JPH11128369A - イオン浸透療法用コントローラ - Google Patents
イオン浸透療法用コントローラInfo
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- JPH11128369A JPH11128369A JP10242374A JP24237498A JPH11128369A JP H11128369 A JPH11128369 A JP H11128369A JP 10242374 A JP10242374 A JP 10242374A JP 24237498 A JP24237498 A JP 24237498A JP H11128369 A JPH11128369 A JP H11128369A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/20—Applying electric currents by contact electrodes continuous direct currents
- A61N1/30—Apparatus for iontophoresis, i.e. transfer of media in ionic state by an electromotoric force into the body, or cataphoresis
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- Veterinary Medicine (AREA)
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
を介して2電極からなるパッチに電気的に接続されてお
り、2電極はそれぞれパッチのアクティブ・リザーバ内
と復帰リザーバ内に配置されている。イオン浸透療法用
コントローラがオンにされるか、さもなければ起動され
ると電流がパッチに供給される。パッチ電圧などの波形
はあらかじめ決めた時間間隔にわたって測定される。測
定電圧の変化はしきい値と比較される。測定電圧の変化
がしきい値を超えていると、コントローラは警告を出す
とか、電流供給を中断する、といったアクションをと
る。
Description
野に属する。さらに具体的には、本発明は、イオン浸透
療法用コントローラとパッチを有し、ある種の事象(イ
ベント)または状態(コンディション)がシステムでい
つ発生したかを自動的に検出するイオン浸透投薬システ
ム(iontophoretic drug delivery system) に関す
る。このようなイベントまたは状態としては、イオン浸
透パッチの電極の伝導物質の大量欠乏またはイオン浸透
療法用コントローラの障害(故障)がある。例えば、障
害などの事象または状態が検出されると、システムは警
告を出すとか、イオン浸透パッチへのイオン浸透電流の
供給を停止する、といったアクションを実行する。
流を流して無傷のままの皮膚からイオンを注入するのに
適用されている。イオン化剤(ionized species) は、薬
剤またはその他の治療薬をイオン化したものであるのが
普通である。イオン浸透療法を適用することの1つの利
点は、イオン化薬剤を皮膚を通してその組織を傷つけな
いで(非侵襲的に)患者の体内に導入する点である。こ
れは、イオン浸透パッチの電極に電流を供給することに
よって行われている。これらの電極はそれぞれ、薬剤イ
オンを収容している薬剤リザーバ( 薬剤貯蔵容器) 内と
電解液を収容しているリターン・リザーバ( 帰還貯蔵容
器) 内に配置されている。パッチが患者の皮膚上に置か
れると、薬剤リザーバに収容されているイオン化薬剤
は、イオン浸透電流コントローラから供給される電流に
よって皮膚を通して患者の体内に注入される。イオン浸
透投薬は、受動的経皮パッチ、注射針注入、および経口
投薬などの、他の投薬方法に代わる効果的な投薬方法で
あり、特に子供、寝たきりの人および老人にとって効果
的な方法になっている。
の制御された電流がパッチを通して印加されると(図1
の(A)の部分Bの電流−時間曲線)、パッチの両端の
電圧(図1の(B)の部分Bの電圧−時間曲線)は、そ
のプロセス期間に皮膚インピーダンス(図1の(C)の
部分Bの抵抗−時間曲線)が減少するために、時間の経
過と共に単調に減少していく。(図1の(B)の部分A
に示す初期電圧増加は、より後で詳しく説明するよう
に、パッチをオンにすると起こる一時的な過渡状態であ
る。)患者またはパッチが動いたために、あるいは電気
的ノイズに起因して、小振幅で短持続時間の電圧の増減
が起こる場合もあり得る(図示せず)。
で長持続時間の電圧変化(上昇勾配または下降勾配)が
引き起こされる場合がある。そのような状態としては、
パッチと皮膚の間の不十分な接触、薬剤または他のイオ
ン化物質が大幅に欠乏しているパッチ、電極物質が大幅
に欠乏しているパッチ、イオン浸透電流コントローラの
障害(故障)、不適切な電気化学的反応、パッチまたは
接点(コンタクト)の損傷、およびいくつかの外部発生
源からの過剰な電気的ノイズがあるが、必ずしもこれら
に限定されるものではない。さらに、患者は大幅に欠乏
している電極または薬剤リザーバを有するパッチの再使
用を試みる場合があり、これが原因で望ましくない大振
幅で長持続時間の電圧増加が起こることもある。
も、患者に対するイオン浸透投薬を安全にかつ効果的に
行うことを妨げるおそれがある。さらに、電圧が突然に
変化したとき、患者はパッチが貼り付けられている個所
でまたはその付近で不快感を感じることがある。
ば、過分な電圧上昇勾配がコントローラによって検出さ
れたとき、警告を出すとか、電流の供給を停止する、と
いったアクションを自動的に実行することにより上述し
た課題を解消し、もって患者の不快感や誤った投薬を防
止するようにしたイオン浸透投薬システムを提供したこ
とである。
用コントローラとパッチを有するイオン浸透投薬システ
ムが提供されている。このコントローラは2つの電気コ
ネクタを介して2つのパッチ電極に電気的に接続され、
これらの2電極はそれぞれ、パッチの活性(薬剤)リザ
ーバ内とリターン・リザーバ内に置かれている。コント
ローラは、コントローラのオン時に電極に電流を供給す
る電流供給源、あらかじめ決めた時間間隔にわたって電
圧変化を測定する電圧測定デバイス、および測定した電
圧変化をしきい値と比較するコンパレータを含んでい
る。あらかじめ決めた時間間隔にわたる電圧変化がしき
い値を超えているとコンパレータが判断すると、電流供
給が停止されるか、あるいは警告やその他のなんらかの
アクションがとられる。
法用コントローラは、あらかじめ決めた時間間隔にわた
って供給電流を測定するデバイスを含み、コンパレータ
は測定された電流変化を電流しきい値と比較する。本発
明のこの態様では、コントローラは、あらかじめ決めた
時間間隔にわたる測定電流変化が電流しきい値を超えて
いるとコンパレータが判断したときなんらかのアクショ
ンをとる。
浸透療法用コントローラは、測定されたパッチ電圧と電
流から負荷インピーダンスを測定するデバイスを含んで
いる。あらかじめ決めた時間間隔にわたる負荷インピー
ダンスの変化が測定され、コンパレータは測定された電
流をインピーダンスしきい値と比較する。本発明のこの
態様では、コントローラは、あらかじめ決めた時間間隔
にわたる測定インピーダンス変化がインピーダンスしき
い値を超えているとコンパレータが判断したときなんら
かのアクションをとる。
理解を容易にするために、以下では添付図面を参照して
好適な実施形態について詳しく説明する。
透投薬システム(iontophoretic delivery system) 1に
関係するものである。図2に示すイオン浸透投薬システ
ムはバッテリ10などのエネルギ供給源を内蔵し、パッ
チ5に接続された電流コントローラ12を含んでいる。
パッチ5はアクティブ・リザーバ68とリターン・リザ
ーバ48を有し、それぞれ薬剤D+ と電解液を収容して
いる。また、パッチ5はアクティブ・リザーバ68の内
側に置かれた第1電極60(アノード)と、リターン・
リザーバ48の内側に置かれた第2電極40(カソー
ド)とを含み、これらの電極はそれぞれ薬剤および電解
液と接触している。これとは逆に、薬剤のイオン電荷が
負であれば、つまり、D- であれば、電極60がカソー
ドになり、電極40がアノードになる。
と40およびコントローラ12の間に電流を伝達する。
パッチ5が患者80の皮膚81上に置かれ、コントロー
ラ12がオンにされてパッチ5の電極60と40に電流
を供給すると、患者の体はイオン浸透回路を完結してい
るので、薬剤D+ は皮膚81を通り抜けて患者80の体
内に入り込む。
を欠乏したとき、あるいは消耗した電極をすでにもって
いるパッチが誤って再使用されたとき、コントローラが
なんらかのアクションをとることである。また、望まし
いことは、コントローラが正しく動作していないとの通
知があったとき、コントローラになんらかのアクション
をとらせることである。また、望ましいことは、パッチ
が部分的にまたは全体的に皮膚から切り離されたときや
損傷したときに、なんらかのアクションをとらせること
である。
状態が起こると、同じ効果が生じるのが一般である。つ
まり、電圧の上昇勾配である。本発明では、コントロー
ラはこの上昇勾配電圧を検出する回路を備えている。検
出すると、コントローラは、オーディオ・アラーム、ビ
ジュアル・アラームまたは触覚アラームをオフにセット
するとか、他のなんらかの警告または通知を出すといっ
た、アクションを自動的にとる。別の方法として、パッ
チへの電流供給が中断される場合もある。
透期間の経時的な注入パッチ電流の例を示し、図1の
(B)は対応する測定電圧を示している。図1の(C)
は測定パッチ電流と電圧から計算で求められた、経時的
なパッチの抵抗を示している。詳しく説明すると、図1
の(A)、1の(B)および1の(C)の初期部分Aで
は、電流の増加と共に、電圧は増加し、抵抗は減少して
いる。図1の(A)、1の(B)および1の(C)の部
分Bでは、電流が一定に保たれているとき電圧と抵抗は
共に時間と共に単調的に減少している。この例では、投
薬サイクルの大部分の期間に、一定量の薬剤を投薬する
ために一定量の電流が必要であるものと想定している
(イオン浸透療法では、注入される薬剤量は供給電流量
に比例することが知られている)。しかし、この分野の
精通者ならば理解されるように、一定でない投薬プロフ
ィール、従って一定でない電流プロフィールも可能であ
る。一定電流が定常状態でパッチに供給されているとき
でも、電圧は皮膚インピーダンスの減少と共に減少を続
ける。この時点では、電極のインピーダンスは相対的に
小さいので、無視することができる。
は、電極インピーダンスは伝導表面積が大量に減少する
ので、大幅に増加する。このインピーダンス増加は、電
流がほぼ一定に保つように制御されているので、測定パ
ッチ電圧の上昇勾配の原因となる。
圧曲線の正勾配を検出するために、コントローラ12は
電極両端の電圧をあらかじめ決めたインターバルで測定
し、測定した電圧の変化をあらかじめ決めたしきい値と
比較する回路を備えている。その電圧変化があらかじめ
決めたしきい値を超えていれば、コントローラはなんら
かのアクションをとるか、あるいはパッチへの電流供給
を停止する。初期過渡期間には正の電圧勾配が大になり
得るので、測定された電圧変化がしきい値と比較される
のは、定常状態での投薬がすでに始まってからである。
圧Vを測定し、この測定電圧をしきい値と比較するコン
トローラ回路を図3に示す。電流Iは電流供給源100
からパッチに供給される。差動増幅器104はパッチの
両端の電圧Vを測定する。アナログ電圧測定値はアナロ
グ/ディジタル(A/D)コンバータ108によってデ
ィジタル値に変換され、マイクロプロセッサ110によ
って読み取られる。このマイクロプロセッサはある電圧
測定から次の電圧測定までの時間間隔を制御し、電圧測
定値間の差を計算し、この電圧差(差分)をあらかじめ
決めた(電圧)しきい値と比較する。これについては、
図6と図7を参照して以下で詳しく説明する。電圧差が
あらかじめ決めたしきい値を超えているとき、エラー状
態が存在すると断定して、マイクロプロセッサは制御ラ
イン120を通して電流供給源100をオフにするか、
あるいは制御ライン122を通してアラーム112を起
動するか、あるいはその両方を行う。
実行する唯一の方法ではない。例えば、電圧とあらかじ
め決めたしきい値との比較は、電圧コンパレータとステ
ート・マシン(状態機械)によってハードウェアで実行
することも、同様にマイクロプロセッサ内のソフトウェ
アで実行することも可能である。
の補助のパッチとの間を切り替える手段を設けることが
可能である。そのような手段としては、これらの2パッ
チに接続されたマイクロプロセッサ制御スイッチ、ロジ
ック制御スイッチまたは機械的スイッチがある。この場
合、測定または計算されたパラメータがしきい値を超え
たときコントローラがとるアクションは、スイッチによ
り、障害があると推定されるパッチを切り離させ、補助
のパッチをコントローラに接続させることになる。
い値との比較を行っているが、図4に示す本発明の第2
実施形態では、パッチ電圧が制御され、供給電流Iが測
定されている。電流Iは、スチッチ103が閉じたとき
電流検出抵抗102を通してバッテリ101から供給さ
れる。スイッチ103はどの形体のスイッチでも構わな
いが、MOSFETで構成されたものが好ましい。差動
増幅器106は電流検出抵抗102の両端電圧VR を測
定し、これによりパッチを流れる電流I=VR /Rを測
定する。おのアナログ電流測定値はA/Dコンバータ1
08によってディジタル値に変換され、マイクロプロセ
ッサ110によって読み取られる。上述した第1実施形
態と同じように、マイクロプロセッサはある電流測定か
ら次の電流測定までの時間間隔を制御し、電流測定値間
の差を求め、この電流差をあらかじめ決めた(電流)し
きい値と比較する。電流差があらかじめ決めたしきい値
を超えたときは、エラー状態が存在すると断定し、マイ
クロプロセッサは制御ライン120を通して、スイッチ
103を開いて電流Iをオフにするか、あるいは制御ラ
イン122を通してアラーム112をアクチべートする
か、あるいはその両方を行う。
す第3実施形態では、電流が制御され、パッチ電圧Vと
パッチ電流Iの両方が測定され、負荷インピーダンス
(V/I)がその測定値から計算されている。電流Iは
電流供給源100からパッチに供給される。差動増幅器
104はパッチの両端電圧Vを測定し、差動増幅器10
6は電流検出抵抗102の両端電圧VR を測定し、これ
によりパッチを流れる電流I=VR /Rを測定する。こ
のアナログ電圧測定値はアナログ/ディジタル(A/
D)コンバータ108によってディジタル値に変換さ
れ、マイクロプロセッサ110によって読み取られる。
この実施形態では、A/Dコンバータの出力は多重化
(マルチプレックス)され、ディジタル電圧Vと電流I
の値が選択的に得られる。マイクロプロセッサはある電
圧またはある電流の測定から次の測定までの時間間隔を
制御する。マイクロプロセッサは、定められた時刻に求
められたディジタル電圧測定値とディジタル電流測定値
から負荷インピーダンスを計算する。次に、マイクロプ
ロセッサは、それぞれ2つの異なる時刻に計算された2
つの負荷インピーダンス間の差を計算し、この負荷イン
ピーダンス差をあらかじめ決めた(負荷インピーダン
ス)しきい値と比較する。負荷インピーダンス差があら
かじめ決めたしきい値を超えたときは、エラー状態が存
在すると断定して、マイクロプロセッサは制御ライン1
20を通して電流供給源100をオフにするか、あるい
は制御ライン122を通してアラーム112を起動する
か、あるいはその両方を行う。
は、図3の回路によって測定されるパッチ電圧をモニタ
する方法が図6のフローチャートに示されている。この
方法は、定常状態の一定電流供給では、測定電圧が単調
的に減少することが予想されるので、測定電圧が最低測
定電圧よりも所定量だけ上昇したときは問題が発生して
いるおそれがあるとの、上述した前提に基づいている。
ステップS1において、パッチの一方の端は患者に付着
され、パッチの他方の端はコントローラ内に挿入され
る。コントローラは手操作または自動的にスイッチオン
され、電流がパッチに供給される。ステップS2におい
て、あらかじめ決めた時間量の後で定常状態のイオン浸
透療法が遂行されると、上述したコントローラ回路はパ
ッチの電極両端の電圧をあらかじめ決めた時間間隔(例
えば、1秒)にわたって測定する。ステップS3におい
て、コントローラはこの測定電圧をそれまでに測定され
た最低電圧Vmin と比較する。測定電圧がVmin よりも
大きいか等しければ、ステップS4において、コントロ
ーラは測定電圧と最低測定電圧との差をあらかじめ決め
たしきい値と比較する(V−Vmin >しきい値)。もし
そうでなければ、測定電圧はそれまでに測定された最低
電圧に比べて減少しているので、Vmin はステップS5
でその測定電圧にセットされ、コントローラはステップ
S2で電圧の測定を続ける。上述したように、ステップ
S4で、コントローラは測定電圧と最低測定電圧との差
をあらかじめ決めたしきい値(例えば、+Nボルト)と
比較する。その差があらかじめ決めたしきい値を超えて
いなければ、ステップS2が繰り返される。他方、その
差があらかじめ決めたしきい値を超えていれば、なんら
かの問題が発生したおそれがあるため、ステップS6で
示すように、パッチへの供給電流が停止されるか、ある
いは他のなんらかのアクションがとられる。
は、図3の回路によって測定されるパッチ電圧をモニタ
する別の方法が図7のフローチャートに示されている。
この方法は、定常状態の一定電流供給では、電圧勾配が
減少することが予想されるので、測定電圧勾配があらか
じめ決めた量だけ増加していれば問題が発生しているお
それがあるとの、上述した前提に基づいている。ステッ
プS11において、パッチの一方の端は患者に付着さ
れ、パッチの他方の端はコントローラ内に挿入される。
コントローラは手操作または自動的にスイッチオンさ
れ、電流がパッチに供給される。ステップS12におい
て、あらかじめ決めた時間量の後で定常状態のイオン浸
透療法が遂行されると、上述したコントローラ回路はパ
ッチの電極両端の電圧をあらかじめ決めた時間間隔(例
えば、1秒)にわたって測定する。ステップS13にお
いて、コントローラは現在の電圧サンプル(V)を以前
の電圧サンプル(Vold)と比較する。VがVold より
も大きいか等しければ、ステップS14において、コン
トローラはサンプル間の電圧変化をあらかじめ決めた勾
配しきい値と比較する(V−Vold >勾配しきい値)。
もしそうでなければ、Vold はステップS15で現在の
電圧サンプルにセットされ、コントローラはステップS
12で電圧の測定を続ける。上述したように、ステップ
S14で、コントローラは現在の電圧サンプルと以前の
電圧サンプルとの差をあらかじめ決めた勾配しきい値
(例えば、1秒インターバルといったように、例えば、
単位時間当たり+Nボルト)と比較する。基本的に、こ
の比較は測定された瞬時電圧勾配と電圧勾配しきい値と
の間の比較である。この差があらかじめ決めた勾配しき
い値を超えていなければ、Vold がステップS15で現
在の電圧サンプルVにセットされ、コントローラはステ
ップS12で電圧の測定を続ける。他方、その差があら
かじめ決めた電圧勾配しきい値を超えていれば、なんら
かの問題が発生したおそれがあるため、ステップS16
で示すように、パッチへの供給電流が停止されるか、あ
るいは他のなんらかのアクションがとられる。上記とは
別に、勾配しきい値をおおきな負数にすることができ、
そのときは大きな電圧降下が起こったことを示す。これ
は、問題が発生したことを示す場合もあれば、電流がも
はやパッチに供給されていなければ、供給サイクルが終
わったことを示すだけの場合もある。どちらの場合も、
その時点で警告が出されるか、あるいは他のなんらかの
アクションがとられることになる。
には、以下のものを含めることができる。例えば、コン
トローラはVとVold との差の「符号」の変化(負から
正へ)が起こったかどうかだけを判断することができ
る。これは、あらかじめ決めた勾配しきい値をゼロ・ボ
ルト/秒にセットしたのと同じである。この変形実施形
態はどの正の電圧変化にも感知する。しかし、この場合
には、患者が動いたとか、電気的ノイズが原因で小さな
正の電圧変化が起こると、コントローラは電極が実際に
欠乏する前になんらかのアクションをとるか、あるいは
電流をオフにする場合がある。さらに、コントローラは
その、差V−Vold があらかじめ決めた勾配しきい値を
超えていること、およびV自体が最低電圧しきい値を超
えていることを要求してから、なんらかのアクションを
とる場合もある。
供給電流をコントローラに測定させることができる。こ
の場合は、図6と図7の上述した方法では、測定電圧で
はなく測定電流が使用されることになる。別の方法とし
て、図5に関連して説明したように、パッチ電圧と供給
電流の両方を測定し、その測定値から負荷インピーダン
スを計算することができる。この場合は、図6と図7の
上述した方法では、測定電圧ではなく、計算で求めた負
荷インピーダンスが使用されることになる。一般的に
は、以上から理解されるように、電圧V、電圧差(V−
Vmin またはV−Vold )、電流I、電流差(I−I
min またはI−Iold )、インピーダンスZおよびイン
ピーダンス差(Z−Zmin またはZ−Zold )の種々組
み合わせのいずれかを使用して、問題が発生したかどう
かを検出することが可能である。
に上述したものとは別の形態をとることも可能である。
の任意の組み合わせを測定し、比較し、なんらかのアク
ションをとることができる。さらに、電源は定電源にす
ることも、時変電源(time−variying power source
)にすることもでき、電流供給源、電圧供給源または
テブナン(Thevenin)等価の電源にすることもできる。さ
らに、電圧勾配しきい値や電圧しきい値またはその両
方、あるいはその他のしきい値は事前に決めておくこと
も、あるいはコントローラに自動的に決定させることも
可能である。しきい値を自動的に決定する方法は信号処
理分野の精通者(当業者)とって周知である。
間隔にわたって電圧、電流またはインピーダンスの波形
を測定することができ、また整合フィルタまたは相関回
路を使用すると、測定された電圧、電流またはインピー
ダンスの波形の大きな変化を、それぞれの予測された電
圧、電流またはインピーダンスの波形から検出すること
が可能である。
バイスおよび方法を実施できるように本発明の好適実施
形態を説明してきたが、請求の範囲に記載されている本
発明の概念と意図を逸脱しない限り、種々の態様に変更
および改良が可能であることはもちろんである。上述し
た説明は単なる例示的なものであり、本発明の範囲を限
定するものではない。本発明の範囲は、請求の範囲の記
載に基づいてのみ判断されるべきことはもちろんであ
る。
(C)はそれぞれ、経時的なパッチ電極電流、経時的に
測定された対応するパッチ電極電圧、およびそ電極電流
と電圧から計算で求められたイオン浸透パッチの抵抗値
の曲線を示す図である。
である。
定し、この電圧の上昇勾配を検出する回路を示す図であ
る。
し、この電流の上昇勾配を検出する回路を示す図であ
る。
ンスを測定し、この負荷インピーダンスの上昇勾配を検
出する回路を示す図である。
を検出する手順を示すフローチャートである。
を検出する別の手順を示すフローチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の電極を有するパッチにそれぞれの
複数の電気コネクタを介して接続可能であるイオン浸透
療法用コントローラであって、前記複数の電極の少なく
とも2つはそれぞれ前記パッチのアクティブ・リザーバ
とリターン・リザーバに置かれているものにおいて、該
コントローラは、 該コントローラがオンにされたとき前記パッチに電力を
供給する電源と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたって前記パッチの波形
を測定する手段と、 測定された波形をあらかじめ決めた波形と比較する手段
とを備え、該コントローラは前記比較手段が前記測定さ
れた波形と前記あらかじめ決めた波形との間に差を検出
したときにアクションをとることを特徴とするイオン浸
透療法用コントローラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のイオン浸透療法用コン
トローラにおいて、前記測定された波形は電圧波形と電
流波形から選択され、前記あらかじめ決めた波形はそれ
ぞれ独立に電圧波形、電流波形およびインピーダンス波
形から選択されることを特徴とするイオン浸透療法用コ
ントローラ。 - 【請求項3】 複数の電極を有するパッチにそれぞれの
複数の電気コネクタを介して接続可能であるイオン浸透
療法用コントローラであって、前記複数の電極の少なく
とも2つはそれぞれパッチのアクティブ・リザーバとリ
ターン・リザーバに置かれているものにおいて、該コン
トローラは、 該コントローラが起動されたとき前記パッチに流れる電
流を供給する手段と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたって前記パッチの両端
の電圧変化を測定する手段と、 測定された電圧変化をしきい値と比較する手段とを備
え、該コントローラは前記測定された電圧変化が前記し
きい値を超えていると前記比較手段が判断したときにア
クションをとることを特徴とするイオン浸透療法用コン
トローラ。 - 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載のイオン
浸透療法用コントローラにおいて、とられる前記アクシ
ョンは警告アクションであることを特徴とするイオン浸
透療法用コントローラ。 - 【請求項5】 請求項4に記載のイオン浸透療法用コン
トローラにおいて、前記警告アクションは、オーディオ
・アラームを引き起こすこと、ビジュアル・アラームを
引き起こすこと、触覚アラームを引き起こすこと、およ
び電流供給手段によって電流供給を中断することの中か
ら選択されることを特徴とするイオン浸透療法用コント
ローラ。 - 【請求項6】 複数の電極を有するパッチにそれぞれの
複数の電気コネクタを介して接続可能であるイオン浸透
療法用コントローラであって、前記複数の電極の少なく
とも2つはそれぞれパッチのアクティブ・リザーバとリ
ターン・リザーバに置かれているものにおいて、該コン
トローラは、 該コントローラが起動されたときパッチの両端の電圧を
制御する手段と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたって前記パッチへ供給
する電流の変化を測定する手段と、 前記測定された電流変化をしきい値と比較する手段とを
備え、該コントローラは前記測定された電流変化が前記
しきい値を超えていると前記比較手段が判断したときア
クションをとることを特徴とするイオン浸透療法用コン
トローラ。 - 【請求項7】 請求項6に記載のイオン浸透療法用コン
トローラにおいて、電流供給手段はスイッチに直列に接
続されたバッテリを含み、前記電流測定手段は抵抗と、
前記抵抗の両端電圧を測定して電流を測定するための差
動増幅器と、該測定された電流をディジタル電流値に変
換するアナログ/ディジタル・コンバータとを含み、前
記比較手段は前記ディジタル電流値を比較するマイクロ
プロセッサを含むことを特徴とするイオン浸透療法用コ
ントローラ。 - 【請求項8】 請求項7に記載のイオン浸透療法用コン
トローラにおいて、前記とられるアクションは前記スイ
ッチを開くことによって電圧の印加を停止することを含
むことを特徴とするイオン浸透療法用コントローラ。 - 【請求項9】 複数の電極を有するパッチにそれぞれの
複数の電気コネクタを介して接続可能であるイオン浸透
療法用コントローラであって、前記複数の電極の少なく
とも2つはそれぞれ前記パッチのアクティブ・リザーバ
とリターン・リザーバに置かれているものにおいて、該
コントローラは、 該コントローラが起動されたとき前記パッチに流れる電
流を供給する手段と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたってパッチの両端の電
圧変化を測定する手段と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたって前記パッチへ供給
する電流の変化を測定する手段と、 あらかじめ決めた時間間隔にわたって前記測定した電圧
変化と前記測定した電流変化とから負荷インピーダンス
の変化を計算する手段と、 前記測定された負荷インピーダンス変化をしきい値と比
較する手段とを備え、該コントローラは前記計算で求め
た負荷インピーダンスの変化が前記しきい値を超えてい
ると前記比較手段が判断したときアクションをとること
を特徴とするイオン浸透療法用コントローラ。 - 【請求項10】 請求項9に記載のイオン浸透療法用コ
ントローラにおいて、前記電流供給手段は電流供給源を
含み、前記電圧測定手段は前記パッチの両端電圧を測定
する差動増幅器と、該測定電圧をディジタル電圧値に変
換するアナログ/ディジタル・コンバータとを含み、前
記電流測定手段は抵抗と、前記抵抗の両端電圧を測定し
て電流を測定するための差動増幅器と、該測定された電
流をディジタル電流値に変換するアナログ/ディジタル
・コンバータとを含み、前記比較手段は前記ディジタル
電圧値と前記デジタル電流値とから負荷インピーダンス
を計算し、計算で求めた該負荷インピーダンスを比較す
るマイクロプロセッサを含むことを特徴とするイオン浸
透療法用コントローラ。
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