JPH11126228A - アプリケーション管理方法 - Google Patents

アプリケーション管理方法

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JPH11126228A
JPH11126228A JP29190397A JP29190397A JPH11126228A JP H11126228 A JPH11126228 A JP H11126228A JP 29190397 A JP29190397 A JP 29190397A JP 29190397 A JP29190397 A JP 29190397A JP H11126228 A JPH11126228 A JP H11126228A
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JP
Japan
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application program
management method
application
application management
card
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JP29190397A
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Koji Matsumoto
幸司 松本
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションプログラムを実行する処理
装置において、複数のアプリケーションプログラムの選
択的実行を可能にするとともに、実行するアプリケーシ
ョンプログラムの切替えを装置背面側から行うことを不
要にする。 【解決手段】 予め複数のアプリケーションプログラム
を記憶しておき、これら複数のアプリケーションプログ
ラムのうちのいずれか一つを指定する情報が書き込まれ
た記憶媒体からその情報を読み取り(S101)、ある
アプリケーションプログラムの実行中に、前記記憶媒体
から他のアプリケーションプログラムを指定する情報を
読み取ると(S104)、前記あるアプリケーションプ
ログラムに替えて、前記他のアプリケーションプログラ
ムを実行する(S105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアプリケー
ションプログラム(Application Program;以下、APと
略す)の実行を管理するアプリケーション管理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATM(Automatic Tellers Ma
chine)やCD(Cash Dispenser)等の自動取引装置や、
乗車券あるいは航空券等の発行を行う自動発券装置など
では、予めインストールされたAPに従って処理を行う
ようになっている。なお、ここでいうAPとは、自動取
引装置における入出金処理機能や自動発券装置における
発券処理機能等を実現するためのプログラムを指す。
【0003】ところで、従来、自動取引装置または自動
発券装置としては、一つの専用APに従って処理を行う
ものが広く知られている。このような自動取引装置また
は自動発券装置では、その専用APを実行することによ
り、入出金処理機能や発券処理機能等を実現する。つま
り、自動取引装置または自動発券装置は、専ら専用AP
を実行するように管理される。
【0004】また、近年では、専用AP以外に他のAP
(例えば、保守機能を実現するための保守用AP)が予
めインストールされている自動取引装置または自動発券
装置がある。このような自動取引装置または自動発券装
置では、必要に応じて実行するAPの切替えを行うこと
が可能である。ただし、その切替えは、自動取引装置ま
たは自動発券装置の一般利用者が行うことのできないよ
うに、保守員や係員等による装置背面からの操作、例え
ば専用スイッチといった切替え手段からの指示に従って
行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のアプリケーション管理方法では、以下の
ような問題が生じてしまう可能性がある。例えば、一つ
の専用APに従って処理を行う自動取引装置または自動
発券装置では、専ら専用APを実行するように管理され
るので、自動取引装置または自動発券装置の使用用途や
使用時間が制限されてしまうおそれがある。したがっ
て、一般利用者に対するサービス向上を十分に図ること
ができない。
【0006】また、予め複数のAPがインストールされ
必要に応じてAPの切替えを行う場合であっても、自動
取引装置または自動発券装置の背面側に切替え手段を必
要とし、さらにはその切替え手段を操作するためのスペ
ースを確保する必要がある。したがって、装置の小型化
や省スペース化を実現するのが容易ではなく、また装置
背面側からAPの切替えを行わなければならないので、
保守員や係員等とっては使い勝手の悪いものとなってし
まう。
【0007】そこで、本発明は、装置背面側からの切替
え等を必要とすることなく複数のAPの管理を行うアプ
リケーション管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたアプリケーション管理方法で、
アプリケーションプログラムを実行する処理装置にて用
いられる。さらに、このアプリケーション管理方法は、
予め複数のアプリケーションプログラムを記憶してお
き、前記複数のアプリケーションプログラムのうちのい
ずれか一つを指定する情報が書き込まれた記憶媒体から
その情報を読み取り、前記処理装置があるアプリケーシ
ョンプログラムの実行中に、前記記憶媒体から他のアプ
リケーションプログラムを指定する情報を読み取ると、
前記あるアプリケーションプログラムに替えて、前記処
理装置に前記他のアプリケーションプログラムを実行さ
せることを特徴とする。
【0009】上記手順のアプリケーション管理方法によ
れば、あるアプリケーションプログラムの実行中に、記
憶媒体からその記憶媒体に書き込まれた情報を読み取る
と、その情報が実行中のアプリケーションプログラムを
指定するものか他のアプリケーションプログラムを指定
するものかを判別する。そして、実行中のアプリケーシ
ョンプログラムを指定するものであれば、処理装置に実
行中の処理をそのまま続行させる。一方、記憶媒体から
読み取った情報が他のアプリケーションプログラムを指
定するものであれば、実行中のアプリケーションプログ
ラムに替えて、処理装置に他のアプリケーションプログ
ラムを実行させる。これにより、処理装置は、実行中の
アプリケーションプログラムを終了して、記憶媒体によ
って指定された他のアプリケーションプログラムの実行
を開始することとなる。
【0010】また、本発明のアプリケーション管理方法
は、予め複数のアプリケーションプログラムを記憶して
おくとともに、各アプリケーションプログラムの実行開
始時刻に関する情報を記憶しておき、処理装置があるア
プリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケー
ションプログラムの実行開始時刻になると、前記あるア
プリケーションプログラムに替えて、前記処理装置に前
記他のアプリケーションプログラムを実行させることを
特徴とする。
【0011】上記手順のアプリケーション管理方法によ
れば、各アプリケーションプログラムの実行開始時刻に
関する情報を記憶しているので、あるアプリケーション
プログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラ
ムの実行開始時刻になると、あるアプリケーションプロ
グラムを終了させ、他のアプリケーションプログラムを
処理装置に実行させる。これにより、処理装置は、各時
刻に対応した種類のアプリケーションプログラムを順に
実行することとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
るアプリケーション管理方法について説明する。ただ
し、ここでは、本発明を、自動取引装置にて用いられる
アプリケーション管理方法に適用した場合を例に挙げて
説明する。
【0013】〔第1の実施の形態〕本実施の形態では、
請求項1および2記載の発明に係わるアプリケーション
管理方法について説明する。図1は、本実施の形態にお
けるアプリケーション管理方法を示すフローチャートで
あり、図2は、そのアプリケーション管理方法が用いら
れる自動取引装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】先ず、本実施の形態のアプリケーション管
理方法の説明に先立ち、このアプリケーション管理方法
が用いられる自動取引装置について説明する。図2に示
すように、本実施の形態における自動取引装置は、記憶
装置11と、磁気カードリーダ12と、主制御部13
と、ユーザインターフェース(User Interfase;以下、
U/Iと称す)部14と、紙幣機15aと、硬貨機15
bと、プリンタ16と、これらを互いに接続するバス1
7とを備えてなるものである。
【0015】記憶装置11は、例えばハードディスク装
置やROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリか
らなるもので、自動取引装置が動作するために必要な情
報を予め記憶しているものである。記憶装置11が記憶
している情報としては、例えば、自動取引装置全体の動
作を制御するためのオペレーションシステム(以下、O
Sと称す)や、自動取引装置における入出金処理機能や
保守機能を実現するための各種APがある。つまり、記
憶装置11には、予め複数のAPがインストールされて
いる。
【0016】磁気カードリーダ12は、自動取引装置の
正面側に設けられているもので、一般利用者、保守員ま
たは係員等によって磁気カードまたはICカードといっ
たカード状の情報記憶媒体(以下、単にカードと称す)
が挿入されると、挿入されたカードから、そのカードに
書き込まれている情報を読み取るものである。磁気カー
ドリーダ12に挿入されるカードとしては、キャッシュ
カードやクレジットカード等の決済用カードと、APの
切替えを指示するためのAP切替えカードとがある。な
お、AP切替えカードとは、記憶装置11が記憶してい
る各種APのうちのいずれか一つを指定する情報が書き
込まれているものである。
【0017】主制御部13は、例えばCPU(Central
Processing Unit)からなるもので、記憶装置11が記憶
しているOSおよび各種APを実行することにより、自
動取引装置における動作制御あるいは処理制御を行うも
のである。例えば、主制御部13では、入出金処理を行
うための専用APを実行することにより、自動取引装置
における入出金処理機能を実現し、また保守用APを実
行することにより、自動取引装置における保守機能を実
現するようになっている。
【0018】ただし、主制御部13では、各種APの上
位プログラムとなるOSを実行することにより、所定の
条件下で各種APの切替えを行うようになっている。具
体的には、主制御部13では、磁気カードリーダ12が
AP切替えカードから情報の読み取りを行うと、その情
報、すなわち記憶装置11内の各種APのうちのいずれ
か一つを指定する情報に従って、実行するAPの切替え
を行うようになっている。
【0019】U/I部14は、例えばタッチパネルから
なり、操作者との対話型インタフェースが確立されてい
るものである。詳しくは、U/I部14では、一般利用
者による入出金処理のための情報表示および入力や、保
守員や係員等による保守情報の入力等が行われるように
なっている。紙幣機15aおよび硬貨機15bは、自動
取引装置における入出金処理の実現に必要なもので、主
制御部13からの指示に従って、紙幣または硬貨の入出
金を行うものである。プリンタ16は、自動取引装置に
おける処理記録等を専用紙に印刷して出力するものであ
る。このプリンタ16が出力するものとしては、入出金
処理のレシート等がある。
【0020】次に、以上のように構成された自動取引装
置において用いられるアプリケーション管理方法につい
て、図1のフローチャートを参照しながら説明する。た
だし、ここでは、説明を簡単にするために、予め記憶装
置11に入出金処理のための専用APと保守処理のため
の保守用APとがインストールされており、主制御部1
3がこれらのうちいずれか一方のAPを実行する場合を
例に挙げて説明する。
【0021】主制御部13は、自動取引装置が電源投入
等により運用状態になると、先ず、専用APを起動す
る。これは、デフォルト設定によるものである。そし
て、専用APの起動後、主制御部13は、磁気カードリ
ーダ12にカードが挿入されるのを待つ。
【0022】ここで、磁気カードリーダ12にカードが
挿入されると、磁気カードリーダ12は、挿入されたカ
ードからそのカードに書き込まれている情報を読み取っ
て(ステップ101、以下ステップをSと略す)、その
結果を主制御部13に通知する。次いで、主制御部13
では、磁気カードリーダ12による読み取り結果から、
そのカードが決済用カードであるか否かを判別する(S
102)。
【0023】この判別の結果、挿入されたカードが決済
用カードであれば、主制御部13は、専用APの実行を
そのまま継続する(S103)。これは、決済用カード
は、自動取引装置において入出金処理を行うためのカー
ドであり、換言すると入出金処理のための専用APを指
定する情報が書き込まれているカードだからである。
【0024】一方、挿入されたカードが決済用カードで
なければ、主制御部13は、続けて、そのカードがAP
切替えカードであるか否かを判別する(S104)。こ
の場合、AP切替えカードとしては、保守用APを指定
する情報が書き込まれているカードが該当する。また、
AP切替えカードは、一般利用者ではなく保守員や係員
等が所持しているものとする。
【0025】この判別の結果、挿入されたカードがAP
切替えカードであれば、主制御部13は、その時点で実
行中の専用APを終了し、新たにAP切替えカードで指
定されたAP、すなわち保守用APを起動して実行する
(S105)。そして、主制御部13は、保守作業に必
要な保守情報の入力等をU/I部14を介して保守員や
係員等に行わせる。これにより、自動取引装置では、保
守員や係員等による保守作業が行われることとなる。
【0026】なお、挿入されたカードが決済用カードで
もAP切替えカードでもなければ、そのカードは記憶装
置11にインストールされていないAPを指定するもの
か、あるいは自動取引装置で使用不能なカードであるの
で、主制御部13では、エラーが発生したと判断し、処
理終了等の必要な措置を講じる(S106)。
【0027】以上のように、本実施の形態のアプリケー
ション管理方法では、磁気カードリーダ12にAP切替
えカードが挿入されると、専用APの実行中であって
も、そのAP切替えカードに書き込まれた情報に基づい
て、主制御部13が専用APに替えて保守用APを起動
して実行するようになっている。
【0028】つまり、このアプリケーション管理方法に
よれば、専用APと保守用APとのいずれか一方を、磁
気カードリーダ12に挿入されるカードに応じて切り替
えるようになっている。したがって、このアプリケーシ
ョン管理方法を用いれば、複数のAPを選択的に実行す
ることが可能となるので、一つのAPのみを専ら実行す
る場合のようにその使用用途や使用時間が制限されてし
まうことがなく、一般利用者に対するサービス向上を図
ることができるようになる。
【0029】これに加えて、このアプリケーション管理
方法によれば、磁気カードリーダ12へのAP切替えカ
ードの挿入により、実行するAPの切替えが可能となる
ので、装置背面側にAP切替えのための切替え手段等を
設ける必要がなくなり、さらにはその切替え手段等を操
作するためのスペースも不要となる。したがって、この
アプリケーション管理方法を用いれば、従来よりも自動
取引装置の小型化や省スペース化を実現することが容易
になる。さらに、APの切替えを行う保守員や係員等と
っても、自動取引装置の正面側からの操作によってAP
の切替えが可能となるので、従来よりも使い勝手の良い
ものとなる。しかも、保守員や係員等のみがAP切替え
カードを所持するようにすれば、一般利用者によってA
Pの切替えが行われることもない。
【0030】また、本実施の形態のアプリケーション管
理方法では、磁気カードまたはICカードからなるAP
切替えカードを用いるようになっている。すなわち、A
P切替えカードは、自動取引装置において一般的に用い
られるキャッシュカードやクレジットカード等(決済用
カード)と同様に、磁気カードまたはICカードからな
る。これにより、このアプリケーション管理方法では、
通常の自動取引装置が備える磁気カードリーダ12、す
なわち既存のハード資源を利用してAPの切替えを行う
ことを可能にし、上述した装置小型化、省スペース化、
使い勝手の向上等を確実なものとする。
【0031】なお、本実施の形態では、入出金処理のた
めの専用APと保守処理のための保守用APとのいずれ
か一方を実行する場合を例に挙げて説明したが、本発明
は、これに限定されるものではない。例えば、記憶装置
11に予め3つ以上のAPがインストールされている場
合であっても、各APに対応したAP切替えカードを用
意すれば、上述した場合と同様にAPの切替えを行うこ
とが可能となる。しかも、この場合には、上述した場合
に加えて、実行可能なAPの種類が増えることから、よ
り一層のサービス向上を図ることができるようになる。
【0032】〔第2の実施の形態〕ここでは、請求項3
記載の発明に係わるアプリケーション管理方法について
説明する。図3は、本実施の形態におけるアプリケーシ
ョン管理方法を示すフローチャートである。
【0033】本実施の形態のアプリケーション管理方法
は、第1の実施の形態の場合と同様に、図2に示す自動
取引装置において用いられるものである。ただし、本実
施の形態においては、記憶装置11および主制御部13
が、第1の実施の形態の場合とは異なり、以下に述べる
ような機能を有しているものとする。
【0034】記憶装置11は、OS及び各種APに加え
て、各APの実行開始時刻、すなわちインストールされ
ているAPの種類とその実行開始時刻との対応関係に関
する情報を、予め記憶装置11内の環境ファイル等に記
憶しているものとする。
【0035】主制御部13は、磁気カードリーダ12が
カードから読み取った情報ではなく、記憶装置11に記
憶された各APの実行開始時刻に従って、実行するAP
の切替えを行うようになっている。ただし、主制御部1
3では、OSの実行等により時間を計測・監視する機能
を有しており、その結果から導き出される時刻を基準に
して、APの切替えを行うようになっている。
【0036】次に、このような構成の自動取引装置にお
いて用いられるアプリケーション管理方法について、図
3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】この自動取引装置においては、主制御部1
3に各種APを実行させるのに先立ち、記憶装置11に
各APの実行開始時刻を設定し記憶させておく。つま
り、記憶装置11には、各AP毎に、その実行を開始す
る時刻を設定時刻として記憶させておく。
【0038】そして、自動取引装置が電源投入等により
運用状態になると、主制御部13は、所定のAPを起動
する。所定のAPは、予めの設定(デフォルト設定)に
よって定められたものであっても、あるいはその時点で
実行開始時刻となっているAPであってもよい。
【0039】ここで、主制御部13は、時間を計測・監
視する機能により現在時刻を監視して(S201)、現
在時刻が設定時刻となったか否か、すなわち現在時刻が
記憶装置11に記憶されている設定時刻のうちのいずれ
かに該当するか否かを判別する(S202)。この判別
の結果、現在時刻が設定時刻となっていなければ、主制
御部13は、現在動作中のAPの実行をそのまま継続す
る(S203)。
【0040】一方、現在時刻が設定時刻となっていれ
ば、主制御部13は、その時点で動作中のAPを終了
し、記憶装置11内の記憶内容に従って、設定時刻を迎
えたAP、すなわち新たに実行開始時刻となったAPを
起動して実行する(S204)。その後、主制御部13
は、次の設定時刻となるまでの間、動作中のAPの実行
を継続する。
【0041】このようなアプリケーション管理方法は、
以下のような場合に用いて特に好適となる。例えば、こ
のアプリケーション管理方法が用いられる自動取引装置
が、ホテル等の宿泊施設に設置され、宿泊客のチェック
イン/チェックアウトに伴う貨幣の授受を自動的の行う
ためのものである場合に、その自動取引装置において、
AM11:00まではチェックアウト処理のためのチェ
ックアウト自動化APを動作させ、AM11:00から
はインターネットショッピングのためのAPに切替え、
その後PM4:00からPM10:00まではチェック
イン処理のためのチェックイン自動化APに切り替えて
動作させるといったことが考えられる。
【0042】以上のように、本実施の形態のアプリケー
ション管理方法では、各APの実行開始時刻に関する情
報を記憶しているので、あるAPの実行中に、他のAP
の実行開始時刻になると、実行中のあるAPを終了した
後、他のAPを起動して実行するようになっている。
【0043】つまり、このアプリケーション管理方法を
用いれば、予め設定された各APの実行開始時刻に従っ
て、複数のAPを選択的に実行することが可能となるの
で、一つのAPのみを専ら実行する場合のようにその使
用用途や使用時間が制限されてしまうことがなく、一般
利用者に対するサービス向上を図ることができるように
なる。
【0044】また、このアプリケーション管理方法によ
れば、予め設定された各APの実行開始時刻に従って、
自動的に実行するAPを切り替えるので、装置背面側に
AP切替えのための切替え手段等を設ける必要がなくな
り、さらにはその切替え手段等を操作するためのスペー
スも不要となる。したがって、このアプリケーション管
理方法を用いれば、従来よりも自動取引装置の小型化や
省スペース化を実現することが容易になり、また保守員
や係員等とっても従来より使い勝手の良いものとなる。
【0045】なお、上述した第1および第2の実施の形
態においては、本発明を自動取引装置に適用した場合を
例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。例えば、本発明は、乗車券あるいは航空券
等の発行を行う自動発券装置についても適用可能であ
り、この場合であっても、自動取引装置に適用した場合
と同様の効果を得ることができる。
【0046】また、第2の実施の形態については、自動
取引装置または自動発券装置のみならず、他のものに適
用することも可能である。その具体例としては、例え
ば、時刻認識機能、複数APの記憶機能および各APの
選択的実行機能を有したコンピュータ装置が考えられ
る。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のアプリ
ケーション管理方法では、記憶媒体からの読み取り結果
あるいは予め設定された各APの実行開始時刻に従っ
て、実行するAPの切替えを行うようになっている。し
たがって、このアプリケーション管理方法を用いれば、
複数のAPを選択的に実行することが可能となるので、
一つのAPのみを専ら実行する場合のようにその使用用
途や使用時間が制限されてしまうことがなく、一般利用
者に対するサービス向上を図ることができるようにな
る。また、APの切替えのために、装置背面側に切替え
手段等を設ける必要がなくなり、さらにはその切替え手
段等を操作するためのスペースも不要となるので、従来
よりも処理装置の小型化や省スペース化を実現すること
が容易になり、APの切替えを行う者にとっても、使い
勝手の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるアプリケーション管理方法の第
1の実施の形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係わるアプリケーション管理方法が用
いられる自動取引装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明に係わるアプリケーション管理方法の第
2の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 記憶装置 12 磁気カードリーダ 13 主制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムを実行する
    処理装置にて用いられるアプリケーション管理方法であ
    って、 予め複数のアプリケーションプログラムを記憶してお
    き、 前記複数のアプリケーションプログラムのうちのいずれ
    か一つを指定する情報が書き込まれた記憶媒体から該情
    報を読み取り、 前記処理装置があるアプリケーションプログラムの実行
    中に、前記記憶媒体から他のアプリケーションプログラ
    ムを指定する情報を読み取ると、前記あるアプリケーシ
    ョンプログラムに替えて、前記処理装置に前記他のアプ
    リケーションプログラムを実行させることを特徴とする
    アプリケーション管理方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体は、磁気カードまたはIC
    カードからなるものであることを特徴とする請求項1記
    載のアプリケーション管理方法。
  3. 【請求項3】 アプリケーションプログラムを実行する
    処理装置にて用いられるアプリケーション管理方法であ
    って、 予め複数のアプリケーションプログラムを記憶しておく
    とともに、各アプリケーションプログラムの実行開始時
    刻に関する情報を記憶しておき、 前記処理装置があるアプリケーションプログラムの実行
    中に、他のアプリケーションプログラムの実行開始時刻
    になると、前記あるアプリケーションプログラムに替え
    て、前記処理装置に前記他のアプリケーションプログラ
    ムを実行させることを特徴とするアプリケーション管理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記処理装置は、貨幣の取引処理を行う
    自動取引装置または券類の発行処理を行う自動発券装置
    であることを特徴とする請求項1、2または3記載のア
    プリケーション管理方法。
JP29190397A 1997-10-24 1997-10-24 アプリケーション管理方法 Pending JPH11126228A (ja)

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JP29190397A JPH11126228A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 アプリケーション管理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197958A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Toshiba Corp 通信装置、情報記憶媒体、及び通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197958A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Toshiba Corp 通信装置、情報記憶媒体、及び通信方法

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