JPH11128865A - 駆動装置と枝管点検方法及び装置並びに枝管清掃方法及び装置 - Google Patents

駆動装置と枝管点検方法及び装置並びに枝管清掃方法及び装置

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JPH11128865A
JPH11128865A JP9292404A JP29240497A JPH11128865A JP H11128865 A JPH11128865 A JP H11128865A JP 9292404 A JP9292404 A JP 9292404A JP 29240497 A JP29240497 A JP 29240497A JP H11128865 A JPH11128865 A JP H11128865A
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elastic hose
branch pipe
pipe
pressure
hose
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JP9292404A
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Takao Kamiyama
隆夫 神山
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
Shigeru Endo
茂 遠藤
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Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
Original Assignee
GET KK
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Yokoshima and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先端部にTVカメラ又は逆噴射ノズルを取り
付けて成る弾性ケーブルを枝管内にスムーズに導入して
枝管内の点検又は清掃を本管側から確実に、且つ、容易
に行うことができる駆動装置を提供すること。 【構成】 流体圧力の作用によって弾性ホース1を前後
進させる駆動装置10を、前記弾性ホース1が挿通する
圧力ホース(シリンダ部材)11と、弾性ホース1の外
周に結着されて前記圧力ホース11内を摺動するピグ
(ピストン部材)13と、該ピグ13によって画成され
た前記圧力ホース11内の密閉空間S1,S2に圧縮エ
アー(圧力流体)を交互に供給するコンプレッサー(圧
力流体供給手段)とで構成する。本発明によれば、駆動
装置10は従来のように摩擦力ではなく流体圧力によっ
て弾性ホース1を大きな一定の駆動力によって常に確実
に前後進させるため、枝管に複数の曲がりが存在して
も、該枝管内に弾性ホース1を常にスムーズに導入する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧力の作用に
よって弾性ホースを前後進させる駆動装置とこれを用い
た枝管清点検方法及び装置並びに枝管清掃方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように下水道の利用者の家屋
から延びて本管である下水管150に合流する枝管15
1は定期的に清掃又は点検されるが、多くの場合は下水
管150と家屋の間には桝(サービスラップ)152が
設けられているため、通常はこの桝152から枝管15
1内の清掃や点検を比較的容易に行うことができる。
【0003】ところが、稀に桝(サービスラップ)が設
けられていない場合があり、このような場合には桝から
の清掃及び点検が不可能であるため、本管である下水管
側から枝管内を清掃又は点検する必要があった。具体的
には、撓曲自在な弾性ホースをその先端部に取り付けら
れた清掃用ノズルから逆噴射される高圧水の推進力又は
駆動装置によって前進させ、これを下水管(本管)を通
って枝管内に導入し、その先端部に取り付けたTVカメ
ラによって枝管内を点検し、又、弾性ホースの先端部に
取り付けられた清掃用ノズルから逆噴射される水によっ
て枝管内を清掃することが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、弾性ホ
ースをその先端部に取り付けられた清掃用ノズルから逆
噴射される水の推進力によって前後進させる方法では、
弾性ホースが直進する傾向にあり、一般には曲がりのあ
る枝管内に沿って弾性ホースをスムーズに送り込んで枝
管内を清掃又は点検することは容易でなかった。
【0005】又、弾性ホースを駆動装置によって機械的
に前後進させる方法では、駆動装置は弾性ホース又は弾
性ケーブルを挟み込んだ一対の回転体を回転させて摩擦
力によって弾性ホースを前後進させるものであったた
め、大きな推進力が得られないばかりか、弾性ホース又
は弾性ケーブル或は回転体に油や水が付着すると摩擦力
が低下して推進力が変化し、曲がりのある枝管内に沿っ
て弾性ホースをスムーズに送り込んで枝管内を清掃又は
点検することができない場合があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、先端部にTVカメラ又は逆噴
射ノズルを取り付けて成る弾性ケーブルを枝管内にスム
ーズに導入して枝管内の点検又は清掃を本管側から確実
に、且つ、容易に行うことができる駆動装置と枝管点検
方法及び装置並びに枝管清掃方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、流体圧力の作用によって弾
性ホースを前後進させる駆動装置を、前記弾性ホースが
挿通するシリンダ部材と、弾性ホースの外周に結着され
て前記シリンダ部材内を摺動するピストン部材と、該ピ
ストン部材によって画成された前記シリンダ部材内の密
閉空間に圧力流体を交互に供給する圧力流体供給手段と
で構成したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、流体圧力の作用に
よって弾性ホースを前後進させる駆動装置を、可撓性の
圧力バッグと、前記弾性ホースに取り付けられて前記圧
力バッグを挟持する一対のローラと、該ローラによって
画成された前記圧力バッグ内の密閉空間に圧力流体を交
互に供給する圧力流体供給手段とで構成したことを特徴
とする。
【0009】請求項3記載の発明は、地上に設置された
モニター装置と、一端が前記モニター装置に接続された
撓曲自在な弾性ホースと、該弾性ホースの他端に接続さ
れたTVカメラと、流体圧力の作用によって前記弾性ホ
ースを前後進させる駆動装置と、同弾性ホースの一部を
支持してこれを撓曲せしめる管内作業ロボットとを含ん
で枝管点検装置を構成したことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、地上に設置された
流体ポンプと、一端が前記流体ポンプに接続された撓曲
自在な弾性ホースと、該弾性ホースの他端に接続された
逆噴射ノズルと、流体圧力の作用によって前記弾性ホー
スを前後進させる駆動装置と、同弾性ホースの一部を支
持してこれを撓曲せしめる管内作業ロボットとを含んで
枝管清掃装置を構成したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、流体圧力によって
作動する駆動装置と管内作業ロボットを本管内の枝管開
口部近傍に設置し、地上に設置されたモニター装置に一
端が接続された撓曲自在な弾性ホースの一部を前記作業
ロボットによって支持して該弾性ホースを撓曲せしめる
とともに、前記駆動装置の駆動力によって弾性ホースを
本管内を経て枝管内に導入し、該弾性ホースの先端部に
取り付けられたTVカメラによって枝管内を前記モニタ
ー装置で点検するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記弾性ホースを前記管内作業ロボットに
支持された撓曲自在な筒状ガイド部材に通し、管内作業
ロボットを駆動することによって弾性ホースを曲げてそ
の先端部を枝管内に導入するようにしたことを特徴とす
る。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記弾性ホースの先端部或はこれに取り付
けられた前記TVカメラに発信器を取り付け、該発信器
から発信される信号を受信器にて受信することによって
弾性ホースの先端部を検知するようにしたことを特徴と
する。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記管内作業ロボットにTVカメラを設置
するとともに、前記弾性ホースに長さを示す表示部を設
け、該表示部を前記TVカメラでモニターすることによ
って弾性ホースの枝管内への導入長さを検知するように
したことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、流体圧力によって
作動する駆動装置と管内作業ロボットを本管内の枝管開
口部近傍に設置し、地上に設置された流体ポンプに一端
が接続された撓曲自在な弾性ホースの一部を前記作業ロ
ボットによって支持して該弾性ホースを撓曲せしめると
ともに、先端部に取り付けられた逆噴射ノズルから噴射
される圧力流体の推進力及び前記駆動装置の駆動力によ
って弾性ホースを本管内を経て枝管内に導入し、該弾性
ホースの先端部に取り付けられた前記逆噴射ノズルから
噴射される圧力流体によって枝管内を清掃するようにし
たことを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記弾性ホースを前記管内作業ロボット
に支持された撓曲自在な筒状ガイド部材に通し、管内作
業ロボットを駆動することによって弾性ホースを曲げて
その先端部を枝管内に導入するようにしたことを特徴と
する。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記弾性ホースの先端部或はこれに取り
付けられた前記逆噴射ノズルに発信器を取り付け、該発
信器から発信される信号を受信器にて受信することによ
って弾性ホースの先端部を検知するようにしたことを特
徴とする。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記管内作業ロボットにTVカメラを設
置するとともに、前記弾性ホースに長さを示す表示部を
設け、該表示部を前記TVカメラでモニターすることに
よって弾性ホースの枝管内への導入長さを検知するよう
にしたことを特徴とする。
【0019】従って、本発明によれば、駆動装置は従来
のように摩擦力ではなく流体圧力によって弾性ホースを
大きな一定の駆動力によって常に確実に前後進させるた
め、枝管に複数の曲がりが存在しても、該枝管内に弾性
ホースを常にスムーズに導入することができ、その先端
部に取り付けられたTVカメラを用いて枝管内を容易、
且つ、確実に点検することができ、或は弾性ホースの先
端部に取り付けられた逆噴射ノズルから噴射される圧力
流体によって枝管内を容易、且つ、確実に清掃すること
ができる。尚、駆動装置を本管の枝管開口部近傍に設置
したため、弾性ホースの枝管内への押し込みを効率良く
行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0021】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る枝管点検装置とこれを用いて施工される枝管
点検方法を示す断面図、図2及び図3は枝管点検装置を
構成する駆動装置の構成と作用を示す断面図、図4は図
1のA−A線拡大断面図である。
【0022】図1において、50は下水管等の本管、5
1は地上の家屋から延出して本管50に合流する小径の
枝管であり、本実施の形態では本管50と家屋の間には
桝(サービスラップ)が設けられておらず、桝(サービ
スラップ)から枝管51を点検することが不可能であ
る。このような場合に本発明に係る枝管点検装置を用い
て枝管51の点検が行われるが、本実施の形態に係る枝
管点検装置の構成を以下に説明する。
【0023】図1において、1は撓曲自在な弾性ホース
であり、この弾性ホース1内には図4に示すように電気
ケーブル2が通されている。そして、この弾性ケーブル
1の一端は地上に設置された不図示のTVモニター装置
に接続されている。
【0024】一方、弾性ホース1の先端部にはモニター
ユニット4が取り付けられており、モニターユニット4
はその中央部にTVカメラ6を備え、このTVカメラ6
の周囲には複数の照明用ライト7が配設されている。そ
して、TVカメラ6と照明用ライト7は弾性ホース1内
に挿通された前記電気ケーブル2に接続されている。
【0025】又、図1において、10は弾性ホース1を
流体圧力によって機械的に前後進させるための駆動装置
であり、この駆動装置10は、図2及び図3に詳細に示
すように、シリンダ部材としての圧力ホース11を有し
ており、この圧力ホース11の中には前記弾性ホース1
が挿通されており、圧力ホース11の長さ方向両端部の
弾性ホース1の挿通部はシール部材12で気密にシール
されている。そして、弾性ホース1の圧力ホース11内
に挿入された部分の外周には、圧力ホース11の内周面
に沿って気密に摺動するピストン部材としてのリング状
のピグ13が結着されており、圧力ホース11内にはピ
グ13によって2つの密閉空間S1,S2が画成されて
いる。
【0026】而して、圧力ホース11にはこれの内部に
形成された前記密閉空間S1,S2にそれぞれ開口する
エアーホース14,15が接続されており、各エアーホ
ース14,15は不図示の切換弁を介して地上に設置さ
れた不図示のコンプレッサーに接続されている。
【0027】更に、図1において、16作業ロボットで
あって、この作業ロボット16の本体16aはそり16
bによって支持されており、本体16aの先部には油圧
によって図示矢印a方向に進退し、且つ、図示矢印b方
向に回転するヘッド16cを備えており、このヘッド1
6cには油圧シリンダ17が設置されている。そして、
油圧シリンダ17の図示矢印c方向に上下動するロッド
17aの先部には筒状ガイド部材としてのコイルスプリ
ング18が支持されており、このコイルスプリング18
の内部には前記駆動装置10から前方(枝管21側)に
延出する前記弾性ホース1が挿通されている。従って、
弾性ホース1の一部はコイルスプリング18を介して作
業ロボット16に支持されており、該弾性ホース16の
駆動装置10よりも先の部分の外周には長さを示す目盛
り19が表示されている。
【0028】又、作業ロボット16の本体16aの上部
にはリフト16dとTVカメラ20が設置されており、
リフト16dの上部には固定部16eが取り付けられ、
TVカメラ20は地上に設置された不図示のTVモニタ
ー装置に電気ケーブル21を介して電気的に接続されて
いる。
【0029】更に、作業ロボット16の本体16aには
地上に設置された不図示の油圧ポンプからの油圧ホース
22が接続されており、そり16bには牽引ロープ2
3,24がそれぞれ取り付けられている。そして、作業
ロボット16と前記駆動装置10とは牽引ロープ24に
よって互いに連結されており、駆動装置10には牽引ロ
ープ25が取り付けられている。
【0030】次に、以上の構成を有する枝管点検装置を
用いて施工される枝管51の点検作業について説明す
る。
【0031】本管50側から枝管51内の点検を行うに
際しては、図1に示すように、弾性ホース1の一部をコ
イルスプリング18を介して支持した作業ロボット16
と駆動装置10を本管50内に導入し、作業ロボット1
6に設置したTVカメラ20で本管50内をモニタリン
グしながら、作業ロボット16と駆動装置10を本管5
0内の枝管開口部(枝管51が本管50に開口する部
分)50aの近傍に固定セットする。即ち、作業ロボッ
ト16のリフト16dを上昇させてその上端部に取り付
けられた固定部16eを本管50の内壁に押圧すること
によって作業ロボット16を固定する。
【0032】上記状態において、駆動装置10を駆動す
ると、弾性ホース1は駆動装置10の駆動力によって本
管50内を前進する。
【0033】ここで、駆動装置10の作用を図2及び図
3に基づいて説明する。
【0034】駆動装置10の圧力ホース11内を弾性ホ
ース1と共に摺動するピグ13が図2に示すように圧力
ホース11内の左限に位置している状態において不図示
のコンプレッサーからエアーホース14を経て圧縮エア
ーを圧力ホース11内の密閉空間S1に供給すると、ピ
グ13は圧縮エアーの圧力で図示矢印方向に前進するた
め、弾性ホース1はピグ13と共に同方向に移動し、結
果的に弾性ホース1とその先端部に取り付けられたモニ
ターユニット4(TVカメラ6と照明用ライト7)及び
逆噴射ノズル5が圧縮エアーの圧力に基づく所定の駆動
力によって強制的に前進せしめられる。尚、このとき、
他方の密閉空間S2内のエアーはエアーホース15を経
て大気中に排出される。
【0035】一方、図3に示すようにピグ13が圧力ホ
ース11内の右限に位置している状態において不図示の
コンプレッサーからエアーホース15を経て圧縮エアー
を圧力ホース11内の密閉空間S2に供給すると、ピグ
13は圧縮エアーの圧力で図示矢印方向に後進するた
め、弾性ホース1はピグ13と共に同方向に移動し、結
果的に弾性ホース1とその先端部に取り付けられたモニ
ターユニット4(TVカメラ6と照明用ライト7)及び
逆噴射ノズル5が圧縮エアーの圧力に基づく所定の駆動
力によって強制的に後進せしめられる。尚、このとき、
他方の密閉空間S1内のエアーはエアーホース14を経
て大気中に排出される。
【0036】而して、前述のように駆動装置10の機械
的な駆動力によって弾性ホース1が本管50内を前進せ
しめられ、その先端部に取り付けられたモニターユニッ
ト4(TVカメラ6と照明用ライト7)が本管50の枝
管開口部50aに到達すると、作業ロボット16を駆動
して油圧シリンダ17のロッド17aに取り付けられた
コイルスプリング18を弾性ホース1と共に撓曲させて
弾性ホース1の先端部と該先端部に取り付けられたモニ
ターユニット4を枝管51内に導入する。
【0037】上述のように枝管51内に弾性ホース1の
先端部とこれに取り付けられたモニターユニット4が導
入されると、弾性ホース1とモニターユニット4は駆動
装置10の駆動力によって枝管51内を上方に向かって
前進し、その過程でTVカメラ6によって枝管51内が
撮像されて地上に設置されたTVモニター装置によって
枝管内が点検される。又、同時に作業ロボット16に設
置されたTVカメラ20によって弾性ホース1の外周に
付された目盛表示19を読み取ることによって弾性ホー
ス1の枝管51内への挿入長さを検知することができ、
これによって枝管51の位置を地上で確認することがで
きる。従って、枝管51の点検が終了した後、検知され
た枝管51の部分を掘り起こしてその部分に桝(サービ
スラップ)を取り付けることができる。
【0038】而して、本実施の形態では、駆動装置10
は従来のように摩擦力ではなく流体圧力によって弾性ホ
ース1を大きな一定の駆動力によって常に確実に前後進
させるため、枝管51に複数の曲がりが存在しても、該
枝管内51に弾性ホース1を常にスムーズに導入するこ
とができ、その先端部に取り付けられたモニターユニッ
ト4(TVカメラ6と照明用ライト7)によって枝管5
1内を地上に設置されたモニター装置によって容易、且
つ、確実に点検することができる。尚、駆動装置10を
本管50の枝管開口部50a近傍に設置したため、弾性
ホース1の枝管51内への押し込みを効率良く行うこと
ができる。
【0039】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図5乃至図7に基づいて説明する。尚、図5は本
実施の形態に係る枝管清掃装置とこれを用いて施工され
る枝管清掃方法を示す断面図、図6及び図7は枝管清掃
装置を構成する駆動装置の構成と作用を示す断面図であ
り、これらの図においては図1乃至図4にて示したと同
一要素には同一符号を付しており、以下、それらについ
ての説明は省略する。
【0040】本実施の形態に係る枝管清掃装置において
は、弾性ホース1の先端部に清掃用の逆噴射ノズル5を
取り付けたおり、弾性ホース1は前記実施の形態1とは
形式の異なる駆動装置30によって前後進せしめられ
る。
【0041】本実施の形態に係る駆動装置30は、密閉
された可撓性の圧力バッグ31と、弾性ホース1に取り
付けられて前記圧力バッグ31を挟持する一対のローラ
32を有しており、図6及び図7に示すように、圧力バ
ッグ31内には前記ローラ32によって2つの密閉空間
S1,S2が画成されている。そして、圧力バッグ31
にはこれの内部に形成された前記密閉空間S1,S2に
それぞれ開口するエアーホース33,34が接続されて
おり、各エアーホース33,34は不図示の切換弁を介
して地上に設置された不図示のコンプレッサーに接続さ
れている。
【0042】ここで、以上のように構成される駆動装置
30の作用を図6及び図7に基づいて説明する。
【0043】駆動装置30の圧力バッグ31を挟持する
一対のローラ32が図6に示すように圧力バッグ31の
左端部近傍に位置している状態において不図示のコンプ
レッサーからエアーホース33を経て圧縮エアーを圧力
バッグ31内の密閉空間S1に供給すると、該密閉空間
S1内に供給された圧力によって該密閉空間S1が膨張
するため、一対のローラ32は圧力バッグ31を変形さ
せながら図6の図示矢印方向に移動(前進)する。この
結果、弾性ホース1はローラ32と共に同方向に移動
し、結果的に弾性ホース1とその先端部に取り付けられ
た逆噴射ノズル5が圧縮エアーの圧力に基づく所定の駆
動力によって強制的に前進せしめられる。尚、このと
き、他方の密閉空間S2内のエアーはエアーホース34
を経て大気中に排出される。
【0044】一方、図7に示すように一対のローラ32
が圧力バッグ31の右端部近傍に位置している状態にお
いて不図示のコンプレッサーからエアーホース34を経
て圧縮エアーを圧力バッグ31内の密閉空間S2に供給
すると、該密閉空間S2内に供給された圧力によって該
密閉空間S2が膨張するため、一対のローラ32は圧力
バッグ31を変形させながら図7の図示矢印方向に移動
(後進)する。この結果、弾性ホース1はローラ32と
共に同方向に移動し、結果的に弾性ホース1とその先端
部に取り付けられた逆噴射ノズル5が圧縮エアーの圧力
に基づく所定の駆動力によって強制的に後進せしめられ
る。尚、このとき、他方の密閉空間S1内のエアーはエ
アーホース33を経て大気中に排出される。
【0045】而して、本実施の形態においては、逆噴射
ノズル5からの高圧水の逆噴射によって発生する推進力
に加えて駆動装置30の駆動力によっても弾性ホース1
を枝管51内に強制的に押し込むことができるため、枝
管51内に弾性ホース1と逆噴射ノズル5をスムーズに
挿入して逆噴射ノズル5から逆噴射される高圧水によっ
て枝管51を容易、且つ、確実に清掃することができ
る。
【0046】そして、逆噴射ノズル5から高圧水を逆噴
射しながら、牽引ロープ25を引いて弾性ホース1を引
き戻せば、逆噴射ノズル5が枝管51内を下方に向かっ
て移動し、該逆噴射ノズル5から逆噴射される高圧水に
よって枝管51内が更に清掃され、枝管51の内壁に付
着した堆積土砂や汚物等が確実に除去され、逆噴射ノズ
ル5を枝管51の本管50への開口部(枝管開口部50
a)まで引き戻すことによって、除去された堆積土砂や
汚物等を水と共に本管50内に落下させることができ
る。この場合、弾性ホース1はコイルスプリング18に
よって支持されているため、枝管51から本管50内へ
落下する土砂や汚物はコイルスプリング18を通過し、
これらがコイルスプリング18に溜ることがない。
【0047】尚、図5に示すように逆噴射ノズル5に発
信器35を取り付け、この発信器35から発信される信
号を地上の受信器にて受信すれば弾性ホース1の先端部
を検知することができ、これによって枝管51の位置を
地上で確認することができる。従って、枝管51の清掃
が終了した後、検知された枝管51の部分を掘り起こし
てその部分に桝(サービスラップ)を取り付けることが
できる。ここで、発信器35を清掃用ノズル5に取り付
けても良い。
【0048】ところで、本実施の形態に係る枝管清掃装
置において駆動装置30に代えて実施の形態1において
採用された前記駆動装置10を用いても良く、逆に実施
の形態1に係る枝管点検装置において駆動装置10に代
えて本実施の形態において採用された駆動装置30を用
いても良い。
【0049】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図8に基づいて説明する。図8は本発明の実施の
形態3に係る枝管点検装置とこれを用いて施工される枝
管点検方法を示す断面図であり、本図においては図1に
示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、そ
れらについての説明は省略する。
【0050】本実施の形態では、駆動装置10として実
施の形態1と同様のものを使用しているが、作業ロボッ
ト16として自走式のものを使用し、この作業ロボット
16に駆動装置10を取り付けて両者をユニット化して
いる。又、弾性ホース1の一部は撓曲自在な筒状ガイド
部材であるガイドパイプ36に通され、該ガイドパイプ
36を介して作業ロボット16に支持されている。
【0051】而して、本実施の形態においては、駆動装
置10の駆動力に加えて自走式の作業ロボット16の走
行力によっても弾性ホース1を枝管51内に強制的に押
し込むことができるため、枝管51内に弾性ホース1と
モニターユニット4をスムーズに挿入して枝管51の点
検を容易、且つ、確実に行うことができる。
【0052】尚、弾性ホース1の先端部に実施の形態2
において用いた逆噴射ノズル5を取り付ければ、実施の
形態2に示したと同様の枝管清掃装置が構成され、この
枝管清掃装置を用いて枝管51内の清掃を容易、且つ、
確実に行うことができる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、駆動装置は従来のように摩擦力ではなく流体圧
力によって弾性ホースを大きな一定の駆動力によって常
に確実に前後進させるため、枝管に複数の曲がりが存在
しても、該枝管内に弾性ホースを常にスムーズに導入す
ることができ、その先端部に取り付けられたTVカメラ
を用いて枝管内を容易、且つ、確実に点検することがで
き、或は弾性ホースの先端部に取り付けられた逆噴射ノ
ズルから噴射される圧力流体によって枝管内を容易、且
つ、確実に清掃することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る枝管点検装置とこ
れを用いて施工される枝管点検方法を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態1に係る枝管点検装置の駆
動装置の構成と作用を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る枝管点検装置の駆
動装置の構成と作用を示す断面図である。
【図4】図1のA−A線拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る枝管清掃装置とこ
れを用いて施工される枝管清掃方法を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態2に係る枝管清掃装置の駆
動装置の構成と作用を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る枝管清掃装置の駆
動装置の構成と作用を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る枝管点検装置とこ
れを用いて施工される枝管点検方法を示す断面図であ
る。
【図9】下水管(本管)と枝管及び桝(サービスラッ
プ)を示す断面図である。
【符号の説明】
1 弾性ホース 2 電気ケーブル 3 流体ホース 4 モニターユニット 5 逆噴射ノズル 6 TVカメラ 7 照明用ライト 10 駆動装置 11 圧力ホース(シリンダ部材) 13 ピグ(ピストン部材) 16 管内作業ロボット 18 コイルスプリング(筒状ガイド部材) 19 目盛表示(表示部) 20 TVカメラ 30 駆動装置 31 圧力バッグ 32 ローラ 35 発信器 36 ガイドパイプ(筒状ガイド部材) S1,S2 密閉空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有限 会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県つくば市花畑2−12−4株式会社ゲ ット内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧力の作用によって弾性ホースを前
    後進させる駆動装置であって、 前記弾性ホースが挿通するシリンダ部材と、弾性ホース
    の外周に結着されて前記シリンダ部材内を摺動するピス
    トン部材と、該ピストン部材によって画成された前記シ
    リンダ部材内の密閉空間に圧力流体を交互に供給する圧
    力流体供給手段とで構成されることを特徴とする駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 流体圧力の作用によって弾性ホースを前
    後進させる駆動装置であって、 可撓性の圧力バッグと、前記弾性ホースに取り付けられ
    て前記圧力バッグを挟持する一対のローラと、該ローラ
    によって画成された前記圧力バッグ内の密閉空間に圧力
    流体を交互に供給する圧力流体供給手段とで構成される
    ことを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 地上に設置されたモニター装置と、一端
    が前記モニター装置に接続された撓曲自在な弾性ホース
    と、該弾性ホースの他端に接続されたTVカメラと、流
    体圧力の作用によって前記弾性ホースを前後進させる駆
    動装置と、同弾性ホースの一部を支持してこれを撓曲せ
    しめる管内作業ロボットとを含んで構成されることを特
    徴とする枝管点検装置。
  4. 【請求項4】 地上に設置された流体ポンプと、一端が
    前記流体ポンプに接続された撓曲自在な弾性ホースと、
    該弾性ホースの他端に接続された逆噴射ノズルと、流体
    圧力の作用によって前記弾性ホースを前後進させる駆動
    装置と、同弾性ホースの一部を支持してこれを撓曲せし
    める管内作業ロボットとを含んで構成されることを特徴
    とする枝管清掃装置。
  5. 【請求項5】 流体圧力によって作動する駆動装置と管
    内作業ロボットを本管内の枝管開口部近傍に設置し、地
    上に設置されたモニター装置に一端が接続された撓曲自
    在な弾性ホースの一部を前記作業ロボットによって支持
    して該弾性ホースを撓曲せしめるとともに、前記駆動装
    置の駆動力によって弾性ホースを本管内を経て枝管内に
    導入し、該弾性ホースの先端部に取り付けられたTVカ
    メラによって枝管内を前記モニター装置で点検するよう
    にしたことを特徴とする枝管点検方法。
  6. 【請求項6】 前記弾性ホースを前記管内作業ロボット
    に支持された撓曲自在な筒状ガイド部材に通し、管内作
    業ロボットを駆動することによって弾性ホースを曲げて
    その先端部を枝管内に導入するようにしたことを特徴と
    する請求項5記載の枝管点検方法。
  7. 【請求項7】 前記弾性ホースの先端部或はこれに取り
    付けられた前記TVカメラに発信器を取り付け、該発信
    器から発信される信号を受信器にて受信することによっ
    て弾性ホースの先端部を検知するようにしたことを特徴
    とする請求項5記載の枝管点検方法。
  8. 【請求項8】 前記管内作業ロボットにTVカメラを設
    置するとともに、前記弾性ホースに長さを示す表示部を
    設け、該表示部を前記TVカメラでモニターすることに
    よって弾性ホースの枝管内への導入長さを検知するよう
    にしたことを特徴とする請求項5記載の枝管点検方法。
  9. 【請求項9】 流体圧力によって作動する駆動装置と管
    内作業ロボットを本管内の枝管開口部近傍に設置し、地
    上に設置された流体ポンプに一端が接続された撓曲自在
    な弾性ホースの一部を前記作業ロボットによって支持し
    て該弾性ホースを撓曲せしめるとともに、先端部に取り
    付けられた逆噴射ノズルから噴射される圧力流体の推進
    力及び前記駆動装置の駆動力によって弾性ホースを本管
    内を経て枝管内に導入し、該弾性ホースの先端部に取り
    付けられた前記逆噴射ノズルから噴射される圧力流体に
    よって枝管内を清掃するようにしたことを特徴とする枝
    管清掃方法。
  10. 【請求項10】 前記弾性ホースを前記管内作業ロボッ
    トに支持された撓曲自在な筒状ガイド部材に通し、管内
    作業ロボットを駆動することによって弾性ホースを曲げ
    てその先端部を枝管内に導入するようにしたことを特徴
    とする請求項9記載の枝管清掃方法。
  11. 【請求項11】 前記弾性ホースの先端部或はこれに取
    り付けられた前記逆噴射ノズルに発信器を取り付け、該
    発信器から発信される信号を受信器にて受信することに
    よって弾性ホースの先端部を検知するようにしたことを
    特徴とする請求項9記載の枝管清掃方法。
  12. 【請求項12】 前記管内作業ロボットにTVカメラを
    設置するとともに、前記弾性ホースに長さを示す表示部
    を設け、該表示部を前記TVカメラでモニターすること
    によって弾性ホースの枝管内への導入長さを検知するよ
    うにしたことを特徴とする請求項9記載の枝管清掃方
    法。
JP9292404A 1997-10-24 1997-10-24 駆動装置と枝管点検方法及び装置並びに枝管清掃方法及び装置 Pending JPH11128865A (ja)

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EP98308671A EP0911452A3 (en) 1997-10-24 1998-10-23 Driving device, branch pipe inspecting/cleaning method, and branch pipe inspecting/cleaning device
KR1019980044754A KR19990037364A (ko) 1997-10-24 1998-10-24 구동장치, 지관 점검/청소방법 및 지관 점검/청소장치

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5748251B1 (ja) * 2014-09-16 2015-07-15 祥正 河原田 高層建物の排水縦管の洗浄装置及びそれを用いた排水縦管洗浄方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5748251B1 (ja) * 2014-09-16 2015-07-15 祥正 河原田 高層建物の排水縦管の洗浄装置及びそれを用いた排水縦管洗浄方法

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