JPH11126479A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH11126479A
JPH11126479A JP9287343A JP28734397A JPH11126479A JP H11126479 A JPH11126479 A JP H11126479A JP 9287343 A JP9287343 A JP 9287343A JP 28734397 A JP28734397 A JP 28734397A JP H11126479 A JPH11126479 A JP H11126479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、1クロックサイクルの期間内でデー
タ変化を許容して、変化後の信号レベルをデータとして
読み込み可能な半導体集積回路を提供することを目的と
する。 【解決手段】半導体集積回路は、所定期間内に信号レベ
ルが変化する複数の入力信号に関して所定期間内で最も
遅い信号変化タイミングを検出するタイミング検出回路
と、最も遅い信号変化タイミングに信号変化タイミング
が一致するように、複数の入力信号を遅延させて遅延入
力信号を生成する第1の遅延調整回路と、遅延入力信号
を同一のタイミングで読み込むラッチ回路を含むことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体集積回
路に関し、詳しくはクロック信号に同期させ入力信号を
ラッチする半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック信号に同期して動作する半導体
装置は、クロック信号CLKを入力として受け取り、ク
ロック信号CLKを同期信号として用いて、他の信号の
データ取り込みを行う。この際、クロック信号CLKの
立ち上がりエッジで確実にデータを取り込むためには、
立ち上がりエッジよりセットアップタイムTs前にはデ
ータが確定していなければならず、また立ち上がりエッ
ジの後少なくともホールドタイムThの間はデータを保
たなければならない。これらセットアップタイムTs及
びホールドタイムThは、カタログに記載されており、
ユーザはこのカタログ記載のセットアップタイムTs及
びホールドタイムThが確保されるように、クロック信
号CLK及び他の信号を半導体装置に供給する必要があ
る。
【0003】例えば、クロックサイクルが10nsであ
り、セットアップタイムTs及びホールドタイムThが
各々3 nsである場合、クロック信号CLKの立ち上が
りエッジを中心として前後6 nsの間は、データ信号の
有効な値を持続させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置の動作速度
を向上させるためには、クロック信号CLKの周波数を
高くして、データ入出力速度を速くする必要がある。し
かしながら例えば、クロックサイクルを5 nsにした場
合に、セットアップタイムTs及びホールドタイムTh
は比例的に各々1.5 nsになり、クロックサイクル5 n
sのうちの3 nsの期間に、ユーザはデータ有効期間を
一致させなければならない。逆に言えば、クロックサイ
クル5 nsのうちの2 nsの間に、データ変化を行わな
ければならない。このように、クロック信号CLKの周
波数が高くなるにつれて、データ供給タイミングに関し
てユーザ側に要求される精度が厳しくなるので、システ
ムを構築するのが難しくなる。
【0005】従って、ユーザ側にとっては、このように
セットアップタイムTs及びホールドタイムThで要求
されるデータ供給タイミングではなく、より緩やかな条
件でデータ供給可能であることが望ましい。例えば、ク
ロックサイクルが5 nsである場合に、要求されるデー
タ変化タイミングが、このクロックサイクルと同一の5
nsの範囲内で許容されるならば、ユーザ側にとっては
最も緩やかな条件となる。即ち、1クロックサイクル期
間内で任意のタイミングでのデータ変化を許容して、変
化後の信号レベルをデータとして読み込む構成とすれ
ば、ユーザ側はデータ変化のタイミングを1クロックサ
イクル期間内にさえ納めればよく、システムを構築する
のが容易になる。
【0006】従って本発明は、1クロックサイクルの期
間内でデータ変化を許容して、変化後の信号レベルをデ
ータとして読み込み可能な半導体集積回路を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に於て
は、半導体集積回路は、所定期間内に信号レベルが変化
する複数の入力信号に関して該所定期間内で最も遅い信
号変化タイミングを検出するタイミング検出回路と、該
最も遅い信号変化タイミングに信号変化タイミングが一
致するように、該複数の入力信号を遅延させて遅延入力
信号を生成する第1の遅延調整回路と、該遅延入力信号
を同一のタイミングで読み込むラッチ回路を含むことを
特徴とする。
【0008】上記発明に於いては、所定期間内で信号レ
ベル変化を許容して、最も信号変化タイミングが遅い信
号に全ての入力信号のタイミングを合わせ、タイミング
の合った入力信号をラッチに取り込むことが出来る。従
って、所定期間内で信号レベルが変化する際に、信号レ
ベル変化後のデータを確実に読み込むことが可能にな
る。
【0009】請求項2の発明に於ては、請求項1記載の
半導体集積回路に於て、クロック信号を受け取り、前記
最も遅い信号変化タイミングに信号変化タイミングが一
致するように、該クロック信号を遅延させる第2の遅延
調整回路と、該第2の遅延調整回路から遅延されたクロ
ック信号を受け取り、更に所定遅延量だけ遅延させて遅
延クロック信号を生成するクロック遅延回路を含み、前
記ラッチ回路は該遅延クロック信号を同期信号として用
いて前記遅延入力信号を読み込むことを特徴とする。
【0010】上記発明に於いては、ラッチによるデータ
読み込みを、最も信号変化タイミングが遅い信号のタイ
ミングから更に所定時間遅延したクロック信号を用いて
行う。従って、所定のセットアップタイム及びホールド
タイムを確保して、確実なデータ読み込みを行うことが
出来る。請求項3の発明に於ては、請求項2記載の半導
体集積回路に於て、前記第1の遅延調整回路及び前記第
2の遅延調整回路の各々は、遅延対象の信号を受け取り
可変遅延量だけ遅延させる信号遅延回路と、該信号遅延
回路で遅延された信号の信号変化タイミングと前記最も
遅い信号変化タイミングとを比較する位相比較回路と、
該位相比較回路の比較結果に基づいて、該信号遅延回路
で遅延された信号の信号変化タイミングと該最も遅い信
号変化タイミングとが略同タイミングとなるように、該
信号遅延回路の該可変遅延量を調整する遅延量制御回路
を含むことを特徴とする。
【0011】上記発明に於いては、フィードバック制御
によって、信号間のタイミング合わせを確実に行うこと
が出来る。請求項4の発明に於ては、請求項2記載の半
導体集積回路に於て、前記タイミング検出回路は、前記
複数の入力信号の各々に対応して設けられ対応する入力
信号の信号レベルが変化するとセットされる複数のラッ
チ回路と、該複数のラッチ回路が全てセットされると出
力を変化させる回路を含むことを特徴とする。
【0012】上記発明に於いては、単純な回路構成によ
って、最も遅い信号変化タイミングを検出することが出
来る。請求項5の発明に於ては、請求項2記載の半導体
集積回路に於て、前記所定期間は、前記クロック信号の
1サイクルであることを特徴とする。上記発明に於いて
は、1クロックサイクルの期間内でデータ変化を許容し
て、変化後の信号レベルをデータとして確実に読み込む
ことが出来る。
【0013】請求項6の発明に於ては、請求項2記載の
半導体集積回路に於て、前記第1の遅延調整回路及び前
記第2の遅延調整回路は、キャリブレーションモードに
於いて動作することを特徴とする。上記発明に於いて
は、キャリブレーションモードに於いて入力信号の遅延
量及びクロック信号の遅延量を適切な値に設定し、その
後の通常動作モードで既に設定された遅延量を用いて確
実なデータ読み込みを実現することが出来る。
【0014】請求項7の発明に於ては、請求項6記載の
半導体集積回路に於て、コマンド入力により前記キャリ
ブレーションモードを設定するコマンド検出回路を更に
含むことを特徴とする。上記発明に於いては、キャリブ
レーションモードをコマンド入力により設定することが
出来る。
【0015】請求項8の発明に於ては、請求項6記載の
半導体集積回路に於て、電源投入を検出することにより
前記キャリブレーションモードを設定する電源投入検出
回路を更に含むことを特徴とする。上記発明に於いて
は、キャリブレーションモードを電源投入により設定す
ることが出来る。
【0016】請求項9の発明に於ては、請求項6記載の
半導体集積回路に於て、電源電圧及び温度を監視して変
化を検出することにより前記キャリブレーションモード
を設定する検出・設定回路を更に含むことを特徴とす
る。上記発明に於いては、電源電圧或いは温度に変動が
あった場合に、自動的にキャリブレーションモードを設
定することが出来る。
【0017】請求項10の発明に於ては、請求項9記載
の半導体集積回路に於て、前記検出・設定回路は、電源
電圧及び温度を監視して変化を検出する検出回路と、該
検出回路からの通知により前記キャリブレーションモー
ドを設定すると共に、前記タイミング検出回路が前記最
も遅い信号変化タイミングを検出した回数を計数して、
計数値が所定値になると前記キャリブレーションモード
を解除する設定回路を含むことを特徴とする。
【0018】上記発明に於いては、電源電圧或いは温度
に変動があった場合に、自動的にキャリブレーションモ
ードを設定すると共に、遅延量調整を所定回数実行した
段階でキャリブレーションモードを解除することが出来
る。請求項11の発明に於ては、半導体集積回路は、複
数の入力信号のうちで最もタイミングの遅い信号を検出
するタイミング検出回路と、該最もタイミングの遅い信
号と同期するように該複数の入力信号を遅延させて遅延
入力信号を生成する第1の遅延調整回路と、該遅延入力
信号を同一のタイミングで読み込むラッチ回路を含むこ
とを特徴とする。
【0019】上記発明に於いては、所定期間内で信号レ
ベル変化を許容して、最も信号変化タイミングが遅い信
号に全ての入力信号のタイミングを合わせ、タイミング
の合った入力信号をラッチに取り込むことが出来る。従
って、所定期間内で信号レベルが変化する際に、信号レ
ベル変化後のデータを確実に読み込むことが可能にな
る。
【0020】請求項12の発明に於ては、請求項11記
載の半導体集積回路に於て、クロック信号を受け取り、
前記最もタイミングの遅い信号に同期するように、該ク
ロック信号を遅延させる第2の遅延調整回路と、該第2
の遅延調整回路から遅延されたクロック信号を受け取
り、更に所定遅延量だけ遅延させて遅延クロック信号を
生成するクロック遅延回路を含み、前記ラッチ回路は該
遅延クロック信号を同期信号として用いて前記遅延入力
信号を読み込むことを特徴とする。
【0021】上記発明に於いては、ラッチによるデータ
読み込みを、最も信号変化タイミングが遅い信号のタイ
ミングから更に所定時間遅延したクロック信号を用いて
行う。従って、所定のセットアップタイム及びホールド
タイムを確保して、確実なデータ読み込みを行うことが
出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に於いて、本発明の実施例を
添付の図面を用いて説明する。図1は、本発明による信
号入力回路の第1の実施例を示す。図1の信号入力回路
は、ラッチ11−1及び11−2、NAND回路12、
DLL回路13−1乃至13−3、遅延回路14、及び
ラッチ15−1及び15−2を含む。DLL回路13−
1乃至13−3の各々は、信号の遅延量を調整する遅延
調整回路であり、位相比較回路20、遅延制御回路2
1、及び遅延回路22を含む。ラッチ11−1及び11
−2の各々は、NAND回路23及び24を含む。
【0023】図1の信号入力回路に於いては、クロック
信号CLKの立ち下がりでラッチ11−1及び11−2
をリセットして、ラッチ11−1及び11−2の出力を
全てLOWにする。リセットされた後、ラッチ11−1
は入力信号Aの立ち下がりでセットされて、出力をHI
GHにする。またラッチ11−2は入力信号Bの立ち下
がりでセットされて、出力をHIGHにする。ラッチ1
1−1及び11−2の出力は、NAND回路12に入力
される。従って、ラッチ11−1及び11−2が共にセ
ットされたタイミングで、NAND回路12はLOWを
出力する。即ち、NAND回路12の出力がHIGHか
らLOWに変化するタイミングが、入力信号A及びBの
うちで最も遅い信号の変化タイミングに一致することに
なる。
【0024】このようにラッチ11−1及び11−2と
NAND回路12とは、最も遅い信号の変化タイミング
を検出するタイミング検出回路を構成する。なお図1で
は入力信号の数は2つとして示されるが、入力信号の数
は2つ以上の任意の数nであってよい。この場合、n入
力のNAND回路12が出力する立ち下がりエッジは、
n個の信号のうちで最も遅い信号の変化タイミングに一
致することになる。
【0025】NAND回路12から出力される立ち下が
りエッジは、DLL回路13−1乃至13−3に入力さ
れる。DLL回路13−1は、更にクロック信号CLK
を入力として受け取り、クロック信号CLKの立ち上が
りエッジとNAND回路12出力の立ち下がりエッジと
が一致するように、クロック信号CLKを遅延させて位
相を調整する。DLL回路13−2は、更に入力信号A
を入力として受け取り、入力信号Aの立ち下がりエッジ
とNAND回路12出力の立ち下がりエッジとが一致す
るように、入力信号Aを遅延させて位相を調整する。ま
たDLL回路13−3は、更に入力信号Bを入力として
受け取り、入力信号Bの立ち下がりエッジとNAND回
路12出力の立ち下がりエッジとが一致するように、入
力信号Bを遅延させて位相を調整する。
【0026】なおDLL回路13−1乃至13−3は、
立ち下がりエッジと立ち上がりエッジのどの組み合わせ
に対して位相調整を行うかで、厳密には回路構成が異な
る。しかし後述するように、殆ど同一の回路構成である
ので、説明の簡略化のために、その構成要素である位相
比較回路20、遅延制御回路21、及び遅延回路22は
同一の番号で参照してある。
【0027】DLL回路13−1で位相の調整されたク
ロック信号CLKは、遅延回路14を介して、遅延クロ
ック信号CLK1としてラッチ15−1及び15−2に
供給される。またDLL回路13−2及び13−3で位
相の調整された入力信号A及びBは、各々遅延入力信号
A1及びB1として、ラッチ15−1及び15−2に供
給される。
【0028】DLL回路13−1から出力される位相の
調整されたクロック信号CLKは、入力信号A及びBの
うちで最も遅い信号に同期がとれている。また入力信号
A及びBを位相調整して得られる遅延入力信号A1及び
B1もまた、入力信号A及びBのうちで最も遅い信号に
同期がとれている。この位相の調整されたクロック信号
CLKを、遅延回路14で所定のセットアップタイムT
s分だけ遅延させて、遅延クロック信号CLK1として
ラッチ15−1及び15−2に供給している。従って、
ラッチ15−1及び15−2は、この遅延クロック信号
CLK1を同期信号として用いて、全ての入力信号を確
実に読み込むことが出来る。
【0029】なお上記動作は、図1の信号入力回路を組
み込んだ半導体装置に於いて、キャリブレーションモー
ド中に行われる。即ち、キャリブレーションモード中に
DLL回路13−1乃至13−3の位相調整量を適切な
値に設定することで、キャリブレーションモード後の通
常動作モードに於いて、入力信号を確実に読み込むこと
が可能になる。ラッチ15−1及び15−2に読み込ま
れたデータは、半導体装置内部の内部回路に供給され
る。
【0030】図2は、図1の信号入力回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。図2に示される
ように、クロック信号CLKがLOWからHIGHに変
化する1サイクル内で変化する信号が、入力信号A及び
Bとして供給される。入力信号A及びBは、信号線の配
線長の違い、配線容量の違い、信号出力側の回路特性の
違い等の理由で、図2に示されるように、異なったタイ
ミングで信号入力回路に供給される。
【0031】信号入力回路は、DLL回路13−2及び
13−3によって入力信号A及びBの位相を調整して、
図2に示されるように最も遅い入力信号にタイミングの
合った遅延入力信号A1及びB1を生成する。またDL
L回路13−1及び遅延回路14を用いて、最も遅い入
力信号のタイミングからセットアップタイムTsだけ遅
延した遅延クロック信号CLK1を生成する。この遅延
クロック信号CLK1を用いて、遅延入力信号A1及び
B1を読み込む。従って、遅延回路14が設定する適切
なセットアップタイムTsとホールドタイムThを確保
しながら、遅延入力信号A1及びB1を読み込むことが
出来る。
【0032】このようにして図1の信号入力回路は、最
も遅い入力信号のタイミングに全ての入力信号のタイミ
ングを合わせ、更に最も遅い入力信号のタイミングから
セットアップタイムTsだけ遅れた遅延クロック信号を
用いて、これらの入力信号を読み込む。従って、入力信
号がクロック信号CLKの1サイクル内の何処のタイミ
ングで変化しようとも、所定のセットアップタイムTs
及びホールドタイムThを確保しながら確実に入力信号
を取り込むことが出来る。
【0033】図3は、位相比較回路20の回路構成を示
す回路図である。図3の位相比較回路20は、エッジタ
イミング比較回路30、バイナリカウンタ60、及びパ
ルス生成回路80を含む。エッジタイミング比較回路3
0は、NAND回路31乃至45、インバータ46乃至
51、容量52及び53、及びNOR回路54を含む。
バイナリカウンタ60は、NAND回路61乃至68及
びインバータ69乃至71を含む。パルス生成回路80
は、NAND回路81乃至86、複数のインバータ87
乃至92を含む。
【0034】エッジタイミング比較回路30は、入力信
号S1及びS2を受け取り、入力信号S1及びS2の何
れの立ち上がりエッジが先であるかを判断する。なお立
ち下がりエッジ間の時間的前後関係を判定する場合に
は、入力信号S1及びS2をインバータで反転してか
ら、エッジタイミング比較回路30に入力すればよい。
また立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ間の前後関
係を判定したい場合には、入力信号S1及びS2の一方
をインバータで反転してから、図3のエッジタイミング
比較回路に入力すればよい。入力信号S1及びS2の一
方が図1のNAND回路12の出力に対応し、もう一方
がクロック信号CLK、入力信号A、或いは入力信号B
に対応する。
【0035】例えば入力信号S1の立ち上がりエッジが
先行する場合には、NAND回路31及び32からなる
ラッチの出力L1及びL2は、それぞれHIGH及びL
OWとなる。またNAND回路33及び34からなるラ
ッチの出力L3及びL4もまた、それぞれHIGH及び
LOWとなる。その後、両方の入力信号S1及びS2が
HIGHになると、NAND回路37の出力がLOWと
なり、NOR回路54の出力が所定の期間だけHIGH
になる。このNOR回路54からの出力は、NAND回
路38乃至41からなるゲートを開き、ラッチ出力L1
乃至L4が反転されてNAND回路42乃至45からな
る2つのラッチに入力される。従って、NAND回路4
2及び43からなるラッチの出力M1及びM2は、ラッ
チ出力L1及びL2と同様に、それぞれHIGH及びL
OWとなる。またNAND回路44及び45からなるラ
ッチの出力M3及びM4は、ラッチ出力L3及びL4と
同様に、それぞれHIGH及びLOWとなる。
【0036】従って入力信号S1の立ち上がりエッジが
先行する場合には、パルス生成回路80のNAND回路
82が出力をLOWに変化させることになる。逆に入力
信号S2の立ち上がりエッジが入力信号S1の立ち上が
りエッジよりも十分に先行する場合には、ラッチ出力M
1及びM2はLOW及びHIGHとなり、またラッチ出
力M3及びM4もまたLOW及びHIGHとなる。従っ
て、パルス生成回路80のNAND回路81が出力をL
OWに変化させることになる。
【0037】入力信号S2の立ち上がりエッジが入力信
号S1の立ち上がりエッジより先行するが、その時間差
が小さい場合、NAND回路35及びインバータ49に
よる信号遅延の影響で、NAND回路33及び34から
なるラッチの出力L3及びL4は、それぞれHIGH及
びLOWとなる。この場合、ラッチ出力M1及びM2は
LOW及びHIGHであり、ラッチ出力M3及びM4は
HIGH及びLOWとなる。従って、パルス生成回路8
0のNAND回路81及び82は、出力をHIGHのま
ま変化させない。
【0038】このように、入力信号S1及びS2の立ち
上がりエッジ間の時間差が小さく、両方の立ち上がりエ
ッジが一致していると見なしてよい場合には、図3の位
相比較回路は出力を生成しない構成となっている。バイ
ナリカウンタ60は、エッジタイミング比較回路30の
NAND回路36からの信号を1/2分周して、分周信
号D1をインバータ71から出力すると共に、この分周
信号の反転信号D2をインバータ70から出力する。N
AND回路36からの信号は、入力信号S1及びS2と
同一の周期の信号である。従ってバイナリカウンタ60
から出力される分周信号D1が、例えば入力信号の偶数
番目のサイクルでHIGHになるとすると、分周信号D
2は奇数番目のサイクルでHIGHになる。
【0039】パルス信号生成回路80に於いては、上述
のように、入力信号S1が先行する場合にはNAND回
路82の出力がLOWになり、入力信号S2が十分に先
行する場合にはNAND回路81の出力がLOWにな
る。入力信号S1が先行する場合には、NAND回路8
2の出力が複数のインバータ88によって反転されて、
HIGHの信号がNAND回路85及び86に供給され
る。NAND回路85には更に分周信号D1が供給さ
れ、NAND回路86には更に分周信号D2が供給され
る。従ってこの場合、パルス信号生成回路80は、信号
A及びBとして、交互にHIGHパルスを出力すること
になる。
【0040】入力信号S2が十分に先行する場合には、
NAND回路81の出力が複数のインバータ87によっ
て反転されて、HIGHの信号がNAND回路83及び
84に供給される。NAND回路83には更に分周信号
D1が供給され、NAND回路84には更に分周信号D
2が供給される。従ってこの場合には、パルス信号生成
回路80は、信号C及びDとして、交互にHIGHパル
スを出力することになる。
【0041】これらの信号A乃至Dが、図1の遅延制御
回路21に供給される。図4は、遅延制御回路21の回
路構成を示す回路図である。遅延制御回路21は、NO
R回路101−0乃至101−n、インバータ102−
1乃至102−n、NAND回路103−1乃至103
−n、NMOSトランジスタ104−1乃至104−
n、NMOSトランジスタ105−1乃至105−n、
NMOSトランジスタ106−1乃至106−n、及び
NMOSトランジスタ107−1乃至107−nを含
む。リセット信号RESETがLOWにされると、遅延
制御回路21はリセットされる。即ち、リセット信号R
ESETがLOWになると、NAND回路103−1乃
至103−nの出力がHIGHになり、インバータ10
2−1乃至102−nの出力がLOWになる。NAND
回路103−1乃至103−nとインバータ102−1
乃至102−nとの各ペアは、互いの出力を互いの入力
とすることでラッチを形成する。従って、上記リセット
信号RESETで設定された初期状態は、リセット信号
RESETがHIGHに戻っても保持される。
【0042】この初期状態では、図14に示されるよう
に、NOR回路101−0の出力P0はHIGHであ
り、NOR回路101−1乃至101−nの出力P1乃
至PnはLOWである。即ち出力P0だけがHIGHで
ある。位相調整対象の信号に関して、遅延量を大きくす
る必要がある場合には、信号線A及びBに交互にHIG
Hパルスを供給する。まず信号線AにHIGHパルスが
供給されると、NMOSトランジスタ104−1がオン
になる。このときNMOSトランジスタ106−1がオ
ンであるので、NAND回路103−1の出力がグラン
ドに接続されて、強制的にHIGHからLOWに変化さ
せられる。従ってインバータ102−1の出力はHIG
Hになり、この状態がNAND回路103−1とインバ
ータ102−1からなるラッチに保持される。またこの
時出力P0はHIGHからLOWに変化し、出力P1は
LOWからHIGHに変化する。従ってこの状態では、
出力P1のみがHIGHになる。
【0043】次に信号線BにHIGHパルスが供給され
ると、NMOSトランジスタ104−2がオンになる。
このときNMOSトランジスタ106−2がオンになっ
ているので、NAND回路103−2の出力がグランド
に接続されて、強制的にHIGHからLOWに変化させ
られる。従ってインバータ102−2の出力はHIGH
になり、この状態がNAND回路103−2とインバー
タ102−2からなるラッチに保持される。またこの時
出力P1はHIGHからLOWに変化し、出力P2はL
OWからHIGHに変化する。従ってこの状態では、出
力P2だけがHIGHになる。
【0044】このように信号線A及びBに交互にHIG
Hパルスを供給することで、出力P0乃至Pnのうちで
一つだけHIGHである出力を一つずつ右にずらしてい
くことが出来る。遅延量を小さくする必要がある場合に
は、信号線C及びDに交互にHIGHパルスを供給す
る。この場合の動作は、上述の動作と逆であるので、詳
細な説明は省略する。
【0045】信号線C及びDに交互にHIGHパルスを
供給することで、出力P0乃至Pnのうちで一つだけH
IGHである出力Pを一つずつ左にずらしていくことが
出来る。これらの出力信号P0乃至Pnを遅延回路22
に供給することで、位相調整対象である信号の遅延量を
調整する。
【0046】図5は、図1の遅延回路22の回路構成を
示す回路図である。図5の遅延回路22は、NAND回
路111−0乃至111−n、インバータ112−0乃
至112−n、NAND回路113−0乃至113−
n、及びインバータ114を含む。NAND回路113
−0乃至113−nの一方の入力には、遅延制御回路2
1の出力P0乃至Pnが入力され、もう一方の入力に
は、入力信号SIをインバータ114で反転した信号が
供給される。この入力信号SIが、位相調整対象の信号
である。
【0047】出力P0乃至Pnのうちで一つだけがHI
GHであるので、このHIGH信号を受け取るNAND
回路113−0乃至113−nのうちの一つが、入力信
号SIを出力する。それ以外のNAND回路113−0
乃至113−nは、常にHIGHを出力する。このHI
GH出力を一方の入力に受け取るNAND回路111−
0乃至111−nは、もう一方の入力に対するインバー
タとして動作する。
【0048】従って、例えば出力Pn−1がHIGHで
あり、NAND回路113−n−1が入力信号SIを出
力するとする。この場合、この入力信号SIは、NAN
D回路111−n−1、インバータ112−n−1、・
・・、NAND回路111−0、インバータ112−0
を伝播して、出力信号SOとして出力される。従って、
出力信号P0乃至Pnのうちで唯一HIGHである信号
の位置に応じて、出力信号SOの遅延量は変化すること
になる。出力信号P0がHIGHである場合には、遅延
量は最小であり、出力信号PnがHIGHである場合に
は、遅延量は最大である。
【0049】このように、図3の位相比較回路20を用
いて2つの信号間でエッジの前後関係を比較し、この前
後関係に応じて、図4の遅延制御回路21によって図5
の遅延回路22の遅延量を制御する。これによって、2
つの信号のエッジタイミングが一致するように、一方の
信号の遅延量を調整することが出来る。即ち、図1のD
LL回路13−1乃至13−3に於いて、クロック信号
CLK、入力信号A、入力信号Bを、最も遅い信号のタ
イミングに合わせることが出来る。
【0050】図6は、本発明による信号入力回路の第2
の実施例を示す。図6の信号入力回路は、図1のラッチ
11−1及び11−2及びNAND回路12の代わり
に、ラッチ11A−1及び11A−2及びNOR回路1
2Aを含む。図6のラッチ11A−1及び11A−2の
各々は、NOR回路25及び26を含む。
【0051】図7は、図6の信号入力回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。図7を参照しな
がら、図6の信号入力回路の動作を説明する。図7に示
されるように、クロック信号CLKがHIGHからLO
Wに変化する1サイクル内で変化する信号が、入力信号
A及びBとして供給される。入力信号A及びBは、信号
線の配線長の違い、配線容量の違い、信号出力側の回路
特性の違い等の理由で、図7に示されるように、異なっ
たタイミングで信号入力回路に供給される。
【0052】図6の信号入力回路に於いては、クロック
信号CLKの立ち上がりでラッチ11A−1及び11A
−2をリセットして、ラッチ11A−1及び11A−2
の出力を全てHIGHにする。リセットされた後、ラッ
チ11A−1は入力信号Aの立ち上がりでセットされ
て、出力をLOWにする。またラッチ11A−2は入力
信号Bの立ち上がりでセットされて、出力をLOWにす
る。ラッチ11A−1及び11A−2の出力は、NOR
回路12Aに入力される。従って、ラッチ11A−1及
び11A−2が共にセットされたタイミングで、NOR
回路12AはHIGHを出力する。即ち、NOR回路1
2Aの出力がLOWからHIGHに変化するタイミング
が、入力信号A及びBのうちで最も遅い信号の変化タイ
ミングに一致することになる。
【0053】NOR回路12Aから出力される立ち上が
りエッジは、DLL回路13−1乃至13−3に入力さ
れる。DLL回路13−1は、更にクロック信号CLK
を入力として受け取り、クロック信号CLKの立ち上が
りエッジとNOR回路12A出力の立ち上がりエッジと
が一致するように、クロック信号CLKを遅延させて位
相を調整する。DLL回路13−2は、更に入力信号A
を入力として受け取り、入力信号Aの立ち上がりエッジ
とNOR回路12A出力の立ち上がりエッジとが一致す
るように、入力信号Aを遅延させて位相を調整する。ま
たDLL回路13−3は、更に入力信号Bを入力として
受け取り、入力信号Bの立ち上がりエッジとNOR回路
12A出力の立ち上がりエッジとが一致するように、入
力信号Bを遅延させて位相を調整する。
【0054】即ち信号入力回路は、DLL回路13−2
及び13−3によって入力信号A及びBの位相を調整し
て、図7に示されるように最も遅い入力信号にタイミン
グの合った遅延入力信号A1及びB1を生成する。また
DLL回路13−1及び遅延回路14を用いて、最も遅
い入力信号のタイミングからセットアップタイムTsだ
け遅延した遅延クロック信号CLK1を生成する。この
遅延クロック信号CLK1を用いて、遅延入力信号A1
及びB1を読み込む。従って、遅延回路14が設定する
適切なセットアップタイムTsとホールドタイムThを
確保しながら、遅延入力信号A1及びB1を読み込むこ
とが出来る。
【0055】第1の実施例の場合には、クロック信号の
1サイクル内にHIGHからLOWになる信号を入力し
たが、図2の実施例の場合には、クロック信号の1サイ
クル内にLOWからHIGHになる信号を用いて、クロ
ック信号及び入力信号の位相調整を行うことが出来る。
図8は、本発明による信号入力回路の第3の実施例を示
す。図8に於いて、図1と同一の構成要素は同一の符号
で参照され、その説明は省略する。
【0056】図8の信号入力回路は、図1の信号入力回
路に加えて、コマンド検出回路16が設けられる。コマ
ンド検出回路16は、キャリブレーションモードを指定
するコマンド入力が外部からなされると、位相比較回路
20及び遅延制御回路21を駆動させる。その後通常動
作モードを指定するコマンド入力がなされると、位相比
較回路20及び遅延制御回路21を停止させる。コマン
ド検出回路16の構成は通常のコマンドデコーダ等の構
成でよく、また位相比較回路20及び遅延制御回路21
の駆動・停止に関する制御は、例えば回路の電源供給を
制御すればよく、従来技術の範囲内であるので説明を省
略する。
【0057】なお図8のコマンド検出回路16の代わり
に、半導体装置の電源が投入されたことを検知するパワ
ーアップ検出回路を設けてもよい。この場合、電源投入
検出から例えば所定期間の間をキャリブレーションモー
ドとし、この期間だけ位相比較回路20及び遅延制御回
路21を駆動させる構成とすればよい。図9は、本発明
による信号入力回路の第4の実施例を示す。図9に於い
て、図1と同一の構成要素は同一の符号で参照され、そ
の説明は省略する。
【0058】図9の信号入力回路は、制御信号生成回路
17及び温度・電源変動検出回路18を含む。温度・電
源変動検出回路18は、温度の変化及び半導体装置の電
源電圧の変化を監視し、変化が検出された場合には、制
御信号生成回路17にこれを通知する。制御信号生成回
路17は、温度変化或いは電源電圧の変化を通知される
と、動作モードをキャリブレーションモードにして、位
相比較回路20及び遅延制御回路21を駆動させる。制
御信号生成回路17は、NAND回路12から出力され
る立ち下がりエッジをカウントし、計数値が所定値とな
るとキャリブレーションモードを終了して、位相比較回
路20及び遅延制御回路21を停止させる。
【0059】温度変化或いは電源電圧の変化が生じた場
合には、遅延回路22の遅延量が最適値でなくなる可能
性が高い。図9の構成に於いては、このような場合に、
自動的にキャリブレーションモードに設定することで、
遅延回路22の遅延量を再び最適値に設定し直すことが
可能である。なおこの場合、温度・電源変動検出回路1
8の出力を、半導体装置外部に出力する構成とすること
が望ましい。これによって、ユーザは、キャリブレーシ
ョンモードが設定されたことを知り、キャリブレーショ
ンのための入力信号を半導体装置に供給することが出来
る。
【0060】なお制御信号生成回路17はカウンタを含
む単純な論理回路で構成可能であり、また温度・電源変
動検出回路18のように温度変動或いは電源変動を検出
する回路は、従来技術でよく知られた回路であるので、
詳細な説明は省略する。以上本発明は実施例に基づいて
説明されたが、本発明は上述の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載される範囲内で、自由に変
形・変更が可能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明に於ては、所定期間内で
信号レベル変化を許容して、最も信号変化タイミングが
遅い信号に全ての入力信号のタイミングを合わせ、タイ
ミングの合った入力信号をラッチに取り込むことが出来
る。従って、所定期間内で信号レベルが変化する際に、
信号レベル変化後のデータを確実に読み込むことが可能
になる。
【0062】請求項2の発明に於ては、ラッチによるデ
ータ読み込みを、最も信号変化タイミングが遅い信号の
タイミングから更に所定時間遅延したクロック信号を用
いて行う。従って、所定のセットアップタイム及びホー
ルドタイムを確保して、確実なデータ読み込みを行うこ
とが出来る。請求項3の発明に於ては、フィードバック
制御によって、信号間のタイミング合わせを確実に行う
ことが出来る。
【0063】請求項4の発明に於ては、単純な回路構成
によって、最も遅い信号変化タイミングを検出すること
が出来る。請求項5の発明に於ては、1クロックサイク
ルの期間内でデータ変化を許容して、変化後の信号レベ
ルをデータとして確実に読み込むことが出来る。請求項
6の発明に於ては、キャリブレーションモードに於いて
入力信号の遅延量及びクロック信号の遅延量を適切な値
に設定し、その後の通常動作モードで既に設定された遅
延量を用いて確実なデータ読み込みを実現することが出
来る。
【0064】請求項7の発明に於ては、キャリブレーシ
ョンモードをコマンド入力により設定することが出来
る。請求項8の発明に於ては、キャリブレーションモー
ドを電源投入により設定することが出来る。請求項9の
発明に於ては、電源電圧或いは温度に変動があった場合
に、自動的にキャリブレーションモードを設定すること
が出来る。
【0065】請求項10の発明に於ては、電源電圧或い
は温度に変動があった場合に、自動的にキャリブレーシ
ョンモードを設定すると共に、遅延量調整を所定回数実
行した段階でキャリブレーションモードを解除すること
が出来る。請求項11の発明に於ては、所定期間内で信
号レベル変化を許容して、最も信号変化タイミングが遅
い信号に全ての入力信号のタイミングを合わせ、タイミ
ングの合った入力信号をラッチに取り込むことが出来
る。従って、所定期間内で信号レベルが変化する際に、
信号レベル変化後のデータを確実に読み込むことが可能
になる。
【0066】請求項12の発明に於ては、ラッチによる
データ読み込みを、最も信号変化タイミングが遅い信号
のタイミングから更に所定時間遅延したクロック信号を
用いて行う。従って、所定のセットアップタイム及びホ
ールドタイムを確保して、確実なデータ読み込みを行う
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号入力回路の第1の実施例を示
す図である。
【図2】図1の信号入力回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図3】位相比較回路20の回路構成を示す回路図であ
る。
【図4】遅延制御回路21の回路構成を示す回路図であ
る。
【図5】図1の遅延回路22の回路構成を示す回路図で
ある。
【図6】本発明による信号入力回路の第2の実施例を示
す図である。
【図7】図6の信号入力回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図8】本発明による信号入力回路の第3の実施例を示
す図である。
【図9】本発明による信号入力回路の第4の実施例を示
す図である。
【符号の説明】
11−1、11−2 ラッチ 12 NAND回路 13−1、13−2、13−3 DLL回路 14 遅延回路 15−1、15−2 ラッチ 16 コマンド検出回路 17 制御信号生成回路 18 温度・電源変動検出回路 20 位相比較回路 21 遅延制御回路 22 遅延回路 23、24 NAND回路 30 エッジタイミング比較回路 60 バイナリカウンタ 80 パルス生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03L 7/08 J

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定期間内に信号レベルが変化する複数の
    入力信号に関して該所定期間内で最も遅い信号変化タイ
    ミングを検出するタイミング検出回路と、 該最も遅い信号変化タイミングに信号変化タイミングが
    一致するように、該複数の入力信号を遅延させて遅延入
    力信号を生成する第1の遅延調整回路と、 該遅延入力信号を同一のタイミングで読み込むラッチ回
    路を含むことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】クロック信号を受け取り、前記最も遅い信
    号変化タイミングに信号変化タイミングが一致するよう
    に、該クロック信号を遅延させる第2の遅延調整回路
    と、 該第2の遅延調整回路から遅延されたクロック信号を受
    け取り、更に所定遅延量だけ遅延させて遅延クロック信
    号を生成するクロック遅延回路を含み、前記ラッチ回路
    は該遅延クロック信号を同期信号として用いて前記遅延
    入力信号を読み込むことを特徴とする請求項1記載の半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記第1の遅延調整回路及び前記第2の遅
    延調整回路の各々は、 遅延対象の信号を受け取り可変遅延量だけ遅延させる信
    号遅延回路と、 該信号遅延回路で遅延された信号の信号変化タイミング
    と前記最も遅い信号変化タイミングとを比較する位相比
    較回路と、 該位相比較回路の比較結果に基づいて、該信号遅延回路
    で遅延された信号の信号変化タイミングと該最も遅い信
    号変化タイミングとが略同タイミングとなるように、該
    信号遅延回路の該可変遅延量を調整する遅延量制御回路
    を含むことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回
    路。
  4. 【請求項4】前記タイミング検出回路は、 前記複数の入力信号の各々に対応して設けられ対応する
    入力信号の信号レベルが変化するとセットされる複数の
    ラッチ回路と、 該複数のラッチ回路が全てセットされると出力を変化さ
    せる回路を含むことを特徴とする請求項2記載の半導体
    集積回路。
  5. 【請求項5】前記所定期間は、前記クロック信号の1サ
    イクルであることを特徴とする請求項2記載の半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】前記第1の遅延調整回路及び前記第2の遅
    延調整回路は、キャリブレーションモードに於いて動作
    することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】コマンド入力により前記キャリブレーショ
    ンモードを設定するコマンド検出回路を更に含むことを
    特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】電源投入を検出することにより前記キャリ
    ブレーションモードを設定する電源投入検出回路を更に
    含むことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】電源電圧及び温度を監視して変化を検出す
    ることにより前記キャリブレーションモードを設定する
    検出・設定回路を更に含むことを特徴とする請求項6記
    載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】前記検出・設定回路は、 電源電圧及び温度を監視して変化を検出する検出回路
    と、 該検出回路からの通知により前記キャリブレーションモ
    ードを設定すると共に、前記タイミング検出回路が前記
    最も遅い信号変化タイミングを検出した回数を計数し
    て、計数値が所定値になると前記キャリブレーションモ
    ードを解除する設定回路を含むことを特徴とする請求項
    9記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】複数の入力信号のうちで最もタイミング
    の遅い信号を検出するタイミング検出回路と、 該最もタイミングの遅い信号と同期するように該複数の
    入力信号を遅延させて遅延入力信号を生成する第1の遅
    延調整回路と、 該遅延入力信号を同一のタイミングで読み込むラッチ回
    路を含むことを特徴とする半導体集積回路。
  12. 【請求項12】クロック信号を受け取り、前記最もタイ
    ミングの遅い信号に同期するように、該クロック信号を
    遅延させる第2の遅延調整回路と、 該第2の遅延調整回路から遅延されたクロック信号を受
    け取り、更に所定遅延量だけ遅延させて遅延クロック信
    号を生成するクロック遅延回路を含み、前記ラッチ回路
    は該遅延クロック信号を同期信号として用いて前記遅延
    入力信号を読み込むことを特徴とする請求項11記載の
    半導体集積回路。
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