JPH11126125A - キーボードのボトムケース - Google Patents

キーボードのボトムケース

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JPH11126125A
JPH11126125A JP9291146A JP29114697A JPH11126125A JP H11126125 A JPH11126125 A JP H11126125A JP 9291146 A JP9291146 A JP 9291146A JP 29114697 A JP29114697 A JP 29114697A JP H11126125 A JPH11126125 A JP H11126125A
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JP
Japan
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bottom case
iron plate
membrane
keyboard
case
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JP9291146A
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JP3577915B2 (ja
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Tatsuo Kobayashi
辰雄 小林
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キートップのボトムケースの製作費を節減
し、且つ、ローエンドモデル又はハイエンドモデルの数
量増減に対してフレキシブルに対応できるようにする。 【解決手段】 ボトムケース13内底面上に上段から下
段に及んで順次大径に形成した突部16を突設する。そ
して、薄目の鉄板15は位置決め孔15aを前記突部1
6の円筒状上段部16aに嵌合して該薄目の鉄板15を
該突部16の円筒状中段部16b上に載置し、更に、厚
目の鉄板15は前記突部16の円筒状中段部16bを嵌
挿するための位置決め嵌入孔15bに、該円筒状中段部
16bを嵌入して該厚目の鉄板15を十字状下段部16
cの上面に載置する。このようにして、ボトムケース1
3をローエンドモデル用及びハイエンドモデル用の何れ
にも共用できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボードのボトム
ケースに関するものであり、特に、アッパーケースに比
し高価なボトムケースを、ローエンドモデル用及びハイ
エンドモデル用の何れにも共用できるようにしたキーボ
ードのボトムケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種キーボードのボトムケースの
一例を図5に従って説明する。図に於て1はキーボード
のボトムケースである。該ボトムケース1には、上面に
メンブレン2を装着した鉄板3を位置決めするための突
片4が突設され、該突片4をメンブレン2及び鉄板3に
開穿した孔2a,3aに挿通すると共に、該鉄板3はボ
トムケース1に設けたリブ5によって支持されている。
【0003】而して、前記鉄板3の厚みは各種存在す
る。即ち、図5(a)に示す鉄板3の厚みt1 は同図
(b)に示す鉄板3の厚みt2 より薄い。従って、同図
(a)に示すリブ5の高さh1 は同図(b)に示すリブ
5の高さh2 より大となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、鉄板の
厚みに対応してボトムケースに突設されているリブの高
さが異っている。従って、従来は例えばローエンドモデ
ル用のボトムケースとハイエンドモデル用のボトムケー
スの双方を各別の専用型を用いて各別に成型していた。
然るときは該ボトムケースの製作費が嵩み、且つ、該ロ
ーエンドモデル又はハイエンドモデルの数量増減に対し
てフレシキブルに対応できない。
【0005】そこで、ボトムケースの製作費を節減する
と共に、ローエンドモデル又はハイエンドモデルの数量
増減に対してフレキシブルに対応できるようにするため
に解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、キーボードのボ
トムケースであって、該ボトムケースには所々にメンブ
レンを装着した鉄板を支持するための突部が設けられて
おり、該突部は前記鉄板の厚みに対応して上段から下段
に及んで順次大径に段設されており、上段部はメンブレ
ン及び薄目の鉄板の位置決め孔に挿入され、下段部は厚
目の鉄板の位置決め嵌入孔にのみ挿入されるようにし
て、各種厚みの鉄板及び該鉄板に装着したメンブレンが
1個のボトムケース上に位置決めして載置されることが
できるように構成されたキーボードのボトムケースを提
供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図4に従って詳述する。図1はキーボード10の
斜面図である。該キーボード10はアッパーケース11
に各種のキートップ12,12…が配列され、そして、
周辺部に於てボトムケース13と合着されている。
【0008】該ボトムケース13の内底面には、図2及
び図4に示す如く、回路基板としてのメンブレン14を
上面に装着した鉄板15を位置決めして支持するための
突部16,16…が突設されている。
【0009】該突部16は、上方から小径の円筒状上段
部16aと、該円筒状上段部16aよりやゝ大径の円筒
状中段部16bと、該円筒状中段部16bの下面より外
方に向って十字状に突設された十字状下段部16cとか
ら成る。
【0010】而して、該突部16の前記円筒状上段部1
6aには図4(a)に示す如く、上面にメンブレン14
を装着した厚さt1 を有する薄目の鉄板15が嵌着せら
れる。即ち、該メンブレン14及び薄目の鉄板15に夫
々同芯に開穿された位置決め孔14a,15aを前記突
部16の円筒状上段部16aに嵌入して該メンブレン1
4及び鉄板15が前記円筒状中段部16b上に載置さ
れ、そして、位置決めされてボトムケース13の内底面
から高さh1 を有して配設される。
【0011】又、図4(b)に示す如く、前記メンブレ
ン14を装着した厚さt2 を有する厚目の鉄板15に
は、メンブレン14に開穿された前記位置決め孔14a
と同心円であって、且つ、前記円筒状中段部16bを嵌
入するための位置決め嵌入孔15bが開穿されている。
【0012】そこで、該厚目の鉄板15に開穿した該位
置決め嵌入孔15bに前記円筒状中段部16bを嵌入し
たとき、該メンブレン14に設けた前記位置決め孔14
aに前記円筒状上段部16aが挿入し、該メンブレン1
4及び鉄板15が前記十字状下段部16c上に載置さ
れ、そして、位置決めされてボトムケース13の内底面
から高さh2 を有して配設される。又、該十字状下段部
16cは円筒状であってもよく、特にその形状は特定せ
らるべきではない。唯、十字状に形成することによって
無駄な材料費及び余分なスペースを節減することができ
る。
【0013】本発明の一実施の形態は叙述せる如き構成
に係るから、アッパーケースに比し高価なボトムケース
13をローエンドモデル用及びハイエンドモデル用の何
れにも共有することが可能となり、従って、各モデルの
数量の増減に対してフレキシブルに対応することが可能
となる。
【0014】又、前記鉄板15の厚みが2種以上に及ん
で存在している場合は、該ボトムケース13の内底面の
他の任意の個所に該各種の鉄板の厚みに対応した段部を
有する突部を設けておくことで解決せられ、又、ワッシ
ャ状のスリーブを加えることにより、多少の鉄板の厚み
変更は可能となる。
【0015】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態で詳述せる如
く、ボトムケースの内底面上に、厚みの異なる鉄板に対
応して上段から下段に及んで順次大径に形成された突部
が突設されているので、例えば薄目の鉄板の場合は該鉄
板及び該鉄板上面に装置されたメンブレンに、夫々開穿
された位置決め孔に該突部の上段部を挿入し、そして、
該メンブレン及び鉄板を突部の中段部上に載置すること
により、該メンブレン及び鉄板をボトムケース内底面か
ら所定の高さに位置して配設することができる。又、こ
れより厚目の鉄板の場合は、メンブレンの位置決め孔は
前記突部の上段部に挿入されて位置決めされるが、該鉄
板は該鉄板に開穿した位置嵌入孔に該突部の中断部が挿
入し、そして、該メンブレン及び厚目の鉄板が該突部の
下段部の上面に載置される。斯くして、メンブレンはボ
トムケース内底面から、前記薄目の鉄板上に装着したメ
ンブレンの高さと同一高さを有して該ボトムケース内底
面上に配設される。従って、鉄板の厚みの相違に拘わら
ずメンブレンの位置はボトムケースの内底面から一定の
高さに保持されるので、何れの場合でもキートップによ
る打鍵操作を可能としている。
【0017】斯くして、ボトムケースはローエンドモデ
ル又はハイエンドモデルの双方に共用化することがで
き、従来のように鉄板の厚みの相違によって各別の専用
型を起工する必要がなくなり、従って、高価なボトムケ
ースのコストダウンが図られると共に、該ローエンドモ
デル又はハイエンドモデルの数量の増減に対してもフレ
キシブルに対応することが可能となる等、正に著大なる
効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】キーボードの斜面図。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、ボトムケースの
斜面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】(a)本発明のボトムケース上に突設された突
部に薄目の鉄板を取付けた状態を示す一部切欠縦断面
図。 (b)同厚目の鉄板を取付けた状態を示す一部切欠縦断
面図。
【図5】(a)従来例のボトムケース上に薄目の鉄板を
取付けた状態を示す一部切欠縦断面図。 (b)同厚目の鉄板を取付けた状態を示す一部切欠縦断
面図。
【符号の説明】
10 キーボード 13 ボトムケース 14 メンブレン 14a 位置決め孔 15 鉄板 15a 位置決め孔 15b 位置決め嵌入孔 16 突部 16a 円筒状上段部 16b 円筒状中段部 16c 十字状下段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードのボトムケースであって、該
    ボトムケースには所々にメンブレンを装着した鉄板を支
    持するための突部が設けられており、該突部は前記鉄板
    の厚みに対応して上段から下段に及んで順次大径に段設
    されており、上段部はメンブレン及び薄目の鉄板の位置
    決め孔に挿入され、下段部は厚目の鉄板の位置決め嵌入
    孔にのみ挿入されるようにして、各種厚みの鉄板及び該
    鉄板に装着したメンブレンが1個のボトムケース上に位
    置決めして載置されることができるように構成されたこ
    とを特徴とするキーボードのボトムケース。
JP29114697A 1997-10-23 1997-10-23 キーボードの回路基板支持装置 Expired - Fee Related JP3577915B2 (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524977U (ja) * 1975-06-24 1977-01-13
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JPH04134888U (ja) * 1991-06-07 1992-12-15 富士通株式会社 スタンドオフ取付ねじ及び回路基板のスタンドオフ取付構造
JPH0559524U (ja) * 1992-01-13 1993-08-06 株式会社東芝 キーボード収納装置

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