JPH11127646A - 田植機の施肥ホース収納構成 - Google Patents

田植機の施肥ホース収納構成

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JPH11127646A
JPH11127646A JP29595697A JP29595697A JPH11127646A JP H11127646 A JPH11127646 A JP H11127646A JP 29595697 A JP29595697 A JP 29595697A JP 29595697 A JP29595697 A JP 29595697A JP H11127646 A JPH11127646 A JP H11127646A
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fertilizer
hose
planting
fertilizing
rice transplanter
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Yuichi Takeda
裕一 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用田植機の苗載台や植付ケース等の植付部
の左右両側の数条を分割して収納可能とし、施肥装置の
左右両側の数条を分割し、回動して収納可能とし、施肥
装置がら植付部に肥料を搬送する分割側の施肥ホースを
収納できるようにする。 【解決手段】 植付部15に肥料を搬送する施肥ホース
146の一方を取付ブラケット(取付部材)148によ
って着脱自在に施肥装置36に係合し、施肥ホースの他
端を植付部に配すると共に、分割側の植付部にホース収
納支持ステー(係合部材)200を立設し、施肥装置と
植付部の収納時に、分割側の数本の施肥ホースを連結し
た取付部材を係合部座右に係合するとともに、前記係合
部材にホースガイド204と支持体205を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、8条や10条等の
多条植えと同時に施肥を行う田植機の施肥装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、乗用田植機の一形態として、
施肥作業と苗の植付作業とを同時に行えるように、走行
部の後上方に施肥装置を配設すると共に、走行部の後方
に植付部を吊設していた。そして、施肥装置と植付部
は、それぞれ多数条、例えば10条の施肥兼植付け作業
も行えるようにしている。この場合、植付部の苗載台は
中央側の6条分の固定側苗載台と左右両側の分割苗載台
とに分割し、水平折畳み機構を固定側苗載台の左右側部
と分割苗載台内端部との間に設け、分割苗載台を固定側
苗載台と平行状に後方に折畳み、苗載台の左右全幅を6
条幅内に縮小している。また、植付ケースの左右最外側
の2条分を爪ケース、フロート、苗取出板など関連部品
と連結棒で一体に固設し、中央側の植付ケースに支持さ
れる別の連結棒と前記連結棒とを後方斜下方に傾斜させ
た枢支パイプで連結し、左右最外側の2条分の植付ケー
スやフロート等を枢支パイプを中心に後上方に折畳み自
在に設けている。また、施肥装置は、10条分の施肥部
を左右方向に配置して形成すると共に、中央部の6条分
の施肥部は、走行部の後部に固定して固定側施肥部とな
し、該固定側施肥部の左右側方に、それぞれ2条分の施
肥部を連結体を介して連結して可動側施肥部となってい
る。しかも、各可動側施肥部は、それぞれ固定側施肥部
の左右側方位置で、かつ、これと略同一直線上に配置し
た使用位置と、連結体を用いて固定側施肥部より前方へ
折り曲げるように回動した収納位置との間で、位置変更
自在としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の側条施
肥装置を搭載した乗用田植機では、各側条施肥装置の施
肥ユニットと植付部のフロートとの間に施肥ホースが介
装され、肥料を圧送しており、左右外側の各2条分の可
動側施肥装置と、植付部の外側に植付ケース等は収納位
置に回動される構成となっており、施肥ホースを取り外
す必要があった。しかし、前記施肥ホースを取り外した
後の取付け機構は特別に設けられておらず、その脱着作
業も煩雑なものとなっていた。また、移動走行時には取
り外した施肥ホースを適切に保管する場所がなく、雨等
によって施肥ホース内が湿めったり、ゴミや塵等の異物
が混入すると肥料が詰まり易くなるものであった。その
為に、施肥装置と植付部との収納時に施肥ホースを容易
に取り外すことのでき、尚且つ適切に保管することので
きる構成のものが望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行車の後部に運転席を配置
し、該運転席の後方位置に左右方向へ伸延する多条用の
施肥装置を配設し、走行車後方に多条用の植付部を配置
した乗用田植機において、前記植付部の左右両側の数条
を分割して収納可能とし、前記施肥装置の左右両側の数
条を分割し、回動して収納可能とし、植付部に肥料を搬
送する施肥ホースの一方を取付部材によって着脱自在に
施肥装置に係合し、施肥ホースの他端を植付部に配する
と共に、分割側の植付ケース上方に、分割側の施肥ホー
スの基端側を支持する取付部材を係合する部材を設けた
ものである。また、前記係合する部材にホースガイドを
設け、施肥ホースの途中部がガイドするように構成した
ものである。また、前記係合する部材を板状の側面視略
L型の支持体とし、該支持体で取付部材に固定した施肥
ホースの施肥装置側端部を被装するようにしたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は苗載台の折畳み機構を備えた田植機の全体
側面図、図2は同じく平面図、図3は植付ケース及びフ
ロート等の折畳み状態を示す図、図4は施肥装置の後面
図、図5は施肥装置の支持枠体を示す平面図、図6は収
納状態とした施肥装置の左右片側の平面図部分断面図、
図7は本発明のホース収納支持ステーを配した分割側の
植付ケースの側面図、図8はホース収納支持ステーの側
面図、図9は同じく正面図、図10は施肥ホースを収納
した分割側の植付ケースを後方に折り畳んだ状態の側面
図、図11は施肥ユニットの側面断面図、図12は施肥
ホースのエアタンクへの取付け構成を示す側面図一部断
面図、図13は同じく斜視図、図14はステーの後面
図、図15はエアタンクに施肥ホースを取り付けた状態
を示す側面図、図16は導入口の側面断面図、図17は
導入口の後面図である。
【0006】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
述する。図1、図2に示す作業者が搭乗する走行車1の
ように、エンジン2を車体フレーム3前部上方に搭載さ
せ、ミッションケース4前方にフロントアクスルケース
5を介して走行用前輪6を支持させると共に、前記ミッ
ションケース4の後部にリヤアクスルケース7を連設し
前記リヤアクスルケース7に走行用後輪8を支持させ
る。そして、前記エンジン2等を覆うボンネット9両側
に予備苗載台10を取付けると共に、ステップ11を介
して作業者か搭乗する車体カバー12によって前記ミッ
ションケース4等を覆い、前記車体カバー12上部に運
転席13を取付け、その運転席13の前方で前記ボンネ
ット9後部に操向ハンドル14を設ける。
【0007】また、図中15は10条植え用の苗載台1
6並びに複数の植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を下部レ
ール18及びガイドレール19を介して植付ケース20
に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速
回転させるロータリケース21を前記植付ケース20に
支持させ、該ケース21の回転軸芯を中心に対称位置に
一対の爪ケース22・22を配設し、その爪ケース22
・22先端に植付爪17・17を取付ける。また前記植
付ケース20の前側にヒッチ台23を設け、該ヒッチ台
23をヒッチ機構24に連結させ、トップリンク25及
びロワーリンク26を含むリンク機構27後部にヒッチ
機構24を取付け、前記リンク機構27を介して走行車
1後部に連結させ、前記リンク機構27を介して植付部
15を昇降させる昇降シリンダ28をロワーリンク26
に連結させ、前記前後輪6・8を走行駆動して移動する
と同時に、左右に往復摺動させる苗載台16から一株分
の苗を植付爪17によって取出し、連続的に苗植え作業
を行うように構成する。
【0008】また、図中29は走行変速レバー、30は
植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、31は植付け
感度調節レバー、32は主クラッチペダル、33・33
は左右ブレーキペダル、34は均平用センターフロー
ト、35は均平用サイドフロート、36は10条用の側
条施肥部である。
【0009】前記苗載台16及び植付ケース20など植
付部15の左右外側の2条分を機体内側に折畳み自在に
設けるもので、前記苗載台16は左右最外側の2条分の
苗載台16を分割して折畳み自在な分割苗載台16bに
形成し、機体中央の6条用の固定苗載台16aに並行折
畳み機構37を介して分割苗載台16bを連結させて、
固定苗載台16aの作用面上方に略平行で、且つ、2段
に分割苗載台16bを折畳みするように設けて、折畳み
時苗載台16の左右全幅を略6条分巾と等しくするよう
に構成している。
【0010】図3にも示す如く、前記植付ケース20の
左右最外側の2条分を爪ケース22、フロート35、植
付探さ調節軸、苗取出板など関連部品と一体に折畳み自
在に設けている。前記植付ケース20間を連結する伝動
パイプ40と、調節軸及び苗取出板において、左右最外
側の植付ケース20とこの内側の植付ケース20との略
中央より若干外側でこれらパイプ40a・40b・40
b、調節軸、苗取出板などを固定側と分割側とに分割す
る。固定側の中央6条分3つの植付ケース20aの後端
間を各ブラケット41aを介し支点フレーム42で連結
させ、分割側の左右外側各2条分1つの植付ケース20
b後端にブラケット41bを介し固設する回動フレーム
43と、前記支点フレーム42とを回動支点軸44を介
し連結させている。前記回動支点軸44は、支点フレー
ム42左右両端の苗載台16の6条巾位置左右外側の各
2つの植付ケース20a・20b問の略中央に配置さ
れ、前高後低状に略45度に傾斜状に設けられている。
固定側の中央6条分3つの植付ケース20aに対し左右
の各2条分1つの植付ケース20b・20bを回動支点
軸44を介し略180度内側に回動させて、中央固定側
の植付ケース20aの後方で折畳みされた分割苗載台1
6bより後方位置に分割側の植付ケース20bを折畳み
するように構成している。
【0011】また、各フロート34・35・・・には、
作溝体88・88を取付け、各フロート34・35・・
・が圃場面上を滑走する際に、各作溝体88・88によ
り10条の溝を形成して、各溝中に後述する側条施肥装
置36より圧送される肥料を落下させている。
【0012】また、前記運転席13後方には10条用の
側条施肥装置36が配設されている。該側条施肥装置3
6は、図4、図5に示すように、車体フレーム3の後部
に立設した支持機枠130上に載設し、該支持機枠13
0上に6条分の固定側施肥部131を固設している。該
固定側施肥部131の左右側部にそれぞれ連結体132
・132を介して左右一対の2条分の可動側施肥部13
3・133と、右側の可動側施肥部133の右側端部に
取付けたブロワ134とを具備している。
【0013】そして、前記可動側施肥部133・133
は、固定側施肥部131の左右側方位置で、かつ、これ
と略同一直線上に配置した使用位置と、図1、図6に示
すように、前方へ折り返して固定側施肥部131と略平
行状態に配置した可動側施肥部133・133の先端部
が運転席13後部の側方に位置する。従って、収納状態
となった側条施肥装置36の可動側施肥部133・13
3とに干渉されることなく、作業者は運転席13に搭乗
したり降車することができる。
【0014】更に、収納状態となった側条施肥装置36
の左右幅は、走行車1の左右外側幅内に収まるようにし
ている。従って、収納状態となった側条施肥装置36に
障害物を当接する前に走行車1の左右側面を当接し、側
条施肥装置36が保護される。
【0015】また、固定側施肥部131は、図4、図5
に示すように、支持機枠130上に固定した支持枠体1
35と、同支持枠体135に支持させた6条分の施肥ユ
ニット136と、各施肥ユニット136に施肥搬送用エ
アを送るエアタンク137とを具備している。
【0016】支持枠体135は、支持機枠130上に左
右一対の支持板体138・138を立設し、両支持板1
38・138間に左右方向に伸延する3本の第1、第
2、第3横フレーム139・140・141を貫通状態
に横架して形成している。該第1、第2、第3横フレー
ム139・140・141の左右端部に、板状のエアタ
ンク支持体151・151を固設している。
【0017】また、前記可動側施肥部133・133
は、前記固定側施肥部131と基本的構成を同じくして
おり、固定側施肥部131のエアタンク支持体151外
側側面に連結体132を介して連結した支持枠体160
と、同支持枠体160に支持させた2条分の施肥ユニッ
ト136と、各施肥ユニット136・136・・・に施
肥搬送用エアを送るエアタンク161とを具備してい
る。
【0018】そして、支持枠体160は、図4、図5に
示すように、内外側エアタンク支持体162・163間
に左右方向に伸延する3本の第1、第2、第3横フレー
ム164・165・166を横架している。
【0019】前記可動側施肥部133・133と固定側
施肥部131とを連結する前記連結体132について説
明する。図6に示すように、前記固定側施肥部131に
設けたエアタンク支持体151の外側面に、側面視
「コ」字状の固定側枢支連結片175を外側前方へ向け
て突設する。一方、前記可動側施肥部133に設けた内
側のエアタンク支持体162の内側面に、先端二又状の
可動側枢支連結片176を外側前方へ向けて突設してい
る。該可動側枢支連結片176の先端部を固定側枢支連
結片175の先端部に、上下方向に軸芯を向ける枢支ピ
ン177により枢支し、固定側施肥部131の左右端部
に可動側施肥部133・133を連結している。
【0020】また、前記施肥ユニット136について、
固定側施肥部131に設けた施肥ユニット136を用い
て説明する。図11に示すように、前記第2、第3横フ
レーム140・141に繰出し体142を取付け、該繰
出し体142の上端に施肥ホッパ143を連通連設す
る。一方、前記繰出し体142の下方に三又連結体14
4に形成した上部連結口144a(施肥装置側端部)を
連結パッキンを介して着脱自在に連結し、三又連結体1
44に形成した後部連結口144cに施肥ホース146
の基端部を連結している。三又連結体144前部に嵌合
口144b(エア導入側端部)が形成され、該嵌合口1
44bに前記エアタンク137内に挿入した状態で保持
されている導入管150が接合され、ブロワ134の駆
動によってエアタンク137から該導入管150を介し
て三又連結体144内にエアが導入され、繰出し体14
2から繰り出された肥料等を施肥ホース146側に圧送
する。前記嵌合口144bの外周面にはフランジ部14
4dが形成され、後述する取付部材である取付ブラケッ
ト52に螺合される。
【0021】そして、前記三又連結体144は、支持機
枠130上に突設したステー147に取付部材である取
付ブラケット148を介して着脱自在に取付けている。
ステー147に形成した門型の挿通孔147a中に導入
管150後部が嵌合される。該導入管150は、図1
6、図17に示すように、側面視略「く」字状に形成さ
れ、導入管150前部を後述したエアタンク137に開
口した連結孔137a内に挿入されている。また、前記
導入管150後部は、門型の前記挿通孔147aの形状
に合わせたガイド枠150aを形成し、三又連結体14
4前部の嵌合口144bを下方よりガイドし、導入管1
50と連結孔137aとを連結し易くしている。
【0022】また、6条分の前記固定側施肥部131に
は、6個の三又連結体144・144・・・が配置さ
れ、可動側施肥部133・33には各2個の三又連結体
144・144が配置されている。左右隣接する2個の
三又連結体144・144を、図13に示すように、同
一の取付ブラケット148を介してステー147に着脱
自在に取付けている。該取付ブラケット148は、図1
2、図13に示すように、平面視「コ」字状に形成し、
閉塞面に図示せぬ孔を開口し、三又連結体144前部の
嵌合口144bを挿入すると共に、フランジ部144d
前面を取付ブラケット148閉塞面に当接し、ボルト1
49を用いて取付ブラケット148とフランジ部144
dとを螺合している。前記取付ブラケット148の左右
側面の外側には、取付具155・155を固設してい
る。該取付具155を図12中の後方斜下方に傾斜状に
配し取付け方向を斜めにしている。更に、前記取付ブラ
ケット148の閉塞面の左右中央位置に挿入ボルト15
7が配設され、該挿入ボルト157頭部を取付ブラケッ
ト148の前面より一定の間隔を開けた前方に位置され
ている。
【0023】一方、前記ステー147には、図13、図
14に示すように、門型の挿通孔147aを開口し、該
挿通孔147aの左右側方に上下方向に長径を有するボ
ルトガイド用の長孔147b・147bを開口し、取付
ブラケット148の取付け時に長孔147b・147b
内にボルト149・149が挿入される。更に、前記ス
テー147の左右二個の挿通孔147aの間位置には、
挿入ガイド孔147cが開口されている。該挿入ガイド
孔147cは、上下に長い溝と該溝に下部に前記挿入ボ
ルト157が挿入される大径の孔を開口している。更
に、ステー147の後面には、前記取付ブラケット14
8の取付け位置に合わせて、係止片156・156を固
設し、該係止片156を後方斜下方に突設し前記取付具
155が係止される。
【0024】このように構成し、前記取付ブラケット1
48には、フランジ部144dを用いて二個の三又連結
体144・144が螺合され、該取付ブラケット148
はメンテナンス若しくは収納時以外は、ステー147の
後面に取付けられている。そして、該取付ブラケット1
48をステー147に取り付けるには、先ず、取付ブラ
ケット148中央の挿入ボルト157を、ステー147
の挿入ガイド孔147cの大径の孔に挿入し、ステー1
47に対する取付ブラケット148の左右中心位置を合
わせている。そして、挿入ボルト157を挿入ガイド孔
147cの大径の孔に挿入し、取付ブラケット148前
面とステー147後面とを当接する。この時、取付ブラ
ケット148は、通常の配設位置より下方にあり、前記
三又連結体144前部の嵌合口144bが導入管150
後部のガイド枠150a下部に位置し、また、三又連結
体144を螺合したボルト149が長孔147bの下部
に挿入される。
【0025】そして、前記取付ブラケット148をステ
ー147後面に当接させながら上方に移動させると、挿
入ボルト157を螺合する軸が挿入ガイド孔147c内
にガイドされながら上端部まで移動し、各ボルト149
が各長孔147b内にガイドされながら上端部まで移動
する。同様に、前記三又連結体144前部がガイド枠1
50aにガイドされながら上方に移動し、前記嵌合口1
44bと導入管150とが連通状態となる。そして、こ
の位置で、前記取付具155を係止片156に係止する
ことで、嵌合口144bと導入管150とが連通された
状態に保持される。また、前記取付具155を係止片1
56との係止する方向を後方斜下方に傾斜状に配したこ
とで、上下方向の振動を受けることができ、取付ブラケ
ット148が安定して保持される。
【0026】そして、前記可動側施肥部133のエアタ
ンク161の後方にステー147が配置され、二個の三
又連結体144・144を配した取付ブラケット148
が前述した取付け構成によって、ステー147の後面に
取付けられている。
【0027】次に、前述した分割側の植付ケース20前
部に配設した本発明の係合部材としてのホース収納支持
ステー200について説明する。図7〜図9に示すよう
に、前記ホース収納支持ステー200下部に、前方斜上
方に傾斜状の固定板201・201を左右に二枚配置
し、該固定板201・201の前後途中部より上方に支
持板202・202を突設している。また、前記固定板
201上端後部に傾斜面を形成し、左右の固定板201
上端の傾斜面に支持板203を横設している。該支持板
203の左右端部の前面に平面視C型のホースガイド2
04・204を固設し、C型のホースガイド204の開
放面が前方に向けられている。前記ホースガイド204
内に施肥ホース146途中部が嵌合される。
【0028】そして、前記固定板201・201を、使
用位置に配した分割側の植付ケース20前部に固定する
と、図7に示すように、支持板202・202が分割苗
載台16b背面と平行状に立設され、ホースガイド20
4にガイドされる施肥ホース146を苗載台16b背面
に沿わし、施肥ホース146下端を作溝体88に案内し
ている。
【0029】また、前記支持板202・202の上下中
央部に収納支持体205を固設している。該収納支持体
205は側面視略L型に形成し、支持板202と垂直前
方に下面部205a、支持板202と平行状に後面部2
05bと、該後面部205b左右両端部を前方に折り返
した側面部205c・205cとを形成している。該2
05c・205cの前部には、支持板202に対して前
上方に傾斜状にフック205dを形成している。また、
前記側面部205c・205cの間隔は前記取付ブラケ
ット148の左右幅に略一致させている。
【0030】そして、この収納支持体205に前記可動
側施肥部133に配した取付ブラケット148を支持す
るように構成している。該取付ブラケット148の左右
の取付具155を係止片156より外し、取付ブラケッ
ト148に配した二個の三又連結体144・144を施
肥ユニット136から取り外す。そして、該取付ブラケ
ット148と施肥ホース146・146を連結した状態
の三又連結体144・144とを植付部15側に持って
行き、取付ブラケット148の上下向きを反転させて、
ホース収納支持ステー200の収納支持体205に取付
ける。
【0031】即ち、図7に示すように、取付ブラケット
148の上下向きを反転し、収納支持体205の後面部
205bと側面部205c・205cとで形成する空間
内に、「コ」字状に形成した取付ブラケット148の左
右側面を側面部205c・205cとの間に配置する。
そして、前記取付ブラケット148側の取付具155を
収納支持体205側のフック205dに係止すること
で、取付ブラケット148が収納支持体205に収納さ
れる。この時、前記取付ブラケット148の上下向きが
反転されており、三又連結体144の上部連結口144
aが下方向きとなり、上部連結口144aの開口面を下
面部205aに当接し、嵌合口144bの開口面が後面
部205bに当接されるので、三又連結体144・14
4及び施肥ホース146・146内に密封した状態で保
持される。
【0032】そして、この可動側施肥部133の施肥ホ
ース146・146を、収納支持体205を用いて分割
側の植付ケース20に収納した状態とすることで、図1
0に示すように、施肥ホース146・146が干渉され
ることなく分割側の植付ケース20を後上方に回動でき
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に記載す
るように、苗載台の左右両側の数条と、植付部の左右両
側の数条を分割して収納可能とし、前記施肥装置の左右
両側の数条を分割し、回動して収納可能とし、植付部に
肥料を搬送する施肥ホースの一端を取付部材によって着
脱自在に数本毎に施肥装置に係合し、施肥ホースの他端
を植付部に配すると共に、分割側の植付部に、分割側の
施肥ホースの基端側を支持する取付部材を係合する係合
部材を設けたことによって、分割側の施肥装置と植付部
の収納時に数本の施肥ホースを連結した状態で分割側の
取付部材を係合部材に係合することができる。よって、
分割側の施肥ホースの一端のみを取り外すことで、分割
側の植付部に収納することができ、施肥ホースの取付
け、取り外し作業が容易である。また、外した施肥ホー
スを分割側の植付部に配した係合部材に保持しており、
施肥ホースを完全に取り外して保管する必要がなく、さ
らに施肥ホースを固定側苗載台等の他の部材に干渉され
ることなく分割側の植付部を収納位置に回動することが
できる。
【0034】また、請求項2記載の如く、係合部材にホ
ースガイドを設け、施肥ホースの途中部をガイドするこ
とによって、施肥ホースを途中部を支持する固定具を係
合部材に兼用させることができ、部品点数を減少させ、
組み立て作業を少なくし、生産コストを抑えることがで
きる。
【0035】また、請求項3記載の如く、前記係合部材
を板状の側面視略L型の支持体とし、該支持体で取付部
材に固定した施肥ホースの施肥装置側端部を被装するよ
うにしたことによって、施肥ホースが密封した状態で保
持され、肥料の詰まりの原因となる雨等の水分や塵等の
異物がホース内部に侵入することがなく、施肥ホース内
を乾いた状態で維持することができる。特に、前記施肥
ホースの施肥装置側端部を上方に形成している場合に
は、該施肥ホースを上下反転させた状態にした後に支持
体に係合させることで、施肥装置側端部を側面視略L型
の前記支持体の底面で被装でき、施肥ホース内が密封さ
れる。
【0036】また、請求項4記載の如く、前記係合部材
を板状の側面視略L型の支持体とし、該支持体で取付部
材に固定した施肥ホースの搬送エアのエア導入側端部を
被装することによって、施肥ホースが密封した状態で保
持され、肥料の詰まりの原因となる雨等の水分や塵等の
異物がホース内部に侵入することがなく、施肥ホース内
を乾いた状態で維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗載台の折畳み機構を備えた田植機の全体側面
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】植付ケース及びフロート等の折畳み状態を示す
図である。
【図4】施肥装置の後面図である。
【図5】施肥装置の支持枠体を示す平面図である。
【図6】収納状態とした施肥装置の左右片側の平面図部
分断面図である。
【図7】本発明のホース収納支持ステーを配した分割側
の植付ケースの側面図である。
【図8】ホース収納支持ステーの側面図である。
【図9】同じく正面図である。
【図10】施肥ホースを収納した分割側の植付ケースを
後方に折り畳んだ状態の側面図である。
【図11】施肥ユニットの側面断面図である。
【図12】施肥ホースのエアタンクへの取付け構成を示
す側面図一部断面図である。
【図13】同じく斜視図である。
【図14】ステーの後面図である。
【図15】エアタンクに施肥ホースを取り付けた状態を
示す側面図である。
【図16】導入口の側面断面図である。
【図17】導入口の後面図である。
【符号の説明】
1 走行車 8 後輪 15 植付部 16 苗載台 20 植付ケース 36 施肥装置 146 施肥ホース 148 取付ブラケット(取付部材) 200 ホース収納支持ステー(係合部材) 204 ホースガイド 205 収納支持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車の後部に運転席を配置し、該運転
    席の後方位置に左右方向へ伸延する多条用の施肥装置を
    配設し、走行車後方に多条用の植付部を配置した乗用田
    植機において、前記植付部の左右両側の数条を分割して
    収納可能とし、前記施肥装置の左右両側の数条を分割
    し、回動して収納可能とし、植付部に肥料を搬送する施
    肥ホースの一方を取付部材によって着脱自在に施肥装置
    に係合し、施肥ホースの他端を植付部に配すると共に、
    分割側の植付部に、分割側の施肥ホースの基端側を支持
    する取付部材を係合する係合部材を設けたことを特徴と
    する田植機の施肥ホース収納構成。
  2. 【請求項2】 前記係合部材にホースガイドを設け、施
    肥ホースの途中部をガイドすることを特徴とする請求項
    1記載の田植機の施肥ホース収納構成。
  3. 【請求項3】 前記係合する部材を板状の側面視略L型
    の支持体とし、該支持体で取付部材に固定した施肥ホー
    スの施肥装置側端部を被装することを特徴とする請求項
    1記載の田植機の施肥ホース収納構成。
  4. 【請求項4】 前記係合する部材を板状の側面視略L型
    の支持体とし、該支持体で取付部材に固定した施肥ホー
    スの搬送エアのエア導入側端部を被装することを特徴と
    する請求項1記載の田植機の施肥ホース収納構成。
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