JPH11126631A - リチウム二次電池用電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents
リチウム二次電池用電解液およびそれを用いたリチウム二次電池Info
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Abstract
どの電池特性に優れたリチウム二次電池を提供するもの
である。 【解決手段】 非水溶媒に電解質が溶解されている電解
液において、該電解液中に下記一般式(I) (式中、R1 、R2 およびR3 は、それぞれ独立して炭
素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアル
キル基、またはアリール基を示す。ただし、R1とR2
とがメチレン基を介して連結された炭素数3〜6のシク
ロアルキル基でもよい。R2 は水素原子でもよい。)で
表される炭酸エステル誘導体が含有されているリチウム
二次電池用電解液、およびそれを用いたリチウム二次電
池に関する。
Description
性や電気容量、保存特性などの電池特性にも優れたリチ
ウム二次電池を提供することができる新規なリチウム二
次電池用電解液、およびそれを用いたリチウム二次電池
に関する。
などの駆動用電源として広く使用されている。リチウム
二次電池は、主に正極、非水電解液および負極から構成
されており、特に、LiCoO2 などのリチウム複合酸
化物を正極とし、炭素材料又はリチウム金属を負極とし
たリチウム二次電池が好適に使用されている。そして、
そのリチウム二次電池用の電解液としては、エチレンカ
ーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)
などのカーボネート類が好適に使用されている。
サイクル特性および電気容量などの電池特性について、
さらに優れた特性を有する二次電池が求められている。
負極として例えば天然黒鉛や人造黒鉛などの高結晶化し
た炭素材料を用いたリチウム二次電池は、炭素材料の剥
離が観察され、現象の程度によって容量が不可逆となる
ことがある。この剥離は、電解液中の溶媒が充電時に分
解することにより起こるものであり、炭素材料と電解液
との界面における溶媒の電気化学的還元に起因するもの
である。なかでも融点が低くて誘電率の高いPCは、低
温においても高い電気伝導を有するが、黒鉛負極を用い
る場合にはPCの分解が起こってリチウム二次電池用に
は使用できないという問題があった。ECも充放電を繰
り返す間に一部分解が起こり、電池性能の低下が起こ
る。このため、電池のサイクル特性および電気容量など
の電池特性は必ずしも満足なものではないのが現状であ
る。
用電解液に関する課題を解決し、電池のサイクル特性に
優れ、さらに電気容量や充電状態での保存特性などの電
池特性にも優れたリチウム二次電池を構成することがで
きるリチウム二次電池用の電解液、およびそれを用いた
リチウム二次電池を提供することを目的とする。
解質が溶解されている電解液において、該電解液中に下
記一般式(I)
れ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6
のシクロアルキル基、またはアリール基を示す。ただ
し、R1とR2 とがメチレン基を介して連結された炭素
数3〜6のシクロアルキル基でもよい。R2 は水素原子
でもよい。)で表される炭酸エステル誘導体が含有され
ていることを特徴とするリチウム二次電池用電解液に関
する。
媒に電解質が溶解されている電解液からなるリチウム二
次電池において、該電解液として下記一般式(I)
れ独立して炭素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6
のシクロアルキル基、またはアリール基を示す。ただ
し、R1とR2 とがメチレン基を介して連結された炭素
数3〜6のシクロアルキル基でもよい。R2 は水素原子
でもよい。)で表される炭酸エステル誘導体が含有され
ているリチウム二次電池用電解液を用いることを特徴と
するリチウム二次電池に関する。電解液中に含有される
前記化合物は、炭素材料表面での不働態皮膜形成に寄与
して天然黒鉛や人造黒鉛などの活性で高結晶化した炭素
材料を不働態皮膜で被覆し、電池の正常な反応を損なう
ことなく電解液の分解を抑制する効果を有するものと考
えられる。
る電解液に含有される前記式(I)で表される炭酸エス
テル誘導体において、R1 、R2 およびR3 はそれぞれ
独立してメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基またはヘキシル基のような炭素数1〜12の
アルキル基が好ましい。アルキル基はイソプロピル基、
イソブチル基のような分枝アルキル基でもよい。また、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基のようにR1 およ
びR2 がメチレン基で連結されて形成された炭素数3〜
6のシクロアルキル基でもよい。さらに、フェニル基、
ベンジル基のような炭素数1〜12のアリール基を含有
するものでもよい。R2 は水素原子でもよい。
体の具体例としては、例えば2−ブタノンオキシムメチ
ルカーボネート〔R1 =メチル基、R2 =エチル基、R
3 =メチル基〕、2−ブタノンオキシムエチルカーボネ
ート〔R1 =メチル基、R2=エチル基、R3 =エチル
基〕、2−プロパノンオキシムエチルカーボネート〔R
1 =メチル基、R2 =メチル基、R3 =エチル基〕、2
−ブタノンオキシムフェニルカーボネート〔R1 =メチ
ル基、R2 =エチル基、R3 =フェニル基〕、2−ブタ
ノンオキシムベンジルカーボネート〔R1 =メチル基、
R2 =エチル基、R3 =ベンジル基〕、ベンズアルドオ
キシムメチルカーボネート〔R1 =フェニル基、R2 =
水素原子、R3 =メチル基〕、アセトフェノンオキシム
メチルカーボネート〔R1 =フェニル基、R2 =メチル
基、R3 =メチル基〕、ペンタンアルドオキシムメチル
カーボネート〔R1 =n−ブチル基、R2 =水素原子、
R 3 =メチル基〕などが挙げられる。また、R1 および
R2 がメチレン基で連結されて形成された炭素数3〜6
のシクロアルキル基の具体例としては、以下のようなシ
クロアルカノンオキシムメチルカーボネート類が挙げら
れる。
は、前記具体例に限定されず、R1、R2 およびR3 が
独立して炭素数1〜12のアルキル基であればよく、任
意に選択された炭酸エステル誘導体が挙げられる。前記
式(I)で表される炭酸エステル誘導体の含有量は、過
度に多いと、電解液の電導度などが変わり電池性能が低
下することがあり、また、過度に少ないと、十分は皮膜
が形成されず、期待した電池性能が得られないので、電
解液の重量に対して0.01〜20重量%、特に0.1
〜10重量%の範囲が好ましい。
体は、次の(1)、(2)のような化学反応式により合
成される。
誘電率溶媒と低粘度溶媒とからなるものが好ましい。高
誘電率溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート
(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレン
カーボネート(BC)などの環状カーボネート類が好適
に挙げられる。これらの高誘電率溶媒は、一種類で使用
してもよく、また二種類以上組み合わせて使用してもよ
い。
ーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(M
EC)、ジエチルカーボネート(DEC)などの鎖状カ
ーボネート類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラ
ヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキ
シエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジブト
キシエタンなどのエーテル類、γ−ブチロラクトンなど
のラクトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、プロ
ピオン酸メチルなどのエステル類、ジメチルホルムアミ
ドなどのアミド類が挙げられる。これらの低粘度溶媒は
一種類で使用してもよく、また二種類以上組み合わせて
使用してもよい。高誘電率溶媒と低粘度溶媒とはそれぞ
れ任意に選択され組み合わせて使用される。なお、前記
の高誘電率溶媒および低粘度溶媒は、容量比(高誘電率
溶媒:低粘度溶媒)で通常1:9〜4:1、好ましくは
1:4〜7:3の割合で使用される。
ば、LiPF6 、LiBF4 、LiClO4 、LiN
(SO2 CF3 )2 、LiN(SO2 C2 F5 )2 、L
iC(SO2 CF3 )3 などが挙げられる。これらの電
解質は、一種類で使用してもよく、二種類以上組み合わ
せて使用してもよい。これら電解質は、前記の非水溶媒
に通常0.1〜3M、好ましくは0.5〜1.5Mの濃
度で溶解されて使用される。
率溶媒や低粘度溶媒を混合し、これに前記の電解質を溶
解し、前記式(I)で表される炭酸エステル誘導体を溶
解することにより得られる。
成部材として使用される。二次電池を構成する電解液以
外の構成部材については特に限定されず、従来使用され
ている種々の構成部材を使用できる。
コバルト、マンガン、ニッケル、クロム、鉄およびバナ
ジウムからなる群より選ばれる少なくとも一種類の金属
とリチウムとの複合金属酸化物が使用される。このよう
な複合金属酸化物としては、例えば、LiCoO2 、L
iMn2 O4 、LiNiO2 などが挙げられる。
ック、カーボンブラックなどの導電剤およびポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)などの結着剤と混練して正極合剤とした
後、この正極材料を集電体としてのアルミニウムやステ
ンレス製の箔やラス板に圧延して、50℃〜250℃程
度の温度で2時間程度真空下で加熱処理することにより
作製される。
属やリチウム合金、およびリチウムを吸蔵・放出可能な
黒鉛型結晶構造を有する炭素材料〔熱分解炭素類、コー
クス類、グラファイト類(人造黒鉛、天然黒鉛など)、
有機高分子化合物燃焼体、炭素繊維、〕や複合スズ酸化
物などの物質が使用される。特に、格子面(002)の
面間隔(d002 )が3.35〜3.40Åである黒鉛型
結晶構造を有する炭素材料を使用することが好ましい。
なお、炭素材料のような粉末材料はエチレンプロピレン
ジエンモノマー(EPDM)、ポリテトラフルオロエチ
レン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)
などの結着剤と混練して負極合剤として使用される。
ものではなく、正極、負極および単層又は複層のセパレ
ータを有するコイン型電池、さらに、正極、負極および
ロール状のセパレータを有する円筒型電池や角型電池な
どが一例として挙げられる。なお、セパレータとしては
公知のポリオレフィンの微多孔膜、織布、不織布などが
使用される。
を具体的に説明するが、これらは、本発明を何ら限定す
るものではない。以下の実施例に用いたオキシムアルキ
ルカーボネートは全て含オキシム化合物とクロロギ酸エ
ステルの反応によって合成して調製した。
水溶媒を調製し、これにLiPF6 を1Mの濃度になる
ように溶解して電解液を調製した後、さらに炭酸エステ
ル誘導体(添加剤)として、2−ブタノンオキシムメチ
ルカーボネートを電解液に対して1重量%となるように
加えた。
の測定〕LiCoO2 (正極活物質)を80重量%、ア
セチレンブラック(導電剤)を10重量%、ポリテトラ
フルオロエチレン(結着剤)を10重量%の割合で混合
し、これを圧縮成型して正極を調製した。天然黒鉛(負
極活物質)を90重量%、ポリフッ化ビニリデン(結着
剤)を10重量%の割合で混合し、これを圧縮成型して
負極を調製した。そして、ポリプロピレン微多孔性フィ
ルムのセパレータを用い、上記の電解液を注入してコイ
ン電池(直径20mm、厚さ3.2mm)を作製した。
このコイン電池を用いて、室温(20℃)下、0.8m
Aの定電流及び定電圧で、終止電圧4.2Vまで充電
し、次に0.8mAの定電流下、終止電圧2.7Vまで
放電し、この充放電を繰り返した。初期充放電容量は、
EC−DMC(1/2)を電解液として用いた場合(比
較例1)とほぼ同等であり、50サイクル後の電池特性
を測定したところ、初期放電容量を100%としたとき
の放電容量維持率は85.4%であった。また、低温特
性も良好であった。コイン電池の作製条件および電池特
性を表1に示す。
解液に対して0.1重量%となるようにしたほかは実施
例1と同様にして電解液を調製してコイン電池を作製
し、50回サイクル後の電池特性を測定したところ、放
電容量維持率は82.1%であった。コイン電池の作製
条件および電池特性を表1に示す。
これにLiPF6 を1Mの濃度になるように溶解して電
解液を作製した。この時、炭酸エステル誘導体は全く添
加しなかった。この電解液を使用して実施例1と同様に
コイン電池を作製し、電池特性を測定した。初期充電容
量に対し、50回サイクル後の放電容量維持率は83.
8%であった。しかしながら、電解液に融点が高いEC
を使用しているために低温特性に難点を有していた。コ
イン電池の作製条件および電池特性を表3に示す。
これにLiPF6 を1Mの濃度になるように溶解した。
この時、炭酸エステル誘導体は全く添加しなかった。こ
の電解液を使用して実施例1と同様にコイン電池を作製
し、電池特性を測定したところ、初回充電時にPCの分
解が起こり、全く放電できなかった。コイン電池の作製
条件および電池特性を表3に示す。
解液に対して5.0重量%となるようにしたほかは実施
例1と同様にして電解液を調製してコイン電池を作製
し、50サイクル後の電池特性を測定したところ、放電
容量維持率は84.8%であった。コイン電池の作製条
件および電池特性を表1に示す。
チルカーボネート〔R 1 =メチル基、R2 =メチル基、
R3 =エチル基〕を電解液に対して3.0重量%使用し
たほかは実施例1と同様に電解液を調製してコイン電池
を作製し、50サイクル後の電池特性を測定したとこ
ろ、放電容量維持率は84.5%であった。コイン電池
の作製条件および電池特性を表1に示す。
ルカーボネート〔R1=メチル基、R2 =エチル基、R
3 =エチル基〕を電解液に対して3.0重量%使用した
ほかは実施例3と同様に電解液を調製してコイン電池を
作製し、50サイクル後の電池特性を測定したところ、
放電容量維持率は85.0%であった。コイン電池の作
製条件および電池特性を表1に示す。
エチルカーボネート
かは実施例1と同様に電解液を調製してコイン電池を作
製し、50サイクル後の電池特性を測定したところ、放
電容量維持率は83.9%であった。コイン電池の作製
条件および電池特性を表1に示す。
ルカーボネート〔R1=フェニル基、R2 =水素原子、
R3 =メチル基〕を電解液に対して1.0重量%使用し
たほかは実施例1と同様に電解液を調製してコイン電池
を作製し、50サイクル後の電池特性を測定したとこ
ろ、放電容量維持率は86.3%であった。コイン電池
の作製条件および電池特性を表2に示す。
載のように代えた以外は実施例1と同様にしてコイン電
池を作製し、電池特性を測定した。その電気特性の測定
結果を表2および表3に示す。
を使用した以外は実施例1と同様にしてコイン電池を作
製し、50サイクル後の電池特性を測定したところ、放
電容量維持率は91.1%であった。測定結果を表3に
示す。
(株)製 MCMB〕に代えた以外は実施例1と同様に
してリチウム二次電池を作製して充放電試験を行った。
50サイクルでの放電容量維持率を表3に示す。
表4記載のように代えた以外は実施例1と同様にしてコ
イン電池を作製し、電池特性を測定した。その電気特性
の測定結果を表4に示す。
を使用した以外は実施例16と同様にしてコイン電池を
作製し、50サイクル後の電池特性を測定したところ、
放電容量維持率は92.2%であった。測定結果を表4
に示す。
(株)製 MCMB〕に代え、添加剤を表4記載のよう
に代えた以外は実施例17と同様にしてリチウム二次電
池を作製して充放電試験を行ったところ、放電容量維持
率は90.5%であった。測定結果を表4に示す。
ず、発明の趣旨から容易に類推可能な様々な組み合わせ
が可能である。特に、上記実施例の溶媒の組み合わせは
限定されるものではない。更には、上記実施例はコイン
電池に関するものであるが、本発明は円筒型、角型の電
池にも適用される。
電気容量などの電池特性に優れ、しかも低温特性に優れ
たリチウム二次電池を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 非水溶媒に電解質が溶解されている電解
液において、該電解液中に下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、それぞれ独立して炭
素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアル
キル基、またはアリール基を示す。ただし、R1とR2
とがメチレン基を介して連結された炭素数3〜6のシク
ロアルキル基でもよい。R2 は水素原子でもよい。)で
表される炭酸エステル誘導体が含有されていることを特
徴とするリチウム二次電池用電解液。 - 【請求項2】 正極、負極および非水溶媒に電解質が溶
解されている電解液からなるリチウム二次電池におい
て、該電解液として下記一般式(I) 【化2】 (式中、R1 、R2 およびR3 は、それぞれ独立して炭
素数1〜12のアルキル基、炭素数3〜6のシクロアル
キル基、またはアリール基を示す。ただし、R1とR2
とがメチレン基を介して連結された炭素数3〜6のシク
ロアルキル基でもよい。R2 は水素原子でもよい。)で
表される炭酸エステル誘導体が含有されているリチウム
二次電池用電解液を用いることを特徴とするリチウム二
次電池。
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