JPH11120768A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH11120768A JPH11120768A JP9277387A JP27738797A JPH11120768A JP H11120768 A JPH11120768 A JP H11120768A JP 9277387 A JP9277387 A JP 9277387A JP 27738797 A JP27738797 A JP 27738797A JP H11120768 A JPH11120768 A JP H11120768A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- delay
- integrated circuit
- delay time
- semiconductor integrated
- Prior art date
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- Pulse Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電源ノイズに対して強く、動作周波数が広いデ
ジタル型のDLL回路を内蔵した半導体集積回路を提供
する。 【解決手段】デジタル型の遅延位相同期ループ回路を内
蔵した半導体集積回路において、遅延位相同期ループ回
路は、1個またはカスケード接続された複数個の単位遅
延素子からなり、集積回路内部のクロック信号を遅延さ
せる遅延素子11と、遅延素子の遅延時間を制御するた
めの遅延時間制御データを格納するためのレジスタ回路
12とを具備し、遅延素子の遅延時間を制御して遅延素
子の出力信号が外部クロック信号入力に同期するように
制御する。
ジタル型のDLL回路を内蔵した半導体集積回路を提供
する。 【解決手段】デジタル型の遅延位相同期ループ回路を内
蔵した半導体集積回路において、遅延位相同期ループ回
路は、1個またはカスケード接続された複数個の単位遅
延素子からなり、集積回路内部のクロック信号を遅延さ
せる遅延素子11と、遅延素子の遅延時間を制御するた
めの遅延時間制御データを格納するためのレジスタ回路
12とを具備し、遅延素子の遅延時間を制御して遅延素
子の出力信号が外部クロック信号入力に同期するように
制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期型の半導体集
積回路に係り、特に集積回路内部のクロック信号を外部
クロック信号入力に同期させるように遅延させるための
デジタル型の遅延位相同期ループ(Delay Locked Loop
;DLL)回路に関するもので、例えば同期型のダイ
ナミックメモリの高速品に使用される。
積回路に係り、特に集積回路内部のクロック信号を外部
クロック信号入力に同期させるように遅延させるための
デジタル型の遅延位相同期ループ(Delay Locked Loop
;DLL)回路に関するもので、例えば同期型のダイ
ナミックメモリの高速品に使用される。
【0002】
【従来の技術】同期型のダイナミックメモリ、特に高速
品においては、内部のクロック信号を外部クロック信号
入力に同期させるように遅延させるためにDLL回路が
用いられている。このDLL回路には、アナログ型と、
デジタル型の2種類がある。
品においては、内部のクロック信号を外部クロック信号
入力に同期させるように遅延させるためにDLL回路が
用いられている。このDLL回路には、アナログ型と、
デジタル型の2種類がある。
【0003】以下、アナログ型のDLL回路、デジタル
型のDLL回路のそれぞれの特徴を説明する。アナログ
型のDLL回路は、遅延素子へ印加するバイアス電圧あ
るいはバイアス電流を制御することによって遅延時間を
制御するように構成されている。
型のDLL回路のそれぞれの特徴を説明する。アナログ
型のDLL回路は、遅延素子へ印加するバイアス電圧あ
るいはバイアス電流を制御することによって遅延時間を
制御するように構成されている。
【0004】このようにバイアス電圧あるいはバイアス
電流によって遅延時間を制御するので、デジタル型のD
LL回路と比べてクロック信号の周波数の大きな範囲に
対応できる(動作周波数が広い)という特徴を持つ。
電流によって遅延時間を制御するので、デジタル型のD
LL回路と比べてクロック信号の周波数の大きな範囲に
対応できる(動作周波数が広い)という特徴を持つ。
【0005】しかし、電源線、接地線の電位の揺れ(電
源ノイズ)により遅延素子の遅延時間が変動するので、
再度、外部クロック信号の位相に合わ直すための時間が
必要になる。
源ノイズ)により遅延素子の遅延時間が変動するので、
再度、外部クロック信号の位相に合わ直すための時間が
必要になる。
【0006】また、内部クロック信号の外部クロック信
号に対する位相ずれをクロック信号の1サイクル毎にサ
ンプリングして位相が合うまでバイアス電圧あるいはバ
イアス電流を制御するので、同期がとれるまでの所要時
間が長くなる。
号に対する位相ずれをクロック信号の1サイクル毎にサ
ンプリングして位相が合うまでバイアス電圧あるいはバ
イアス電流を制御するので、同期がとれるまでの所要時
間が長くなる。
【0007】即ち、アナログ型のDLL回路は、動作周
波数は広いが、ノイズに弱く、位相合わせをしながら遅
延時間を制御するので同期がとれるまでの所要時間が長
い。一方、従来のデジタル型のDLL回路は、遅延素子
を構成する単位遅延素子の使用個数を制御することによ
って遅延時間を変化させるように構成されている。
波数は広いが、ノイズに弱く、位相合わせをしながら遅
延時間を制御するので同期がとれるまでの所要時間が長
い。一方、従来のデジタル型のDLL回路は、遅延素子
を構成する単位遅延素子の使用個数を制御することによ
って遅延時間を変化させるように構成されている。
【0008】上記単位遅延素子の使用個数をデジタル的
に記憶しておくことにより、信号ノイズ、特に電源線、
接地線の電位の揺れ(電源ノイズ)に対してアナログ型
のDLL回路よりも強いという利点がある。
に記憶しておくことにより、信号ノイズ、特に電源線、
接地線の電位の揺れ(電源ノイズ)に対してアナログ型
のDLL回路よりも強いという利点がある。
【0009】また、特に、Measure Controlled DLL(M
CDLL)や Synchronous MirrorDelay と称されるデ
ジタル型のDLL回路は、内部クロック信号の外部クロ
ック信号に対する位相ずれの測定をクロック信号の1サ
イクルで完了し、その測定結果に応じて単位遅延素子の
使用個数を決定するようにフィードバック制御すること
が可能であるので、外部クロック信号の位相に合わせる
時間(同期がとれるまでの所要時間)が非常に短くて済
む(原理的には2サイクルで可能である)。
CDLL)や Synchronous MirrorDelay と称されるデ
ジタル型のDLL回路は、内部クロック信号の外部クロ
ック信号に対する位相ずれの測定をクロック信号の1サ
イクルで完了し、その測定結果に応じて単位遅延素子の
使用個数を決定するようにフィードバック制御すること
が可能であるので、外部クロック信号の位相に合わせる
時間(同期がとれるまでの所要時間)が非常に短くて済
む(原理的には2サイクルで可能である)。
【0010】しかし、従来のデジタル型のDLL回路
は、単位遅延素子の使用個数で決まる遅延時間以上の遅
延時間を実現できないので、アナログ型のDLL回路と
比べて動作周波数が狭い。
は、単位遅延素子の使用個数で決まる遅延時間以上の遅
延時間を実現できないので、アナログ型のDLL回路と
比べて動作周波数が狭い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
デジタル型のDLL回路は、遅延素子を構成する単位遅
延素子の使用個数を制御するので、単位遅延素子の使用
個数で決まる遅延時間以上の遅延時間を実現できず、動
作周波数が狭いという問題があった。
デジタル型のDLL回路は、遅延素子を構成する単位遅
延素子の使用個数を制御するので、単位遅延素子の使用
個数で決まる遅延時間以上の遅延時間を実現できず、動
作周波数が狭いという問題があった。
【0012】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、電源ノイズに対して強く、動作周波数が広い
デジタル型のDLL回路を内蔵した半導体集積回路を提
供することを目的とする。
たもので、電源ノイズに対して強く、動作周波数が広い
デジタル型のDLL回路を内蔵した半導体集積回路を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル型の
遅延位相同期ループ回路を内蔵した半導体集積回路にお
いて、前記遅延位相同期ループ回路は、1個またはカス
ケード接続された複数個の単位遅延素子からなり、集積
回路内部のクロック信号を遅延させる遅延素子と、前記
遅延素子の遅延時間を制御するための遅延時間制御デー
タを格納するためのレジスタ回路とを具備し、前記遅延
素子の遅延時間を制御して遅延素子の出力信号が外部ク
ロック信号入力に同期するように制御することを特徴と
する。
遅延位相同期ループ回路を内蔵した半導体集積回路にお
いて、前記遅延位相同期ループ回路は、1個またはカス
ケード接続された複数個の単位遅延素子からなり、集積
回路内部のクロック信号を遅延させる遅延素子と、前記
遅延素子の遅延時間を制御するための遅延時間制御デー
タを格納するためのレジスタ回路とを具備し、前記遅延
素子の遅延時間を制御して遅延素子の出力信号が外部ク
ロック信号入力に同期するように制御することを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の半導体集
積回路に設けられたデジタル型DLL回路の一例を示す
ブロック図である。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の半導体集
積回路に設けられたデジタル型DLL回路の一例を示す
ブロック図である。
【0015】図1において、11は1個またはカスケー
ド接続された複数個の単位遅延素子からなり、集積回路
内部のクロック信号が入力し、これを遅延させる遅延素
子である。
ド接続された複数個の単位遅延素子からなり、集積回路
内部のクロック信号が入力し、これを遅延させる遅延素
子である。
【0016】12は前記遅延素子の遅延時間を制御する
ための遅延時間制御データを格納し、遅延素子へ供給す
るためのレジスタ回路である。図2は、図1中の遅延素
子11の一例を示す回路図である。
ための遅延時間制御データを格納し、遅延素子へ供給す
るためのレジスタ回路である。図2は、図1中の遅延素
子11の一例を示す回路図である。
【0017】この遅延素子は、内部クロック信号が入力
するCMOSインバータ21と、このCMOSインバー
タの出力ノードと接地電位(Vss)のノード(Vssノー
ド)との間に接続された遅延用の容量22と、前記CM
OSインバータの出力ノードと接地ノードとの間で互い
に並列に接続され、それぞれスイッチ素子23と容量2
4とが直列に接続された複数(本例では3個)のスイッ
チ付き容量251〜2t53とを有する。
するCMOSインバータ21と、このCMOSインバー
タの出力ノードと接地電位(Vss)のノード(Vssノー
ド)との間に接続された遅延用の容量22と、前記CM
OSインバータの出力ノードと接地ノードとの間で互い
に並列に接続され、それぞれスイッチ素子23と容量2
4とが直列に接続された複数(本例では3個)のスイッ
チ付き容量251〜2t53とを有する。
【0018】上記3個のスイッチ付き容量251〜2t
53の各スイッチ素子23は、例えばNMOSトランジ
スタからなり、それぞれのゲートに対応して遅延時間制
御データの各ビット信号(本例ではS1 〜S3 )が与え
られることにより導通制御される。
53の各スイッチ素子23は、例えばNMOSトランジ
スタからなり、それぞれのゲートに対応して遅延時間制
御データの各ビット信号(本例ではS1 〜S3 )が与え
られることにより導通制御される。
【0019】これにより、制御データのビット信号S1
〜S3 の内容に応じてスイッチ付き容量251〜2t5
3の各容量24がCMOSインバータ21の出力ノード
に接続制御されることにより、遅延容量の大きさが可変
制御され、遅延素子の遅延時間が制御される。
〜S3 の内容に応じてスイッチ付き容量251〜2t5
3の各容量24がCMOSインバータ21の出力ノード
に接続制御されることにより、遅延容量の大きさが可変
制御され、遅延素子の遅延時間が制御される。
【0020】なお、前記レジスタ回路12は、集積回路
内部で決定される遅延時間制御データを格納するように
構成してもよいが、本例では、後で詳細に説明するよう
に、例えば集積回路のテストモードの時に外部から入力
される遅延時間制御データを格納し得るように構成され
ている。
内部で決定される遅延時間制御データを格納するように
構成してもよいが、本例では、後で詳細に説明するよう
に、例えば集積回路のテストモードの時に外部から入力
される遅延時間制御データを格納し得るように構成され
ている。
【0021】この場合、上記制御データ入力は必要に応
じて変更される。例えば多数の集積回路チップを同時に
テストする際、テスターのクロック信号源から多数のチ
ップにクロック信号を供給するので上記クロック信号源
の負荷が重くなるが、集積回路チップの動作周波数を低
下させるようにデジタル型DLL回路の遅延特性を制御
するために制御データ入力が変更される。
じて変更される。例えば多数の集積回路チップを同時に
テストする際、テスターのクロック信号源から多数のチ
ップにクロック信号を供給するので上記クロック信号源
の負荷が重くなるが、集積回路チップの動作周波数を低
下させるようにデジタル型DLL回路の遅延特性を制御
するために制御データ入力が変更される。
【0022】そして、最終的に確定された遅延時間制御
データは、必要に応じて(例えば最終製品として出荷す
る際に)固定し得るように構成されている。即ち、図1
のデジタル型DLL回路によれば、遅延素子11の遅延
時間設定制御データをレジスタ回路12に格納してお
き、この制御データにより遅延素子11の遅延時間を位
相合わせの対象であるクロック信号の周波数に応じて適
切な値に制御する。
データは、必要に応じて(例えば最終製品として出荷す
る際に)固定し得るように構成されている。即ち、図1
のデジタル型DLL回路によれば、遅延素子11の遅延
時間設定制御データをレジスタ回路12に格納してお
き、この制御データにより遅延素子11の遅延時間を位
相合わせの対象であるクロック信号の周波数に応じて適
切な値に制御する。
【0023】この場合、一般に、デジタル型DLL回路
の使用周波数は決まっているので、所望の位相同期のた
めの遅延時間制御動作が可能になる、換言すれば、デジ
タル型DLL回路の動作周波数帯が広くなる。
の使用周波数は決まっているので、所望の位相同期のた
めの遅延時間制御動作が可能になる、換言すれば、デジ
タル型DLL回路の動作周波数帯が広くなる。
【0024】また、図1のデジタル型DLL回路によれ
ば、遅延時間設定制御データをデジタル的に記憶してお
くので、従来のデジタル型DLL回路と同様に、信号ノ
イズ、特に電源線、接地線の電位の揺れ(電源ノイズ)
に対してアナログ型のDLL回路よりも強いという利点
がある。
ば、遅延時間設定制御データをデジタル的に記憶してお
くので、従来のデジタル型DLL回路と同様に、信号ノ
イズ、特に電源線、接地線の電位の揺れ(電源ノイズ)
に対してアナログ型のDLL回路よりも強いという利点
がある。
【0025】なお、図1の回路に、遅延素子11のクロ
ック信号出力と外部クロック信号入力との位相を比較す
る位相比較回路と、この位相比較回路の比較出力に応じ
て遅延時間設定制御データを可変制御する回路とを付加
してMeasure Controlled DLL(MCDLL)や Synchro
nous Mirror Delay と称されるデジタル型DLL回路を
構成し、内部クロック信号の外部クロック信号に対する
位相ずれの測定をクロック信号の1サイクルで完了し、
その測定結果に応じて単位遅延素子の遅延時間を決定す
るようにフィードバック制御することにより、外部クロ
ック信号の位相に合わせる時間(同期がとれるまでの所
要時間)が非常に短くて済む(原理的には2サイクルで
可能である)。
ック信号出力と外部クロック信号入力との位相を比較す
る位相比較回路と、この位相比較回路の比較出力に応じ
て遅延時間設定制御データを可変制御する回路とを付加
してMeasure Controlled DLL(MCDLL)や Synchro
nous Mirror Delay と称されるデジタル型DLL回路を
構成し、内部クロック信号の外部クロック信号に対する
位相ずれの測定をクロック信号の1サイクルで完了し、
その測定結果に応じて単位遅延素子の遅延時間を決定す
るようにフィードバック制御することにより、外部クロ
ック信号の位相に合わせる時間(同期がとれるまでの所
要時間)が非常に短くて済む(原理的には2サイクルで
可能である)。
【0026】図3は、図1中の遅延時間制御データ格納
用のレジスタ回路12に集積回路外部から制御データを
入力する動作を含むテストモードに入る(エントリー)
ための動作波形の一例を示している。
用のレジスタ回路12に集積回路外部から制御データを
入力する動作を含むテストモードに入る(エントリー)
ための動作波形の一例を示している。
【0027】即ち、コマンド入力として、/CAS(Co
lumn Address Stobe;カラムアドレスストローブ)信
号、/RAS(Row Address Stobe ;ロウアドレススト
ローブ)信号の順に活性化した後に/WE(Write Enab
le;ライトイネーブル)信号が活性化すると、集積回路
がテストモードに設定される。
lumn Address Stobe;カラムアドレスストローブ)信
号、/RAS(Row Address Stobe ;ロウアドレススト
ローブ)信号の順に活性化した後に/WE(Write Enab
le;ライトイネーブル)信号が活性化すると、集積回路
がテストモードに設定される。
【0028】この入力状態で、集積回路の外部入力端子
(例えばデータ入/出力ピン)から遅延時間設定制御デ
ータが入力すると、この制御データ入力がバッファ回路
(図示せず)を介して前記レジスタ回路12に格納され
るように制御される。
(例えばデータ入/出力ピン)から遅延時間設定制御デ
ータが入力すると、この制御データ入力がバッファ回路
(図示せず)を介して前記レジスタ回路12に格納され
るように制御される。
【0029】なお、前記入力状態を認識してテストモー
ドに設定し、制御データ入力を許可制御するための制御
データ入力イネーブル信号(Entry、/Entry)を活性
化させるを制御する動作は、集積回路内部のコマンドデ
コーダ(図示せず)により行われる。
ドに設定し、制御データ入力を許可制御するための制御
データ入力イネーブル信号(Entry、/Entry)を活性
化させるを制御する動作は、集積回路内部のコマンドデ
コーダ(図示せず)により行われる。
【0030】図4は、図1中の遅延素子11の他の例を
示す回路図である。この遅延素子は、内部クロック信号
が入力するCMOSインバータ41と、このCMOSイ
ンバータの出力ノードと遅延素子出力ノード42との間
に接続され、互いに並列接続されたPMOSトランジス
タ431、NMOSトランジスタ432からなるCMO
Sトランスファゲート型の可変抵抗素子43と、前記遅
延素子出力ノード42と接地ノードとの間に接続された
遅延用の容量44とを有する。
示す回路図である。この遅延素子は、内部クロック信号
が入力するCMOSインバータ41と、このCMOSイ
ンバータの出力ノードと遅延素子出力ノード42との間
に接続され、互いに並列接続されたPMOSトランジス
タ431、NMOSトランジスタ432からなるCMO
Sトランスファゲート型の可変抵抗素子43と、前記遅
延素子出力ノード42と接地ノードとの間に接続された
遅延用の容量44とを有する。
【0031】上記PMOSトランジスタ431、NMO
Sトランジスタ432の各ゲートには、対応して第1の
可変制御電圧生成回路45aからの第1の可変制御電圧
VP、第2の可変制御電圧生成回路45bからの第2の
可変制御電圧VNが印加される。
Sトランジスタ432の各ゲートには、対応して第1の
可変制御電圧生成回路45aからの第1の可変制御電圧
VP、第2の可変制御電圧生成回路45bからの第2の
可変制御電圧VNが印加される。
【0032】上記第1の可変制御電圧成回路45aは、
電源電圧Vccを分割する抵抗ストリング回路451と、
この抵抗ストリング回路の複数の分圧ノードに対応して
各一端が接続され、各他端が第1の可変制御電圧出力ノ
ードに共通接続された複数(本例では3個)のCMOS
トランスファゲート回路451〜453とからなる。
電源電圧Vccを分割する抵抗ストリング回路451と、
この抵抗ストリング回路の複数の分圧ノードに対応して
各一端が接続され、各他端が第1の可変制御電圧出力ノ
ードに共通接続された複数(本例では3個)のCMOS
トランスファゲート回路451〜453とからなる。
【0033】上記3個のCMOSトランスファゲート回
路451〜453は、それぞれPMOSトランジスタお
よびNMOSトランジスタが並列接続されてなり、それ
ぞれ対応して相補的な制御信号(/S1 、S1 )、(/
S2 、S2 )、(/S3 、S3 )によりスイッチング制
御される。
路451〜453は、それぞれPMOSトランジスタお
よびNMOSトランジスタが並列接続されてなり、それ
ぞれ対応して相補的な制御信号(/S1 、S1 )、(/
S2 、S2 )、(/S3 、S3 )によりスイッチング制
御される。
【0034】前記第2の可変制御電圧成回路45bは、
上記第1の可変制御電圧成回路45と比べて、構成は同
様であるが、3個のCMOSトランスファゲート回路4
51〜453と制御信号(/S1 、S1 )、(/S2 、
S2 )、(/S3 、S3 )との対応関係が逆であるる。
つまり、3個のCMOSトランスファゲート回路451
〜453はそれぞれ対応して相補的な制御信号(/S3
、S3 )、(/S2 、S2 、(/S1 、S1 )により
スイッチング制御される点が異なる。
上記第1の可変制御電圧成回路45と比べて、構成は同
様であるが、3個のCMOSトランスファゲート回路4
51〜453と制御信号(/S1 、S1 )、(/S2 、
S2 )、(/S3 、S3 )との対応関係が逆であるる。
つまり、3個のCMOSトランスファゲート回路451
〜453はそれぞれ対応して相補的な制御信号(/S3
、S3 )、(/S2 、S2 、(/S1 、S1 )により
スイッチング制御される点が異なる。
【0035】これにより、制御信号S1 、S2 、S3 の
内容に応じて第1の可変制御電圧VPおよび第2の可変
制御電圧VNの大きさが逆方向に変化し、この第1の可
変制御電圧VPおよび第2の可変制御電圧VNに応じて
前記可変抵抗素子43のPMOSトランジスタ431、
NMOSトランジスタ432の抵抗値の大きさが同じ方
向に変化するようになる。
内容に応じて第1の可変制御電圧VPおよび第2の可変
制御電圧VNの大きさが逆方向に変化し、この第1の可
変制御電圧VPおよび第2の可変制御電圧VNに応じて
前記可変抵抗素子43のPMOSトランジスタ431、
NMOSトランジスタ432の抵抗値の大きさが同じ方
向に変化するようになる。
【0036】図5は、図1中のレジスタ回路12の代表
的に1ビット分(1ビットレジスタ回路)を取り出して
その一例を示している。なお、図5のレジスタ回路を有
するデジタル型DLL回路は、例えば同期型(シンクロ
ナス)DRAMに適用される場合を想定し、電源投入
(パワーオン)直後の初期状態においてデジタル型DL
L回路が外部クロック入力に対して非同期状態になるよ
うに構成されている。
的に1ビット分(1ビットレジスタ回路)を取り出して
その一例を示している。なお、図5のレジスタ回路を有
するデジタル型DLL回路は、例えば同期型(シンクロ
ナス)DRAMに適用される場合を想定し、電源投入
(パワーオン)直後の初期状態においてデジタル型DL
L回路が外部クロック入力に対して非同期状態になるよ
うに構成されている。
【0037】即ち、図5において、遅延時間制御データ
が入力する入力ノード51は、制御データ入力制御用の
CMOSトランスファゲート52を介してラッチ回路5
3の入力ノードに接続されている。
が入力する入力ノード51は、制御データ入力制御用の
CMOSトランスファゲート52を介してラッチ回路5
3の入力ノードに接続されている。
【0038】54はインバータ回路、55はCMOSト
ランスファゲート、56は制御ビット信号出力ノード、
57は前記ラッチ回路53に対応して設けられている固
定データ出力回路、58は固定化制御信号発生回路、6
0はパワーオンリセット信号発生回路である。
ランスファゲート、56は制御ビット信号出力ノード、
57は前記ラッチ回路53に対応して設けられている固
定データ出力回路、58は固定化制御信号発生回路、6
0はパワーオンリセット信号発生回路である。
【0039】上記制御データ入力制御用のCMOSトラ
ンスファゲート52は、テストモードにエントリーした
状態の時に制御データ入力イネーブル信号(Entry、/
Entry)が活性化されることにより導通状態に制御され
る。
ンスファゲート52は、テストモードにエントリーした
状態の時に制御データ入力イネーブル信号(Entry、/
Entry)が活性化されることにより導通状態に制御され
る。
【0040】前記ラッチ回路53は、遅延時間制御デー
タの1ビット分を格納するものであり、その出力側のイ
ンバータ回路54と制御ビット信号出力ノード56との
間には、後述する固定化制御信号(Fix、/Fix)が対
応して“L”/“H”レベルの時に導通状態に制御され
るCMOSトランスファゲート55が接続されている。
タの1ビット分を格納するものであり、その出力側のイ
ンバータ回路54と制御ビット信号出力ノード56との
間には、後述する固定化制御信号(Fix、/Fix)が対
応して“L”/“H”レベルの時に導通状態に制御され
るCMOSトランスファゲート55が接続されている。
【0041】固定データ出力回路57は、Vccノードと
Vssノードとの間に直列接続されたPMOSトランジス
タ571およびフューズ素子572と、上記PMOSト
ランジスタおよびフューズ素子の直列接続ノードに接続
された二段のインバータ回路573、574と、後段の
インバータ回路574の出力ノードと前記制御ビット信
号出力ノード67との間に接続され、固定化制御信号
(Fix、/Fix)が対応して“H”/“L”レベルの時
に導通状態に制御されるCMOSトランスファゲート5
75とからなる。
Vssノードとの間に直列接続されたPMOSトランジス
タ571およびフューズ素子572と、上記PMOSト
ランジスタおよびフューズ素子の直列接続ノードに接続
された二段のインバータ回路573、574と、後段の
インバータ回路574の出力ノードと前記制御ビット信
号出力ノード67との間に接続され、固定化制御信号
(Fix、/Fix)が対応して“H”/“L”レベルの時
に導通状態に制御されるCMOSトランスファゲート5
75とからなる。
【0042】固定化制御信号発生回路58は、1ビット
レジスタ回路の出力データの固定化を制御するための固
定化制御信号(Fix、/Fix)を発生するためのもので
ある。この回路は、Vccが与えられるVccノードとVss
ノードとの間に直列接続されたPMOSトランジスタ5
81およびフューズ素子582と、上記PMOSトラン
ジスタおよびフューズ素子の直列接続ノードに接続され
た三段のインバータ回路583〜585とからなり、二
段目のインバータ回路、三段目のインバータ回路の各出
力信号が対応して前記固定化制御信号(Fix、/Fix)
となる。
レジスタ回路の出力データの固定化を制御するための固
定化制御信号(Fix、/Fix)を発生するためのもので
ある。この回路は、Vccが与えられるVccノードとVss
ノードとの間に直列接続されたPMOSトランジスタ5
81およびフューズ素子582と、上記PMOSトラン
ジスタおよびフューズ素子の直列接続ノードに接続され
た三段のインバータ回路583〜585とからなり、二
段目のインバータ回路、三段目のインバータ回路の各出
力信号が対応して前記固定化制御信号(Fix、/Fix)
となる。
【0043】図6は、図5中のパワーオンリセット信号
発生回路60の一例を示す。このパワーオンリセット信
号発生回路は、VccノードとVssノードとの間に直列接
続された抵抗素子61および例えば2個のダイオード6
2、63と、上記抵抗素子および2個のダイオードの直
列接続ノードに接続された二段のインバータ回路64、
65とからなる。そして、電源投入直後に一時的に活性
状態(例えば“H”レベル)になるパワーオンリセット
信号/PONを発生する。
発生回路60の一例を示す。このパワーオンリセット信
号発生回路は、VccノードとVssノードとの間に直列接
続された抵抗素子61および例えば2個のダイオード6
2、63と、上記抵抗素子および2個のダイオードの直
列接続ノードに接続された二段のインバータ回路64、
65とからなる。そして、電源投入直後に一時的に活性
状態(例えば“H”レベル)になるパワーオンリセット
信号/PONを発生する。
【0044】次に、図5、図6の回路の動作を説明す
る。いま、固定化制御信号発生回路58のフューズ素子
582および固定データ出力回路57のフューズ素子5
72は切断されていない状態を考える。
る。いま、固定化制御信号発生回路58のフューズ素子
582および固定データ出力回路57のフューズ素子5
72は切断されていない状態を考える。
【0045】まず、電源投入直後には、パワーオンリセ
ット信号/PONが一時的に“H”レベルになる。この
時、固定データ出力回路57では、そのPMOSトラン
ジスタ571がオフ状態であり、初段インバータ回路5
73の入力はフューズ素子572を介してVssレベル
(“L”レベル)が与えられているので、後段インバー
タ回路574の出力は“L”レベルになる。
ット信号/PONが一時的に“H”レベルになる。この
時、固定データ出力回路57では、そのPMOSトラン
ジスタ571がオフ状態であり、初段インバータ回路5
73の入力はフューズ素子572を介してVssレベル
(“L”レベル)が与えられているので、後段インバー
タ回路574の出力は“L”レベルになる。
【0046】また、この時、固定化制御信号発生回路5
8では、そのPMOSトランジスタ581がオフ状態で
あり、初段インバータ回路583の入力はフューズ素子
582を介してVssレベル(“L”レベル)が与えられ
ているので、固定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対
応して“L”/“H”レベルになる。
8では、そのPMOSトランジスタ581がオフ状態で
あり、初段インバータ回路583の入力はフューズ素子
582を介してVssレベル(“L”レベル)が与えられ
ているので、固定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対
応して“L”/“H”レベルになる。
【0047】これにより、ラッチ回路出力側のCMOS
トランスファゲート55は導通状態に制御されるが、固
定データ出力回路57のCMOSトランスファゲート5
75は非導通状態である。従って、図5の1ビットレジ
スタ回路の出力ノードには、この時点でのラッチ回路5
3のデータがインバータ回路54に反転されたデータが
現われる。
トランスファゲート55は導通状態に制御されるが、固
定データ出力回路57のCMOSトランスファゲート5
75は非導通状態である。従って、図5の1ビットレジ
スタ回路の出力ノードには、この時点でのラッチ回路5
3のデータがインバータ回路54に反転されたデータが
現われる。
【0048】この後、電源投入後の電圧レベル安定状態
の時には、パワーオンリセット信号/PONが“L”レ
ベルになる。しかし、この時、固定データ出力回路57
では、初段インバータ回路573の入力はフューズ素子
572を介してVssレベル(“L”レベル)が与えられ
ているので、後段インバータ回路574の出力は“L”
レベルのままである。また、固定化制御信号発生回路5
8では、初段インバータ回路583の入力はフューズ素
子582を介してVssレベルが与えられているので、固
定化制御信号(Fix、/Fix)出力は変化しない。従っ
て、ラッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート5
4は導通状態、固定データ出力回路57のCMOSトラ
ンスファゲート575は非導通状態のまま変化せず、図
5の1ビットレジスタ回路の出力ノードには、この時点
でのラッチ回路53のデータがインバータ回路54に反
転されたデータが現われる。
の時には、パワーオンリセット信号/PONが“L”レ
ベルになる。しかし、この時、固定データ出力回路57
では、初段インバータ回路573の入力はフューズ素子
572を介してVssレベル(“L”レベル)が与えられ
ているので、後段インバータ回路574の出力は“L”
レベルのままである。また、固定化制御信号発生回路5
8では、初段インバータ回路583の入力はフューズ素
子582を介してVssレベルが与えられているので、固
定化制御信号(Fix、/Fix)出力は変化しない。従っ
て、ラッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート5
4は導通状態、固定データ出力回路57のCMOSトラ
ンスファゲート575は非導通状態のまま変化せず、図
5の1ビットレジスタ回路の出力ノードには、この時点
でのラッチ回路53のデータがインバータ回路54に反
転されたデータが現われる。
【0049】制御データを設定する場合には、固定デー
タ出力回路57のフューズ素子572を切断する。これ
により、固定データ出力回路57は、PMOSトランジ
スタ571が導通状態の時には初段インバータ回路57
3の入力はVccレベル(“H”レベル)が与えられるの
で、後段インバータ回路574の出力は“H”レベルに
なる。
タ出力回路57のフューズ素子572を切断する。これ
により、固定データ出力回路57は、PMOSトランジ
スタ571が導通状態の時には初段インバータ回路57
3の入力はVccレベル(“H”レベル)が与えられるの
で、後段インバータ回路574の出力は“H”レベルに
なる。
【0050】この状態において、入力ノード51から制
御データが入力されると、この時に活性化されている制
御データ入力イネーブル信号(Entry、/Entry)によ
り導通状態に制御されているCMOSトランスファゲー
ト52を介してラッチ回路53に取り込まれる。即ち、
前記ラッチ回路53には、集積回路のテストモードの時
に外部から入力される遅延時間制御データを格納するこ
とが可能である。
御データが入力されると、この時に活性化されている制
御データ入力イネーブル信号(Entry、/Entry)によ
り導通状態に制御されているCMOSトランスファゲー
ト52を介してラッチ回路53に取り込まれる。即ち、
前記ラッチ回路53には、集積回路のテストモードの時
に外部から入力される遅延時間制御データを格納するこ
とが可能である。
【0051】この時、固定化制御信号(Fix、/Fix)
出力が対応して“L”/“H”レベルになっているの
で、ラッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート5
4は導通状態、固定データ出力回路57のCMOSトラ
ンスファゲート575は非導通状態のまま変化せず、図
5の1ビットレジスタ回路の出力ノードには、この時点
でのラッチ回路53の記憶データがインバータ回路54
に反転されたデータが現われる。
出力が対応して“L”/“H”レベルになっているの
で、ラッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート5
4は導通状態、固定データ出力回路57のCMOSトラ
ンスファゲート575は非導通状態のまま変化せず、図
5の1ビットレジスタ回路の出力ノードには、この時点
でのラッチ回路53の記憶データがインバータ回路54
に反転されたデータが現われる。
【0052】前記したように集積回路のテストモードの
時に外部から入力される遅延時間制御データは、必要に
応じて変更され、最終的に確定された遅延時間制御デー
タは、必要に応じて固定される。
時に外部から入力される遅延時間制御データは、必要に
応じて変更され、最終的に確定された遅延時間制御デー
タは、必要に応じて固定される。
【0053】この制御データの固定のために、前記固定
化制御信号発生回路58のフューズ素子582が切断さ
れるものであり、切断された状態での動作について以下
に説明する。
化制御信号発生回路58のフューズ素子582が切断さ
れるものであり、切断された状態での動作について以下
に説明する。
【0054】即ち、まず、電源投入直後における動作
は、パワーオンリセット信号/PONが一時的に“H”
レベルになるので、固定化制御信号発生回路58では、
そのPMOSトランジスタ581がオフ状態であり、固
定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対応して“L”/
“H”レベルになる。
は、パワーオンリセット信号/PONが一時的に“H”
レベルになるので、固定化制御信号発生回路58では、
そのPMOSトランジスタ581がオフ状態であり、固
定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対応して“L”/
“H”レベルになる。
【0055】この後、電源投入後の電圧レベル安定状態
の時には、パワーオンリセット信号/PONが“L”レ
ベルになり、固定化制御信号発生回路58では、PMO
Sトランジスタ581が導通状態になり、初段インバー
タ回路583の入力は上記PMOSトランジスタ581
を介してVccレベル(“H”レベル)が与えられている
ので、固定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対応して
“H”/“L”レベルに反転する。これにより、前記ラ
ッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート54は非
導通状態に反転し、前記固定データ出力回路57のCM
OSトランスファゲート575は導通状態に反転する。
の時には、パワーオンリセット信号/PONが“L”レ
ベルになり、固定化制御信号発生回路58では、PMO
Sトランジスタ581が導通状態になり、初段インバー
タ回路583の入力は上記PMOSトランジスタ581
を介してVccレベル(“H”レベル)が与えられている
ので、固定化制御信号(Fix、/Fix)出力は対応して
“H”/“L”レベルに反転する。これにより、前記ラ
ッチ回路出力側のCMOSトランスファゲート54は非
導通状態に反転し、前記固定データ出力回路57のCM
OSトランスファゲート575は導通状態に反転する。
【0056】この時、前記固定データ出力回路57で
は、PMOSトランジスタ571が導通状態になり、初
段インバータ回路573の入力は上記PMOSトランジ
スタ571を介してVccレベル(“H”レベル)が与え
られているので、後段インバータ回路574の出力は
“H”レベルになる。
は、PMOSトランジスタ571が導通状態になり、初
段インバータ回路573の入力は上記PMOSトランジ
スタ571を介してVccレベル(“H”レベル)が与え
られているので、後段インバータ回路574の出力は
“H”レベルになる。
【0057】従って、図5の1ビットレジスタ回路の出
力ノードには、固定データ出力回路57の“H”レベル
出力が現われ、それに固定される。図7は、本発明の適
用例に係る同期型DRAMの一部の構成を概略的に示し
ている。
力ノードには、固定データ出力回路57の“H”レベル
出力が現われ、それに固定される。図7は、本発明の適
用例に係る同期型DRAMの一部の構成を概略的に示し
ている。
【0058】図7において、81は、外部からクロック
信号CLKおよび制御信号CKEが入力するクロック入
力バッファである。82は、外部からアドレス信号A0
〜Amが入力し、前記クロック入力バッファ81の出力
信号に同期してバッファ増幅するアドレスバッファであ
る。
信号CLKおよび制御信号CKEが入力するクロック入
力バッファである。82は、外部からアドレス信号A0
〜Amが入力し、前記クロック入力バッファ81の出力
信号に同期してバッファ増幅するアドレスバッファであ
る。
【0059】83は、各種の外部制御信号(/RAS、
/CAS、/WE、CKE、チップ・セレクト信号/C
S、アドレス信号の最上位ビットAm)が入力し、前記
クロック入力バッファ81の出力信号に同期してデコー
ドするコマンド・デコーダ。
/CAS、/WE、CKE、チップ・セレクト信号/C
S、アドレス信号の最上位ビットAm)が入力し、前記
クロック入力バッファ81の出力信号に同期してデコー
ドするコマンド・デコーダ。
【0060】84は、前記コマンド・デコーダ83のデ
コード出力信号が入力し、前記クロック入力バッファ8
1の出力信号に同期して各種の内部制御信号を発生する
制御信号発生回路である。
コード出力信号が入力し、前記クロック入力バッファ8
1の出力信号に同期して各種の内部制御信号を発生する
制御信号発生回路である。
【0061】85は、リフレッシュアドレス信号を生成
するリフレッシュカウンタである。86は、通常動作モ
ード/セルフリフレッシュモードに応じて前記アドレス
バッファ82の出力信号/前記リフレッシュカウンタ8
5の出力信号(リフレッシュアドレス信号)をラッチす
るアドレスラッチ回路である。
するリフレッシュカウンタである。86は、通常動作モ
ード/セルフリフレッシュモードに応じて前記アドレス
バッファ82の出力信号/前記リフレッシュカウンタ8
5の出力信号(リフレッシュアドレス信号)をラッチす
るアドレスラッチ回路である。
【0062】87は、前記アドレスラッチ回路86の出
力信号が入力し、前記制御信号発生回路84の出力信号
によりデコード動作の可否が制御され、デコード出力信
号により対応するロウ選択を行うロウデコーダである。
力信号が入力し、前記制御信号発生回路84の出力信号
によりデコード動作の可否が制御され、デコード出力信
号により対応するロウ選択を行うロウデコーダである。
【0063】88はメモリセルアレイ、89はセンスア
ンプ、90はカラムデコーダ・カラムスイッチ、91は
入/出力ゲート、92は入/出力バッファ、93は入/
出力端子である。
ンプ、90はカラムデコーダ・カラムスイッチ、91は
入/出力ゲート、92は入/出力バッファ、93は入/
出力端子である。
【0064】さらに、テストモードの時に、前記入/出
力端子93から入/出力バッファ92を介して入力する
制御データを格納し、内部クロック信号と外部クロック
信号入力との同期をとるために、前記したようなデジタ
ル型DLL回路94が例えば前記クロック入力バッファ
81の内部に設けられている。
力端子93から入/出力バッファ92を介して入力する
制御データを格納し、内部クロック信号と外部クロック
信号入力との同期をとるために、前記したようなデジタ
ル型DLL回路94が例えば前記クロック入力バッファ
81の内部に設けられている。
【0065】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、電源ノ
イズに対して強く、動作周波数が広いデジタル型のDL
L回路を内蔵した半導体集積回路を提供することができ
る。
イズに対して強く、動作周波数が広いデジタル型のDL
L回路を内蔵した半導体集積回路を提供することができ
る。
【図1】本発明の半導体集積回路に設けられたデジタル
型DLL回路の一例を示すブロック図。
型DLL回路の一例を示すブロック図。
【図2】図1中の遅延素子の一例を示す回路図。
【図3】図1中の遅延時間制御データ格納用のレジスタ
回路に集積回路外部から制御データを入力する動作を含
むテストモードに入る(エントリー)ための動作波形の
一例を示す図。
回路に集積回路外部から制御データを入力する動作を含
むテストモードに入る(エントリー)ための動作波形の
一例を示す図。
【図4】図1中の遅延素子の他の例を示す回路図。
【図5】図1中のレジスタ回路の代表的に1ビット分
(1ビットレジスタ回路)を取り出してその一例を示す
回路図。
(1ビットレジスタ回路)を取り出してその一例を示す
回路図。
【図6】図5中のパワーオンリセット信号発生回路の一
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図7】本発明の適用例に係る同期型DRAMの一例の
全体構成を概略的に示すブロック図。
全体構成を概略的に示すブロック図。
11…遅延素子、 12…レジスタ回路。
Claims (5)
- 【請求項1】 デジタル型の遅延位相同期ループ回路を
内蔵した半導体集積回路において、前記遅延位相同期ル
ープ回路は、 1個またはカスケード接続された複数個の単位遅延素子
からなり、集積回路内部のクロック信号を遅延させる遅
延素子と、 前記遅延素子の遅延時間を制御するための遅延時間制御
データを格納するためのレジスタ回路とを具備し、 前記遅延素子の遅延時間を制御して遅延素子の出力信号
が外部クロック信号入力に同期するように制御すること
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
て、 前記レジスタ回路は、集積回路のテストモードの時に外
部から入力される遅延時間制御データが格納されること
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路におい
て、 前記外部から入力される遅延時間制御データはテストモ
ードの時に変更されることを特徴とする半導体集積回
路。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の半導体集積回路
において、 前記レジスタ回路は、前記遅延素子へ出力する遅延時間
制御データを固定可能であることを特徴とする半導体集
積回路。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
半導体集積回路において、 前記デジタル型の遅延位相同期ループ回路は、同期型の
ダイナミックメモリのクロック信号発生回路内に設けら
れていることを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277387A JPH11120768A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277387A JPH11120768A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120768A true JPH11120768A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17582830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9277387A Pending JPH11120768A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120768A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11316620A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-11-16 | Hyundai Electronics Ind Co Ltd | 半導体素子のクロック補償装置 |
WO2000022626A1 (en) * | 1998-10-13 | 2000-04-20 | Fujitsu Limited | Semiconductor device |
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KR100403106B1 (ko) * | 2000-04-18 | 2003-10-23 | 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 | Dll 회로 |
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US6919745B2 (en) | 2001-08-08 | 2005-07-19 | Hynix Semiconductor Inc. | Ring-resister controlled DLL with fine delay line and direct skew sensing detector |
US6980040B2 (en) | 2003-04-29 | 2005-12-27 | Hynix Semiconductor Inc. | Delay adjusting apparatus providing different delay times by producing a plurality of delay control signals |
JP2006352826A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 遅延回路 |
JP2011139436A (ja) * | 2009-12-31 | 2011-07-14 | Lg Display Co Ltd | 位相同期ループのジッタ検出方法及び装置 |
CN113054976A (zh) * | 2021-03-05 | 2021-06-29 | 南京大学 | 一种适用于地址编码的spad阵列 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP9277387A patent/JPH11120768A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN113054976A (zh) * | 2021-03-05 | 2021-06-29 | 南京大学 | 一种适用于地址编码的spad阵列 |
CN113054976B (zh) * | 2021-03-05 | 2024-02-09 | 南京大学 | 一种适用于地址编码的spad阵列 |
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