JPH11120829A - 圧接用フラットケーブル電線 - Google Patents

圧接用フラットケーブル電線

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Publication number
JPH11120829A
JPH11120829A JP28085397A JP28085397A JPH11120829A JP H11120829 A JPH11120829 A JP H11120829A JP 28085397 A JP28085397 A JP 28085397A JP 28085397 A JP28085397 A JP 28085397A JP H11120829 A JPH11120829 A JP H11120829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wires
flat cable
signal conductor
pressure contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP28085397A
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English (en)
Inventor
Atsuo Tanaka
厚雄 田中
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧接用フラットケーブル電線において、リサ
イクル性の向上及び製造コストの低減を図る。 【解決手段】 撚線である信号線6とドレンワイヤー7
とを所定のピッチPで線間配列し、この信号線6及びド
レンワイヤー7として圧縮導体を用いた。信号線6及び
ドレンワイヤー7に、シールド層として金属箔10を施
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクル性の向
上及び製造コストの低減を図ることができる圧接用フラ
ットケーブル電線に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧接用フラットケーブル電線
は、図5(a)(c)に示すように、撚線である信号線
1,…,1とドレンワイヤー2とを所定のピッチPで線
間配列して、ピッチ押えテープ3,3により線間を保持
したものである。
【0003】上記撚線の信号線1等は、図5(b)に示
すように、圧接刃4に圧接接続したとき素線5,…がば
らけやすいので、素線5,…間の接触抵抗が安定しな
い。
【0004】このため、銅撚線全体に錫メッキを施した
り、錫メッキを個々に施した銅素線を撚線にすることに
より、素線がばらけても素線間の接触抵抗が安定するよ
うにした導体が提案されている(実開昭64−3561
5号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、銅撚線
又は銅素線に錫メッキを施しているから、銅の回収時に
メッキした錫が不純物として混入するのでリサイクル性
が悪い。また、錫メッキを施すために、加工費や材料費
等の製造コストが高くなる。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、リサイクル性の向上及び製造コスト
の低減を図ることができる圧接用フラットケーブル電線
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、撚線である信号線とドレンワイヤーとを
所定のピッチで線間配列した圧接用フラットケーブル電
線において、上記信号線及びドレンワイヤーとして圧縮
導体を用いたことを特徴とする圧接用フラットケーブル
電線を提供するものである。
【0008】本発明によれば、信号線及びドレンワイヤ
ーとして、撚線後にダイスを通して素線間に隙間が無く
なるように圧縮した圧縮導体を用いることにより、圧接
刃に圧接接続したとき素線がばらけにくい。
【0009】請求項2のように、信号線及びドレンワイ
ヤーに、錫メッキを施していない構成とすれば、従来の
ように、銅の回収時にメッキした錫が不純物として混入
しない。
【0010】請求項3のように、信号線及びドレンワイ
ヤーに、シールド層として金属箔を施している構成とす
れば、フラットケーブル電線をシールドフラットケーブ
ル電線とすることができる。なお、請求項4のように、
シールド層は、2枚のシールド用金属箔を上下から貼り
付けて成形している構成、あるいは請求項5のように、
シールド層は、1枚のシールド用金属箔を覆い被せて成
形している構成とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0012】図1(a)に示すように、信号線6及びド
レンワイヤー7として、複数本の銅素線8,…を撚線後
にダイスを通して、素線間に隙間が無くなるように圧縮
した圧縮導体を用いる。なお、ダイスによる圧縮を撚線
工程で行なうと製造コストの低減が図れる。
【0013】上記銅撚線の信号線6等は、図1(b)に
示すように、圧接刃4に圧接接続したとき素線8,…が
ばらけにくいので、素線間の接触抵抗が安定する。ま
た、錫メッキを施す必要が無いから、銅の回収時にメッ
キした錫が不純物として混入しないのでリサイクル性が
向上すると共に、錫メッキを施さないので加工費や材料
費等の製造コストが安くなる。
【0014】図2(a)(b)に示すように、上記信号
線6,…とドレンワイヤー7とを所定のピッチPで線間
配列して、ピッチ押えテープ9,9により線間を保持す
ると、フラットケーブル電線Aとなる。
【0015】また、図3(a)(b)に示すように、上
記信号線6,…とドレンワイヤー7とを所定のピッチP
で線間配列して、ピッチ押えテープ9,9により線間を
保持した状態で、2枚の絶縁付きシールドテープ(金属
箔)10,10を上下から貼り付けて成形すると、シー
ルド層を有するシールドフラットケーブル電線Bとな
る。なお、ドレンワイヤー7は、導電樹脂7aで被覆し
て信号線6と同じ外径としている。
【0016】さらに、図4(a)(b)に示すように、
上記信号線6,…とドレンワイヤー7とを所定のピッチ
Pで線間配列した状態で、1枚の絶縁付きシールドテー
プ(金属箔)10を覆い被せて成形すると共に、シース
11で被覆すると、シールド層を有するシールドフラッ
トケーブル電線Cとなる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の圧接用フラットケーブル電線は、信号線及びドレン
ワイヤーとして圧縮導体を用いることにより、圧接刃に
圧接接続したとき素線がばらけにくいので、素線間の接
触抵抗が安定するようになる。
【0018】請求項2のように、信号線及びドレンワイ
ヤーに、錫メッキを施していない構成とすれば、従来の
ように、銅の回収時にメッキした錫が不純物として混入
しないのでリサイクル性が向上する。また、錫メッキを
施さないので、加工費や材料費等の製造コストが安くな
る。
【0019】請求項3、請求項4又は請求項5のよう
に、信号線及びドレンワイヤーに、シールド層として金
属箔を施している構成とすれば、フラットケーブル電線
をシールドフラットケーブル電線とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の圧接用フラットケーブル電線の信号
線又はドレンワイヤーであり、(a)は断面図、(b)
は圧接刃に圧接したときの断面図である。
【図2】 フラットケーブル電線であり、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
【図3】 シールドフラットケーブル電線であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図4】 シールドフラットケーブル電線であり、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】 従来の圧接用フラットケーブルであり、
(a)は、信号線又はドレンワイヤーの断面図、(b)
は、信号線又はドレンワイヤーを圧接刃に圧接したとき
の断面図、(c)はフラットケーブル電線の平面図であ
る。
【符号の説明】
6 信号線 7 ドレンワイヤー 8 素線 9 ピッチ押えテープ 10 シールドテープ 11 シース A フラットケーブル電線 B,C シールドフラットケーブル電線 P ピッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚線である信号線とドレンワイヤーとを
    所定のピッチで線間配列した圧接用フラットケーブル電
    線において、 上記信号線及びドレンワイヤーとして圧縮導体を用いた
    ことを特徴とする圧接用フラットケーブル電線。
  2. 【請求項2】 上記信号線及びドレンワイヤーに、錫メ
    ッキを施していない請求項1に記載の圧接用フラットケ
    ーブル電線。
  3. 【請求項3】 上記信号線及びドレンワイヤーに、シー
    ルド層として金属箔を施している請求項1に記載の圧接
    用フラットケーブル電線。
  4. 【請求項4】 上記シールド層は、2枚のシールド用金
    属箔を上下から貼り付けて成形している請求項3に記載
    の圧接用フラットケーブル電線。
  5. 【請求項5】 上記シールド層は、1枚のシールド用金
    属箔を覆い被せて成形している請求項3に記載の圧接用
    フラットケーブル電線。
JP28085397A 1997-10-14 1997-10-14 圧接用フラットケーブル電線 Pending JPH11120829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100910431B1 (ko) 2008-03-26 2009-08-04 엘에스전선 주식회사 극세동축케이블

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021119