ部が
余り邪魔にならないようにした。よって、請求項2及び
3のものに比べて、使い勝手が向上する。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】下側保持体の端部を示す平面図である。
【図3】下側保持体と上側保持体との係合機構を示す断
面図である。
【図4】スキーキャリアを示す斜視図である。
【図5】上側保持体を開いた状態を示す要部正面図であ
る。
【図6】従来技術を示す模式図である。
【符号の説明】
1 スキーキャリア 2 上側保持体 2a 自由端部 3 下側保持体 3a 支持端部3a 5 パッド 8 ストッパ部 16 フック 16a 先端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のルーフ上に車幅方向に延在して
    固定される下側保持体と、この下側保持体の一端側に回
    動自在に支持され前記下側保持体との間に板状体を挟ん
    で保持する上側保持体と、この上側保持体の自由端部を
    前記下側保持体の対応する端部に係脱自在に係合する係
    合機構とを有し、この係合機構が、前記下側保持体と上
    側保持体のいずれか一方に設けられた係合ピンと、前記
    下側保持体と上側保持体のいずれか他方に設けられ、前
    記係合ピンの下面側に係合する爪部が設けられたフック
    とを有し、前記フックが前記係合ピンに押圧されたと
    き、前記フックと前記係合ピンとが、前記係合ピンの延
    在方向と直行する方向へ相対的に移動することにより係
    合状態となる板状体運搬装置において、 前記係合ピンの断面形状を、平坦な下面を有する形状と
    したことを特徴とする板状体運搬装置。
  2. 【請求項2】 自動車のルーフ上に車幅方向に延在して
    固定される下側保持体と、この下側保持体の一端側に回
    動自在に支持され前記下側保持体との間に板状体を挟ん
    で保持する上側保持体とを有する板状体運搬装置におい
    て、 前記上側保持体の自由端部に対応する前記下側保持体の
    端部であって、前記下側保持体の前記板状体が載置され
    る載置領域に接する部位に、前記下側保持体の延在方向
    と直行する方向に相離間する一対のストッパ部を突設し
    たことを特徴とする板状体運搬装置。
  3. 【請求項3】 前記上側保持体の自由端部に対応する前
    記下側保持体の端部であって、前記下側保持体の前記板
    状体が載置される載置領域に接する部位に、前記下側保
    持体の延在方向と直行する方向に相離間する一対のスト
    ッパ部を突設したことを特徴とする請求項1記載の板状
    体運搬装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のストッパ部の前記下側保持体
    の延在方向に沿った断面形状を、載置領域に接する側が
    垂直に立上がった扇形状としたことを特徴とする請求項
    2又は3記載の板状体運搬装置。
JP31636097A 1997-10-31 1997-10-31 板状体運搬装置 Pending JPH11129826A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019147551A (ja) * 2014-12-30 2019-09-05 スーリー スウェーデン アーベー スキーキャリアクランプ
KR20200072719A (ko) * 2018-12-13 2020-06-23 (주)엘지하우시스 루프 랙

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