JPH01311578A - 表面実装型電気部品およびその製造方法 - Google Patents

表面実装型電気部品およびその製造方法

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JPH01311578A
JPH01311578A JP1091682A JP9168289A JPH01311578A JP H01311578 A JPH01311578 A JP H01311578A JP 1091682 A JP1091682 A JP 1091682A JP 9168289 A JP9168289 A JP 9168289A JP H01311578 A JPH01311578 A JP H01311578A
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Carl G Reed
カール ジーン リード
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回路板の一方の表面に表面取り付けするため
の電気装置、特に回路板にその様な装置を取り付けるた
めの改良したリードに関するものである。
(従来の技術)    ゛ 最近では、電気装置から延出したリードを回路板上の導
体に接続する時に回路板の導体を設けた表面と同じ側の
表面に電気装置を取り付けるようにするのが一般的にな
ってきている。この表面取り付け方法を実施するために
は、曲路板の導体に端子パッドまたは領域を設ける一方
、電気装置から延出しているリードに、端子パッドに押
し付けられる接点部を設ける。パッドは粘性のはんだ合
金材で被覆し、電気装置を回路板の表面上に設置した後
、はんだ合金材をリフロー溶融させることによって各リ
ードと対応の端子パッドとを接合する。
米国特許節4.210,378号には、穴を介してプリ
ント回路板に接続する複数の電気端子部を設けたコネク
タが開示されている。コネクタ、の端子部をハウジング
の背面に沿った互いに離れた2列に配設することによっ
てリード端部を互い違いになった2列の端子に配置して
いる。このコネクタは、プリント回路板の穴を通すので
はなくリード端部を上方に曲げてプリント回路板の表面
に接触するようにすれば、表面取り付け形に変えること
もできる。
より一般的な端子ポストおよび回路板穴取り付け方法を
表面取付け方法に変えるときに注意すべき問題が幾つか
ある。例えば、電気装置から延出しているリードの接点
部は同一平面上にくるように正確に位置決めして、はん
だ付けを行うため電気装置を回路板上においた時1こ各
リードの接点部が回路板上の対応の端子パッドに押し付
けられるようにする必要がある。1つまたは複数のリー
ドが同一平面上にない場合、コネクタを回路板の方へ押
し付けてすべての接点部がそれぞれの表面取付けパッド
に接触するようにしなければならない。
リフローはんだ付けをうまく行うためには、コネクタを
回路板上に置いた時に端子の接点部を介して、例えば端
子の弾性撓みを介して一定の力を端子パッドに加える必
要がある。接点部が同一平面上にない場合、すべての接
点部を回路板上のそれぞれのパッドに合わせるためには
、回路板に近いほうの平面上にある接点のほうが回路板
から離れた位置にある接点よりも大きく撓ませる必要が
ある。このように一部の端子の撓みを大きくすると、そ
れに対応してリード接点部に対する付勢力が大きくなる
(発明が解決しようとする課2n) このように付勢力が大きくなると、コネクタ自体がプリ
ント回路板から外れ易くなる。一般にコネクタの取付け
面には、例えば米国特許4,195.900号に開示さ
れているような保持機構が設けられている。これは、プ
リント回路板の開口を通すことによりコネクタをハウジ
ングに固定する構造になっている。保持部材に対する付
勢力が大きくなると、保持機構が付勢力に負けてコネク
タのハウジングがプリント回路板の表面から離脱し易く
なる。
上記形式の表面取付け形コネクタに伴う別の問題点は、
リード端部をプリント回路板上に正確に配置するための
リード端部の横方向位置合わせに関するものである。リ
ード端部はそれぞれ中心を0.050インチずつ離して
設けられるが、リード端部をプリント回路板に接触させ
るとともにリード端部同志を接触させないようにするた
めにはリード端部をこのように正確に位置決めする必要
かある。
とげを用いて端子をハウジングに固定する場合には、さ
らなる問題が生じる。端子のリード部に力を加えると、
とげ及び対応のリードがチャネルに入るときと同じ経路
を通ってチャネルから後退する。この後退は、コネクタ
をプリント回路板上に置いて接点部を端子パッドにまだ
はんだ付けしていない時に接点の弾性によって反力か表
面取付け接点に加わる表面取付け形コネクタの場合には
大きくなる。この付勢力のため、コネクタをプリント回
路板に取り付けるようにする時にリード部がチャネルか
ら飛び出してしまい、プリント回路板上のパッドに対し
てリード部をうまく位置決めすることが非常に難しくな
る。
従って、本発明の目的は同一平面上に配置されたリード
接点面を有する表面取付け形コネクタを提供することで
ある。
本発明のさらなる目的は、プリント回路板に対して正確
に配置されるように横方向の整合特性を向上させたコネ
クタを提供することである。
本発明のさらなる目的は、ハウジングに対する端子のリ
ード端部の固定性を向上させたコネクタを提供すること
である。
(課題を解決するための手段およびその作用)本発明に
よる回路板表面に表面取付けする電気装置は、装置を回
路板表面に取り付けた時に回路表面に隣接してそれに向
き合う取付け表面及びその取付け表面に対して直交する
方向に延在している側面とを備えた絶縁体を有している
。互いに離れた複数のリードが側面から延出しており、
そのリードの各々に側面に隣接した隣接部及び端部が設
けられている。端子部には、装置を回路板の表面に取り
付けた時に回路板の導体に接続される接点部が設けられ
ている。本装置は、側面に位置決め部を設けている一方
、各リードの端部付近に位置決め部を設け、リードの位
置決め部を側面の位置決め部に押し付けることによって
、リードの位置決め部が側面の位置決め部に押し付けら
れる力により同一平面上に配置されるようにし、またリ
ードの端部が位置決め部により同一平面上に配置される
ようにしたことを特徴としている。
本装置の利点として各リードの位置決め部に隣接してば
ね部が設けられており、このばね部が弾性的に作用する
ことによってその位置決め部が側面の位置決め部に押し
付けられるようになっている。1つの実施例では、絶縁
部の側面にリセス手段が設けられ、各リードばね部がリ
セス手段内に位置している。好適な実施例では、各リー
ドがほぼU字形であって、第1アーム、第2アーム及び
中間部を有している。第1アームは第1リセス表面に近
接しているのに対して、第2アームは第2リセス表面に
近接しており、また第1及び第2リセス表面は互いに向
き合い、第1リセス表面が取付け面に近接している。U
字形のばね部は、リードを絶縁体に組み付ける時に細長
のリードの一部をリセス手段に押し込むようにして形成
されている。
本発明の第3の目的を達成するため、ハウジングに対し
て固定するための保持手段が端子に設けられており、こ
の保持手段は端子手段に一体状のばね部を設けるととも
にさらに端子に絶縁ハウジングと協働する保持部を設け
ることによって形成されており、ばね部が保持部をさら
に確実に保持できるように押し付けている。
保持手段は、コネクタの1つの表面に少なくとも1つの
チャネルを設け、またリード手段の一部に少なくとも1
つの保持とげを設けて形成されている。リード手段を第
1マンドレル上で曲げることによりリード手段をチャネ
ルに隣接した位置に配置する。最後に、リード手段のと
げを設けた部分をチャネルに嵌め込み、とげが引っ掛か
ってリード部がハウジングに固定されるようにする。絶
縁ハウジングには合わせ面及び取付け面が設けられてお
り、またハウジング手段にはさらに電気端子をハウジン
グ内に横方向に同一平面上に位置合わせするための手段
が設けられる。この位置合わせ手段は、フランジ及びこ
のフランジに直交する2つの壁からなるハウジング手段
内に形成されたリセスを有している。電気端子はまた、
対応のコネクタに接続する接点部分及びプリント回路板
の表面に接続するリード部を備えており、端子手段のリ
ード部の側縁部が2つの壁の表面と係合している。リー
ド部はフランジに対して鋭角をなして位置合わせ手段内
に設けられており、これによってリード部と2つの壁と
の係合部分の長さが長くなるので、リード部の自由端部
を横方向に整合させることができる。リード部はフラン
ジに対して正確す鋭角をなして接触した状態で配設され
るので、リードの端部が同一面上に配置される。本発明
の好適な実施例では、リード部がフランジのリップ部に
押し付けられたばねになっている。
電気装置は、トランジスタや集積回路などの能動装置で
も、あるいは電気コネクタなどの受動装置でもよい。
(実 施 例) 次に、本発明の好適な実施例を添付の図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は、電気コネクタ2を回路板6に取り付けようと
してコネクタ2を回路板6の取付け表面4上に配置して
いるところを示している。図示のコネクタは米国特許節
4.210,376号に十分説明されている一般的形式
のものであるが、参考のためここでも全体的に説明する
。図示のコネクタは、回路板の表面に表面取付けするの
に特に適したリード部を有する改良導体を備えている。
コネクタの全体的特徴の説明は、本発明の理解に必要な
程度にとどめる。本発明に関連した導体及びリードの特
徴について以下に詳細に説明する。
回路板6の取付け面4上に回路板導体8が設けられ、そ
の端部が端子パッドlOになっている。コネクタのハウ
ジング20に一体状に設けられた取付けポスト16が回
路板に形成された穴に嵌め込まれる。コネクタハウジン
グから延出しているリードの端部50に、端子パッドI
Oにはんだ付けして接続する接点部14が設けられてい
る。コネクタを回路板に組み付けるには、取付けポスト
1Gを穴18に嵌め込み、リード50の接点部14が端
子パッド10に当接するようにして第1図の位置から第
2及び第4図の位置まで下降させる。端子パッドlOは
、リフロー溶融して接点部14と端子パッドlOとを接
合させる粘性のはんだ合金材で被覆されている。
表面取付けをうまく行うためには、はんだ付けの時に接
点部14を端子パッドlOに当接させる必要があり、好
ましくはりフローはんだ付けの時にうまく電気接続させ
ることができる十分な力で接点部を端子パッドに弾性的
に押し付けるようにする。
これらの目的を達成するリード及びコネクタハウ   
  □ジンクの構造的特徴について以下に詳細に説明す
る。
第1図に示すように、コネクタ2の絶縁ハウジング20
は、図面において下向きの取付け面22、この取付け面
に直交する方向に延在している後方側面24、合わせ面
26(第4図)、互いに向き合った外側端面28(第4
図)、及び外側上部壁30を備えている。プラグ収容開
口32が合わせ面26から内向きに形成されており、電
話やその他の電子回路に用いられている形式の標阜モジ
ュラープラグを収容できる大きさになっている。
ハウジングには、打ち抜き加工で形成さた複数の板金製
導体34が包含されており、最初は第5図に示すように
リードフレーム状になっている。各リードフレームには
、個々のハウジングに必要な数の板金製導体34が設け
られている。導体34は互いに離して設けられた支持ス
トリップ38.40により端部で一体状になっており、
以下に説明するようにして導体をコネクタハウジングに
組み付ける時にこれらの支持ストリップは導体の端部か
ら取り離される。第5図に示すように、各導体34はば
ねアーム接点部42、ハウジングの上部壁・30に接触
配置される中間部44及びリード部12を備えている。
各リード部には隣接部46、中間部48及び端部50が
設けられている。隣接部46は側面24に隣接し、中間
部48は以下に記載するようにばね状に形成され、また
端部50はハウジングの外面24から延出し、その先端
に接点部14が設けられている。ハウジングの上部壁に
内向きに形成された浅いチャネル内に導体を留めてそれ
の位置固定をするため、導体の部分44にとげ37が設
けられている。また、後方側壁24に端子を留めるため
、中間部48にとげ84が設けられている。とげは、第
5A図に詳細に示したように、チャネル内に挿入しやす
いが、いったん挿入すれば端子をチャネル内に固定する
歯を備えている。
第9A図に示すように、後方側面24から複数の直立壁
100が延在しており、その間に形成された直立チャネ
ルに端子が収容されるようになっている。凸壁には隆起
面104及び166とリセス面108とが設けられてお
り、これらについては以下に詳細に説明する。しかし、
隣接した2つの壁の隆起面104及び166が互いに向
き合って絞り通路を形成しているとともに、リセス面1
08が互いに向き合ってその間に拡大空間を形成してい
ることに注目する必要がある。
壁10口に加えて、ハウジングの側面24からは互いに
離れた第1及び第2フランジ52.54が回路板に対し
て平行に延在している。各フランジは隣接した2つの壁
■00の間にそれらに一体状に設けられている。第1フ
ランジ52は取付け面22に隣接しているのに対して、
第2フランジ544よ取付け面22から離れた位置にあ
る。互いに離れた2つのフランジ52及び54と2つの
壁100とが一緒になって壁100間に個々のりセス6
0を形成している。第3図に示すように、各リセス60
は向き合った第1及び第2リセス面[i2.64を備え
ており、前者は取付け面に隣接し、後者は取付け面から
離れた位置にある。第1フランジ52の入口端部に第1
リツプ66が設けられているのに対して、第2フランジ
54の入口端部に第2リツプ68が設けられている。第
1及び第2リツプは、それぞれ第1及び第2フランジ内
に形成されたチャネルの下端部及び上端部に位置してい
る。
次に第5〜7図を参照しながら説明する。コネクタ導体
34をコネクタハウジングに組み付ける時、支持ストリ
ップ40をリードフレームから切り離し、ばね接点部4
2を中間部44に対して直角に曲げる。
次に接点部42をハウジングの上部壁30内に離設され
ている開口43に下向きに嵌め込み、中間部44を上部
壁の浅いチャネルに嵌め込む。すると、端子部46.4
8及び50を有するリード21がハウジングの側面24
から後方に向かって延出する。次に、これらのリード部
を下向きに曲げて、第7図に示すように、隣接した壁1
00間のチャネルに嵌めるとともにフランジ52.54
の第1及び第2リップ部66.68に隣接させる。好都
合なことに、端子リード部が第7図に示した位置にある
時、とげ84は壁100のリセス面108(第9A図)
内に食い込んで最終的な成形段階の前にそれらを位置固
定する。次に、総形工具70をリードの中間部48に押
し付けて、それらの部分を個々のリセス60内で折り曲
げる。このとき、第2フランジ54が接点部48を形成
するマンドレルとして機能する。接点部48を図示のよ
うに第2リツプ68に沿って折り曲げると、各リードに
ほぼU字形のばねが成形される。ばねの成形時に第1フ
ランジ52が第2フランジと協働することから、これら
2つのフランジは工具70と協働して成形作業を行うた
めのグイと考えることができる。
第3図に示すように、各ばねには、第1リセス面62に
隣接した第1アーム72、第2リセス面64に隣接した
第2アーム74、及び中間部7Bが設けられている。各
ばねの第2アーム74は過渡部78により対応の隣接リ
ード部46に連結されている。各リードにおいて対応の
リセスの入口から延出して第1リップ部66上を通って
いる部分80が、リードの端部50を同一平面上に維持
する位置決め部として機能する。
総形工具を後退させた後では、成形されたばねか第1及
び第3図に示したようになる。U字形ばねを成形すると
きに総形工具でリードを大きく曲げると、総形工具を後
退させたときに各リードが「スプリングバックする」、
すなわち最初の形に少し戻ろうとする。スプリングバッ
クは、板金を90度曲げてから放した時にみられる現象
である。
金属のテンパーのため、曲げてから放すと、最初の位置
のほうへ少し戻るため、仕上った金属油り部分は90度
の曲りになっていない。一般にこのスプリングバック現
象は金属成形をする時の問題点と見なされ、打ち抜き成
形する金属部品を設計するときに考慮しなければならな
い。事実、ばね部4Bが最初の水平状態に戻ろうとする
ため、後方側面24に隣接した位置に保持手段84を設
けるのはばね部4Gのスプリングバックのためである。
しかし、本発明においては各リード12の端部50が位
置決め部である対応のリセスの第1リップ部66に弾性
的に押し付けられるので、このスプリングバック現象が
最終製品において有利に働いている。ハウジング自体は
成形プラスチック製であるため、寸法が正確である。す
なわち、リードの位置決め部が第1リップ部に押し付け
られ、その第1リップ部が互いに正確に整合しているた
め、リードの端部50及びその接点部は正確に同一平面
上に維持される。
第1図から明らかなように、接点部14はハウジングの
取付け表面22より下方に位置している。このため、コ
ネクタを回路板に取り付けた時、リードの端部が第1図
の上方に撓む。従って、接点部が端子パッドに弾性的に
押し付けられるので、接点部14及び端子パッド■0が
十分かつ均一に電気接続される。
さらに、端子の側縁部が隆起面104及び10Bと係合
するので、端子はチャネル内に固定される。
端子は長さ方″向の2点で固定されている、すなわち2
つの隆起面104間、及び2つの隆起面166間で固定
されている。これにより、中間部がばねになっているた
めにビーム長さが長い端子を十分に支持して横方向寸法
に対して整合させることができる。さらにまた、ビーム
部80が隆起面166の高さ方向に対して鋭角をなして
いるので、2つの向き合った隆起面10Gによって形成
されてしぼり部により端子の長い部分が位置合わせされ
るとともにまっすぐになる(第9A図)。上記特徴がす
べて協働することにより、ハウジングの後方側面24か
ら後方に延出してそれから離れている接点部14を正確
に位置合わせして横方向に離設できるため、プリント回
路板上の端子パッド10と正確に位置合わせすることが
できる。
前述したように、各ばね部の第2アーム74に図示のよ
うな保持とげ84が設けられており、ばねの成形時にア
ーム74が第2フランジ部のリップ68を中心にして円
弧を描きながら揺動するため、とげ84が円弧86を描
きながらフランジ54の第2側面64に食い込む。言い
換えれば、総形工具をチ5ヤネルに突き入れてそれぞれ
の端子をそれぞれのリセス60内に押し込む時に、とげ
84が円弧を描きながら揺動して壁100のリセス面1
0gを削る。前述したように、総形工具をリセス60内
で端子に押し当てると、各成形端子に端子部72.74
及び76からなるU字形ばねが形成される。
金属のスプリングバックがもう一度有利に働いているこ
とに注目する必要がある。ばねが2つのフランジ52及
び54の間に位置し、ばねのアーム72がフランジ52
のリップ66に弾性的に押し付けられているので、上向
きの反力がアーム72に加わり、これがアーム74に伝
わる。この結果、保持とげがさらに上向きに第2リセス
面64のほうへ押し付けられる。好都合なことに、とげ
が最初の削り跡を通って後退するのではなく円弧を描き
ながらさらに押し進められるので、このばね力は常にと
げをまだ食い込んでいない部分へさらに押し進めていく
。コネクタを回路板に取り付ける時にも、接点部14に
対する反力が上向きであるから、同じことが言え、とげ
84をさらにプラスチック内へ食い込ませようとする。
前述したように、第2リップ部68が端子部74を円弧
形に成形するためのマンドレルとして使われている。ハ
ウジングの上方隅部57が、端子74の成形半径よりも
大きい半径であることに注目する必要がある端子部46
の成形用のマンドレルとして利用される。端子をハウジ
ングの後方側部から取り外すためには、端子部46を最
初の揺動経路に沿って戻すことが必要になるであろう。
これには、とげ84が壁100のリセス而108を削り
ながら通過するようにする必要があろう。ここで重要な
ことは、まだ切れ目が入っていないプラスチック部分を
とげで削らせなければならなくなることである。
プラスチックに食い込ませたとげのような保持機構の分
野に知識がある者には理解されるであろうが、ハウジン
グの後方側面24から端子を取り外すには、とげで切れ
目の入っていないプラスチックを削る必要はまったくな
いであろう。むしろ、とげ84は最初の円弧経路に沿っ
てプラスチックを削るので、プラスチックが流れ、また
は離れてチャネル状になる。このため、とげをハウジン
グの後方側面24から取り外す場合にも、とげ84は流
れて削られたチャネルを形成しているプラスチックを削
り取るか、それに乗り上げることが必要になるであろう
。さらに、端子を取り外すには端子部を最初の経路すな
わち円弧に沿って揺動させることが必要になるので、と
げを揺動させて隆起面104を通過させることが必要に
なるであろう。
第9B図は、壁の隆起面104′をさらに下方へハウジ
ング内まで延在させたハウジングの変更例を示しており
、とげを揺動させると、とげが隆起面104′ に食い
込むようになっている。
第8図は、第1アームを押し付ける第1リツプが鋭角の
縁部ではなく傾斜面88になっている別の実施例を示し
ている。状況によってはこの変更例が好適になる。
(発明の効果) 上記説明から明らかなように、本発明による表面取り付
け形のリードを備えた電気装置はそれを取り付ける回路
板上に占める設置面積を小さくすることができるととも
に、リードの接点部を同一平面上に設けることができる
。コネクタ導体(導体のリード部を含む)をコネクタハ
ウジングに組み付ける作業も比較的簡単な工具で極めて
短時間で行うことができる。本発明は、表面取り付けが
必要である広範囲な電気装置に用いることができる。各
導体に設けるばねおよびリセスは様々な形にすることが
できる。本発明の重要な要素は、各導体の端部を位置決
め表面に押し付けるばねと組み合わせる位置決め表面、
すなわちリップ66である。このばねはまた保持とげを
切れ目が入っていないプラスチック内にさらに食い込ま
せて、端子をハウジング内に固定する。
本発明の好適な実施例は表面取り付け形のコネクタに関
するものであるが、本発明の用途が表面取り付け形のも
のに限定されるものではない。例えば、リード部を貫通
穴形の端子に用いることもでき、その場合は下向きに回
路板の方へ延出しているリード部の側面に切り込み部を
設ける。この切り込み部の外側縁部にとげを設けてもよ
い。端子をハウジングに固定するときは、リード全体で
はなく切り込み部を上記のようにして円弧経路でチャネ
ルに嵌め付ける。リード部はほぼ垂直状態で保持されて
貫通穴取り付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回路板の取り付け表面から離した位置にあるコ
ネクタの横断面図、第2図は回路板に取り付けたコネク
タの側面図、第3図は取り付けリードの詳細を示すとと
もにリードを同一平面上に維持する方法を説明する拡大
部分図、第4図は回路板に取り付けたコネクタの斜視図
、第5図は第6および7図のようにしてコネクタハウジ
ングに組み付けられる複数のコネクタ導体を含むリード
フレームの平面図、第5A図は端子に設けられた保持と
げの拡大図、第6および7図はコネクタハウジングにコ
ネクタ導体を組み付ける方法を説明するコネクタハウジ
ングの側断面図、第8図は別の実施例を示している第3
図と同様な図、第9A図は一部破断してハウジングの内
部構造を示しているハウジングの等角図、第9i図はハ
ウジングの別の実施例を示している第9A図と同様な図
である。 2・・・装置       4・・・回路板表面10・
・・導体       14・・・接点部20・・・絶
縁体      22・・・取付け表面24・・・側面
       34・・・リード48・・・ばね部  
    50・・・端部52.54・・・フランジ手段
 6B・・・ストッパ部80・・・リード位置決め部 N−一\

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回路板表面(4)に表面取り付けする電気装置(
    2)であって、装置(2)を回路板表面(4)に取り付
    けたときに回路板表面(4)に隣接してそれに向き合う
    取付け表面(22)および取付け表面(22)に直交す
    る方向に延在する側面(24)を設けた絶縁体(20)
    と、互いに離れて側面(24)から延出している複数の
    リード(34)とを有しており、リード(34)の各々
    が側面(24)に隣接した隣接部(46)および側面(
    24)から延出した端部(50)を備え、装置(2)を
    回路板表面(4)に取り付けたときに回路板の導体(1
    0)に接続する接点部(14)を端部(50)に設けて
    おり、 側面(24)に少なくとも1つの位置決めストッパ部(
    66)が設けられている一方、各リード(34)がその
    端部(50)に隣接してリード位置決め部(80)を備
    えており、リード位置決め部(80)を位置決めストッ
    パ部(66)に押し付けることにより、その位置決めス
    トッパ部(66)に押し付けられる力によってリード位
    置決め部(80)が同一平面上に配置されるようにし、
    またリード位置決め部(80)によって端部(50)が
    同一平面上に整合配置された状態に保持されるようにし
    たことを特徴とする装置。
  2. (2)各リード(34)がリード位置決め部(80)に
    隣接してばね部(48)を備えており、ばね部(48)
    が弾性的に作動することによってリード位置決め部(8
    0)が対応の位置決めストッパ部(86)に押し付けら
    れるようにした請求項1記載の装置。
  3. (3)2つのフランジ手段(52,54)が側面(24
    )から延出しており、各フランジ手段にそれぞれの位置
    決めストッパ部(66,68)が設けられている請求項
    2記載の装置。
  4. (4)合わせ面、取り付け面(22)および後方側面(
    24)を備えた絶縁ハウジング(20)と、それぞれが
    合わせ部、後方側面(24)に隣接配置された隣接部(
    34)および端部(50)を備えている複数の電気端子
    (34)とを有しており、ハウジング(20)内に保持
    するための少なくとも1つのとげ部(84)を設けた保
    持部が隣接部(46)に設けられているプリント回路板
    取り付け用の電気コネクタ(2)であって、 複数のチャネルがハウジングの後方側面(24)の取り
    付け面(22)に隣接した部分に沿って一体状に形成さ
    れており、端部がチャネル内に配設されてチャネルの表
    面で保持され、またとげ部を設けた端子部分がチャネル
    内の、中間部で形成された縦軸から一定距離だけ離れた
    位置に配置されていることを特徴とするコネクタ。
  5. (5)保持手段がさらに一体状のばね部(48)を備え
    ており、ばね部(48)によってとげ部(84)がさら
    に固定するように押しつけられている請求項4記載の電
    気コネクタ。
  6. (6)各リードがほぼU字形をして、第1アーム(72
    )、第2アーム(74)および中間部(76)を備えて
    おり、第1アーム(72)が第1リセス面(62)に隣
    接し、第2アーム(74)が第2リセス面(64)に隣
    接するようにした請求項4記載の電気コネクタ。
  7. (7)請求項1〜6のいずれかに記載のコネクタにおい
    て、 コネクタの後方側面(24)に複数のチャネル(60)
    を設ける段階と、 端子(34)の隣接部(46)に少なくとも1つの固定
    とげ(84)を設ける段階と、 端子リード(34)を第1マンドレル(57)上で曲げ
    て、リード(34)を対応のチャネル(60)に隣接し
    た位置に配置する段階と、 リード(30)のとげ(84)を設けた部分をチャネル
    (60)に嵌め込み、とげ(84)の作用によってリー
    ド(34)がハウジングに固定されるようにする段階と
    を有する、後方側面(24)に端子を固定する方法。
  8. (8)とげ(84)がチャネル(60)内へ移動すると
    きに円弧形の経路(86)を描きながら引っ掛かるよう
    にしたことを特徴とする請求項7記載の方法。
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