JPH11128495A - 遊技機用実装基板装置 - Google Patents

遊技機用実装基板装置

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JPH11128495A
JPH11128495A JP30088897A JP30088897A JPH11128495A JP H11128495 A JPH11128495 A JP H11128495A JP 30088897 A JP30088897 A JP 30088897A JP 30088897 A JP30088897 A JP 30088897A JP H11128495 A JPH11128495 A JP H11128495A
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substrate
electric functional
coating layer
functional component
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Hiroshi Takahashi
寛 高橋
Takasato Mori
隆吏 森
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Heiwa Corp
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    • H05K1/00Printed circuits
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機用実装基板装置に実装された電気機能
部品の交換等の不正改造を外側から一瞥しただけで容易
に発見することのできる遊技機用実装基板装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 配線パターン7a,7bを有する基板1
とこれに実装された電気機能部品Pとを、基板1や実装
された電気機能部品Pとの密着性があり、かつ、固化し
た状態で透明または半透明のような透視性有する樹脂か
ら成るコーティング層10により密封被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機やス
ロットマシン等のような遊技機の遊技内容や遊技機能部
品の電気的制御系に用いられる遊技機用実装基板装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には、遊技制御装置、機構制
御装置、外部情報端子装置等の回路を構成する実装基板
装置が用いられている。遊技制御装置は、遊技機の遊技
者から視認し得る図柄変動装置や開閉可能な入賞口を有
するセンター役物、大入賞口、ストップランプ装置、賞
球ランプ装置、サイドランプ装置、ランプ風車等の遊技
機能部品を駆動・停止することにより、遊技の趣向性を
高めるように遊技内容を制御する電気的な制御装置であ
る。機構制御装置は、遊技球の入賞により賞球を払い出
すような払い出し装置や遊技者の操作により球を発射す
る発射装置等の裏機構と呼ばれる機構部を制御する電気
的な制御装置である。外部情報端子装置は、遊技制御装
置や機構制御装置とホールコンピュータとの通信を中継
する電気的な中継装置である。図9は、従来の遊技制御
装置、機構制御装置、外部情報端子装置等を構成する遊
技機用実装基板装置の模式図で、(a)図は基板表面1
a側の外観を示し、(b)図は基板裏面1b側の外観を
示す。基板1は、その表面側に、制御部品を構成するC
PU2aやROM2b、大発熱部品ボックス3、コネク
タ5、抵抗やコンデンサ等の電子部品6等の各種電気機
能部品Pのそれぞれを、基板1の表面側に敷設した銅箔
のような配線パターン7aにより電気的に接続した形態
に実装している。大発熱部品ボックス3の内部には、ボ
ルテージレギュレータのような発熱部品4が収納されて
いる。また、基板1の裏面は、上記配線パターン7aと
は別の配線パターン7bを有する。配線パターン7b
は、上記配線パターン7a以外で、電気機能部品Pを互
いに電気的に接続する銅箔のような電線である。電気機
能部品Pと配線パターン7a,7bとの接続は、電気機
能部品の接続端子として設けられた脚部2pを、配線パ
ターン7aの接続端子として設けられた電極7cの中心
に形成されたスルーホール等の貫通孔に基板1の表面側
より挿入した後、脚部2pと電極7cとを基板1の裏面
側より半田により固定的に結合した形態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような遊技機
は、風営法により、遊技機の大きさや機能はもとより実
装基板装置の型式や配置等について許可を受けた後に、
遊技店に販売される。そして、地方公安委員会は、遊技
店に設置された遊技機の構造や配置が申請書と一致して
いるか否かを検査する。この検査に合格した場合、遊技
店が営業を開始することができる。ところで、遊技店が
営業を開始した後において、実装基板装置では、電気機
能部品Pの実装された基板1が内蔵された合成樹脂のケ
ースを封印してあるにも拘らず、新聞やテレビ等のマス
コミで報道されることがあるように、少数の心ない者に
より、実装基板装置に実装された電気機能部品Pを自分
の有利となるように働く不正部品に交換する改造が行わ
れることがある。しかし、実装基板装置がコンピュータ
技術のソフトウェアにより動作する形態に構築されてい
ることや配線が複雑なことから、上記不正改造を外側か
ら一瞥しただけで発見するのは困難な実情である。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、遊技機用実装基板装置に実装された電気機
能部品の交換等の不正改造を外側から一瞥しただけで容
易に発見することのできる遊技機用実装基板装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
遊技機用実装基板装置は、配線パターンを有する基板
と、これに実装された電気機能部品とを視認可能な樹脂
から成るコーティング層により密封被覆したことを特徴
とする。
【0006】また、請求項2記載の遊技機用実装基板装
置は、樹脂の材質を、電気機能部品及び基板との密着性
を有する材質としたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の遊技機用実装基板装置は、
樹脂の材質を、溶融から固体への状態変化の反応温度
が、電気機能部品の耐熱温度以下の温度である材質とし
たことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。なお、以下の説明中、従来
例と共通する部分については同一符号を用いて説明す
る。
【0009】実施の形態1.図1は実施の形態1に係わ
る遊技機用実装基板装置を示し、(a)図は平面図、
(b)図は(a)図のA−A断面図、(c)図は(a)
図のB−B断面図である。この図1において、10はコ
ーティング層で、それを構成する樹脂としては、基板1
や実装された電気機能部品Pとの密着性、固化した状態
で透明または半透明のような透視性、溶融から固体への
ような状態変化の反応温度が電気機能部品Pの耐熱温度
以下の特性を有しているもので、例えば、シリコン系樹
脂、エポキシ系樹脂、紫外線反応型樹脂等が用いられ
る。この実施の形態1の場合、コーティング層10は、
基板1と実装された電気機能部品Pとをラミネートのよ
うな形態で密封被覆しており、外側よりコーティング層
10を通して内側の基板1及び電気機能部品Pの形状や
識別標識等を視認し得る形態を有する。
【0010】次に、コーティング層10と基板1と電気
機能部品Pとの関係について詳述する。基板1の表面側
には、電気機能部品Pとして、CPU2a、ROM2
b、信号制御部品2c、発熱部品4が収納された大発熱
部品ボックス3、複数のコネクタ5、複数の抵抗6a、
複数のコンデンサ6b、音声モジュール6cが実装され
ている。つまり、CPU2aとROM2bとが左右横方
向に並列配置され、信号制御部品2cがROM2bと直
交する縦方向上側に配置され、大発熱ボックス3及び音
声モジュール6cとがCPU2a及びROM2bと直交
する縦方向下側に左右横方向に並列配置され、複数のコ
ネクタ5が基板1の左縁部に縦一列に配置されている。
複数の抵抗6aは、縦方向上部のコネクタ5と信号制御
部品2cとの間、及び、縦方向中間部のコネクタ5とC
PU2aとの間にそれぞれ配置されている。複数のコン
デンサ6bは、縦方向中間部のコネクタ5とCPU2a
との間、及び、ROM2bと音声モジュール6cとの間
にそれぞれ配置されている。
【0011】上記CPU2aとROM2bと信号制御部
品2cとは、遊技内容を制御するコンピュータの主要機
能を形成している。また、CPU2a及びROM2bの
それぞれは、基板1に半田づけされたICソケット8に
装着されている。各電気機能部品Pの接続端子である脚
部2pが、基板1の表面側及び裏面側に敷設された銅箔
のような配線パターン7a,7bの接続端子として図外
の電極の中心に形成されたスルーホールのような貫通孔
に基板1の表面側より挿入された後、脚部と電極とが基
板1の裏側で半田により固定的に結合されたことによ
り、電気機能部品Pの相互が配線パターン7a,7bに
より電気的に接続した形態で実装されている。なお、9
は基板1を遊技機の所定部位に取付けるための取付用孔
である。
【0012】この状態において、コーティング層10が
形成される。すなわち、CPU2aとROM2b、信号
制御部品2c、大発熱部品ボックス3、複数のコネクタ
5、複数の抵抗6a、複数のコンデンサ6b、音声モジ
ュール6c及びICソケット8等の電気機能部品Pが基
板1に実装された状態において、コネクタ5の接続口部
と、大発熱部品ボックス3の図外の放熱用孔と、取付用
孔9とをマスキングによる前処理により保護した後、基
板1の全外周面及び電気機能部品Pの全外周面をコーテ
ィング層10によってラミネート処理のような状態で連
続した一体不可分な形態で密封被覆する。このコーティ
ング層10で被覆された状態にあっては、基板1及び電
気機能部品Pの形状や識別標識等を、コーティング10
の外側からコーティング層10を通して、容易に、か
つ、正確に認識できるだけでなく、電気機能部品Pを基
板1より取り外そうとすると、その外す際に、コーティ
ング層10に傷や亀裂等の形態変化が発生するので、不
正改造を外側から一瞥しただけで発見できる。
【0013】図2(a)は、コーティング層10を形成
した後のROM2b付近の部分断面図で、基板表面1a
上には配線パターン7aの接続端子として電極7cを介
してICソケット8が搭載され、このICソケット8の
上部には、ROM2bが挿入されている。このICソケ
ット8は、両側に足部8a有するコの字状の断面形状を
しており、上記足部と対応する上面には複数のピン差し
込み部8bが形成されている。ROM2bとICソケッ
ト8との接合は、ICソケット8の上記複数のピン差し
込み部8bにROM2aの複数の接続ピン2pが挿入す
ることにより行われる。なお、ICソケット8の接続ピ
ン8pは、スルーホール1Hに挿入され、図外の基板裏
面の電極7cに接続されている。また、ICソケット8
の下部の基板表面1aとICソケット8の周辺の基板表
面1a上には配線パターン7aが設けられており、IC
ソケット8及びROM2bの外周部と、ROM2bの接
続ピン2pと、ICソケット8の周辺の配線パターン7
aの表面とは全てコーティング層10で被覆されてい
る。このような状態で搭載されたROM2bをICソケ
ット8から引き抜いた場合、コーティング層10とRO
M2bとの密着性がよいため、ROM2bの外周部や接
続ピン2pに付着していた樹脂の一部が付着した状態で
ROM2bが引き抜かれる。したがって、図2(b)に
示すように、ROM2bのパッケージ部の上部のコーテ
ィング層10aや接続ピン2pの周辺のコーティング層
10bが破壊される。その後、上記ROM2bの代わり
に、ROM2bと外観形状が同一で記憶内容の異なるR
OM2zを上記ICソケット8に差し込んだとすると、
このROM2zのパッケージ部の上部にはコーティング
層10がなく、また、接続ピン2pの周辺のコーティン
グ層10bにもコーティング層10が抜けた空間Kが形
成される。この状態を、図2(c)に示すように、RO
M2zのパッケージ部の上部側から観察すると、ROM
2zの製品名または部品名と、ROM2bの製品名また
は部品名とを区別することは困難であるが、ROM2z
のパッケージ部の上部や接続ピン2pの周辺を観察する
と、コーティング層10に傷や亀裂等の形態変化があっ
たり、更には、コーティングされた樹脂が取り去られて
いることが明瞭に分かるので、ROM2bに対する不正
改造が行われたことが容易に判断できる。
【0014】次に、上記コーティング層10の形成方法
について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、2つ
に分割された型11,12を用いる方法である。まず、
(a)図に示すように、型11,12を型開きしてお
く。次に、電気機能部品Pが実装された基板1を一方の
型11に格納配置する。例えば、基板1の取付用孔9を
型11の成形用凹部11aに設けた位置決めピン11b
に上方より挿入装着することにより、基板1を型11に
対して位置決めする。また、型12の上記位置決めピン
11bに対応する位置には、ピン受け孔12bが設けて
あり、(b)図に示すように、型11,12を閉じた時
に、上記位置決めピン11bの上端部は、上記ピン受け
孔12bに収納される。この型閉じにより、型11の成
形用凹部11aと型12の成形用凹部12aとと電気機
能部品Pと基板1との間に隙間Sが形成される。更に、
(c)図に示すように、コーティング層10の溶融材料
を型11,12の一方または両方に形成された図外の注
入口(ゲート)より、隙間Sに充填して固化させる。そ
の後、型11,12を開いて、コーティング層10で覆
われた電気機能部品Pが実装された基板1を離型するこ
とにより、図1に示す形態の実装基板装置を得ることが
できる。
【0015】図4は、電気機能部品Pが実装された基板
1をコーティング層10の溶融材料13の浴槽14に浸
ける方法である。つまり、(a)図に示すように、電気
機能部品Pが実装された基板1を浴槽14の溶融材料1
3の中に水平な形態で浸ける。そして、電気機能部品P
の全部及び基板1の全部を溶融材料13に沈降させた
後、溶融材料13より引き上げて溶融材料13を固化さ
せることにより図1に示す形態の実装基板装置を得るこ
とができる。また、(b)図に示すように、電気機能部
品Pが実装された基板1を浴槽14の溶融材料13の中
に垂直なな形態で沈降させた後、溶融材料13より引き
上げて溶融材料13を固化させることにより、図1に示
す形態の実装基板装置を得ることができる。図5は、電
気機能部品Pが実装された基板1の取付用口9をコンベ
ア15に設けた位置決めピン15aに上方より挿入装着
することにより、位置決めピン15aが基板1をコンベ
ア15に浮上した状態に搭載する。そして、コンベア1
5を一方向Xに搬送し、その搬送過程において、電気機
能部品Pの全部及び基板1の全部に溶融材料13をノズ
ル16より吹き付けた後、電気機能部品P及び基板1に
被着された溶融材料13を固化させてコーティング層1
0を形成することにより、図1に示す形態の実装基板装
置を得ることができる。なお、上記図4及び図5におい
て、取付け用孔9はコーティング後に貫通孔となるよう
に、各コーティング法に応じたマスキング等の前処理を
行うようにするものとする。
【0016】このように、本実施の形態1においては、
遊技機用実装基板の両面に、固化後透明になるととも
に、電気機能部品P及び基板1との密着性の良い樹脂に
よるコーティング層10を形成し、基板1の全外周面及
び電気機能部品Pの全外周面を連続した一体不可分な形
態で密封被覆したので、ROM2bの交換等の不正改造
を行った場合には、上記コーティング層10が破壊され
る。この不正改造によるコーティング層10の破壊は、
遊技機用実装基板の観察によって明瞭に視認できるの
で、不正改造の有無を容易に判断することができる。
【0017】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
気機能部品Pの全部と基板1の全部をコーティング層1
0で被覆したが、この実施の形態2では、図6に示すよ
うに、電気機能部品Pの一部と基板1の両面をコーティ
ング層10で被覆し、コーティング層の使用量を削減し
たことを特徴としている。すなわち、(a)図に示すよ
うに、電気機能部品Pが実装された基板1の取付用口9
をポッティング槽17の凹部17aに設けた位置決めピ
ン17bに上方より挿入装着し、基板1をポッティング
槽17の凹部17aに浮上した形態に格納配置する。そ
して、供給パイプ18より、溶融材料13を基板1の上
面より流し込む。すると、溶融材料13が基板1の上面
より基板1と凹部17aとの隙間を経由して基板1の裏
側に回り込む。それから、溶融材料13の液面が、基板
1の上面より電気機能部品Pの下部まで到達したら、溶
融材料13の供給を止めて、溶融材料13が固化するよ
うに養生する。その後、固化した溶融材料13と一緒に
電気機能部品Pが実装された基板1をポッティング槽1
7より取出す。これにより、(b)図に示すように、電
気機能部品Pの一部と基板1の両面がコーティング層1
0で被覆された形態の実装基板装置となる。なお、上記
位置決めピン17bの先端は、ポッティングされた溶融
材料13の液面よりも高くなるようにし、コーティング
後の取付け用孔9が貫通孔となるようにしている。
【0018】実施の形態3.上記実施の形態1では、電
気機能部品Pの全部と基板1の全部をコーティング層1
0で被覆し、また、上記実施の形態2では、電気機能部
品Pの下部と基板1の両面をコーティング層10で被覆
したが、この実施の形態3では、図7に示すように、電
気機能部品Pが実装された基板1をケース18に収納
し、ケース18と電気機能部品Pと基板1とをコーティ
ング層10で被覆して一体化したことを特徴としてい
る。すなわち、図7では、電気機能部品Pが実装された
基板1の取付用口9をケース18の受容凹部18aに設
けた位置決めピン18bに上方より挿入装着し、基板1
の上面がケース18の開口部より下位になるように、基
板1をケース18の受容凹部18aに格納配置する。そ
して、図外のノズルまたは供給パイプまたは刷毛等によ
り溶融材料を電気機能部品Pと基板1の上面とケース1
8の開口部とに塗布して固化させることにより、コーテ
ィング層10が電気機能部品Pと基板1とケース18と
を被覆一体化した実装基板装置が得られる。この実装基
板装置は、ケース18に設けた図外の取付孔部により遊
技機に取付ける形態である。
【0019】このように、本実施の形態3においては、
電気機能部品Pが実装された基板1をケース18に収納
し、ケース18と電気機能部品Pと基板1とをコーティ
ング層10で被覆して一体化したので、コーティング層
10の形成が実装基板装置の片面のみでも、コーティン
グ層10の形成された基板1の上面側に搭載された電気
機能部品Pの交換等の不正改造を行った場合には、上記
コーティング層10が破壊されるため、不正改造の有無
を容易に判断できる。また、基板1の下面側に対して不
正改造を行おうとしても、基板1とケース18とがコー
ティング層10により一体化されているので、上記コー
ティング層10を破壊しなければならず、したがって、
基板1の下面側に対しても不正改造を行うことが困難と
なる。
【0020】実施の形態4.上記実施の形態3では、電
気機能部品Pと基板1とケース18とをコーティング層
10で被覆して一体化したが、この実施の形態4では、
図8に示すように、電気機能部品Pが実装された基板1
を、遊技機が組付けられる裏機構カバーや集合樋等のよ
うな台座19に収納し、台座19と電気機能部品Pと基
板1とをコーティング層10で被覆して一体化したこと
を特徴としている。すなわち、電気機能部品Pが実装さ
れた基板1を台座19の収納凹部19aに上方より挿入
して、基板1の上面が、収納凹部19aより大きな開口
段差部19bより下位になるように、基板1を台座19
の収納凹部19aに格納納配置する。そして、図外のノ
ズルまたは供給パイプまたは刷毛等により溶融材料を電
気機能部品Pと基板1の上面と台座19の開口段差部1
9bとに塗布して固化させることにより、コーティング
層10が電気機能部品Pと基板1と台座19とを被覆一
体化した実装基板装置が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の遊
技機用実装基板装置は、配線パターンを有する基板と、
これに実装された電気機能部品とを視認可能な樹脂から
成るコーティング層により密封被覆したので、電気機能
部品の交換等の不正改造を行った場合には、コーティン
グ層の傷や亀裂等の形態変化を外側から一瞥しただけで
容易に発見することができる。
【0022】また、請求項2記載の遊技機用実装基板装
置は、樹脂の材質を、電気機能部品及び基板との密着性
を有する材質としたので、電気機能部品の交換等の不正
改造を行った場合にはコーティング層が著しく破壊され
るため、電気機能部品の交換等の不正改造を極めて容易
に発見することができる。
【0023】請求項3記載の遊技機用実装基板装置は、
樹脂の材質を、溶融から固体への状態変化の反応温度
が、電気機能部品の耐熱温度以下の温度である材質とし
たので、コーティング処理による電気機能部品の特性劣
化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態1に係わる遊技機用実装基板装
置の構成図。
【図2】 本実施の形態1の詳細を示す拡大図。
【図3】 本実施の形態1のコーティング方法を示す工
程図。
【図4】 本実施の形態1のコーティング方法を示す模
式図。
【図5】 本実施の形態1の他のコーティング方法を示
す模式図。
【図6】 本実施の形態2のコーティング方法を示す模
式図。
【図7】 本実施の形態3のコーティング方法を示す模
式図。
【図8】 本実施の形態4のコーティング方法を示す模
式図。
【図9】 従来の遊技機用実装基板装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基板,P 電気機能部品,2a CPU,2b R
OM,2c 信号制御部品,3 大発熱部品ボックス,
4 発熱部品,5 コネクタ,6 電子部品,6a 抵
抗,6b コンデンサ,6c 音声モジュール,7a
(基板表面の)配線パターン,7b (基板裏面の)配
線パターン,7c 電極,8 ICソケット,9 取付
用孔,10 コーティング層,18 ケース,19 台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の遊技内容や遊技機能部品の電気
    的制御系に用いられる遊技機用実装基板装置において、
    配線パターンを有する基板と、これに実装された電気機
    能部品とを視認可能な樹脂から成るコーティング層によ
    り密封被覆したことを特徴とする遊技機用実装基板装
    置。
  2. 【請求項2】 樹脂は、電気機能部品及び基板との密着
    性を有する材質としたことを特徴とする請求項1記載の
    遊技機用実装基板装置。
  3. 【請求項3】 樹脂は、溶融から固体への状態変化の反
    応温度が、上記電気機能部品の耐熱温度以下の温度であ
    る材質としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機用
    実装基板装置。
JP30088897A 1997-10-31 1997-10-31 遊技機用実装基板装置 Pending JPH11128495A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014124311A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Shimada Precision Kk 遊技機並びにこれに用いる基板ユニット及びその製造方法

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JP2014124311A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Shimada Precision Kk 遊技機並びにこれに用いる基板ユニット及びその製造方法

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