JPH11129479A - 記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いた記録装置 - Google Patents

記録ヘッド及び該記録ヘッドを用いた記録装置

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JPH11129479A
JPH11129479A JP9300772A JP30077297A JPH11129479A JP H11129479 A JPH11129479 A JP H11129479A JP 9300772 A JP9300772 A JP 9300772A JP 30077297 A JP30077297 A JP 30077297A JP H11129479 A JPH11129479 A JP H11129479A
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將貴 櫻井
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達生 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高ノイズマージンの電圧変換回路を実現する。 【解決手段】ラッチ回路123の出力と、nMOSパワ
ートランジスタ121のゲートとの間に、nMOSパワ
ートランジスタ121のドライバビリティを向上させる
電圧変換回路131を設け、その電圧変換回路131の
構成を、バッファ用pMOSトランジスタ134、13
7と、pMOSトランジスタ135、138及びnMO
Sトランジスタ136、139からなるCMOSインバ
ータとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインクを吐
出して記録媒体に記録を行うインクジェット方式の記録
ヘッド及び該記録ヘッドを用いた記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式の記録ヘッド
の回路構成を図3に示す。図3に示すような記録ヘッド
の電気熱変換素子(ヒータ)とその駆動回路は、例え
ば、特開平5−185594号に開示されているように
半導体プロセス技術を用いて同一基板上に形成されてい
る。
【0003】図3に示すように、401は熱エネルギー
を発生するための電気熱変換素子(ヒータ)、符号42
2はヒータ401に所望の電流を供給するためのパワー
トランジスタ、符号424は各ヒータ401に電流を供
給し、記録ヘッドのノズル部からインクを吐出するか否
かを決定する画像データを一時的に格納するシフトレジ
スタ、符号427はシフトレジスタ424に設けられた
転送クロック信号CLKを入力するための転送クロック
入力端子、符号426はヒータ401をON/OFFさ
せる画像データDATAをシリアルに入力する画像デー
タ入力端子、符号423は各ヒータに対する画像データ
を各ヒータ毎に記録保持するためのラッチ回路、符号4
28はラッチ回路423のラッチタイミングをコントロ
ールするためのラッチ信号LTを入力するラッチ信号入
力端子、符号429はヒータ401に電流を流すタイミ
ングを決定するスイッチ、425はヒータに所定の電圧
を印加し電流を供給するための電源ライン、430はヒ
ータ401及びパワートランジスタ422を流れた電流
が流れ込むGNDラインである。
【0004】また、シフトレジスタ424に格納される
画像データのビット数とパワートランジスタ422の数
とヒータ401の数は同じである。
【0005】図4は、図3に示す記録ヘッドの駆動回路
を駆動するための各種信号のタイミングチャートであ
る。図4を参照して、図3に示す記録ヘッドの駆動回路
について説明する。
【0006】転送クロック入力端子427には、シフト
レジスタ424に格納される画像データDATAのビッ
ト数分の転送クロック信号CLKが入力される。
【0007】シフトレジスタ424へのデータ転送は転
送クロック信号CLKの立上がりに同期して行われる。
各ヒータ401をON/OFFさせるための画像データ
DATAは画像データ入力端子426から入力される。
ここで、シフトレジスタ424に格納される画像データ
DATAのビット数とヒータ410及びパワートランジ
スタ422の数が同じであるから、ヒータ401の数の
分だけ転送クロック信号CLKのパルスを入力して画像
データDATAをシフトレジスタ424に転送した後、
ラッチ信号入力端子428にラッチ信号LTを与えて各
ヒータ401に対応した画像データDATAをラッチ回
路423に保持する。
【0008】その後、スイッチ429を適当な時間ON
にすれば、スイッチ429がONになっている期間に応
じてパワートランジスタ422及びヒータ401に電源
ライン425から電流が流れ、その電流はGNDライン
430へ流れ込む。この時ヒータ401はインクを吐出
するために必要な熱を発生し、画像データに見合ったイ
ンクが記録ヘッドのノズルから吐出される。
【0009】以上説明した回路構成は既に特開平8−1
08536号に開示されているが、更に図3に示す回路
構成の改良型として図5に示す回路構成が提案されてい
る。
【0010】図5に示すように、符号440はヒータ4
01に所望の電流を供給するためのパワートランジスタ
であり、nMOSトランジスタが用いられている。図3
に示すパワートランジスタはダーリントン接続されたN
PNトランジスタが用いられているが、このような回路
構成では通常シフトレジスタやラッチ回路等の所謂論理
回路にはCMOSゲートが使われるため、これと同時に
NPNトランジスタを形成するにはBi−CMOSプロ
セスを用いることになる。しかしながら、Bi−CMO
Sプロセスはその工程に要するマスク枚数が多く、高価
であるという欠点を持っている。そこで、パワートラン
ジスタとしてNPNトランジスタの代わりにnMOSト
ランジスタを用いれば、論理回路と同様のプロセスにて
製造できるために比較的安いコストで製造できる。以上
説明したものが、所謂CMOSプロセスにより製造され
た記録ヘッドの回路構成である。
【0011】このCMOSプロセスを用いた回路構成に
おいて、CMOS論理回路に適用される信号は0V/5
VをLo/Hiとするデジタル信号であるため、nMO
Sパワートランジスタのゲートに、5VのHi信号を直
接印加したとしても十分なドライバビリティが得られな
いという問題がある。そこで、ゲート電圧を上昇させて
ドライバビリティを向上する目的で、図5に示す電圧変
換回路451を設けることが提案されている。
【0012】つまり、CMOS論理回路とnMOSトラ
ンジスタからなるパワートランジスタで構成した記録ヘ
ッドでは、CMOS論理回路内の信号の振幅5Vをより
高い電圧に変換した上でnMOSパワートランジスタの
ゲートに供給することによりドライバビリティの向上を
図っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、電圧変換回路451内の抵抗452とnM
OSトランジスタ453を組み合わせたインバータのし
きい値が、抵抗452とnMOSトランジスタ453の
ON抵抗との相関関係で決定され、ラッチ回路423や
シフトレジスタ424で用いられるCMOSインバータ
と比較して低く、ノイズに対して弱いという問題があっ
た。特にインクジェット方式のプリンタでは、ヒータ4
01、nMOSパワートランジスタ440を流れた電流
がGNDライン430に流れ込み、GNDラインに大き
なノイズが生じるためにノイズに対して強い回路構成が
求められている。
【0014】更に、上記従来技術では、電圧変換部回路
451内の抵抗452とnMOSトランジスタ453を
組み合わせたインバータにおいて、ラッチ回路423の
画像信号がHiの状態でスイッチ429がONされる
と、その間は電源ライン456から常に一定の電流が抵
抗452とnMOSトランジスタ453を通って流れる
ことになる。この電流は、ラッチ回路423の画像信号
Hiのビットが多くなるほど増加する。現在、インクジ
ェットプリンタは高速・高画質を追及しており、その実
現のためにはヒータの狭ピッチ化、多ノズル化を進める
とともに、同時に吐出するビット数の増加が必要であ
る。同時に吐出するビット数が増加することは、ラッチ
回路423の出力がHiとなるビット数が増加すること
で、即ち電圧変換回路の電源ライン456からGNDラ
イン430に流れる電流が増加することを意味する。こ
の結果、流れる電流により変換電源ライン456の電圧
が電圧降下を起し、多ビット同時オンの時にパワートラ
ンジスタ440のゲートに印加される電圧が低下する。
この結果、パワートランジスタ440のゲートに印加さ
れる電圧はONビット数に依存して変化してしまうため
に、安定したnMOSパワートランジスタの駆動が出来
なくなるという問題点があった。
【0015】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされ、
その目的は、nMOSパワートランジスタのドライバビ
リティを向上するための電圧変換回路で用いられるイン
バータのしきい値を高くしてGNDラインのノイズマー
ジンを確保すると共に、オンビット数に依存した電源電
圧の変動を抑制する記録ヘッド及び該記録ヘッドを用い
た記録装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の記録ヘッドは以下の構成
を備える。即ち、複数の記録素子を有し、該夫々の記録
素子を独立に通電駆動することにより画像データを記録
媒体に記録する記録ヘッドにおいて、電源が供給され、
前記記録素子を通電駆動するためのパワートランジスタ
と、前記夫々の記録素子に対して所定のタイミングで画
像データを出力する出力回路と、電源が供給され、前記
画像データに基づいて該パワートランジスタのゲートに
印加される電圧を変換して通電駆動するためのCMOS
論理回路とを備え、前記CMOS論理回路は、前記画像
データの電圧が印加されるnMOS型素子及びpMOS
型素子を有するCMOSインバータ回路と、前記電源か
ら該CMOSインバータ回路に供給される電圧を分配す
るpMOS型素子とを有する。
【0017】上述の課題を解決し、目的を達成するため
に、本発明の記録ヘッドは以下の構成を備える。即ち、
複数の記録素子を有し、該夫々の記録素子を独立に通電
駆動することにより画像データを記録媒体に記録する記
録ヘッドにおいて、電源が供給され、前記記録素子を通
電駆動するためのパワートランジスタと、前記夫々の記
録素子に対して所定のタイミングで画像データを出力す
る出力回路と、電源が供給され、前記画像データに基づ
いて該パワートランジスタのゲートに印加される電圧を
変換して通電駆動するためのCMOS論理回路とを備
え、前記CMOS論理回路は、第1のpMOSトランジ
スタと第1のnMOSトランジスタからなる第1のCM
OSインバータ回路と、第2のpMOSトランジスタ
と、第3のpMOSトランジスタと第3のnMOSトラ
ンジスタからなる第2のCMOSインバータ回路と、第
4のpMOSトランジスタとを有し、前記第2のpMO
Sトランジスタのソースが電源に接続され、該第2のp
MOSトランジスタのドレインが前記第1のpMOSト
ランジスタのソースに接続され、該第1のpMOSトラ
ンジスタのドレインが前記第1のnMOSトランジスタ
のドレインに接続され、該第1のトランジスタのソース
が接地され、前記第4のpMOSトランジスタのソース
が電源に接続され、該第4のpMOSトランジスタのド
レインが前記第3のpMOSトランジスタのソースに接
続され、該第3のpMOSトランジスタのドレインが前
記第3のnMOSトランジスタのドレインに接続され、
該第3のnMOSトランジスタのソースが接地され、前
記第2のpMOSトランジスタのゲートが前記第3のp
MOSトランジスタのドレインと前記第3のnMOSト
ランジスタのドレインとの接続部に接続され、前記第4
のpMOSトランジスタのゲートが前記第1のpMOS
トランジスタのドレインと前記第1のnMOSトランジ
スタのドレインとの接続部に接続され、前記第1のpM
OS、nMOSトランジスタのゲートは共通に画像信号
の出力と同じ信号が出力される端子に接続され、前記第
3のpMOS、nMOSトランジスタのゲートは共通に
画像信号の出力を反転した信号が出力される端子に接続
され、前記第3のpMOS、nMOSトランジスタのド
レインの接続部から前記パワートランジスタのゲートに
対して画像信号の振幅を変換した信号が出力される。
【0018】上述の課題を解決し、目的を達成するため
に、本発明の記録装置は上記特徴を有する記録ヘッドを
搭載する構成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】[第1の実施形態の回路構成]第1の実施
形態の回路構成について説明する。図1は本発明の第1
の実施形態の回路図である。
【0021】図1に示すように、符号121はインクを
吐出するための熱を発生する電気熱変換素子(以下ヒー
タと称す)、符号122はヒータ121に所望の電流を
供給するためのパワートランジスタ、符号124は各ヒ
ータ121に電流を供給し、記録ヘッドのノズルからイ
ンクを吐出するか否かを決定する画像データを一時的に
格納するシフトレジスタ、符号127はシフトレジスタ
124に設けられた転送クロック信号CLKの転送クロ
ック入力端子、符号126はヒータ121をON/OF
Fさせる画像データDATAをシリアルに入力する画像
データ入力端子、符号123は各ヒータ121に対する
画像データを各ヒータ毎に記録保持するためのラッチ回
路、符号128はラッチ回路123にラッチタイミング
をコントロールするためのラッチ信号LTを入力するラ
ッチ信号入力端子、符号129はヒータ121に電流を
流すタイミングを決定するスイッチ、符号131はスイ
ッチ129からのデジタル信号の電圧振幅をより高い電
圧振幅に変換し、パワートランジスタ122のゲートに
供給する電圧変換回路、符号140は電圧変換回路13
1に電源を供給するための電源ライン、130はヒータ
121及びパワートランジスタ122に通電された電流
が流れ込むGNDライン、符号132はラッチ回路12
3からの画像データを反転させ、電圧変換回路131の
一部を構成するCMOSインバータ素子、符号133は
CMOSインバータ素子132で反転された画像データ
をさらに反転させるCMOSインバータ素子、符号13
5、136は夫々pMOS、nMOSトランジスタでC
MOSインバータを構成するものである。符号134は
CMOSインバータ135、136をラッチ回路123
からの出力電圧である5V入力で駆動可能とするために
電源ライン140から供給される電圧を分割するための
バッファ用pMOS、符号138、139及び137は
夫々CMOSインバータ135、136及びバッファ用
pMOS134と対をなすように設けられたnMOS、
pMOS、バッファ用pMOSである。ここで、バッフ
ァ用pMOS134のゲートは、対をなすCMOSイン
バータの出力部であるpMOS138とnMOS139
の接続部に接続されている。また、バッファ用pMOS
137のゲートも同様にpMOS135とnMOS13
6の接続部に接続されている。
【0022】[回路動作]ここで、ラッチ回路123か
らの出力がHiの場合の回路動作の説明を行う。
【0023】ラッチ回路123からの出力がHiのと
き、CMOSインバータ素子132の出力はLoとな
り、pMOSトランジスタ138とnMOSトランジス
タ139から構成されるCMOSインバータの入力部に
Loが印加されるが、この時点でバッファ用pMOS1
37のON/OFF状態は不確定であるので、nMOS
パワートランジスタ122のゲートへの印加電圧となる
pMOSトランジスタ138とnMOSトランジスタ1
39からなるCMOSインバータの出力電圧のHi/L
oはバッファ用pMOS137のON/OFF状態に依
存する。このバッファ用pMOS137のゲートは、対
をなすpMOSトランジスタ135とnMOSトランジ
スタ136からなるCMOSインバータの出力部に接続
されている。このpMOSトランジスタ135とnMO
Sトランジスタ136からなるCMOSインバータの入
力部には、ラッチ回路123からCMOSインバータ1
32と133を通過した出力電圧が入力される。尚、こ
こでは、ラッチ回路123からの出力をHiとして説明
しているので、pMOSトランジスタ135、nMOS
トランジスタ136のゲートには夫々論理回路からHi
の入力信号5Vが印加され、nMOSトランジスタ13
6は通電状態になる。pMOSトランジスタ135にも
ゲート電圧5Vが印加されるが、電源ライン140より
供給される電圧が5Vよりも高い場合、pMOSトラン
ジスタ135はON状態となることが考えられる。しか
し、バッファ用pMOS134において電圧降下がある
ために、出力電圧は電源ライン140の電圧よりも低く
なり、この電圧はバッファ用pMOS134、pMOS
トランジスタ135、及びnMOSトランジスタ136
のサイズを変化することで制御できる。従って、バッフ
ァ用pMOS137のゲートに印加されるpMOSトラ
ンジスタ135とnMOSトランジスタ136から構成
されるCMOSインバータの出力電圧は電源ライン14
0の電圧よりも低くでき、この値をバッファ用pMOS
137がONされる値に設定することができる。このよ
うに設定されて、バッファ用pMOS137がONされ
る結果、pMOSトランジスタ138とnMOSトラン
ジスタ139から構成されるCMOSインバータの出力
はHiに確定されて電源ライン140の電圧が印加さ
れ、ラッチ回路123からの入力信号5Vを電源ライン
140から供給される電圧に変換してnMOSパワート
ランジスタ122に供給することができる。また、この
出力電圧は、バッファ用pMOS134のゲートにも接
続されているために、バッファ用pMOS134は瞬時
にOFFとなり、バッファ用pMOS134、pMOS
トランジスタ135、nMOSトランジスタ136に流
れる貫通電流はON/OFFの切り替わりの瞬間にわず
かに流れるだけである。その結果、バッファ用pMOS
137のゲートに印加される電圧は0Vに確定するの
で、バッファ用pMOS137のON状態をより確実に
することができる。
【0024】また、ラッチ回路123からの出力電圧が
Loの時は、バッファ用pMOS134、CMOSイン
バータ135、136とバッファ用pMOS137、C
MOSインバータ138、139がそれぞれ反対の状態
になり、nMOSパワートランジスタ122のゲートに
出力される信号は0Vとなる。つまり、ラッチ回路12
3の出力がHi(画像データ有り)の場合には、パワー
トランジスタ122のゲートは電源140の電圧が印加
されてパワートランジスタ122はONとなり、ヒータ
101に電流が流れてインク吐出による記録が行われ
る。
【0025】このとき、電源ライン140の電圧をシフ
トレジスタ124及びラッチ回路123の電源電圧であ
る5Vより高く設定しておけば、その電圧がパワートラ
ンジスタ122のゲートに印加されて、パワートランジ
スタ122のドライバビリティを向上させることができ
る。この時の電源ライン140の電圧は任意に設定する
ことが可能であるが、例えばCMOSインバータのブレ
ークダウン耐圧やMOSトランジスタのゲート酸化膜の
絶縁耐圧の許容範囲内で、できるだけ高い電圧に設定す
ることが望ましい。また、ヒータ121への電源ライン
125の電圧と電圧変換回路131の電源ライン140
とを共有することも可能であり、こうすれば電源ライン
を2系統要する必要がなく、所望の特性が得られ、回路
構成が簡略化できる。
【0026】この場合、電圧変換回路131のON/O
FFのしきい値は、電源ライン140の電圧、バッファ
用pMOS134、137、CMOSインバータを構成
するpMOSトランジスタ135、138及びnMOS
トランジスタ136、139のサイズで決定されるた
め、これらを最適化することで任意の値に調節可能であ
る。例えば、バッファ用pMOS134、137のON
抵抗が高くなるようにサイズ決定すれば、しきい値は低
くなり、ON抵抗が低くなるようにすればしきい値は高
くなる。このようにサイズを調整し、例えば2.5V付
近のしきい値とすれば、従来の抵抗とnMOSトランジ
スタからなる電圧変換回路に比較して、高いノイズマー
ジンを確保することができる。
【0027】[第2の実施形態の回路構成]第2の実施
形態の回路構成について説明する。図2は本発明の第2
の実施形態の回路図である。
【0028】図2に示すように、符号151は、ヒータ
121の電源ライン125から電圧変換回路131の電
源ライン140へ電圧を作り出すための電圧供給回路で
ある。符号152、153は抵抗、符号154はnMO
Sトランジスタ、符号155はnMOSトランジスタ1
54のソースに接続された抵抗で、nMOSトランジス
タ154及び抵抗155によりソースフォロワ型のバッ
ファを形成する。第1の実施形態において、電圧変換回
路131の電源ライン140の電圧は、CMOSインバ
ータのブレークダウン耐圧及びMOSのゲート耐圧を超
えることなく、可能な限り高く設定することが望まし
く、可能ならばヒータの電源ラインと共有してもよいと
述べた。しかしながら、通常、ヒータへの駆動電圧は2
0V以上の高い値に設定される場合が多く、またCMO
Sインバータのブレークダウン耐圧は15V程度までの
プロセスで作られることが多い。またMOSのゲート耐
圧はゲート酸化膜厚に依存するために、ゲート酸化膜の
絶縁耐圧より十分低い電圧とする必要があり、電圧変換
回路の最適な電圧とヒータの駆動電圧とが一致すること
は難しい。更に、電圧変換回路の電源ラインを別に設け
ることは全体のシステムによっては大きな負担となり、
コストアップにつながる場合もある。
【0029】そこで、この第2の実施形態では、抵抗1
52、153の分圧比により、ヒータの電源ライン12
5から任意の電圧を作り出し、これにバッファとしての
nMOSトランジスタ154と抵抗155から構成され
るソースフォロワ回路を接続して、電圧変換回路に供給
することにより、別電源を設けることなく、電圧変換回
路に最適な電圧を供給することを実現したものである。
【0030】特に、第2の実施形態の回路構成に対し
て、従来のnMOSトランジスタと抵抗の組み合わせか
らなる電圧変換回路を用いた場合、このnMOSトラン
ジスタがONする時に流れる電流で生じる電圧降下を吸
収するために、バッファとしてnMOSトランジスタを
十分大きくする必要があり、チップサイズの増大が必要
であったが、本発明の回路構成を適用すると、電圧変換
回路の電流は、ON/OFFの切り替わりで瞬時に流れ
るだけなので、従来のように大きなバッファ用のトラン
ジスタを必用とせず、チップサイズが縮小できる。
【0031】以上説明したように、上記第1、第2の実
施形態によれば、ラッチ回路123の出力と、パワーn
MOSトランジスタ122のゲートとの間に、パワーn
MOSトランジスタ122のドライバビリティを向上さ
せる目的で電圧変換回路を設け、その構成を、バッファ
用pMOSトランジスタ134、137と、pMOSト
ランジスタ135、138及びnMOSトランジスタ1
36、139からなるCMOSインバータとし、これら
のサイズを調節することで、高ノイズマージンの電圧変
換回路を実現できる。
【0032】更に、電圧変換回路に流れる電流はON/
OFFの切り替わり時に瞬間的に流れるだけであるた
め、オンするビット数に依存せずに安定したヒータ駆動
を実現できる。
【0033】[インクジェット記録ヘッド用基体]次
に、第1、第2の実施形態の回路構造を有するインクジ
ェット記録ヘッド用基体について説明する。図6は、イ
ンクジェット記録ヘッド用基体の詳細構成を示す斜視図
である。
【0034】図6に示すように、インクジェット記録ヘ
ッド用基体は、複数の吐出口800に連通した液路80
5を形成するための流路壁部材801と、インク供給口
803を有する天板802とを組み付けることにより、
インクジェット記録方式の記録ヘッド810を構成でき
る。この場合、インク供給口803から注入されるイン
クが内部の共通液室804へ蓄えられて各液路805へ
供給され、その状態で基体808、発熱部806を駆動
することで吐出口800からインクの吐出がなされる。
【0035】また、図6に示す記録ヘッド810をイン
クジェット記録装置本体に装着し、装置本体から記録ヘ
ッド810へ付与される信号をコントロールすることに
より、高速記録、高画質記録を実現できるインクジェッ
ト記録装置を提供することができる。
【0036】[インクジェット記録装置本体]次に、図
6に示す記録ヘッド810を用いたインクジェット記録
装置について説明する。図7は、本発明に係る実施形態
のインクジェット記録装置900を示す外観斜視図であ
る。
【0037】図7において、記録ヘッド810は、駆動
モータ901の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア90
2、903を介して回転するリードスクリュー904の
螺旋溝921に対して係合するキャリッジ920上に搭
載されており、駆動モータ901の駆動力によってキャ
リッジ920と共にガイド919に沿って矢印a又はb
方向に往復移動可能となっている。不図示の記録媒体給
送装置によってプラテン906上に搬送される記録用紙
P用の紙押え板905は、キャリッジ移動方向に沿って
記録用紙Pをプラテン906に対して押圧する。
【0038】フォトカプラ907、908は、キャリッ
ジ920に設けられたレバー909のフォトカプラ90
7、908が設けられた領域での存在を確認して駆動モ
ータ901の回転方向の切換等を行うためのホームポジ
ション検知手段である。支持部材910は記録ヘッド8
10の全面をキャップするキャップ部材911を支持
し、吸引手段912はキャップ部材911内を吸引し、
キャップ内開口513を介して記録ヘッド810の吸引
回復を行う。移動部材915は、クリーニングブレード
914を前後方向に移動可能にし、クリーニングブレー
ド914及び移動部材915は、本体支持板916に支
持されている。クリーニングブレード914は、図示の
形態でなく周知のクリーニングブレードが本実施形態に
も適用できることは言うまでもない。また、レバー91
7は、吸引回復の吸引を開始するために設けられ、キャ
リッジ920と係合するカム918の移動に伴って移動
し、駆動モータ901からの駆動力がクラッチ切換等の
公知の伝達手段で移動制御される。記録ヘッド810に
設けられた発熱部806に信号を付与したり、駆動モー
タ901等の各機構の駆動制御を司る記録制御部(不図
示)は、装置本体側に設けられている。
【0039】上述のような構成のインクジェット記録装
置900は、記録媒体給送装置によってプラテン906
上に搬送される記録用紙Pに対し、記録ヘッド810が
記録用紙Pの全幅にわたって往復移動しながら記録を行
うものであり、記録ヘッド810は、前述の各実施形態
の回路構造を有するインクジェット記録ヘッド用基体を
用いて製造されているため、高精度で高速な記録が可能
となる。
【0040】[制御回路の構成]次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御回路の構成について説明
する。図8はインクジェット記録装置900の制御回路
の構成を示すブロック図である。制御回路を示す同図に
おいて、1700は記録信号を入力するインタフェー
ス、1701はMPU、1702はMPU1701が実
行する制御プログラムを格納するプログラムROM、1
703は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給され
る記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRA
Mである。1704は記録ヘッド1708に対する記録
データの供給制御を行うゲートアレイであり、インタフ
ェース1700、MPU1701、RAM1703間の
データ転送制御も行う。1710は記録ヘッド1708
を搬送するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬
送のための搬送モータである。1705はヘッドを駆動
するヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬
送モータ1709、キャリアモータ1710を駆動する
ためのモータドライバである。
【0041】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆動
され、印字が行われる。
【0042】以上の説明においては、インクジェット記
録ヘッド用基体をインクジェット方式の記録ヘッドに採
用した例について説明したが、本発明に基づく基体構造
は、たとえば、サーマルヘッド用基体にも応用できるも
のである。
【0043】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも出願人の提唱する、熱エネルギーを利用してイン
クを吐出する方式の記録ヘッド、記録装置において、優
れた効果をもたらすものである。
【0044】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,740,796号明
細書に開示されている基本的な原理を用いて行なうもの
が好ましい。この方法はいわゆるオンデマンド型、コン
ティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、
オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持され
ているシートや液路に対応して配置されている電気熱変
換体に、記録情報に対応していて該沸騰を越える急速な
温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加する
ことによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せし
め、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこ
の駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形
成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4,463,359号明細書、同第4,345,262号明
細書に記載されているようなものが適している。なお、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4,
313,124号明細書に記載されている条件を採用すると、
さらに優れた記録を行なうことができる。
【0045】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電器熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4,558,333号明細書、米国特許第4,45
9,600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるもので
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59年第138461号公報に基づいた構成と
しても本発明は有効である。
【0046】更に、記録装置が記録出来る最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を一
層有効に発揮することができる。
【0047】[記録ヘッドの別形態]図9に示すよう
に、インクジェット記録ヘッド810は、複数の吐出口
800を有する記録ヘッド部811と、この記録ヘッド
部811に供給するためのインクを保持するインク容器
812とを備える。インク容器812は、境界線Kを境
に記録ヘッド部811に着脱可能に設けられている。イ
ンクジェット記録ヘッド810には、図7に示す記録装
置に搭載された時にキャリッジ側からの電気信号を受け
取るための電気的コンタクト(不図示)が設けられてお
り、この電気信号によってヒータが駆動される。インク
容器812内部には、インクを保持するために繊維質状
若しくは多孔質状のインク吸収体が設けられており、こ
れらのインク吸収体によってインクが保持されている。
【0048】これに対して、図7に示すインクジェット
記録ヘッド810は、記録ヘッド部811とインク容器
812とが一体的に構成されている。
【0049】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変更したものに適用可能であ
る。
【0050】本発明は、複数の機器(例えばホストコン
ピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタな
ど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)
に適用してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パワートランジスタのドライバビリティを向上するため
の電圧変換回路で用いられるインバータのしきい値を高
くしてGNDラインのノイズマージンを確保すると共
に、オンビット数に依存した電源電圧の変動を抑制でき
る。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の回路図である。
【図3】従来のインクジェット方式の記録ヘッドの回路
構成を示す図である。
【図4】図3に示す記録ヘッドの駆動回路を駆動するた
めの各種信号のタイミングチャートである。
【図5】従来のインクジェット方式の記録ヘッドの回路
構成を示す図である。
【図6】インクジェット記録ヘッド用基体の詳細構成を
示す斜視図である。
【図7】本発明に係る実施形態のインクジェット記録装
置を示す外観斜視図である。
【図8】インクジェット記録装置の制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図9】図7に示すインクジェット記録ヘッドの別形態
を説明する外観斜視図である。
【符号の説明】
121…ヒータ 122…nMOSパワートランジスタ 123…ラッチ回路 124…シフトレジスタ 131…電圧変換回路 151…電圧発生回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を有し、該夫々の記録素
    子を独立に通電駆動することにより画像データを記録媒
    体に記録する記録ヘッドにおいて、 電源が供給され、前記記録素子を通電駆動するためのパ
    ワートランジスタと、 前記夫々の記録素子に対して所定のタイミングで画像デ
    ータを出力する出力回路と、 電源が供給され、前記画像データに基づいて該パワート
    ランジスタのゲートに印加される電圧を変換して通電駆
    動するためのCMOS論理回路とを備え、 前記CMOS論理回路は、前記画像データの電圧が印加
    されるnMOS型素子及びpMOS型素子を有するCM
    OSインバータ回路と、前記電源から該CMOSインバ
    ータ回路に供給される電圧を分配するpMOS型素子と
    を有することを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記CMOS論理回路は、第1のインバ
    ータ回路及び第1のpMOS型素子と、第2のインバー
    タ回路及び第2のpMOS型素子とを有し、該第1のイ
    ンバータ回路の出力が該第2のpMOS型素子のゲート
    に接続され、該第2のインバータ回路の出力が該第1の
    pMOS型素子のゲートに接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記CMOS論理回路は、前記画像デー
    タを反転して前記第2のインバータ回路に入力する第1
    のCMOSインバータ素子と、該反転された画像データ
    を再度反転して前記第1のインバータ回路に入力する第
    2のCMOSインバータ素子とを更に備えることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記記録素子を通電駆動するために前記
    パワートランジスタに供給される電源と、前記CMOS
    論理回路に供給される電源とを共通化することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 前記パワートランジスタに供給される電
    源に接続され、前記CMOS論理回路に供給される電源
    電圧を生成する電圧生成回路を更に具備することを特徴
    とする請求項4に記載の記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項6に記載の記録ヘ
    ッド。
  8. 【請求項8】 複数の記録素子を有し、該夫々の記録素
    子を独立に通電駆動することにより画像データを記録媒
    体に記録する記録ヘッドにおいて、 電源が供給され、前記記録素子を通電駆動するためのパ
    ワートランジスタと、 前記夫々の記録素子に対して所定のタイミングで画像デ
    ータを出力する出力回路と、 電源が供給され、前記画像データに基づいて該パワート
    ランジスタのゲートに印加される電圧を変換して通電駆
    動するためのCMOS論理回路とを備え、 前記CMOS論理回路は、第1のpMOSトランジスタ
    と第1のnMOSトランジスタからなる第1のCMOS
    インバータ回路と、第2のpMOSトランジスタと、第
    3のpMOSトランジスタと第3のnMOSトランジス
    タからなる第2のCMOSインバータ回路と、第4のp
    MOSトランジスタとを有し、 前記第2のpMOSトランジスタのソースが電源に接続
    され、該第2のpMOSトランジスタのドレインが前記
    第1のpMOSトランジスタのソースに接続され、該第
    1のpMOSトランジスタのドレインが前記第1のnM
    OSトランジスタのドレインに接続され、該第1のトラ
    ンジスタのソースが接地され、 前記第4のpMOSトランジスタのソースが電源に接続
    され、該第4のpMOSトランジスタのドレインが前記
    第3のpMOSトランジスタのソースに接続され、該第
    3のpMOSトランジスタのドレインが前記第3のnM
    OSトランジスタのドレインに接続され、該第3のnM
    OSトランジスタのソースが接地され、 前記第2のpMOSトランジスタのゲートが前記第3の
    pMOSトランジスタのドレインと前記第3のnMOS
    トランジスタのドレインとの接続部に接続され、 前記第4のpMOSトランジスタのゲートが前記第1の
    pMOSトランジスタのドレインと前記第1のnMOS
    トランジスタのドレインとの接続部に接続され、 前記第1のpMOS、nMOSトランジスタのゲートは
    共通に画像信号の出力と同じ信号が出力される端子に接
    続され、 前記第3のpMOS、nMOSトランジスタのゲートは
    共通に画像信号の出力を反転した信号が出力される端子
    に接続され、 前記第3のpMOS、nMOSトランジスタのドレイン
    の接続部から前記パワートランジスタのゲートに対して
    画像信号の振幅を変換した信号が出力されることを特徴
    とする記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の記録ヘッドを搭載することを特徴とする記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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