JPH11124957A - 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法 - Google Patents

強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法

Info

Publication number
JPH11124957A
JPH11124957A JP30338197A JP30338197A JPH11124957A JP H11124957 A JPH11124957 A JP H11124957A JP 30338197 A JP30338197 A JP 30338197A JP 30338197 A JP30338197 A JP 30338197A JP H11124957 A JPH11124957 A JP H11124957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
fiber
fibers
outer layer
reinforcing fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30338197A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kobayashi
朗 小林
Tetsuya Sugiyama
哲也 杉山
Masahiko Uemura
政彦 植村
Hideji Mochizuki
秀次 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonen Corp filed Critical Tonen Corp
Priority to JP30338197A priority Critical patent/JPH11124957A/ja
Publication of JPH11124957A publication Critical patent/JPH11124957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B5/00Making ropes or cables from special materials or of particular form
    • D07B5/002Making parallel wire strands
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/16Ropes or cables with an enveloping sheathing or inlays of rubber or plastics
    • D07B1/165Ropes or cables with an enveloping sheathing or inlays of rubber or plastics characterised by a plastic or rubber inlay
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2201/00Ropes or cables
    • D07B2201/20Rope or cable components
    • D07B2201/2083Jackets or coverings
    • D07B2201/209Jackets or coverings comprising braided structures

Landscapes

  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設現場にて任意の形状に容易に折り曲げる
などの加工を施すことが可能であり、作業性において優
れ、例えばコンクリート補強筋として使用可能な強化繊
維補強筋及びこの補強筋を使用したコンクリート構造物
の補強方法を提供する。 【解決手段】 強化繊維補強筋1は、多数本の強化繊維
fを有する補強繊維束2と、補強繊維束2を束ねるか、
或は、囲包して配置された可撓性の被覆部材4と、を有
する。所望に応じて、補強繊維束2及び被覆部材4に
は、予め樹脂が含浸され半硬化状態或いは未硬化状態に
保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄筋の代替
物として使用可能な強化繊維を使用した補強筋に関する
ものであり、更に詳しく言えば、本発明は、鉄筋コンク
リート構造物を建設する際に、鉄筋の代替物としてコン
クリート中に埋設して使用することのできるコンクリー
ト補強筋及びコンクリート補強技術に関するものであ
り、特に、炭素繊維などの強化繊維を使用し、強度的に
優れているだけでなく、現場での作業性に優れ、しかも
耐候性、耐腐食性に優れたコンクリート補強筋及びこの
コンクリート補強筋を使用したコンクリート構造物の補
強方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物に使用される従
来の鉄筋は、酸、アルカリ、塩分に対する耐腐食性にお
いて劣っており、又、耐候性及び作業性においても問題
があり、これらの問題を解決するべく、鉄筋の代替物が
種々提案されている。例えば、特開平4−361022
号公報には、補強繊維の繊維束を組紐状に編成して、こ
れに結合剤を含浸させて繊維体を作製し、この繊維体に
張力を掛けながら、しかも加熱して結合剤を硬化させた
代替鉄筋を開示している。又、特開平6−330587
号公報には、前記特開平4−361022号公報記載の
代替鉄筋はコンクリートのアルカリ成分によって劣化
し、強度が低下することがあるとの観点から、高張力繊
維を編組した紐に接着剤を含浸させて固化し、更に、そ
の外周に耐アルカリ性の薄い熱収縮性チューブを被覆し
たコンクリート補強筋が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−361022号公報に記載の代替鉄筋は、棒状
に固化したものであって、建設現場にて折り曲げるなど
の加工は不可能であり、作業性において問題がある。
又、特開平6−330587号公報に記載のコンクリー
ト補強筋においても、高張力繊維編組紐に含浸した接着
剤は固化されており、この補強筋を建設現場にて任意の
形状に折り曲げるなどの加工は不可能であり、作業性に
おいて問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、建設現場にて任
意の形状に容易に折り曲げるなどの加工を施すことが可
能であり、作業性において優れ、例えばコンクリート補
強筋として使用可能な強化繊維補強筋及びこの補強筋を
使用したコンクリート構造物の補強方法を提供すること
である。
【0005】本発明の他の目的は、炭素繊維などの強化
繊維を使用し、軽量で、強度的に優れ、且つ変形自在で
あり、従って、現場での作業性に優れ、しかも耐候性、
及び酸、アルカリ、塩分に対する耐腐食性に優れ、例え
ばコンクリート補強筋として使用可能な強化繊維補強筋
及びこの補強筋を使用したコンクリート構造物の補強方
法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
強化繊維補強筋及びこの補強筋を使用したコンクリート
構造物の補強方法にて達成される。要約すれば、本発明
の第1の態様によると、多数本の強化繊維を有する補強
繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、
前記補強繊維束を束ね或は囲包して配置された可撓性の
外層部材と、を有することを特徴とする可撓性の強化繊
維補強筋が提供される。
【0007】又、本発明の第2の態様によると、多数本
の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補強繊維束の長
手方向に沿って延在し、前記補強繊維束を束ね或は囲包
して配置された可撓性の外層部材と、前記補強繊維束及
び前記外層部材に含浸された半硬化状態或いは未硬化状
態の樹脂と、を有することを特徴とする可撓性の強化繊
維補強筋が提供される。
【0008】又、本発明の第3の態様によると、(a)
多数本の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補強繊維
束の長手方向に沿って延在し、前記補強繊維束を束ね或
は囲包して配置された可撓性の外層部材と、を有する強
化繊維補強筋を所定形状に変形し、所定位置に取付ける
工程、(b)前記所定位置に取付けられた強化繊維補強
筋の前記補強繊維束及び前記外層部材に樹脂を含浸させ
る工程、及び(c)前記強化繊維補強筋の前記補強繊維
束及び前記外層部材に含浸した樹脂を硬化する工程、を
備えたコンクリート構造物の補強方法が提供される。
【0009】更に、本発明の第4の態様によると、
(a)多数本の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補
強繊維束の長手方向に沿って延在し、前記補強繊維束を
束ね或は囲包して配置された可撓性の外層部材と、前記
補強繊維束及び前記外層部材に含浸された半硬化状態或
いは未硬化状態の樹脂と、を有する強化繊維補強筋を所
定形状に変形し、所定位置に取付ける工程、及び(b)
前記強化繊維補強筋の前記補強繊維束及び前記外層部材
に含浸されている樹脂を硬化する工程、を備えたコンク
リート構造物の補強方法が提供される。
【0010】上記各本発明において、前記補強繊維束及
び前記外層部材の量(体積)をVF、前記補強繊維束及
び前記外層部材に含浸された樹脂の量(体積)をVR
F +VR =VT とすると、樹脂充填率(%)、即ち、
(VR ÷VT )×100は、5〜90%とされる。
【0011】好ましくは、前記補強繊維束は、多数本の
強化繊維を一方向に引き揃えたものとされる。
【0012】又、前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
合して使用することができ、前記強化繊維の直径は、5
μm〜150μmである。好ましくは、前記炭素繊維
は、強度が100Kg/mm2 以上、弾性率が10To
n/mm2 以上とされ、前記有機繊維は、強度が100
Kg/mm2 以上、弾性率が2Ton/mm2 以上とさ
れる。
【0013】更に、好ましくは、前記可撓性の外層部材
は、前記補強繊維束を構成する強化繊維と同質か或は異
質の強化繊維で作製された編組体とされるか、又は、前
記補強繊維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強
化繊維で作製されたテープ或は紐とされる。更には、前
記可撓性の外層部材は、スチール、チタン、ステンレス
スチールを含む金属で作製された線材とされ、この場合
前記線材の直径は1mm〜5mmとされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る強化繊維補強
筋及びこの補強筋を使用したコンクリート構造物の補強
方法を図面に則して更に詳しく説明する。
【0015】実施例1 図1(A)、(B)に、本発明の強化繊維補強筋の一実
施例を示す。本実施例にて強化繊維補強筋は、鉄筋の代
替物としてコンクリート構造物の補強に使用されるコン
クリート補強筋として説明するが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0016】本実施例にて、所謂、コンクリート補強筋
1は、多数本の強化繊維fを有する補強繊維束2と、こ
の補強繊維束2を束ねて、或は、囲包して配置された可
撓性の外層部材4と、を有する。
【0017】補強繊維束2は、好ましくは、多数本の強
化繊維fを一方向に引き揃えて平行状態に配列して作製
される。強化繊維fを編んで補強繊維束を作製すること
も可能ではあるが、この場合には、繊維が重なっている
部分で強度低下を引き起こす。これに対して、上述のよ
うに、強化繊維fを平行に配列した場合には、繊維が重
なる部分がなく、本来の強化繊維fの繊維強度を発揮す
ることができる。
【0018】つまり、本実施例では、所定本数の強化繊
維fを平行に或いは緩く撚りを掛けて収束して作製され
るストランド(強化繊維束)を更に平行に或いは緩く撚
りを掛けて複数本束ねることによって作製される。可撓
性の外層部材4は、例えば、図1(A)、(B)に示す
ように、補強繊維束2の強化繊維fと同質或は異質の強
化繊維f’で作製された編組体4Aとされる。従って、
補強繊維束2は、外層部材4にて被覆され、この外層部
材4にて緩く拘束された状態とされる。
【0019】別法として、外層部材4は、図2(A)に
示すように、同質或は異質の強化繊維を平行に配列して
或は編成して形成されるか、又は、樹脂製の幅広テープ
4Bとし、この幅広テープ4Bを、詳しくは後述する
が、外部より補強繊維束2への樹脂含浸を容易とするた
めに、互に間隔を開けて補強繊維束2に巻き付けること
によって構成することもできる。又、テープ4Bは、場
合によっては、図2(B)に示すように幅狭のものとす
るか、紐とすることもでき、場合によっては針金などの
線材を使用することもできる。これら幅狭のテープ4B
などを互に離間して一方向に、或は、図2(C)に示す
ように、互に交差するように両方向に巻き付けることに
よって補強繊維束2を束ねることも可能である。
【0020】強化繊維f、f’としては、炭素繊維、ガ
ラス繊維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド
繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロ
ン繊維を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレスス
チール繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数
種を混合して使用することができる。各種物性の繊維を
混合して用いることにより、各繊維の特徴が引張応力の
各レベルで発揮され良好な変形性能を得ることができ
る。例えばアラミド繊維などの破断延びが大きい繊維
と、炭素繊維などの弾性率が大きい繊維を混合すると、
初期弾性が高く且つ破断延びの大きい複合体ができる。
【0021】通常、コンクリート構造物のための補強筋
としては、炭素繊維が好適に使用され、PAN系、ピッ
チ系、その他、いずれのタイプの炭素繊維であっても構
わない。好ましくは、強度が100Kg/mm2 以上、
弾性率が10Ton/mm2以上とされる高強度、高弾
性の炭素繊維が使用される。
【0022】又、有機繊維が使用される場合には、この
有機繊維は、強度が100Kg/mm2 以上、弾性率が
2Ton/mm2 以上であるのが好ましい。
【0023】本発明の強化繊維補強筋1は、用途に応じ
て種々の寸法とすることができるが、例えば鉄筋の代替
物として使用するコンクリート補強筋としては、強化繊
維fとして炭素繊維を使用した場合、炭素繊維fの本数
は、30,000〜6,000,000本、即ち、外径
としては、ほぼ2〜100mm程度とされる。
【0024】本発明によれば、外層部材4としてアルカ
リ、酸、塩分に対して抵抗力のある材料を使用すること
によって、例えばポリプロピレン、PVC製テープなど
を使用することによって、本実施例のコンクリート補強
筋をコンクリート中に埋設した場合にも、強化繊維fが
コンクリート中のアルカリ成分、さらには酸、塩分など
により腐食されるのを防止することができる。又、コン
クリート補強筋1を、一部或は全体が外部に露出するよ
うにして使用した場合であっても、補強繊維束2が外層
部材4にて被覆されているために内部の強化繊維fの劣
化を防止し、耐候性を向上させることができる。又、可
撓性の外層部材4としては、スチール、チタン、ステン
レススチールを含む金属で作製された線材とすることが
でき、線材の直径は1mm〜5mmのものを使用可能で
ある。又、線材は、一様の直径を有するものである必要
はなく、場合によっては、直径が途中で変わる異形の線
材を使用することも可能である。
【0025】上記補強繊維束2又は外層部材4として、
電気伝導性を有する材料を用いることもできる。補強繊
維束2に用いられる電気伝導性を有するものとしては、
炭素繊維自体や、炭素繊維束にニクロム線を混入させて
使用できる。外層部材4に用いられる電気伝導性を有す
る材料としては、ニクロム線や、その他市販の金属線が
使用できる。これらを使用すると、所定の位置に取り付
け後、通電して発熱させ、含浸された樹脂を硬化させる
ことができる。
【0026】本発明によれば、上述のように構成された
強化繊維補強筋1には、樹脂を予め含浸することができ
る。樹脂含浸方法としては、例えば、樹脂を収容した樹
脂槽中に、樹脂未含浸の強化繊維補強筋1を浸漬するこ
とによって行なうことができる。
【0027】使用する樹脂としては、常温硬化型或は熱
硬化型のエポキシ系樹脂、又は、MMA樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ウレタン系樹脂などのラジカル反応系
樹脂とされる。樹脂槽中の樹脂の粘度は、含浸作業性の
点から通常1〜50,000ポアズ(P)とされるのが
好ましい。
【0028】又、強化繊維補強筋、即ち、本実施例のコ
ンクリート補強筋1内へと含浸される樹脂の量に関して
言えば、補強繊維束2及び外層部材4の量(体積)をV
F 、補強繊維束2及び外層部材4に含浸された樹脂の量
(体積)をVR 、VF +VR=VT とすると、樹脂充填
率(%)、即ち、(VR ÷VT )×100は、5〜90
%となるように選定するのが好ましい。樹脂充填率が5
%より少ないと、強化繊維と強化繊維の間で応力の伝達
ができなくなり、結果として全体の引張強度が低下する
といった問題があり、又、90%より大きいと、繊維の
量が相対的に少なくなり全体の引張強度が高くならない
だけでなく、物理的に樹脂を含浸できないといった問題
が発生する。従って、好ましくは、この樹脂充填率は3
0〜80%とされる。
【0029】本発明によれば、上記含浸された樹脂は、
完全に硬化されることはなく半硬化状態或いは未硬化状
態に維持される。従って、本発明の強化繊維補強筋は、
可撓性に優れている。
【0030】実施例2 次に、実施例1にて説明したコンクリート補強筋1を、
コンクリート構造物に使用する補強方法について説明す
る。
【0031】実施例1にて説明した構成の本発明のコン
クリート補強筋1は、例えば、コンクリート構造物の横
方向鉄筋として好適に使用することができる。つまり、
コンクリート補強筋1は、図3に示すように、軸方向鉄
筋を取り巻いて配置される帯鉄筋1Aとして、更には、
中間帯鉄筋1Bとして、場合によっては主筋として使用
することができる。
【0032】図1に示す本発明のコンクリート補強筋1
は、上述のように、含浸された樹脂が完全には硬化され
ておらず、半硬化状態或いは未硬化状態に維持されてお
り、可撓性に優れ、現場にて任意の形状に変形すること
ができる。又、変形した後は、元の形状に戻ることはな
く、変形した形態を保持することができる。
【0033】従って、本発明に従ったコンクリート構造
物の補強方法によれば、コンクリート補強筋1は、現場
にて所望寸法に切断し、所定形状に変形することがで
き、例えば、図3に示すように、帯鉄筋1Aとして、又
中間鉄筋1Bとして軸方向鉄筋10などに、例えば両端
部を所定角度に折り曲げ、他の鉄筋などにフック止めす
ることにより取付けられる。必要に応じて、このフック
止め部などを更に針金にて縛ることもできる。その後、
補強筋1は、樹脂が完全に硬化される。樹脂として室温
硬化型の熱硬化性樹脂を用いれば、放置するのみで完全
硬化が可能であり、加熱硬化型の熱硬化性樹脂を用いた
場合は、ヒータなどにて加熱することもできる。
【0034】帯鉄筋1A及び中間鉄筋1Bの軸方向鉄筋
10に対する取付け方法は、図3に示す態様に限定され
るものではなく、例えば、図4に示すように、中間鉄筋
1Bは、対向する複数の軸方向鉄筋10を交互にジグザ
グ状に連続して張設することもでき、又、図5に示すよ
うに、帯鉄筋1Aは、複数の軸方向鉄筋10の外周を取
り囲んで連続的に螺旋状に巻き付けることも可能であ
る。
【0035】本実施例で使用したコンクリート補強筋1
の一例を示せば、次のとおりである。図1を参照して、 A.補強繊維束 材質:PAN系炭素繊維24,000本からなる繊維束
(ストランド)を20本一方向に平行に配列して補強繊
維束を形成した 炭素繊維の強 度: 490Kg/mm2 弾性率:23.5Ton/mm2 長さ:(1)20m(帯鉄筋用)、(2)100m(中
間帯鉄筋用) B.外層部材 材質:ガラス繊維を組紐状に補強繊維束回りに製織した 炭素繊維の強 度: 490Kg/mm2 弾性率:23.5Ton/mm2 外径:約0.7cm 長さ:補強繊維束と同じ長さ C.樹脂 種類:常温硬化型エポキシ樹脂(東燃(株)製:商品名
FP−E3P) 充填率:50%
【0036】このようにして建造したコンクリート構造
物に対して試験を行なったが、極めて良好な結果を得る
ことができた。
【0037】上記実施例1、2で説明した本発明の強化
繊維補強筋1は、コンクリート補強筋として、コンクリ
ート構造物を新たに建設する場合には、コンクリートを
打設する前の鉄筋構造体に帯鉄筋などとして組込んで使
用することができるが、既に建設されている、例えば橋
脚などの補修、補強工事においても現場にて所望形状に
加工して組み付けることができ、極めて補修作業を効率
よく施工することができる。
【0038】更に、本発明の強化繊維補強筋1は、コン
クリート補強筋としての用途以外に、鉄筋構造体の一部
としてではなく、例えばフック部材、ロッド材、その他
建設現場で必要な種々の建設用資材として様々な形状に
変形加工して使用することができる。勿論、本発明の強
化繊維補強筋1は、建設用資材以外にも種々の用途に使
用し得る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート補強筋は、多数本の強化繊維を有する補強繊維束
と、補強繊維束の長手方向に沿って延在し、補強繊維束
を束ね或は囲包して配置された可撓性の外層部材と、を
有する構成とされるか、更には、補強繊維束及び外層部
材に予め樹脂が含浸され半硬化状態或いは未硬化状態の
構成とされるので、建設現場にて任意の形状に容易に折
り曲げるなどの加工を施すことが可能であり、作業性に
おいて極めて優れている。又、本発明のコンクリート補
強筋は、炭素繊維などの強化繊維を使用し、軽量で、強
度的に優れ、且つ変形自在であり、従って、現場での作
業性に優れ、しかも耐候性、及び酸、アルカリ、塩分に
対する耐腐食性に優れており、斯かるコンクリート補強
筋を使用することにより、極めて作業効率よくコンクリ
ート構造物の補強を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る強化繊維補強筋の一実施例の斜視
図である。
【図2】本発明に係る強化繊維補強筋の他の実施例の斜
視図である。
【図3】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するためのコンクリート構造物の断面図である。
【図4】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するための他のコンクリート構造物の断面図であ
る。
【図5】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するための他のコンクリート構造物の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 強化繊維補強筋 2 補強繊維束 4 外層部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植村 政彦 東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 東燃株 式会社内 (72)発明者 望月 秀次 埼玉県川越市脇田新町4−54

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の強化繊維を有する補強繊維束
    と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、前記補
    強繊維束を束ね或は囲包して配置された可撓性の外層部
    材と、を有することを特徴とする可撓性の強化繊維補強
    筋。
  2. 【請求項2】 前記補強繊維束が、多数本の強化繊維を
    一方向に引き揃えたものである請求項1の強化繊維補強
    筋。
  3. 【請求項3】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項1又は2の強化繊維補強筋。
  4. 【請求項4】 前記強化繊維の直径は、5μm〜150
    μmである請求項3の強化繊維補強筋。
  5. 【請求項5】 前記炭素繊維は、強度が100Kg/m
    2 以上、弾性率が10Ton/mm2 以上である請求
    項3又は4の強化繊維補強筋。
  6. 【請求項6】 前記有機繊維は、強度が100Kg/m
    2 以上、弾性率が2Ton/mm2 以上である請求項
    3又は4の強化繊維補強筋。
  7. 【請求項7】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊維
    束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で作
    製された編組体とされる請求項1〜6のいずれかの項に
    記載の強化繊維補強筋。
  8. 【請求項8】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊維
    束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で作
    製されたテープ或は紐とされる請求項1〜6のいずれか
    の項に記載の強化繊維補強筋。
  9. 【請求項9】 前記可撓性の外層部材は、スチール、チ
    タン、ステンレススチールを含む金属で作製された線材
    である請求項1〜6のいずれかの項に記載の強化繊維補
    強筋。
  10. 【請求項10】 前記線材の直径は1mm〜5mmであ
    る請求項9の強化繊維補強筋。
  11. 【請求項11】 多数本の強化繊維を有する補強繊維束
    と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、前記補
    強繊維束を束ね或は囲包して配置された可撓性の外層部
    材と、前記補強繊維束及び前記外層部材に含浸された半
    硬化状態或いは未硬化状態の樹脂と、を有することを特
    徴とする可撓性の強化繊維補強筋。
  12. 【請求項12】 前記補強繊維束及び前記外層部材の量
    (体積)をVF 、前記補強繊維束及び前記外層部材に含
    浸された樹脂の量(体積)をVR 、VF +VR =VT
    すると、樹脂充填率(%)、即ち、(VR ÷VT )×1
    00は、5〜90%とされる請求項11の強化繊維補強
    筋。
  13. 【請求項13】 前記補強繊維束が、多数本の強化繊維
    を一方向に引き揃えたものである請求項11又は12の
    強化繊維補強筋。
  14. 【請求項14】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項11、12又は13の強化繊維補
    強筋。
  15. 【請求項15】 前記強化繊維の直径は、5μm〜15
    0μmである請求項14の強化繊維補強筋。
  16. 【請求項16】 前記炭素繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が10Ton/mm2 以上である請
    求項14又は15の強化繊維補強筋。
  17. 【請求項17】 前記有機繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が2Ton/mm2 以上である請求
    項14又は15の強化繊維補強筋。
  18. 【請求項18】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製された編組体とされる請求項11〜17のいずれか
    の項に記載の強化繊維補強筋。
  19. 【請求項19】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製されたテープ或は紐とされる請求項11〜17のい
    ずれかの項に記載の強化繊維補強筋。
  20. 【請求項20】 前記可撓性の外層部材は、スチール、
    チタン、ステンレススチールを含む金属で作製された線
    材である請求項11〜17のいずれかの項に記載の強化
    繊維補強筋。
  21. 【請求項21】 前記線材の直径は1mm〜5mmであ
    る請求項20の強化繊維補強筋。
  22. 【請求項22】 (a)多数本の強化繊維を有する補強
    繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、
    前記補強繊維束を束ね或は囲包して配置された可撓性の
    外層部材と、を有する強化繊維補強筋を所定形状に変形
    し、所定位置に取付ける工程、(b)前記所定位置に取
    付けられた強化繊維補強筋の前記補強繊維束及び前記外
    層部材に樹脂を含浸させる工程、及び(c)前記強化繊
    維補強筋の前記補強繊維束及び前記外層部材に含浸した
    樹脂を硬化する工程、を備えたコンクリート構造物の補
    強方法。
  23. 【請求項23】 前記補強繊維束及び前記外層部材の量
    (体積)をVF 、前記補強繊維束及び前記外層部材に含
    浸された樹脂の量(体積)をVR 、VF +VR =VT
    すると、樹脂充填率(%)、即ち、(VR ÷VT )×1
    00は、5〜90%とされるとされる請求項22のコン
    クリート構造物の補強方法。
  24. 【請求項24】 前記補強繊維束が、多数本の強化繊維
    を一方向に引き揃えたものである請求項22又は23の
    コンクリート構造物の補強方法。
  25. 【請求項25】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項22、23又は24のコンクリー
    ト構造物の補強方法。
  26. 【請求項26】 前記強化繊維の直径は、5μm〜15
    0μmである請求項25のコンクリート構造物の補強方
    法。
  27. 【請求項27】 前記炭素繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が10Ton/mm2 以上である請
    求項25又は26のコンクリート構造物の補強方法。
  28. 【請求項28】 前記有機繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が2Ton/mm2 以上である請求
    項25又は26のコンクリート構造物の補強方法。
  29. 【請求項29】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製された編組体とされる請求項22〜28のいずれか
    の項に記載のコンクリート構造物の補強方法。
  30. 【請求項30】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製されたテープ或は紐とされる請求項22〜28のい
    ずれかの項に記載のコンクリート構造物の補強方法。
  31. 【請求項31】 前記可撓性の外層部材は、スチール、
    チタン、ステンレススチールを含む金属で作製された線
    材である請求項22〜28のいずれかの項に記載のコン
    クリート構造物の補強方法。
  32. 【請求項32】 前記線材の直径は1mm〜5mmであ
    る請求項31のコンクリート構造物の補強方法。
  33. 【請求項33】 (a)多数本の強化繊維を有する補強
    繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、
    前記補強繊維束を束ね或は囲包して配置された可撓性の
    外層部材と、前記補強繊維束及び前記外層部材に含浸さ
    れた半硬化状態或いは未硬化状態の樹脂と、を有する強
    化繊維補強筋を所定形状に変形し、所定位置に取付ける
    工程、及び(b)前記強化繊維補強筋の前記補強繊維束
    及び前記外層部材に含浸されている樹脂を硬化する工
    程、を備えたコンクリート構造物の補強方法。
  34. 【請求項34】 前記補強繊維束及び前記外層部材の量
    (体積)をVF 、前記補強繊維束及び前記外層部材に含
    浸された樹脂の量(体積)をVR 、VF +VR =VT
    すると、樹脂充填率(%)、即ち、(VR ÷VT )×1
    00は、5〜90%とされるとされる請求項33のコン
    クリート構造物の補強方法。
  35. 【請求項35】 前記補強繊維束が、多数本の強化繊維
    を一方向に引き揃えたものである請求項33又は34の
    コンクリート構造物の補強方法。
  36. 【請求項36】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項33、34又は35のコンクリー
    ト構造物の補強方法。
  37. 【請求項37】 前記強化繊維の直径は、5μm〜15
    0μmである請求項36のコンクリート構造物の補強方
    法。
  38. 【請求項38】 前記炭素繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が10Ton/mm2 以上である請
    求項36又は37のコンクリート構造物の補強方法。
  39. 【請求項39】 前記有機繊維は、強度が100Kg/
    mm2 以上、弾性率が2Ton/mm2 以上である請求
    項36又は37のコンクリート構造物の補強方法。
  40. 【請求項40】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製された編組体とされる請求項33〜39のいずれか
    の項に記載のコンクリート構造物の補強方法。
  41. 【請求項41】 前記可撓性の外層部材は、前記補強繊
    維束を構成する強化繊維と同質か或は異質の強化繊維で
    作製されたテープ或は紐とされる請求項33〜39のい
    ずれかの項に記載のコンクリート構造物の補強方法。
  42. 【請求項42】 前記可撓性の外層部材は、スチール、
    チタン、ステンレススチールを含む金属で作製された線
    材である請求項33〜39のいずれかの項に記載のコン
    クリート構造物の補強方法。
  43. 【請求項43】 前記線材の直径は1mm〜5mmであ
    る請求項42のコンクリート構造物の補強方法。
JP30338197A 1997-10-20 1997-10-20 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法 Pending JPH11124957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30338197A JPH11124957A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30338197A JPH11124957A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11124957A true JPH11124957A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17920338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30338197A Pending JPH11124957A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11124957A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345081B1 (ko) * 1999-09-22 2002-07-24 (유)한국기계 하이브리드 바를 이용한 구조물
WO2002094525A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Japan Science And Technology Corporation Procede de fabrication de beton precontraint
KR20030018728A (ko) * 2001-08-31 2003-03-06 한국도로공사 철근콘크리트 기둥의 횡방향 보강구조
KR100438113B1 (ko) * 2002-03-30 2004-07-02 조병완 프리스트레스트 콘크리트 구조물용 비금속 정착장치 및이를 이용한 프리스트레스트 도입방법
WO2007053038A1 (en) 2005-11-04 2007-05-10 Bba Blackbull As Reinforcement for concrete elements and system and method for producing reinforced concrete elements
CN108773593A (zh) * 2018-05-29 2018-11-09 深圳市百事达卓越科技股份有限公司 自由赋形加强筋
KR102242110B1 (ko) * 2020-11-20 2021-04-20 권혁주 이동식 교량용 케이블 편조 장치, 이를 이용한 교량용 케이블 편조 방법 및 그 방법을 이용하여 제조된 교량용 케이블
CN114790795A (zh) * 2022-03-29 2022-07-26 吉林建筑大学 一种代替钢筋参与构件受力的回收钢纤维集束安装方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100345081B1 (ko) * 1999-09-22 2002-07-24 (유)한국기계 하이브리드 바를 이용한 구조물
WO2002094525A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Japan Science And Technology Corporation Procede de fabrication de beton precontraint
US7056463B2 (en) 2001-05-24 2006-06-06 Japan Science And Technology Agency Method of manufacturing prestressed concrete
KR20030018728A (ko) * 2001-08-31 2003-03-06 한국도로공사 철근콘크리트 기둥의 횡방향 보강구조
KR100438113B1 (ko) * 2002-03-30 2004-07-02 조병완 프리스트레스트 콘크리트 구조물용 비금속 정착장치 및이를 이용한 프리스트레스트 도입방법
WO2007053038A1 (en) 2005-11-04 2007-05-10 Bba Blackbull As Reinforcement for concrete elements and system and method for producing reinforced concrete elements
US8534015B2 (en) 2005-11-04 2013-09-17 Reforcetech As Reinforcement for concrete elements and system and method for producing reinforced concrete elements
CN108773593A (zh) * 2018-05-29 2018-11-09 深圳市百事达卓越科技股份有限公司 自由赋形加强筋
KR102242110B1 (ko) * 2020-11-20 2021-04-20 권혁주 이동식 교량용 케이블 편조 장치, 이를 이용한 교량용 케이블 편조 방법 및 그 방법을 이용하여 제조된 교량용 케이블
CN114790795A (zh) * 2022-03-29 2022-07-26 吉林建筑大学 一种代替钢筋参与构件受力的回收钢纤维集束安装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3006611B1 (en) Strand structure, and multi-strand structure
EP0417612B1 (en) Filament-reinforced resinous structural rod
JPH11124957A (ja) 強化繊維補強筋及びコンクリート構造物の補強方法
JP3679590B2 (ja) コンクリート構造物の補強方法
JP7191330B2 (ja) 結束具及び結束方法
CN112731603A (zh) 光缆
CN113039332A (zh) 复合钢筋
JP2000054561A (ja) 強化繊維シートによるコンクリート構造物の補強方法
JP6705958B1 (ja) 繊維ロッド結束具及び繊維ロッド結束方法
JPH11320696A (ja) 強化繊維補強筋及びその製造方法
JP2006002411A (ja) コンクリート柱状体の補強方法
JP2019044542A (ja) コンクリート柱補強器具
JP3237902B2 (ja) 繊維補強材及びそれを用いた構造用材料
JP2004232298A (ja) コンクリート補強用frp部材
JP3466155B2 (ja) 複合ストランド、複合ケーブル及びその使用方法
JPH0323676B2 (ja)
JPS634158A (ja) 構造用材料
JPH0474494B2 (ja)
JPS60119848A (ja) 繊維補強コンクリ−ト並びにその施工法
JP2691236B2 (ja) コンクリート補強部材
JP3121424U (ja) 炭素繊維コンクリート補強筋
JP2632488B2 (ja) 高強力繊維撚合型frp緊張材の端末定着方法
JP2001150433A (ja) せん断補強用熱可塑性樹脂被覆frp筋
JPH11302978A (ja) 補強用緊張ロープの製造方法
JPH0520537B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907