JPH11124985A - 屋外用床装置 - Google Patents
屋外用床装置Info
- Publication number
- JPH11124985A JPH11124985A JP28731297A JP28731297A JPH11124985A JP H11124985 A JPH11124985 A JP H11124985A JP 28731297 A JP28731297 A JP 28731297A JP 28731297 A JP28731297 A JP 28731297A JP H11124985 A JPH11124985 A JP H11124985A
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- Japan
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- floor
- panel
- joist
- floor panel
- joists
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長年の使用でも腐朽せず、しかも十分な荷重
支持が得られ、環境の影響が少なくて構成の簡素な屋外
用床装置を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製床パネル2と、鋼製大引6及
び根太7を所定の本数組み上げて構成される荷重支持構
造3とから屋外用床装置1とする。床パネル2は表面に
螺子孔4fを有し、かつ裏面に根太7に対応する根太嵌
合部4eを有する単位パネル4を所定の枚数並べた構成
とし、この単位パネル4は、荷重支持構造3上に設置固
定する。
支持が得られ、環境の影響が少なくて構成の簡素な屋外
用床装置を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製床パネル2と、鋼製大引6及
び根太7を所定の本数組み上げて構成される荷重支持構
造3とから屋外用床装置1とする。床パネル2は表面に
螺子孔4fを有し、かつ裏面に根太7に対応する根太嵌
合部4eを有する単位パネル4を所定の枚数並べた構成
とし、この単位パネル4は、荷重支持構造3上に設置固
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建住宅の屋外に
設置される床装置であって、必要な強度が確保でき、長
年の使用において腐朽せず、構成が簡素で、安価に設置
できる床装置に関する。
設置される床装置であって、必要な強度が確保でき、長
年の使用において腐朽せず、構成が簡素で、安価に設置
できる床装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】戸建住宅
の屋外に設置される床装置においては、従来から木製の
ものが多用されていた。ところが、木製故に長年の使用
により腐朽する欠点があった。この欠点を解消するべく
防腐剤や塗装を施すこともあったが、完全ではなかっ
た。また、上記欠点を解消するために合成樹脂製の屋外
用床装置が開発されているものの、荷重支持が充分では
なく、しかも、気温や直射日光等の環境の影響による伸
縮量が木製のものに比べて大きく、この点を克服できて
いない点に問題があった。
の屋外に設置される床装置においては、従来から木製の
ものが多用されていた。ところが、木製故に長年の使用
により腐朽する欠点があった。この欠点を解消するべく
防腐剤や塗装を施すこともあったが、完全ではなかっ
た。また、上記欠点を解消するために合成樹脂製の屋外
用床装置が開発されているものの、荷重支持が充分では
なく、しかも、気温や直射日光等の環境の影響による伸
縮量が木製のものに比べて大きく、この点を克服できて
いない点に問題があった。
【0003】そこで、本発明は、上記の問題点を解消す
ることを目的としてなされたものであり、長年の使用で
も腐朽せず、しかも充分な荷重支持が得られ、また気温
や直射日光等の環境による伸縮が少なくて、構成が簡素
で安価な屋外用床装置を提供せんとするものである。
ることを目的としてなされたものであり、長年の使用で
も腐朽せず、しかも充分な荷重支持が得られ、また気温
や直射日光等の環境による伸縮が少なくて、構成が簡素
で安価な屋外用床装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決を図るべ
く本発明は、合成樹脂製床パネルと、管状の鋼製大引及
び根太を所定の本数組み上げて構成される荷重支持構造
とからなり、上記床パネルが表面に取付孔を有しかつ裏
面に上記根太に対応する根太嵌合部を有する単位パネル
を所定の枚数並べて構成され、この単位パネルを上記荷
重支持構造上に設置固定してある屋外用床装置を特徴と
するものである。
く本発明は、合成樹脂製床パネルと、管状の鋼製大引及
び根太を所定の本数組み上げて構成される荷重支持構造
とからなり、上記床パネルが表面に取付孔を有しかつ裏
面に上記根太に対応する根太嵌合部を有する単位パネル
を所定の枚数並べて構成され、この単位パネルを上記荷
重支持構造上に設置固定してある屋外用床装置を特徴と
するものである。
【0005】この屋外用床装置は、各単位パネルを当該
根太嵌合部を各根太に嵌合させて設置するとともに、取
付孔から螺子などを挿入することによって、固定するこ
とができる。また、荷重支持構造は、設置しようとする
床に対応させて所望の本数を組み上げて形成することが
でき、この荷重支持構造に対応する必要な枚数の単位パ
ネルを設置固定して床パネルを形成することができる。
根太嵌合部を各根太に嵌合させて設置するとともに、取
付孔から螺子などを挿入することによって、固定するこ
とができる。また、荷重支持構造は、設置しようとする
床に対応させて所望の本数を組み上げて形成することが
でき、この荷重支持構造に対応する必要な枚数の単位パ
ネルを設置固定して床パネルを形成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる屋外用床装
置について、その一例として好適な実施の形態を図面を
用いて説明する。
置について、その一例として好適な実施の形態を図面を
用いて説明する。
【0007】屋外用床装置1は、図1〜図3に示すよう
に、床パネル2を荷重支持構造3上に固定してなるもの
である。床パネル2は、矩形状の単位パネル4を設置し
ようとする床の面積に対応して所望の枚数準備し、各単
位パネル4を縦横数枚づつ(図示のものは、縦に3枚、
横に8枚の合計24枚)並べて構成したものである。
に、床パネル2を荷重支持構造3上に固定してなるもの
である。床パネル2は、矩形状の単位パネル4を設置し
ようとする床の面積に対応して所望の枚数準備し、各単
位パネル4を縦横数枚づつ(図示のものは、縦に3枚、
横に8枚の合計24枚)並べて構成したものである。
【0008】各単位パネル4は、図4〜図6に示すよう
に、パネル面4aの周縁をリブ4bにて縁取りして構成
してある。その材質には、合成樹脂を用いてあり、具体
的な種類としては、例えば、AAS、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、その他広範な種類から選択することがで
き、廃品プラスチックのリサイクル品を用いることもで
きる。また、単位パネル4は、パネル面4aの表面に対
角線に沿って平行な小突条4cを多数形成するととも
に、荷重支持構造3上に固定するための留め螺子の頭部
を受ける螺子嵌合凹部4dを合計4箇所に形成してあ
る。各螺子嵌合凹部4dは、隣接するものの間隔がw1
及び根太7の設置間隔w2に対応するように形成してあ
る。また、図示しないが、パネル面4aの表面には、外
観の美観向上や、商品性向上のために所望の塗装やその
他の装飾を施してもよく、或いはタイルやレンガを載置
したり、人工芝を植設するようにしても良い。一方、パ
ネル面4aの裏面には、後述する根太7の形状に対応し
て半円状に凹ませた根太嵌合部4e,4e(図5参照)
を間隔w2を設けて形成してある。この根太嵌合部4e
は、リブ4bにも形成してあるが、これらによって、単
位パネル4を荷重支持構造3上に所定の枚数固定して、
床パネル2を形成することができる。なお、この根太嵌
合部4eには取付用の螺子孔4fを螺子嵌合凹部4dと
連通するように穿設してある。
に、パネル面4aの周縁をリブ4bにて縁取りして構成
してある。その材質には、合成樹脂を用いてあり、具体
的な種類としては、例えば、AAS、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、その他広範な種類から選択することがで
き、廃品プラスチックのリサイクル品を用いることもで
きる。また、単位パネル4は、パネル面4aの表面に対
角線に沿って平行な小突条4cを多数形成するととも
に、荷重支持構造3上に固定するための留め螺子の頭部
を受ける螺子嵌合凹部4dを合計4箇所に形成してあ
る。各螺子嵌合凹部4dは、隣接するものの間隔がw1
及び根太7の設置間隔w2に対応するように形成してあ
る。また、図示しないが、パネル面4aの表面には、外
観の美観向上や、商品性向上のために所望の塗装やその
他の装飾を施してもよく、或いはタイルやレンガを載置
したり、人工芝を植設するようにしても良い。一方、パ
ネル面4aの裏面には、後述する根太7の形状に対応し
て半円状に凹ませた根太嵌合部4e,4e(図5参照)
を間隔w2を設けて形成してある。この根太嵌合部4e
は、リブ4bにも形成してあるが、これらによって、単
位パネル4を荷重支持構造3上に所定の枚数固定して、
床パネル2を形成することができる。なお、この根太嵌
合部4eには取付用の螺子孔4fを螺子嵌合凹部4dと
連通するように穿設してある。
【0009】次に、荷重支持構造3は、図7〜図9に示
すように、束5と、大引6及び根太7とからなるもの
で、設置しようとする床の面積に対応して大引6と根太
7とを所望の本数(図示では、大引6を4本、根太7を
6本)準備して、これを格子状にくみ上げ、かつ適当な
部位に束5を設置して、大引6の下側から支持するよう
にしたものである。
すように、束5と、大引6及び根太7とからなるもの
で、設置しようとする床の面積に対応して大引6と根太
7とを所望の本数(図示では、大引6を4本、根太7を
6本)準備して、これを格子状にくみ上げ、かつ適当な
部位に束5を設置して、大引6の下側から支持するよう
にしたものである。
【0010】束5は、図7〜図9に示すように、大引6
を下側から支持する支持受部5aと図示しないコンクリ
ート等の床基礎面上に設置される設置構造部5bとを有
する構成ならば任意のものでよいが、好ましくは螺子に
より支持受部5aの高さ調節をするためのアジャスター
5cを有するものが良い。支持受部5aは、大引6の形
状に対応する適当な長さの湾曲板状体である。設置構造
部5bは任意形状でよいが、図に示したものは、厚肉円
板状の台座上に円筒状の構造部を固定した構成となって
いる。なお、束5の材質は合成樹脂製、金属製のいずれ
でも良い。
を下側から支持する支持受部5aと図示しないコンクリ
ート等の床基礎面上に設置される設置構造部5bとを有
する構成ならば任意のものでよいが、好ましくは螺子に
より支持受部5aの高さ調節をするためのアジャスター
5cを有するものが良い。支持受部5aは、大引6の形
状に対応する適当な長さの湾曲板状体である。設置構造
部5bは任意形状でよいが、図に示したものは、厚肉円
板状の台座上に円筒状の構造部を固定した構成となって
いる。なお、束5の材質は合成樹脂製、金属製のいずれ
でも良い。
【0011】大引6は、図7に示すように断面円形状の
鋼鉄製の管部材で、設置固定しようとする床パネル2の
短手辺に相当する長さ(単位パネル4の長手辺の長さの
略3倍)を有する構成としてある。根太7は、大引6と
同様の断面円形状の鋼鉄製の管部材であるが、床パネル
2の長手辺に相当する長さ(単位パネル4の短手辺の長
さの略8倍)を有する構成としてある。
鋼鉄製の管部材で、設置固定しようとする床パネル2の
短手辺に相当する長さ(単位パネル4の長手辺の長さの
略3倍)を有する構成としてある。根太7は、大引6と
同様の断面円形状の鋼鉄製の管部材であるが、床パネル
2の長手辺に相当する長さ(単位パネル4の短手辺の長
さの略8倍)を有する構成としてある。
【0012】図示した大引6と根太7は、ほぼ同径であ
るが、大引6の設置間隔や、根太7の設置本数によって
は、太さを異なるようにし、大引6を太めにして大引6
に対する根太7の太さを細くすることもできる。またい
ずれも、断面円形状に形成してあるが、これを正方形や
長方形の如き形状としても良く、鋼鉄製であるから錆防
止のために亜鉛メッキや所望の塗装を施しておく必要が
ある。なお、図示していないが、大引6と根太7とは、
いずれもその端部に合成樹脂製の保護キャップを装着す
ると管部分の内部に雨水の侵入を防止できて好適であ
り、外観の美観を向上させたり、へりで手を切るなどの
不都合を防止できる点でも好適である。
るが、大引6の設置間隔や、根太7の設置本数によって
は、太さを異なるようにし、大引6を太めにして大引6
に対する根太7の太さを細くすることもできる。またい
ずれも、断面円形状に形成してあるが、これを正方形や
長方形の如き形状としても良く、鋼鉄製であるから錆防
止のために亜鉛メッキや所望の塗装を施しておく必要が
ある。なお、図示していないが、大引6と根太7とは、
いずれもその端部に合成樹脂製の保護キャップを装着す
ると管部分の内部に雨水の侵入を防止できて好適であ
り、外観の美観を向上させたり、へりで手を切るなどの
不都合を防止できる点でも好適である。
【0013】大引6と根太7とは、各々を十字交差状に
連結することによって、格子状構造にくみ上げるもので
あるが、各々の連結は、種々の手段を採用して良いもの
である。例えば、根太7に図示しない通し孔を形成した
上で雌螺子を挿通して大引6と連結したり、或いは所定
の継手を用いて連結しても良い。なお、図では、ボルト
・ナットの連結を想定してある。
連結することによって、格子状構造にくみ上げるもので
あるが、各々の連結は、種々の手段を採用して良いもの
である。例えば、根太7に図示しない通し孔を形成した
上で雌螺子を挿通して大引6と連結したり、或いは所定
の継手を用いて連結しても良い。なお、図では、ボルト
・ナットの連結を想定してある。
【0014】そして、大引6と根太7とを格子状構造に
くみ上げるには、先ず、4本の大引6を各々束5にて支
持させつつ、設置しようとする床面積に対応して適当な
間隔w3を設けて配置するとともに、各大引6に対し
て、根太7を間隔w2で2本1組にして計3組、合計6
本載置して、その上で、各大引6と根太7との交差部分
に上記の手段によって連結することによって行う。こう
して、荷重支持構造3を得ることができる。なお、根太
7の上側から床パネル2を設置固定するべく、根太7の
上部には螺子孔(図示せず)を穿設する。
くみ上げるには、先ず、4本の大引6を各々束5にて支
持させつつ、設置しようとする床面積に対応して適当な
間隔w3を設けて配置するとともに、各大引6に対し
て、根太7を間隔w2で2本1組にして計3組、合計6
本載置して、その上で、各大引6と根太7との交差部分
に上記の手段によって連結することによって行う。こう
して、荷重支持構造3を得ることができる。なお、根太
7の上側から床パネル2を設置固定するべく、根太7の
上部には螺子孔(図示せず)を穿設する。
【0015】続いて、荷重支持構造3上に床パネル2を
設置固定する。このとき先ず、根太嵌合部4e,4eを
根太7、7に嵌合させることによって、各単位パネル4
を荷重支持構造3上に順次載置していく。このとき、各
単位パネル4は、螺子嵌合凹部4dを根太7上部に穿設
した螺子孔に対応させて載置し、各螺子嵌合凹部4dか
ら所望の結合ビスなどを当該螺子孔に挿通して固定す
る。このようにして各単位パネル4を荷重支持構造3上
に設置固定して床パネル2とするのであるが、このと
き、各単位パネル4は、各々の間に2〜3mm程度の隙
間を設けるようにする。こうすることで、気温や日光な
どの環境の影響により単位パネル4の変形があってもこ
の隙間にて変形の影響を吸収し、床パネル2全体が変形
するという不具合のない床装置とすることができる。な
お、こうして単位パネル4を固定した後には、各螺子嵌
合凹部4dに所望の化粧蓋を装着するのがよく、こうす
ると、床パネル2を設置した後、その外観の美観を良好
なものとすることができる。
設置固定する。このとき先ず、根太嵌合部4e,4eを
根太7、7に嵌合させることによって、各単位パネル4
を荷重支持構造3上に順次載置していく。このとき、各
単位パネル4は、螺子嵌合凹部4dを根太7上部に穿設
した螺子孔に対応させて載置し、各螺子嵌合凹部4dか
ら所望の結合ビスなどを当該螺子孔に挿通して固定す
る。このようにして各単位パネル4を荷重支持構造3上
に設置固定して床パネル2とするのであるが、このと
き、各単位パネル4は、各々の間に2〜3mm程度の隙
間を設けるようにする。こうすることで、気温や日光な
どの環境の影響により単位パネル4の変形があってもこ
の隙間にて変形の影響を吸収し、床パネル2全体が変形
するという不具合のない床装置とすることができる。な
お、こうして単位パネル4を固定した後には、各螺子嵌
合凹部4dに所望の化粧蓋を装着するのがよく、こうす
ると、床パネル2を設置した後、その外観の美観を良好
なものとすることができる。
【0016】なお、以上の実施例では、単位パネル4を
縦に3枚、横に8枚並設したケースを例にとって説明し
たが、本発明は、かかる枚数のケースに限定されるもの
ではなく、その他の枚数とした場合も含むものである。
例えば、図11(A)に示すように縦に4枚、横に8枚
並設したり、同図(B)の如く、縦に3枚、横に6枚並
設するケースなどいずれにもすることができる。
縦に3枚、横に8枚並設したケースを例にとって説明し
たが、本発明は、かかる枚数のケースに限定されるもの
ではなく、その他の枚数とした場合も含むものである。
例えば、図11(A)に示すように縦に4枚、横に8枚
並設したり、同図(B)の如く、縦に3枚、横に6枚並
設するケースなどいずれにもすることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成を有するこ
とから、次のような効果を奏する。先ず、円形その他の
中空鋼管によって荷重支持構造を設けたので、合成樹脂
製の床パネルを荷重支持構造に対して、ビスやボルト等
で床パネル固定できる。このため、本発明にかかる床装
置は、床パネル上を歩行してもガタツキを生じることの
ない充分な荷重支持が得られる。また、床パネルを合成
樹脂製の単位パネルにより形成したため、床パネルが錆
びたり腐朽することのない屋外床を提供することができ
るようになる。そして、床パネルの設置固定は、単位パ
ネルを根太に載置するという手段の繰り返しでなし得る
ため、施工を簡便かつ効率的に行うことができる。しか
も、床パネルの一部に破損があっても、床パネル全体で
はなく、破損のあった単位パネルだけの交換で対処で
き、設置後のメンテナンスも簡便かつ効率的に行うこと
ができる。
とから、次のような効果を奏する。先ず、円形その他の
中空鋼管によって荷重支持構造を設けたので、合成樹脂
製の床パネルを荷重支持構造に対して、ビスやボルト等
で床パネル固定できる。このため、本発明にかかる床装
置は、床パネル上を歩行してもガタツキを生じることの
ない充分な荷重支持が得られる。また、床パネルを合成
樹脂製の単位パネルにより形成したため、床パネルが錆
びたり腐朽することのない屋外床を提供することができ
るようになる。そして、床パネルの設置固定は、単位パ
ネルを根太に載置するという手段の繰り返しでなし得る
ため、施工を簡便かつ効率的に行うことができる。しか
も、床パネルの一部に破損があっても、床パネル全体で
はなく、破損のあった単位パネルだけの交換で対処で
き、設置後のメンテナンスも簡便かつ効率的に行うこと
ができる。
【0018】また、単位パネルの設置枚数を床面積に対
応して任意とすることができるので床パネルに無駄がな
く、しかも、床の隅角部や端部、中央部を同じ単位パネ
ルで共用できるようになって、構成部品の共有によるコ
スト削減にも寄与するものとなる。
応して任意とすることができるので床パネルに無駄がな
く、しかも、床の隅角部や端部、中央部を同じ単位パネ
ルで共用できるようになって、構成部品の共有によるコ
スト削減にも寄与するものとなる。
【図1】本発明にかかる屋外用床装置の一例を平面図で
ある。
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】単位パネルの一例を示し、(A)は平面図、
(B)は裏面図である。
(B)は裏面図である。
【図5】(A)は図4(A)のA-A 線断面図、(B)は
図4(A)のB-B 線断面図である。
図4(A)のB-B 線断面図である。
【図6】(A)は図4に示す単位パネルの側面図、
(B)は正面図である。
(B)は正面図である。
【図7】荷重支持構造の一例を示す部分斜視図である。
【図8】屋外用床装置の要部を拡大して示した正面図で
ある。
ある。
【図9】屋外用床装置の要部を拡大して示した右側面図
である。
である。
【図10】荷重支持構造上に固定した単位パネルを示す一
部省略した斜視図である。
部省略した斜視図である。
【図11】異なる単位パネルから構成される床パネルを示
すもので、単位パネルの枚数が(A)は32枚、(B)は
18枚、(C)は24枚とした平面図である。
すもので、単位パネルの枚数が(A)は32枚、(B)は
18枚、(C)は24枚とした平面図である。
1 屋外用床装置 2 床パネル 3 荷重支持構造 4 単位パネル 5 束 6 大引 7 根太 4a パネル面 4e 根太嵌合部
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製床パネルと、管状の鋼製大引
及び根太を所定の本数組み上げて構成される荷重支持構
造とからなり、上記床パネルが表面に取付孔を有しかつ
裏面に上記根太に対応する根太嵌合部を有する単位パネ
ルを所定の枚数並べて構成され、この単位パネルを上記
荷重支持構造上に設置固定してある屋外用床装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28731297A JPH11124985A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 屋外用床装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28731297A JPH11124985A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 屋外用床装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11124985A true JPH11124985A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17715744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28731297A Pending JPH11124985A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 屋外用床装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11124985A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017137717A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体の幕板取付構造及び床構造体の施工方法 |
JP2017137716A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
JP2017137715A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
JP2018112031A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
CN114000631A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-01 | 重庆大学 | 一种旋转可拆卸式钢架与叠合板连接结构 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28731297A patent/JPH11124985A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017137717A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体の幕板取付構造及び床構造体の施工方法 |
JP2017137716A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
JP2017137715A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
JP2018112031A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 株式会社Lixil | 床構造体及び床構造体の施工方法 |
CN114000631A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-01 | 重庆大学 | 一种旋转可拆卸式钢架与叠合板连接结构 |
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