JPH11125542A - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JPH11125542A
JPH11125542A JP28894197A JP28894197A JPH11125542A JP H11125542 A JPH11125542 A JP H11125542A JP 28894197 A JP28894197 A JP 28894197A JP 28894197 A JP28894197 A JP 28894197A JP H11125542 A JPH11125542 A JP H11125542A
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JP
Japan
Prior art keywords
pointer
bobbin
scale plate
inner peripheral
pointer shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28894197A
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English (en)
Inventor
Isao Miyagawa
功 宮川
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11125542A publication Critical patent/JPH11125542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針軸を回動可能に支持するハウジングの軸
受け部のうち少なくともその内周面に沿い金属層を形成
するようにした指示計器を提供する。 【解決手段】 ボビン10の上側筒状小径部13は、軸
受け部13aを備えている。この軸受け部13aの内周
面に沿い、金属層13bが形成されており、この金属層
13bは、軸受け部13aの内周面に、ニッケル等の磨
耗しにくい金属のメッキ処理を施すことで形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差コイル型指示
計器その他各種の指示計器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両用交差コイル型指示
計器においては、交差コイルを巻装したボビンは樹脂材
料で形成されている。一方、当該ボビンから回動可能に
延出する指針軸は金属により形成されている。そして、
指針軸は、その中間部位にて、ボビンの軸受け部にて回
動可能に支持されて目盛り板を通り延出し、その先端部
にて指針を支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
交差コイル型指示計器では、例えば、指針として、その
仕様に依り、重量の大きいものを採用しなければならな
い場合等、ボビンの軸受け部に指針軸を介し高荷重が加
わり易い場合がある。この場合、指針の繰り返しの指示
値の変動に伴い指針軸が回動すると、ボビンの軸受け部
の内周面が指針軸の中間部位外周面との繰り返しの摺接
により磨耗してしまう。このため、指針の指示のヒステ
リシスが増大して、指示誤差の増大を招くという不具合
がある。
【0004】そこで、本発明は、このようなことに対処
するため、指針軸を回動可能に支持するハウジングの軸
受け部のうち少なくともその内周面に沿い金属層を形成
するようにした指示計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1及び3に記載の発明によれば、樹脂製ハウ
ジングの目盛り板側軸受け部のうち少なくともその内周
面に沿い、金属層が形成されている。このため、ハウジ
ング内の指針軸がそのの外周面にてボビンの金属層の内
周面に沿い繰り返し摺接しても、金属層は、樹脂と異な
り、磨耗しにくい。従って、指針の重量が大きいため
に、その高荷重が指針軸を介し金属層にかかっても、こ
の金属層の内周面が指針軸との繰り返しの摺接によって
磨耗することが殆どない。
【0006】これにより、指針の指示に生じがちなヒス
テリシスを増大させることなく、指示計器の指針の指示
誤差を最小限に抑制できる。また、上述のように、金属
層を軸受け部の内周面に形成するのみ故、指示計器のコ
スト高を招くこともない。また、請求項2及び3に記載
の発明によれば、樹脂製中空状ボビンの目盛り板側軸受
け部のうち少なくともその内周面に沿い、金属層が形成
されている。
【0007】このため、中空状ボビン内の指針軸がその
外周面にてボビンの金属層の内周面に沿い繰り返し摺接
しても、金属層は、樹脂と異なり、磨耗しにくい。従っ
て、指針の重量が大きいために、その高荷重が指針軸を
介し金属層にかかっても、この金属層の内周面が指針軸
との繰り返しの摺接によって磨耗することが殆どない。
【0008】これにより、指示計器が交差コイル型指示
計器であっても、請求項1に記載の発明と同様に、指針
の指示に生じがちなヒステリシスを増大させることな
く、指示計器の指針の指示誤差を最小限に抑制できる。
また、上述のように、金属層を軸受け部の内周面に形成
するのみ故、指示計器のコスト高を招くこともない。こ
こで、請求項3に記載の発明によれば、金属層は、上記
軸受け部のうち少なくともその内周面にニッケル等の磨
耗しにくい金属のメッキ処理を施すことで形成されてい
る。
【0009】このため、コスト高をより一層抑制しつ
つ、請求項1及び2に記載の発明の作用効果を達成でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明が車両用交差コイル
型指示計器に適用された例を示している。この交差コイ
ル型指示計器は、ハウジングとしての樹脂製ボビン10
を備えており、このボビン10は、その下側部にて、断
面U字状のケーシング20に保持され、このケーシング
20と共に回路基板30に固定されている。
【0011】また、ボビン10の大径中空部11の外壁
には、両交差コイル40が巻装されており、ボビン10
内には、円柱状指針軸50が挿入されている。ここで、
指針軸50は、その下端部にて、ボビン10の下側筒状
小径部12内にて回動可能に支持されており、この指針
軸50の上側中間部位は、ボビン10の上側筒状小径部
13内に回動可能に支持されている。これにより、指針
軸50は、ボビン10内にて同軸的に回動可能に支持さ
れて、その先端部にて、ボビン10から上方に向け延出
している。
【0012】マグネット60は、ボビン10の大径中空
部11内にて、指針軸50の下側中間部位に同軸的に支
持されており、このマグネット60は、両交差コイル4
0からの合成電磁力を受けて回動して指針軸50を回動
させる。導光板70及び目盛り板80は、ボビン10
に、その一対の腕状フランジ部14に対するねじ15の
締着でもって、取り付けられている。
【0013】発光指針90は、樹脂製指針本体90a
と、樹脂製キャップ90bとにより構成されている。指
針本体90aは、その基部91にて、後述のごとく、目
盛り板80の中央孔部81及び導光板70の中央孔部7
1を介し延出する指針軸50の先端部51に、キャップ
90bのボス93を介し、同軸的に支持されている。ま
た、指針本体90aは、基部91から目盛り板80の表
面に沿い平行に延出する指針部92を備えており、この
指針部92は、導光板70からの光を受けて発光し目盛
り板80上の目盛りを指示する。なお、キャップ90b
は、指針本体90aの基部91を上方から被覆するよう
にこの基部91に圧入により取り付けられている。
【0014】次に、本発明の要部の構成について説明す
る。ボビン10の上側筒状小径部13は、軸受け部13
aを備えている。この軸受け部13aの内周面に沿い、
金属層13bが形成されており、この金属層13bは、
軸受け部13aの内周面に、ニッケル等の磨耗しにくい
金属のメッキ処理を施すことで形成されている。
【0015】このように構成した本実施形態において、
指針軸50が繰り返し回動すると、この指針軸50の中
間部位外周面がボビン10の軸受け部13aに形成した
金属層13bの内周面に沿い繰り返し摺接することとな
る。しかし、金属層13bは、樹脂と異なり、磨耗しに
くい。従って、発光指針90の重量が大きいために、そ
の高荷重が指針軸50を介し金属層13bにかかって
も、この金属層13bの内周面が指針軸50の中間部位
との繰り返しの摺接によって磨耗することがない。
【0016】これにより、発光指針90の指示に生じが
ちなヒステリシスを増大させることなく、交差コイル型
指示計器の指針の指示誤差を最小限に抑制できる。ま
た、ボビン10の軸受け部13aの内周面に金属層13
bをメッキ処理で形成するのみ故、コストの上昇を招く
こともない。なお、本発明の実施にあたっては、交差コ
イル型指示計器に限ることなく、可動コイル型指示計
器、可動鉄心型指示計器や、ステップモータを駆動源と
する指示計器のように、樹脂製ハウジングから回動可能
に延出する金属製指針軸を有する指示計器に本発明を適
用して実施しても、上記実施形態と同様の作用効果を達
成できる。また、指示計器は車両用に限ることもなく、
各種の産業で利用される指示計器に本発明を適用して実
施してもよい。
【0017】また、本発明の実施にあたり、金属層13
bは、メッキ処理に限ることなく、他の方法により、軸
受け部13aの内周面に形成するようにしてもよい。ま
た、本発明の実施にあたっては、発光指針を備えた指示
計器に限ることなく、発光しない指針を備えた指示計器
に本発明を適用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す要部破断側面図であ
る。
【符号の説明】
10…ボビン、13a…軸受け部、13b…金属層、4
0…交差コイル、50…指針軸、51…先端部、60…
マグネット、80…目盛り板、90…発光指針。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目盛り板(80)と、 この目盛り板の裏面側に配置されて当該目盛り板を通り
    回動可能に延出する金属製指針軸(50)を備えた駆動
    部(40、60)と、 前記指針軸の先端部にて前記目盛り板の表面に沿い回動
    可能に支持される指針(90)と、 前記目盛り板の裏面側にて支持されて前記駆動部を保持
    するハウジングであってその前記目盛り板側軸受け部
    (13a)にて前記指針軸の中間部位を回動可能に支持
    する樹脂製ハウジング(10)とを備える指示計器であ
    って、 前記軸受け部のうち少なくともその内周面に沿い、金属
    層(13b)が形成されている指示計器。
  2. 【請求項2】 目盛り板(80)と、 この目盛り板の裏面側にて支持された樹脂製中空状ボビ
    ン(10)と、 このボビン内からその前記目盛り板側軸受け部(13
    a)を通り回動可能に延出する金属製指針軸(50)
    と、 前記ボビン内にて前記指針軸の中間部位に支持されたマ
    グネット(60)と、 前記ボビンの外壁に巻装された交差コイルとを備えた指
    示計器であって、 前記軸受け部のうち少なくともその内周面に沿い、金属
    層(13b)が形成されている指示計器。
  3. 【請求項3】 前記金属層は、前記軸受け部のうち少な
    くともその内周面にニッケル等の磨耗しにくい金属のメ
    ッキ処理を施すことで形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の指示計器。
JP28894197A 1997-10-21 1997-10-21 指示計器 Withdrawn JPH11125542A (ja)

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JPH11125542A true JPH11125542A (ja) 1999-05-11

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20050318

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761