JPS60115652A - ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物 - Google Patents
ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物Info
- Publication number
- JPS60115652A JPS60115652A JP22467483A JP22467483A JPS60115652A JP S60115652 A JPS60115652 A JP S60115652A JP 22467483 A JP22467483 A JP 22467483A JP 22467483 A JP22467483 A JP 22467483A JP S60115652 A JPS60115652 A JP S60115652A
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- JP
- Japan
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- polyvinylidene fluoride
- fluoride polymer
- polymer composition
- polymer
- fluorocarbon wax
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融成形性が良好で、優れた物性の成形物を与
えるポリ弗化ビニリデン（ＰＶＤＦという）系重合体組
成物に関するものである。
えるポリ弗化ビニリデン（ＰＶＤＦという）系重合体組
成物に関するものである。
ｐｖ叶は融点が１６０〜１８０℃で比較的低く、溶融成
形可能な含弗素重合体であり、ポリオレフィン。
形可能な含弗素重合体であり、ポリオレフィン。
ポリアミド、ポリエステル等に比べて、比重が大きい１
表面張力が小さい、吸水率が低い、誘電率が高い、屈折
率が低い、耐候性に優れているといった性質を有するた
め、これから得られるフィルム、シート、繊維等の成形
物に特異な性質を与え。
表面張力が小さい、吸水率が低い、誘電率が高い、屈折
率が低い、耐候性に優れているといった性質を有するた
め、これから得られるフィルム、シート、繊維等の成形
物に特異な性質を与え。
種々の用途に展開されている。
しかし、 ｐｖ叶底成形物物性、特に強度を十分にする
には高分子量のものを使用する必要があり。
には高分子量のものを使用する必要があり。
■溶融粘度が著しく高くなって、流動性が低下し。
成形物表面にザラツキが発生しやすいこと、■流動性を
上げるべ（成形を高温で行うと、 ｌ’ＶＤＦが分解し
、有毒な弗化水素ガスを発生すること等の問題がある。
上げるべ（成形を高温で行うと、 ｌ’ＶＤＦが分解し
、有毒な弗化水素ガスを発生すること等の問題がある。
このため、Ｐｖ叶の成形性を向上させるべく２種々の可
塑剤９例えばポリウレタン系、ポリアミド系、ポリエス
テル系（アジピン酸系のものが主）。
塑剤９例えばポリウレタン系、ポリアミド系、ポリエス
テル系（アジピン酸系のものが主）。
フタル酸エステル系、ポリアクリル酸（又はポリメタク
リル酸）エステル系のものが検討され、一部はすでに企
業化されているが、可塑剤としての効果が十分でなかっ
たり、耐熱性が不十分で分解。
リル酸）エステル系のものが検討され、一部はすでに企
業化されているが、可塑剤としての効果が十分でなかっ
たり、耐熱性が不十分で分解。
着色したりするものが多く、満足できる段階には達して
いないのが実状である。
いないのが実状である。
本発明は、このような問題を解消したＰｖ叶系重合体組
成物を提供するもので、 ＰＶＤＦ系重合体とフルオロ
カーボンワックスとからなる重合体組成物を要旨とする
ものである。
成物を提供するもので、 ＰＶＤＦ系重合体とフルオロ
カーボンワックスとからなる重合体組成物を要旨とする
ものである。
本発明において、 ＰＶＤＦ系重合体としてはＰＶＤＦ
ホモポリマーのほか、弗化ビニリデンを主成分（８０重
量％以上が好ましい。）とし、これにテトラフルオロエ
チレン、モノクロロトリフルオロエチレ７、 弗化ヒニ
ル、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロイソプロ
ポキシエチレンなどを共重合成分としたＰｖ叶系コポリ
マーが用いられる。
ホモポリマーのほか、弗化ビニリデンを主成分（８０重
量％以上が好ましい。）とし、これにテトラフルオロエ
チレン、モノクロロトリフルオロエチレ７、 弗化ヒニ
ル、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロイソプロ
ポキシエチレンなどを共重合成分としたＰｖ叶系コポリ
マーが用いられる。
そして、十分な強度特性を発揮させるためには。
固有粘度（ジメチルホルムアミド中で、３０℃で測定）
が０．８以上のものを用いることが望ましい。
が０．８以上のものを用いることが望ましい。
また、フルオロカーボンワックスとは２通常面体潤滑剤
として用いられるフルオロカーボン系低分子量重合体を
意味し、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）ホモ
ポリマー及びテトラフルオロエチレンと他のオレフィン
、例えばエチレン、弗化ビニル、弗化ヒニリデン、モノ
クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレ
ン等とのコポリマー（この場合テトラフルオロエチレン
成分はコポリマー中の４０重量％以上を占めることが好
ましい。）が好適である。
として用いられるフルオロカーボン系低分子量重合体を
意味し、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）ホモ
ポリマー及びテトラフルオロエチレンと他のオレフィン
、例えばエチレン、弗化ビニル、弗化ヒニリデン、モノ
クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレ
ン等とのコポリマー（この場合テトラフルオロエチレン
成分はコポリマー中の４０重量％以上を占めることが好
ましい。）が好適である。
フルオロカーボンワックスは公知の方法１例えば高分子
量ＰＴＦＥの熱分解、電子線・ガンマ線による分子の切
断、テローゲンの存在下でテトラフルオロエチレンを重
合する方法等で製造することができる。そして良好な成
形性向上効果や物性向上効果を発現させるには、平均分
子量が１万〜２０万。
量ＰＴＦＥの熱分解、電子線・ガンマ線による分子の切
断、テローゲンの存在下でテトラフルオロエチレンを重
合する方法等で製造することができる。そして良好な成
形性向上効果や物性向上効果を発現させるには、平均分
子量が１万〜２０万。
好ましくは２万〜１０万のものが好適であり、また。
できるだけ小さい粒子が好ましく５粒径が１０μ以下の
粒子が好適である。
粒子が好適である。
本発明の重合体組成物は公知の方法で得られる。
すなわち溶融成形以前の任意の段階でｐｖ叶系重合体と
フルオロカーボンワックスとを動的あるいは静的混合す
る方法である。この際、配合比は成形性及び成形品の物
性を考慮すると２組成物中のフルオじ１カーボンワツク
スの量が０．０１〜５重量％となるようにすることが望
ましい。また、配合温度あるいは成形温度は２００〜３
００’Ｃ，好ましくは２１０〜２８０°Ｃが適当である
。
フルオロカーボンワックスとを動的あるいは静的混合す
る方法である。この際、配合比は成形性及び成形品の物
性を考慮すると２組成物中のフルオじ１カーボンワツク
スの量が０．０１〜５重量％となるようにすることが望
ましい。また、配合温度あるいは成形温度は２００〜３
００’Ｃ，好ましくは２１０〜２８０°Ｃが適当である
。
本発明の重合体組成物はフィルム、シート、繊維、その
他の成形物として有用な製品を提供し。
他の成形物として有用な製品を提供し。
その工業的価値は高い。
なお２本発明の重合体組成物に熱安定剤１着色剤、抗酸
化剤、可塑剤等の添加剤を含有させてもよいことはいう
までもない。
化剤、可塑剤等の添加剤を含有させてもよいことはいう
までもない。
以下実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
実施例１〜４．比較例１
固有粘度１．２のＰＶＤＦホモポリマーと平均分子量約
３万のＰＴＦＥホモポリマーとを第１表に示した３■成
となるように、２６０’ｃでブレンドし、チップ化した
。このチップをエクストルーダー型溶融紡糸機に供給し
、紡糸温度２７０”ｃで＋１ｍｍφ×６孔の紡糸口金よ
り６本のモノフィラメントを紡出し。
３万のＰＴＦＥホモポリマーとを第１表に示した３■成
となるように、２６０’ｃでブレンドし、チップ化した
。このチップをエクストルーダー型溶融紡糸機に供給し
、紡糸温度２７０”ｃで＋１ｍｍφ×６孔の紡糸口金よ
り６本のモノフィラメントを紡出し。
紡出モノフィラメントを５０”Ｃの水浴中で冷却し。
次いで１５０℃のグリセリン浴中で延伸倍率３．８倍の
第１段延伸を行い、さらに１８０°Ｃの気体雰囲気中で
延伸倍率１．７倍の第２段延伸を行い、約２００デニー
ルのモノフィラメン１〜（６本）を得た（スピンドロ一
方式）。
第１段延伸を行い、さらに１８０°Ｃの気体雰囲気中で
延伸倍率１．７倍の第２段延伸を行い、約２００デニー
ルのモノフィラメン１〜（６本）を得た（スピンドロ一
方式）。
得られたモノフィラメントの表面のザラツキ状態（手触
りで判定）、引張強度及び結節強度を第１表に示す。な
お、モノフィラメントには着色はほとんど認められなか
った。
りで判定）、引張強度及び結節強度を第１表に示す。な
お、モノフィラメントには着色はほとんど認められなか
った。
第１表
比較例２
アジピン酸とプロピレングリコールとから合成された分
子量約１万のポリエステルをＰＴＦＥの代わりに用い、
実施例４と同様の製糸テストを行ったところ、得られた
モノフィラメントは熱分解で黄色に着色していた。
子量約１万のポリエステルをＰＴＦＥの代わりに用い、
実施例４と同様の製糸テストを行ったところ、得られた
モノフィラメントは熱分解で黄色に着色していた。
特許出願人 ユニ壬力株式会社
手続補正書動式）
％式％
１、事件の表示
特願昭５８−２２４６７４号
２、発明の名称
ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 兵庫県尼崎市東本町１丁目５０番地〒５４１
住 所 大阪市東区北久太部町４丁目６８番地名称ユニ
チカ株式会社特許部 電話０６−２８１−５２５８ （ダイヤルインク４、？
Ｊ正命令の日付 昭和５９年２月８日 （発送日 昭和５９年２月２８日） ５、補正の対象 明細書全文 ６、補正の内容 明細書の浄書（内容に変更なし）
チカ株式会社特許部 電話０６−２８１−５２５８ （ダイヤルインク４、？
Ｊ正命令の日付 昭和５９年２月８日 （発送日 昭和５９年２月２８日） ５、補正の対象 明細書全文 ６、補正の内容 明細書の浄書（内容に変更なし）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１ポリ弗化ビニリデン系重合体とフルオロカーボン
ワックスとからなる重合体組成物。 （２）フルオロカーボンワックスの量が組成物の０．０
１〜５重量％である特許請求の範囲第１項記載の重合体
組成物。 （３）フルオロカーボンワックスが平均分子量１万〜２
０万のポリテトラフルオロエチレン系重合体である特許
請求の範囲第１項又は第２項記載の重合体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467483A JPS60115652A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22467483A JPS60115652A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60115652A true JPS60115652A (ja) | 1985-06-22 |
Family
ID=16817436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22467483A Pending JPS60115652A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | ポリ弗化ビニリデン系重合体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60115652A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5888424A (en) * | 1997-07-24 | 1999-03-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluorescent fluoroplastics |
| WO2006060524A3 (en) * | 2004-12-03 | 2006-07-20 | Du Pont | Fluoropolymer molding process and fluoropolymer molded product |
| JP2009534511A (ja) * | 2006-04-25 | 2009-09-24 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | 熱可塑性フルオロポリマー組成物 |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP22467483A patent/JPS60115652A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5888424A (en) * | 1997-07-24 | 1999-03-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluorescent fluoroplastics |
| WO2006060524A3 (en) * | 2004-12-03 | 2006-07-20 | Du Pont | Fluoropolymer molding process and fluoropolymer molded product |
| JP2009534511A (ja) * | 2006-04-25 | 2009-09-24 | ソルヴェイ・ソレクシス・エッセ・ピ・ア | 熱可塑性フルオロポリマー組成物 |
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