JP6387965B2 - 伝送装置、伝送システム、伝送方法及びプログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

伝送装置、伝送システム、伝送方法及びプログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、伝送装置、伝送システム、伝送方法及びプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
光の波長単位で、任意に信号を挿入したり、抜き出したりするOADM(Optical Add/Drop Multiplex)機能を有する海底ケーブルシステムは、1つの光ファイバに複数のパスを収容することにより、通信ネットワークの柔軟性を向上させて、設備投資の負担を軽減している。
当該OADM機能を有する海底ケーブルシステムでは、光ファイバで構成されるケーブルを伝送する信号のトータルパワーが一定になるように設定されている。具体的には、OADM機能を有する海底ケーブルシステムは、当該ケーブルの切断等によって、信号の一部の波長成分が消失した場合には、当該信号の他の波長成分が増幅されることによって、当該信号のトータルパワーが一定に保たれる。
しかし、信号の特定の波長成分のパワーだけが増幅されることによって、当該パワーが所定の値以上になると、光ファイバの非線形効果に起因する信号の波形の劣化等を要因として光スペクトルに変化が生じ、当該信号の伝送品質が劣化してしまう。
そこで、海底ケーブルシステムは、ケーブルに障害が発生した場合、消失せずに生存している信号群の強度(パワー)レベルをダミー光により補正し、通信品質を担保するOADM Fault Recovery機能を備える。
特許文献1には、光通信システムにおいて、信号(群)の強度(パワー)レベルを補償する技術について開示されている。当該光通信システムは、送信局からの信号(群)と、ブランチ局からの信号(群)とのパワーレベルの違いを補償するため、ブランチ局から送信された信号(群)にダミー信号を多重して、ダミー光で当該ブランチ局からの信号(群)を補償する。当該補償により、送信局からの信号(群)のパワーレベルと、ブランチ局からの信号(群)とのパワーレベルとをほぼ同じレベルとすることで、システムとしての作動特性の悪化を防止できる。
しかしながら、特許文献1に記載の光通信システムでは、ブランチ局からの信号(群)全体に対してダミー光を多重しているので、信号(群)全体のパワーレベルの補償は可能だが、例えば信号(群)に含まれる一部の信号のパワーレベルの補償はできない。
これに対して、特許文献2には、端局装置(送信局)内にダミー光生成・調整部を設けることで、端局装置(送信局)ごとに信号のパワーレベルの補償を行う技術が開示されている。特許文献2には、端局装置(送信局)が、ケーブル断障害が発生した場合に光信号断が生じた箇所に応じたダミー光を生成するダミー光生成・調整部を備え、信号のチャネルパワーを一定に保つことが記載されている。
海底ケーブルシステムには、1つの光ファイバに互いに異なる拠点間を接続する複数のパスを収容できるので、複数の端局装置(送信局)からの信号を合波して、対向する端局装置(受信局)に送信することができる。したがって、特許文献2のように端局装置ごとにダミー光による信号のパワーレベルの補償を行うことにより、複数の端局装置からの信号を合波した信号(群)の一部の信号について、パワーレベルを補償することが可能となる。
特開平10−150433号公報 特開2010−226167号公報
上述したように、特許文献2では、複数の端局装置(送信局)のそれぞれが、ダミー光による信号のパワーレベルの補償を行う。しかしながら、複数の端局装置(送信局)のそれぞれがダミー光による信号の補償を行うと、合波において、当該複数の端局装置(送信局)による当該補償が互いに影響しあい、当該補償が期待通りの効果を奏さない可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決するために、複数の伝送装置(端局装置)のそれぞれが、ダミー光による信号の補償を実行した場合にも、当該補償の実効性を担保することができる伝送装置、伝送システム、伝送方法及びプログラムが記憶された記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の伝送装置は、第1の信号を送信する送信手段と、前記送信手段が送信する第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する生成手段と、前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する合成手段と、を有し、前記生成手段は、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整することを特徴とする。
本発明の伝送システムは、第1の信号を送信する送信手段と、前記送信手段が送信する第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する生成手段と、前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する合成手段と、を有する複数の伝送装置を含み、前記生成手段は、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整することを特徴とする。
本発明の伝送方法は、第1の信号を送信し、前記第1の信号を補償するためのダミー信号を生成し、前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成し、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整することを特徴とする。
本発明の記憶媒体に記憶されたプログラムは、第1の信号を送信する処理と、前記第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する処理と、前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する処理と、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、複数の伝送装置(端局装置)のそれぞれが、ダミー光による信号の補償を実行した場合にも、当該補償の実効性を担保することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態における伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における分岐装置における信号の挿入又は分岐の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるトランク局又はブランチ局の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における伝送装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における信号の光スペクトラムの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における信号の光スペクトラムの他の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における伝送システムの他の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における本発明の第3の実施形態における監視部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における光合分波部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における伝送システムの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の伝送装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるトランク局が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局との対応関係を示す表である。 本発明の第3の実施形態における他のトランク局が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局との対応関係を示す表である。 本発明の第3の実施形態におけるブランチ局が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局との対応関係を示す表である。 本発明の第3の実施形態における伝送装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における伝送装置の動作例を示すシーケンス図である。 本発明の第5の実施形態における伝送装置の構成例を示す図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
なお、本発明の第1の実施形態について、光信号を例にして説明するが、本願発明の適用対象は光信号に限定されるものではなく、例えば電気信号にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態では、信号の受信側が、受信信号の品質(受信品質)を送信側に通知し、信号の送信側が、通知された受信品質に基づいて送信する信号の強度(パワー)を調整する。そのため、本発明の第1の実施形態では、送信側は、受信側の受信品質に基づいて、送信する信号の強度(パワー)を調整することができるようになる。例えば、通知された受信品質から伝送路に障害が生じていることを検出できれば、伝送路にある中継装置で所定の波長成分の強度が増幅されることが把握できるので、予め送信信号の強度(パワー)を低くして送信することにより、当該特定の波長成分の強度(パワー)の増幅を抑制できる。
なお、本発明の第1の実施形態において、上記のように信号の送信側が、受信側での信号の受信品質に基づいて送信する信号を制御(調整)することを、自動プリエンファシス制御と称す。
ここで、光信号の伝送システムでは、複数の伝送装置(送信局)が存在し、それら複数の伝送装置(送信局)からの信号を合流させて、当該合流させた信号を伝送路によって伝送している。この場合、一の伝送装置(送信局)からの送信信号の強度(パワー)が変化すると、他の伝送装置(送信局)の送信信号に影響を与えてしまう可能性がある。例えば、自動プリエンファシスによって一の伝送装置からの送信信号の強度(パワー)を予め低くして送信すると、他の伝送装置からの送信信号の強度(パワー)が高くなってしまうという懸念がある。
そこで、本発明の第1の実施形態の伝送装置は、ダミー光によって、一の伝送装置(送信局)が送信する信号の強度(パワー)の変化を補償し、当該一の伝送装置が送信する信号の強度(パワー)の変化を抑える(信号のパワーを一定に保つ)。これによって、自動プリエンファシス制御によって当該一の伝送装置から送信される信号が変化した場合であっても、他の伝送装置から送信される信号に対する影響を低減する。
本発明の第1の実施形態では、信号を伝送する伝送路に障害が生じ、当該信号から特定の波長部分(成分)が消失した場合において、一の伝送装置(送信局)が、ダミー光により信号の強度の変化を補償する例を説明する。なお、本発明の第1の実施形態において、ダミー光による信号の強度の補償は、伝送路に障害が生じていない場合に実行されてもよい。
図1は、本発明の第1の実施形態における伝送システムの例を示す図である。本発明の第1の実施形態における伝送システムは、OADM機能を有する。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態における伝送システムは、2つのトランク局1(A局1−1及びB局1−2)と1つのブランチ局2(C局)を含む。なお、伝送システムに含まれるブランチ局2の数は、1つに限られず、複数であってもよい。
また、当該伝送システムは、例えば光ファイバで構成される伝送路3を含む。また、当該伝送システムは、伝送路3における信号の減衰を補償する光中継器4を含む。また、当該伝送システムは、信号を挿入又は分岐する分岐装置5を含む。さらに、当該伝送システムは、トランク局1とブランチ局2との各々を接続するための通信路6を含む。
トランク局1及びブランチ局2は、例えば、海底ケーブルシステムにおける陸揚局である。トランク局1及びブランチ局2のそれぞれは、伝送装置(図1には、図示していない)を備える。伝送装置は、例えば、信号を送受信する手段や、当該信号の監視手段を含む。
また、トランク局1及びブランチ局2のそれぞれは、例えば伝送路3とは異なる回線により提供される通信路6(アウトバウンド通信路)により、例えば信号を送受信するために必要な情報を交換する。なお、トランク局1及びブランチ局2のそれぞれは、伝送路3において、当該トランク局1及びブランチ局2で付与されるオーバーヘッドを利用して提供されるインバウンド通信路によって、当該情報を交換してもよい。また、トランク局1及びブランチ局2のそれぞれは、アウトバウンド通信路とインバウンド通信路との両方を用いて、冗長化された通信路により当該情報を交換してもよい。
伝送路3は、光ファイバで構成され、例えば複数の光ファイバを束ねて構成されていてもよい。トランク局1及びブランチ局2は、伝送路3を介して、互いに信号を送受信する。
光中継器4は、例えば、伝送路3における信号の減衰を補償する手段として機能する。
分岐装置5は、例えば、信号を挿入又は分岐(Add/Drop)する手段として機能する。分岐装置5は、例えば、OADM−BU(OADM−BU:OADM−Branching Unit)により実現される。OADM−BUは、信号を波長単位で挿入又は分岐するものであり、信号に対して、例えば所望する波長だけを挿入又は分岐することができる。OADM−BUは、例えば、信号を挿入又は分岐するAdd/Drop部50を含み、当該Add/Drop部50により信号の挿入又は分岐を行う。
分岐装置5は、例えば、トランク局1からの信号を分岐し、ブランチ局2からの信号を多重する。本発明の第1の実施形態の伝送システムは、分岐装置5によって、トランク局1(例えばA局)から送信された信号(群)のうち、所望の信号(又は信号群)を、ブランチ局2(C局)から送信された信号(又は信号群)に置き換えて、対向するトランク局1(例えばB局)に対して送信する。
図2は、分岐装置5における信号の挿入又は分岐の例を示す図である。図2に示すように、トランク局1−1(A局)から送信される信号は、トランク信号ブロックAと、Drop信号ブロックBとを含む。分岐装置5は、トランク局1−1(A局)から送信される信号のうち、トランク信号ブロックAを透過させるとともに(すなわち、Drop信号ブロックBは透過しない)、ブランチ局2(C局)から送出されるAdd信号ブロックCと合波する。そして、分岐装置5は、トランク信号ブロックAと、Add信号ブロックCとを含む信号を、トランク局1−2(B局)に送信する。
また、図2に示すように、分岐装置5は、例えば、トランク局1−2(B局)から送信される信号のうち、トランク信号ブロックXを透過させるとともに、ブランチ局2(C局)から送出されるAdd信号ブロックZと合波する。そして、分岐装置5は、トランク信号ブロックXと、Add信号ブロックZとを含む信号を、トランク局1−1(A局)に送信する。
図3は、本発明の第1の実施形態における、トランク局1又はブランチ局2の構成例を示す図である。図3に示すように、本発明の第1の実施形態において、トランク局1又はブランチ局2は、複数の伝送装置7及び光カプラ8を有する。
伝送装置7は、例えば、信号を送受信する手段や、当該信号の監視手段として機能する。なお、複数の伝送装置7(伝送装置7−1、7−2及び7−3)のそれぞれは、例えば、異なる事業者によって管理されていてもよい。複数の伝送装置7が、異なる事業者によって管理されている場合、トランク信号ブロック、Add信号ブロック及びDrop信号ブロックのそれぞれは、当該異なる事業者からの信号が混在している。また、複数の伝送装置7が、異なる事業者によって管理されている場合、伝送路3を伝送する信号は、波長群単位で異なる事業者による信号が混在している。
図3に示すように、伝送装置7のそれぞれは、複数の光送受信部70と、光合分波部71とを含む。
複数の光送受信部70のぞれぞれは、互いに異なる波長の信号を送受信する。光合分波部71は、複数の光送受信部70から受信した互いに異なる波長の信号を合波波長多重信号とする。また、光合分波部71は、外部から受信した信号を分波し、複数の光送受信部のそれぞれへ送信する。
光カプラ8−1は、複数の伝送装置7のそれぞれから受信した信号を合波する。また、光カプラ8−2は、外部から受信した信号を分岐し、複数の伝送装置7のそれぞれに送信する。
図4は、本発明の第1の実施形態における、伝送装置7の構成例を示す図である。図4に示すように、本発明の第1の実施形態において、伝送装置7は、複数の光送受信部70と、光合分波部71と、監視部72とを有する。
光合分波部71は、図4に示すように、光分波部714と障害検出部715とを有する。光分波部714は、外部から受信した信号群を分波し、分波した信号をそれぞれ光送受信部70へ送信する。障害検出部715は、外部から受信した信号群の光スペクトラムを監視し、当該信号群を構成する一部の信号(又は一部の信号群)の消失を検知する。障害検出部715は、信号の消失を検知した場合には、信号の消失を監視部72に通知する。
図5は、信号の消失がない場合における、信号の光スペクトラムの例を示す図である。
図5において、縦軸は信号の強度(パワー)であり、横軸は信号の波長である。トランク局1−2(B局)は、例えば、信号の消失がない場合、トランク局1−1(A局)からのトランク信号ブロックと、ブランチ局2(C局)からのAdd信号ブロックとが合波された信号を受信する。
一方、図6は、信号の消失が発生した場合における、信号の光スペクトラムの例を示す図である。図6において、縦軸は信号の強度(パワー)であり、横軸は信号の波長である。図6は、OADM−BUとブランチ局2(C局)との間の伝送路3で障害が発生し、トランク局2(C局)からのAdd信号ブロックが消失した場合に、トランク局1−2(B局)が受信する信号の例である。トランク局1−2(B局)は、例えば、信号の消失が発生した場合、ブランチ局2(C局)からのAdd信号ブロックが消失するので、トランク局1−1(A局)からのトランク信号ブロックだけを受信する。
この場合(図6の場合)において、障害検出部715は、受信した信号(群)から、Add信号ブロックが消失していることを検知して、信号の消失を監視部72に通知する。
障害検出部715は、例えば、Add信号ブロックが消失している場合、監視部72に対して、警報を通知する。障害検出部715は、例えば、警報として、LOW(Loss of Wavelength)を通知する。
ここで、トランク信号ブロックが消失した場合に通知される警報をLOW(1)とし、Add信号ブロックが消失した場合に通知される警報をLOW(2)とする。この場合、図6に示す例では、Add信号ブロックが消失しているので、トランク局1−2(B局)の障害検出部715は、警報としてLOW(2)だけを監視部72に通知する。なお、ブランチ局2(C局)が1つの場合は、LOWの種別はLOW(1)とLOW(2)との2つであるが、ブランチ局2の数が増えればLOWの種別は増加する。
また、図6に示す例では、トランク信号ブロックが消失した場合の警報をLOW(1)とし、Add信号ブロックが消失した場合の警報をLOW(2)としたが、信号ブロックとLOWの対応はこれに限らず、陸揚局(すなわち、トランク局1及びブランチ局2)ごとに定義される。
また、図6に示す例では、トランク信号とAdd信号とがブロック単位である場合の例を示しているが、トランク信号とAdd信号とが波長単位である場合には、当該波長ごとに、LOWが定義される。
なお、監視部72は、障害検出部715が通知する警報の代わりに、光送受信部70が通知するLOS(Loss of Signal)によって、伝送路3に障害が生じたことを検知してもよい。
本発明の第1の実施形態において、伝送装置7の監視部72は、障害検出部715から警報LOWを通知されたことに応じて、対向する伝送装置7に対して、受信信号の受信品質に関する情報を通知する。受信品質に関する情報は、例えば、対向する伝送装置7に送信する信号のヘッダ部分に格納される。
なお、本発明の第1の実施形態において、伝送装置7の監視部72は、障害検出部715から警報LOWを通知されたことに応じて、対向する伝送装置7に対して、受信信号の受信品質の通知とともに、自動プリエンファシス制御の実行を要求してもよい。すなわち、本発明の第1の実施形態では、受信側の伝送装置7が、伝送路3の障害の発生を検知したことに応じて、送信側の伝送装置7に対して自動プリエンファシス制御の実行を要求してもよい。当該障害検出部715は、トランク局1−2(B局)からトランク局1−1(A局)方向の伝送路3における障害の発生を検知できるので、当該送信側に対して送信する信号の補償(自動プリエンファシス制御)を要求してもよい。
なお、本発明の第1の実施形態において、伝送装置7の監視部72が、自装置が信号を送信する方向の伝送路3における障害の発生を検知できるのであれば、当該障害の発生に応じて、自装置における自動プリエンファシス制御を実行してもよい。
図7は、本発明の第1の実施形態における伝送システムの構成例において、自動プリエンファシス制御の説明に必要な構成を抜き出して示すものである。図7には、送信側がトランク局1−1(A局)であり、受信側がトランク局1−2(B局)の場合の例が示されている。
図7に示す例では、トランク局1−1(A局)が信号を送信し、その信号をトランク局1−2(B局)が受信する。信号を受信したトランク局1−2(B局)は、その信号を受信した際の受信品質に関する情報を、トランク局1−1(A局)に通知する。トランク局1−1(A局)は、トランク局1−2(B局)から通知された受信品質に基づいて、送信する信号の強度(パワー)を調整する。なお、トランク局1−2(B局)は、信号の受信品質を、通信路6(アウトバウンド)を介して、トランク局1−1(A局)に通知する。また、トランク局1−2(B局)は、信号の受信品質を、伝送路3(インバウンド)を介して、トランク局1−1(A局)に通知してもよい。
図7に示すように、ブランチ局2(C局)と分岐装置5(OADM−BU)との間の伝送路3に障害が生じた場合、ブランチ局2(C局)から送信されたAdd信号ブロックが消失する。そのため、例えば、トランク局1−1(A局)がトランク信号ブロックを送信した場合、当該トランク信号ブロックだけが伝送路3を伝播することになる。上述したように、信号のトータルパワーを一定にするための光中継器4により、トランク信号ブロックが増幅されてしまうと、光ファイバの非線形効果に起因した信号の波形の劣化等を要因として光スペクトルに変化が生じ、当該信号の伝送品質が劣化してしまう。
そこで、本発明の第1の実施形態では、自動プリエンファシス制御を実行することにより、予めトランク信号ブロックの強度(パワー)を低下させておき、当該トランク信号ブロックの波長成分の強度(パワー)の増幅を抑制する。
本発明の第1の実施形態において、トランク局(A局)の伝送装置7の監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれを監視する。監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれに対して、当該複数の光送受信部70のそれぞれが送信した信号について、対向するトランク局(B局)における受信品質の情報を要求する。受信品質は、例えば、トランク局(B局)が受信した信号のビット誤り訂正数の値や、信号の強度(パワー)の値である。
なお、監視部72は、例えば、障害検出部715から伝送路3における障害の発生の通知を受けた場合に、複数の光送受信部70のそれぞれに対して、当該受信品質の情報を要求してもよい。
監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれから、受信品質の値の通知を受ける。監視部72は、当該通知された受信品質の値と予め定められた閾値と比較する。監視部72は、比較の結果、受信品質の値が閾値よりも高い場合には、その受信品質の値を通知してきた光送受信部70に対して、送信する信号の強度(パワー)を所定の量だけ低下させることを要求する。
具体的には、監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれから、対向するトランク局(B局)における信号の受信品質の値の通知を受ける。監視部72は、通知された受信品質の値と、予め定められた閾値とを比較する。監視部72は、通知された受信品質の値が予め定められた閾値よりも高いことに応じて、閾値よりも高い信号を送信した光送受信部70に対して、所定の量だけ信号の強度(パワー)を低下させることを要求する。所定の量は、予め定めておいてもよいし、受信品質の値と閾値との乖離度に基づいて監視部72が決定してもよい。
監視部72は、受信側から通知される受信品質の値が閾値よりも高い場合は、光送受信部70に対して、当該受信品質の値が閾値よりも低くなるまで繰り返し信号の強度(パワー)の低下を要求する。なお、監視部72は、複数の光送受信部70ごとに、受信品質の値が閾値よりも低くなるまで、信号の強度(パワー)を低下させることを要求する。
光送受信部70は、監視部72から受信品質の送信要求があった場合、対向するトランク局1−2(B局)の光送受信部70から、受信品質の通知を受ける。対向するトランク局1−2(B局)の光送受信部70は、例えば、トランク局1−1(A局)に対して送信する送信フレームのオーバーヘッドの一領域に、当該受信品質に関する情報を含ませる。
光送受信部70は、対向するトランク局1−2(B局)の光送受信部70から通知された受信品質を、監視部72に通知する。
光送受信部70は、監視部72から、送信する信号の強度(パワー)の低下を要求された場合、当該要求に応じて、送信する信号の強度(パワー)を低下させる。光送受信部70は、例えば、監視部72から要求された量に基づいて、送信する信号の強度(パワー)を低下させる。なお、光送受信部70は、例えば、監視部72から要求された量ではなく、予め定められた量に基づいて、送信する信号の強度(パワー)を低下させてもよい。
図8は、本発明の第1の実施形態における、監視部72の動作例を示すフローチャートである。
監視部72は、例えば、障害検出部715から伝送路3における障害の発生の通知を受けたことに応じて(S101)、自動プリエンファシス制御を開始する。
監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれに、自装置が送信した信号について、受信側の装置(すなわち、対向するトランク局1−2(B局))における受信品質の値の通知を要求する(S102)。当該要求に応じて、複数の光送受信部70のそれぞれは、対向するトランク局1−2(B局)の光送受信部70から当該受信品質の値を取得し、取得した受信品質の値を監視部72に通知する。
監視部72は、複数の光送受信部70のそれぞれから、対向するトランク局1−2(B局)の光送受信部70における当該受信品質の値の通知を受け、予め定められた閾値と比較する(S103)。
比較の結果、通知された全ての受信品質の値が予め定められた閾値よりも低い場合、監視部72は、自動プリエンファシス制御を終了する。
比較の結果、受信品質の値の少なくとも1つが予め定められた閾値よりも高い場合、監視部72は、対応する光送受信部70に対して、送信する信号のパワーを所定の量だけ低下させることを要求する(S104)。その後、監視部72は、ステップ102(S102)に戻り、受信品質の値の通知を要求する。なお、この場合、監視部72は、ステップ103(S103)において、当該対応する光送受信部70に対してのみ、受信品質の値の通知を再度要求してもよい。
上記のとおり、本発明の第1の実施形態では、信号の受信側が、受信した信号の品質(受信品質)をその信号の送信側に通知し、信号の送信側が、通知された受信品質に基づいて送信する信号の強度(パワー)を調整する。そのため、本発明の第1の実施形態では、送信側は、受信側の受信品質に基づいて、送信する信号の強度(パワー)を調整することができるようになる。
しかしながら、上述したように、自動プリエンファシスによって一の伝送装置からの送信信号の強度(パワー)を予め低くして送信すると、他の伝送装置からの送信信号の強度(パワー)が高くなってしまうという懸念がある。
そこで、本発明の第1の実施形態の伝送装置は、ダミー光によって、一の伝送装置(送信局)が送信する信号の強度(パワー)の変化を補償し、当該一の伝送装置が送信する信号の強度(パワー)の変化を抑える(信号のパワーを一定に保つ)。これによって、自動プリエンファシス制御によって当該一の伝送装置から送信される信号が変化した場合であっても、他の伝送装置から送信される信号に対する影響を低減する。
図4に示すように、本発明の第1の実施形態において、光合分波部71は、さらに、合成部710、生成部711、測定部712及びフィードバック部713を含む。光合分波部71は、これらの手段により、ダミー光による送信信号の強度(パワー)の補償を実行する。
合成部710は、複数の光送受信部70から受信する異なる波長の信号を合波して、波長多重信号とする。
生成部711は、信号の送信強度(パワー)を制御するために用いるダミー光を生成する。生成されたダミー光は、合成部710により、複数の光送受信部70からの信号と合波される。本発明の第1の実施形態において、生成部711は、伝送装置7から送信する信号(すなわち、複数の光送受信部70からの信号の合波光)の強度(パワー)が一定になるように、ダミー光を生成する。
本発明の第1の実施形態において、複数の伝送装置7には、光信号のうち、使用できる波長(波長帯)がそれぞれ割り当てられている。複数の伝送装置7のそれぞれは、割り当てられた波長(波長帯)の信号を送信する。そして、伝送装置7に含まれる複数の光送受信部70のそれぞれは、当該伝送装置7に割り当てられた波長(波長帯)の一部を用いて、信号を送信する。なお、当該光送受信部70のそれぞれには、予め使用する波長(波長帯)が定められていてもよい。
本発明の第1の実施形態において、生成部711は、伝送装置7に割り当てられた波長(波長帯)のうち、当該伝送装置7に含まれる光送受信部70が使用しない波長(波長帯)の少なくとも一部を用いて、ダミー光を生成する。当該光送受信部70が使用する波長(波長帯)は、上記のとおり予め定められていてもよく、その場合、使用しない波長(波長帯)も予め定まっているので、生成部711は、当該使用しない波長(波長帯)の少なくとも一部を用いて、ダミー光を生成する。
光送受信部70が使用する波長(波長帯)は、例えば監視部72が把握しており、その場合には、監視部72が、ダミー光として用いる波長(波長帯)を、生成部711に通知する。また、生成部711が、ダミー光として用いる波長(波長帯)を予め把握していてもよい。
本発明の第1の実施形態において、生成部711は、例えば、監視部72の要求に応じてダミー光の生成を開始してもよい。また、生成部711は、例えば、監視部72からダミー光による補償の停止を要求されたことに応じて、ダミー光の生成を停止してもよい。
監視部72は、例えば、対向する伝送装置7の要求に応じて、生成部711に対して、ダミー光の生成の開始を要求する。なお、監視部72は、例えば、伝送路3における障害が回復したことに応じて、生成部711に対して、ダミー光による補償の停止を要求してもよい。
測定部712は、合成部710から送信された信号(すなわち、伝送装置7から送信された信号)の強度(パワー)を測定する。測定部712は、測定した信号の強度(パワー)をフィードバック部713に通知する。
フィードバック部713は、測定部712から通知された信号の強度(パワー)に基づいて、合成部710から送信される信号の強度(パワー)が一定になるように、ダミー光の強度(パワー)の変更を生成部711に要求する。フィードバック部713は、例えば、ダミー光の強度(パワー)の変更するための制御信号を生成し、生成部711に送信する。生成部711は、当該制御信号に基づいて、ダミー光の強度(パワー)を変更する。なお、フィードバック部710は、例えば、監視部72から障害の発生の通知を受けたことに応じて動作を開始し、当該監視部72から障害の回復の通知を受けたことに応じて動作を停止してもよい。
図9は、伝送装置7の光合分波部71の動作例を示すフローチャートである。
光合分波部71の障害検出部715は、外部から受信した信号の一部が消失していることを検知する(S201)。その後、障害検出部715は、信号に消失が発生していることを監視部72に通知する。
生成部711及び/又はフィードバック部713は、監視部72から、伝送路3における障害の発生の通知を受け、ダミー光による信号の補償を開始する(S202)。
測定部712は、合成部710が外部に送信する信号の強度(パワー)を測定し(S203)、測定した信号の強度(パワー)を、フィードバック部713に通知する。
フィードバック部713は、監視部72からの通知を受け、測定部712から通知された信号の強度(パワー)に基づいて、合成部710から送信される信号の強度(パワー)が一定になるように、ダミー光の強度(パワー)の変更を要求する。生成部711は、フィードバック部713からの要求に応じて、ダミー光の強度(パワー)を変更する(S204)。
生成部711は、監視部72からダミー光による補償の停止の要求を受け(S205のYES)、当該補償を停止する(S206)。一方、生成部711は、当該要求を受けない場合(S205のNO)は、ステップ203(S203)に戻り、ダミー光による信号の補償を継続する。
上記のとおり、本発明の第1の実施形態の伝送装置7は、複数の光送受信部70が送信する信号の強度(パワー)の変化に対応して、ダミー光を調節することができ、当該伝送装置7から送信する信号の強度(パワー)を一定に保つことができる。
本発明の第1の実施形態の伝送装置は、ダミー光によって、一の伝送装置(送信局)が送信する信号の強度(パワー)の変化を補償し、当該一の伝送装置が送信する信号の強度(パワー)の変化を抑える(信号のパワーを一定に保つ)。これによって、自動プリエンファシス制御によって当該一の伝送装置から送信される信号が変化した場合であっても、他の伝送装置から送信される信号に対する影響を低減することができる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明の第2の実施形態において、複数の伝送装置7は、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実行する時間が互いに重ならないように、当該補償を実行する時間を調整する。具体的には、伝送装置7が、他の伝送装置7が自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実施している間、自装置における自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償の実行の開始を遅延させる。
伝送路3において障害が発生した場合、複数の伝送装置7のそれぞれは、当該障害により消失する所定の波長部分について、自動プリエンファシス制御及びダミー光により補償することにより、当該伝送装置7から送信する信号のトータルパワー(強度)を一定にする。
しかしながら、トランク局1に含まれる全ての伝送装置7が、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実行しているとは限らない。例えば、一部の伝送装置7は、自動プリエンファシス制御だけを実行しており、伝送路3に障害が生じたことに応じて送信信号の強度を変化させるだけで、ダミー光によって送信信号の強度を一定にすることは行っていないこともある。
そのような場合、一の伝送装置7がダミー光により送信信号の強度を一定にしたとしても、他の伝送装置7からの送信信号の強度の変化の影響を受けて、当該一定にして出力した送信信号の強度が変化してしまう。
そうすると、対向する伝送装置7は、伝送装置7(ダミー光で送信信号の強度を一定にする装置)からの送信信号の強度の変化が、(1)一部の伝送装置7の送信信号の強度の変化に影響されたものか、(2)伝送路3で信号が消失したことによるものか、を判断できない。
そこで、本発明の第2の実施形態では、他の装置が自動プリエンファシス制御を実施している間、ダミー光による信号の補償の実行の開始を遅延させる。そして、他の伝送装置7が送信信号の強度を変化させていない場合に、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実行する。このように動作させれば、対向する伝送装置7は、伝送装置7(ダミー光で送信信号の強度を一定にする装置)からの送信信号の強度が変化していた場合に、その変化は、(2)伝送路3で信号が消失したことによるものであると判断することができる。したがって、当該対向する伝送装置7は、伝送装置7に対して、自動プリエンファシス制御の実行(あるいは、自動プリエンファシス制御の継続)を要求することができる。
なお、本発明の第2の実施形態において、本発明の第1の実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
本発明の第2の実施形態における伝送システムの構成例は、本発明の第1の実施形態と同様である。
本発明の第2の実施形態において、伝送装置7に備わる光合分波部71は、監視部72から伝送路3における障害の発生の通知を受けた場合に、ダミー光による信号の補償を予め定められた時間だけ遅延させる。
伝送装置7−1は、例えば、伝送路3における障害の発生を検知した場合、予め定められた第1の時間だけ、ダミー光による信号の補償を遅延させる。また、第1の時間は、例えば、他の伝送装置7が自動プリエンファシス制御を完了するまでに必要な時間を考慮して決定する。第1の時間は、伝送装置7が他の装置の自動プリエンファシス制御の状況を把握できる場合、当該他の伝送装置7が自動プリエンファシス制御を完了した後に、ダミー光による信号の補償を遅延させるように決定してもよい。
また、伝送装置7−2は、伝送路3における障害の発生を検知した場合、予め定められた第2の時間だけ、ダミー光による信号の補償を遅延させる。第2の時間は、例えば、伝送装置7−1が自動プリエンファシス制御を完了するまでに必要な時間を考慮して決定される。第2の時間は、例えば、伝送装置7−1が自動プリエンファシス制御を完了した後に、伝送装置7−2がダミー光による信号の補償を開始するように決定されてもよい。
このように、本発明の第2の実施形態において、複数の伝送装置7のそれぞれは、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実行する時間が互いに重ならないように、当該実行の開始を予め定められた時間だけ遅延させる。
図10は、ダミー光による補償を実行する時間の調整を、監視装置9が制御する場合の伝送システムの例を示す図であり、本発明の第2の実施形態における伝送システムの他の構成例である。図10に示すように、本発明の第2の実施形態における伝送システムの他の構成例において、当該伝送システムは、監視装置9を含む。
監視装置9は、例えば、複数の伝送装置7の光合分波部71のそれぞれが送信する信号を監視し、伝送装置7が自動プリエンファシス制御を実行しているか否かを検知する。監視装置9は、例えば、伝送装置7が送信する信号のスペクトラムを監視するスペクトルアナライザを含む。この場合、監視装置9は、当該光合分波部71が送信する信号のスペクトラムから、複数の伝送装置の少なくとも1つが自動プリエンファシス制御を実行しているか否かを検知する。
また、監視装置9は、複数の伝送装置7のそれぞれに対して、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償の開始を許可する通知を送信する。監視装置9は、例えば、伝送装置7−1の光合分波部71に自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を許可した場合、当該光合分波部71による補償が完了するまで、他の伝送装置7に対して自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償の開始を許可しない。
監視装置9は、例えば、伝送装置7−1における自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償が完了したことを検知し、他の伝送装置7−2に対して、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償の開始を許可する。
このように、本発明の第2の実施形態において、複数の伝送装置7のそれぞれは、監視装置9からの許可がなければ、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を開始しない。そして、監視装置9は、複数の伝送装置7のいずれかが自動プリエンファシス制御を行っている間は、他の伝送装置7に対して自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を許可しない。
上記のとおり、本発明の第2の実施形態では、他の装置が自動プリエンファシス制御を実施している間、ダミー光による信号の補償の実行の開始を遅延させる。そして、他の伝送装置7が送信信号の強度を変化させていない場合に、自動プリエンファシス制御及びダミー光による信号の補償を実行する。このように動作させることにより、対向する伝送装置7は、伝送装置7(ダミー光で送信信号の強度を一定にする装置)からの送信信号の強度が変化していた場合に、その変化が伝送路3で信号が消失したことによるものであると判断できる。したがって、当該対向する伝送装置7は、伝送装置7に対して、自動プリエンファシス制御の実行(あるいは、自動プリエンファシス制御の継続)を要求することが可能となる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明の第3の実施形態は、上記の本発明の第1及び第2の実施形態で説明した方法(手段)を組み合わせて、伝送路3に障害が発生した場合に、残存する信号の強度(パワー)を補正し、通信品質を担保する機能を提供するものである。したがって、本発明の第3の実施形態では、複数の伝送装置(送信局)のそれぞれが、ダミー光による信号の補償の実効性をより高めることができる。なお、本発明の第3の実施形態において、伝送路3に障害が発生した場合に、残存する信号の強度(パワー)を補正し通信品質を担保する機能を、OADM Fault Recoveryと記載する。
本発明の第3の実施形態において、本発明の第1及び第2の実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図11は、OADM Fault Recoveryを実行する場合における、本発明の第3の実施形態の伝送装置の動作例を示すフローチャートである。
図11に示すように、伝送装置7は、伝送路3における障害の発生を検知する(S301)。
伝送装置7は、障害の発生を検知したことに応じて、所定の時間、障害に対応するための処理の実行を遅延させる(S302)。当該所定の時間は、予め定められた時間であってもよいし、他の伝送装置7による当該処理が完了するまでの時間であってもよい。
伝送装置7は、所定の時間が経過したことに応じて、ダミー光による信号の補償を、対向する伝送装置7に要求する(S303)。また、伝送装置7は、所定の時間が経過したことに応じて、対向する伝送装置7に対して、自動プリエンファシス制御(受信品質に基づく、送信信号のパワーの制御)の実行を要求する(S304)。
伝送装置7は、例えば受信した信号の受信品質が回復した場合に、当該ダミー光による信号の補償の停止(終了)を、対向する伝送装置7に対して要求する(S305)。また、伝送装置7は、例えば受信した信号の受信品質が回復した場合に、自動プリエンファシス制御の実行の停止(終了)を、対向する伝送装置7に対して要求する(S306)。対向する伝送装置7は、当該要求を受けた場合に、その時点までに実行していたダミー信号による信号の補償と、自動プリエンファシス制御の状態を維持する。
なお、本発明の第3の実施形態において、対向する伝送装置7は、例えばケーブルの修理が完了するなど伝送路の障害が回復した場合に、ダミー光の出力設定及び送信信号の出力設定を、障害の発生を検知する前の状態に戻す処理を実行してもよい。この処理は、レストレーションと呼ばれ、(1)例えば図10に示す監視装置9を操作して、伝送装置7の光合分波部71等の設定を障害の発生を検知する前の状態に戻す方法と、(2)LOWの回復(警報復旧)によって自動的に戻す方法とがある。
光送受信部70のそれぞれは、トランスポンダ(Transponder:TPND)として機能し、例えばクライアント装置(図示していない)から受信した信号を長距離光伝送に適した信号に変換して送り出す機能を担う。また、光送受信部70のそれぞれは、TPNDとして、受信した信号からクライアント装置宛の信号を分岐して、当該クライアント装置側へ引き渡す機能を担う。
図11のステップ301(S301)において、伝送装置7の光合分波部71は、伝送路3における障害の発生を検知する。上述したように、伝送装置7の障害検出部715は、当該障害の発生を検知したことに応じて、監視部72に対して警報LOW(Loss of Wavelength)を通知する。
監視部72は、通知されたLOWの種類に応じて、自動プリエンファシス制御の対象となる(対向する伝送装置7における)光送受信部70を特定することができる。トランク局1−1(A局)の監視部72は、障害検出部715からC局のAdd信号ブロックの消失を示すLOW(2)の通知を受けると、対向トランク局1−2(B局)から自装置(トランク局1−1(A局))に向けて信号を出力する光送受信部70を、自動プリエンファシス制御の対象と判定する。
すなわち、トランク局1−1(A局)の監視部72がLOW(2)の通知を受けた場合、ブランチ局2(C局)から送信された信号の消失が原因となり、トランク局1−2(B局)からトランク局1−1(A局)に向けて送信された信号が余分に増幅される可能性がある。したがって、トランク局1−1(A局)は、当該トランク局1−2(B局)において、自装置(トランク局1−1(A局))宛に信号を送信する光送受信部70の送信信号のパワーを制御する必要があると判定できる。
伝送装置7は、自動プリエンファシス制御の対象となる(対向する伝送装置7における)光送受信部70を特定した場合、例えば通信路6(アウトバウンド通信路)を用いて、当該特定した光送受信部70に対して、自動プリエンファシス制御の実行を要求する。
図12は、トランク局1−1(A局)の監視部72が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局(すなわち、トランク局1及びブランチ局2)との対応関係を示す図である。例えば、トランク局1−1(A局)の監視部72が、LOW(2)を受信すると、トランク局1−2(B局)においてブランチ局2(C局)宛に信号を送信する光送受信部70に自動プリエンファシス制御が必要であると判定できる。
図13は、図12と同様であり、トランク局1−2(B局)の監視部72が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局(すなわち、トランク局1及びブランチ局2)との対応関係を示す図である。
図14は、図12及び13と同様であり、ブランチ局2(C局)の監視部72が受信するLOWの組み合わせと、自動プリエンファシス制御が必要な陸揚局(すなわち、トランク局1及びブランチ局2)との対応関係を示す図である。
図15は、OADM Fault Recoveryを実行する場合における、本発明の第3の実施形態の伝送装置の他の動作例を示すフローチャートである。具体的には、図15は、対向する伝送装置7から、ダミー光による信号の補償及び自動プリエンファシス制御の要求を受けた場合の、伝送装置7の動作例を示す。
図15に示すように、伝送装置7は、対向する伝送装置7から、ダミー光による信号の補償の要求を受ける(S401)。また、伝送装置7は、対向する伝送装置7から、自動プリエンファシス制御(受信品質に基づく、送信信号のパワーの制御)の要求を受ける(S402)。なお、伝送装置7は、自動プリエンファシス制御の要求だけを受けてもよい。この場合、伝送装置7は、当該自動プリエンファシス制御の要求を受けたことに応じて、ダミー光による信号の補償を実行する。
伝送装置7は、ダミー光による信号の補償を実行する(S403)。具体的には、伝送装置7の監視部72は、例えば、光合分波部71に対して、出力一定制御の開始を指示するコマンドを送付する。光合分波部71は、当該コマンドを受信したことに応じて、ダミー光による信号の補償を実行する。伝送装置7は、例えば、送信される信号の強度(パワー)が一定になるようにダミー光の強度(パワー)を変更する。
伝送装置7は、複数の光送受信部70に対して、対向する伝送装置7(受信側)における信号の受信品質の通知を要求する(S404)。具体的には、伝送装置7の監視部72は、複数の光送受信部70に対して、受信品質の通知を要求する対向エラーカウント読み取りコマンドを送信する。
伝送装置7は、対向する伝送装置7から、信号の受信品質の通知を受ける(S405)。具体的には、伝送装置7は、対向する伝送装置7から、受信品質の値として対向エラーカウントの通知を受ける。
伝送装置7は、通知された受信品質の値と、予め定められた閾値とを比較する(S406)。
比較の結果、通知を受けた受信品質が予め定められた閾値よりも高い(つまり、受信品質の値である対向エラーカウント数が閾値よりも大きい)場合、伝送装置7の監視部72は、その受信品質を通知してきた光送受信部70を自動プリエンファシス制御の対象と決定し、当該決定した光送受信部70に対して出力設定値読取コマンドを送付する(S407)。出力設定値読取コマンドは、送信する信号の強度(パワー)の設定値を読み取るための命令である。
出力設定読取コマンドを受信した光送受信部70は、監視部72に対して、信号の送信強度(パワー)の設定値である出力設定値を通知する(S408)。
監視部72は、通知された出力設定値から予め定められた量だけ低下させた、新たな出力設定値に変更するための出力変更命令コマンドを、光送受信部70のそれぞれに通知する(S409)。
監視部72は、所定の時間(例えば、1秒間)経過後(S410)に、ステップ406(S406)に戻る。
ステップ406(S406)における比較の結果、通知された全ての受信品質が予め定められた閾値よりも低い(つまり、受信品質の値である対向エラーカウント数が閾値よりも小さい)場合、伝送装置7は、自動プリエンファシス制御を終了する(S411)。
伝送装置7は、自動プリエンファシス制御を終了したことに応じて、ダミー光による信号の強度(パワー)の補償を終了する(S412)。具体的には、伝送装置7の監視部72は、自動プリエンファシス制御を終了したことに応じて、光合分波部71に対して、出力一定制御を停止するコマンドを送付する。光合分波部71は、ダミー光による信号の強度(パワー)の補償を終了し、終了したことを監視部72に通知する。
図16は、図15に示すOADM Fault Recoveryを実行する場合における、本発明の第3の実施形態の伝送装置の他の動作例を、シーケンス図で示したものである。なお、図16に示す各ステップにおける処理は、図15に示す各ステップにおける処理と同様である。
上記のとおり、本発明の第3の実施形態は、本発明の第1及び第2の実施形態で説明した方法(手段)を組み合わせて、伝送路3に障害が発生した場合に、残存する信号の強度(パワー)を補正し、通信品質を担保する機能を提供する。したがって、本発明の第3の実施形態では、複数の伝送装置(送信局)のそれぞれが、ダミー光による信号の補償の実効性をより高めることができる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。本発明の第4の実施形態において、伝送装置7のコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro−Processing Unit)等は、上述した各実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を実行する。
本発明の第4の実施形態において、伝送装置7は、例えばCD−R(Compact Disc Recordable)等の各種記憶媒体又はネットワークを介して、上述した各実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を取得する。伝送装置7が取得するプログラム、又は、該プログラムを記憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。なお、該ソフトウェア(プログラム)は、例えば、伝送装置7に含まれる所定の記憶部に、予め記憶されていてもよい。
伝送装置7のコンピュータ、CPU又はMPU等は、取得したソフトウェア(プログラム)のプログラムコードを読み出して実行する。したがって、当該伝送装置7は、上述した各実施形態における伝送装置7の処理と同一の処理を実行する。
本発明の第4の実施形態によれば、伝送装置7のコンピュータ、CPU又はMPU等に実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
<第5の実施形態>
本発明の第5の実施形態について、図面を参照して説明する。
図17に示すように、本発明の第5の実施形態における伝送装置100は、上記各実施形態において光送受信部70に該当する送信部70’を含む。また、当該伝送装置100は、ダミー光を生成する生成部711と、信号を合成する合成部710とを含む。
送信部70’は、第1の信号を送信する。生成部711は、前記送信部70’が送信する第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する。合成部710は、前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する。
本発明の第5の実施形態において、前記生成部711は、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整する。
上記のとおり、本発明の第5の実施形態の伝送装置は、ダミー信号で補償された信号(すなわち、第2の信号)の強度が一定になるように、当該信号(第2の信号)の強度(パワー)を一定に保つ。したがって、本発明の第5の実施形態の伝送装置は、当該補償された信号(第2の信号)が、他の伝送装置からの信号に対して影響を与えることを低減することができる。
上記の実施形態では、光信号を例にして説明したが、本発明の適用対象は光信号に限られるものではなく、例えば電気信号にも適用することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
第1の信号を送信する送信手段と、
前記送信手段が送信する第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する生成手段と、
前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する合成手段と、を有し、
前記生成手段は、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整すること
を特徴とする伝送装置。
[付記2]
前記第2の信号の強度を測定する測定手段を有し、
前記生成手段は、前記測定手段が測定した前記第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を決定すること
を特徴とする付記1に記載の伝送装置。
[付記3]
前記生成手段は、前記第2の信号を伝送するための伝送路に障害が生じた場合に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記1又は2に記載の伝送装置。
[付記4]
前記生成手段は、前記伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記3に記載の伝送装置。
[付記5]
前記生成手段に対してダミー信号の生成を要求する監視手段を有し、
前記生成手段は、前記監視手段からの要求に応じて、前記ダミー信号の生成を開始することを特徴とする付記1又は2に記載の伝送装置。
[付記6]
前記監視手段は、前記伝送路に障害が生じたことに応じて、前記生成手段に対して前記ダミー信号の生成を開始することを要求すること
を特徴とする付記5に記載の伝送装置。
[付記7]
前記送信手段は、前記第1の信号を受信する対向装置における前記第1の信号の受信品質に基づいて、前記第1の信号の強度を調整すること
を特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の伝送装置。
[付記8]
前記監視手段は、前記第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも高い場合に、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記7に記載の伝送装置。
[付記9]
前記送信手段を複数有し、
前記監視手段は、前記複数の送信手段から送信された第1の信号のうち、受信品質が所定の閾値よりも高い第1の信号を送信した送信手段に対して、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記7又は8に記載の伝送装置。
[付記10]
前記監視手段は、前記複数の送信手段のそれぞれから送信された全ての第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記7乃至9のいずれかに記載の伝送装置。
[付記11]
受信する信号の強度に基づいて、前記伝送路に障害が生じたことを検出する障害検出手段を有し、
前記監視手段は、前記障害検出手段から前記伝送路に障害が生じたことを通知された場合に、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記7乃至10のいずれかに記載の伝送装置。
[付記12]
第1の信号を送信する送信手段と、
前記送信手段が送信する第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する生成手段と、
前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する合成手段と、を有する複数の伝送装置を含み、
前記生成手段は、前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整すること
を特徴とする伝送システム。
[付記13]
前記複数の伝送装置のそれぞれは、前記第2の信号の強度を測定する測定手段を有し、
前記生成手段は、前記測定手段が測定した前記第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を決定すること
を特徴とする付記12に記載の伝送システム。
[付記14]
前記複数の伝送装置が送信する前記第2の信号を合成した信号を伝送するための伝送路を含み、
前記生成手段は、前記伝送路に障害が生じた場合に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記12又は13に記載の伝送システム。
[付記15]
前記生成手段は、前記伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記14に記載の伝送システム。
[付記16]
前記複数の伝送装置のそれぞれは、前記生成手段に対してダミー信号の生成を要求する監視手段を有し、
前記生成手段は、前記監視手段からの要求に応じて、前記ダミー信号の生成を開始することを特徴とする付記12又は13に記載の伝送システム。
[付記17]
前記監視手段は、前記伝送路に障害が生じたことに応じて、前記生成手段に対して前記ダミー信号の生成を開始することを要求すること
を特徴とする付記16に記載の伝送システム。
[付記18]
前記複数の伝送装置におけるダミー信号の生成を制御する制御装置を含み、
前記監視手段は、前記制御装置から要求があったことに応じて、前記ダミー信号の生成の開始を前記生成手段に対して要求すること
を特徴とする付記16又は17に記載の伝送システム。
[付記19]
前記制御装置は、前記複数の伝送装置のうち第1の伝送装置における前記ダミー信号の生成が終了したことに応じて、第2の伝送装置に対して、前記ダミー信号の生成の開始を要求すること
を特徴とする付記16乃至18のいずれかに記載の伝送システム。
[付記20]
前記第1の信号を受信する対向装置を含み、
前記送信手段は、前記対向装置における前記第1の信号の受信品質に基づいて、前記第1の信号の強度を調整すること
を特徴とする付記12乃至19のいずれかに記載の伝送システム。
[付記21]
前記監視手段は、前記第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも高い場合に、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記20に記載の伝送システム。
[付記22]
前記監視手段は、前記送信手段に対して、前記第1の信号の受信品質の通知を要求し、
前記送信手段は、前記監視手段からの要求に応じて、前記対向装置から前記第1の信号の受信品質を取得すること
を特徴とする付記20又は21に記載の伝送システム。
[付記23]
前記複数の伝送装置は、前記送信手段を複数有し、
前記監視手段は、前記複数の送信手段から送信された第1の信号のうち、受信品質が所定の閾値よりも高い第1の信号を送信した送信手段に対して、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記20乃至22のいずれかに記載の伝送システム。
[付記24]
前記監視手段は、前記複数の送信手段のそれぞれから送信された全ての第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記20乃至23のいずれかに記載の伝送システム。
[付記25]
受信する信号の強度に基づいて、前記伝送路に障害が生じたことを検出する障害検出手段を有し、
前記監視手段は、前記障害検出手段から前記伝送路に障害が生じたことを通知された場合に、前記送信手段に対して前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記20乃至24のいずれかに記載の伝送システム。
[付記26]
第1の信号を送信し、
前記第1の信号を補償するためのダミー信号を生成し、
前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成し、
前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整すること
を特徴とする伝送方法。
[付記27]
前記第2の信号の強度を測定し、
前記測定した前記第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を決定すること
を特徴とする付記26に記載の伝送方法。
[付記28]
前記第2の信号を伝送するための伝送路に障害が生じた場合に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記26又は27に記載の伝送方法。
[付記29]
前記伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記28に記載の伝送方法。
[付記30]
前記ダミー信号の生成の要求に応じて、前記ダミー信号の生成を開始すること
を特徴とする付記26又は27に記載の伝送方法。
[付記31]
前記伝送路に障害が生じたことに応じて、前記ダミー信号の生成を開始することを要求すること
を特徴とする付記30に記載の伝送方法。
[付記32]
前記第1の信号を受信する対向装置における前記第1の信号の受信品質に基づいて、前記第1の信号の強度を調整すること
を特徴とする付記26乃至31のいずれかに記載の伝送方法。
[付記33]
前記第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも高い場合に、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記32に記載の伝送方法。
[付記34]
複数の前記第1の信号が送信される場合、前記複数の第1の信号のうち受信品質が所定の閾値よりも高い第1の信号について、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記32又は33に記載の伝送方法。
[付記35]
前記複数の第1の信号の全ての受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記32乃至34のいずれかに記載の伝送方法。
[付記36]
受信する信号の強度に基づいて、前記伝送路に障害が生じたことを検出し、
前記伝送路に障害が生じたことを検出した場合に、前記第1の信号の強度の調整を要求すること
を特徴とする付記32乃至35のいずれかに記載の伝送方法。
[付記37]
第1の信号を送信する処理と、
前記第1の信号を補償するためのダミー信号を生成する処理と、
前記第1の信号と、前記ダミー信号とを合成する処理と、
前記第1の信号と前記ダミー信号とを合成した第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を調整する処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
[付記38]
前記第2の信号の強度を測定する処理と、
前記測定した前記第2の信号の強度が一定になるように、生成する前記ダミー信号の強度を決定する処理と
を含むことを特徴とする付記37に記載のプログラム。
[付記39]
前記第2の信号を伝送するための伝送路に障害が生じた場合に、前記ダミー信号の生成を開始する処理
を含むことを特徴とする付記37又は38に記載の伝送方法。
[付記40]
前記伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始する処理
を含むことを特徴とする付記39に記載のプログラム。
[付記41]
前記ダミー信号の生成の要求に応じて、前記ダミー信号の生成を開始する処理
を含むことを特徴とする付記37又は38に記載のプログラム。
[付記42]
前記伝送路に障害が生じたことに応じて、前記ダミー信号の生成を開始することを要求する処理
を含むことを特徴とする付記41に記載のプログラム。
[付記43]
前記第1の信号を受信する対向装置における前記第1の信号の受信品質に基づいて、前記第1の信号の強度を調整する処理
を含むことを特徴とする付記37乃至42のいずれかに記載のプログラム。
[付記44]
前記第1の信号の受信品質が所定の閾値よりも高い場合に、前記第1の信号の強度の調整を要求する処理
を含むことを特徴とする付記43に記載のプログラム。
[付記45]
複数の前記第1の信号が送信される場合、前記複数の第1の信号のうち受信品質が所定の閾値よりも高い第1の信号について、前記第1の信号の強度の調整を要求する処理
を含むことを特徴とする付記43又は44に記載のプログラム。
[付記46]
前記複数の第1の信号の全ての受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記第1の信号の強度の調整を要求する処理
を含むことを特徴とする付記43乃至45のいずれかに記載のプログラム。
[付記47]
受信する信号の強度に基づいて、前記伝送路に障害が生じたことを検出する処理と、
前記伝送路に障害が生じたことを検出した場合に、前記第1の信号の強度の調整を要求する処理と
を含むことを特徴とする付記43乃至46のいずれかに記載のプログラム。
この出願は、2013年9月24日に出願された日本出願特願2013−196483を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1−1 トランク局
2 ブランチ局
3 伝送路
4 光中継器
5 分岐装置(OADM−BU)
6 通信路
7、7−1、7−2、7−3、100 伝送装置
8、8−1、8−2 光カプラ
9 監視装置
50 光ADD/DROP部
70 光送受信部
70’ 送信部
71 光合分波部
72 監視部
710 合成部
711 生成部
712 測定部
713 フィードバック部
714 光分波部
715 障害検出部

Claims (10)

  1. 光信号を送信する複数の送信手段と、
    前記光信号の強度を補償するダミー信号を生成する生成手段と、
    前記複数の送信手段の少なくともひとつが送信する光信号と、前記ダミー信号とを合成した合成信号を生成する合成手段と、
    前記生成手段に対して前記ダミー信号の生成を要求する監視手段と
    を備え、
    前記複数の送信手段は、前記光信号を受信する対向装置それぞれにおける前記光信号の受信品質に基づいて、前記光信号の強度を調整し、
    前記生成手段は、前記監視手段からの要求に応じて、前記ダミー信号を生成すること
    を特徴とする伝送装置。
  2. 前記合成信号の強度を測定する測定手段を有し、
    前記生成手段は、前記測定手段が測定した前記合成信号の強度に基づいて、前記光信号の強度の調整量に応じた強度の前記ダミー信号を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記生成手段は、前記合成信号を伝送するための伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 記生成手段は、前記監視手段からの要求に応じて、前記ダミー信号の生成を開始し、前記合成信号の強度が一定になるように前記ダミー信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。
  5. 前記送信手段は、前記複数の送信手段のそれぞれから送信された全ての光信号の受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記光信号の強度を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の伝送装置。
  6. 受信する信号の強度に基づいて、伝送路に障害が生じたことを検出する障害検出手段を有し、
    前記送信手段は、前記障害検出手段から前記伝送路に障害が生じたことを通知された場合に、前記光信号の強度を調整すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の伝送装置。
  7. 請求項1から6いずれかに記載の複数の伝送装置を備え、
    前記伝送装置は、伝送路を介して対向する他の前記伝送装置に送信する前記光信号を前記ダミー信号と合成して前記合成信号として前記伝送路に送信し、対向する前記伝送装置における前記光信号の受信品質に基づいて前記送信手段が送信する前記光信号の強度の調整を行うことを特徴とする伝送システム。
  8. 光信号を受信する対向装置それぞれにおける前記光信号の受信品質に基づいて、前記光信号の強度を調整し、
    監視部からの要求に応じてダミー信号を生成し、
    前記光信号と、前記ダミー信号とを合成した合成信号を生成すること
    を特徴とする伝送方法。
  9. 前記合成信号を伝送するための伝送路に障害が生じてから所定の時間経過後に、前記ダミー信号の生成を開始することを特徴とする請求項8に記載の伝送方法。
  10. 送信された前記光信号の受信品質が所定の閾値よりも低くなるまで、前記光信号の強度を調整することを特徴とする請求項8または9に記載の伝送方法。
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