JPH11122178A - 光伝送装置及び光通信システム - Google Patents

光伝送装置及び光通信システム

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JPH11122178A
JPH11122178A JP9285097A JP28509797A JPH11122178A JP H11122178 A JPH11122178 A JP H11122178A JP 9285097 A JP9285097 A JP 9285097A JP 28509797 A JP28509797 A JP 28509797A JP H11122178 A JPH11122178 A JP H11122178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は波長分割多重(WDM)に適用され
る光伝送装置及び光通信システムに関し、WDMのチャ
ネル数が変化した場合における伝送品質の劣化の防止を
課題としている。 【解決手段】 複数の光信号を波長分割多重してWDM
信号を生成しこれを光伝送路へ送出するための光マルチ
プレクサ14と、光信号の各々のパワーに基づき各光信
号の断を検出する手段54と、光信号の少なくとも1つ
が断になったときに予め定められた波長を有する光をW
DM信号光に加えるための補償手段52とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に異なる波
長の複数の光信号を用いた波長分割多重(WDM)に関
し、更に詳しくは、WDMに適用される光伝送装置及び
光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低損失(例えば0.2dB/k
m)な光ファイバの製造技術及び使用技術が確立され、
光ファイバを伝送路とする光通信システムが実用化され
ている。また、光ファイバにおける損失を補償して長距
離の伝送を可能にするために、信号光を増幅するための
光増幅器が実用化されている。
【0003】従来知られている光増幅器は、増幅される
べき信号光が供給される光増幅媒体と、光増幅媒体が信
号光の波長を含む利得帯域を提供するように光増幅媒体
をポンピング(励起)する手段とを備えている。例え
ば、エルビウムドープファイバ増幅器(EDFA)は、
光増幅媒体としてのエルビウムドープファイバ(ED
F)と、予め定められた波長を有するポンプ光をEDF
に供給するためのポンプ光源とを備えている。0.98
μm帯(0.97μm〜0.99μm)或いは1.48
μm帯(1.47μm〜1.49μm)の波長を有する
ポンプ光を用いることによって、波長1.55μmを含
む利得帯域が得られる。また、半導体チップを光増幅媒
体として用いる光増幅器も知られている。この場合、半
導体チップに電流を注入することによってポンピングが
行われる。
【0004】一方、光ファイバによる伝送容量を増大さ
せるための技術として、波長分割多重(WDM)があ
る。WDMが適用されるシステムにおいては、異なる波
長を有する複数の光キャリアが用いられる。各光キャリ
アを独立に変調することによって得られた複数の光信号
が光マルチプレクサにより波長分割多重され、その結果
得られたWDM信号光が光ファイバ伝送路に送出され
る。受信側では、受けたWDM信号光が光デマルチプレ
クサによって個々の信号に分離され、各光信号に基づい
て伝送データが再生される。WDMの適用によって、当
該多重数に応じて一本の光ファイバによる伝送容量を増
大させることができる。
【0005】従って、光増幅器及びWDMを組み合わせ
ることによって、光通信システムの長スパン化及び大容
量化が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光増幅器及びWDMを
組み合わせる場合、光増幅器において実施される自動出
力レベル制御(ALC)により伝送品質が制限されるこ
とがある。ALCは、一般的には、光増幅器のトータル
出力レベルが一定になるような制御であるので、例えば
WDM信号光のあるチャネルの光信号が断になったとき
に、他のチャネルの各々の光出力レベルが増大し、光フ
ァイバ伝送路で生じる非線形効果(SPM:自己位相変
調、XPM:相互位相変調、FWM:四光波混合等)の
影響を受けることがあるのである。非線形効果の影響
は、特に10Gb/s以上の高速伝送の場合に顕著であ
ることが知られている。
【0007】よって、本発明の目的は、WDMのチャネ
ル数が変化した場合に伝送品質が劣化する虞のない光伝
送装置及び光通信システムを提供することにある。本発
明の他の目的は以下の説明から明らかになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、複数の
光信号を波長分割多重(WDM)してWDM信号光を生
成し該WDM信号光を光伝送路へ送出するための光マル
チプレクサと、上記複数の光信号の各々のパワーに基づ
き該各光信号の断を検出する手段と、上記複数の光信号
の少なくとも1つが断になったときに予め定められた波
長を有する光を上記WDM信号光に加えるための補償手
段とを備えた光伝送装置が提供される。
【0009】この構成によると、WDM信号光の少なく
とも1つのチャネルが断になったときに、予め定められ
た波長を有する光がWDM信号光に加えられるようにし
ているので、例えば、WDM信号光を増幅するための光
増幅器においてトータル出力レベルが一定になるような
ALC(自動出力レベル制御)が実施されている場合
に、チャネル当たりの光出力レベルの変化を小さく抑え
ることができ、本発明の目的の1つが達成される。
【0010】本発明の他の側面によると、異なる波長の
複数の光信号を出力する複数の光送信機と、上記複数の
光信号を波長分割多重(WDM)してWDM信号光を生
成し該WDM信号光を光伝送路へ送出するための光マル
チプレクサと、予め定められた波長を有する光を上記W
DM信号光に加えるための少なくとも1つの光源とを備
えた光伝送装置が提供される。
【0011】光増幅器において、トータル出力レベルが
一定になるようなALCが実施されている場合、チャネ
ル当たりの光出力レベルの変動幅は、チャネル数に依存
する。例えば、2チャネルが1チャネルに減少する場合
には光出力レベルが3dB変化するのに対して、8チャ
ネルが7チャネルに減少する場合には光出力レベルの変
化は0.58dBと小さい。従って、本発明のように予
め定められた波長を有する光をWDM信号光に加えてお
くことによって、WDM信号光のあるチャネルの光信号
が断になった場合における多チャネルの光出力レベルの
変動を小さく抑えることができる。
【0012】本発明の更に他の側面によると光通信シス
テムが提供される。このシステムは、送信用の端局と、
端局に動作的に接続される光ファイバ伝送路とを備えて
いる。端局は本発明による光伝送装置を含む。
【0013】尚、この出願において、ある要素と他の要
素とが動作的に接続されるというのは、これらの要素が
直接接続される場合を含み、更に、これらの要素の間で
電気信号又は光信号の受渡しができる程度の関連性を以
てこれらの要素が設けられている場合を含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明
を適用可能な光通信システムのブロック図である。この
システムは、送信用の第1の端局2と、受信用の第2の
端局4と、端局2及び4間を結ぶ光ファイバ伝送路6と
を備えている。本発明による光伝送装置は特に第1の端
局2に適用可能である。
【0015】第1の端局2は、この例では任意波長の光
信号(元光信号)を各々出力する複数の光送信機(O
S)8(#1,…,#n)と、光送信機8(#1,…,
#n)及び光ファイバ伝送路6に動作的に接続されるト
ランスポンダ10とを有している。
【0016】トランスポンダ10は、光送信機8(#
1,…,#n)からの任意波長の光信号をそれぞれ予め
定められた波長λ1 ,…,λn の光信号に波長変換する
複数の波長変換器12(#1,…,#n)と、波長変換
器12(#1,…,#n)からの光信号を波長分割多重
してWDM信号光を生成するための光マルチプレクサ1
4とを含む。光マルチプレクサ14からのWDM信号光
は光ファイバ伝送路6に送出される。
【0017】光ファイバ伝送路6の途中にはインライン
型の複数の光増幅器16が設けられている。各光増幅器
16はWDM信号光を増幅する。即ち、各光増幅器16
はWDM信号光の波長を含む利得帯域を提供している。
光ファイバ伝送路6の長さによっては、1台の光増幅器
が用いられていてもよい。
【0018】第2の端局4は、光ファイバ伝送路6によ
り送られてきたWDM信号光を個々の任意波長の光信号
(元光信号)に分けるためのトランスポンダ18と、こ
れらの光信号を受けるための光受信機(OR)20(#
1,…,#n)とを有している。
【0019】トランスポンダ18は、入力されたWDM
信号光を波長λ1 ,…,λn の複数の光信号に分けるた
めの光デマルチプレクサ22と、これらの光信号を任意
波長の光信号に波長変換するための複数の波長変換器2
4(#1,…,#n)とを含む。
【0020】図1のシステム構成によると、波長分割多
重が適用されているので、多重数に応じて伝送容量が拡
大され、また、光ファイバ伝送路6の途中にインライン
型の光増幅器16が設けられているので、簡単な構成で
光ファイバ伝送路6の長スパン化が可能になる。特に、
第1の端局2においては、トランスポンダ10の入力側
の各光信号の波長が任意であり、また、第2の端局4に
おいては、トランスポンダ18の出力側の各光信号の波
長が任意であるので、光送信機8(#1,…,#n)及
び光受信機20(#1,…,#n)の各々として既存の
装置を用いることができる。
【0021】光送信機8(#1,…,#n)または光受
信機20(#1,…,#n)の各々に代わる再生中継器
を用いた拡張的な光ネットワークシステムが提供されて
もよい。
【0022】図2は本発明を適用可能な他の光通信シス
テムのブロック図である。ここでは、送信用の端局2′
は、波長分割多重用の予め定められた波長λ1 ,…,λ
n の光信号をそれぞれ出力する複数の光送信機8′(#
1,…,#n)を有している。これらの光信号は光マル
チプレクサ(MUX)14により波長分割多重され、そ
の結果得られたWDM信号光が光ファイバ伝送路6に送
出される。
【0023】第2の端局4′においては、光ファイバ伝
送路6により送られてきたWDM信号光が光デマルチプ
レクサ(DMUX)18によって波長λ1 ,…,λn
個々の光信号に分離され、これらの光信号は光受信機2
0′(#1,…,#n)に供給される。
【0024】図2のシステム構成によっても、図1によ
る場合と同様に伝送容量の拡大及び光ファイバ伝送路6
の長スパン化が可能になる。特に図2のシステム構成で
は、光送信機8′(#1,…,#n)及び光受信機2
0′(#1,…,#n)の各々が波長分割多重専用のも
のに限定される反面、図1に示されるような波長変換器
が不要であるので、構成を簡略化してシステムを低価格
に提供することができる。
【0025】尚、図1及び図2に示されるシステムの各
々においては、光マルチプレクサ14と光ファイバ伝送
路6との間にポストアンプとしての光増幅器が設けられ
ていてもよいし、光ファイバ伝送路6と光デマルチプレ
クサ18との間にプリアンプとしての光増幅器が設けら
れていてもよい。
【0026】図3は送信光出力の許容範囲を説明するた
めのパワーダイヤグラムである。縦軸は光レべル(光パ
ワー)、横軸は距離(または位置)を表している。2つ
の光増幅器の間の光ファイバスパンにおける入力側の送
信光出力の許容範囲は、受信側における最小受信電力
(S/Nリミット)と光ファイバスパンにおける非線形
効果の影響により決定される。具体的には、送信光出力
の許容範囲の下限は、最小受信電力及び伝送路損失傾斜
によって決定され、同上限は非線形効果の影響によって
決定される。また、受信側における受信可能範囲の下限
は最小受信電力によって与えられ、上限はフォトダイオ
ード等のフォトディテクタの耐性によって決定される。
【0027】従って、図1及び図2のシステムの各々の
ように波長分割多重が適用されている場合には、全チャ
ネルの光信号が送信光出力の許容範囲内にあることが、
良好な伝送品質を維持する上で重要である。
【0028】図4は本発明に適用可能な光増幅器のブロ
ック図である。入力ポート26と出力ポート28との間
には、可変な減衰を有する光アッテネータ(光減衰器)
30と、光カプラ32と、WDMカプラ34と、エルビ
ウムドープファイバ(EDF)36と、光カプラ38と
がこの順に設けられている。入力ポート26に供給され
たWDM信号光は、光アッテネータ30による制御され
た減衰を受け、光カプラ32及びWDMカプラ34を通
ってEDF36に供給される。
【0029】ポンプ光源としてのレーザダイオード(L
D)40からのポンプ光は、WDMカプラ34を通って
EDF36に供給される。ポンプ光によりポンピングさ
れているEDF36にWDM信号光が供給されると、誘
導放出の原理に従ってWDM信号光は増幅され、増幅さ
れたWDM信号光は光カプラ38を通って出力ポート2
8から出力される。
【0030】ここでは、EDF36における利得特性
(利得の波長依存性)を一定に保つために、自動利得制
御(AGC)が採用され、また、トータル出力レベルが
一定になるようにするために、自動出力レベル制御(A
LC)が採用されている。
【0031】EDF36に供給される増幅されるべきW
DM信号光の一部は光カプラ32により分岐され、分岐
された光はフォトダイオード等のフォトディテクタ(P
D)42によりそのパワーに応じた電気信号に変換され
る。また、増幅されたWDM信号光の一部は光カプラ3
8により分岐され、分岐された光はフォトディテクタ4
4によりそのパワーに応じた電気信号に変換される。フ
ォトディテクタ42及び44の出力信号はAGC回路4
6に供給され、AGC回路46は、EDF36の利得が
一定になるように、駆動回路48がレーザダイオード4
0に供給する駆動電流を制御する。
【0032】フォトディテクタ44の出力信号はまたA
LC回路50に供給され、ALC50はEDFからの増
幅されたWDM信号光のトータル出力レベルが一定にな
るように光アッテネータ30の減衰を制御する。
【0033】図4では、WDM信号光及びポンプ光がE
DF36内を同じ向きに伝搬するようにしてフォワード
ポンピングが行われているが、WDM信号光及びポンプ
光がEDF36内を互いに逆向きに伝搬するような改良
を施してバックワードポンピングが行われるようにして
もよい。また、2つのポンプ光源を用いて、双方向ポン
ピングを行ってもよい。
【0034】増幅すべきWDM信号光の波長が1.55
μm帯(1.50μm〜1.60μm)に含まれる場合
には、ポンプ光の波長を0.98μm帯或いは1.48
μm帯に設定すると共に、AGCの目標値を適切に設定
することによって、WDM信号光の波長を含む実質的に
平坦な利得帯域を提供することができ、波長間隔を十分
狭くすることによって、高密度な波長分割多重が可能に
なる。
【0035】ここでは光増幅媒体としてEDF36が用
いられているが、Yb及びNd等の他の希土類元素がド
ープされたドープファイバも採用可能である。図4に示
されるようにトータル出力レベルが一定になるようなA
LCを実施する場合、WDM信号光のチャネル数の変化
に従って各チャネルの光出力パワーが変化し、送信光出
力の許容範囲を外れることがある。これを具体的に説明
する。
【0036】図5はWDMにおけるチャネル数の減少に
よるチャネル当たりの光出力パワーの増加を説明するた
めの図である。同図左上に示されるように、一定入力レ
ベルの4チャネルのWDM信号光が光増幅器に入力され
ているときに、同図右上に示されるように1チャネルの
光信号が断になった場合、同図左下に示されるような、
入力スペクトルに対応する出力スペクトルは、同図右下
に示されるように変化する。
【0037】即ち、1チャネルの光信号が断になると、
ALCによってトータル出力レベルが一定に維持される
ような制御が行われるので、残っている各チャネルの出
力レベルが送信光出力の許容範囲の上限を越えることが
あるのである。この場合、非線形効果の影響により波形
歪みが生じ、伝送品質が劣化する虞がある。
【0038】図6はチャネル数の増加によるチャネル当
たりの光出力パワーの減少を説明するための図である。
同図左上に示されるように、一定入力レベルの3チャネ
ルのWDM信号光が光増幅器に入力されているときに、
同図右上に示されるように1チャネルの光信号が増えた
場合、同図左下に示されるような、入力スペクトルに対
応する出力スペクトルは、同図右下に示されるように変
化する。
【0039】即ち、1チャネルの光信号が増えると、A
LCによってトータル出力レベルが一定に維持されるよ
うな制御が行われる結果、各チャネルの出力レベルが送
信光出力の許容範囲の下限を下回ることがあるのであ
る。この場合、受信側において各チャネルの光信号が最
小受信電力を下回ることとなり、伝送品質が劣化する虞
がある。
【0040】以下、図5により説明したチャネル当たり
の光出力パワーの増加に対処するための、或いは、図5
及び図6により説明したチャネル当たりの光出力パワー
の変化に対処するための光伝送装置のいくつかの実施形
態について説明する。
【0041】図7は本発明による光伝送装置の第1実施
形態を示すブロック図である。この光伝送装置が図2の
第1の端局2′に適用されるものとしてこの実施形態を
説明する。
【0042】ここでは、光マルチプレクサ14の複数の
入力ポートが互いに異なる波長を有する光信号を出力す
る複数の光送信機8′(#1,…,#n)に接続される
だけでなく、光マルチプレクサ14の入力ポートの1つ
は付加的な光源52に接続されている。
【0043】光源52は、予め定められた規則に従って
予め定められた波長を有する光を出力するように制御回
路54によりオン/オフされる。例えば、使用チャネル
の全てが正常である場合には、光源52はオフにされ、
使用チャネルの1つの光信号が断になったことが検出さ
れたときに、光源52がオンにされる。これにより、図
2に示される各光増幅器16においてトータル出力パワ
ーが一定になるようなALCが実施されている場合に、
各光増幅器16におけるチャネル当たりの光出力パワー
が変化することが防止され、良好な伝送品質が維持され
る。
【0044】チャネル当たりの光出力パワーの変化を最
小限に抑えるためには、光源52から出力される光のパ
ワーが断になった光信号のパワーに概略等しく、且つ、
光源52から出力される光の波長が各光増幅器16の利
得帯域に含まれていることが望ましい。
【0045】制御回路54による光源52の予め定めら
れた規則に従うオン/オフの動作は、チャネル数モニタ
からの制御信号に基づいて行われる。チャネル数モニタ
の具体例については後述する。
【0046】尚、光源52から出力される光の波長は、
各使用チャネルの正常な動作を確保するために、各使用
チャネルの光信号の波長とは異なることが望ましい。例
えば、光源52から出力される光の波長は、断になった
光信号の波長と同じ或いは未使用チャネルの波長と同じ
である。
【0047】光源52から出力される光は変調されてい
てもよいし、変調されていない連続波光(CW光)であ
ってもよい。光源52から出力される光を変調する場合
には、当該変調信号により断になったチャネルに関する
情報を各光増幅器16或いは第2の端局4′に伝えるこ
とができる。
【0048】図7の実施形態では、得られるWDM信号
光のトータルパワーが概略一定になるための補償を行う
ために、専用の光源52を用いているが、図2に示され
る光送信機8′(#1,…,#n)のうちの未使用チャ
ネルの光送信機を光源52の代わりに用いてもよい。
【0049】図7の実施形態では、光源52が1つ用い
られているが、複数の光源を用いて複数チャネルの断に
対処することができるようにしてもよい。図8は本発明
による光伝送装置の第2実施形態を示すブロック図であ
る。ここでは、図7の第1実施形態と対比して、光源5
2と光マルチプレクサ14の入力ポートとの間に減衰が
可変な光減衰器或いは利得が可変な光増幅器からなるレ
ベル調整ユニット56が付加的に設けられている。
【0050】制御回路54に供給される制御信号に基づ
いて、WDM信号光の断になったチャネル数を検出する
ことができるので、その結果に基づいてレベル調整ユニ
ット56を調節することによって、断になったチャネル
の数に関わらずWDM信号光のトータルパワーを一定に
することができ、各チャネルの光出力パワーが送信出力
の許容範囲を越えることが防止される。
【0051】ここでは、レベル調整ユニット56を光源
52とは独立に設けているが、光源52として駆動電流
に応じたパワーの光を出力するレーザダイオードを用
い、その駆動電流の調節によってWDM信号光に加えら
れる光のパワーを制御するようにしてもよい。
【0052】図9は本発明による光伝送装置の第3実施
形態を示すブロック図である。ここでは、得られるWD
M信号光のトータルパワーが一定になるような補償を行
うために専用の光源を用いるのではなく、外部より供給
される光を制御ユニット58によりオン/オフして光マ
ルチプレクサ14にてWDM信号光に加えるようにして
いる。
【0053】具体的には使用チャネルが正常に動作して
いる場合には、外部より供給された光は制御ユニット5
8によりオフにされており、使用チャネルのいずれかが
断になった場合に、制御ユニット58がオンになり外部
より供給された光がWDM信号光に加えられる。
【0054】これにより、得られるWDM信号光のトー
タル出力パワーを常に一定に保つことができ、各チャネ
ルの光出力パワーを送信光出力の許容範囲内に収めるこ
とができる。その結果、WDMのチャネル数が変化した
場合に伝送品質が劣化する虞がなくなる。
【0055】ここでは、制御ユニット58は外部より供
給される光をオン/オフするものとして説明したが、図
8の第2実施形態におけるレベル調整ユニット56に準
じて、制御ユニット58が外部より供給される光のパワ
ーを調節してWDM信号光に加えるようにしてもよい。
【0056】このようなレベル調整を少なくとも1チャ
ネルについて実施し得るようにしておくことによって、
複数チャネルの光信号が断になった場合であっても得ら
れるWDM信号光のトータル出力パワーを一定に保つこ
とができる。
【0057】また、レベル調整を実施しない場合であっ
ても、複数チャネル、望ましくは全チャネルに本発明に
よる補償手段を適用することによって、複数チャネルの
光信号の断に対処することができる。
【0058】第1乃至第3実施形態が図2のシステムの
第1の端局2′に適用されるとして説明を行ったが、第
1乃至第3実施形態を図1のシステムの第1の端局2に
適用されてもよい。この場合には、波長変換器12(#
1,…,#n)及びその他必要な波長変換器が光マルチ
プレクサ14の入力側に設けられる。
【0059】図10は、WDM信号光の断になったチャ
ネル数をモニタリングするためのチャネル数モニタの実
施形態を示すブロック図である。ここでは、光マルチプ
レクサ14の出力ポートにはWDM信号光を増幅するた
めのポストアンプ60が付加的に設けられている。
【0060】ポストアンプ60により増幅されたWDM
信号光の一部は光カプラ62により分岐され、分岐され
た光はチャネル数モニタ64に供給される。チャネル数
モニタ64は供給された光に基づきWDM信号光におけ
る断したチャネル数等に関するモニタリングを行い、そ
の結果を前述した制御信号として出力する。
【0061】この実施形態によると、光マルチプレクサ
14の出力側でモニタリングを行うようにしているの
で、光マルチプレクサ14の入力側及び出力側における
デバイス故障、コネクタ抜け、パッケージ抜け等による
信号の断を検出することができる。また、チャネル数モ
ニタ64には波長分割多重された後のWDM信号光が供
給されるので、モニタ64においてはスペクトラムアナ
ライザを用いることによって光信号の断をチャネル毎に
検出することができる。
【0062】図11は本発明に適用可能なチャネル数モ
ニタの他の実施形態を示すブロック図である。ここで
は、光マルチプレクサ14の入力ポートの各々に光カプ
ラ66を設け、各光カプラ66で分岐された各チャネル
の光信号を直接チャネル数モニタ64に供給するように
している。
【0063】この構成によると、波長分割多重を行う前
の光信号が直接モニタ64に供給されるので、スペクト
ラムアナライザを用いることなしに迅速に特定チャネル
の光信号の断を検出することができる。また、断検出か
ら制御までの回路構成を簡素化することができるので、
応答速度を速くすることができる。
【0064】図12は本発明による光伝送装置の第4実
施形態を示すブロック図である。この光伝装置が図1の
システムの第1の端局2に適用されるとしてこの実施形
態を説明する。
【0065】ここでは、トランスポンダ10に含まれる
複数の波長変換器12(#1,…,#n)のうち未使用
チャネルの波長変換器12(#i)に含まれるE/O変
換器(電気/光変換器)68が制御回路54によってオ
ン/オフされるようにしている。未使用チャネルの波長
変換器ではなく光信号の入力が断になった波長変換器の
E/O変換器が制御回路54によってオン/オフされる
ようにしてもよい。
【0066】この実施形態によると、既存の波長変換器
のE/O変換器を用いて、得られるWDM信号光のトー
タルパワーが一定になるような補償を行うことができる
ので、簡単な構成で本発明の目的を達成することができ
る。
【0067】WDM信号光におけるあるチャネルの光信
号の断を検出するためには、図10又は図11に示され
るチャネル数モニタ64を用いればよいが、次のように
して光信号の断を検出してもよい。
【0068】そのための波長変換器の構成例を図13の
(A)及び(B)に示す。図13の(A)に示される例
では、波長変換器12は、供給された元光信号を電気信
号に変換するためのO/E変換器(光/電気変換器)7
0と、O/E変換器70から出力された電気信号を光信
号に変換するE/O変換器68とを備えている。そし
て、E/O変換器68において信号断が検出された場合
に即座にE/O変換器68が定常発光するようにしてい
る。即ち、信号断の検出及び補償用の光の出力をE/O
変換器68内で完結しているのである。
【0069】一方、図13の(B)に示される例では、
O/E変換器70において光信号の入力の断を検出する
ようにし、その結果に基づき、光信号の断が検出された
場合にE/O変換器68が定常発光するようにしてい
る。
【0070】図13の(A)又は(B)の実施形態で
は、既存の波長変換器の構成をそのまま用いることがで
きるので、簡単な構成で補償を行うことが可能であると
共に、応答速度も速い。
【0071】ところで、図1及び図2のシステムの各々
において、各光増幅器16でトータル出力レベルが一定
になるようなALCが実施されている場合、光信号の断
に起因するチャネル当たりの光出力レベルの変動幅は、
運用されているチャネル数に依存する。例えば、下記の
表に示されるように、2チャネルが1チャネルになる場
合には3dB光出力が増大するのに対して、8チャネル
が7チャネルになる場合には、光出力の変化は0.58
dBと小さい。
【0072】
【表1】
【0073】従って、図1のシステムにおいては複数の
光送信機8(#1,…,#n)のうちの一部が信号伝送
用に使用されている場合、或いは、図2のシステムにお
いては複数の光送信機8′(#1,…,#n)のうちの
一部が信号伝送用に使用されている場合には、残りの光
送信機の一部又は全部を定常発光させておくことによ
り、使用チャネルの光信号が断になった場合におけるチ
ャネル当たりの光出力の変動を小さく抑えることができ
る。
【0074】チャネル当たりの光出力レベルの変動幅を
小さくするために、未使用チャネルの光送信機を用いる
のではなく、専用の光源を用いてもよい。これを図14
により説明する。
【0075】図14は本発明による光伝送装置の第5実
施形態を示すブロック図である。ここでは、光マルチプ
レクサ14の入力ポートの1つに光源52が接続されて
いる。光源52は予め定められた波長を有する光を出力
し、この光は光マルチプレクサ14においてWDM信号
光に加えられる。
【0076】光源52から出力される光の波長は、各光
増幅器16の利得帯域に含まれ、且つ、各使用チャネル
の波長と異なるように設定される。図14では、光源5
2は1つだけ図示されているが、複数の光源52が用い
られてもよい。チャネル当たりの光出力レベルの変動幅
を小さくするためには、光源52の数を大きくすればよ
い。
【0077】図15は本発明による光伝送装置の第6実
施形態を示すブロック図である。ここでは、チャネル当
たりの光出力レベルの変動幅を小さく抑えるために、外
部より供給される光を光マルチプレクサ14にてWDM
信号光に加えるようにしている。
【0078】図14及び図15の各々に示される光伝送
装置は図2のシステムにおいて第1の端局2′に適用す
ることができる他、図1のシステムにおいて第1の端局
2の波長変換器12(#1,…,#n)の入力側に適用
することもできる。
【0079】図14の実施形態においては、光源52か
ら出力される光のパワーが一定であってもよいし、図8
に示されるレベル調整ユニット56を用いて調節可能に
してもよい。
【0080】また、図15の実施形態に図9の制御ユニ
ット58を適用して外部より供給される光のパワーを調
節可能にしてもよい。図16は本発明による光伝送装置
の第7実施形態を示すブロック図である。ここでは、図
12の実施形態と同様に未使用チャネルの波長変換器1
2(#i)を用い、そのE/O変換器68を定常発光さ
せている。この場合にも、前述した表で説明した原理に
従って、使用チャネルの光信号が断になった場合におけ
るチャネル当たりの光出力レベルの変動幅を小さくする
ことができる。
【0081】尚、本発明を実施する場合、各光増幅器の
各チャネルの出力レベルが一定になるように補償用の光
のパワーを制御するのが望ましい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
波長分割多重(WDM)のチャネル数が変化した場合に
伝送品質が劣化する虞のない光伝送装置及び光通信シス
テムの提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用可能な光通信システムのブ
ロック図である。
【図2】図2は本発明を適用可能な他の光通信システム
のブロック図である。
【図3】図3は送信光出力の許容範囲を説明するための
パワーダイヤグラムである。
【図4】図4は本発明に適用可能な光増幅器のブロック
図である。
【図5】図5はチャネル数の減少によるチャネル当たり
の光出力パワーの増加を説明するための図である。
【図6】図6はチャネル数の増加によるチャネル当たり
の光出力パワーの減少を説明するための図である。
【図7】図7は本発明による光伝送装置の第1実施形態
を示すブロック図である。
【図8】図8は本発明による光伝送装置の第2実施形態
を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明による光伝送装置の第3実施形態
を示すブロック図である。
【図10】図10は本発明に適用可能なチャネル数モニ
タの実施形態を示すブロック図である。
【図11】図11は本発明に適用可能なチャネル数モニ
タの他の実施形態を示すブロック図である。
【図12】図12は本発明による光伝送装置の第4実施
形態を示すブロック図である。
【図13】図13の(A)及び(B)は本発明に適用可
能な波長変換器の実施形態を示すブロック図である。
【図14】図14は本発明による光伝送装置の第5実施
形態を示すブロック図である。
【図15】図15は本発明による光伝送装置の第6実施
形態を示すブロック図である。
【図16】図16は本発明による光伝送装置の第7実施
形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 第1の端局 4 第2の端局 6 光ファイバ伝送路 8 光送信機 10 トランスポンダ 12 波長変換器 14 光マルチプレクサ 16 光増幅器 18 トランスポンダ 20 光受信機 52 光源 54 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 一雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 津田 高至 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 河崎 由美子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光信号を波長分割多重(WDM)
    してWDM信号光を生成し該WDM信号光を光伝送路へ
    送出するための光マルチプレクサと、 上記複数の光信号の各々のパワーに基づき該各光信号の
    断を検出する手段と、 上記複数の光信号の少なくとも1つが断になったときに
    予め定められた波長を有する光を上記WDM信号光に加
    えるための補償手段とを備えた光伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 上記複数の光信号を出力する複数の光送信機を更に備え
    た装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、 上記予め定められた波長を有する光を出力する光源を更
    に備え、 上記補償手段は、上記光源をオン/オフする手段を含む
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、 上記補償手段は外部光源からの光をオン/オフする手段
    を含む装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、 複数の元光信号を出力する複数の光送信機と、 該複数の元光信号をそれぞれ上記複数の光信号に波長変
    換する複数の波長変換器とを更に備えた装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置であって、 上記複数の波長変換器の各々は、上記各元光信号を電気
    信号に変換するO/E変換器と、該O/E変換器からの
    上記電気信号を上記各光信号に変換するE/O変換器と
    を含み、 上記補償手段は上記複数の波長変換器のうち使用してい
    ない波長変換器のE/O変換器をオン/オフする手段を
    含む装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の装置であって、 上記予め定められた波長を有する光のパワーを調節する
    手段を更に備えた装置。
  8. 【請求項8】 光ファイバ伝送路と、 複数の光信号を波長分割多重(WDM)してWDM信号
    光を生成し該WDM信号光を上記光ファイバ伝送路へ送
    出するための光マルチプレクサと、 上記複数の光信号の各々のパワーに基づき該各光信号の
    断を検出する手段と、 上記複数の光信号の少なくとも1つが断になったときに
    予め定められた波長を有する光を上記WDM信号光に加
    えるための補償手段とを備えた光通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のシステムであって、 上記光ファイバ伝送路の途中に設けられ上記WDM信号
    光を増幅するための少なくとも1つの光増幅器を更に備
    えたシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のシステムであって、 上記少なくとも1つの光増幅器の各々は、該各光増幅器
    のトータル出力レベルが一定になるように制御するため
    のフィードバックループを含むシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のシステムであっ
    て、 上記各光増幅器の各チャネルの出力レベルが一定になる
    ように上記予め定められた波長を有する光のパワーを制
    御する手段を更に備えたシステム。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のシステムであって、 上記少なくとも1つの光増幅器の各々は、光増幅媒体
    と、該光増幅媒体が上記WDM信号光の波長を含む利得
    帯域を提供するように該光増幅媒体をポンピングする手
    段とを含み、 上記予め定められた波長は上記利得帯域に含まれるシス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のシステムであっ
    て、 上記光増幅媒体は希土類元素がドープされたドープファ
    イバからなり、 上記ポンピングする手段はポンプ光を上記ドープファイ
    バに供給するためのポンプ光源を含むシステム。
  14. 【請求項14】 異なる波長の複数の光信号を出力する
    複数の光送信機と、 上記複数の光信号を波長分割多重(WDM)してWDM
    信号光を生成し該WDM信号光を光伝送路へ送出するた
    めの光マルチプレクサと、 予め定められた波長を有する光を上記WDM信号光に加
    えるための少なくとも1つの光源とを備えた光伝送装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、 上記予め定められた波長を有する光のパワーを調節する
    手段を更に備えた装置。
  16. 【請求項16】 光ファイバ伝送路と、 異なる波長の複数の光信号を出力する複数の光送信機
    と、 上記複数の光信号を波長分割多重(WDM)してWDM
    信号光を生成し該WDM信号光を上記光ファイバ伝送路
    へ送出するための光マルチプレクサと、 予め定められた波長を有する光を上記WDM信号光に加
    えるための少なくとも1つの光源とを備えた光通信シス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のシステムであっ
    て、 上記光ファイバ伝送路の途中に設けられ上記WDM信号
    光を増幅するための少なくとも1つの光増幅器を更に備
    えたシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のシステムであっ
    て、 上記少なくとも1つの光増幅器の各々は、該各光増幅器
    のトータル出力レベルが一定になるように制御するため
    のフィードバックループを含むシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のシステムであっ
    て、 上記各光増幅器の各チャネルの出力レベルが一定になる
    ように上記予め定められた波長を有する光のパワーを制
    御する手段を更に備えたシステム。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載のシステムであっ
    て、 上記少なくとも1つの光増幅器の各々は、光増幅媒体
    と、該光増幅媒体が上記WDM信号光の波長を含む利得
    帯域を提供するように該光増幅媒体をポンピングする手
    段とを含み、 上記予め定められた波長は上記利得帯域に含まれるシス
    テム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のシステムであっ
    て、 上記光増幅媒体は希土類元素がドープされたドープファ
    イバからなり、 上記ポンピングする手段はポンプ光を上記ドープファイ
    バに供給するためのポンプ光源を含むシステム。
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