JPH11120690A - ディスク装置及びバッファ管理方法 - Google Patents

ディスク装置及びバッファ管理方法

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JPH11120690A
JPH11120690A JP28013397A JP28013397A JPH11120690A JP H11120690 A JPH11120690 A JP H11120690A JP 28013397 A JP28013397 A JP 28013397A JP 28013397 A JP28013397 A JP 28013397A JP H11120690 A JPH11120690 A JP H11120690A
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JP
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segment
address
disk
buffer memory
data
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JP28013397A
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English (en)
Inventor
Yuji Nagaishi
裕二 永石
Tsukasa Yoshiura
司 吉浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を記録再生するディスク媒体とホストシ
ステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報を記
録するためのバッファメモリを備え、バッファメモリ内
はセグメントによって構成されるディスク装置におい
て、複数のセグメントが発生した場合、バッファメモリ
内に領域の断片化が発生する可能性がある。また、AV
データをディスク装置に記録再生する場合、従来のデー
タ管理方法では、フレーム単位等のようなAVデータと
して意味ある単位でアクセスできないために、処理が複
雑になる等の問題点がある。 【解決手段】 バッファメモリ内のセグメントを動的に
移動させるセグメント移動手段を備え、またセグメント
内のデータに対して、ホストシステムからデータの基本
サイズ単位で管理できるようにデータ基本管理手段を備
えることで上記問題の解決を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストシステムと
のインタフェースとディスク媒体との間のデータ転送経
路に、一時的に情報を記録するためのバッファメモリが
あり、バッファメモリ内はセグメントより構成されるデ
ィスク装置及びバッファ管理方法に関し、マルチチャネ
ルに対応したセグメント管理と画像・音声データを記録
することを目的としたディスク装置及びバッファ管理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピューター用データの2次記録装置
として幅広く使用されてきたハードディスク装置は、ホ
ストシステム側のホストチャネルと、磁気ヘッド側のデ
ィスクチャネルがあり、このチャネル間に半導体メモリ
を使用してバッファを構成し各チャネルからのアクセス
を高速化している。
【0003】このバッファ領域は、複数のセグメントか
ら構成され、それぞれのセグメントはリングバッファ構
造になっている。各セグメントは、バッファ内の空き領
域の連続領域から必要に応じて確保され、処理終了後は
次の処理のための空き領域としてセグメント領域を解放
する。
【0004】この各セグメントへのアクセスは、ホスト
チャネル側からバッファへのアクセス位置を示すポイン
タと、ディスクチャネル側からバッファへのアクセス位
置を示すポインタを別々に管理することにより実現し、
リングバッファ構造の各セグメントは、開始アドレスと
終了アドレスによって管理する。
【0005】リード時は、リードコマンド発行後、目的
のデータと先読みのデータをバッファ内のセグメントに
読み出すことにより、次回のリードコマンドのアクセス
を高速にする。ライト時は、バッファ内のセグメントに
対してデータを書き込み終了後、ディスクメディアへの
書き込みを待たずに、ホスト側に対して終了通知をおこ
ない、次のコマンドを受け付ける。
【0006】このように、これまでのハードディスクは
ディスクチャネルとホストチャネルの間にバッファを構
成し、セグメント分割管理することで、バッファを効率
よく使用し高速アクセスを実現している。
【0007】一方、データリード時においてエラーが発
生した場合、通常、エラーセクタ以降のリード動作を中
止し、エラーが発生したセクタに対してリトライ動作を
おこなう。リトライ動作をおこなうには、ヘッドが再び
メディア上の該当セクタをアクセスしなければならな
い。そのためには、少なくともディスクを1回転して該
当セクタをアクセスできるまで待たなければならないた
めに(いわゆる回転待ち)、その間処理が中断すること
になる。その後、エラーセクタに対してリトライ処理が
完了すると、残りのセクタに対して再びアクセス動作を
おこなう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したハードディス
ク装置内のバッファ管理及びリトライ処理は、コンピュ
ーター用データの記録を目的として構成されてきた。と
ころが、近年ハードディスク装置は、データ転送レー
ト、アクセス性能の高さから、画像・音声データの記録
再生装置として注目されてきている。
【0009】従来のハードディスク装置上に画像・音声
データを記録再生する場合、ハードディスク内の画像・
音声データを、画像フレームやフィールド等のように、
データの意味ある単位で何か処理しようとした場合、デ
ータの処理が難しい。
【0010】例えば、セグメント内にリードライトされ
た画像・音声データについて、あるフレームの前後フレ
ームをアクセスしようとした場合、フレームデータのア
ドレス位置がわからないので、データをカウントしなが
ら処理しなければならない。
【0011】つまり、セグメントの内のデータをある特
定のフレームから読み出したい場合、データのフレーム
の境界領域が判定できないので、特定フレームに対して
の転送開始の先頭アドレスを決定できないためである。
【0012】詳しく述べると、バッファ内において各セ
グメントの領域、ホスト及びディスクチャネル側からの
アクセス位置は管理しているが、画像・音声データの意
味ある単位としては管理していないために、画像フレー
ムやフィールドデータ等の境界領域がすぐには特定でき
ないためである。従来のハードディスク装置を使って画
像・映像データを扱うには、このような問題がある。
【0013】また、複数のホストシステムから画像・音
声データをアクセス可能にするために、ホストシステム
毎にセグメント領域を割り付けるような転送方法をとる
場合、各ホストシステムの画質や音質等によってデータ
転送レートが異なるために、転送が終了したセグメント
の解放領域がバッファ内にランダムに発生する可能性が
ある。バッファ内の空き領域がランダムに存在すればす
るほど、新たなセグメント領域を確保しようとした際、
空き領域が十分あっても連続領域として確保できないと
いう、つまりメモリセグメント領域の断片化状態が発生
し、必要なセグメントサイズを効率よく確保できなくな
る。
【0014】さらに、画像・音声データの再生中にエラ
ーが発生した場合、エラー以降の処理を中断し、エラー
発生の該当セクタに対してリトライが完了するまで処理
を行わなようにすると、転送レートが低下するために、
再生データがコマ落して画像が乱れる要因になる。この
ことは、PC用のデータアクセスと異なり、画像・音声
データを扱う場合は大問題である。
【0015】本発明は、前述した問題を鑑みてなされた
ものである。よってその目的は、画像・音声データをハ
ードディスク内部で効率よく処理するために、ハードデ
ィスクコントローラの改良により、画像・音声データに
意味ある単位で管理処理できるようにする。また、複数
のホストシステムからのデータを処理をおこなう際、バ
ッファを効率的に使用できるようにするために、動的に
セグメント管理をおこない、空きセグメント領域を動的
に統合できるようにする。さらに、リードエラーが発生
した場合、回転待ちによる転送レートの低下による画像
の乱れを最小限に抑えることでできるディスク装置及び
バッファ管理方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のディス
ク装置は、情報を記録再生するディスク媒体とホストシ
ステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報を記
録するためのバッファメモリを備え、前記バッファメモ
リ内はリングバッファ構造のセグメントによって構成さ
れるディスク装置において、前記バッファメモリ内のセ
グメントの位置を移動させるセグメント移動手段を備え
ることを特徴とする。
【0017】本願第2の発明のディスク装置は、情報を
記録再生するディスク媒体とホストシステムへのインタ
フェースとの間に、一時的に情報を記録するためのバッ
ファメモリを備え、前記バッファメモリ内はリングバッ
ファ構造の複数のセグメントによって構成されるディス
ク装置において、ある一つのセグメントへのアクセスが
完了した状態をトリガにして、他のセグメントの位置を
移動させるセグメント移動手段を備えることを特徴とす
る。
【0018】本願第3の発明のディスク装置は、情報を
記録再生するディスク媒体とホストシステムへのインタ
フェースとの間に、一時的に情報を記録するためのバッ
ファメモリを備え、前記バッファメモリ内はリングバッ
ファ構造の複数のセグメントによって構成されるディス
ク装置において、前記バッファメモリ内のセグメントの
位置を移動させるセグメント移動手段と、セグメント移
動終了後に前記バッファメモリ内の未使用の領域を一つ
にまとめて管理する空き領域管理手段を備えることを特
徴とする。
【0019】本願第4の発明のディスク装置は、情報を
記録再生するディスク媒体とホストシステムへのインタ
フェースとの間に、一時的に情報を記録するためのバッ
ファメモリを備え、前記バッファメモリはセグメントに
よって構成されるディスク装置において、バッファメモ
リ内の各セグメントへのアクセスを、ホストシステム側
から設定される基本単位サイズで管理するデータ基本管
理手段を備えることを特徴とする。
【0020】本願第5の発明のディスク装置は、情報を
記録再生するディスク媒体とホストシステムへのインタ
フェースとの間に、一時的に情報を記録するためのバッ
ファメモリを備え、前記バッファメモリはリングバッフ
ァ構造のセグメントによって構成されるディスク装置に
おいて、外部からのトリガ入力が入るまでバッファメモ
リからディスク媒体へのデータ書き込み転送を制限する
ディスク転送制限手段を備えることを特徴とする。
【0021】本願第6の発明のディスク装置は、情報を
記録再生するディスク媒体とホストシステムへのインタ
フェースとの間に、一時的に情報を記録するためのバッ
ファメモリを備え、前記バッファメモリはセグメントに
よって構成されるディスク装置において、ディスク媒体
へのアクセスエラーが発生した場合、エラーしたデータ
を前記バッファメモリ内の別のデータで置き換えて転送
するデータ補間手段を有し、前記データ補間手段には、
各セグメント毎にホストシステムから設定されるデータ
の基本単位サイズを記憶するデータ基本サイズ記憶手段
と、各セグメントに入出力するデータ量をカウントし前
記データ基本サイズ記憶手段で記憶している基本単位サ
イズ間隔で、セグメントへのアクセスアドレス位置を記
憶するデータカウント手段と、ディスク媒体へのアクセ
スエラーが発生した時の前記データカウント手段の値を
記憶するエラー位置記憶手段と、ホストインタフェース
側から要求されるバッファメモリへのアクセス位置と前
記エラー位置記憶手段を比較するエラー比較手段と、前
記エラー比較手段の結果からホストインタフェース側か
らのバッファメモリのアクセスアドレスを決定するホス
トアドレスポインタ決定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0022】また、本願第7の発明のバッファ管理方法
は、情報を記録再生するディスク媒体とホストシステム
へのインタフェースとの間に、一時的に情報を記録する
ためのバッファメモリを備え、前記バッファメモリはリ
ングバッファ構造のセグメントによって構成されるディ
スク装置で、前記バッファメモリ内のセグメントの位置
を移動させることが可能なセグメント管理方法におい
て、ホストインタフェース側からのバッファメモリへの
アクセス位置であるホストアドレスと、ディスク媒体側
からのバッファメモリへのアクセス位置であるディスク
アドレスと、前記ホストアドレスと前記ディスクアドレ
スを比較する第1のアドレス比較工程と、前記ホストア
ドレス及び前記ディスクアドレスを各セグメントの最後
尾アドレスと比較する第2のアドレス比較工程と、前記
第1のアドレス比較工程の比較結果に応じて各セグメン
トの先頭アドレスを変更するセグメント先頭アドレス変
更工程と、前記セグメント先頭アドレス変更工程後、前
記第2のアドレス比較工程の比較結果に応じてセグメン
トの最後尾アドレスを変更するセグメント最後尾アドレ
ス変更工程を有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク装置
及びバッファ管理方法について、図面を用いて詳細に説
明する。
【0024】(実施の形態1)図1に本願第1、2およ
び3の発明のディスク装置及び本願第7の発明のバッフ
ァ管理方法について(実施の形態1)の概略図を示す磁
気ディスク装置を例に説明する。
【0025】磁気ディスク装置100は、情報を磁化パ
ターンとして記録するメディアと磁化信号として記録す
るヘッドから構成される磁気ディスク109と、ヘッド
からの信号を増幅するためのヘッドアンプ108と、ヘ
ッドを磁気ディスク109の所定の場所へ位置決めする
ための制御をおこなう制御回路107と、複数のセグメ
ントからなるバッファメモリ103と、バッファメモリ
103を制御するためのバッファコントローラ110
と、ホストシステムからのコマンドを送受信するための
制御をおこなうホストインタフェース102と、ホスト
システムからのコマンドを処理するための、装置全体の
制御をおこなうCPU101から構成される。バッファ
メモリ103は、リングバッファ構造の複数のセグメン
ト領域から構成され、各セグメントには各ホストシステ
ムからのデータがそれぞれ割り付けられる。バッファコ
ントローラ110は、バッファメモリ103が複数のセ
グメント領域から構成されために、セグメント情報を管
理するためのレジスタで構成されるセグメントテーブル
106、レジスタブロック104、比較器105を備え
る。
【0026】ホストシステムからのコマンドは、ホスト
インタフェース102で受理され、受理されたコマンド
の解釈はCPU101でおこなわれる。リードコマンド
の場合、制御回路107を通して、磁気ディスク109
からデータを読み出し、ヘッドアンプ108、バッファ
コントローラを通じてバッファメモリ103に書き込ま
れる。バッファメモリ103に書き込まれたデータは、
ホストインタフェース102を通じてホストシステムに
データ転送される。ライトコマンドの場合、バッファコ
ントローラ110を通じてバッファメモリ103にデー
タが書き込まれ、書き込まれたデータは制御回路107
を通じて磁気ディスク109に送られる。
【0027】次にバッファコントローラ110での詳細
な処理について説明する。図2は、図1におけるセグメ
ントテーブル106とレジスタブロック104の詳細を
示す図である。レジスタで構成されるセグメントテーブ
ル201は、バッファメモリ200のセグメントを管理
するテーブルで、ここではバッファメモリ内の3つのセ
グメントの開始アドレス及び終了アドレスと、セグメン
トサイズ及びリード/ライトセグメントの区別を管理し
ている。レジスタブロック202には、ホストアドレス
記憶手段にあたるバッファメモリの各セグメントに対す
るホストインタフェース側からのアクセスアドレス(ホ
ストアドレスポインタ)、ディスクアドレス記憶手段に
あたる磁気ディスク側からのアクセスアドレス(ディス
クアドレスポインタ)をそれぞれレジスタに管理する。
ここでは、セグメント1は0H〜2FFFHまでのセグ
メントサイズ3000Hの領域をライトセグメント領域
として処理し、ディスク側のアクセスアドレスは100
0H、ホスト側からアクセスアドレスは1100Hであ
ることを示している。セグメント2は、3000H〜4
FFFHまでのセグメントサイズ2000Hの領域をラ
イトセグメント領域として管理し、ホスト及びディスク
側からのアクセスはおこなっていない。つまり、セグメ
ント2の領域は、空き領域の状態であることを示す。セ
グメント3は、5000H〜64FFHまでのセグメン
トサイズ1500Hの領域をリードセグメント領域とし
て処理し、ディスク側からのアクセスアドレスは600
0H、ホスト側からのアクセスアドレスは5500Hを
示している。
【0028】転送開始の場合には、セグメント、セグメ
ントサイズ、セグメント開始アドレス、セグメント終了
アドレス、リード/ライトセグメントの設定をセグメン
トテーブルに設定する。コマンドをホストインタフェー
ス102で受理すると、CPU101はセグメントテー
ブル106に従って、バッファメモリの目的のセグメン
トにデータ転送をおこなう。データ転送が完了すると、
レジスタブロック104内のディスクアドレスポインタ
及びホストアドレスポインタを解放し、N.A.(No
n Address)を表す値を設定し、空きセグメン
トにする。
【0029】空きセグメントが発生すると、空き領域に
つづくセグメントの有無、種類(リードセグメントかラ
イトセグメントか)を調べ、セグメント移動手段によ
り、空きセグメント領域にアクセス中のセグメントのセ
グメント開始アドレス及びセグメント終了アドレスを割
り当てる(この場合、各セグメントに対するディスクア
ドレスポインタとホストアドレスポインタは、それぞれ
管理しているので、ホスト側のアクセスとディスク側か
らのアクセスが同じセグメントを処理しておく必要がな
く、二つのセグメントに別々にアクセス中であってもよ
い。)。
【0030】詳しく説明すると、空きセグメントが発生
すると、まず移動させるセグメントのディスクアドレス
ポインタとホストアドレスポインタを第1のアドレス比
較手段の比較器により比較する。リードセグメントの場
合、ディスクアドレスポインタがホストアドレスポイン
タより大きい場合、セグメント先頭アドレス変更手段に
より、セグメント開始アドレスを空きセグメントの開始
アドレス値に設定する。その後、ディスクアドレスポイ
ンタとホストアドレスポインタがセグメント終了アドレ
スに達するかどうかを第2のアドレス比較手段の比較器
により比較して検出し、達したら開始アドレスに対して
ロールバックするので、セグメント最後尾アドレス変更
手段により、セグメント終了アドレスをセグメント開始
アドレスにセグメントサイズを加えた値に更新する。ラ
イトセグメントの場合、ホストアドレスポインタがディ
スクアドレスポインタより大きい場合、セグメント開始
アドレスを空きセグメントの開始アドレス値に設定す
る。その後、ディスクアドレスポインタとホストアドレ
スポインタがセグメント終了アドレスに達したら、開始
アドレスに対してロールバックするので、その際、終了
アドレスをセグメント開始アドレスとセグメントサイズ
を加えた値に更新する。
【0031】図3は、図2の状態のバッファ状態の本発
明のディスク装置において、セグメント移動手段によっ
てセグメント移動を実施した場合のバッファ状態を示し
た図である。図2において、セグメント2に空き領域が
発生した場合、そのセグメントに引き続くセグメントで
あるセグメント3(リードセグメント)のディスクアド
レスポインタとホストアドレスポインタを比較器105
によって比較する。本実施形態では、ディスクアドレス
ポインタがホストアドレスポインタより大きいので、図
3のようにセグメントテーブル301のセグメント3の
開始アドレスを5000Hから3000Hに変更する。
その後、ディスクアドレスポインタとホストアドレスポ
インタがセグメント終了アドレス64FFHに達した
ら、セグメント開始アドレス3000Hにロールバック
する。
【0032】その際、セグメント終了アドレスを、64
FFHからセグメント開始アドレス(3000H)にセ
グメントサイズ(1500H)を加えた44FFHに変
更する。そして、空き領域管理手段であるところのセグ
メントテーブル301中の空き領域管理のレジスタに、
空き領域の開始アドレス4500Hと終了アドレスFF
FFFFH及び空き領域サイズとしてFFBB00Hを
設定する。
【0033】このように処理をおこなうことでバッファ
メモリ内の使用中のセグメントと空き領域は管理され
る。また、新たに転送を開始する場合は、セグメント領
域確保手段により使用中のセグメント領域と空き領域の
セグメントとの境界アドレスであるセグメントテーブル
301の空き領域の開始アドレスを保持するレジスタか
ら、新セグメントの開始アドレスを決定してセグメント
テーブル301のレジスタに設定する。
【0034】例えばセグメント4を新たに1000Hの
サイズで確保する場合には、空き領域が4500Hから
であるので、アドレス4500Hから1000Hの領域
だけ確保する。
【0035】図4はセグメント管理方法の処理シーケン
スをフローチャートにしたものである。フローチャート
401から404はリードセグメントに対する処理を示
し、フローチャート405から408は、ライトセグメ
ントに対する処理を示す。
【0036】フローチャート401及び405は、第1
のアドレス比較工程であるところのホストアドレスポイ
ンタとディスクアドレスポインタの比較処理を示し、条
件が成立しない場合は成立するまで繰り返す。フローチ
ャート402及び406は、セグメント先頭アドレス変
更工程であるところのセグメント開始アドレスを空き領
域のセグメント開始アドレスに変更する処理を示す。フ
ローチャート403及び407は、第2のアドレス比較
工程であるところのホストアドレスポインタ及びディス
クアドレスポインタに終了アドレスに到達したかどうか
の比較処理を示し、条件が成立しない場合には繰り返
す。フローチャート404及び408は、セグメント最
後尾アドレス変更工程であるところの終了アドレスを空
き領域の終了アドレスに変更する処理を示す。
【0037】以上のように、バッファ内に空き領域が発
生した場合、引き続くセグメントの管理領域を動的にシ
フトすることで、空き領域を統合し効率よくセグメント
領域確保が可能になる。
【0038】なお、本実施形態においては磁気ディスク
装置を例に説明したが、本発明は磁気ディスク装置に限
定されるものではなく、他のディスク装置にも適用可能
である。また、本実施例では、セグメント移動手段は空
セグメントが発生してから起動されたが、外部からのト
リガ等によって手動でおこなってもよい。
【0039】(実施の形態2)図6に本願第4および第
5の発明のディスク装置及びバッファ管理方法について
について(実施の形態2)の概略図を示す磁気ディスク
装置を例に説明する。
【0040】磁気ディスク装置600は、情報を磁化パ
ターンとして記録するメディアと磁化信号として記録す
るヘッドから構成される磁気ディスク609と、ヘッド
からの信号を増幅するためのヘッドアンプ608と、ヘ
ッドを磁気ディスク609の所定の場所へ位置決めする
ための制御をおこなう制御回路607と、複数のセグメ
ントからなるバッファメモリ603と、バッファメモリ
603を制御するためのバッファコントローラ611
と、ホストシステムからのコマンドを送受信するための
制御をおこなうホストインタフェース602と、ホスト
システムからのコマンドを処理するための、装置全体の
制御をおこなうCPU601から構成される。
【0041】バッファメモリ603は、リングバッファ
構造の複数のセグメント領域から構成され、各セグメン
トには各ホストシステムからのデータがそれぞれ割り付
けられる。バッファコントローラ611は、バッファメ
モリ603が複数のセグメント領域から構成されため
に、セグメント情報を管理するためのレジスタで構成さ
れるセグメントテーブル606、レジスタブロック60
4、比較器605、バッファメモリ603に入出力する
データ量をバイトカウントするデータカウント手段であ
るところのバイトカウンタ610を備える。また、バッ
ファコントローラには、外部トリガ手段であるところの
外部トリガ用の信号ライン612を備える。
【0042】ホストシステムからの画像及び音声データ
用のコマンドは、ホストインタフェース602で受理さ
れ、受理されたコマンドの解釈はCPU601でおこな
われる。リードコマンドの場合、制御回路607を通し
て、磁気ディスク609からデータを読み出し、ヘッド
アンプ608、バッファコントローラ611を通じてバ
ッファメモリ603に書き込まれる。この際、バッファ
コントローラ内では、バッファメモリ603に入出力す
るデータ量をカウントしており、それに応じて各フレー
ムアドレスレジスタを更新する。バッファメモリ603
に書き込まれたデータは、ホストインタフェース602
を通じてホストシステムにデータ転送される。ライトコ
マンドの場合、バッファコントローラ611を通じてバ
ッファメモリ103にデータが書き込まれ、書き込まれ
たデータは制御回路607を通じて磁気ディスク609
に送られる。
【0043】図7は、フレームアドレス管理を説明する
ための概念図である。本図を用いてバッファコントロー
ラ611の詳細処理について説明する。レジスタで構成
されたセグメントテーブル701は、セグメントを管理
するテーブルで、ここでは3つのセグメントのバッファ
メモリでの開始アドレス及び終了アドレスと、セグメン
トサイズ、フレームサイズをデータ基本サイズ記憶手段
であるところのレジスタに管理している。(但し、フィ
ールド単位で処理する場合、フレームサイズのレジスタ
にフィールドサイズを記憶するレジスタとして使用して
もよい。)レジスタブロック702には、バッファメモ
リの各セグメントに対するホストインタフェース側から
のアクセスアドレス(ホストアドレスポインタ)、磁気
ディスク側からのアクセスアドレス(ディスクアドレス
ポインタ)と、ホストアドレスポインタが示すフレーム
のアドレス(ホストフレームアドレス)、ディスクアド
レスポインタが示すフレームのアドレス(ディスクフレ
ームアドレス)を管理している。
【0044】セグメントテーブル701の例では、セグ
メント1は0H〜2FFFHまでの領域で、セグメント
サイズ3000H、フレームサイズ300H、セグメン
ト2は3000H〜4FFFHまでの領域で、セグメン
トサイズ2000H、フレームサイズ200H、セグメ
ント3は5000H〜64FFHの領域で、セグメント
サイズ1500H、フレームサイズ200Hである。ま
た、セグメント1のディスクアドレスポインタ1000
H、ホストアドレスポインタ1400H、ホストフレー
ムアドレス900H、ディスクフレームアドレス120
0H、セグメント2のディスクアドレスポインタ420
0H、ホストアドレスポインタ3200H、ホストフレ
ームアドレス4200H、ディスクフレームアドレス3
200H、セグメント3のディスクアドレスポインタ5
150H、ホストアドレスポインタ5550H、ホスト
フレームアドレス5400H、ディスクフレームアドレ
ス5000Hを示している。
【0045】転送開始の場合には、セグメント、セグメ
ントサイズ、セグメント開始アドレス、セグメント終了
アドレス、フレームサイズをホストシステムからデータ
基本サイズ記憶手段であるところのレジスタに設定す
る。
【0046】コマンドをホストインタフェース602で
受理すると、CPU601はセグメントテーブル606
に従って、バッファメモリの目的のセグメントにデータ
転送をおこなう。データ転送が完了すると、レジスタブ
ロック104内のディスクアドレスポインタ及びホスト
アドレスポインタを解放し、N.A.(Non Add
ress)を表す値を設定し、空きセグメントにする。
【0047】バッファ700のように、ライトコマンド
がセグメント3に対しておこなれている場合、ホストイ
ンタフェースから入力されるデータは、レジスタブロッ
ク702のホストアドレスポインタによってバッファ上
のアドレス位置を管理され、ディスクへのデータ転送
は、ディスクアドレスポインタによって同様に管理され
る。その際、フレームサイズでセグメント内のデータを
アクセスできるように、データ基本管理手段であるとこ
ろのホストフレームアドレスとディスクアドレスポイン
タを管理するレジスタを用意する。そして、バッファコ
ントローラ611内のバイトカウンタ610は、バッフ
ァメモリ603に対して入出力されるデータ量をカウン
トする。例えば、ホストインタフェースからのデータが
バッファに対して送られる場合、データカウント手段で
あるところのバイトカウンタ610はそのデータ量をカ
ウントし、セグメントテーブル701に定義されている
フレームサイズと比較器605において比較する。バイ
トカウンタがフレームサイズに達すると、バイトカウン
タを0にリセットし、レジスタブロック702のホスト
フレームアドレスをフレームサイズ分加えた値に更新す
る。そして再び、データ量をカウントする。同様にディ
スク側からのデータもカウントしディスクフレームアド
レスを算出する。このように、バイトカウンタデータ量
を管理することにより、バッファ内のデータに対してフ
レーム単位でのアクセスを可能にする。
【0048】また、図5はディスク転送制限手段を用い
てプリレコーディング機能を説明するための図である。
セグメントテーブル501においてセグメント3はプリ
レコーディングセグメントとして設定されている。ディ
スク転送制限手段では、はじめレジスタブロック502
のセグメント3のディスクアドレスポインタは、N.
A.(Non Address)を示す値に設定し、デ
ィスクへの書き込み転送を制限された状態にセットされ
る。そして、図6中の外部トリガ入力手段である外部ト
リガ入力ライン612よりトリガ入力が入った場合、デ
ィスク転送開始決定手段であるところのディスクアドレ
スポインタ演算器により、ホストフレームアドレスのア
ドレス位置の基づいてディスクフレームアドレスが決定
し、ディスクアドレスポインタのレジスタを設定する。
このレジスタへの入力後から転送が開始される。
【0049】図11は、本ディスク転送制限手段である
ところのデータ基本サイズ記憶手段、外部トリガ手段、
ディスク転送開始決定手段を説明する図である。110
0においてトリガ入力の際のオフセット値を設定する。
【0050】1101では、外部トリガ入力手段である
ところのトリガ入力612を待機しておき、トリガが入
力されると、1102ではディスク転送開始決定手段で
あるところの演算器により、データ基本サイズ記憶手段
であるところのフレームアドレスを記憶するレジスタに
対して次の演算がおこなわれる。
【0051】 ディスクアドレスポインタ(ディスクフレームアドレス) = ホストフレームアドレス + オフセット値 ・・・(数1) 但し、オフセット値は通常フレームサイズの定倍で設定
される(オフセット= n × フレームサイズ)。
【0052】ディスクアドレスが決定されると、110
3においてディスクへの転送を開始する。
【0053】このようにディスクへの書き込み転送を制
限する処理と、トリガ入力処理と、ディスクアドレスポ
インタをホストフレームアドレスにより決定する処理を
構成することによりプリレコーディング機能を磁気ディ
スク装置内部のコントローラにより実現する。
【0054】なお、本実施形態においては磁気ディスク
装置によって説明したが、本発明は磁気ディスク装置に
限定されるものではなく、他のディスク装置にも適用可
能である。また、本実施例でフレームサイズで処理した
値のデータは、フィールドサイズで扱っても同様な効果
が得られるため、フレームサイズで処理することに限定
したものではない。
【0055】(実施の形態3)図8に本願第6の発明の
ディスク装置及びバッファ管理方法について(実施の形
態3)の概略図を示す磁気ディスク装置を例に説明す
る。
【0056】磁気ディスク装置800は、情報を磁化パ
ターンとして記録するメディアと磁化信号として記録す
るヘッドから構成される磁気ディスク809と、ヘッド
からの信号を増幅するためのヘッドアンプ808と、ヘ
ッドを磁気ディスク809の所定の場所へ位置決めする
ための制御とアクセスエラーを検出できる制御回路80
7と、複数のセグメントからなるバッファメモリ803
と、バッファメモリ803を制御するためのバッファコ
ントローラ811と、ホストシステムからのコマンドを
送受信するための制御をおこなうホストインタフェース
802と、ホストシステムからのコマンドを処理するた
めの、装置全体の制御をおこなうCPU801から構成
される。バッファメモリ803は、複数のセグメント領
域から構成され、各セグメントには各ホストシステムか
らのデータがそれぞれ割り付けられる。
【0057】バッファコントローラ811は、バッファ
メモリ803が複数のセグメント領域から構成されため
に、セグメント情報を管理するためのレジスタで構成さ
れるセグメントテーブル806、レジスタブロック80
4、エラー比較手段であるところの比較器805、バッ
ファメモリ803に入出力するデータ量をバイトカウン
トするデータカウント手段であるところのバイトカウン
タ810、エラー位置記憶手段812を備える。
【0058】図9は、フレームアドレス管理を説明する
ための概念図である。本図を用いてバッファコントロー
ラ911の詳細処理について説明する。セグメントテー
ブル901は、セグメントを管理するテーブルで、ここ
では3つのセグメントのバッファメモリでの開始アドレ
ス及び終了アドレスと、セグメントサイズ、フレームサ
イズをデータ基本サイズ記憶手段であるところのレジス
タに管理している。レジスタブロック902には、バッ
ファメモリの各セグメントに対するホストインタフェー
ス側からのアクセスアドレス(ホストアドレスポイン
タ)、磁気ディスク側からのアクセスアドレス(ディス
クアドレスポインタ)と、ホストアドレスポインタが示
すフレームのアドレス(ホストフレームアドレス)、デ
ィスクアドレスポインタが示すフレームのアドレス(デ
ィスクフレームアドレス)を管理している。エラー位置
記憶手段であるところのエラーフレームアドレス900
を記憶するレジスタには、エラー時が発生した場合のデ
ィスクフレームアドレスを記憶する。
【0059】セグメントテーブル901の例では、セグ
メント1は0H〜2FFFHまでの領域で、セグメント
サイズ3000H、フレームサイズ300H、セグメン
ト2は3000H〜4FFFHまでの領域で、セグメン
トサイズ2000H、フレームサイズ200H、セグメ
ント3は5000H〜64FFHの領域で、セグメント
サイズ1500H、フレームサイズ200Hである。
【0060】また、セグメント1のディスクアドレスポ
インタ1000H、ホストアドレスポインタ1400
H、ホストフレームアドレス900H、ディスクフレー
ムアドレス1200H、セグメント2のディスクアドレ
スポインタ4200H、ホストアドレスポインタ320
0H、ホストフレームアドレス4200H、ディスクフ
レームアドレス3200H、セグメント3のディスクア
ドレスポインタ5450H、ホストアドレスポインタ5
850H、ホストフレームアドレス5400H、ディス
クフレームアドレス5800Hを示している。 図8に
おいて制御回路807によってリードエラーが検出され
た場合、データカウント手段であるところのバイトカウ
ンタ810から、エラー位置記憶手段812に、エラー
発生時ののディスクフレームアドレスが記憶される。図
9を用いて詳細に説明すると、セグメント3に対してリ
ード処理を行っている場合、エラー発生するとレジスタ
ブロック902が管理しているディスクフレームアドレ
ス(5800H)が、制御回路からのエラー割り込みに
より、エラーフレームアドレス900に記憶される。こ
の時のセグメント3の状態を示した図が図10の100
1である。このときのディスクアドレスポインタは、5
850Hを指しており、そのときのディスクフレームア
ドレスが5800Hを示し、これがレジスタブロックに
管理されている。そして、エラーが検出されると、ディ
スクフレームアドレス5800Hがエラーフレームアド
レスとして記憶される。
【0061】エラー位置記憶手段812にエラーが記憶
された後、ホストインタフェース802からデータリー
ド要求がおこなわれた場合、目的のデータがあるアドレ
スをアクセスする前に、レジスタブロック804の中の
エラーフレームアドレス900を調べ、アクセス要求の
アドレスがエラーフレームでないかどうかを調べる。つ
まり、ホストアドレスポインタとエラーフレームアドレ
スをエラー比較手段であるところの比較器805によっ
て比較し、エラーフレームアドレスと一致しなければ、
ホストアドレスポインタはそのままアクセスを許可さ
れ、エラーフレームアドレスと一致した場合は、アクセ
ス先のデータがエラーフレームであるとし、そのアドレ
スをアクセスしないようにする。
【0062】図10の1002は、ホストアドレスポイ
ンタがエラーフレームをアクセスする場合の図である。
この場合、ホスト側がまさにエラーフレーム5800H
をアクセスしようとしているので、比較器805によっ
てそれが検出されると、ホストアドレスポインタ決定手
段であるところの演算器において、ホストアドレスポイ
ンタがアクセスしようとしているアドレス値にフレーム
サイズを減算し、演算したアドレスに対してアクセスす
る。つまり、一つ前のフレームをホストアドレスポイン
タに設定してアクセスすることになる。
【0063】図12はデータ補間手段であるところのデ
ータ基本サイズ記憶手段、外部トリガ手段およびディス
ク転送開始決定手段でおこなうセグメントの補間フレー
ム処理を説明する図である。
【0064】セグメントアドレス5800Hがエラーフ
レームであるとき、その前フレームであるセグメントア
ドレス5600Hのフレームデータをアクセスすること
で、エラーフレームを出力させないようにする。このよ
うにすることでエラーフレームの再生による画像乱れを
なくす。また、図12中に示すようにアクセスしようと
するアドレス値にフレームサイズを加算して一つ先のフ
レームデータをアクセスしてもよい。この場合、先フレ
ームの位置のデータをアクセスすることになる。
【0065】このように、エラー時のフレームアドレス
を記憶してゆき、エラーフレームの再生時に前後フレー
ムで補間するデータ補間手段を導入することにより、画
像を乱れさせない再生を実現する。
【0066】なお、本実施形態においては磁気ディスク
装置によって説明したが、本発明は磁気ディスク装置に
限定されるものではなく、他のディスク装置にも適用可
能である。また、本実施例でフレームサイズで処理した
値のデータは、フィールドサイズで扱っても同様な効果
が得られるため、フレームサイズで処理することに限定
したものではない。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、本
ディスク装置及びバッファ管理方法により、バッファメ
モリ内のセグメント管理が効率的に行え、また映像・音
声データをバッファメモリを介しての記録再生時のデー
タ操作がが容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスク装置のブロック図
【図2】セグメントテーブルとレジスタブロックの説明
【図3】セグメントテーブルとレジスタブロックの説明
【図4】セグメント管理方法のフローチャート
【図5】セグメントテーブルとレジスタブロックの説明
【図6】本発明を適用したディスク装置のブロック図
【図7】セグメントテーブルとレジスタブロックの説明
【図8】本発明を適用したディスク装置のブロック図
【図9】セグメントテーブルとレジスタブロックの説明
【図10】エラー発生時のセグメント状態を説明するた
めの説明図
【図11】ディスクフレームアドレスを決定するための
フローチャート
【図12】補間フレームを説明するための概念図
【符号の説明】
109,609,809 磁気ディスク 108,608,808 アンプ 107,607,807 制御回路 101,601,801 CPU 110,611,811 バッファコントローラ 102,602,802 ホストインタフェース 103,603,803 バッファメモリ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録再生するディスク媒体とホス
    トシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報
    を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッファ
    メモリ内はリングバッファ構造のセグメントによって構
    成されるディスク装置において、前記バッファメモリ内
    のセグメントの位置を移動させるセグメント移動手段を
    備えることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 情報を記録再生するディスク媒体とホス
    トシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報
    を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッファ
    メモリ内はリングバッファ構造の複数のセグメントによ
    って構成されるディスク装置において、ある一つのセグ
    メントへのアクセスが完了した状態をトリガにして、他
    のセグメントの位置を移動させるセグメント移動手段を
    備えることを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 情報を記録再生するディスク媒体とホス
    トシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報
    を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッファ
    メモリ内はリングバッファ構造の複数のセグメントによ
    って構成されるディスク装置において、前記バッファメ
    モリ内のセグメントの位置を移動させるセグメント移動
    手段と、セグメント移動終了後に前記バッファメモリ内
    の未使用の領域を一つにまとめて管理する空き領域管理
    手段を備えることを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 空き領域管理手段は、バッファメモリ内
    のアクセスが完了していないセグメント領域と未使用の
    領域の境界アドレス値を管理し、新たなセグメント領域
    の確保時に、境界アドレス値から領域を確保するセグメ
    ント領域確保手段を備えること特徴とする請求項3記載
    のディスク装置。
  5. 【請求項5】 セグメント移動手段は、ホストインタフ
    ェース側からのバッファメモリへのアクセス位置を記憶
    するホストアドレス記憶手段と、ディスク媒体側からの
    バッファメモリへのアクセス位置を記憶するディスクア
    ドレス記憶手段と、前記ホストアドレス記憶手段と前記
    ディスクアドレス記憶手段を比較する第1のアドレス比
    較手段と、前記ホストアドレス記憶手段及び前記ディス
    クアドレス記憶手段をバッファメモリ内の各セグメント
    の最後尾アドレスと比較する第2のアドレス比較手段
    と、前記第1のアドレス比較手段の比較結果に応じて、
    バッファメモリ内の各セグメントの先頭アドレスを変更
    するセグメント先頭アドレス変更手段と、前記第2のア
    ドレス比較手段の比較結果に応じて、バッファメモリ内
    の各セグメントの最後尾アドレスを変更するセグメント
    最後尾アドレス変更手段を備えることを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 セグメント先頭アドレス変更手段は、第
    1のアドレス比較手段の比較結果に応じて、セグメント
    の先頭アドレスを別のセグメントの先頭アドレスに変更
    することを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 セグメント最後尾アドレス変更手段は、
    前記第2のアドレス比較手段の比較結果に応じて、セグ
    メント最後尾アドレスをセグメント先頭アドレスにセグ
    メントサイズを加算したアドレス値に変更することを特
    徴とする請求項5または6記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 情報を記録再生するディスク媒体とホス
    トシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情報
    を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッファ
    メモリはリングバッファ構造のセグメントによって構成
    されるディスク装置で、前記バッファメモリ内のセグメ
    ントの位置を移動させることが可能なセグメント管理方
    法において、ホストインタフェース側からのバッファメ
    モリへのアクセス位置であるホストアドレスと、ディス
    ク媒体側からのバッファメモリへのアクセス位置である
    ディスクアドレスと、前記ホストアドレスと前記ディス
    クアドレスを比較する第1のアドレス比較工程と、前記
    ホストアドレス及び前記ディスクアドレスを各セグメン
    トの最後尾アドレスと比較する第2のアドレス比較工程
    と、前記第1のアドレス比較工程の比較結果に応じて各
    セグメントの先頭アドレスを変更するセグメント先頭ア
    ドレス変更工程と、前記セグメント先頭アドレス変更工
    程後、前記第2のアドレス比較工程の比較結果に応じて
    セグメントの最後尾アドレスを変更するセグメント最後
    尾アドレス変更工程を有することを特徴とするバッファ
    管理方法。
  9. 【請求項9】 セグメント先頭アドレス変更工程は、第
    1のアドレス比較工程の比較結果に応じて、各セグメン
    トの先頭アドレスを別のセグメントの先頭アドレスに変
    更することを特徴とする請求項8記載のバッファ管理方
    法。
  10. 【請求項10】 セグメント最後尾アドレス変更工程
    は、第2のアドレス比較工程の比較結果に応じて、セグ
    メント最後尾アドレスをセグメント先頭アドレスにセグ
    メントサイズを加算したアドレス値に変更することを特
    徴とする請求項8または9記載のバッファ管理方法。
  11. 【請求項11】 情報を記録再生するディスク媒体とホ
    ストシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情
    報を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッフ
    ァメモリはセグメントによって構成されるディスク装置
    において、バッファメモリ内の各セグメントへのアクセ
    スを、ホストシステム側から設定される基本単位サイズ
    で管理するデータ基本管理手段を備えることを特徴とす
    るディスク装置。
  12. 【請求項12】 データ基本管理手段は、各セグメント
    毎にホストシステムから設定されるデータの基本単位サ
    イズを記憶するデータ基本サイズ記憶手段と、各セグメ
    ントに入出力するデータ量をカウントし前記データ基本
    サイズ記憶手段で記憶している基本単位サイズ間隔で、
    セグメントへのアクセスアドレス位置を記憶するデータ
    カウント手段を備えることを特徴とする請求項11記載
    のディスク装置。
  13. 【請求項13】 情報を記録再生するディスク媒体とホ
    ストシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情
    報を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッフ
    ァメモリはリングバッファ構造のセグメントによって構
    成されるディスク装置において、外部からのトリガ入力
    が入るまでバッファメモリからディスク媒体へのデータ
    書き込み転送を制限するディスク転送制限手段を備える
    ことを特徴とするディスク装置。
  14. 【請求項14】 ディスク転送制限手段は、各セグメン
    ト毎にホストシステムから設定されるデータの基本単位
    サイズを記憶するデータ基本サイズ記憶手段と、各セグ
    メントに入出力するデータ量をカウントし前記データ基
    本サイズ記憶手段で記憶している基本単位サイズ間隔
    で、セグメントへのアクセスアドレス位置を記憶するデ
    ータカウント手段と、外部トリガ入力手段と、前記外部
    トリガ入力手段からの入力に同期してディスク媒体への
    転送開始アドレスを決定するディスク転送開始決定手段
    を備えることを特徴とする請求項13記載のディスク装
    置。
  15. 【請求項15】 情報を記録再生するディスク媒体とホ
    ストシステムへのインタフェースとの間に、一時的に情
    報を記録するためのバッファメモリを備え、前記バッフ
    ァメモリはセグメントによって構成されるディスク装置
    において、ディスク媒体へのアクセスエラーが発生した
    場合、エラーしたデータを前記バッファメモリ内の別の
    データで置き換えて転送するデータ補間手段を有し、前
    記データ補間手段には、各セグメント毎にホストシステ
    ムから設定されるデータの基本単位サイズを記憶するデ
    ータ基本サイズ記憶手段と、各セグメントに入出力する
    データ量をカウントし前記データ基本サイズ記憶手段で
    記憶している基本単位サイズ間隔で、セグメントへのア
    クセスアドレス位置を記憶するデータカウント手段と、
    ディスク媒体へのアクセスエラーが発生した時の前記デ
    ータカウント手段の値を記憶するエラー位置記憶手段
    と、ホストインタフェース側から要求されるバッファメ
    モリへのアクセス位置と前記エラー位置記憶手段を比較
    するエラー比較手段と、前記エラー比較手段の結果から
    ホストインタフェース側からのバッファメモリのアクセ
    スアドレスを決定するホストアドレスポインタ決定手段
    とを備えることを特徴とするディスク装置。
  16. 【請求項16】 ホストアドレスポインタ決定手段は、
    エラー比較手段の結果が一致した場合、ホストインタフ
    ェース側からの要求されるバッファメモリへのアクセス
    位置に基本単位サイズを加算あるいは減算した位置に変
    更してアクセスすることを特徴とした請求項15記載の
    ディスク装置。
  17. 【請求項17】 セグメント内に入出力されるデータは
    画像・音声データで、前記データ基本サイズ記憶手段が
    記憶する基本単位サイズが画像フレームサイズであるこ
    とを特徴とする請求項12、14、15または16記載
    のディスク装置。
  18. 【請求項18】 セグメント内に入出力されるデータは
    画像・音声データで、前記データ基本サイズ記憶手段が
    記憶する基本単位サイズが画像フィールドサイズである
    ことを特徴とする請求項12、14、15または16記
    載のディスク装置。
  19. 【請求項19】 ディスク装置は、ハードディスク装置
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、11、12、13、14、15、16、17ま
    たは18記載のディスク装置。
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