JP3063413B2 - コンバータ回路 - Google Patents

コンバータ回路

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JP3063413B2
JP3063413B2 JP4228997A JP22899792A JP3063413B2 JP 3063413 B2 JP3063413 B2 JP 3063413B2 JP 4228997 A JP4228997 A JP 4228997A JP 22899792 A JP22899792 A JP 22899792A JP 3063413 B2 JP3063413 B2 JP 3063413B2
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diode
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capacitor
igbt
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征輝 五十嵐
誠 谷津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流入力電流を高力率で
正弦波化し得るように、交流入力電圧をACスイッチに
より高周波の交流に変換して変圧器の1次巻線に印加
し、この変圧器の2次電圧を整流平滑化して直流を作り
出すAC/DC変換器としての、いわゆるSMR(Swit
ing Mode Rectifier)形のコンバータ、特にACスイッ
チのスナバ回路を簡単に構成し得るコンバータ回路に関
する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】図7(A)は従来のこの種のコンバータ
回路の構成例を示す。同図においてはACスイッチT1
とT3とを直列に接続してなる直列回路と、ACスイッ
チT2とT4とを直列にしてなる直列回路とが並列に接
続され、この並列回路に並列に変圧器3の一次巻線が接
続されている。そして変圧器3の二次巻線の両端はダイ
オードD1,D2,D3,D4で構成された全波整流回
路9の交流入力端子に接続され、この全波整流回路9の
直流出力端子P,N間にはサンデンサ4が接続されてい
る。またACスイッチT1とT3との接続点には交流リ
アクトルACL1を介して交流入力端子Uが接続され、
同様にACスイッチT2とT4の接続点には交流リアク
トルACL2を介して交流入力端子Vが接続されてい
る。
【0004】さらにACスイッチT1の両端にはそのス
ナバ回路を構成するダイオードD101,D102,D
103,D104からなる全波整流回路10の交流端子
が接続され、この全波整流回路10の直流出力端子間に
はスナバ用のコンデンサCs1が接続されている。そして
このコンデンサCs1の両端にはその蓄積エネルギを変圧
器3の2次側へ放出するためのDC/DCコンバータ5
の入力端子が接続され、このDC/DCコンバータ5の
出力端子はコンデンサ4の両極に接続されている。
【0005】同様にACスイッチT2の両端にはダイオ
ードD105,D106,D107,D108からなる
全波整流回路11の交流端子が接続され、全波整流回路
11の直流出力端子間にはスナバ用のコンデンサCs2が
接続されている。そしてこのコンデンサCs2の両端には
DC/DCコンバータ6の入力端子が接続され、DC/
DCコンバータ6の出力端子はコンデンサ4の両端に接
続されている。
【0006】同様にACスイッチT3の両端にはダイオ
ードD109,D110,D111,D112からなる
全波整流回路12の交流端子が接続され、全波整流回路
12の直流出力端子間にはスナバ用のコンデンサCs3が
接続されている。そしてこのコンデンサCs3の両端には
DC/DCコンバータ7の入力端子が接続され、DC/
DCコンバータ7の出力端子はコンデンサ4の両端に接
続されている。
【0007】また同様にACスイッチT4の両端にはダ
イオードD113,D114,D115,D116から
なる全波整流回路13の交流端子が接続され、全波整流
回路13の直流出力端子間にはスナバ用のコンデンサC
s4が接続されている。そしてこのコンデンサCs4の両端
にはDC/DCコンバータ8の入力端子が接続され、D
C/DCコンバータ8の出力端子はコンデンサ4の両端
に接続されている。
【0008】なおACスイッチT1,T2,T3,T4
には一般に図7(B)に示すようにスイッチング素子
(例えばIGBT)とダイオードの並列回路を逆直列に
した回路が用いられる。図8は図7の各部の動作波形を
示す。次に図8を参照しつつ図7の動作を説明する。交
流入力端子Uの電圧が交流入力端子Vの電圧により大き
い時、ACスイッチT1,T2,T3,T4をオンさせ
ると、変圧器3の一次巻線の入力端は短絡状態となり、
交流端子U→交流リアクトルACL1→ACスイッチT
1→ACスイッチT2→交流リアクトルACL2→交流
端子Vの経路と、交流端子U→交流リアクトルACL1
→ACスイッチT3→ACスイッチT4→交流リアクト
ルACL2→交流端子Vの経路で電流が流れ、交流リア
クトルACL1,ACL2に励磁エネルギが蓄えられ
る。次にACスイッチT2,T3をオフさせると、交流
端子U→交流リアクトルACL1→ACスイッチT1→
変圧器3→ダイオードD1→コンデンサ4→ダイオード
D4→変圧器3→ACスイッチT4→交流リアクトルA
CL2→交流端子Vの経路で電流が流れ、交流リアクト
ルACL1,ACL2に蓄えられたエネルギがコンデン
サ4に放出される。
【0009】次にACスイッチT2,T3をオンさせる
と、また変圧器3の一次巻線の入力端は短絡状態とな
り、交流リアクトルACL1,ACL2に励磁エネルギ
が蓄えられる。次にACスイッチT1,T4をオフさせ
ると、交流端子U→交流リアクトルACL1→ACスイ
ッチT3→変圧器3→ダイオードD2→コンデンサ4→
ダイオードD3→変圧器3→ACスイッチT2→交流リ
アクトルACL2→交流端子Vの経路で電流が流れ、交
流リアクトルACL1,ACL2に蓄えられたエネルギ
がコンデンサ4に放出される。この時、ACスイッチT
1,T4がオンの時と、T2,T3がオンの時で変圧器
3に印加される電圧極性は反対となり、変圧器3を飽和
させることはない。但し上記説明ではエネルギが変圧器
3の2次側に供給される際、電流が変圧器3の1次、2
次間を直接貫通する形で説明したが、これは説明の簡単
のために電流の等価的な流れを述べたものである。 交
流入力端子Vの電圧が交流入力端子Uの電圧より大きい
時も、交流リアクトル電流の流れる向が反対となるだけ
で経路は同じとなり、動作は同様となる。このような動
作を繰り返すことにより、変圧器3には交流入力の周波
数より高い周波数の電圧が印加され、高周波絶縁変換を
実現している。またACスイッチT1,T2,T3,T
4のオンオフのさせかたを交流リアクトルACL1,A
CL2の電流が交流入力電圧と位相が同じでかつ正弦波
状になるように行うことにより、交流入力の力率はほぼ
1になる。
【0010】このような動作において、ACスイッチT
1,T2,T3,T4が全てオンの状態から、ACスイ
ッチT1,T4がオフした時(図8の時点)のスナバ
動作について説明する。すでに説明したように、ACス
イッチT1,T2,T3,T4がオンの時、交流端子U
→交流リアクトルACL1→ACスイッチT1→ACス
イッチT2→交流リアクトルACL2→交流端子Vの経
路と、交流端子U→交流リアクトルACL1→ACスイ
ッチT3→ACスイッチT4→交流リアクトルACL2
→交流端子Vの経路で電流が流れている。次にACスイ
ッチT1,T4をオフさせると交流端子U→交流リアク
トルACL1→ACスイッチT3→変圧器3→ダイオー
ドD2→コンデンサ4→ダイオードD3→変圧器3→A
CスイッチT2→交流リアクトルACL2→交流端子V
の経路で電流が流れ始めようとするが、変圧器3には漏
れインダクタンスλtがあるため、急速に電流を流し込
もうとすると、インダクタンスλtに大きな起電力が発
生し、変圧器3の一次電圧と起電力の和がオフさせたA
CスイッチT1,T4に印加される。この電圧をACス
イッチの許容電圧以下に抑える目的でスナバ回路(全波
整流回路10,13、コンデンサCs1,Cs4)が接続さ
れている。
【0011】ACスイッチT1,T4をオフさせると、
変圧器3に流れる電流(電流は交流リアクトル電流に向
かって上昇する)と交流リアクトルACL1,ACL2
に流れていた電流の差電流が、交流端子U→交流リアク
トルACL1→ダイオードD102→コンデンサCs1→
ダイオードD103→ACスイッチT2→交流リアクト
ルACL2→交流端子Vの経路と、交流端子U→交流リ
アクトルACL1→ACスイッチT3→ダイオードD1
14→コンデンサCs4→ダイオードD115→交流リア
クトルACL2→交流端子Vの経路で流れ、電荷がコン
デンサCs1,Cs4に蓄えられる。またこの時、ACスイ
ッチT1,T4の電圧は各々コンデンサCs1,Cs4の電
圧にクランプされる。
【0012】ACスイッチT2,T3がオフした時も同
様に、変圧器3に流れる電流と交流リアクトルACL
1、ACL2に流れていた電流の差電流が交流端子U→
交流リアクトルACL1→ACスイッチT1→ダイオー
ドD105→コンデンサCs2→ダイオードD108→交
流リアクトルACL2→交流端子Vの経路と、交流端子
U→交流リアクトルACL1→ダイオードD109→コ
ンデンサCs3→ダイオードD112→ACスイッチT4
→交流リアクトルACL2→交流端子Vの経路でコンデ
ンサCs2,Cs3に吸収される。ACスイッチT2,T3
の電圧は各々コンデンサCs2,Cs3の電圧にクランプさ
れる。
【0013】交流入力端子Vの電圧が交流入力端子Uの
電圧より大きい時も、交流リアクトル電流の流れる向が
反対となるだけで動作は同様となる。コンデンサCs1〜
Cs4に蓄えられたエネルギは、DC/DCコンバータ
5,6,7,8を介して絶縁整流してコンデンサ4に放
出され、コンデンサCs1〜Cs4の電圧を所定の値になる
ようにする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の図
7の回路構成においては、ACスイッチのスナバ回路を
構成する整流回路10,11,12,13、スナバコン
デンサCs1,Cs2,Cs3,Cs4、DC/DCコンバータ
5,6,7,8がACスイッチの数だけ必要となる問題
がある。さらにDC/DCコンバータ5,6,7,8に
は、その入力と出力との間を絶縁し、しかもコンデンサ
Cs1,Cs2,Cs3,Cs4の電圧を所定の値に保持するた
めの電圧制御機能が必要であるため、複雑で高価な回路
が必要になるという問題がある。
【0015】そこで本発明はこのような問題を解消し得
るコンバータ回路を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1のコンバータ回路は、N相の交流入力を高
周波の交流に変換して変圧器(3など)の1次巻線に印
加し、この変圧器の2次電圧を(整流器9、コンデンサ
4などを介し)整流平滑化して直流を作り出すコンバー
タ回路であって、同極性の2つのダイオード(D5,D
6など)の直列回路を4つのスイッチング素子(IGB
TU1,V1,X1,Y1など)からなる単相ブリッジ
インバータ回路の直流端子間に、前記ダイオード直列回
路のカソードが前記単相ブリッジインバータ回路の正極
端子側となるように並列に接続し、さらにこの並列回路
にスナバコンデンサ(C1など)、又はこのスナバコン
デンサと抵抗との直列回路を並列に接続して1つのAC
スイッチ(100など)を構成し、このACスイッチを
(101〜103などと)N個設け、このN個のACス
イッチにおけるダイオード直列回路のダイオード同士の
各接続点を、夫々直接又は交流リアクトル(ACL1〜
ACL3など)を介して前記N相の交流入力の端子
(U,V,Wなど)に接続し、前記N個のACスイッチ
における各単相ブリッジインバータ回路の交流出力端子
の1方を共に前記変圧器の1次巻線の1方の端子に接続
し、同じく前記の各単相ブリッジインバータ回路の交流
出力端子の他方を共に前記変圧器の1次巻線の他方の端
子に接続するようにする。
【0017】また請求項2のコンバータ回路は、請求項
1に記載のコンバータ回路において、前記N個のACス
イッチにおけるダイオード直列回路のダイオード同士の
各接続点間にコンデンサ(C12,C23,C31な
ど)を接続するようにする。また請求項3のコンバータ
回路は、請求項1または請求項2に記載のコンバータ回
路において、前記変圧器の1次巻線に前記N相の交流入
力が印加されている期間に、前記ACスイッチにおける
単相ブリッジインバータ回路の対向アームのスイッチン
グ素子を所定期間オンさせ、当該ACスイッチ内のスナ
バコンデンサのエネルギを前記変圧器を介してその2次
側に放出させるようにする。
【0018】
【作用】第1のダイオードのアノードと第2のダイオー
ドとカソードを接続してなるダイオードの直列回路と
(なおこの2つのダイオードの相互の接続点をP1とす
る)、4個のスイッチング素子から構成されたブリッジ
回路と(なおこのブリッジ回路の交流出力端子を夫々P
2、P3とする)、スナバコンデンサまたはこのスナバ
コンデンサと抵抗を直列接続したスナバ回路とを各々並
列接続した回路を1個のACスイッチとして利用し、こ
のACスイッチを交流入力電源の相数分設けて、この各
ACスイッチの接続点P1を夫々直接又はACリアクト
ルを介して各交流入力端子に接続し、また各ACスイッ
チの交流出力端子P2を一括して変圧器1次巻線の1方
の端子に接続し、同様に各ACスイッチの交流出力端子
P3を一括して変圧器1次巻線の他方の端子に接続した
構成とする。
【0019】これによりスナバ回路は簡単な構成で交流
入力電源の相数分の個数分設けるだけでよく、かつスナ
バコンデンサの蓄積エネルギもACスイッチと変圧器を
介してその2次側に与えられるので、従来のスナバ回路
別のDC/DCコンバータは不要となる。
【0020】
【実施例】次に図1ないし図6に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の第1の実施例としての構
成を示す回路図である。同図においてはダイオードD5
のアノードとダイオードD6のカソードとを接続してな
るダイオードの直列回路と、IGBT U1とIGBT
X1とを直列接続した回路と、IGBT V1とIG
BT Y1とを直列接続した回路と、スナバ用のコンデ
ンサC1とを全て並列に接続してACスイッチ100
(101)を構成している。
【0021】同様にダイオードD7のアノードとダイオ
ードD8のカソードとを接続してなるダイオードの直列
回路と、IGBT U2とIGBT X2とを直列接続
した回路と、IGBT V2とIGBT Y2とを直列
接続した回路と、スナバ用のコンデンサC2とを全て並
列に接続してACスイッチ100(102)を構成して
いる。なおIGBT U1〜Y2には、夫々還流用のダ
イオードが逆並列に接続されている。
【0022】そしてダイオードD5とダイオードD6の
接続点には交流リアクトルACL1を介して交流入力端
子Uが接続され、ダイオードD7とダイオードD8の接
続点には交流リアクトルACL2を介して交流入力端子
Vが接続されている。またIGBT U1とIGBT
X1との接続点はIGBT U2とIGBT X2との
接続点と共に変圧器3の1次巻線の一方の端子に接続さ
れ、同様にIGBTV1とIGBT Y1との接続点は
IGBT V2とIGBT Y2との接続点と共に変圧
器3の1次巻線のもう一方の端子に接続されている。ま
た変圧器3の2次巻線の両端はダイオードD1,D2,
D3,D4で構成された全波整流回路9の交流入力端子
に接続され、全波整流回路9の直流出力端子P,N間に
はコンデンサ4が接続されている。
【0023】図2は図1の各部の動作波形を示す。次に
図2を参照しつつ図1の動作を説明する。交流入力電圧
が正の期間、IGBT U1,V1,X2,Y2をオン
させることにより、交流入力端子U→交流リアクトルA
CL1→ダイオードD5→IGBT X2→ダイオード
D8→交流リアクトルACL2の経路と、交流入力端子
U1→交流リアクトルACL1→ダイオードD5→IG
BT V1→IGBTY2→ダイオードD8→交流リア
クトルACL2の経路とで、変圧器3の一次入力端を短
絡し、交流リアクトルACL1,ACL2に励磁エネル
ギを蓄える。
【0024】次に、IGBT V1とIGBT X2を
オフさせると、交流入力端子U→交流リアクトルACL
1→ダイオードD5→IGBT U1→変圧器3→ダイ
オードD1→コンデンサ4→ダイオードD4→変圧器3
→IGBT Y2→ダイオードD8→交流リアクトルA
CL2→交流入力端子Vの経路で電流が流れ、交流リア
クトルACL1,ACL2に蓄えられたエネルギがコン
デンサ4に放出される。但しここでも変圧器3の部分の
電流については説明を簡単にするため、この1次,2次
巻線間の絶縁を省略した等価的な電流の流れを示してお
り、これは以下の説明でも同様である。
【0025】次にIGBT V1,X2をオンさせる
と、変圧器3の1次巻線の入力端は再び短絡状態とな
り、交流リアクトルACL1,ACL2に励磁エネルギ
が蓄えられる。次にIGBT U1とIGBT Y2を
オフさせると、交流入力端子U→交流リアクトルACL
1→ダイオードD5→IGBTV1→変圧器3→ダイオ
ードD2→コンデンサ4→ダイオードD3→変圧器3→
IGBT X2→ダイオードD8→交流リアクトルAC
L2→交流端子Vの経路で電流が流れ、交流リアクトル
ACL1,ACL2に蓄えられたエネルギがコンデンサ
4に放出される。以上の動作においてIGBT U1,
Y2のオン時と、IGBT V1,X2のオン時とで変
圧器3に印加される電圧極性は反対となり、変圧器3を
飽和させることはない。
【0026】交流入力端子Vの電圧が交流入力端子Uの
電圧より大きい時も、IGBT U1とX1、V1とY
1、U2とX2、V2とY2を交換し使用するだけで同
じ動作となる。このような動作を繰り返すことにより、
変圧器3には交流入力の周波数より高い周波数の電圧が
印加され、高周波絶縁変換を実現している。またIGB
T U1〜Y2のオンオフのさせかたを交流リアクトル
ACL1,ACL2の電流が交流入力電圧と位相が同じ
でかつ正弦波状になるように行うことにより、交流入力
の力率はほぼ1になる。
【0027】このような動作において、IGBT U
1,V1,X2,Y2がオンの状態から、IGBT U
1,Y2をオフにした時(図2の時点)のスナバ動作
について説明する。すでに説明したように、IGBT
U1,V1,X2,Y2がオンの時、交流入力端子U→
交流リアクトルACL1→ダイオードD5→IGBT
U1→IGBT X2→ダイオードD8→交流リアクト
ルACL2の経路と、交流入力端子U→交流リアクトル
ACL1→ダイオードD5→IGBT V1→IGBT
Y2→ダイオードD8→交流リアクトルACL2の経
路に電流が流れている。
【0028】次にIGBT U1,Y2をオフさせると
交流入力端子U→交流リアクトルACL1→ダイオード
D5→IGBT V1→変圧器3→ダイオードD2→コ
ンデンサ4→ダイオードD3→変圧器3→IGBT X
2→ダイオードD8→交流リアクトルACL2→交流入
力端子Vの経路で電流が流れ始めようとするが、変圧器
3には漏れインダクタンスλtがあるため急速に電流を
流し込めず、交流リアクトル1,2に流れていた電流と
変圧器3に流れる電流の差電流が、交流端子U→ダイオ
ードD5→IGBT U1→IGBT V2の還流ダイ
オード→コンデンサC2→ダイオードD8→交流リアク
トルACL2→交流端子Vの経路と、交流端子U→ダイ
オードD5→コンデンサC1→IGBT X1の還流ダ
イオード→IGBT X2→ダイオードD8→交流リア
クトルACL2→交流端子Vの経路とに流れ、電荷がス
ナバ用のコンデンサC1,C2に蓄えられる。またこの
時、IGBT U1,IGBT Y2の電圧は各々、ス
ナバコンデンサC1,C2の電圧にクランプされる。
【0029】このようにして、スナバコンデンサC1,
C2に蓄えられたエネルギは、夫々IGBT V1,X
2がオンしている期間の一部の期間(図2の時点〜
間)、IGBT X1,V2をオンさせることにより、
コンデンサC1→IGBTV1→変圧器3の1次巻線→
IGBT X1→コンデンサC1の経路と、コンデンサ
C2→IGBT V2→変圧器3の1次巻線→IGBT
X2→コンデンサC2の経路とで電流が流れ、変圧器
3の2次側に放出される。この時、スナバコンデンサC
1,C2の電圧は、変圧器3の1次電圧(2次出力電圧
を変圧器の1次/2次の巻線比倍した電圧)に保たれ
る。このスナバ回路は、他のIGBTがオフする時も同
様に動作する。
【0030】図3は本発明の第2の実施例としての構成
を示す。同図においては交流入力電源が電源端子U,
V,Wの3相であり、図1と比較すると、交流入力端子
U,Vに夫々交流リアクトルACL1、ACL2を介し
て接続されたACスイッチ101,102のほかに、こ
のACスイッチと同様な構成のACスイッチ100(1
03が交流入力端子Wに対して新設されている点が異な
る。
【0031】すなわちACスイッチ103はダイオード
D9のアノードとダイオードD10のカソードとを接続
してなるダイオードの直列回路と、IGBT U3とI
GBT X3とを直列接続した回路と、IGBT V3
とIGBT Y3とを直接接続した回路と、スナバ用の
コンデンサC3とを全て並列に接続して構成されてい
る。但しIGBT U3〜Y3には夫々還流用のダイオ
ードが逆並列に接続されている。そしてACスイッチ1
03のダイオードD9とダイオードD10の接続点には
交流リアクトルACL3を介して交流端子Wが接続され
ている。
【0032】またACスイッチ101のIGBT U1
とIGBT X1との接続点、ACスイッチ102のI
GBT U2とIGBT X2との接続点、およびAC
スイッチ103のIGBT U3とIGBT X3との
接続点は共に変圧器3の1次巻線の一方の端子に接続さ
れ、同様にACスイッチ101のIGBT V1とIG
BT Y1との接続点、ACスイッチ102のIGBT
V2とIGBT Y2との接続点、およびACスイッ
チ103のIGBT V3とIGBT Y3との接続点
は共に変圧器3の1次巻線のもう一方の端子に接続され
ている。図3は三相回路に適用するためにACスイッチ
を2個から3個にしただけで、図1と同じ動作をする。
【0033】図4は、本発明の第3の実施例としての構
成を示す。同図において図1との相違点は、図4におい
ては、ダイオードD5とダイオードD6の接続点と、ダ
イオードD7とダイオードD8の接続点間にコンデンサ
C12を設けた点と、全波整流回路9の正極の出力点と
コンデンサ4との間に直流リアクトル14を新たに接続
した点である。
【0034】前述した図1,図3の回路ではACスイッ
チ101〜103により変圧器3の1次巻線の入力端を
短絡したのち、これを開放して交流リアクトルACL1
〜ACL3の蓄積エネルギを変圧器3の2次側に放出さ
せるモードを設けることで、この図1,図3の回路は昇
圧形のコンバータに適しているが、図4および次に述べ
る図5の回路ではコンデンサC12,C23,C31の
存在によって前記の変圧器1次入力端を短絡するモード
は設けることができないので、この図4,図5の回路は
降圧形のコンバータに適している。
【0035】図5は図4の各部の動作波形を示す。次に
図5を参照しつつ図4の動作を説明する。交流入力が正
の期間、IGBT U1,Y2をオンさせることによ
り、コンデンサC12→ダイオードD5→IGBT U
1→変圧器3→ダイオードD1→直流リアクトル14→
コンデンサ4→ダイオードD4→変圧器3→IGBTY
2→ダイオードD8→コンデンサC12の経路で、変圧
器3に正極の電圧を印加しその2次側に電力を供給す
る。
【0036】またIGBT V1,X2をオンさせるこ
とにより、コンデンサC12→ダイオードD5→IGB
T V1→変圧器3→ダイオードD2→直流リアクトル
14→コンデンサ4→ダイオードD3→変圧器3→IG
BT X2→ダイオードD8→コンデンサC12の経路
で、変圧器3に負極の電圧を印加し、その2次側に電力
を供給する。また全てのIGBTをオフした時には、直
流リアクトル14に流れていた電流は、直流リアクトル
14→コンデンサ4→ダイオードD3→ダイオードD1
→直流リアクトル14の経路と、直流リアクトル14→
コンデンサ4→ダイオードD4→ダイオードD2→直流
リアクトル14の経路とに流れ変圧器の2次電圧を短絡
させる。
【0037】交流電圧が負の期間には、IGBT U1
とX1、V1とY1、U2とX2、V2とY2を交換し
使用するだけで同じ動作となる。このような動作を繰り
返すことにより、変圧器3には交流入力の周波数より高
い周波数の電圧が印加され、高周波絶縁変換を実現して
いる。この回路において例えば、オンしていたIGBT
U1とIGBT Y2を図5の時点でオフすると、
変圧器の漏れインダクタンスλtに蓄えられていたエネ
ルギは、漏れインダクタンスλt→変圧器3→ダイオー
ドD1→ダイオードD2(D2には(直流リアクトル1
4の電流)−(漏れインダクタンスλtの電流)が流れ
導通している)→変圧器3→IGBT V1の還流ダイ
オード→コンデンサC1→IGBT X1の還流ダイオ
ード→漏れインダクタンスλtの経路と、漏れインダク
タンスλt→変圧器3→ダイオードD3(D3には(直
流リアクトル14の電流)−(漏れインダクタンスλt
の電流)が流れ導通している)→ダイオードD4→変圧
器3→IGBT V2の還流ダイオード→コンデンサC
2→IGBT X2の還流ダイオード→漏れインダクタ
ンスλtの経路とに電流が流れることで、コンデンサC
1,C2に吸収される。この時、IGBT U1,IG
BT Y2の電圧は、各々のスナバ用のコンデンサC
1,C2の電圧にクランプされる。
【0038】コンデンサC1,C2に蓄えられたエネル
ギは、IGBT V1,X2がオンしている期間の一部
の期間(図5の時点〜間)、IGBT X1,V2
をオンさせることにより、コンデンサC1→IGBT
V1→変圧器3の1次巻線→IGBT X1→コンデン
サC1の経路と、コンデンサC2→IGBT V2→変
圧器3の1次巻線→IGBT X2→コンデンサC2の
経路とに電流が流れることで、変圧器3の2次側に放出
される。この時、コンデンサC1,C2の電圧は変圧器
3の1次電圧に保たれる。このスナバ回路は、他のIG
BTがオフする時も同様に動作する。
【0039】図6は本発明の第4の実施例を示す。同図
の図3との相違点は、図6においては、ダイオードD5
とダイオードD6との接続点と、ダイオードD7とダイ
オードD8との接続点間にコンデンサC12を、ダイオ
ードD7とダイオードD8との接続点と、ダイオードD
9とダイオードD10との接続点間にコンデンサC23
を、ダイオードD9とダイオードD10との接続点と、
ダイオードD5とダイオードD6との接続点間にコンデ
ンサC31を夫々接続した点と、全波整流回路9の出力
点とコンデンサ4との間に直流リアクトル14を新たに
接続した点である。図6の動作は三相回路に適用するた
めACスイッチを2個から3個にしただけで図4と同じ
動作をする。
【0040】以上の実施例においてACスイッチ101
〜103のスナバコンデンサC1〜C3に直列に振動減
衰用の抵抗を挿入してもよく、これも本発明に包含され
る。また交流リアクトルACL1〜ACL3はACスイ
ッチ100のスイッチング周波数(従ってキャリア周波
数)が高い場合、交流入力ラインの配線インダクタンス
がこれに置き換わり得るので必須のものではない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、2個直列のダイオード
と、スナバコンデンサ又はスナバコンデンサと抵抗との
直列回路と、4つのスイッチング素子からなる単相ブリ
ッジインバータ回路とを並列接続して1つのACイッチ
を構成し、このACスイッチを交流入力ライン毎に1つ
設けるようにしたので、ACイッチ構成素子のスナバ回
路として、コンデンサまたは抵抗とコンデンサの直列回
路などの一般的なスナバを用いるだけで構成でき、また
スナバの蓄積エネルギの放出回路も新たに必要とせずA
Cイッチ構成素子を介して行うことができるため、従来
のコンバータ回路に比べ、回路が簡素化し、低価格とな
る。また部品点数が減少するため信頼性の向上も達成さ
れる。さらに、ACスイッチの構成素子として、一般に
市販されている上下アームが入った2in1タイプのモ
ジュールが適用できるため、部品コストの低減がはから
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての構成を示す回路
【図2】図1の動作説明用の各部の波形図
【図3】本発明の第2の実施例としての構成を示す回路
【図4】本発明の第3の実施例としての構成を示す回路
【図5】図4の動作説明用の各部の波形図
【図6】本発明の第4の実施例としての構成を示す回路
【図7】従来のコンバータの回路図
【図8】図7の動作説明用の各部の波形図
【符号の説明】
ACL1 交流リアクトル ACL2 交流リアクトル ACL3 交流リアクトル 3 変圧器 4 コンデンサ C12 コンデンサ C23 コンデンサ C31 コンデンサ 9 整流器 14 直流リアクトル 100(101〜103) ACスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−84970(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 3/28 H02M 7/08 H02M 7/5387

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N相の交流入力を高周波の交流に変換して
    変圧器の1次巻線に印加し、この変圧器の2次電圧を整
    流平滑化して直流を作り出すコンバータ回路であって、 同極性の2つのダイオードの直列回路を4つのスイッチ
    ング素子からなる単相ブリッジインバータ回路の直流端
    子間に、前記ダイオード直列回路のカソードが前記単相
    ブリッジインバータ回路の正極端子側となるように並列
    に接続し、さらにこの並列回路にスナバコンデンサ、又
    はこのスナバコンデンサと抵抗との直列回路を並列に接
    続して1つのACスイッチを構成し、 このACスイッチをN個設け、 このN個のACスイッチにおけるダイオード直列回路の
    ダイオード同士の各接続点を、夫々直接又は交流リアク
    トルを介して前記N相の交流入力の端子に接続し、 前記N個のACスイッチにおける各単相ブリッジインバ
    ータ回路の交流出力端子の1方を共に前記変圧器の1次
    巻線の1方の端子に接続し、 同じく前記の各単相ブリッジインバータ回路の交流出力
    端子の他方を共に前記変圧器の1次巻線の他方の端子に
    接続するようにしたことを特徴とするコンバータ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコンバータ回路におい
    て、前記N個のACスイッチにおけるダイオード直列回
    路のダイオード同士の各接続点間にコンデンサを接続し
    たことを特徴とするコンバータ回路。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のコンバー
    タ回路において、前記変圧器の1次巻線に前記N相の交
    流入力が印加されている期間に、前記ACスイッチにお
    ける単相ブリッジインバータ回路の対向アームのスイッ
    チング素子を所定期間オンさせ、当該ACスイッチ内の
    スナバコンデンサのエネルギを前記変圧器を介してその
    2次側に放出させるようにしたことを特徴とするコンバ
    ータ回路。
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