JPH11122585A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

Info

Publication number
JPH11122585A
JPH11122585A JP9278360A JP27836097A JPH11122585A JP H11122585 A JPH11122585 A JP H11122585A JP 9278360 A JP9278360 A JP 9278360A JP 27836097 A JP27836097 A JP 27836097A JP H11122585 A JPH11122585 A JP H11122585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
decoder
output
video signal
muse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9278360A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Miyabe
一裕 宮部
Koichi Nakanishi
弘一 中西
Hideki Imanaka
英樹 今中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9278360A priority Critical patent/JPH11122585A/ja
Publication of JPH11122585A publication Critical patent/JPH11122585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MUSEデコーダとEDTVデコーダとでメ
モリを共用したシステムにおいてMUSEデコーダ出力
を裏録画用に出力しながらEDTVデコーダの出力を表
示する際のEDTVデコーダ出力の画質と操作性を向上
する。 【解決手段】 MUSEデコーダ2への入力信号がMU
SE信号かそうでないかを検出し、その結果をもとにメ
モリをMUSEデコーダ2で使用するかEDTVデコー
ダ1で使用するかを自動的に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EDTVデコー
ダ、MUSEデコーダ等、各種放送方式の信号を復号す
るデコーダを複数搭載したテレビジョン受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受信機の大型化、高
画質化に伴い、限られた伝送帯域で高画質化を実現する
ためテレビジョン受信機側でフィールドメモリを用いた
信号復号を行う放送方式が増加してきた。それに伴い、
各種放送方式の信号復号化に用いる高価なフィールドメ
モリを共用化するシステムが考えられるようになった。
【0003】以下に、従来の複数の放送信号デコーダが
信号復号用フィールドメモリの共用化を図ったテレビジ
ョン受信機について説明する。図3は従来の複数の放送
信号デコーダが信号復号用フィールドメモリの共用化を
図ったテレビジョン受信機のブロック図を示すものであ
る。図3において、1はNTSC信号やEDTVサ信
号、EDTVザ信号を入力として3次元Y/C分離、順
次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直拡大処理、E
DTVザ復調処理等の信号処理を行い、走査線数525
本/フィールドの順次走査方式の輝度色差信号に復号す
るEDTVデコーダである。2はMUSE信号を入力と
して走査線数1125本/フレームの飛び越し走査方式
の輝度色差信号に復号するMUSEデコーダである。3
はEDTVデコーダ用として使用時、3次元Y/C分
離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直拡大処
理、EDTVザ復調処理を行い、MUSEデコーダとし
て使用時はフレーム間やフィールド間の内挿、動き検出
等を行うために用いるフィールドメモリである。4はフ
ィールドメモリ3をEDTVデコーダ用として用いるか
MUSEデコーダ用として用いるかを選択するために、
EDTVデコーダ1からの信号とMUSEデコーダ2か
らの信号とを切り換え、フィールドメモリ3に入力する
切り換え手段である。5はEDTVデコーダ1からの出
力輝度色差信号とMUSEデコーダ2からの出力輝度色
差信号とを切り換え、テレビジョン受信機本体の表示装
置に出力する切り換え手段である。6はEDTVデコー
ダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ2から
の出力輝度色差信号とを切り換えテレビジョン受信機外
部にモニタ信号出力として出力したり、出力を停止した
りする切り換え手段である。7はシステムを制御するマ
イコン、8は遠隔操作するためのリモコン、9はテレビ
ジョン受信機外部にモニタ信号出力としてEDTVデコ
ーダ1またはMUSEデコーダ2による復号後輝度色差
信号を出力するか否かの情報及び、いずれのデコーダに
よる復号後輝度色差信号を出力するかの情報を記憶する
裏録画設定レジスタである。
【0004】以上のように構成されたテレビジョン受信
機について、以下その動作について説明する。まず、テ
レビジョン受信機の表示信号としてNTSC信号が選択
された場合、入力NTSC信号がEDTVデコーダ1に
入力され、切り換え手段4はEDTVデコーダ1からの
信号が選択されフィールドメモリ3に入力される。ED
TVデコーダ1はフィールドメモリ3と共に3次元Y/
C分離、順次走査変換を行い、走査線数525本/フィ
ールドの順次走査方式の輝度色差信号として出力され、
切り換え手段5を介してテレビジョン受信機本体の表示
部で表示される。また、マイコン7はEDTVデコーダ
1、フィールドメモリ3、切り換え手段4〜6を制御す
る。さらに、表示アスペクト切換により垂直拡大処理を
行ったり、入力信号が映画等の字幕付きの映像の場合、
字幕の表示位置を垂直方向に移動させたり、入力信号が
EDTVザ信号の場合、EDTVザ復調を行ったりす
る。
【0005】次に、テレビジョン受信機の表示信号とし
てMUSE信号が選択された場合、入力MUSE信号が
MUSEデコーダ2に入力され、切り換え手段4はMU
SEデコーダ2からの信号が選択されフィールドメモリ
3に入力される。MUSEデコーダ2はフィールドメモ
リ3と共にフレーム間、フィールド間の内挿処理、動き
検出等の処理を行い、走査線数1125本/フレームの
飛び越し走査方式の輝度色差信号として出力され、切り
換え手段5を介してテレビジョン受信機本体の表示部で
表示される。また、マイコン7はMUSEデコーダ2、
フィールドメモリ3、切り換え手段4〜6を制御する。
【0006】このように2つの映像信号処理手段でフィ
ールドメモリ3を共用したシステムでは、通常は2つの
信号を同時に出力することはできない。たとえば、テレ
ビジョン受信機本体にNTSC信号を表示しながら、外
部モニター出力にはMUSEデコーダ2の復調出力を出
力することは通常ではできないが、MUSEデコーダの
出力を録画用機器で録画しながらテレビジョン受信機で
は別の番組を見たいといった場合には2つの信号を同時
に出力する工夫が必要である。
【0007】以下、上記のように裏番組録画等で、両方
のデコーダからテレビジョン受信機本体の表示系、及び
外部モニター出力に信号を出力させる場合の動作につい
て説明する。
【0008】テレビジョン受信機の表示信号としてNT
SC信号が選択され、外部出力信号としてMUSE信号
が選択された場合、裏録画設定レジスタ9にはテレビジ
ョン受信機外部にMUSEデコーダによる復号後輝度色
差信号を出力する内容の情報が記憶され、この情報をも
とにマイコン7が制御を行う。まず、マイコン7が裏録
画設定レジスタ9の内容を識別し、MUSEデコーダに
フィールドメモリ3が必要であると判断すると、切り換
え手段4をMUSEデコーダ側に倒し、フィールドメモ
リ3はMUSE信号の復号に使用される。一方、EDT
Vデコーダ1では、フィールドメモリ3を使用できない
ため、マイコン7では以下のように制御する。
【0009】まず、Y/C分離処理はフィールドメモリ
3が使えないため、動画の時と同じ2次元Y/C分離を
行うように設定する。
【0010】また、順次走査変換についても、フィール
ド間の内挿処理が行えないため、動画の時と同じフィー
ルド内の信号のみを用いた処理を行う。即ち、2ライン
毎同内容の信号を走査する、または、ライン間の内挿処
理により補間信号を作る。
【0011】また、垂直拡大処理においてもフィールド
メモリが無いと行えないため、EDTVデコーダ1では
垂直拡大処理は行わず、そのまま出力し、偏向処理によ
り垂直拡大をおこなうように制御する。
【0012】また、入力信号がEDTVザ信号の場合で
もEDTVザ復調は禁止し、また、入力信号が映画等の
字幕付きの映像の場合も、字幕の表示位置の移動は行わ
ない。
【0013】以上のように裏録画設定レジスタ9にテレ
ビジョン受信機外部にMUSEデコーダによる復号後輝
度色差信号を出力する内容の情報が記憶されている場合
には、EDTVデコーダ1をフィールドメモリ3を使用
しない処理方式に切り換えてテレビジョン受信機本体の
表示部に出力することにより、EDTVデコーダとMU
SEデコーダを同時に動作させることが可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成ではMUSEデコーダの裏録画設定時にはED
TVデコーダが本来の性能・画質改善機能を発揮できな
いという課題を有している。従って、EDTVデコーダ
の出力をテレビジョン受信機本体で表示する場合にはな
るべくMUSEの裏録画設定を行わない方が望ましい。
【0015】テレビジョン受信機の裏録画設定は、衛星
放送(以下BS)チャンネルに対して行われることが多
い。なぜならば、地上波放送の場合はほとんどの録画用
機器(以下VTR)に地上波放送受信チューナを備えて
いるため、テレビジョン受信機からの出力を必要としな
い。一方、BSチューナを備えたVTRはまだ普及率が
低いためテレビジョン受信機のBSチューナを使用する
場合が多い。
【0016】また、現在ハイビジョン(MUSE)放送
は衛星放送の一つとして行われており、BSアンテナ及
びBSチューナはNTSCのBS放送と共用である。従
って、ユーザーが裏録画設定を行う場合、NTSCのB
Sチャンネルを設定する場合と、ハイビジョン(MUS
E)のBSチャンネルを設定する場合とがあるが、NT
SCのBSチャンネルを設定した場合には、MUSEデ
コーダは必要としないのでMUSEデコーダの裏録画設
定を行う必要がない。ところが、裏録画設定したチャン
ネルがNTSCであるか、ハイビジョン(MUSE)で
あるかは決まっていないため、その場合ユーザーがMU
SEの裏録画設定であるか、NTSCの裏録画設定であ
るかの設定を裏録画のチャンネル設定時に合わせて行う
必要があり、非常に煩雑になる。あるいは、BSチャン
ネルがMUSEであろうがNTSCであろうが関係な
く、MUSE裏録画設定をする方法も考えられるが、そ
の場合、NTSCの裏録画をしているときにもテレビジ
ョン受信機本体に表示されるEDTVデコーダの出力の
画質が劣化してしまうという課題を有している。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、 メモリを用いて映像信号の復号処理を行
う複数の映像信号処理手段と、上記複数の映像信号処理
手段が映像信号の復号処理に共用して用いるメモリと、
上記複数の映像信号処理手段の中の一つの映像信号処理
手段に入力された信号がその信号処理手段において復号
処理できる信号であるか否かを判別する信号判別手段
と、上記複数の映像信号処理手段とその復号処理に用い
るメモリを制御するのに用いる制御手段により、上記映
像信号処理手段の復号処理に用いるメモリの使用量を上
記信号判別手段の判別結果をもとに適応的に変化させる
ことにより、本当に必要なときのみ複数の映像信号処理
手段からの復号後信号を同時に出力することを可能とす
るものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、メモリを用いて映像信号の復号処理を行う複数の映
像信号処理手段と、上記複数の映像信号処理手段が映像
信号の復号処理に共用して用いるメモリと、上記複数の
映像信号処理手段の中の一つの映像信号処理手段に入力
された信号がその信号処理手段において復号処理できる
信号であるか否かを判別する信号判別手段と、上記複数
の映像信号処理手段とその復号処理に用いるメモリを制
御するのに用いる制御手段を備えたことを特徴とするも
のであり、上記映像信号処理手段の復号処理に用いるメ
モリの使用量を上記信号判別手段の判別結果をもとに、
適応的に変化させることにより、本当に必要なときのみ
複数の映像信号処理手段からの復号後信号を同時に出力
するので、メモリが使用できなくなることによる映像信
号処理手段の出力画質の劣化を最小限にとどめることが
できるという作用を有する。また、この操作は自動的に
行われるのでユーザーがわざわざ設定するといった煩雑
な操作は不要である。
【0019】請求項2に記載の発明は、メモリを用いて
映像信号の復号処理を行う複数の映像信号処理手段と、
上記複数の映像信号処理手段の信号復号処理に用いるメ
モリと、上記複数の映像信号処理手段からの信号を切り
換え上記メモリに入力する第一の切り換え手段と、上記
複数の映像信号処理手段の出力信号を切り換えテレビジ
ョン受信機本体の表示系に出力する第二の切り換え手段
と、上記複数の映像信号処理手段の出力信号を切り換え
テレビジョン受信機外部に出力する第三の切り換え手段
と、上記複数の映像信号処理手段の中の一つの映像信号
の同期を検出する同期検出手段と、上記同期検出手段の
検出結果に基づき上記複数の映像信号処理手段及びメモ
リ及び上記第一から第三の切り換え手段を制御する制御
手段と、上記第三の切り換え手段の選択信号の情報を保
持する記憶手段とを備えることにより、上記同期検出手
段において信号の同期が検出された時のみ、検出された
信号の復号処理回路に優先的にメモリを使用するように
第一の切り換え手段を制御し、同期が検出されなかった
ときにはその他の映像信号処理手段に優先的にメモリを
使用するように第一の切り換え手段を自動的に制御する
のでメモリが使用できなくなることによる映像信号処理
手段の出力画質の劣化を最小限にとどめることができ、
かつ、操作が煩雑にならないという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、メモリを用いて
映像信号の復号処理を行う複数の映像信号処理手段と、
上記複数の映像信号処理手段の信号復号処理に用いるメ
モリと、上記複数の映像信号処理手段からの信号を切り
換え上記メモリに入力する第一の切り換え手段と、上記
複数の映像信号処理手段の出力信号を切り換えテレビジ
ョン受信機本体の表示系に出力する第二の切り換え手段
と、上記複数の映像信号処理手段の出力信号を切り換え
テレビジョン受信機外部に出力する第三の切り換え手段
と、上記複数の映像信号処理手段の中の一つの映像信号
の同期を検出する同期検出手段と、上記複数の映像信号
処理手段に入力される信号のノイズ状態を検出するノイ
ズ量検出手段と、上記同期検出手段及び上記ノイズ量検
出手段の検出結果に基づき上記複数の映像信号処理手段
及びメモリ及び上記第一から第三の切り換え手段を制御
する制御手段と、上記第三の切り換え手段の選択信号の
情報を保持する記憶手段とを備えることにより、信号の
判別をより正確に行うことができ、メモリが使用できな
くなることによる映像信号処理手段の出力画質の劣化を
最小限にとどめることができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のテレビジョン受信機の
ブロック図を示すもので、図1において1はNTSC信
号やEDTVサ信号、EDTVザ信号を入力として3次
元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、
垂直拡大処理、EDTV□復調処理等の信号処理を行
い、走査線数525本/フィールドの順次走査方式の輝
度色差信号に復号するEDTVデコーダである。2はM
USE信号を入力として走査線数1125本/フレーム
の飛び越し走査方式の輝度色差信号に復号するMUSE
デコーダである。2−1はMUSEデコーダ2の内部回
路でありMUSE信号の同期を検出する同期検出回路で
ある。3はEDTVデコーダ用として使用時、3次元Y
/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直
拡大処理、EDTVザ復調処理を行い、MUSEデコー
ダとして使用時はフレーム間やフィールド間の内挿、動
き検出等を行うために用いるフィールドメモリである。
4はフィールドメモリ3をEDTVデコーダ用として用
いるかMUSEデコーダ用として用いるかを選択するた
めに、EDTVデコーダ1からの信号とMUSEデコー
ダ2からの信号とを切り換え、フィールドメモリ3に入
力する切り換え手段である。5はEDTVデコーダ1か
らの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ2からの出力
輝度色差信号とを切り換え、テレビジョン受信機本体の
表示装置に出力する切り換え手段である。6はEDTV
デコーダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ
2からの出力輝度色差信号とを切り換えテレビジョン受
信機外部にモニタ信号出力として出力したり、出力を停
止したりする切り換え手段である。7はシステムを制御
するマイコン、8は遠隔操作するためのリモコン、9は
テレビジョン受信機外部にモニタ信号出力としてEDT
Vデコーダ1またはMUSEデコーダ2による復号後輝
度色差信号を出力するか否かの情報及び、いずれのデコ
ーダによる復号後輝度色差信号を出力するかの情報を記
憶する裏録画設定レジスタである。
【0022】以上のように構成されたテレビジョン受信
機について、以下その動作について説明する。まず、裏
録画設定レジスタ9に設定されたBSチャンネルがMU
SE放送のチャンネルであった場合の動作について説明
する。この場合、裏録画設定レジスタ9の設定に基づき
裏録画されるときMUSEデコーダ2に入力される信号
はMUSE信号であるので、同期検出回路2−1ではM
USE信号のたとえばフレーム同期を検出してMUSE
同期ありという検出結果をマイコン7に与える。マイコ
ン7では同期検出回路2−1の同期ありという検出結果
を得るとMUSEデコーダにフィールドメモリ3が必要
であると判断し、切り換え手段4をMUSEデコーダ側
に倒し、フィールドメモリ3はMUSE信号の復号に使
用される。そして、切り換え手段6では外部モニタ出力
としてMUSEデコーダ3の出力を選択し出力する。一
方、EDTVデコーダ1では、フィールドメモリ3を使
用できないため、マイコン7では以下のように制御す
る。
【0023】まず、Y/C分離処理はフィールドメモリ
3が使えないため、動画の時と同じ2次元Y/C分離を
行うように設定する。
【0024】また、順次走査変換についても、フィール
ド間の内挿処理が行えないため、動画の時と同じフィー
ルド内の信号のみを用いた処理を行う。即ち、2ライン
毎同内容の信号を走査する、または、ライン間の内挿処
理により補間信号を作る。
【0025】また、垂直拡大処理においてもフィールド
メモリが無いと行えないため、EDTVデコーダ1では
垂直拡大処理は行わず、そのまま出力し、偏向処理によ
り垂直拡大をおこなうように制御する。
【0026】また、入力信号がEDTVザ信号の場合で
もEDTVザ復調は禁止し、また、入力信号が映画等の
字幕付きの映像の場合も、字幕の表示位置の移動は行わ
ない。
【0027】切り換え手段5では、ユーザーの選択によ
りEDTVデコーダ1またはMUSEデコーダ2の出力
を切り換えてテレビジョン受信機本体の表示装置に出力
する。MUSEデコーダ2への入力信号は裏録画設定レ
ジスタ9で設定された信号にロックしておく必要がある
ため他のチャンネルは選択できないが、EDTVデコー
ダ1の出力が選択される場合は、ユーザーはリモコン8
などの操作により好みのチャンネルを自由に設定するこ
とができる。ただし、この場合はEDTVデコーダ1で
はメモリ3が使用できないため、先述のような各種の制
限が発生する。
【0028】次に、裏録画設定レジスタ9に設定された
BSチャンネルがNTSC放送のチャンネルであった場
合の動作について説明する。
【0029】MUSEデコーダ2への入力信号がNTS
C信号であった場合は、MUSEデコーダ2の中の同期
検出回路2−1ではMUSE同期なしという検出結果を
マイコン7に与える。マイコン7ではこの検出結果を受
け取ると切り換え手段4をEDTVデコーダ1側に切り
換えてメモリ3をEDTVデコーダ1の信号処理用に使
用する。この場合はEDTVデコーダ1はその機能をフ
ルに発揮することができる。また、外部モニター出力の
切り換え手段6はEDTVデコーダ1の出力を選択する
か、または、出力を停止する。今の所、走査線数525
本/フィールドの順次走査方式の輝度色差信号を記録す
るVTRは数少ないため、EDTVデコーダ1の輝度色
差信号出力は停止する場合が多い。
【0030】以上のようにMUSEデコーダ内部2の同
期検出回路2−1の検出結果をマイコン7に供給するこ
とにより、同期検出手段3においてMUSE信号の同期
が検出された時のみ、MUSEデコーダ2に優先的にメ
モリ3を使用するように切り換え手段4を制御し、MU
SE信号の同期が検出されなかったときにはEDTVデ
コーダ1に優先的にメモリ3を使用するように切り換え
手段4を制御するのでメモリ3が使用できなくなること
によるEDTVデコーダ1の出力画質の劣化を最小限に
とどめることができる。また、同期検出結果により自動
的にマイコン7が制御するので、ユーザーがMUSEの
裏録画であるか、NTSCの裏録画であるかを設定する
必要がなく操作性が向上する。
【0031】(実施の形態2)図2は本発明のテレビジ
ョン受信機のブロック図を示すもので、図2において1
はNTSC信号やEDTVサ信号、EDTVザ信号を入
力として3次元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位
置移動処理、垂直拡大処理、EDTVザ復調処理等の信
号処理を行い、走査線数525本/フィールドの順次走
査方式の輝度色差信号に復号するEDTVデコーダであ
る。2はMUSE信号を入力として走査線数1125本
/フレームの飛び越し走査方式の輝度色差信号に復号す
るMUSEデコーダである。2−1はMUSEデコーダ
2の内部回路でありMUSE信号の同期を検出する同期
検出回路である。3はEDTVデコーダ用として使用
時、3次元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移
動処理、垂直拡大処理、EDTV□復調処理を行い、M
USEデコーダとして使用時はフレーム間やフィールド
間の内挿、動き検出等を行うために用いるフィールドメ
モリである。4はフィールドメモリ3をEDTVデコー
ダ用として用いるかMUSEデコーダ用として用いるか
を選択するために、EDTVデコーダ1からの信号とM
USEデコーダ2からの信号とを切り換え、フィールド
メモリ3に入力する切り換え手段である。5はEDTV
デコーダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ
2からの出力輝度色差信号とを切り換え、テレビジョン
受信機本体の表示装置に出力する切り換え手段である。
6はEDTVデコーダ1からの出力輝度色差信号とMU
SEデコーダ2からの出力輝度色差信号とを切り換えテ
レビジョン受信機外部にモニタ信号出力として出力した
り、出力を停止したりする切り換え手段である。7はシ
ステムを制御するマイコン、8は遠隔操作するためのリ
モコン、9はテレビジョン受信機外部にモニタ信号出力
としてEDTVデコーダ1またはMUSEデコーダ2に
よる復号後輝度色差信号を出力するか否かの情報及び、
いずれのデコーダによる復号後輝度色差信号を出力する
かの情報を記憶する裏録画設定レジスタである。10は
衛星放送を受信するためのBSチューナであり、10−
1はBSチューナ10で選局された信号のC/Nレベル
を検出するC/N検出回路である。
【0032】以上のように構成されたテレビジョン受信
機について、以下その動作について説明する。
【0033】まず、MUSEデコーダ2の同期検出回路
2−1の検出結果により裏録画設定時のメモリ3の割り
当てをかえる点については実施の形態1と同じである
が、BS放送の場合降雨によるC/Nの劣化という問題
がある。即ち、降雨によりC/Nが劣化するとMUSE
放送中でもMUSEデコーダ2の同期検出回路2−1の
同期がはずれ、同期なしという結果になる場合がある。
このため裏録画を行っている間、常に同期検出回路2−
1の検出結果を監視し、同期がはずれたとき即座に切り
換え手段4をEDTVデコーダ1側に切り換えるように
すると、降雨によりMUSEの同期がはずれると、その
期間だけEDTVデコーダ1の出力信号の画質が変化し
てしまう。画質としては良くなる方向であるが、ユーザ
ーが視聴している最中に画質が変化することは好ましく
ないので、同期検出回路2−1による判断は裏録画の設
定時にのみ行い、以後検出結果が変わっても切り換え手
段4は切り換えない方が望ましい。ところが、その場合
でも、偶然裏録画の設定時に雨が降り、MUSEの同期
がはずれていた場合は、判断をあやまる場合がある。こ
の場合は雨がやんでからC/Nが回復しMUSEの同期
がたってもメモリ3はEDTVデコーダ用として使われ
たままであるので、MUSEデコーダとしての処理がで
きなくなる。本発明はBSチューナのC/N検出回路1
0−1で検出した受信C/N値を判断条件に加えること
により、そのような場合でも判断の誤りを最小限にとど
めることができるテレビジョン受信機を提供するもので
ある。即ち、BSチューナのC/N検出回路10−1の
検出結果をマイコン7に供給し、ある閾値以上のC/N
値の時を「通常状態」、ある閾値以下のC/N値の時を
「降雨状態」とする。そして、同期検出回路2−1の検
出結果と合わせて、C/N値が「通常状態」かつMUS
Eの同期が「なし」のときを信号がNTSC放送である
と判断し、切り換え手段4はEDTVデコーダ1側に切
り換える。そしてC/N値が「降雨状態」またはMUS
Eの同期が「あり」のときを信号がMUSE放送である
と判断し、切り換え手段4はMUSEデコーダ2側に切
り換える。このようにすれば裏録画の設定時に雨が降っ
てC/N値が「降雨状態」にありMUSEの同期がはず
れていてもMUSEの裏録画状態に設定するのでC/N
値が回復すればMUSEの録画が可能になる。一方裏録
画の設定時に雨が降ってC/N値が「降雨状態」にあっ
て、放送がNTSC放送の場合にもMUSEの裏録画設
定状態になってしまうという課題はのこるが、そのよう
な場合はごく限られている。また、C/N値が「降雨状
態」という条件でMUSE裏録画の設定を行ったときに
は、C/N値が回復してから再度MUSEの同期検出を
みて判断するようにすればその時点で誤った判断を修正
できる。あるいは、C/N値が「降雨状態」でMUSE
同期が「なし」のとき、一旦NTSC放送であると判断
して切り換え手段4をEDTVデコーダ1側に切り換え
ておき、C/N値が「通常状態」になった時点で再度M
USEの同期を検出し、同期「あり」となったら切り換
え手段4をMUSEデコーダ2側に切り換えるようにし
てもよい。
【0034】以上のように本発明によればBSチューナ
のC/N検出回路10−1で検出した受信C/N値を判
断条件に加えることにより、受信信号がMUSE信号で
あるかNTSC信号であるかの判断をより正確に行うこ
とができ、EDTVデコーダ1とMUSEデコーダ2と
で共用しているメモリ3をより必要としている回路に使
用できるように切り換え手段4を自動的に切り換えるこ
とができる。
【0035】なお、本実施例ではMUSEデコーダの同
期検出回路を用いて説明したが、EDTVデコーダの同
期を検出してもよいし、また、両方の同期検出をみれば
より正確な判断を行うことが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、裏録画設
定レジスタにより裏録画を行う際、MUSEデコーダに
入力された信号がMUSE信号であるかNTSC信号で
あるかを同期検出および信号ノイズレベルなどから判断
して、入力信号がMUSE信号であったときには自動的
にメモリをMUSEデコーダ側に切り換え、NTSC信
号であったときには自動的にメモリをEDTVデコーダ
側に切り換えることができ、複数の信号処理回路でメモ
リを共用したテレビジョン受信機の画質が制限される機
会を減らし、かつ、操作性を大幅に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるテレビジョン受信
機を示すブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態2によるテレビジョン受信
機を示すブロック構成図
【図3】従来のテレビジョン受信機を示すブロック構成
【符号の説明】
1 EDTVデコーダ 2 MUSEデコーダ 2−1 同期検出回路 3 メモリ 4〜6 切り換え手段 7 マイコン 9 裏録画設定レジスタ 10 BSチューナ 11 C/N検出回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】以下に、従来の複数の放送信号デコーダが
信号復号用フィールドメモリの共用化を図ったテレビジ
ョン受信機について説明する。図3は従来の複数の放送
信号デコーダが信号復号用フィールドメモリの共用化を
図ったテレビジョン受信機のブロック図を示すものであ
る。図3において、1はNTSC信号やEDTV
号、EDTV信号を入力として3次元Y/C分離、順
次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直拡大処理、E
DTV復調処理等の信号処理を行い、走査線数525
本/フィールドの順次走査方式の輝度色差信号に復号す
るEDTVデコーダである。2はMUSE信号を入力と
して走査線数1125本/フレームの飛び越し走査方式
の輝度色差信号に復号するMUSEデコーダである。3
はEDTVデコーダ用として使用時、3次元Y/C分
離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直拡大処
理、EDTV復調処理を行い、MUSEデコーダとし
て使用時はフレーム間やフィールド間の内挿、動き検出
等を行うために用いるフィールドメモリである。4はフ
ィールドメモリ3をEDTVデコーダ用として用いるか
MUSEデコーダ用として用いるかを選択するために、
EDTVデコーダ1からの信号とMUSEデコーダ2か
らの信号とを切り換え、フィールドメモリ3に入力する
切り換え手段である。5はEDTVデコーダ1からの出
力輝度色差信号とMUSEデコーダ2からの出力輝度色
差信号とを切り換え、テレビジョン受信機本体の表示装
置に出力する切り換え手段である。6はEDTVデコー
ダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ2から
の出力輝度色差信号とを切り換えテレビジョン受信機外
部にモニタ信号出力として出力したり、出力を停止した
りする切り換え手段である。7はシステムを制御するマ
イコン、8は遠隔操作するためのリモコン、9はテレビ
ジョン受信機外部にモニタ信号出力としてEDTVデコ
ーダ1またはMUSEデコーダ2による復号後輝度色差
信号を出力するか否かの情報及び、いずれのデコーダに
よる復号後輝度色差信号を出力するかの情報を記憶する
裏録画設定レジスタである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】以上のように構成されたテレビジョン受信
機について、以下その動作について説明する。まず、テ
レビジョン受信機の表示信号としてNTSC信号が選択
された場合、入力NTSC信号がEDTVデコーダ1に
入力され、切り換え手段4はEDTVデコーダ1からの
信号が選択されフィールドメモリ3に入力される。ED
TVデコーダ1はフィールドメモリ3と共に3次元Y/
C分離、順次走査変換を行い、走査線数525本/フィ
ールドの順次走査方式の輝度色差信号として出力され、
切り換え手段5を介してテレビジョン受信機本体の表示
部で表示される。また、マイコン7はEDTVデコーダ
1、フィールドメモリ3、切り換え手段4〜6を制御す
る。さらに、表示アスペクト切換により垂直拡大処理を
行ったり、入力信号が映画等の字幕付きの映像の場合、
字幕の表示位置を垂直方向に移動させたり、入力信号が
EDTV信号の場合、EDTV復調を行ったりす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、入力信号がEDTV信号の場合で
もEDTV復調は禁止し、また、入力信号が映画等の
字幕付きの映像の場合も、字幕の表示位置の移動は行わ
ない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明のテレビジョン受信機の
ブロック図を示すもので、図1において1はNTSC信
号やEDTV信号、EDTV信号を入力として3次
元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、
垂直拡大処理、EDTV復調処理等の信号処理を行
い、走査線数525本/フィールドの順次走査方式の輝
度色差信号に復号するEDTVデコーダである。2はM
USE信号を入力として走査線数1125本/フレーム
の飛び越し走査方式の輝度色差信号に復号するMUSE
デコーダである。2−1はMUSEデコーダ2の内部回
路でありMUSE信号の同期を検出する同期検出回路で
ある。3はEDTVデコーダ用として使用時、3次元Y
/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移動処理、垂直
拡大処理、EDTV復調処理を行い、MUSEデコー
ダとして使用時はフレーム間やフィールド間の内挿、動
き検出等を行うために用いるフィールドメモリである。
4はフィールドメモリ3をEDTVデコーダ用として用
いるかMUSEデコーダ用として用いるかを選択するた
めに、EDTVデコーダ1からの信号とMUSEデコー
ダ2からの信号とを切り換え、フィールドメモリ3に入
力する切り換え手段である。5はEDTVデコーダ1か
らの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ2からの出力
輝度色差信号とを切り換え、テレビジョン受信機本体の
表示装置に出力する切り換え手段である。6はEDTV
デコーダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ
2からの出力輝度色差信号とを切り換えテレビジョン受
信機外部にモニタ信号出力として出力したり、出力を停
止したりする切り換え手段である。7はシステムを制御
するマイコン、8は遠隔操作するためのリモコン、9は
テレビジョン受信機外部にモニタ信号出力としてEDT
Vデコーダ1またはMUSEデコーダ2による復号後輝
度色差信号を出力するか否かの情報及び、いずれのデコ
ーダによる復号後輝度色差信号を出力するかの情報を記
憶する裏録画設定レジスタである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、入力信号がEDTV信号の場合で
もEDTV復調は禁止し、また、入力信号が映画等の
字幕付きの映像の場合も、字幕の表示位置の移動は行わ
ない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】(実施の形態2)図2は本発明のテレビジ
ョン受信機のブロック図を示すもので、図2において1
はNTSC信号やEDTV信号、EDTV信号を入
力として3次元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位
置移動処理、垂直拡大処理、EDTV復調処理等の信
号処理を行い、走査線数525本/フィールドの順次走
査方式の輝度色差信号に復号するEDTVデコーダであ
る。2はMUSE信号を入力として走査線数1125本
/フレームの飛び越し走査方式の輝度色差信号に復号す
るMUSEデコーダである。2−1はMUSEデコーダ
2の内部回路でありMUSE信号の同期を検出する同期
検出回路である。3はEDTVデコーダ用として使用
時、3次元Y/C分離、順次走査変換、字幕垂直位置移
動処理、垂直拡大処理、EDTV復調処理を行い、M
USEデコーダとして使用時はフレーム間やフィールド
間の内挿、動き検出等を行うために用いるフィールドメ
モリである。4はフィールドメモリ3をEDTVデコー
ダ用として用いるかMUSEデコーダ用として用いるか
を選択するために、EDTVデコーダ1からの信号とM
USEデコーダ2からの信号とを切り換え、フィールド
メモリ3に入力する切り換え手段である。5はEDTV
デコーダ1からの出力輝度色差信号とMUSEデコーダ
2からの出力輝度色差信号とを切り換え、テレビジョン
受信機本体の表示装置に出力する切り換え手段である。
6はEDTVデコーダ1からの出力輝度色差信号とMU
SEデコーダ2からの出力輝度色差信号とを切り換えテ
レビジョン受信機外部にモニタ信号出力として出力した
り、出力を停止したりする切り換え手段である。7はシ
ステムを制御するマイコン、8は遠隔操作するためのリ
モコン、9はテレビジョン受信機外部にモニタ信号出力
としてEDTVデコーダ1またはMUSEデコーダ2に
よる復号後輝度色差信号を出力するか否かの情報及び、
いずれのデコーダによる復号後輝度色差信号を出力する
かの情報を記憶する裏録画設定レジスタである。10は
衛星放送を受信するためのBSチューナであり、10−
1はBSチューナ10で選局された信号のC/Nレベル
を検出するC/N検出回路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリを用いて映像信号の復号処理を行
    う複数の映像信号処理手段と、上記複数の映像信号処理
    手段が映像信号の復号処理に共用して用いるメモリと、
    上記複数の映像信号処理手段の中の一つの映像信号処理
    手段に入力された信号がその信号処理手段において復号
    処理できる信号であるか否かを判別する信号判別手段
    と、上記複数の映像信号処理手段とその復号処理に用い
    るメモリを制御するのに用いる制御手段により、上記映
    像信号処理手段の復号処理に用いるメモリの使用量を上
    記信号判別手段の判別結果をもとに適応的に変化させる
    ことにより、必要に応じて複数の映像信号処理手段から
    の復号後信号を同時に出力することを可能とするテレビ
    ジョン受信機。
  2. 【請求項2】 メモリを用いて映像信号の復号処理を行
    う複数の映像信号処理手段と、上記複数の映像信号処理
    手段の信号復号処理に用いるメモリと、上記複数の映像
    信号処理手段からの信号を切り換え上記メモリに入力す
    る第一の切り換え手段と、上記複数の映像信号処理手段
    の出力信号を切り換えテレビジョン受信機本体の表示系
    に出力する第二の切り換え手段と、上記複数の映像信号
    処理手段の出力信号を切り換えテレビジョン受信機外部
    に出力する第三の切り換え手段と、上記複数の映像信号
    処理手段の中の一つの映像信号の同期を検出する同期検
    出手段と、上記同期検出手段の検出結果に基づき上記複
    数の映像信号処理手段及びメモリ及び上記第一から第三
    の切り換え手段を制御する制御手段と、上記第三の切り
    換え手段の選択信号の情報を保持する記憶手段とを備え
    ることを特徴とするテレビジョン受信機。
  3. 【請求項3】 メモリを用いて映像信号の復号処理を行
    う複数の映像信号処理手段と、上記複数の映像信号処理
    手段の信号復号処理に用いるメモリと、上記複数の映像
    信号処理手段からの信号を切り換え上記メモリに入力す
    る第一の切り換え手段と、上記複数の映像信号処理手段
    の出力信号を切り換えテレビジョン受信機本体の表示系
    に出力する第二の切り換え手段と、上記複数の映像信号
    処理手段の出力信号を切り換えテレビジョン受信機外部
    に出力する第三の切り換え手段と、上記複数の映像信号
    処理手段の中の一つの映像信号の同期を検出する同期検
    出手段と、上記複数の映像信号処理手段に入力される信
    号のノイズ状態を検出するノイズ量検出手段と、上記同
    期検出手段及び上記ノイズ量検出手段の検出結果に基づ
    き上記複数の映像信号処理手段及びメモリ及び上記第一
    から第三の切り換え手段を制御する制御手段と、上記第
    三の切り換え手段の選択信号の情報を保持する記憶手段
    とを備えることを特徴とするテレビジョン受信機。
JP9278360A 1997-10-13 1997-10-13 テレビジョン受信機 Pending JPH11122585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278360A JPH11122585A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 テレビジョン受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278360A JPH11122585A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 テレビジョン受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11122585A true JPH11122585A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17596263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9278360A Pending JPH11122585A (ja) 1997-10-13 1997-10-13 テレビジョン受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11122585A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6011594A (en) Television device having text data processing function
US7589789B2 (en) Video converting device and method for digital TV
JPH06178225A (ja) 多重映像テレビ受像機
JPH09116821A (ja) テレビジョン受像機
JPH04365278A (ja) 多画面表示回路
EP0717562B1 (en) Method and apparatus for displaying two video pictures simultaneously
US5233422A (en) Apparatus for selectively enlarging or reducing an area of a reproduced television picture
JP2000041197A (ja) テレビジョン受信機
JPH11122585A (ja) テレビジョン受信機
JPH11168679A (ja) デジタル放送受信機
EP1562308A2 (en) Diversity receiver
JPH10285522A (ja) テレビジョン受信機
KR0159531B1 (ko) 뮤즈/엔티에스시 텔레비젼 신호 변환장치
JP3013217B2 (ja) 子画面リニアリティ制御装置
JP3228072B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0316052A (ja) カラーテレビジヨン回路
JP3002031B2 (ja) 高品位テレビジョン受像機
JP3128288B2 (ja) テレビジョン受像機
KR100198342B1 (ko) 브이시알의 카날 플러스 수신표시 처리방법
JP2517650B2 (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置
JP2000175116A (ja) テレビジョン受像機
JP2888545B2 (ja) テレビジョン受信機の信号方式適応装置
JP3128286B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0282884A (ja) 高画質テレビジョン
JPH0955896A (ja) 画面モード切換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406