JPH11126961A - 電子部品の接合剤類塗布装置 - Google Patents

電子部品の接合剤類塗布装置

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JPH11126961A
JPH11126961A JP9289864A JP28986497A JPH11126961A JP H11126961 A JPH11126961 A JP H11126961A JP 9289864 A JP9289864 A JP 9289864A JP 28986497 A JP28986497 A JP 28986497A JP H11126961 A JPH11126961 A JP H11126961A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の一面に部分的に接合剤類を高精度
に塗布することができ、塗布ばらつきが小さく、接合剤
類の使用量の低減を図り得る接合剤類塗布装置を提供す
る。 【解決手段】 上面に溝2aが形成されており、溝の両
側に接合剤類塗布部2b,2cが設けられているステー
ジ2と、溝2aの長さ方向に移動可能に設けられたブレ
ード3とを備え、ブレード3が、溝2aの両側のステー
ジ面2b,2cに当接される接合剤類平滑化部3b,3
cが形成されたブレード本体3aと、ブレード本体3a
に一体に形成されており、かつ溝に入り込むラッセル状
突起6とを有する、電子部品の接合剤類塗布装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に半田ペ
ースト、接着剤もしくはフラックスなどの接合剤類を塗
布する装置に関し、より詳細には、複数の電子部品の一
面に接合剤類を効率良くかつ確実に塗布するための装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、チップ型電子部品を回路基板に
搭載するに際しては、チップ型電子部品の一面に半田ペ
ーストなどの接合剤を塗布し、接合剤が塗布されたチッ
プ型電子部品を回路基板上に搭載する。生産性を高める
には、多数のチップ型電子部品に、一度に上記接合剤を
塗布することが求められている。
【0003】従来の接合剤類塗布装置の一例を、図7及
び図8を参照して説明する。この塗布装置51では、ベ
ースプレート52上に、接着剤53が塗布されている。
ベースプレート52のうち、破線で示す帯状の部分がス
テージ52a,52bを構成している。すなわち、ステ
ージ52a,52bは、図8に示すように、使用に際し
てベースプレート52から上方に突出される。このステ
ージ52a,52b上に塗布されている接着剤53a,
53b上に電子部品としてのキャップ材54が載置さ
れ、キャップ材54の下面の一部に接着剤53a,53
bが塗布される。しかる後、キャップ材54,54を、
図示しない圧電基板等に載置することより、接着剤を介
してキャップ材54が圧電基板等に固定される。
【0004】塗布装置51では、上記のようにベースプ
レート52から帯状のステージ52a,52bが上方に
移動され、それによってキャップ材54の下面の一部に
接着剤53a,53bを塗布することが可能とされてい
る。
【0005】また、塗布装置51に代わるものとして、
図9,図10に示すブレード55,56を用いた塗布装
置も提案されている。図9に示すブレード55は、ステ
ージ56上において接着剤を平滑化すると共に、図示の
ように帯状に接着剤53a,53bを塗布するように機
能する。従って、帯状の接着剤53a,53bに跨がる
ように図8に示したキャップ材54を載置することによ
り、キャップ材54の下面の一部に接着剤を塗布するこ
とができる。
【0006】ブレード55では、ステージ56上におい
て、帯状に接着剤53a,53bを付与するために、一
対のスキージ部55a,55bを下面に設けた構造を有
し、スキージ部55a,55b間は凹部55cを介して
隔てられている。
【0007】他方、図10に示すブレード57では、同
じくステージ56上において、帯状に接着剤53a,5
3bを塗布するために、幅方向両側に一対のスキージ部
57a,57bが形成されている。スキージ部57a,
57b間には、ステージ56上の余剰の接着剤を掻き取
るための突出部57cが形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7,図8に示した塗
布装置51では、ベースプレート52上に、平坦に接着
剤53を付与した後、帯状のステージ52a,52bを
上昇させ、キャップ材54の下面に部分的に接着剤53
a,53bを付与するが、接着剤のベースプレート52
上への付与、ステージ52a,52bの上昇、接着後の
ステージ52a,52bの下降、接着剤53のベースプ
レート52上における平滑化といった一連の工程を実施
しなければならない。
【0009】従って、ステージ52a,52bとベース
プレート53との摺動部分に接着剤が入り込み、ステー
ジ52a,52bの上昇及び下降に支障を来すことがあ
った。また、より多数のキャップ材54に接着剤を塗布
する必要がある場合には、ステージ52a,52bの長
さを長くしたり、数を増加させねばならず、その場合に
は、より一層摺動部分への接着剤の侵入により、ステー
ジ52a,52bの移動が困難になりがちであった。
【0010】加えて、上記ステージ52a,52bの移
動が困難となる結果、キャップ材54の下面に塗布され
る接着剤の塗布ばらつきも生じがちであった。他方、図
9及び図10に示したブレード55,57を用いた塗布
装置では、接着剤53a,53bの粘度などによっても
異なるが、帯状の接着剤53a,53bを高精度に形成
することが困難であった。その結果、図8に示したキャ
ップ材54のような塗布対象物を帯状の接着剤53a,
53bの長手方向に沿って載置した場合、キャップ材5
4によって塗布幅や塗布厚みにばらつきが生じたり、塗
布される位置精度が不十分になりがちであるという問題
があった。
【0011】本発明の目的は、電子部品の一面に部分的
に接合剤類を能率良く塗布することができるだけでな
く、接合剤類の塗布ばらつきが小さく、さらに接合剤類
の使用量の低減を図り得る、電子部品の接合剤類塗布装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上面に接合剤類層が形成されたステージの該接合剤
類層に電子部品を載置して電子部品の一面に接合剤類を
塗布する、電子部品の接合剤類塗布装置であって、上面
に溝が形成されており、かつ該溝の両側に接合剤類塗布
部が設けられているステージと、前記溝の長さ方向に沿
って移動可能に設けられており、かつ溝の両側のステー
ジ面に当接される接合剤類平滑化部を有するブレード本
体と、ブレード本体に一体に形成されており、かつ溝に
入り込むラッセル状突起とを有するブレードとを備える
ことを特徴とする。
【0013】上記電子部品の接合剤類塗布装置において
は、好ましくは、請求項2に記載のように、前記ラッセ
ル状突起が、ブレード本体の下部から斜め下方に延び、
かつ先端に行くに連れて幅及び高さが小さくなるよう
に、先端側に向かうに連れて低くなる上面と、先端側に
向かうに連れて幅方向中央に寄せられている一対の側面
とを有する。
【0014】請求項3に記載の発明では、ラッセル状突
起の前記一対の側面間の距離が、該ラッセル状突起の基
部において、前記溝の幅と同等とされている。請求項4
に記載の発明のように、より好ましくは、前記ラッセル
状突起の上面は、該ラッセル状突起の基部において、前
記平滑化部よりも上方に位置される。
【0015】なお、本発明における「電子部品」とは、
例えばチップ型電子部品のような完成品としての電子部
品を含むことはもちろんのこと、例えば封止部材として
のキャップ材のように、電子部品の一部を構成する部材
をも含むものとする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
係る非限定的な実施例を説明することとする。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る電子部品
の接合材類塗布装置を説明するための部分切欠斜視図で
ある。接合剤類塗布装置1は、平面形状が細長い矩形の
ステージ2と、ブレード3とを有する。ステージ2は、
例えば合成樹脂や金属などの剛性を有する材料により構
成されており、上面に長手方向に延びる溝2aが形成さ
れている。溝2aの横断面形状は矩形であるが、溝2a
の形状は、特にこれに限定されるものではない。溝2a
を介して、ステージ2の上面が塗布部2bと塗布部2c
とに分割されている。
【0018】本実施例では、塗布部2b,2c上に付与
されている帯状の絶縁性接着剤層5a,5bの一部が、
金属製のキャップ材4の下面に塗布される。ブレード3
は、帯状の接着剤層5a,5bを塗布部2b,2c上に
形成するために用いられている。
【0019】ブレード3を、図2に部分切欠正面図で、
図3に部分切欠側面図で示す。ブレード3は、ステージ
2上を移動するブレード本体3aと、ブレード本体3a
と一体に形成されたラッセル状突起6とを有する。ブレ
ード本体3aの下面には、塗布部2b,2cに当接され
る平滑化部3b,3cが形成されており、平滑化部3
b,3c間において、ラッセル状突起6が斜め下方に延
ばされている。なお、以下、ラッセル状突起の先端側を
前方とする。
【0020】図3に示すように、平滑化部3cは、ブレ
ード本体3の水平方向に延びる底面の一部3fと、その
前方端から上方の向かって傾斜された傾斜面3gとを有
する。他方の平滑化部3bも同様に構成されており、か
つ底面の一部3d及び傾斜面3e(図2参照)を有す
る。
【0021】ラッセル状突起6は、先端6a側が細くな
るように先端に向かうに連れて細くなるように形成され
ている。より具体的には、ラッセル状突起6の上面6b
は、先端に向かうに連れてその高さが低くされており、
上面6bの両側に連ねられた一対の側面6c,6dは、
先端に向かうに連れて両者の間が狭くなるように形成さ
れている。
【0022】また、ラッセル状突起6の基部側において
は、上面6bが平滑化部3b,3cよりも上方に位置し
ており、かつ側面6c,6d間の距離が、溝2aの幅と
同等とされている。
【0023】図1に示した塗布装置1を用いて接着剤を
キャップ材4の下面に部分的に塗布する工程を説明す
る。まず、ステージ2の上面において、ラッセル状突起
3の前方に接着剤を塗布し、ブレード3を図1の矢印A
方向、すなわち前方に移動させる。このブレード3の移
動は、図示しない往復駆動源により行ってもよく、ある
いは手動でブレード3を移動させてもよい。
【0024】ブレード3が前方に移動するに連れて、ス
テージ2の塗布部2b,2c上においては、平滑化部3
b,3cが前方に移動してくるため、平滑化部3b,3
cとステージの塗布部2b,2cとの間で接着剤が平滑
化され、平坦な帯状の接着剤層5a,5bが形成され
る。加えて、溝2a内の接着剤は、ラッセル状突起6が
前方に移動するに連れて、塗布部2b,2c上に押し上
げられ、上記平滑化部3b,3cで平滑化されることに
なる。すなわち、ラッセル状突起6の側面6c,6dに
より溝2a内の接着剤が溝2aの側壁側に寄せられると
共に、傾斜面3e,3gと塗布部2b,2cとの間の空
間に運ばれることになる。従って、溝2a内に付着して
いた接着剤が、平滑化部3b,3cにより平坦化され、
平坦な帯状の接着剤層5a,5bが高精度に形成され得
る。
【0025】次に、上記のようにして形成された帯状の
接着剤層5a,5bに跨がるように、キャップ材4を載
置する。その結果、図4に示すように、キャップ材4の
下面において、接着剤層5a,5bに接触している部分
に絶縁性接着剤が塗布される。
【0026】上記のようにして、キャップ材4の下面に
部分的に接着剤を塗布することができる。このようにし
て接着剤が塗布されたキャップ材4を、例えば図5に示
すように、圧電共振部品を構成するためのベース基板7
上に接着することにより、ベース基板7とキャップ材4
とにより圧電共振子を収納する空間を構成することがで
きる。圧電共振部品8では、ベース基板7上に、キャッ
プ材4に囲繞されるように圧電共振素子(図示せず)が
固定されている。また、ベース基板7の上面には、端子
電極9a,9b,9cが形成されている。圧電共振子
は、この端子電極9a,9bに電気的に接続されてい
る。
【0027】他方、図5に示す一点鎖線B,Cの外側領
域において、キャップ材4の下面に上記のようにして絶
縁性接着剤が塗布されている。従って、キャップ材4
は、ベース基板7に強固に接合される。加えて、絶縁性
接着剤は一般に加熱により硬化されるが、キャップ材4
が一点鎖線B,C間で挟まれた領域ではベース基板7に
接合されていないため、硬化時にキャップ材4内の空気
が膨張したとしても、一点鎖線B,C間の領域でキャッ
プ材4とベース基板7との間の隙間から空気が逃がされ
ることになる。従って、内圧の上昇によるキャップ材4
の位置ずれや、キャップ材4がベース基板7から外れた
りする事故を防止することができると共に、内圧の上昇
による圧電共振子の特性の変動も防止することができ
る。
【0028】次に、上記一点鎖線B,C間の領域におい
て、導電性接着剤を用いてキャップ材4とベース基板7
とを接合し、導電性接着剤をアース電位に接続される端
子電極9cに接続すれば、キャップ材4に電磁シールド
機能を持たせることができる。
【0029】本実施例の塗布装置1では、上記のよう
に、キャップ材4の下面に部分的に帯状の接着剤層5
a,5b由来の接着剤を確実に塗布することができる。
しかも、ブレード3が上記ラッセル状突起6を有するた
め、帯状の接着剤層5a,5bの幅や平坦性が高精度に
維持される。従って、多数のキャップ材4の下面に部分
的に接着剤を塗布するに際し、各キャップ材2の下面に
高精度に接着剤を塗布することができる。
【0030】なお、上記実施例では、キャップ材4とし
て、下方開口周縁が同じ高さとされたキャップ材4を用
いたが、図6に示すように、キャップ材14の下面に切
欠14a,14bを形成しておき、該切欠14a,14
bにおいて接着剤の付着を生じ難いように構成すれば、
キャップ材4の下面において、部分的に接着剤を塗布す
るに当たり、所望でない部分への接着剤の付着をより効
果的に防止することができる。
【0031】なお、上記実施例では、圧電共振部品を構
成するためのキャップ材4の下面に部分的に絶縁性接着
剤を塗布する場合につき説明したが、本実施例の塗布装
置1は、チップ型電子部品の実装に際し、接触されては
ならない複数の電極に部分的に半田ペーストや導電性接
着剤を塗布する用途、あるいは電子部品の下面に部分的
に導電性接着剤や絶縁性接着剤を塗布する用途等に一般
的に用いることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、接合剤類を塗布するためのステージの上面に溝
が形成されており、溝の両側に接合剤類塗布部が設けら
れており、溝の長さ方向に沿って移動可能にブレードが
設けられており、該ブレードが、溝の両側の接合剤類層
上面を平滑化する接合剤類平滑化部と、溝に入り込むラ
ッセル状突起とを有するため、ステージ上面に接合剤類
を付与し、ブレードを溝の長さ方向に沿って移動させる
ことにより、溝に入り込んでいる接合剤類を溝の両側の
接合剤類塗布部に確実に移動させることができ、かつ溝
の両側の接合剤類塗布部においては、上記接合剤類平滑
化部により接合剤類層が高精度に平坦化される。従っ
て、接合剤類層に前述したキャップ材やチップ型電子部
品などの電子部品を接触させることにより、これらの電
子部品の一面に部分的に接合剤類を確実にかつ高精度に
塗布するとこが可能となる。
【0033】加えて、図7及び図8に示した従来の塗布
装置では、ステージを上下動させる複雑な構造を必要と
し、摺動部分に接合剤類が侵入するといった問題があっ
たのに対し、請求項1に記載の発明に係る電子部品の接
合剤類塗布装置では、ステージが移動機構を有しないた
め、このような故障も生じ難い。
【0034】また、上記のように、ラッセル状突起によ
り、溝に付着している接合剤類が確実に溝の両側のステ
ージ上面に移動させるため、接合剤類の使用量を低減す
ることができる。
【0035】請求項2に記載では、前記ラッセル状突起
が、ブレード本体の下部から斜め下方に延ばされてお
り、先端側に向かうに連れて低くなる上面と、先端側に
向かうに連れて幅方向中央に寄せられている一対の側面
とを有するため、ラッセル状突起を該突起の先端方向に
向かって溝内で移動させることにより、溝内に付着して
いる接合剤類が、ラッセル状突起の一対の側面により溝
の側壁側に寄せられると共に、ラッセル状突起の上面に
より溝の両側の接合剤類塗布部に確実に移動される。
【0036】請求項3に記載の発明では、ラッセル状突
起の上記一対の側面間の距離が、ラッセル状突起の基部
において、溝の幅と同等とされているため、溝内に付着
していく接合剤が、ラッセル状突起の前方への移動によ
り、確実に溝の側壁側に寄せられ、従って溝内の余剰の
接合剤類を確実に接合剤類塗布部に移動させることがで
きる。
【0037】請求項4に記載の発明では、ラッセル状突
起の上面が、ラッセル状突起の基部において、平滑化部
よりも上方に位置されているので、溝内の接合剤類を、
ラッセル状突起の前方への移動により、確実に溝の両側
の接合剤類塗布部に向かって移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子部品の接合剤類塗
布装置を説明するための部分切欠斜視図。
【図2】実施例の接合剤類塗布装置で用いられているブ
レードを説明するための部分切欠正面図。
【図3】実施例で用いられているブレードの要部を説明
するための側面図。
【図4】図1に示した実施例の接合剤類塗布装置を用い
てキャップ材の下面に部分的に接合剤を塗布する工程を
説明するための部分切欠斜視図。
【図5】実施例の接合剤類塗布装置を用いて接着剤が塗
布されたキャップ材を用いて構成された圧電共振部品を
示す平面図。
【図6】実施例の接合剤類塗布装置において効果的に用
いられるキャップ材の他の例を示す斜視図。
【図7】従来の接合剤類塗布装置の一例を示す斜視図。
【図8】図7に示した接合剤類塗布装置において、ステ
ージを上方に移動させた状態を示す斜視図。
【図9】従来の接合剤類塗布装置の他の例を示す斜視
図。
【図10】従来の接合剤類塗布装置のさらに他の例を説
明するための斜視図。
【符号の説明】
1…電子部品の接合剤類塗布装置 2…ステージ 2a…溝 2b,2c…接合剤類塗布部 3…ブレード 3a…ブレード本体 3b,3c…接合剤類平滑化部 4…キャップ材 5a,5b…接着剤層 6…ラッセル状突起 6a…先端 6b…上面 6c,6d…側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平川 敦史 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に接合剤類層が形成されたステージ
    の該接合剤類層に電子部品を載置して電子部品の一面に
    接合剤類を塗布する、電子部品の接合剤類塗布装置であ
    って、 上面に溝が形成されており、かつ該溝の両側に接合剤類
    塗布部が設けられているステージと、 前記溝の長さ方向に沿って移動可能に設けられており、
    かつ溝の両側のステージ面に当接される接合剤類平滑化
    部を有するブレード本体と、ブレード本体に一体に形成
    されており、かつ溝に入り込むラッセル状突起とを有す
    るブレードとを備えることを特徴とする、電子部品の接
    合剤類塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッセル状突起が、ブレード本体の
    下部から斜め下方に延び、かつ先端に行くに連れて幅及
    び高さが小さくなるように、先端側に向かうに連れて低
    くなる上面と、先端側に向かうに連れて幅方向中央に寄
    せられている一対の側面とを有する、請求項1に記載の
    電子部品の接合剤類塗布装置。
  3. 【請求項3】 ラッセル状突起の前記一対の側面間の距
    離が、該ラッセル状突起の基部において、前記溝の幅と
    同等とされている、請求項2に記載の電子部品の接合剤
    類塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記ラッセル状突起の上面は、該ラッセ
    ル状突起の基部において、前記平滑化部よりも上方に位
    置されている、請求項2または3に記載の電子部品の接
    合剤類塗布装置。
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