JPH11127580A - 整流回路 - Google Patents

整流回路

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JPH11127580A
JPH11127580A JP30918697A JP30918697A JPH11127580A JP H11127580 A JPH11127580 A JP H11127580A JP 30918697 A JP30918697 A JP 30918697A JP 30918697 A JP30918697 A JP 30918697A JP H11127580 A JPH11127580 A JP H11127580A
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JP
Japan
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power supply
reactor
capacitor
current
voltage
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JP30918697A
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Kenji Yamada
健二 山田
Toshihiro Sawa
沢  俊裕
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の大型化および製造コストの増大を招く
ことなしに、電源電流の高調波成分を低減する。 【解決手段】 交流電源1側の一端に接続された第1の
リアクトル2と、第1のリアクトル2を介して交流電源
1に接続される第1の整流経路11、12および第1の
交流リアクトル2が接続されていない他端に接続される
第2の整流経路13、14を具備した整流手段53と、
整流手段53に接続され、整流手段53からの出力を平
滑する第1のコンデンサ40を有してなる整流回路にお
いて、第1のコンデンサに並列接続される第3の整流経
路15、16と、交流電源側の一端に接続される第2の
コンデンサ3と、第2のコンデンサの交流電源が接続さ
れていない端と交流電源1の第1のリアクトル2が接続
されていない端の間に接続される第2のリアクトル31
とを具備し、第3の整流経路は、第2のコンデンサを介
して交流電源に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される交流電
圧を整流器により整流し、コンデンサにより平滑して直
流電圧を出力する整流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の単相整流回路の一構成例
を示す回路図である。図5に示す単相整流回路は、交流
電圧および交流電流を発生する交流電源1と、交流電源
1に直列に接続されたリアクトル2と、リアクトル2に
接続されたダイオードブリッジ54と、ダイオードブリ
ッジ54に接続された平滑用のコンデンサ40とから構
成されており、ダイオードブリッジ54は4つのダイオ
ード11〜14から構成されている。ここでリアクトル
2においてはダイオードブリッジ54とコンデンサ40
との間に設けて直流リアクトルとする場合もある。以下
に図5に示す単相回路の動作について説明する。図6は
図5に示した交流電源1から出力される電圧と電流との
関係を示す図であり、(a)は電圧、(b)は電流を示
す図である。交流電源1から交流電圧eRSが出力される
と、リアクトル2に電流iR が流れるが、電流iR にお
いては図に示すように、交流電圧eRSが一定の直流電圧
値を超えた時点から流れ始め、一定の直流電圧値より低
くなった時点で減少し、その後流れなくなる。リアクト
ル2を流れる電流iR が正である半波期間においては、
電流iR がダイオードブリッジ内のダイオード11およ
び14を流れてコンデンサ40に電荷が充電され、電流
iR が負である半波期間においては、電流iR がダイオ
ードブリッジ内のダイオード13および12を流れてコ
ンデンサ40に電荷が充電される。このようにして、コ
ンデンサ40の両端に接続される負荷に対して直流電圧
が印加される。このとき、図6に示す電流波形において
は、3次、5次、7次等の高調波成分が含有されてい
る。そのため、配電網における損失が増大したり、同じ
交流電源に接続した他の機器へ悪影響を及ぼすおそれが
ある。
【0003】そこで、リアクトルを交流側または直流側
に挿入することにより、上記問題点を改善することが考
えられるが、十分な効果を得るためにはインダクタンス
を大きくする必要があり、そのため寸法が大きくなりコ
ストが高くなると共に、インダクタンスによる電圧降下
が発生してしまう。リアクトルを極度に大きくすること
なく高調波成分を低減させる方法として、ダイオードを
スイッチング素子に置き換えたり、別のスイッチング素
子等を追加してPWM制御を行う方法がある。また、受
動部品のみを用いて高調波成分を低減させる方法とし
て、LCフィルタを用いる方法が特開平5−34473
1号公報に開示されている。図7は、LCフィルタによ
り特定高調波成分の低減が図られる単相整流回路の一構
成例を示す回路図である。図7に示す単相整流回路にお
いては、図5に示した回路のダイオードブリッジ54の
入力側に並列にリアクトル6およびコンデンサ41から
なる共振回路が設けられている。図7のように構成され
た単相整流回路においては、交流電源1から出力される
電源電圧の値が一定の直流電圧の値よりも低い場合に、
交流電源1からリアクトル2を介してリアクトル6およ
びコンデンサ41に電流が流れるため、入力電流の特定
の高調波成分が吸収される。また、ダイオードのスイッ
チング作用を利用してコンデンサを直並列に切り替える
方法が電気学会論文誌D分冊、113巻、3号、P40
3に開示されている。3相整流回路においては、整流ブ
リッジが2組設けられ、スター・デルタ接続トランスの
位相シフト機能を用いて多重化する方法が用いられてい
る。さらに、特開平9−140137号公報で開示され
ているように、単相整流回路において、交流電源と整流
回路との間に電流の進み位相を作用させるコンデンサを
接続することで、整流手段に流れる電流は、位相の異な
る電流が重畳されることになり、交流電源から流れ込む
電流の通流幅が拡大され、その結果高調波を低減させる
方法がある。
【0004】図8は、特開平9−140137号公報で
示されている回路である。これは、交流電圧および交流
電流を発生する交流電源1と交流電源1に接続された第
1のリアクトル2と、リアクトル2に接続される整流手
段であるダイオードブリッジ53と、ダイオードブリッ
ジ53に接続された第1のコンデンサである平滑用のコ
ンデンサ40と、ダイオードブリッジ53の入力側にリ
アクトル2と並列に接続された第2のリアクトル31お
よび第2のコンデンサ3とから構成されており、ダイオ
ードブリッジ53は、第1の整流経路を形成するダイオ
ード11およびダイオード12と、第2の整流経路を形
成するダイオード13およびダイオード14と、第3の
整流経路を形成するダイオード15およびダイオード1
6とから構成されている。図8に示した回路の動作を以
下に示す。
【0005】交流電源1から交流電圧eRSが出力される
と、リアクトル2およびリアクトル31に流れる電流iR
は、交流電圧eRSが一定の直流電圧値を超えた時点から
流れ始めるが、リアクトル2に流れる電流iR1 とリアク
トル31に流れる電流iR2 とは、コンデンサ3によって
電流iR2 が進み位相となっているため、位相が異なる。
このため、電流iR1 と電流iR2 とが重畳された電流iRは
図9に示すように、二山を有する波形となる。これによ
り、通流幅が拡大され、その分だけ振幅が低減し、高調
波成分が低減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の整流回路においては、以下に記載するよ
うな問題点がある。 (1)整流素子のダイオードをスイッチング素子に置き
換えたり、別のスイッチング素子を追加してPWM制御
を行う方法において、回路構成が複雑になるため製造コ
ストが増大してしまい、また、新たな電磁障害が発生す
る可能性がある。 (2)特開平5- 344731号公報に開示されている
方法においてリアクトルとコンデンサからなる共振回路
によって高調波成分を吸収しているため、LC共振の特
定高調波以外には効果がなく、また、例えば3次高調波
である150Hzまたは180Hzの共振周波数を得る
ような共振回路においては、使用されるリアクトル及び
コンデンサがかなり大きいものになるため、回路が大型
化してしまう。 (3)電気学会論文誌に開示されている方法においてダ
イオードのスイッチング作用を利用するため、多くのダ
イオードが直列に接続され、ダイオードの電圧降下によ
る電圧損失が増加してしまう。また、無負荷時における
直流出力電圧値が交流電源ピーク電圧値の1. 5倍に達
するため、直流回路よりも出力側に設定する部品を耐圧
の高いものとしなければならず、製造コストが増大して
しまう。 (4)2組の整流ブリッジとスター・デルタ接続の位相
トランスを組み合わせる方法において回路のサイズ及び
製造コスト面での不利は免れない。 (5)特開平9−140137号公報で開示されている
方法について電源電流の高調波成分を低減する効果があ
るものの、特に単相電源を用いた場合では、通常の3相
電源を使用した場合に比べ、整流作用によって得られる
直流電圧値が低いため、整流回路に接続されるインバー
タなどの電力変換回路から特定の出力が得られなくなる
問題がある。本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、回路の大型
化および製造コストの増大を招く事無く、電源電流の高
調波成分を低減し、整流回路に接続される機器に対して
十分な直流電圧を供給することが出来る整流回路を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、交流電源側の一端に接続された第1のリア
クトルと、該第1のリアクトルを介して前記交流電源に
接続される第1の整流経路および前記第1の交流リアク
トルが接続されていない他端に接続される第2の整流経
路を具備した整流手段と、前記整流手段からの出力を平
滑する第1のコンデンサを有してなる整流回路におい
て、前記第1のコンデンサに並列に接続される第3の整
流経路と、前記交流電源側の一端に接続される第2のコ
ンデンサと、該第2のコンデンサの前記交流電源が接続
されていない端と前記交流電源の前記第1のリアクトル
が接続されていない端の間に接続される第2のリアクト
ルとを具備し、前記第3の整流経路は、前記第2のコン
デンサを介して前記交流電源に接続されていることを特
徴とする。また、交流電源各相の一端にそれぞれ接続さ
れた第1のリアクトルと、該第1のリアクトルを介して
前記交流電源に接続され、前記交流電圧および前記交流
電流を直流電圧および直流電流にそれぞれ整流する第1
の整流手段と、前記第1の整流手段に接続され、前記第
1の整流手段からの出力を平滑する第1のコンデンサ
と、該第1のコンデンサに対して前記第1の整流手段と
並列に接続された第2の整流手段と、前記交流電源の各
相の各々に接続された第2のコンデンサと、前記第2の
整流手段は前記第2のコンデンサを介して前記交流電源
にそれぞれ接続されている整流回路において、星形結線
または環状結線をした第2のリアクトルを前記第2のコ
ンデンサの前記第2の整流手段が接続されている側に並
列接続したことを特徴とする。
【0008】上記のように構成された本発明において
は、整流経路あるいは整流手段が新たに設けられ、その
新たに設けられた整流経路あるいは整流手段と交流電源
との間にコンデンサが設けられており、従来より設けら
れている整流経路あるいは整流手段を流れる電流に対し
て、新たに設けられた整流経路あるいは整流手段を流れ
る電流は進み位相を有する。そのため、新たに設けられ
た整流経路あるいは整流手段を流れる電流と従来よりあ
る整流経路あるいは整流手段を流れる電流が重畳される
と、交流電源から流れ込む電流の通流幅が拡大され、高
調波成分が低減される。また、本発明においては、新た
に設けられた整流経路あるいは整流手段と交流電源の間
に接続されたコンデンサの、新たに設けられた整流経路
あるいは整流手段に接続された側に新たなリアクトルの
一端が接続され、そのリアクトルの他端は、単相交流電
源の場合は前記コンデンサが接続されていない側の交流
電源に、多相の交流電源の場合は前記コンデンサをそれ
ぞれ接続するように設けられている。このリアクトルが
ない場合は、新たに設けられた整流経路あるいは整流手
段には、交流電源が出力する交流電圧と同様の交流電圧
は印加されず、整流作用において有効な直流電圧が得ら
れないが、前記リアクトルを設け、このリアクトルに電
流を流すことで新たに設けられた整流経路あるいは整流
手段に交流電源と同様な交流電圧が印加でき、有効な直
流電圧を得ることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明による単相整流回路
の実施の一形態を示す回路図である。本形態は図1に示
すように、交流電圧および交流電流を発生する交流電源
1と、交流電源1に直列に接続された第1のリアクトル
2と、リアクトル2に接続される整流手段であるダイオ
ードブリッジ53と、ダイオードブリッジ53に接続さ
れた第1のコンデンサである平滑用のコンデンサ40
と、ダイオードブリッジ53の入力側にリアクトル2と
並列に接続された第2のコンデンサ3と、コンデンサ3
のダイオードブリッジ53との接続側と交流電源1の第
1のリアクトルが接続されていない側の間に接続された
第2のリアクトル31とから構成されており、ダイオー
ドブリッジ53は、第1の整流経路を形成するダイオー
ド11およびダイオード12と、第2の整流経路を形成
するダイオード13およびダイオード14と、第3の整
流経路を形成するダイオード15およびダイオード16
から構成されている。交流電源1の一端がリアクトル2
およびコンデンサ3のそれぞれの一端に接続され、交流
電源1の他端がダイオード13とダイオード14との間
に接続され、リアクトル2の他端がダイオード11とダ
イオード12との間に接続され、コンデンサ3の他端が
ダイオード15とダイオード16との間に接続され、同
じくコンデンサ3の他端と交流電源1のリアクトル2お
よびコンデンサ3のそれぞれの一端に接続されていない
側との間にリアクトル31が接続され、ダイオードブリ
ッジ53に並列にコンデンサ40が接続されている。
【0010】以下に、上記のように構成された単相整流
回路の動作について説明する。図2は、図1に示した単
相整流回路において、交流電源1から出力される電圧と
電流との関係を示すシミュレーション結果であり、(a)
は交流電源電圧値、(b) はリアクトル2を流れる電流
値、(c) はコンデンサ3を流れる電流値、(d) は交流電
源1から出力される電流値、(e) はダイオードブリッジ
53の3つの整流経路間にそれぞれ印加される線間電圧
を示す図である。交流電源1から交流電圧eRSが出力さ
れると、リアクトル2およびコンデンサ3に流れる電流
iRは、交流電圧eRSが一定の直流電圧値を超えた時点か
ら流れ始めるが、リアクトル2に流れる電流iR1 とコン
デンサ3に流れる電流iR2 の関係は、コンデンサ3によ
って電流iR2 が進み位相となっているため、位相が異な
る。そのため電流iR1 と電流iR2 とが重畳された電流iR
は図2(d) に示すように、二山を有する波形となる。こ
れにより、通流幅が拡大され、その分だけ振幅が低減
し、高調波成分が低減される。また、リアクトル31に
電流を流せば、有効な入力の線間電圧を得ることが出来
る。
【0011】図3は本発明による3相整流回路の実施の
一形態を示す回路図である。本形態は図3に示すよう
に、交流電圧および交流電流を発生する交流電源1a、
1b、1cと、交流電源1a、1b、1cのそれぞれに
直列に接続された第1のリアクトル2a、2b、2c
と、リアクトル2a、2b、2cに接続される第1の整
流手段であるダイオードブリッジ51とダイオードブリ
ッジ51に接続された第1のコンデンサである平滑用の
コンデンサ40と、コンデンサ40に対してダイオード
ブリッジ51と並列に接続された第2の整流手段である
ダイオードブリッジ52と、交流電源1a、1b、1c
とダイオードブリッジ52との間にそれぞれ接続された
第2のコンデンサ3a、3b、3cおよび第2のコンデ
ンサ3a、3b、3cのダイオードブリッジ52側をそ
れぞれスター接続する第2のリアクトル31a、31
b、31cとから構成されており、またダイオードブリ
ッジ51は6つのダイオード17〜22から構成されて
おり、ダイオードブリッジ52は6つのダイオード23
〜28から構成されている。前記第2のコンデンサ3
a、3b、3cのダイオードブリッジ52側をそれぞれ
スター接続する第2のリアクトル31a、31b、31
cについては、デルタ接続でもよい。以下に、それぞれ
の接続について説明する。交流電源1aの一端がリアク
トル2aおよびコンデンサ3aのそれぞれの一端に接続
され、リアクトル2aの他端がダイオード17とダイオ
ード18との間に接続され、コンデンサ3aの他端がダ
イオード23とダイオード24との間に接続され、交流
電源1bの一端がリアクトル2bおよびコンデンサ3b
のそれぞれの一端に接続され、リアクトル2bの他端が
ダイオード19とダイオード20との間に接続され、コ
ンデンサ3bの他端がダイオード25とダイオード26
との間に接続され、交流電源1cの一端がリアクトル2
cおよびコンデンサ3cのそれぞれの一端に接続され、
リアクトル2cの他端がダイオード21とダイオード2
2との間に接続され、コンデンサ3cの他端がダイオー
ド27とダイオード28との間に接続され、リアクトル
31a、31b、31cはコンデンサ3a、3b、3c
のダイオードと接続されている側をそれぞれスター接続
またはデルタ接続するように接続され、ダイオードブリ
ッジ51およびダイオードブリッジ52にコンデンサ4
0が接続されている。
【0012】以下に、上記のように構成された3相整流
回路の動作について説明する。図4は図3に示した3相
整流回路において交流電源から出力される電圧と電流の
関係を示す図であり、(a)は交流電源電圧値、(b)
はリアクトル2aに流れる電流値、(c)はコンデンサ
3aに流れる電流値、(d)は交流電源1aから出力さ
れる電流値、(e)はダイオードブリッジ51の3相入
力電圧値、(f)はダイオードブリッジ52の3相入力
電圧値を示す図である。第1の実施の形態において示し
た単相整流回路と同様にして、コンデンサ3aに流れる
電流iR2 は、リアクトル2aを流れる電流iR1 に対して
進み位相となる。その他の相についても同様である。こ
のため、電流iR1 と電流iR2 とが重畳された電流iRは図
4に示すように四つ山を有する波形となる。これによ
り、通流幅が拡大され、その分だけ振幅が低減し、高調
波成分が低減される。また、リアクトル31a、31
b、31cを設け、ここに電流を流すことでダイオード
ブリッジ52にも有効な線間電圧を印加することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
交流電源との間に電流の進み位相を作用させるコンデン
サが接続された整流経路あるいは整流手段を新たに設け
たため、整流手段に流れる電流は、位相の異なる電流が
重畳されることになり、交流電源から流れ込む電流の通
流幅が拡大され、高調波成分を低減させることができ、
さらに電流の進み位相を作用させるコンデンサの新たに
設けた整流手段側にこのコンデンサをスター接続(また
はデルタ接続)するリアクトルを設け、ここに電流が流
れることで、新たに設けた整流手段側でも有効な線間電
圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単相整流回路の実施の一形態を示
す回路図である。
【図2】図1に示した単相整流回路において、交流電源
から出力される電圧と電流の関係を示す図である。
【図3】本発明による3相整流回路の実施の一形態を示
す回路図である。
【図4】図4に示した3相整流回路において交流電源か
ら出力される電圧と電流の関係を示す図である。
【図5】従来の単相整流回路の一構成例を示す回路図で
ある。
【図6】図5に示した交流電源1から出力される電圧と
電流の関係を示す図である。
【図7】LCフィルタにより特定高調波成分の低減がは
かられる単相整流回路の一構成例を示す回路図である。
【図8】特開平9−140137号で示されている従来
の単相整流回路の構成を示す回路図である。
【図9】図8に示した交流電源1から出力される電圧と
電流の関係を示す図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 交流電源 2、2a、2b、2c、31、31a、31b、31
c、6 リアクトル 3、3a、3b、3c、40、41 コンデンサ 51〜54 ダイオードブリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源側の一端に接続された第1のリ
    アクトルと、該第1のリアクトルを介して前記交流電源
    に接続される第1の整流経路および前記第1の交流リア
    クトルが接続されていない他端に接続される第2の整流
    経路を具備した整流手段と、前記整流手段に接続され、
    前記整流手段からの出力を平滑する第1のコンデンサを
    有してなる整流回路において、 前記第1のコンデンサに並列接続される第3の整流経路
    と、前記交流電源側の一端に接続される第2のコンデン
    サと、該第2のコンデンサの前記交流電源が接続されて
    いない端と前記交流電源の前記第1のリアクトルが接続
    されていない端の間に接続される第2のリアクトルとを
    具備し、前記第3の整流経路は、前記第2のコンデンサ
    を介して前記交流電源に接続されていることを特徴とす
    る整流回路。
  2. 【請求項2】 交流電源各相の一端にそれぞれ接続され
    た第1のリアクトルと、該第1のリアクトルを介して前
    記交流電源に接続され、前記交流電圧および前記交流電
    流を直流電圧および直流電流にそれぞれ整流する第1の
    整流手段と、前記第1の整流手段に接続され、前記第1
    の整流手段からの出力を平滑する第1のコンデンサと、
    該第1のコンデンサに対して前記第1の整流手段と並列
    に接続された第2の整流手段と、前記交流電源の各相の
    各々に接続された第2のコンデンサと、前記第2の整流
    手段は前記第2のコンデンサを介して前記交流電源にそ
    れぞれ接続されている整流回路において、 星形結線または環状結線をした第2のリアクトルを前記
    第2のコンデンサの前記第2の整流手段が接続されてい
    る側に並列接続したことを特徴とする整流回路。
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