JPH1112400A - ポリプロピレン組成物 - Google Patents
ポリプロピレン組成物Info
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- JPH1112400A JPH1112400A JP9164330A JP16433097A JPH1112400A JP H1112400 A JPH1112400 A JP H1112400A JP 9164330 A JP9164330 A JP 9164330A JP 16433097 A JP16433097 A JP 16433097A JP H1112400 A JPH1112400 A JP H1112400A
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- Japan
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- polypropylene
- lubricant
- polypropylene composition
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- Artificial Filaments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シングルサイト触媒を用いて重合したポリプ
ロピレンから、表面の肌荒れ、厚みむら、白くぼけるな
どの外観不良を防止して、外観良好な押出成形品を得
る。 【解決手段】 シングルサイト触媒を用いる重合法で製
造されたメルトフローレートが0.1〜100g/10
分のポリプロピレンと、フッ素系重合体を含む滑剤とを
含有する組成物であって、滑剤の含有量がフッ素系重合
体として0.0001〜0.1重量%であるポリプロピ
レン組成物。
ロピレンから、表面の肌荒れ、厚みむら、白くぼけるな
どの外観不良を防止して、外観良好な押出成形品を得
る。 【解決手段】 シングルサイト触媒を用いる重合法で製
造されたメルトフローレートが0.1〜100g/10
分のポリプロピレンと、フッ素系重合体を含む滑剤とを
含有する組成物であって、滑剤の含有量がフッ素系重合
体として0.0001〜0.1重量%であるポリプロピ
レン組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシングルサイト触媒
を用いて製造されたポリプロピレン組成物、特に金属蒸
着フィルム用または不織布用に適したポリプロピレン組
成物に関する。
を用いて製造されたポリプロピレン組成物、特に金属蒸
着フィルム用または不織布用に適したポリプロピレン組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】メタロセン触媒などのシングルサイト触
媒を用いて製造されたポリプロピレンは、チーグラー触
媒を用いて製造されたポリプロピレンに比べて、外観良
好な成形品を得るのが難しい。例えば、一般的に成形性
が良好であるとされているメルトフローレートの大きい
ポリプロピレンを用いても、フィラメント状に押出成形
するとメルトフラクチャーが生じてフィラメントの表面
が肌荒れしたり、フィルムやシート状に押出成形すると
肌荒れや厚みむらが発生したり、白くぼやけるなどの外
観不良を生じやすい。
媒を用いて製造されたポリプロピレンは、チーグラー触
媒を用いて製造されたポリプロピレンに比べて、外観良
好な成形品を得るのが難しい。例えば、一般的に成形性
が良好であるとされているメルトフローレートの大きい
ポリプロピレンを用いても、フィラメント状に押出成形
するとメルトフラクチャーが生じてフィラメントの表面
が肌荒れしたり、フィルムやシート状に押出成形すると
肌荒れや厚みむらが発生したり、白くぼやけるなどの外
観不良を生じやすい。
【0003】従来、ポリプロピレンに滑剤を配合して成
形性を改良し、外観良好な押出成形品を製造することは
知られている。しかしフッ素系重合体を含む滑剤が、シ
ングルサイト触媒を用いて重合されたポリプロピレンの
外観性を著しく改善することは知られていない。
形性を改良し、外観良好な押出成形品を製造することは
知られている。しかしフッ素系重合体を含む滑剤が、シ
ングルサイト触媒を用いて重合されたポリプロピレンの
外観性を著しく改善することは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、シン
グルサイト触媒を用いて重合したポリプロピレンを主成
分とするポリプロピレン組成物であって、外観性に優れ
ており、押出成形しても表面が肌荒れしたり、厚みむら
が生じたり、白くぼけるなどの外観不良が生じず、外観
良好な押出成形品を得ることができるポリオレフィン組
成物を提供することである。
グルサイト触媒を用いて重合したポリプロピレンを主成
分とするポリプロピレン組成物であって、外観性に優れ
ており、押出成形しても表面が肌荒れしたり、厚みむら
が生じたり、白くぼけるなどの外観不良が生じず、外観
良好な押出成形品を得ることができるポリオレフィン組
成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次のポリプロピ
レン組成物である。 (1) シングルサイト触媒を用いる重合法で製造され
たメルトフローレートが0.1〜100g/10分のポ
リプロピレンと、フッ素系重合体を含む滑剤とを含有す
る組成物であって、滑剤の含有量がフッ素系重合体とし
て0.0001〜0.1重量%であることを特徴とする
ポリプロピレン組成物。 (2) 滑剤がフッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体を主成分とし、硫酸バリウム、タルク、
炭酸カルシウムおよび酸化ケイ素からなる群から選ばれ
る少なくとも一種を含んでいる上記(1)記載のポリプ
ロピレン組成物。 (3) 金属蒸着フィルム用である上記(1)または
(2)記載のポリプロピレン組成物。 (4) ポリプロピレンのメルトフローレートが0.1
〜30g/10分である上記(3)記載のポリプロピレ
ン組成物。 (5) 不織布用である上記(1)または(2)記載の
ポリプロピレン組成物。
レン組成物である。 (1) シングルサイト触媒を用いる重合法で製造され
たメルトフローレートが0.1〜100g/10分のポ
リプロピレンと、フッ素系重合体を含む滑剤とを含有す
る組成物であって、滑剤の含有量がフッ素系重合体とし
て0.0001〜0.1重量%であることを特徴とする
ポリプロピレン組成物。 (2) 滑剤がフッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体を主成分とし、硫酸バリウム、タルク、
炭酸カルシウムおよび酸化ケイ素からなる群から選ばれ
る少なくとも一種を含んでいる上記(1)記載のポリプ
ロピレン組成物。 (3) 金属蒸着フィルム用である上記(1)または
(2)記載のポリプロピレン組成物。 (4) ポリプロピレンのメルトフローレートが0.1
〜30g/10分である上記(3)記載のポリプロピレ
ン組成物。 (5) 不織布用である上記(1)または(2)記載の
ポリプロピレン組成物。
【0006】《シングルサイト触媒を用いる重合法で製
造されたポリプロピレン》シングルサイト触媒は、活性
点が均一(シングルサイト)である触媒であり、例えば
メタロセン触媒(いわゆるカミンスキー触媒)やブルッ
クハート触媒などがあげられる。例えばメタロセン触媒
は、メタロセン系遷移金属化合物と、有機アルミニウム
化合物および上記メタロセン系遷移金属化合物と反応し
てイオン対を形成する化合物からなる群から選ばれる少
なくとも一種の化合物とからなる触媒であり、無機物に
担持されていてもよい。
造されたポリプロピレン》シングルサイト触媒は、活性
点が均一(シングルサイト)である触媒であり、例えば
メタロセン触媒(いわゆるカミンスキー触媒)やブルッ
クハート触媒などがあげられる。例えばメタロセン触媒
は、メタロセン系遷移金属化合物と、有機アルミニウム
化合物および上記メタロセン系遷移金属化合物と反応し
てイオン対を形成する化合物からなる群から選ばれる少
なくとも一種の化合物とからなる触媒であり、無機物に
担持されていてもよい。
【0007】前記メタロセン系遷移金属化合物として
は、例えば特開平5−209014号、特開平6−10
0579号、特開平1−301704号、特開平3−1
93796号、特開平5−148284号等に記載され
た化合物などがあげられる。
は、例えば特開平5−209014号、特開平6−10
0579号、特開平1−301704号、特開平3−1
93796号、特開平5−148284号等に記載され
た化合物などがあげられる。
【0008】有機アルミニウム化合物としては、アルキ
ルアルミニウム、または鎖状あるいは環状アルミノキサ
ン等があげられる。上記鎖状あるいは環状アルミノキサ
ンは、アルキルアルミニウムと水とを接触させることに
より生成される。例えば重合時にアルキルアルミニウム
を加えておいて、後で水を添加するか、あるいは錯塩の
結晶水または有機、無機化合物の吸着水とアルキルアル
ミニウムとを反応させることにより得られる。
ルアルミニウム、または鎖状あるいは環状アルミノキサ
ン等があげられる。上記鎖状あるいは環状アルミノキサ
ンは、アルキルアルミニウムと水とを接触させることに
より生成される。例えば重合時にアルキルアルミニウム
を加えておいて、後で水を添加するか、あるいは錯塩の
結晶水または有機、無機化合物の吸着水とアルキルアル
ミニウムとを反応させることにより得られる。
【0009】前記メタロセン系遷移金属化合物と反応し
てイオン対を形成する化合物は、例えば特表平1−50
1950号、特開平3−207704号等に記載された
化合物などがあげられる。
てイオン対を形成する化合物は、例えば特表平1−50
1950号、特開平3−207704号等に記載された
化合物などがあげられる。
【0010】シングルサイト触媒を担持させる前記無機
物としては、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土等があげ
られる。
物としては、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土等があげ
られる。
【0011】シングルサイト触媒を用いてポリプロピレ
ンを製造する場合、プロピレンだけで単独重合してもか
まわないが、耐衝撃性や柔軟性を向上させるため、ある
いは低密度化のため等の目的でプロピレンと他のα−オ
レフィンとを共重合することもできる。このようなα−
オレフィンとしては、例えばエチレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセンなどの炭素数
2〜20、好ましくは2〜8のα−オレフィンがあげら
れる。2種以上のα−オレフィンを共重合する場合、主
たるモノマーに対するコモノマーとなるα−オレフィン
の量は、0.01〜10モル%、好ましくは0.01〜
5モル%とすることが好ましい。
ンを製造する場合、プロピレンだけで単独重合してもか
まわないが、耐衝撃性や柔軟性を向上させるため、ある
いは低密度化のため等の目的でプロピレンと他のα−オ
レフィンとを共重合することもできる。このようなα−
オレフィンとしては、例えばエチレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセンなどの炭素数
2〜20、好ましくは2〜8のα−オレフィンがあげら
れる。2種以上のα−オレフィンを共重合する場合、主
たるモノマーに対するコモノマーとなるα−オレフィン
の量は、0.01〜10モル%、好ましくは0.01〜
5モル%とすることが好ましい。
【0012】重合方法としては、塊状重合、溶液重合、
懸濁重合、気相重合等があげられる。これらの重合はバ
ッチ法であっても連続法であっても良い。重合条件は通
常、重合温度;−100〜+250℃、重合時間;5分
〜10時間、反応圧力;常圧〜300Kg/cm2(ゲ
ージ圧)である。
懸濁重合、気相重合等があげられる。これらの重合はバ
ッチ法であっても連続法であっても良い。重合条件は通
常、重合温度;−100〜+250℃、重合時間;5分
〜10時間、反応圧力;常圧〜300Kg/cm2(ゲ
ージ圧)である。
【0013】本発明で用いるポリプロピレンは、前記シ
ングルサイト触媒で重合されたポリプロピレンであっ
て、メルトフローレート(230℃、荷重2.16k
g)が0.1〜100g/10分のポリプロピレンであ
る。後述するように、本発明のポリプロピレン組成物を
金属蒸着フィルム用に使用する場合はメルトフローレー
トが0.1〜30g/10分、不織布用に使用する場合
はメルトフローレートが30〜100g/10分である
ポリプロピレンが好ましい。またポリプロピレンとして
は、シングルサイト触媒により立体規則性に特徴を出し
て、通常のアイソタクチック構造のほかにシンジオタク
チック構造のポリプロピレンを用いてもよい。
ングルサイト触媒で重合されたポリプロピレンであっ
て、メルトフローレート(230℃、荷重2.16k
g)が0.1〜100g/10分のポリプロピレンであ
る。後述するように、本発明のポリプロピレン組成物を
金属蒸着フィルム用に使用する場合はメルトフローレー
トが0.1〜30g/10分、不織布用に使用する場合
はメルトフローレートが30〜100g/10分である
ポリプロピレンが好ましい。またポリプロピレンとして
は、シングルサイト触媒により立体規則性に特徴を出し
て、通常のアイソタクチック構造のほかにシンジオタク
チック構造のポリプロピレンを用いてもよい。
【0014】《滑剤》本発明で用いる滑剤はフッ素系重
合体を含む滑剤であり、フッ素系重合体だけからなる滑
剤であってもよく、またフッ素系重合体のほかに他の滑
剤用成分が含まれていてもよい。滑剤中に含まれるフッ
素系重合体の含有量は50〜100重量%、好ましくは
65〜100重量%であるのが望ましい。
合体を含む滑剤であり、フッ素系重合体だけからなる滑
剤であってもよく、またフッ素系重合体のほかに他の滑
剤用成分が含まれていてもよい。滑剤中に含まれるフッ
素系重合体の含有量は50〜100重量%、好ましくは
65〜100重量%であるのが望ましい。
【0015】滑剤として用いる上記フッ素系重合体とし
ては、α−オレフィンの水素原子の一部または全部がフ
ッ素原子で置換されたフッ素化α−オレフィンの単独重
合体または共重合体、あるいはフッ素化α−オレフィン
とフッ素化されていないα−オレフィンとの共重合体な
どが使用できる。上記フッ素化α−オレフィンの具体的
なものとしては、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプ
ロピレン、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオ
ロエチレンなどがあげられる。
ては、α−オレフィンの水素原子の一部または全部がフ
ッ素原子で置換されたフッ素化α−オレフィンの単独重
合体または共重合体、あるいはフッ素化α−オレフィン
とフッ素化されていないα−オレフィンとの共重合体な
どが使用できる。上記フッ素化α−オレフィンの具体的
なものとしては、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプ
ロピレン、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオ
ロエチレンなどがあげられる。
【0016】フッ素系重合体の具体的なものとしては、
フッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、フッ化ビニリデン・クロロトリフルオロエチレン共
重合体、テトラフルオロエチレン・プロピレン共重合体
などがあげられる。これらの中では、フッ化ビニリデン
・ヘキサフルオロプロピレン共重合体が好ましい。
フッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、フッ化ビニリデン・クロロトリフルオロエチレン共
重合体、テトラフルオロエチレン・プロピレン共重合体
などがあげられる。これらの中では、フッ化ビニリデン
・ヘキサフルオロプロピレン共重合体が好ましい。
【0017】前記他の滑剤用成分としては、タルク、炭
酸カルシウム、酸化ケイ素、硫酸バリウム等の無機化合
物などがあげられる。本発明で用いる滑剤としては、フ
ッ素系重合体50〜100重量%、タルク0〜10重量
%、炭酸カルシウム0〜15重量%、酸化ケイ素0〜1
0重量%、硫酸バリウム0〜10重量%を含む滑剤が好
ましい。
酸カルシウム、酸化ケイ素、硫酸バリウム等の無機化合
物などがあげられる。本発明で用いる滑剤としては、フ
ッ素系重合体50〜100重量%、タルク0〜10重量
%、炭酸カルシウム0〜15重量%、酸化ケイ素0〜1
0重量%、硫酸バリウム0〜10重量%を含む滑剤が好
ましい。
【0018】上記無機化合物の他にも公知の他の滑剤を
併用してもよく、例えば流動パラフィン、天然パラフィ
ン、マイクロワックス、合成パラフィン、ポリエチレン
ワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン等の炭化
水素系滑剤;高級脂肪酸、オキシ脂肪酸等の脂肪酸系滑
剤;脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミド等の脂
肪酸アミド系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエステル、
脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコ
ールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル等のエ
ステル系滑剤;脂肪アルコール、多価アルコール、ポリ
グリコール、ポリグリセロール等のアルコール系滑剤;
金属石鹸などがあげられる。
併用してもよく、例えば流動パラフィン、天然パラフィ
ン、マイクロワックス、合成パラフィン、ポリエチレン
ワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン等の炭化
水素系滑剤;高級脂肪酸、オキシ脂肪酸等の脂肪酸系滑
剤;脂肪酸アミド、アルキレンビス脂肪酸アミド等の脂
肪酸アミド系滑剤;脂肪酸の低級アルコールエステル、
脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコ
ールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル等のエ
ステル系滑剤;脂肪アルコール、多価アルコール、ポリ
グリコール、ポリグリセロール等のアルコール系滑剤;
金属石鹸などがあげられる。
【0019】《ポリプロピレン組成物》本発明のポリプ
ロピレン組成物は、前記シングルサイト触媒を用いる重
合法で製造されたポリプロピレンと、前記フッ素系重合
体を含む滑剤とを含有するポリプロピレン組成物であ
る。滑剤の含有量は、ポリプロピレン組成物中の前記フ
ッ素系重合体の含有量として0.0001〜0.1重量
%、好ましくは0.01〜0.08重量%である。
ロピレン組成物は、前記シングルサイト触媒を用いる重
合法で製造されたポリプロピレンと、前記フッ素系重合
体を含む滑剤とを含有するポリプロピレン組成物であ
る。滑剤の含有量は、ポリプロピレン組成物中の前記フ
ッ素系重合体の含有量として0.0001〜0.1重量
%、好ましくは0.01〜0.08重量%である。
【0020】本発明のポリプロピレン組成物には、前記
ポリプロピレン以外の他の熱可塑性樹脂、耐熱安定剤、
耐候安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、アンチブロッキ
ング剤、染料、顔料、天然油、合成油などの他の成分
が、本発明の目的を損なわない範囲で含有されていても
よい。
ポリプロピレン以外の他の熱可塑性樹脂、耐熱安定剤、
耐候安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、アンチブロッキ
ング剤、染料、顔料、天然油、合成油などの他の成分
が、本発明の目的を損なわない範囲で含有されていても
よい。
【0021】本発明のポリプロピレン組成物は、押出成
形用のポリプロピレン組成物、特に金属蒸着フィルム用
または不織布用のポリプロピレン組成物として好適に使
用することができる。本発明のポリプロピレン組成物
は、ポリプロピレンと滑剤と必要により添加する他の成
分とを、押出機、ニーダーなどを用いて溶融混練する方
法などにより製造することができる。また、予め滑剤を
ポリプロピレン等の他のポリマーに高濃度に混合してマ
スターバッチ化し、このマスターバッチ化粒子とポリプ
ロピレンとを溶融混練してもよい。
形用のポリプロピレン組成物、特に金属蒸着フィルム用
または不織布用のポリプロピレン組成物として好適に使
用することができる。本発明のポリプロピレン組成物
は、ポリプロピレンと滑剤と必要により添加する他の成
分とを、押出機、ニーダーなどを用いて溶融混練する方
法などにより製造することができる。また、予め滑剤を
ポリプロピレン等の他のポリマーに高濃度に混合してマ
スターバッチ化し、このマスターバッチ化粒子とポリプ
ロピレンとを溶融混練してもよい。
【0022】このようにして得られる本発明のポリプロ
ピレン組成物は、ポリプロピレンがシングルサイト触媒
を用いて重合されたポリプロピレンであるにもかかわら
ず、外観性に優れている。例えば、押出成形用の原料と
して用いても、表面が肌荒れしたり、厚みむらが生じた
り、白くぼけるなどの外観不良は生じず、外観良好な押
出成形品を得ることができる。
ピレン組成物は、ポリプロピレンがシングルサイト触媒
を用いて重合されたポリプロピレンであるにもかかわら
ず、外観性に優れている。例えば、押出成形用の原料と
して用いても、表面が肌荒れしたり、厚みむらが生じた
り、白くぼけるなどの外観不良は生じず、外観良好な押
出成形品を得ることができる。
【0023】《成形方法》本発明のポリプロピレン組成
物を成形するには、公知の方法が採用できるが、公知の
押出装置を用いて押出成形するのが好ましい。例えば、
単軸スクリュー押出機、混練押出機、ラム押出機、ギヤ
押出機などを用いて、溶融したポリプロピレン組成物を
ダイから押出すことにより押出成形することができる。
また押出成形プロセスにおいて、一方向または多方向に
延伸することもできる。
物を成形するには、公知の方法が採用できるが、公知の
押出装置を用いて押出成形するのが好ましい。例えば、
単軸スクリュー押出機、混練押出機、ラム押出機、ギヤ
押出機などを用いて、溶融したポリプロピレン組成物を
ダイから押出すことにより押出成形することができる。
また押出成形プロセスにおいて、一方向または多方向に
延伸することもできる。
【0024】押出成形する成形品の形状は特に限定され
ず、フィラメント状、フィルム状、シート状、パイプ
状、ホース状など、任意の形状に成形することができ
る。これらの中ではフィラメント状、フィルム状または
シート状に成形するのが好ましい。
ず、フィラメント状、フィルム状、シート状、パイプ
状、ホース状など、任意の形状に成形することができ
る。これらの中ではフィラメント状、フィルム状または
シート状に成形するのが好ましい。
【0025】このようにして得られる押出成形品は外観
が良好である。例えば、フィラメントは表面の肌荒れな
どが生じず、外観良好な製品が得られる。フィルムは表
面の肌荒れ、厚みむら、白くぼけるなどの外観不良が生
じず、外観良好な製品が得られる。
が良好である。例えば、フィラメントは表面の肌荒れな
どが生じず、外観良好な製品が得られる。フィルムは表
面の肌荒れ、厚みむら、白くぼけるなどの外観不良が生
じず、外観良好な製品が得られる。
【0026】本発明のポリプロピレン組成物は、特に金
属蒸着フィルム用または不織布用に好適である。金属蒸
着フィルム用の場合、本発明のポリプロピレン組成物は
平滑で均一なフィルム原反を押出成形できる上、延伸性
にも優れ、金属蒸着時にピンホールのない均質な蒸着層
をむらなくフィルム上に形成できる。一方、滑剤として
最もよく用いられるステアリン酸カルシウム単独の場合
には、金属蒸着層にむらが出てピンホールが発生し、均
質な蒸着層をむらなくフィルム上に形成することができ
にくい。
属蒸着フィルム用または不織布用に好適である。金属蒸
着フィルム用の場合、本発明のポリプロピレン組成物は
平滑で均一なフィルム原反を押出成形できる上、延伸性
にも優れ、金属蒸着時にピンホールのない均質な蒸着層
をむらなくフィルム上に形成できる。一方、滑剤として
最もよく用いられるステアリン酸カルシウム単独の場合
には、金属蒸着層にむらが出てピンホールが発生し、均
質な蒸着層をむらなくフィルム上に形成することができ
にくい。
【0027】不織布用の場合、本発明のポリプロピレン
組成物は紡糸ノズル付近からの発煙が抑制されるので、
煙が冷却によって凝集し、フィラメントやシートに付着
して変色を引き起こす虞もない。一方、滑剤として最も
よく用いられるステアリン酸カルシウム単独の場合に
は、ステアリン酸カルシウムが紡糸ノズルを出たところ
で蒸散して発煙が生じ易く、このため冷却されて凝集し
た煙成分がフィラメントに付着して不織布が変色し易
い。
組成物は紡糸ノズル付近からの発煙が抑制されるので、
煙が冷却によって凝集し、フィラメントやシートに付着
して変色を引き起こす虞もない。一方、滑剤として最も
よく用いられるステアリン酸カルシウム単独の場合に
は、ステアリン酸カルシウムが紡糸ノズルを出たところ
で蒸散して発煙が生じ易く、このため冷却されて凝集し
た煙成分がフィラメントに付着して不織布が変色し易
い。
【0028】
【発明の効果】本発明のポリプロピレン組成物は、フッ
素系重合体を含む滑剤を特定量含有しているので、ポリ
プロピレンがシングルサイト触媒で重合されたポリプロ
ピレンであるにもかかわらず外観性に優れており、押出
成形しても表面が肌荒れしたり、厚みむらが生じたり、
白くぼけるなどの外観不良が生じず、外観良好な押出成
形品を得ることができる。
素系重合体を含む滑剤を特定量含有しているので、ポリ
プロピレンがシングルサイト触媒で重合されたポリプロ
ピレンであるにもかかわらず外観性に優れており、押出
成形しても表面が肌荒れしたり、厚みむらが生じたり、
白くぼけるなどの外観不良が生じず、外観良好な押出成
形品を得ることができる。
【0029】
実施例1および比較例1 メタロセン触媒で製造されたメルトフローレート(23
0℃、荷重2.16kg)1.5g/10min、融点
153℃、結晶化温度114℃、Mw/Mn2.5のホ
モポリプロピレンに、フッ化ビニリデン・ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体90重量%、タルク6重量%、炭
酸カルシウム2重量%および酸化ケイ素2重量%を含む
滑剤(ダイナマーFX−9613、スリーエム社製、商
標)を、フッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体の含有量が0.02重量%となるように配合
し、ポリプロピレン組成物を調製した。このポリプロピ
レン組成物を250℃で押出機によりフィラメント状に
押出し、押出された溶融フィラメントを水槽中に連続的
に通して冷却して巻き取った。得られたフィラメントの
肌荒れは無く、綺麗な外観であり、かつ肌荒れに基づく
冷却水のフィラメントへの同伴も見られなかった(実施
例1)。一方、滑剤を配合しない他は実施例1と同様に
してフィラメント成形したものは、メルトフラクチャー
が発生してフィラメントの表面が肌荒れし、肌荒れに基
づく凹凸に冷却水が同伴してフィラメントの巻き取りが
できなかった(比較例1)。
0℃、荷重2.16kg)1.5g/10min、融点
153℃、結晶化温度114℃、Mw/Mn2.5のホ
モポリプロピレンに、フッ化ビニリデン・ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体90重量%、タルク6重量%、炭
酸カルシウム2重量%および酸化ケイ素2重量%を含む
滑剤(ダイナマーFX−9613、スリーエム社製、商
標)を、フッ化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体の含有量が0.02重量%となるように配合
し、ポリプロピレン組成物を調製した。このポリプロピ
レン組成物を250℃で押出機によりフィラメント状に
押出し、押出された溶融フィラメントを水槽中に連続的
に通して冷却して巻き取った。得られたフィラメントの
肌荒れは無く、綺麗な外観であり、かつ肌荒れに基づく
冷却水のフィラメントへの同伴も見られなかった(実施
例1)。一方、滑剤を配合しない他は実施例1と同様に
してフィラメント成形したものは、メルトフラクチャー
が発生してフィラメントの表面が肌荒れし、肌荒れに基
づく凹凸に冷却水が同伴してフィラメントの巻き取りが
できなかった(比較例1)。
【0030】実施例2および比較例2 メタロセン触媒で製造されたメルトフローレート6.3
g/10min、融点153℃、結晶化温度112℃、
Mw/Mn2.4のホモポリプロピレンを使用する他は
実施例1と同様に行った。その結果、滑剤を配合したも
のはフィラメントの肌荒れは無く、綺麗な外観であり、
かつ肌荒れに基づく冷却水のフィラメントへの同伴も見
られなかった(実施例2)。一方、滑剤を配合しない他
は実施例2と同様にしてフィラメント成形したものは、
フィラメントの表面が肌荒れし、肌荒れに基づく凹凸に
冷却水が同伴してフィラメントの巻き取りができなかっ
た(比較例2)。
g/10min、融点153℃、結晶化温度112℃、
Mw/Mn2.4のホモポリプロピレンを使用する他は
実施例1と同様に行った。その結果、滑剤を配合したも
のはフィラメントの肌荒れは無く、綺麗な外観であり、
かつ肌荒れに基づく冷却水のフィラメントへの同伴も見
られなかった(実施例2)。一方、滑剤を配合しない他
は実施例2と同様にしてフィラメント成形したものは、
フィラメントの表面が肌荒れし、肌荒れに基づく凹凸に
冷却水が同伴してフィラメントの巻き取りができなかっ
た(比較例2)。
【0031】実施例3(金属蒸着フィルムの製造) メタロセン触媒で製造されたメルトフローレート1.5
g/10min、融点153℃、結晶化温度114℃、
Mw/Mn2.5のホモポリプロピレンに、フッ化ビニ
リデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体90重量
%、タルク6重量%、炭酸カルシウム2重量%および酸
化ケイ素2重量%を含む滑剤(ダイナマーFX−961
3、スリーエム社製、商標)を、フッ化ビニリデン・ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体の含有量が0.03重
量%となるように配合し、ヘンシェルミキサーで混合後
造粒し、ポリプロピレン組成物を調製した。このポリプ
ロピレン組成物を用いて押出機でシート状に連続的に押
出し、押出した方向に5倍延伸した後、押出した方向と
直角に5倍延伸して二軸延伸フィルムを連続的に成形し
た。得られたフィルムは表面の肌荒れや厚みむらがな
く、しかも透明感の高いものであった。
g/10min、融点153℃、結晶化温度114℃、
Mw/Mn2.5のホモポリプロピレンに、フッ化ビニ
リデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体90重量
%、タルク6重量%、炭酸カルシウム2重量%および酸
化ケイ素2重量%を含む滑剤(ダイナマーFX−961
3、スリーエム社製、商標)を、フッ化ビニリデン・ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体の含有量が0.03重
量%となるように配合し、ヘンシェルミキサーで混合後
造粒し、ポリプロピレン組成物を調製した。このポリプ
ロピレン組成物を用いて押出機でシート状に連続的に押
出し、押出した方向に5倍延伸した後、押出した方向と
直角に5倍延伸して二軸延伸フィルムを連続的に成形し
た。得られたフィルムは表面の肌荒れや厚みむらがな
く、しかも透明感の高いものであった。
【0032】上記フィルムの片面にアルミニウムを蒸着
して金属蒸着フィルムを製造した。得られた金属蒸着フ
ィルムは、アルミニウム層が均一にむらなく蒸着されて
おり、ピンホールもなく良好な金属蒸着フィルムであっ
た。
して金属蒸着フィルムを製造した。得られた金属蒸着フ
ィルムは、アルミニウム層が均一にむらなく蒸着されて
おり、ピンホールもなく良好な金属蒸着フィルムであっ
た。
【0033】比較例1 滑剤としてステアリン酸カルシウムを0.1重量%とな
るように配合する他は実施例3と同様にして金属蒸着フ
ィルムを製造した。得られた金属蒸着フィルムは、アル
ミニウムが蒸着されずにピンホール状にすけて見える部
分が発生した。
るように配合する他は実施例3と同様にして金属蒸着フ
ィルムを製造した。得られた金属蒸着フィルムは、アル
ミニウムが蒸着されずにピンホール状にすけて見える部
分が発生した。
【0034】実施例4 ダイナマーFX−9613の代りにフッ化ビニリデン・
ヘキサフルオロプロピレン共重合体99重量%、および
硫酸バリウム1%を含む滑剤(バイトンフリーフロー1
0、イーアイデュポン社製、商標)を使用する以外は実
施例3と同様に行った。金属蒸着前の二軸延伸フィルム
は表面の肌荒れや厚みむらがなく、しかも透明感の高い
ものであった。またフィルム片面にアルミニウムを蒸着
したフィルムは、アルミニウム層が均一にむらなく蒸着
されており、ピンホールもなく良好な金属蒸着フィルム
であった。
ヘキサフルオロプロピレン共重合体99重量%、および
硫酸バリウム1%を含む滑剤(バイトンフリーフロー1
0、イーアイデュポン社製、商標)を使用する以外は実
施例3と同様に行った。金属蒸着前の二軸延伸フィルム
は表面の肌荒れや厚みむらがなく、しかも透明感の高い
ものであった。またフィルム片面にアルミニウムを蒸着
したフィルムは、アルミニウム層が均一にむらなく蒸着
されており、ピンホールもなく良好な金属蒸着フィルム
であった。
【0035】実施例5(不織布の製造) メタロセン触媒で製造されたメルフローレート(230
℃、荷重2.16kg)65g/10分、融点150
℃、Mw/Mn=2.5のホモポリプロピレンに、フッ
化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体90
重量%、タルク6重量%、炭酸カルシウム2重量%およ
び酸化ケイ素2重量%を含む滑剤(ダイナマーFX−9
613、スリーエム社製、商標)をフッ化ビニリデン・
ヘキサフルオロプロピレン共重合体の含有量が0.02
重量%になるように配合し、ヘンシェルミキサーで混合
後造粒した。
℃、荷重2.16kg)65g/10分、融点150
℃、Mw/Mn=2.5のホモポリプロピレンに、フッ
化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体90
重量%、タルク6重量%、炭酸カルシウム2重量%およ
び酸化ケイ素2重量%を含む滑剤(ダイナマーFX−9
613、スリーエム社製、商標)をフッ化ビニリデン・
ヘキサフルオロプロピレン共重合体の含有量が0.02
重量%になるように配合し、ヘンシェルミキサーで混合
後造粒した。
【0036】このペレット状の樹脂をスパンボンド法不
織布製造装置へと供給し、紡糸後エアージェットで吸引
し、スクリーンベルト上へと堆積させた。その後、ヒー
トエンボスロールへと通し、不織布を得た。紡糸時の発
煙も見られず、また不織布の変色も観察されなかった。
織布製造装置へと供給し、紡糸後エアージェットで吸引
し、スクリーンベルト上へと堆積させた。その後、ヒー
トエンボスロールへと通し、不織布を得た。紡糸時の発
煙も見られず、また不織布の変色も観察されなかった。
【0037】比較例2 ダイナマーFX−9613の代りにステアリン酸カルシ
ウムを0.1重量%となるように配合する他は実施例5
と同様に行った。不織布製造時に紡糸口金付近で発煙が
認められると同時に凝集した煙成分がフィラメントや不
織布上に付着し、良好な不織布は得られなかった。
ウムを0.1重量%となるように配合する他は実施例5
と同様に行った。不織布製造時に紡糸口金付近で発煙が
認められると同時に凝集した煙成分がフィラメントや不
織布上に付着し、良好な不織布は得られなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D01F 6/06 D01F 6/06 Z D04H 3/00 D04H 3/00 D 3/16 3/16 //(C08L 23/10 27:12) (C08L 23/10 27:16)
Claims (5)
- 【請求項1】 シングルサイト触媒を用いる重合法で製
造されたメルトフローレートが0.1〜100g/10
分のポリプロピレンと、 フッ素系重合体を含む滑剤とを含有する組成物であっ
て、滑剤の含有量がフッ素系重合体として0.0001
〜0.1重量%であることを特徴とするポリプロピレン
組成物。 - 【請求項2】 滑剤がフッ化ビニリデン・ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体を主成分とし、硫酸バリウム、タ
ルク、炭酸カルシウムおよび酸化ケイ素からなる群から
選ばれる少なくとも一種を含んでいる請求項1記載のポ
リプロピレン組成物。 - 【請求項3】 金属蒸着フィルム用である請求項1また
は2記載のポリプロピレン組成物。 - 【請求項4】 ポリプロピレンのメルトフローレートが
0.1〜30g/10分である請求項3記載のポリプロ
ピレン組成物。 - 【請求項5】 不織布用である請求項1または2記載の
ポリプロピレン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164330A JPH1112400A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポリプロピレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9164330A JPH1112400A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポリプロピレン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1112400A true JPH1112400A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15791128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9164330A Pending JPH1112400A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | ポリプロピレン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1112400A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001053585A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Mitsui Chemicals, Inc. | Textile non tisse file-lie et stratifie |
JP2005060678A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-03-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 繊維強化結晶性熱可塑性樹脂組成物およびそのペレット |
JP2009138122A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tosoh Corp | ポリエチレン系樹脂組成物及びそれよりなるブロー容器 |
JP2010529309A (ja) * | 2007-06-03 | 2010-08-26 | アイメリーズ ピグメンツ, インコーポレーテッド | 被覆炭酸カルシウムを含むスパンレイド繊維、その製造方法、及び不織布製品 |
CN112063047A (zh) * | 2020-09-01 | 2020-12-11 | 广州希乐弗化工有限公司 | 一种加工助剂用阻隔组合物 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9164330A patent/JPH1112400A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001053585A1 (fr) * | 2000-01-19 | 2001-07-26 | Mitsui Chemicals, Inc. | Textile non tisse file-lie et stratifie |
US6759357B1 (en) | 2000-01-19 | 2004-07-06 | Mitsui Chemicals, Inc. | Spunbonded non-woven fabric and laminate |
JP2005060678A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-03-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 繊維強化結晶性熱可塑性樹脂組成物およびそのペレット |
JP2010529309A (ja) * | 2007-06-03 | 2010-08-26 | アイメリーズ ピグメンツ, インコーポレーテッド | 被覆炭酸カルシウムを含むスパンレイド繊維、その製造方法、及び不織布製品 |
US9447531B2 (en) | 2007-06-03 | 2016-09-20 | Imerys Pigments, Inc. | Process for producing nonwoven fabric |
JP2009138122A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tosoh Corp | ポリエチレン系樹脂組成物及びそれよりなるブロー容器 |
CN112063047A (zh) * | 2020-09-01 | 2020-12-11 | 广州希乐弗化工有限公司 | 一种加工助剂用阻隔组合物 |
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