JPH11129307A - 複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法 - Google Patents
複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法Info
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- JPH11129307A JPH11129307A JP30111697A JP30111697A JPH11129307A JP H11129307 A JPH11129307 A JP H11129307A JP 30111697 A JP30111697 A JP 30111697A JP 30111697 A JP30111697 A JP 30111697A JP H11129307 A JPH11129307 A JP H11129307A
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Abstract
せて成形を行う場合の効率向上を、型締装置の稼働を幾
つかのパターンに設定して選択できるようにすることで
可能とする。 【解決手段】 ベッド上面のターンテーブル3に射出装
置1を搭載し、そのターンテーブル3の円周に沿ったベ
ッド側部に複数台の型締装置4,5,6を放射状に配置
して、射出装置1が旋回移動により各型締装置に対応可
能に構成した旋回式射出成形機において、型締装置4,
5,6の中から任意の台数の稼働をパターン化して選択
する。射出装置1と選択された型締装置のみとで射出成
形システムを構成する。
Description
置に対し1台の射出装置を旋回移動させて、選択された
型締装置ごとに材料樹脂の射出を可能とする旋回式射出
成形機の制御方法に関するものである。
に伴い、射出成形品に対する要求もその傾向に沿った内
容を示すようになり、品種数が増え、一品種当たりの数
量は減少し、さらには、必要な時に必要な数量の納入が
要求されるジャストインタイム的な取り扱いも出て来
て、製品製造者は多品種少量生産への対応を余儀無くさ
れるところとなっている。この結果、成形金型の頻繁な
交換を要するところとなり、多大なロス時間の発生を生
ずる。
1台の射出装置に複数台の型締装置を対応させ、ターン
テーブルにより射出装置を旋回移動させて、各型締装置
に樹脂の射出充填を行う旋回式射出成形機では、型締装
置ごとに異なった成形金型を取付けて1台の成形機によ
り複数品種の生産を行い得ることから、成形金型の頻繁
な交換はあまり行われず、従って交換に要するロス時間
は極めて僅かで済むが、全ての型締装置の稼働時間が同
一とは言い切れず、他の成形品との比較において生産数
量が少ない型締装置では、必然的に稼働時間も短く済む
ことになり、その型締装置を除いて成形を継続する必要
が生ずる。しかし、これまでは型締装置の選択は行え
ず、全ての型締装置に射出装置を順に対応させて成形を
行う不合理なものでもあった。
であって、その目的は、射出装置を旋回移動により複数
台の型締装置に対応させて成形を行う場合でも、型締装
置の稼働を選択的に行うことができ、その選択もパター
ン化することで、効率よく生産数量に適合した成形が行
い得る新たな制御方法を提供することにある。
は、ベッド上面のターンテーブルに射出装置が搭載さ
れ、そのターンテーブルの円周に沿ったベッド側部に複
数台の型締装置が放射状に配置されて、上記射出装置が
旋回移動により各型締装置に対応可能に構成された旋回
式射出成形機において、上記型締装置の中から任意の台
数の稼働をパターン化して選択し、射出装置と選択され
た型締装置のみとで射出成形システムを構成する、とい
うものである。
成形金型のかけ替えは原則として行う必要はなく、その
時点で選択されたパターンにより、射出装置は選択され
た型締装置と協働して射出成形を行うことになり、また
スイッチ操作による選択パターンの変更によって、型締
装置の組み換えとともに成形条件もその型締装置に適合
した設定に変更されて、新たな成形品の成形に短時間に
て移行することが可能となる。
施の対象となる旋回式射出成形機の概略を示すもので、
射出装置1は電動サーボモータを駆動源とする射出ベッ
ド2の上面のターンテーブル3の中央部に搭載されてお
り、この射出ベッド2の三側方に3台の型締装置4,
5,6が、上記ターンテーブル3の円周に沿って放射状
にそれぞれのベッド7,8,9をベッド2の側面に踵を
接するよう一体的に結合して配置されている。
射出・計量条件、成形材料の温度条件、稼働パターン等
を制御するとともに、射出波形表示を行う射出制御装置
10が設けられており、各型締ベッド7,8,9の側部
には、型締関係設定条件、突出関係設定条件等を制御す
るとともに、それらの条件を表示することができる型締
制御装置11,12,13が設けられている。
置11,12,13には、図2に示されるように、装置
毎の制御に必要な操作スイッチ部14,15,16,1
7とモニター18,19,20,21とが備えられ、ま
た型締制御装置11,12,13のそれぞれは、射出装
置1の加熱筒温度制御装置22とともに射出制御装置1
0に電気的に接続されて、射出制御装置10との間に
て、稼働パターン、手動/停止、稼働/停止、型締シー
ケンス、射出シーケンス、異常信号などの信号やタイミ
ングのやりとりを行えるようにしてある。
5,6を選択稼働するための手段が備えられている。選
択は型締装置の数が3台であるところから7通りのパタ
ーンが設定され、そのパターンごとの7個の選択スイッ
チ23が射出制御装置10に設けられている。
ら任意の台数を任意の型締装置に割り付けることにより
選択される7通りのパターンを、型締装置4,5,6ご
とに1〜7のナンバーを付して示すもので、二重丸は稼
働の原点を表す。
1の動作は次の通りである。なお、ラインは射出装置の
旋回移動を表す。 [パターン] [型 締 装 置] No1 No2 No3 1 原点・稼働・完了───稼働・完了──────稼働・完了 2 原点・稼働・完了───稼働・完了 3 原点・稼働・完了───稼働・完了 4 原点・稼働・完了──────────────稼働・完了 5 「単独稼働」 6 「単独稼働」 7 「単独稼働」
チ状態で、これからノズル後退と計量を開始する直前の
射出装置の位置をいい、稼働状態とは次のサイクルをい
う。 射出装置側 後退・計量−旋回−前進−射出(材料充
填)−保圧 型締装置側 型開──成形品の離型──型閉──昇圧
(型締)──降圧
も、その稼働は上記サイクルの全てを完了してから停止
するように設定されている。したがって、稼働途中に稼
働停止スイッチを押しても、その時点で停止することは
なく、1成形サイクルを完了してのち、原点に戻って稼
働停止となる。但し、単一の型締装置の選択パターン
5,6,7では、射出装置1の位置は変更されず定位置
にあるので、旋回は行われない。
とえば選択がパターン2の場合には、射出装置1が内装
している射出プランジャが押切り位置にあることと、選
択された型締装置4,5のそれぞれが備えているポンプ
モータが回っていることを確認してから、図では省略さ
れているが、メイン操作スイッチをONする。次に型締
制御装置11,12の自動スイッチと、パターン2のス
イッチをONすると、動作は射出制御装置10による射
出装置1の原点復帰となって、射出装置1が型締装置4
の位置に旋回復帰される。この原点復帰動作により射出
装置1と型締装置4とが関係付けられて工程は稼働状態
に移行する。
稼働する場合、選択パターン1,2,3,4では、旋回
のために射出装置1は後退移動されるが、選択パターン
5,6,7では旋回動作がないため、射出装置1の後退
を行うか否かはノズルタッチスイッチのON/OFFの
設定によることになる。
時に開始され、射出開始に先立って計量完了のチェック
がなされる。この際の計量値は次に稼働する型締装置の
成形金型に対応した設定値となる。また射出装置1の旋
回と前進及び後退は高速で行われるが、その速度は移動
停止位置に達する前にスローダウンするように設定され
ている。
置の中から稼働時間を同一とする複数台の型締装置、或
いは特定の単一の型締装置の稼働をパターン化して選択
できるようにし、射出装置と選択された型締装置のみと
で射出成形システムを構成したことから、各型締装置に
おける成形金型の交換を頻繁に行うことなく、必要な時
に必要な数量の成形が可能となり、多品種少量生産への
対応のために余儀なくされる成形金型の交換による時間
的なロスが解消され、またスイッチ操作による選択パタ
ーンの変更のみによって、型締装置の選択が容易になさ
れるので、他の型締装置への移行も短時間に行い得るな
ど能率的でもある。
は、当該型締装置が稼働停止の状態にあるときに行い得
るので、一部の型締装置のメンテナンスを行いつつ成形
機の稼働を継続することができる。このため旋回式射出
成形機の成形効率が一段と向上して経済的にも優れたも
のとなる。
る3台の型締装置を備え旋回式射出成形機の略示平面図
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベッド上面のターンテーブルに射出装置
が搭載され、そのターンテーブルの円周に沿ったベッド
側部に複数台の型締装置が放射状に配置されて、上記射
出装置が旋回移動により各型締装置に対応可能に構成さ
れた旋回式射出成形機において、 上記型締装置の中から任意の台数の稼働をパターン化し
て選択し、射出装置と選択された型締装置のみとで射出
成形システムを構成してなることを特徴する複数台の型
締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30111697A JPH11129307A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30111697A JPH11129307A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129307A true JPH11129307A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17893036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30111697A Pending JPH11129307A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11129307A (ja) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30111697A patent/JPH11129307A/ja active Pending
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