JPH11129590A - ロール紙を使用するプリンタ装置 - Google Patents
ロール紙を使用するプリンタ装置Info
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- JPH11129590A JPH11129590A JP30099297A JP30099297A JPH11129590A JP H11129590 A JPH11129590 A JP H11129590A JP 30099297 A JP30099297 A JP 30099297A JP 30099297 A JP30099297 A JP 30099297A JP H11129590 A JPH11129590 A JP H11129590A
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Abstract
ロール紙の限界残量の検出を精度良く行うようにするこ
とを目的とする。 【解決手段】 ロール紙10を転動可能に載置するロー
ル紙載置部20と、該ロール紙載置部に載置されている
ロール紙を外径側から繰り出す用紙供給手段と、該用紙
供給手段によりロール紙が繰り出されるにしたがって減
少してゆく該ロール紙の外径を検出する外径検出手段
と、ロール紙の繰り出しにしたがって減少してゆく該ロ
ール紙の重量を検出する重量検出手段と、前記外径検出
手段と前記重量検出手段のいずれかが重量又は外径が所
定値以下になったことを検出した時、ロール紙が限界残
量に達したことを検出するロール紙限界残量検出手段
と、を具備することを特徴とする。
Description
プリンタ装置、例えばPOS用プリンタ、ファクシミリ
等のロール紙を使用するプリンタ装置においてロール紙
の限界残量を検出する機構に関する。本発明はまたこの
種のロール紙を使用するプリンタ装置において、ロール
紙を切断するカッター機構でジャム等でカッター刃が戻
らなくなった際のカッター刃の退避機構に関する。
は、ロール紙を使用してレシート、またはジャーナル用
紙を発行するが、オペレータは用紙の残量を常に把握し
ておく必要がある。これは顧客がレジで精算中に用紙が
ゼロとなると、印字が中断されたため再度印刷をしなお
すことになり、また顧客を待たせて用紙交換作業をする
こととなり顧客のサービス低下を招くことになる。従っ
てオペレータは用紙がゼロとなる前にロール紙の限界残
量が検出されたことを知り、印刷が途中で中断すること
のないようにする必要があり、また顧客がいない間など
にロール紙を交換する必要がある。
は、ロール紙残量がゼロとなる前の所定の残量を有した
状態で検出を行う必要がある。また、ロール紙のジャム
等によりロール紙を切断するカッター刃が戻らなくなっ
た際に、簡単な機構でカッター刃を元の位置へ戻しジャ
ムを取り除く必要がある。
はロール紙の重量を検出するものが提案されている。こ
れは、ロール紙が使用されていくにつれ重量が減ってい
き、所定の用紙残量相当になった時にレバーとスイッチ
により検出するものである。図1にこの方式によるロー
ル紙限界残量検出機構を示す。図1において、10はロ
ール紙、11はばね作用をするレバー、12はスイッチ
であり、レバー11上に載っているロール紙10の残量
が減少し、所定の残量(重量)にまで達するとレバー1
1がばね作用で上昇しスイッチ12をOFFとすること
によりロール紙限界残量を検出している。
紙の巻芯には、製造メーカー、製造国により多種のもの
が流通しており、巻芯の材質が紙製、プラスチック製、
巻芯の厚みの厚いもの、薄いものなどさまざまであり、
したがって巻芯の重量がさまざまであるため、全ての巻
芯に対応して一定の残量を精度良く検出することは困難
であった。このため、使用するロール紙巻芯の材質、形
状を制限することとなり、使用者においては安価なロー
ル紙や入手性の良いロール紙を選択するといったことが
阻害される結果となっていた。また、指定された仕様以
外のロール紙を使用した場合は検出不能や検出残量精度
不良といった問題が発生していた。
てロール紙の内径を検出する方式が提案されている。こ
の方式はロール紙が使用するにつれロール紙の外径が減
少していくのに伴い、ロール紙の内径穴が移動して所定
の用紙残量相当になった時に、レバーとセンサーにより
検出するものである。図2(a)、(b)にこの方式に
よるロール紙限界残量検出機構を示す。図2(a)、
(b)において、10はロール紙、11はレバー、13
はロール紙の巻芯の内径穴、14はセンサーであり、ロ
ール紙10の外径が減少するのにともなってレバー11
が移動し、所定の残量にまで達した時にレバー11の位
置をセンサー14により検出する。
(a)、(b)に示すように、巻芯の厚みが厚いもの
(ロール紙10a、内径穴13a)や薄いもの(ロール
紙10b、内径穴13b)があった場合には検出残量が
変動することとなり、重量検出方式と同様に使用するロ
ール紙形状の制限や、指定された仕様以外のロール紙を
使用した場合の検出不能や検出残量精度不良が発生して
いた。
残量検出方法としてロール紙の外径を検出する方式が提
案されている。この方式はロール紙が使用するにつれロ
ール紙の外径が減少し、所定の用紙残量相当になった時
に、レバーとセンサーにより検出するものである。この
方式によれば、巻芯の材質、巻芯の厚みには左右されず
ロール紙限界残量を検出することができる。したがって
外径検出のロール紙限界残量検出方法によれば、ユーザ
ーは安価なロール紙や入手性の良いロール紙を選択する
といったことが可能となる。
出時にロール紙がばらけた場合には、その外径が大きく
なることから検出不能となり、検出時の用紙残量がゼロ
または、ゼロに近い値となる場合が発生していた。この
ような状態になると顧客がレジスターで精算中に印刷が
途中で中断することになり、再度印刷しなおす必要にな
ることや、顧客を待たせて用紙を交換するなど顧客のサ
ービスの低下を招いていた。
は、カッター刃を駆動するギヤを回転させるためのギヤ
又は回転部を別に設けて、ジャム等が生じた時はカッタ
ー刃駆動ギヤを反転させてカッター刃を退避させてい
た。従って、カッター刃を駆動するギヤを回転させるギ
ヤ又は回転部を別に設ける為、ギヤ又は回転部を覆う部
品が必要になり、価格の上昇となる。また、カッター刃
を退避させるのに時間が掛かるといった問題を生じてい
た。
紙の限界残量検出方法において、重量検出の問題点は次
のとおりである。ロール紙の巻芯には、製造メーカー、
製造国により多種のものが流通しており、巻芯の材質が
紙製、プラスチック製、プラスチック製のうち中空のも
の、中空でないもの、巻芯厚みの厚いもの、薄いものな
どさまざまであり、したがって巻芯の重量がさまざまで
あるため、全ての巻芯に対応して一定の残量を精度良く
検出することは、困難であったため、使用するロール紙
巻芯の材質、形状を制限されていた。このため使用者は
安価なロール紙や入手性の良いロール紙を選択するとい
ったことが阻害されていた。また、指定された仕様以外
のロール紙を使用者が使用した場合は検出不能や検出残
量精度不良といった問題が発生していた。
て、外径検出の問題点は次のとおりである。ロール紙仕
様を制限しないロール紙限界残量検出手段として、外径
検出方式が提案されており、この方式の場合は巻芯の材
質、厚み等を問わず使用者は安価なロール紙や入手性の
良いロール紙を選択できるものとなった。しかし、外径
検出の場合にはロール紙がばらけた場合には、その外径
が大きくなることから検出不能となり、検出時の用紙残
量が0(ゼロ)となる場合が発生していた。
決するため、外径検出の手段を用いるだけでなく、重量
検出の手段も補助的に併用して使用することにより、ロ
ール紙の限界残量の検出を精度の高いものとすることを
目的とする。更に、本発明では、ジャム等によりロール
紙を切断するカッター刃が戻らなくなった際に、簡単な
構造でカッター刃を元の位置へ戻し得る構造を得ること
を目的とする。
めに、本発明によれば、ロール紙を転動可能に載置する
ロール紙載置部と、該ロール紙載置部に載置されている
ロール紙を外径側から繰り出す用紙供給手段と、該用紙
供給手段によりロール紙が繰り出されるにしたがって減
少してゆく該ロール紙の外径を検出する外径検出手段
と、ロール紙の繰り出しにしたがって減少してゆく該ロ
ール紙の重量を検出する重量検出手段と、前記外径検出
手段と前記重量検出手段のいずれかが重量又は外径が所
定値以下になったことを検出した時、ロール紙が限界残
量に達したことを検出するロール紙限界残量検出手段
と、を具備することを特徴とするロール紙を使用するプ
リンタ装置が提供される。
以下になった時、又はロール紙の重量が所定重量以下に
なった時に、ロール紙が限界残量に達したものと認識す
るので、例えばロール紙がばらけたような場合におい
て、ロール紙の外径が所定値以下に減少しない場合であ
っても限界残量に到達したものとして検出することがで
き、ロール紙を新たなものと交換することができる。
向かって下方に傾斜する底壁とを有し、該底壁上に載置
されたロール紙は常時前記縦壁に接触するように維持さ
れると共に、ロール紙の外径が減少するにしたがって該
ロール紙は前記底壁上を斜め下方に移動するようにされ
ていることを特徴とする。この場合において、前記外径
検出手段は、上側に凹部ないし切り欠きを有するレバー
と、該レバーを上方へ付勢するスプリングと、前記レバ
ーが上方へ変位したことを検出するセンサとを具備し、
ロール紙の外径が前記レバーの凹部ないし切り欠き嵌入
する程度に小さくなると、該レバーが前記スプリングよ
り上方へ変位するように構成されていることを特徴とす
る。
欠きに隣接した上面部を有し、ロール紙が前記凹部ない
し切り欠き嵌入する迄の径の大きい状態では、ロール紙
の下部が該レバーの上面部に接触しており、ロール紙の
重量が所定値以下になると、ロール紙がばらけてその外
径が前記レバーの凹部ないし切り欠き嵌入しない場合で
も、前記スプリングの力により該レバーを上方へ変位さ
れるように構成されていることを特徴とする。
の検出と、重量の検出とを同一のレバーでもって行うこ
とができ、ロール紙が限界残量に達したことを検出する
ロール紙限界残量検出手段を構造を簡素化することがで
きる。このような構成の検出方法によれば、ロール紙に
ばらけが発生して外径による検出が不能となっても、重
量による検出が可能となるので、ロール紙限界残量がゼ
ロとなることが回避できる。ただしロール紙のばらけが
発生して重量検出となった場合の検出残量は、巻芯仕様
によりばらつきのある精度の劣るものとなる。用紙残量
は例えば約2mという仕様に設定した場合、各種ロール
紙に対応する重量検出で検出した場合、巻芯の仕様によ
っては+1m、−1mとなる場合が発生する。
のロール紙限界残量は、ばらけの発生しないロール紙の
検出残量は約2m、ばらけの発生したロール紙の検出残
量は0mとなっていたが、本構成の外径検出と重量検出
を併用した方式のロール紙限界残量は、ばらけの発生し
ないロール紙の検出残量は約2m、ばらけの発生したロ
ール紙の検出残量は約1m〜3mとなる。ばらけの発生
した検出残量精度は悪いものの、残量が0mとなるよう
な検出不能な状態は回避することができる。
タ本体と、ロール紙搬送部と、用紙印字部と、用紙切断
部と、少なくとも該用紙印字部及び用紙切断部を覆う開
閉可能なカバーと、カバーを開放するための開放レバー
とを具備する、ロール紙を使用するプリンタ装置におい
て、開放レバーと前記用紙切断部の可動刃とを機械的に
連動させ、該開放レバーのカバー開放動作により可動刃
を強制的に固定刃から退避させるように構成したことを
特徴とするロール紙を使用するプリンタ装置が提供され
る。これによると、開放レバーのカバー開放動作により
可動刃が固定刃から強制的に退避されるので、カバーを
開いた時に用紙のジャム等を容易に取り除くことができ
る。
ラテンを回転可能に取付け、前記印字部のサーマルヘッ
ドをヘッドフレームに取付け、前記開放レバーと該ヘッ
ドフレームを記載的に連動させて、該開放レバーのカバ
ー開放動作により該ヘッドフレームのサーマルヘッドを
プラテンから離すように構成したことを特徴とする。こ
れによると、開放レバーのカバー開放動作によりサーマ
ルヘッドがプラテンから強制的に離なされるので、用紙
ジャム等を起こしても、容易にカバーを開くことができ
る。
の実施の形態について詳細に説明する。図4〜図7は本
発明の第1実施形態を示し、図4はロール紙の外径が所
定値まで小さくなったことを検出する状態を示し、図5
はロール紙がばらけた状態となり検出不能となった場合
を示し、図6はロール紙がばらけた場合でも重量の減少
により残量限界が検出可能となった場合を示し、図7は
本発明の第1実施形態を斜視図で示す。
を転動可能に載置するロール紙載置部20は、縦壁21
と、この縦壁21に向かって下方に傾斜する底壁22と
を有し、底壁22上に載置されたロール紙10は常時縦
壁21に接触するように維持される。ロール紙載置部2
0に載置されているロール紙は、図示しない用紙供給手
段により、外径側から繰り出されて行き、徐々に外径が
減少して行く。この実施形態では、縦壁21と傾斜した
底壁22とは略V字形のロール紙載置部20を形成して
いる。
って、ロール紙載置部20において転動しながら外径が
徐々に減少してゆく。この場合において、ロール紙10
は外径が減少して行くにしたがっては底壁22上を斜め
下方に移動する。なお、図4〜6において、外径の大き
な状態のロール紙を想像線で示し、外径が小さくなった
ロール紙を実線で示している。
可能になっていると共に、スプリング26により所定の
力で上方に付勢されている。このレバー23は、ロール
紙載置部20の下部付近の位置において、凹部ないし切
り欠き24を有する。また、このレバー23は、凹部な
いし切り欠き24に隣接する上面部25を有する。ま
た、スプリング26により上方へ付勢されているレバー
23が、後述のように上方へ変位したことを検出するた
めに、光センサ27が設けられている。
mなど)外径が所定以下に小さくなると、ロール紙10
自体がレバー23の凹部ないし切り欠き24に嵌入する
程度となる。この時、図4に示すように、レバー23は
スプリング26の力により上方へ回転され、光センサ2
7が遮蔽されることにより、ロール紙10の残量が限界
に達したことを検出する。
はロール10がばらけて外径は大きいが残量が限界に近
くなった場合は、特にロール10がばらけた場合は、図
5に示すように、実際の残量は少ない(例えば2mな
ど)にもかかわらず、外径が所定値以下には到達してい
ないので、外径のみによるロール紙10の残量の限界を
検出することは不可能となる。
紙10の残量が更に少なくなり(例えば1mなど)、ロ
ール紙10自体の重量が所定値以下に減少すると、ロー
ル紙10の下部がレバー23の上面部25に接触してい
てロール紙10の重量により下方へ押圧されていたレバ
ー23が、スプリング26の力により上方へ変位する。
これにより、光センサ27が遮蔽されることにより、ロ
ール紙10の残量が限界に達したことを検出する。
10の巻芯の材質、厚み等を考慮して最も巻芯重量の重
いものがロール紙残量が所定の量(例えば1m)の時
に、スプリング26の荷重によりレバー23が回転する
ように設定する。スプリング26の荷重をこのように設
定しておけば、上記のようにロール紙10がばらけた場
合でも、ロール紙10が残量限界(例えば1m)に達し
たことを検出することができる。このようにスプリング
26の荷重を最も重い巻芯の場合に設定すると、上述の
ように、ばらけた場合の残量限界が外径による検出の場
合の残量限界(例えば2m)よりも小さくなる。
10の最も軽い巻芯の場合に設定すると、ロール紙10
がばらけた場合の検出残量は、もっと重い巻き芯を使用
した検出した時の残量に比べ多くなる(例えば3mな
ど)。また、この時ロール紙10の残量を2m以下には
ならないように設定したい場合は、スプリング26の荷
重を、ロール紙10の最も重い巻芯が用紙残量2mにな
った時にレバー23が回転するように設定すれば良い。
この時最も軽い巻芯を使用してロール紙10がばらけた
場合の検出残量は例えば約4m等となる。
ものである。ロール紙10を転動可能に載置するロール
紙載置部20は、前述のように略V字形(縦壁21と底
壁22)であって、ロール紙10は常時、底壁22及び
縦壁21に接触しておい、ロール紙10の外径が減少す
るにしたがってロール紙10の巻芯の中心は徐々に下降
して行く。なお、図7において、23はレバー、24は
レバーの凹部ないし切り欠き、25はレバーの上面部、
26はスプリング、27は光センサである。構成及び作
用は上述のとおりである。
で、上述の第1実施形態と相違する点は、レバー23の
支点23a及びスプリング26の位置を逆の側に配置し
たことである。図8では、光センサ27はレバー23の
中央部に設けられているが、レバー23の先端側、即ち
支点23aと反対側に設けても良いことは勿論である。
この第2実施形態においても、第1実施形態の場合と同
様の作用をし、ロール紙10の限界残量をロール紙10
の外径及び重量の両方で検出することができるようにな
っている。
プリンタ装置の第3の実施形態を示すもので、図9はプ
リンタ全体でカバーを閉じた状態を示し、図10はカバ
ーを開いた状態を示し、図11は図10に示したヘッド
フレームの詳細を示し、図12は同ヘッドフレームを斜
視図で示し、図13はカッター部を上から見た図でカッ
ターが正常な退避動作をしている場合、図14はカッタ
ー部を上から見た図でカッターが退避できない場合を示
す。これらの図において、10はロール紙、32はプラ
テンローラ、33はサーマルヘッド、34はカッターの
可動刃、35はカッターレバー、36はカッターの固定
刃、37は用紙排出部、38は上カバー、39は開放レ
バー、40はカッターフレームである。
は、プラテンローラ32とサーマルヘッド33との間の
押圧部により搬送される。サーマルヘッド33により印
字された用紙10は、カッター部の可動刃34がカッタ
ーレバー35により固定刃36の側へ駆動されることに
より、可動刃34と固定刃36との間に挟み込まれて切
断される。
作等により、用紙排出部37をふさいだりした場合、用
紙10の排出ができず、用紙ジャムとなる。この用紙ジ
ャムによりカッター部の可動刃34が固定刃36に噛み
込み、可動刃34が固定刃36から戻らなくなることが
ある。このようになると、可動刃34が戻らないため、
上カバー38を開らいて用紙ジャムを取り除こうとして
も、従来は、上カバー38が開かず対処方法がなくな
る。
バー38の開閉を行う開放レバー39のカバー開放方向
への動作に連動させて、サーマルヘッド33がプラテン
ローラ32から離れるように構成とすると共に、可動刃
34を固定刃36から退避させる構成とする。即ち、図
10〜図13に示すように、サーマルヘッド33を搭載
しているヘッドフレーム50を支点50aを中心に所定
範囲で回動可能に構成し、かつ、スプリング41にて図
10の反時計方向に付勢する。ヘッドフレーム50の回
転可能な範囲は図示しないストッパにて規制される。ヘ
ッドフレーム50の先端部には上カバー38を引っかけ
るための引っかけ部50bを設ける。
持する上カバー38はその一端部の支点38aを中心に
回転可能で、上カバー38を閉じた時は、支点38aと
は反対側の縁部38bがヘッドフレーム50の引っかけ
部50bに引っ掛かって上カバー38は閉状態にロック
される。この時、上カバー38に回転可能に支持されて
いるプラテンローラ32がヘッドフレーム50に固定支
持されているサーマルヘッド33に対して押圧される位
置に位置決めされる。
は、ヘッドフレーム50に連動しており、開放レバー3
9を図の矢印A方向に移動させると、ヘッドフレーム5
0はスプリング41に抗して時計方向に移動して上カバ
ー38は引っ掛け部39bから解放されて開く。この時
上カバー38は図示しないスプリングにより支点38a
を中心として開放位置に移動し、この開位置に維持され
る。上カバー38を閉じる時は、上カバー38をそのま
ま閉じる方向へ押圧すると、ヘッドフレーム50の引っ
掛け部39bが上カバー38の縁部38bに引っ掛って
上カバー38はロックされる。
ー39との位置関係を示すもので、図13はカッターが
正常な退避動作をしている状態、図14はカッターが退
避できない状態を示す。可動刃34の右側の刃の一部に
出っ張り部34aを設け、一方の開放レバー39には、
可動刃34の出っ張り部34aに引っかける突起部39
aを設ける。
場合は、可動刃34の出っ張り部34aが開放レバー3
9の引っかけ用突起部39aから離れていて、開放レバ
ー39の動作は可動刃24に影響を与えないが、図14
のように可動刃34が固定刃36に噛み込んで戻らない
場合は、可動刃34の出っ張り部34aが開放レバー3
9の引っかける突起部39aに近接している。この状態
で、開放レバー39を上カバー38を開ける方向(矢印
A方向)に移動させると、開放レバー39の引っかけ用
突起部39aが可動刃34の出っ張り部34aに係合し
て可動刃34を強制的に固定刃36から退避させる。
断動作はモータ又はソレノイド51(図9)によりカッ
ターレバー35を介して行われる。また、上記の第3実
施形態では、カッターの固定刃34に出っ張り部34a
を設けたが、カッター可動刃34を搭載するカッターフ
レーム40に同様の出っ張り部を設け、この出っ張り部
を開放レバー39の突起部39aに引っかけて可動刃3
4を強制的に固定刃36から退避させるように構成して
もよい。
について詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではなく、本発明の精神ないし範囲内にお
いて種々の形態、変形、修正等が可能であることに留意
すべきである。
ば、ロール紙がばらけた場合でも、所定の残量にて検出
をすることができる。具体的には、従来の外径検出の場
合のロール紙限界残量は、ばらけの発生しないロール紙
の検出残量は約2m、ばらかの発生したロール紙の検出
残量は0mとなっていたが、本考案の構成にした場合の
ロール紙限界残量は、ばらけの発生しないロール紙の検
出残量は約2m、ばらけの発生したロール紙の検出残量
は約1m〜3m(2m〜4m)となる。ばらけの発生し
た時の検出残量精度は悪いものの、残量が0mとなるよ
うな検出不能な状態は回避することができる。
で中断して再度印刷しなおす必要や、顧客を待たせて用
紙を交換するなど顧客のサービスの低下を防止すること
がきる。また、本発明によれば、カッターの可動刃が固
定刃に噛み込んだ場合における可動刃の退避機構として
新たな部品を追加することなく、通常の上カバーの開閉
動作と同じ動作で可動刃を固定刃から容易に退避させる
ことができ、操作を簡単化することができる。
法を示す。
量検出方法を示す。
をそれぞれ示す。
るロール紙の限界残量検出の方法を示す。
合を示す。
合に重量検出によりロール紙の限界残量を検出する方法
を示す。
機構を斜視図で示す。
出の方法を示す。
体構成を示す。
す。
詳細を示す。
をしている場合を示す。
できない場合を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 ロール紙を転動可能に載置するロール紙
載置部と、該ロール紙載置部に載置されているロール紙
を外径側から繰り出す用紙供給手段と、該用紙供給手段
によりロール紙が繰り出されるにしたがって減少してゆ
く該ロール紙の外径を検出する外径検出手段と、ロール
紙の繰り出しにしたがって減少してゆく該ロール紙の重
量を検出する重量検出手段と、前記外径検出手段と前記
重量検出手段のいずれかが重量又は外径が所定値以下に
なったことを検出した時、ロール紙が限界残量に達した
ことを検出するロール紙限界残量検出手段と、を具備す
ることを特徴とするロール紙を使用するプリンタ装置。 - 【請求項2】 前記ロール紙載置部は、縦壁と、該縦壁
に向かって下方に傾斜する底壁とを有し、該底壁上に載
置されたロール紙は常時前記縦壁に接触するように維持
されると共に、ロール紙の外径が減少するにしたがって
該ロール紙は前記底壁上を斜め下方に移動するようにさ
れていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項3】 前記外径検出手段は、上側に凹部ないし
切り欠きを有するレバーと、該レバーを上方へ付勢する
スプリングと、前記レバーが上方へ変位したことを検出
するセンサとを具備し、ロール紙の外径が前記レバーの
凹部ないし切り欠き嵌入する程度に小さくなると、該レ
バーが前記スプリングより上方へ変位するように構成さ
れていることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項4】 前記レバーは、前記凹部ないし切り欠き
に隣接した上面部を有し、ロール紙が前記凹部ないし切
り欠き嵌入する迄の径の大きい状態では、ロール紙の下
部が該レバーの上面部に接触しており、ロール紙の重量
が所定値以下になると、ロール紙の外径が前記レバーの
凹部ないし切り欠き嵌入しない場合でも、前記スプリン
グの力により該レバーを上方へ変位されるように構成さ
れていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ装
置。 - 【請求項5】 プリンタ本体と、ロール紙載置部と、用
紙切断部と、少なくとも該用紙載置部を覆う開閉可能な
カバーと、カバーを開放するための開放レバーとを具備
する、ロール紙を使用するプリンタ装置において、開放
レバーと前記用紙切断部の可動刃とを機械的に連動さ
せ、該開放レバーのカバー開放動作により可動刃を強制
的に固定刃から退避させるように構成したことを特徴と
するロール紙を使用するプリンタ装置。 - 【請求項6】 プリンタ本体と、ロール紙載置部と、プ
ラテンとサーマルヘッドを有する用紙印字部と、少なく
とも該ロール紙載置部を覆う開閉可能なカバーと、該カ
バーを開放するための開放レバーとを具備する、ロール
紙を使用するプリンタ装置において、前記印字部のサー
マルヘッドを前記開放レバーと機械的に連動させて、該
開放レバーのカバー開放動作により該サーマルヘッドを
プラテンから離すように構成したことを特徴とするロー
ル紙を使用するプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30099297A JP3907288B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ロール紙を使用するプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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