JPH11121115A - 基板実装用コネクタとその製造方法 - Google Patents

基板実装用コネクタとその製造方法

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JPH11121115A
JPH11121115A JP9287332A JP28733297A JPH11121115A JP H11121115 A JPH11121115 A JP H11121115A JP 9287332 A JP9287332 A JP 9287332A JP 28733297 A JP28733297 A JP 28733297A JP H11121115 A JPH11121115 A JP H11121115A
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external connection
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connector
bracket
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JP9287332A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Yonetani
幸弘 米谷
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板を貫通する外部接続端子を備えた基
板実装用コネクタとその製造方法に関し、外部接続端子
に曲がりや倒れ等が生じ易い場合でも基板への実装の容
易化を実現して生産性の向上を図る。 【解決手段】 一端がコンタクトで他端が回路基板を貫
通する外部接続端子であるコネクタ端子12,13 が複数列
に植設されてなるコネクタ本体 11 と、前記外部接続端
子12,13 を位置決めするブラケット 31 を含んでなり、
該ブラケット 31を、前記外部接続端子配置領域の第1
の列方向に沿って移動すると該列内の各外部接続端子を
捕捉するスリットを備えた第1の端子整列板 311 と、
該第1の方向と交叉する第2の列方向に沿って移動する
と該列内の各外部接続端子を捕捉するスリットを備えた
第2の端子整列板 312 とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板(以下単に基板
とする)に対する外部接続端子がマトリックス状に配置
されて絶縁体本体の基板当接面から突出して形成されて
いる基板実装用コネクタに係り、特に上記外部接続端子
が微細なるために曲がりや倒れ等の変形が生じ易い場合
でもコネクタとしての基板への実装の容易化を実現して
生産性の向上を図った基板実装用コネクタに関する。
【0002】近年の電子機器分野では顧客の装置小型化
要求に対応させるため基板に実装するコネクタもその小
型化が進みつつあるが、電子技術の進展による信号数の
増加がコネクタとしての接続端子数の増加をもたらして
おり、顧客の小型化要求とあいまってコネクタに組み込
まれる接続端子自身も上記外部接続端子を含めて微細化
が進んでいる。
【0003】しかし外部接続端子としての微細化はその
領域が絶縁体本体から突出しているため予期しない外力
によって曲がり等の変形を誘起し易く、基板のスルーホ
ール径に余裕がないこととあいまって基板実装用コネク
タ(以下文中では単にコネクタとする)としての該基板
への搭載を含めた実装作業を困難ならしめていることか
らその曲がりや変形を如何に抑制するかが大きな課題に
なってきている。
【0004】
【従来の技術】図12は従来のコネクタの構成を実装方
法を含めて説明する図であり、図13は図12における
コネクタ本体を製造方法と共に説明する図、図14は図
13の製造方法における欠点を説明する図、図15は従
来のコネクタの組立方法を説明する図である。
【0005】なお図ではコネクタが、外部接続端子領域
の露出長が特に長いライトアングルタイプで相手側コネ
クタに接続するコンタクト領域が二列の格子状マトリッ
クスに配置されたプラグコネクタである場合を例として
説明する。
【0006】図12で、ライトアングルタイプのコネク
タ1は、コネクタ本体11と、例えば樹脂成形品の如き
絶縁材等からなり該コネクタ本体11の外部接続端子側
に圧入等の手段で固定される外部接続端子整列用のブラ
ケット15とで構成されている。
【0007】そして、上記コネクタ本体11の各コネク
タ端子(以下文中では例示したプラグコネクタに対応す
るプラグ端子とする)12,13それぞれの各外部接続
端子12b,13b(13bのみ記載)の領域は、それ
ぞれが上記ブラケット15によるガイドで正格子のマト
リックス状に配置されている。
【0008】一方該コネクタ1を実装する基板18に
は、上記コネクタ1をその基板取付孔14dで位置決め
するためのコネクタ取付孔18aが形成されていると共
に、該取付孔18aで上記コネクタ1を取り付けたとき
の上記各外部接続端子12b,13bと対応する位置に
上記各外部接続端子12b,13bが貫通し得るスルー
ホール18bが図示されない回路パターンに繋がった状
態で形成されている。
【0009】そこで、コネクタ1としての各外部接続端
子12b,13bが上記基板18の各スルーホール18
bを貫通するように、該コネクタ1を基板18に位置決
め搭載した後に例えば通常のリフローはんだ接続技術等
で両者をはんだ接続することで、該コネクタ1を該基板
18に実装することができる。
【0010】ここで図13で上記コネクタ本体11の組
立方法を詳細に説明する。すなわちコネクタ本体11
は、図13で示す如く、L形に曲げられた状態で帯状部
材の側辺に沿う連結部材12′,13′に櫛刃状に形成
されてなる前記二種類のプラグ端子12,13と、該各
端子12,13をそれぞれの自由端側に位置するプラグ
コンタクト12a,13aと連結部材12′,13′側
に位置する外部接続端子12b,13bとがそれぞれ二
列の正格子状のマトリックスになるように植設するプラ
グ絶縁体14とからなっている。
【0011】そして上記二種類のプラグ端子12,13
は、それぞれの各連結部材12′,13′からL形曲折
部までの長さ“ L1 ”と該L形曲折部から自由端側プラ
グコンタクト先端までの長さ“ L2 ”とが一定した比率
で異なるように形成されているものであり、該連結部材
12′,13′をその連結部で切除したときのL形曲折
部から該連結部材側端部までの領域が前記基板18に対
する上述した外部接続端子12b,13bになるように
形成されている。
【0012】なお各プラグ接続端子12,13のプラグ
コンタクト側の曲折部近傍は、例えばその幅方向両側に
僅かに突出する図示されないバルジ等を備えた絶縁体固
着部12c、13cに形成されている。
【0013】また上記プラグ絶縁体14は、その底板1
4aの端子配置領域に上記各プラグ端子12,13を上
述した絶縁体固着部12c、13cの領域で位置決めし
て固定し得る端子孔14bが二列の正格子状のマトリッ
クスに形成されていると共に、該端子孔14bで固定さ
れたときの各プラグ端子12,13のプラグコンタクト
12a,13aの配置領域周辺には該プラグコンタクト
の先端を僅かに越える高さの周壁14cが形成されてい
る。
【0014】更に、該周壁14cの周囲面から突出する
フランジを備えた上記底板14aの裏面側長手方向両端
部には、基板取付孔14dを具えた基板取付片14eが
該底板14aと直交する方向に突出して形成されてい
る。
【0015】そして、片面を基板搭載面14fとする該
基板取付片14eの厚さ“t”と幅“w”は、プラグ絶
縁体14ひいてはコネクタ1としての全体的な大きさや
植設する端子数,基板上のスペース等を考慮して適宜設
定されている。
【0016】一方上記各プラグ端子12,13の外部接
続端子12b,13bとしての上述した長さ“ L1
は、該各プラグ端子12,13を絶縁体14に植設して
固定した状態で上記基板取付片14eに取り付けられた
基板18を余裕をもって貫通し得るように形成されてい
る。
【0017】そこで、連結部材12′,13′に繋がっ
た上記二種類のプラグ端子12,13をそのプラグコン
タクト側から絶縁体14の各端子孔14bに矢印a,b
の如く一括して挿入した後、各連結部材12′,13′
をその連結部での折損で除去することで、上記各プラグ
端子12,13が植設されたコネクタ本体11を容易に
構成することができる。
【0018】この場合、各プラグ端子12,13が上述
したようにその大きさや隣接端子間ピッチ等の微小化に
よって弱体化する傾向にあるため、上記連結部材1
2′,13′を切除したときや保管・運搬時の予期し得
ない外力等によって外部接続端子12b,13bの領域
が変形したり曲がったりすることが多い。
【0019】例えばこのときの状態を例示した図14
で、コネクタ本体11′の各プラグ端子12,13にお
ける各外部接続端子12b,13bの内、例えばプラグ
端子12-1はその外部接続端子12bの領域が外部接続
端子列としての行方向に角度“α”だけ曲がった状態に
あり、プラグ端子13-1はその外部接続端子13bの領
域が外部接続端子列としての列方向に角度“β”だけ曲
がった状態にある。
【0020】かかるコネクタ本体11′では、そのまま
の状態では上述した基板18への搭載が困難である。そ
こで、上記の各外部接続端子12b,13bにおける大
きな変形や曲がりをマニュアル等で修整した上で、図1
5に示す如く、各外部接続端子12b,13bの正規位
置換言すれば上記基板18における各スルーホール18
bと対応するそれぞれの位置に端子位置決め孔15aが
形成された前記ブラケット15で上記各外部接続端子1
2b,13bを位置決めし、更に該ブラケット15を図
13で説明したプラグ絶縁体14の2箇所の基板取付片
14e間に矢印cの如く圧入等の手段で固定すること
で、図12で示す所要のコネクタ1を構成するようにし
ている。
【0021】かかるコネクタ1では各外部接続端子12
b,13bがブラケット15で位置決めされていること
から、基板18に対する搭載作業が容易化できるメリッ
トがある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顧客の小型化
要求とあいまってコネクタに組み込まれるプラグ端子自
身の上記外部接続端子を含めた微細化に伴う弱体化が進
展するにつれて、該ブラケットのコネクタ本体に対する
装着が困難になると共に上述したブラケットの形成も困
難になる。
【0023】すなわちブラケットのコネクタ本体に対す
る装着に関しては、変形や曲がりの生じた外部接続端子
12b,13bを個々に修整しながらブラケット15の
端子位置決め孔15aに挿入する必要があることから、
該ブラケットのコネクタ本体への装着にますます工数が
かかることになってコネクタとしての生産性向上を期待
することができないと言う問題があった。
【0024】またブラケットの形成に関しては、端子数
の増と外部接続端子の微細化が上記ブラケットに設ける
端子位置決め孔の増とその微細化に繋がることから、ブ
ラケット加工工数の増加や該ブラケット成形時の成形金
型の投資額増加を招くことになり、結果的にコネクタと
しての価格上昇によって顧客の低価格化要請に対応させ
ることができないと言う問題があった。
【0025】一方かかる構成になるコネクタの基板への
実装方法では、上述したブラケット15の外部接続端子
先端側に、外部接続端子列の列方向に挿入する第1の櫛
刃状端子整列板と行方向に挿入する第2の櫛刃状端子整
列板とを接近配置し、各外部接続端子の先端を位置決め
した状態で回路基板に実装する技術が開示されている
(特開平07−065929号公報)が、該開示技術に
おける第1及び第2の櫛刃状端子整列板が組立用治具と
して使用されるものであり、コネクタの構成に含まれる
ものでないため、コネクタとしての生産性向上と顧客の
低価格化要請に対応させることができないと言う問題が
あった。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題は、一端がコン
タクトで他端が回路基板を貫通する外部接続端子である
コネクタ端子が複数列に植設されてなるコネクタ本体
と、前記外部接続端子を位置決めするブラケットとを含
んでなり、該ブラケットが、前記外部接続端子の第1の
列方向に沿って移動すると該第1の列内各外部接続端子
を捕捉するスリットを備えた第1の端子整列板と、該第
1の列方向と交叉する第2の列方向に沿って移動すると
該第2の列内各外部接続端子を捕捉するスリットを備え
た第2の端子整列板とからなる基板実装用コネクタによ
って解決される。
【0027】また、上記基板実装用コネクタの製造方法
であって、前記第1又は第2の端子整列板を、該第1又
は第2の端子整列板のスリットに合わせて外部接続端子
配置領域に移動させる工程と、前記第1又は第2の端子
整列板の外部接続端子先端側に配置した前記第2又は第
1の端子整列板を、該第2又は第1の端子整列板のスリ
ットに合わせて外部接続端子配置領域に移動させる工程
と、前記第1の端子整列板と第2の端子整列板とを密着
一体化させてブラケットを構成する工程と、該ブラケッ
トを前記コネクタ本体に装着する工程と、を含む基板実
装用コネクタの製造方法によって解決される。
【0028】一般にマトリックス状に配置された複数の
外部接続端子は、列方向に設けたスリットと行方向に設
けたスリットによって位置決めすることができる。そこ
で本願発明では、総ての外部接続端子が列ごとに挿入で
きる櫛刃状スリットを有する第1の端子整列板と、総て
の外部接続端子が行ごとに挿入できる櫛刃状スリットを
有して該第1の端子整列板に装着できる手段を備えた第
2の端子整列板とを係合させてブラケットを構成するよ
うにしている。
【0029】このことは第1の端子整列板をスリット開
口側から外部接続端子の列方向に挿入して端子行方向の
変形や曲がりを修整した後、第2の端子整列板をスリッ
ト開口側から外部接続端子の行方向に挿入して端子列方
向の変形や曲がりを修整することで、外部接続端子とし
ての変形や曲がりが修正されてそれぞれの先端が正規位
置すなわち基板のスルーホールと対応するそれぞれの位
置に位置させられることを意味する。
【0030】従って、ブラケットに外部接続端子のそれ
ぞれに対応する端子位置決め孔を設けることなく第1及
び第2の端子整列板からなるブラケットとしてのコネク
タ本体への装着が容易化できることから、如何に外部接
続端子の微細化が進展してもブラケット加工工数や成形
金型の投資額を増やすことなくまたコネクタ本体への装
着工数を減らすことができて、コネクタとしての生産性
向上を実現することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明になるコネクタの構
成を説明する図であり、図2は図1のブラケットの第1
の端子整列板を説明する図、図3は図1のブラケットの
第2の端子整列板を説明する図、図4は図1のブラケッ
トの組立方法を説明する図、図5は図1のブラケットの
コネクタ本体への装着方法を説明する図(その1)、図
6は図1のブラケットのコネクタ本体への装着方法を説
明する図(その2)である。
【0032】また図7は本発明になる他のコネクタの構
成を説明する図であり、図8は図7のブラケットの第3
の端子整列板を説明する図、図9は図7のブラケットの
第4の端子整列板を説明する図、図10は図7のブラケ
ットの組立方法を説明する図、図11は図10のブラケ
ットのコネクタ本体への装着方法を説明する図である。
【0033】なお図ではいずれも、図12で説明したコ
ネクタ本体に本発明を適用させる場合を例としているの
で、図12乃至図15と同じ対象部材・部位には同一の
記号を付して表わすと共に重複する説明についてはそれ
を省略する。
【0034】図12と同様にコネクタをその外部接続端
子側から見たときの状態で示した図1で、(1−1)は
コネクタとしての構成を示し、(1−2)はコネクタと
しての完成状態を示したものである。
【0035】図1で本発明になるコネクタ3は、図14
で説明したコネクタ本体11′と該コネクタ本体11′
における2個の前述した基板取付片14e間に矢印cで
示すように圧入等の手段で挿入することで該コネクタ本
体11′に固定される外部接続端子整列用のブラケット
31とで構成されている。
【0036】そして特にこの場合の該ブラケット31
は、例えばコネクタ本体11′における図14で説明し
たプラグ端子13-1の外部接続端子領域での端子列方向
の変形や曲がりを修整する第1の端子整列板311と、
図14で説明したプラグ端子12-1の外部接続端子領域
での端子行方向の変形や曲がりを修整する第2の端子整
列板312とが、係合されて一体化したものである。
【0037】ここで、該ブラケット31の詳細を図2乃
至図5で順を追って説明する。すなわち図2で例えば樹
脂成形品の如き絶縁材からなる第1の端子整列板311
は、平面視サイズが図15で説明したブラケット15と
等しく厚さが該ブラケット15の厚さのほぼ半分程度で
ある板状部311aの片面四隅にそれぞれ内側に突出す
るフック311bが形成されているものである。
【0038】そして該板状部311aの領域には、該第
1の端子整列板311を上記コネクタ本体11′の上述
した2個の基板取付片14eの間に挿入したときの各外
部接続端子の各行方向の列と対応するそれぞれの線上
に、該板状体311aに対して垂直な前記外部接続端子
12b,13bを端子列方向に沿った片側辺311cに
設けた開口部311dから挿入できるスリット311e
が形成されているものである。
【0039】そして、この場合の該スリット311eの
幅“d1 ”は上記外部接続端子12b,13bの太さよ
り僅かに大きく、また該スリット311eの上記片側辺
311cからの長さ“e1 ”は該外部接続続端子12
b,13bの行方向形成域(図の場合では行方向隣接間
隔)換言すれば図9のブラケット15における端子位置
決め孔15aの行方向隣接間ピッチ“p1 ”を余裕を持
って越える長さに、更に該各スリット溝311eの隣接
間ピッチ“f1 ”は上記端子位置決め孔15aの列方向
隣接間ピッチ“p2 ”と等しくなるようにそれぞれ設定
して形成されている。
【0040】なお上記開口部311dは、図9における
外部接続端子13-1のように端子列方向に変形したり曲
がっている外部接続端子でも捕捉して案内できるように
先拡がりのV字形に形成されている。
【0041】一方図3で第2の端子整列板312は、平
面視サイズが上記第1の端子整列板311のフック31
1bによる係合で該第1の端子整列板上に位置決めして
装着し得る大きさと厚さを有する板状体で、上記第1の
端子整列板311に装着したまま上記コネクタ本体1
1′の上述した基板取付片14eの間に挿入したときの
各外部接続端子の各列方向と対応するそれぞれの線上
に、該第2の端子整列板312に対して垂直な各外部接
続端子12b,13bを端子行方向の列に沿った片側辺
312aに設けた開口部312bから挿入できるスリッ
ト312cが形成されているものである。
【0042】そして、この場合の該スリット312c
幅“d2 ”は上記外部接続端子12b,13bの太さよ
り僅かに大きく、また該スリット312cの上記片側辺
312aからの長さ“e2 ”は該外部接続続端子12
b,13bの列方向形成域換言すれば図9のブラケット
15における端子位置決め孔15aの列方向形成域すな
わち列方向端子数をnとすると“(n−1)×p2 ”を
余裕を持って越える長さに、更に該各スリット溝312
cの隣接間ピッチ“f2 ”は上記端子位置決め孔15a
の行方向隣接間ピッチ“p1 ”と等しくなるようにそれ
ぞれ設定して形成されている。
【0043】なお上記開口部312bが、図9における
外部接続端子12-1のように端子行方向に変形したり曲
がっている外部接続端子でも捕捉して案内できるように
先拡がりのV字形に形成されていることは、第1の端子
整列板311の場合と同様である。
【0044】そこで、上記第2の端子整列板312の四
隅と上述した第1の端子整列板311における各フック
311bとを対応させた位置で、図4の(4−1)に示
す如く該第1の端子整列板311と第2の端子整列板3
12とを矢印dのように接近させて密着すると、上記フ
ック311bの変位によって上記第2の端子整列板31
2を第1の端子整列板311に位置決めして固定し得る
ことから、図1で示したブラケット31を(4−2)に
示すように構成することができる。
【0045】かかるブラケット31では、外部接続端子
としての行方向隣接間ピッチ“p1”と等しい間隔“f
2 ”で形成された第2の端子整列板312のスリット3
12cと、外部接続端子としての列方向隣接間ピッチ
“p2 ”と等しい間隔“f1 ”で形成された第1の端子
整列板311のスリット311eとが直交して交叉する
ことから、結果的に図9のブラケット15における端子
位置決め孔15aと同じ位置に端子孔が形成されること
となる。
【0046】以下図5と図6で、上記ブラケット31の
コネクタ本体11′に対する装着方法を説明する。先ず
図5で、(5−1)は第2の端子整列板使用時の状態を
示し、(5−2)は該第2の端子整列板による作用と効
果を側面視して示した図である。
【0047】図の(5−1)で、コネクタ本体11′に
おける外部接続端子側に配置した第2の端子整列板31
2を外部接続端子列とスリット312cとが対応する位
置で開口部312b側から矢印g1 の如く挿入すると、
コネクタ本体11′の各外部接続端子列を該第2の端子
整列板312のスリット312cに入れることができ
る。
【0048】この場合、例えば図14で説明した外部接
続端子13-1の如く端子列方向に曲がっている端子はそ
の曲がりを保ったまま上記スリット312cに入るが、
図14の外部接続端子12b-1や(5−2)の(イ)に
おける外部接続端子12b-1′,12b-1″の如く端子
行方向に曲がっている端子は上記開口部312bの捕捉
によってその曲がりが修整されながら上記スリット31
2cに入る。
【0049】従って該第2の端子整列板312を挿入し
た状態では、端子行方向に曲がっている端子がなくなっ
て(5−2)の(ロ)に示すように列方向の曲がりだけ
が残る。
【0050】続く図6で、(6−1)は第1の端子整列
板使用時の状態を示し、(6−2)は該第1の端子整列
板による作用と効果を外部接続端子側から正面視して示
した図である。
【0051】図の(6−1)で、第2の端子整列板31
2が挿入されたままのコネクタ本体11′の該端子整列
板近傍の端子先端側に配置した第1の端子整列板311
を、外部接続端子列とスリット311eとが対応する位
置で開口部311d側から矢印g2 のように挿入する
と、コネクタ本体11′の各外部接続端子列を該第1の
端子整列板311のスリット311eに入れることがで
きる。
【0052】この場合、例えば図14で説明した外部接
続端子12b-1の如く端子行方向に曲がっている端子は
その曲がりを保ったまま上記スリット311eに入る
が、図14の外部接続端子13b-1や(6−2)の
(イ)における外部接続端子13b -2′,13b-2″の
如く端子列方向に曲がっている端子は上記開口部311
dによる捕捉でその曲がりが修整されながら上記スリッ
ト311eに入る。
【0053】一方、図5で説明したように端子行方向に
曲がった外部接続端子は上記第2の端子整列板312に
よって既に修整されているので、該第1の端子整列板を
挿入する前の(6−2)の(イ)では端子列方向の曲が
りだけが残っている。
【0054】従って該第1の端子整列板311を挿入す
ることで、端子列方向の曲がりが修整されて(6−2)
の(ロ)に示す状態になって、総ての外部接続端子12
bと13bとをそれぞれの正規位置すなわち図12にお
ける基板18の各スルーホール18b対応位置に合致さ
せることができる。
【0055】そこで、上記第1の端子整列板311と第
2の端子整列板312とを図4で説明したように接近密
着させて一体化したブラケット31を構成した上で、該
ブラケット31を図8で説明したプラグ絶縁体14にお
ける2箇所の取付片14eの間に圧入等の手段で固定す
ることで、所要のコネクタ3を図1で示すように構成す
ることができる。
【0056】かかる構成になる基板実装型コネクタ3で
は、如何なる端子数や如何に小さい外部接続端子にも対
応できるブラケットが加工工数の増や成形金型の投資額
増を招くことなく形成できると共に該ブラケットが外部
接続端子の修整工数なしにコネクタ本体に容易に装着で
きることから、コネクタとしての生産性向上を実現する
ことができる。
【0057】なお、上述したブラケット31を外部接続
端子12b,13bの先端域に該外部接続端子に沿って
移動可能に配置した状態でコネクタとして保管・運搬
し、該コネクタを基板18に実装するときの該基板面に
よるブラケット31の押し上げで該ブラケット31をプ
ラグ絶縁体14の2箇所の取付片14e間に圧入するよ
うにすると、微細化で如何に弱体化された外部接続端子
でも容易に該基板18のスルーホール18bへの挿入が
容易化できるメリットがある。
【0058】本発明になる他のコネクタを説明する図7
で、(7−1)はコネクタの構成を示したものであり、
(7−2)はコネクタとしての完成状態を図1同様に示
したものである。
【0059】図7で本発明になるコネクタ5は、図14
で説明したコネクタ本体11′と該コネクタ本体11′
の前記した2個の基板取付片14e間に矢印cのように
圧入等の手段で挿入して該コネクタ本体11′に固定さ
れる外部接続端子整列用のブラケット51とで構成され
ている。
【0060】そしてこの場合の該ブラケット51は、図
14で説明したコネクタ本体11′で正格子のマトリッ
クス状に位置させる必要のある各外部接続端子12b,
13bを、例えば一方の対角線上の如く列方向に対して
斜めに整列する各外部接続端子の変形や曲がりを修整す
る第3の端子整列板511と、例えば他方の対角線上の
如く上記整列方向と交叉して整列する各外部接続端子の
変形や曲がりを修整する第4の端子整列板512とから
なるものである。
【0061】そして、上記第3の端子整列板511と該
第4の端子整列板512とは、該第3の端子整列板51
1の四隅の内の3箇所に設けたフック311bによって
一体化し得るようになっている。
【0062】そこで、該フック311bで一体化された
ブラケット51を前記ブラケット31の場合と同様に
(7−2)に示す如く、上記2個の基板取付片14e間
に挿入して固定することで所要のコネクタ5を(7−
1)で示すように構成することができる。
【0063】ここで、該ブラケット51の詳細を図8乃
至図10で順を追って説明する。第3の端子整列板を説
明する図8で、(8−1)は全体斜視図であり、また
(8−2)は各外部接続端子配置位置との関係を説明す
るために平面視して拡大した図である。
【0064】図の(8−1)で例えば樹脂成形品の如き
絶縁材からなる第3の端子整列板511は、平面視サイ
ズと厚さが図2で説明した第1の端子整列板311と等
しい板状部511aの領域に、該第3の端子整列板51
1を上記コネクタ本体11′の上述した2個の基板取付
片14eの間に挿入したときの各外部接続端子の列方向
に対して斜めに整列するそれぞれの各外部接続端子を結
ぶ線、すなわち例えば図(8−2)において正格子状の
マトリックスに配置された外部接続端子12b -1,12
-2,12b-3,……,13b-1,13b-2 13
-3,……,の内の例えば12b-1と13b-1とを結ぶ
斜線 L1 と平行するそれぞれの線上に、該板状体511
aに対して垂直な前記外部接続端子12b,13bを端
子列方向に沿った片側の側辺511bに設けた開口部5
11cから挿入できるスリット511dを形成したもの
である。
【0065】そして、この場合の該スリット511dの
幅“d3 ”は、図2で説明した第1の端子整列板311
におけるスリット311eと等しく、また該スリット5
11dの上記片側辺511bからの長さ“e3 ”は該外
部接続続端子12b,13bの上記斜線 L1 方向形成域
換言すれば図(8−2)で上記片側辺511bから外部
接続端子12bの列までがほぼ挿入し得る長さに、更に
該各スリット511dの端子列方向隣接間ピッチ
“f3 ”は上記斜線 L1 における端子列方向隣接間ピッ
チすなわち各外部接続端子間の列方向ピッチ“p3 ”と
等しくなるようにそれぞれ設定して形成されている。
【0066】なお上記開口部511cは、図14におけ
る外部接続端子12b-1や13b-1のように端子列方向
や行方向に変形したり曲がっている外部接続端子でも確
実に捕捉して案内できるように先拡がりのV字形に形成
されている。
【0067】更に該板状部511aにおける四隅の内の
上記スリット511dに係わらない3箇所には、前記第
1の端子整列板311におけるフック311bと等しい
フック311bが片面側に突出して形成されている。
【0068】一方第4の端子整列板を説明する図9で、
(9−1)は全体斜視図であり、また(9−2)は各外
部接続端子配置位置との関係を説明するために平面視し
て拡大した図である。
【0069】図の(9−1)で第4の端子整列板512
は、平面視サイズが上記第3の端子整列板511のフッ
ク311bによる係合で該第3の端子整列板上に位置決
めして装着し得る大きさと厚さを有する板状体512a
に、上記第3の端子整列板511に装着したまま前記コ
ネクタ本体11′の上述した基板取付片14eの間に挿
入したときに外部接続端子列に対して斜めで且つ上記斜
線 L1 と逆方向で交叉する斜線 L2 、すなわち例えば図
(9−2)において正格子状のマトリックスに配置され
た外部接続端子12b-1,12b-2 12b-3,……,
13b-1,13b-2 13b-3,……,の内の例えば1
2b-2と13b-1とを結ぶ斜線 L2 と平行するそれぞれ
の線上に、該板状体512aに対して垂直な前記外部接
続端子12b,13bを端子列方向に沿った片側の側辺
512bに設けた開口部512cから挿入できるスリッ
ト512dを形成したものである。
【0070】そして、この場合の該スリット512dの
幅“d4 ”は図3で説明した第2の端子整列板312に
おけるスリット312cの幅と等しく、また該スリット
512dの上記片側辺512bからの長さ“e4 ”は外
部接続続端子12b,13bの上記斜線 L2 方向形成域
換言すれば図(9−2)において上記片側辺512cか
ら外部接続端子12bの列までが挿入し得る長さに、更
に該各スリット512eの端子列方向の隣接間ピッチ
“f4 ”は上記斜線 L2 の隣接間ピッチすなわち各外部
接続端子間の列方向ピッチ“p3 ”と等しくなるように
それぞれ設定して形成されている。
【0071】なお上記開口部512cが、図14におけ
る外部接続端子12b-1や13b-1のように端子列方向
や行方向に変形したり曲がっている外部接続端子でも確
実に捕捉して案内できるように先拡がりのV字形に形成
されていることは第3の端子整列板511の場合と同様
である。
【0072】そこで、上記第4の端子整列板512と上
記第3の端子整列板511とを対応させた位置で、図1
0のように該第3の端子整列板511と第4の端子整列
板512とを矢印dのように接近させて密着すること
で、第3の端子整列板511における上記フック311
bの変位で上記第4の端子整列板512を第3の端子整
列板511に位置決めして固定することができることか
ら、所要のブラケット51を図7で示したように構成す
ることができる。
【0073】かかるブラケット51では、第3の端子整
列板511の上記 L1 方向に整列した外部接続端子に対
応するスリット511eと、第4の端子整列板512の
上記L2 方向に整列した外部接続端子に対応するスリッ
ト512eとが交叉することから、結果的に図14のブ
ラケット15における端子位置決め孔15aと同じ位置
に端子孔が形成されることとなる。
【0074】上記ブラケット51のコネクタ本体11′
に対する装着方法を説明する図11で、(11−1)は
第1及び第2の端子整列板の装着状態を、(11−2)
はブラケット51としての完成状態を、更に(11−
3)はコネクタとしての完成状態をそれぞれ示したもの
である。
【0075】図の(11−1)で、コネクタ本体11′
の外部接続端子側に配置した第4の端子整列板512を
外部接続端子の上述した斜線 L2 に沿った列と該端子整
列板512のスリット512dとを対応させた位置で開
口部512c側から矢印h1の如く挿入すると、該各外
部接続端子は該列に沿った方向の曲がりや変形を除く他
の総ての曲がりや変形を修整することができる。
【0076】次いで、第4の端子整列板近傍の端子先端
側に配置した第3の端子整列板511を、外部接続端子
の上述した斜線 L1 に沿った列と該端子整列板511の
スリット511dとを対応させた位置で開口部511c
側から矢印h2 の如く挿入すると、各外部接続端子は該
列に沿った方向の曲がりや変形を除く他の総ての曲がり
や変形を修整することができるが、上記第4の端子整列
板512によって斜線L1 に沿った方向の曲がりや変形
が既に修整されていることから、結果的に該第4の端子
整列板512の挿入によってコネクタ本体11′として
の総ての外部接続端子の曲がりや変形が修整されること
となる。
【0077】そこで、上記第4の端子整列板512と該
第3の端子整列板511とを図10で説明したように接
近密着させて第3の端子整列板511のフック311b
を第4の端子整列板512に懸けることで、外部接続端
子12b,13bとしての曲がりや変形のないコネクタ
本体11に上記ブラケット51が装着された(11−
2)で示す状態にすることができる。
【0078】次いで、該ブラケット51をコネクタ本体
11における2個の基板取付片14e間に圧入して該ブ
ラケット51をコネクタ本体11に固定することで、所
要のコネクタ5を(11−3)ひいては図7の(7−
2)で示すように構成することができる。
【0079】かかる構成になるコネクタ5では、如何な
る端子数や如何に小さい外部接続端子にも対応できるブ
ラケットが加工工数の増や成形金型の投資額増を招くこ
となく形成できると共に該ブラケットが外部接続端子の
修整工数なしにコネクタ本体に容易に装着できることか
ら、コネクタとしての生産性向上を実現することができ
る。
【0080】なお、上述したブラケット51を外部接続
端子12b,13bの先端域に配置した状態でコネクタ
として保管・運搬し、該コネクタを基板18に実装する
ときの該基板18によるブラケット51の押し上げで該
ブラケット51を上記基板取付片14e間に圧入固定さ
せれば、微細化で如何に弱体化された外部接続端子でも
容易に該基板18のスルーホール18bへの挿入の容易
化が実現できることは図1で説明したコネクタ3の場合
と同様である。
【0081】
【発明の効果】上述の如く本発明により、外部接続端子
が微細なるために曲がりや倒れ等の変形が生じ易い場合
でもコネクタとしての基板への実装の容易化を実現して
生産性の向上を図った基板実装用コネクタとその製造方
法を提供することができる。
【0082】なお本発明の説明では外部接続端子が二列
の正格子状マトリックスに配置されている場合を例とし
ているが、該外部接続端子の配置が三列以上の複数列で
且つジグザクの千鳥配置である等の場合でも、その列方
向・行方向・斜め方向の各列数に合わせて上述した第1
と第2または第3と第4の各端子整列板を形成すること
で同等の効果が得られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるコネクタの構成を説明する図で
ある。
【図2】 図1のブラケットの第1の端子整列板を説明
する図である。
【図3】 図1のブラケットの第2の端子整列板を説明
する図である。
【図4】 図1のブラケットの組立方法を説明する図で
ある。
【図5】 図1のブラケットのコネクタ本体への装着方
法を説明する図(その1)である。
【図6】 図1のブラケットのコネクタ本体への装着方
法を説明する図(その2)である。
【図7】 本発明になる他のコネクタの構成を説明する
図である。
【図8】 図7のブラケットの第3の端子整列板を説明
する図である。
【図9】 図7のブラケットの第4の端子整列板を説明
する図である。
【図10】 図7のブラケットの組立方法を説明する図
である。
【図11】 図10のブラケットのコネクタ本体への装
着方法を説明する図である。
【図12】 従来のコネクタの構成を実装方法を含めて
説明する図である。
【図13】 図12におけるコネクタ本体を製造方法と
共に説明する図である。
【図14】 図13の製造方法における欠点を説明する
図である。
【図15】 従来のコネクタの組立方法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
3,5 基板実装用コネクタ 11,11′ コネクタ本体 12,13 プラグ端子(コネクタ端子) 12b,13b,12b-1〜,13b-1〜,12
-1′,12b-2″,13b-2′,13b-2″ 外
部接続端子 14 プラグ絶縁体 14e 基板取付片 31 ブラケット 51 ブラケット 311 第1の端子整列板 311a 板状部 311b フック 311c,312a 片側辺 311d,312b 開口部 311e,312c, スリット 312 第2の端子整列板 511 第3の端子整列板 511a,512a 板状部 511b,512b 側辺 511c,512c 開口部 511d,512d スリット 512 第4の端子整列板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がコンタクトで他端が回路基板を貫
    通する外部接続端子であるコネクタ端子が複数列に植設
    されてなるコネクタ本体と、前記外部接続端子を位置決
    めするブラケットとを含んでなり、 該ブラケットが、前記外部接続端子の第1の列方向に沿
    って移動すると該第1の列内各外部接続端子を捕捉する
    スリットを備えた第1の端子整列板と、該第1の列方向
    と交叉する第2の列方向に沿って移動すると該第2の列
    内各外部接続端子を捕捉するスリットを備えた第2の端
    子整列板とからなることを特徴とする基板実装用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第1の列方向が外部接続端子配置領
    域の長手方向に沿った列方向であり、前記第2の列方向
    が該列方向と直交する行方向であることを特徴とする請
    求項1記載の基板実装用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1の列方向が外部接続端子配置領
    域の長手方向と交わる斜め方向であり、前記第2の列方
    向が該斜め方向と交叉する逆の斜め方向であることを特
    徴とする請求項1記載の基板実装用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記第1の端子整列板と第2の端子整列
    板とが、該第1の端子整列板と第2の端子整列板とを対
    応する位置で密着させたときに一体化する着脱可能な係
    合手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の基
    板実装用コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の係合手段が、 前記第1の端子整列板のコーナ近傍に設けられた前記第
    2の端子整列板側に突出するフックからなることを特徴
    とする請求項1記載の基板実装用コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の基板実装用コネクタの製
    造方法であって、 前記第1又は第2の端子整列板を、該第1又は第2の端
    子整列板のスリットに合わせて外部接続端子配置領域に
    移動させる工程と、 前記第1又は第2の端子整列板の外部接続端子先端側に
    配置した前記第2又は第1の端子整列板を、該第2又は
    第1の端子整列板のスリットに合わせて外部接続端子配
    置領域に移動させる工程と、 前記第1の端子整列板と第2の端子整列板とを密着一体
    化させてブラケットを構成する工程と、 該ブラケットを前記コネクタ本体に装着する工程と、 を含むことを特徴とする基板実装用コネクタの製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230842A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Mitsubishi Electric Corp 基板実装用コネクタ及びコネクタ端子のアライメント矯正プレート
CN104816336A (zh) * 2015-05-14 2015-08-05 吴凯昭 一种侧位推力翻转机构及其应用

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