JP2001222380A - 外部記憶装置とそれを備えた情報処理システム - Google Patents

外部記憶装置とそれを備えた情報処理システム

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JP2001222380A
JP2001222380A JP2000029286A JP2000029286A JP2001222380A JP 2001222380 A JP2001222380 A JP 2001222380A JP 2000029286 A JP2000029286 A JP 2000029286A JP 2000029286 A JP2000029286 A JP 2000029286A JP 2001222380 A JP2001222380 A JP 2001222380A
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JP2000029286A
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Motoyasu Tsunoda
元泰 角田
Yukie Hiratsuka
幸恵 平塚
Shinya Iguchi
慎也 井口
Manabu Nishikawa
西川  学
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスク装置等の外部記憶装置を含む
情報処理システムの最適化を図る。 【解決手段】 ハードディスク装置101とホスト装置
113との間で、ハードディスクの性能を決定付ける性
能パラメータ(スピンドル回転速度、キャッシュサイズ
等)を送受信する。ホスト装置113から、性能パラメ
ータの設定要求を受けると、ハードディスク装置101
は、指示された性能パラメータの再設定を行う。また、
ホスト装置113は、ハードディスク装置101から受
信したパラメータ情報に基づいて、ハードディスク装置
101に対するコマンドの実行時間を予測し、この予測
結果に基づいて、コマンドの並び替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置等の外部記憶装置を含む情報処理システムの最適化に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置の大容量化、
高速化に伴い、動画や音声をハードディスク装置に記録
/再生するシステムが提案されている。動画や音声とい
ったデータは、リアルタイム処理、即ち、データ転送の
帯域保証が必要になる。
【0003】そのため、例えば、特開平10−2223
10号公報に記載されている磁気ディスク装置では、実
行時間予測を行う入出力コマンドをホストコンピュータ
から受けると、同コマンド処理に必要な実行時間を予測
し、その結果がホストコンピュータの要求している最大
許容時間内であればコマンドを実行し、許容時間をオー
バーするようであればコマンドの実行を中止して、ホス
トコンピュータにその旨を通知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の技術
は、データ転送の帯域保証に主眼を置いており、ディス
ク装置それ自体は内部状態からコマンド実行時間を予測
するだけである。従って、ディスク装置がシステムの中
で最適な状態で稼働しているとは限らない。例えば、音
声を再生する場合、仮にディスク装置の転送帯域が十分
に保証されているならば、スピンドル回転速度を落とし
てディスク装置の発するノイズ音を低減することが望ま
しい場合もある。
【0005】また、上記公報記載の技術では、入出力コ
マンドが許容時間内に実行できない場合は、その旨がホ
ストコンピュータに通知されるが、ホストコンピュータ
は、コマンドを実際に発行しないとその結果が得られな
い。そのため、ディスク装置に対して無駄なコマンドが
発行される場合が生じる。また、システム全体でみた場
合、ディスク装置に対して、最適なタイミングでコマン
ドが発行されているとは限らない。
【0006】本発明の目的は、ハードディスク装置等の
外部記憶装置を含む情報処理システムが、ユーザの好み
に合わせて、若しくは各々のアプリケーションの実行が
最適化されるように稼動するための技術を提供すること
にある。
【0007】また、本発明の他の目的は、システムのパ
フォーマンスを向上させるために、外部記憶装置に対す
るコマンドの発行を最適化する技術を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る外部記憶装
置は、情報処理装置がアクセスを行う外部記憶装置であ
る。そして、前記情報処理装置との間で、自己の性能を
決定付ける性能情報を送受信する手段と、前記情報処理
装置から、前記性能情報の値の変更を要求を受けて、自
己の性能情報の値の変更を行う手段とを備えたことを特
徴とする。
【0009】また、本発明に係る情報処理システムは、
前記外部記憶装置と、当該外部記憶装置に対してアクセ
スを行う情報処理装置とを備えたことを特徴とする。こ
の場合において、情報処理装置は、例えば、システムの
初期化時や、アプリケーション実行時に、性能情報の変
更を要求する。
【0010】また、本発明に係る情報処理装置は、外部
記憶装置にアクセスを行う情報処理装置である。そし
て、前記外部記憶装置から、当該外部記憶装置の性能を
決定付ける性能情報を受信する手段と、前記外部記憶装
置に対するコマンドを複数個蓄えておくコマンドキュー
手段と、前記外部記憶装置から受信した性能情報に基づ
いて、前記コマンドキュー手段に蓄えられた各々のコマ
ンドについてコマンド実行時間を予測する手段と、予測
されたコマンド実行時間に基づいて、システムが最適化
されるようにコマンドキュー手段に格納されたコマンド
の実行順序を並べ替える手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】この場合において、前記外部記憶装置にア
クセスする他の情報処理装置から、前記外部記憶装置に
対するコマンドを受信し、前記コマンドキュー手段に格
納する手段を更に備えるようにしてもよい。
【0012】また、前記外部記憶装置に対するコマンド
は、データ転送の帯域保証が必要であることを示すフラ
グ情報を有し、当該フラグ情報を用いて、コマンドの実
行順序を並び替えるようにしてもよい。更に、コマンド
実行時間を予測した結果、前記フラグ情報を有したコマ
ンドについて、データ転送の帯域保証ができない場合
は、当該コマンドの実行を中止して、その旨をユーザに
通知するようにしてもよい。
【0013】また、前記外部記憶装置又は情報処理装置
に、情報処理装置が外部記憶装置に対して発行するコマ
ンドによって生じるデータ転送の量と、データ転送時間
から実効データ転送速度を計測する手段を備え、計測結
果を使って、コマンドの実行時間を予測するようにして
もよい。
【0014】また、本発明に係る情報処理システムは、
前記情報処理装置と、前記性能情報を前記情報処理装置
に送信する外部記憶装置とを備えることを特徴とする。
【0015】なお、外部記憶装置がディスク装置の場
合、前記性能情報としては、例えば、スピンドル回転速
度、キャッシュ制御モード、キャッシュサイズ、最大先
読みセクタ数、シーク時間算出式、セクタアドレス変換
式、予備セクタ数、ECC長、オンザフライECC訂正
数、ホスト転送速度等が挙げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。 《第1実施形態》まず、本発明の第1の実施形態につい
て説明する。
【0017】図1は、本発明を適用した情報処理システ
ムの構成を示す図である。同図に示すように、本情報処
理システムは、ホスト装置113(例えば、パーソナル
コンピュータ)と、外部記憶装置としてのハードディス
ク装置101とから成る。
【0018】本実施形態では、ホスト装置113とハー
ドディスク装置101との間のインタフェイスとして、
ATA(AT attachment)を想定しているが、他のイン
タフェイス(例えば、IEEE1394や、SSA(ser
ial storage architecture)、Fiber Chann
el等)も適応可能である。
【0019】ホスト装置113は、ホストCPU114
と、バスコントローラ115と、ホストRAM116
と、ホストインタフェイスコントローラ117とを備え
る。なお、当然のことながら、ホスト装置113は、そ
れ以外のコンポーネント、例えば、グラフィックスコン
トローラや、ネットワークコントローラや、フロッピー
ディスクコントローラ等を備えるようにしてもよい。
【0020】ホストCPU114は、ROM(不図示)
やホストRAM116に格納されたプログラムを実行す
ることにより、所定の処理を行う。バスコントローラ1
15は、ホストCPU114、ホストRAM116、ホ
ストインタフェイスコントローラ117間のデータ転送
を制御する。ホストインタフェイスコントローラ117
は、ハードディスク装置101とホストRAM116と
の間のデータ転送等を制御する。
【0021】一方、ハードディスク装置101は、ディ
スクCPU102と、ディスクインタフェイスコントロ
ーラ103と、ディスクコントローラ104と、ディス
クRAM105と、信号処理部106と、サーボコント
ローラ107と、HDA部108とを備える。
【0022】ディスクCPU102は、ハードディスク
装置101全体のデータ処理を制御する。ディスクコン
トローラ104は、ディスクインタフェイスコントロー
ラ103とディスクRAM105との間、及び、信号処
理部106とディスクRAM105との間のデータ転送
を制御する。ディスクコントローラ104は、ECC部
112を備え、書き込みの際には、転送データに対して
誤り検出訂正符号(ECC)を生成/付加し、読み出し
の際には、このECCを用いて読み出しデータに対する
誤り検出/訂正処理を行う。
【0023】信号処理部106は、データのエンコード
/デコード処理やA/D変換を行う。HDA(Hard Dis
k Assembly)部108は、データを格納する記録媒体
と、記録媒体を回転させるスピンドルモータと、リード
/ライトヘッドと、リード/ライトヘッドを支えるアク
チュエータと、アクチュエータを動かすためのボイスコ
イルモータ等から構成される。サーボコントローラ10
7は、スピンドルモータやボイスコイルモータの制御を
行う。
【0024】次に、図1に示した情報処理システムの最
適化を図る手法について説明する。本手法は、ハードデ
ィスク装置101の性能を決定付けるパラメータ(性能
パラメータ)に適切な値を設定することで、ハードディ
スク装置101を含む情報処理システムの最適化を図る
ものである。
【0025】まず、ハードディスク装置101の性能パ
ラメータについて説明する。
【0026】図2は、ハードディスク装置101の性能
パラメータの例を示す図である。以下、各パラメータに
ついて説明する。
【0027】スピンドル回転速度(オフセットアドレ
ス:0)は、記録媒体を固定するスピンドルモータの回
転速度を示す。この例では、ハードディスク装置101
のスピンドルモータは、3種類の回転速度(3600/5400/
7200)をサポートしている。
【0028】キャッシュ制御モード(オフセットアドレ
ス:1)は、ディスクRAM105上で管理されるセグ
メントの制御方式を示す。ハードディスク装置101で
は、セグメント長を予め固定する固定セグメント方式
と、ホスト装置113からのアクセスパターンによって
セグメント長が変化する可変セグメント方式のどちらか
を選択できる。
【0029】キャッシュサイズ(オフセットアドレス:
2)は、ディスクRAM105上のキャッシュサイズを
示す。この例では、4種類のキャッシュサイズ(0.5/1.
0/2.0/4.0)をサポートしており、通常は、物理的なデ
ィスクRAM105のサイズである4MBに設定する。
ホスト装置113の処理能力に比べて、ハードディスク
装置101のデータ転送能力が高過ぎて、システム全体
の性能が落ちる場合等では、キャッシュサイズを小さく
してヒット率を故意に低下させることによりハードディ
スク装置101の実効転送速度を落とすことが可能であ
る。
【0030】最大先読みセクタ数(オフセットアドレ
ス:3)は、指示されたセクタデータをリードセグメン
ト上に読み出した後に続けて、リードセグメント上に先
読みする最大セクタ数を示す。この例では、4種類の最
大セクタ数(64/128/256/512)をサポートしている。
【0031】シークモード(オフセットアドレス:4)
は、目的のセクタにリード/ライトヘッドを移動させる
シーク方式を示す。この例では、リード/ライトヘッド
が高速に移動する高速モードと低速に移動する低速モー
ドを備えている。
【0032】予備セクタ配置方式(オフセットアドレ
ス:5)は、予備セクタを、どのような単位で配置する
かを示す。この例では、トラック単位、シリンダ単位、
ゾーン単位、装置単位のいずれで配置するかを設定する
ことが可能である。
【0033】予備セクタ数(オフセットアドレス:6)
は、各予備セクタ配置単位毎に設定される予備セクタの
数である。
【0034】ECC長(オフセットアドレス:7)は、
誤り検出/訂正符号の長さを示している。この例では、
4種類の符号長(10/20/30/40)をサポートしている。
【0035】オンザフライECC訂正数(オフセットア
ドレス:8)は、オンザフライECCの訂正ブロック数
を示す。この例では、1〜4までが選択可能である。オ
ンザフライECCとは、読み出しデータに誤りがある場
合でも後続のデータ転送を継続しながら誤りデータの訂
正を行うものである。
【0036】ホスト転送速度(オフセットアドレス:
9)は、ホストインタフェイスコントローラ117とデ
ィスクインタフェイスコントローラ103との間の最大
データ転送速度を示す。この例では、4種類の転送速度
(16/33/66/100)をサポートしている。
【0037】本実施形態では、ホスト装置113のユー
ザが、上述したような性能パラメータをユーザの好みに
あわせて設定することができる。この際、各性能パラメ
ータについてユーザに所望の値を選択させてもよいが、
ここでは、簡単のため、ユーザには動作モードを指定さ
せるようにする。
【0038】図3は、動作モードの例を示す図である。
同図に示すように、この場合、動作モードには、ハイパ
フォーマンスモード501、低騒音/低消費電力モード
502、動画再生モード503、高信頼モード504が
ある。
【0039】ハイパフォーマンスモード501(設定値
「aaa」)では、性能を重視するため、スピンドル回
転速度、キャッシュサイズ、シークモード、ホスト転送
速度等の各パラメータに、装置の取り得る最大値を設定
する。
【0040】低騒音/低消費電力モード502(設定値
「bbb」)では、ハードディスク装置101から発生
するノイズ音や電力消費量を極力抑えるため、スピンド
ル回転速度、シークモード、ホスト転送速度の各パラメ
ータに、アプリケーションを実行する上で必要最小限の
値を設定する。
【0041】動画再生モード503(設定値「cc
c」)では、読み出しデータのリアルタイム転送を重視
するため、ホスト装置113が必要とする帯域に合わせ
て、スピンドル回転速度、シークモード、ホスト転送速
度等の各パラメータを設定する。また図には示していな
いがECC訂正不可能なエラーが発生した場合でも後続
のデータ転送を継続するモードを設けることも有効であ
る。
【0042】高信頼モード504(設定値「ddd」)
では、データの信頼性を重視するため、スピンドル回転
速度、シークモード、ホスト転送速度等の各パラメータ
に最小値を設定する。またキャッシュサイズやオンザフ
ライECC訂正数を制限することにより信頼度を上げる
ことも可能である。
【0043】次に、ハードディスク装置101の性能パ
ラメータを設定する処理について説明する。
【0044】図4は、ホスト装置113の電源投入時や
リセットによる再起動時に行うシステムの初期化におい
て、ハードディスク装置101の性能パラメータを設定
する処理のフローチャートを示す図である。
【0045】同図に示すように、ホスト装置113は、
まず、ハードディスク装置101の性能パラメータを読
み出すために、Identify Deviceコマンド(コード:E
Ch)を発行する(S202)。同コマンドは、ATA
規格で規定されているコマンドである。
【0046】ハードディスク装置101は、Identify D
eviceコマンドを受け取ると、ディスクCPU102が
その内容を把握し、自己の性能パラメータをホスト装置
113に返す。本実施形態では、ベンダユニーク領域
(若しくはリザーブ領域)に性能最適化機能の有無を示
す情報と、各性能パラメータ情報を付加している。
【0047】図5は、Identify Deviceコマンドに対し
てハードディスク装置101がホスト装置113に返す
情報を示す図である。同図に示すように、ワードxに、
性能最適化機能の有無を示す情報及び性能パラメータ格
納領域のベースアドレス(y)を付加し、ワードy以降
に、各性能パラメータ情報を付加している。
【0048】ホスト装置113は、ハードディスク装置
101からIdentify Deviceコマンドに対する応答を受
信すると、ハードディスク装置101が性能最適化機能
をサポートしているか否かを判別する(S203)。そ
の結果、サポートしていない場合は(S203:N
o)、デフォルトの設定を使う(S204)。一方、サ
ポートしている場合は(S203:Yes)、各性能パ
ラメータの格納領域(Word y〜)から情報を読み
取って、各性能パラメータの設定可能範囲と初期値を保
存する(S205)。
【0049】そして、ホスト装置113のユーザに、上
述の性能パラメータを設定させるか否かを判別し(S2
06)、ユーザに設定させる場合は(S206:Y)、
ユーザにハードディスク装置101の所望の動作モード
を問い合わせる(S207)。
【0050】ユーザによって所望の動作モードが選択さ
れると(S208)、Set Featureコマンドを発行して
(S209)、選択された動作モードになるように性能
パラメータの変更を指示し、同時に変更後のパラメータ
を保存しておく(S210)。
【0051】Set Featureコマンドは、ATA規格で規
定されてコマンドであり、本実施形態では、ベンダユニ
ーク領域(若しくはリザーブ領域)に性能パラメータの
設定を指示する命令を付け加えている。
【0052】ハードディスク装置101は、Set Featur
eコマンドを受け取ると、ディスクCPU102がその
内容を把握し、性能パラメータに対する変更要求の有無
を確認する。変更要求があった場合、ディスクCPU1
02は、変更が要求されたパラメータに応じて、ハード
ディスク装置101の制御を実行している各々の内部制
御ブロックに対して変更指示を出す。例えば、スピンド
ル回転速度に対する変更は、サーボコントローラ107
及びHDA部108のスピンドルモータに通知され、要
求された回転速度に合わせた制御を行う。この場合、例
えば、3600rpmから7200rpmに変更された
場合、サーボセクタのサンプリング周期を半分に設定す
る。これは、予め各設定値に対する制御方法をプログラ
ミングしておき、この設定値が供給されたときに、この
設定値に対するプログラムを実行すればよい。キャッシ
ュ制御モード、キャッシュサイズ、最大先読みセクタ
数、ECC長、及び、オンザフライECC訂正数に対す
る変更は、ディスクコントローラ104に通知され、各
要求値に対する制御が行われる。また、シークモード
は、サーボコントローラ107に通知され、ホスト転送
速度は、ディスクインタフェースコントローラ103に
通知される。また、予備セクタ配置方式及び予備セクタ
数については、ディスクCPU102に通知される。
【0053】なお、図3に示した動作モードを1つのハ
ードディスク装置に混在させる場合、各モードに対応し
たハードディスク装置の格納領域を決めるようにしても
よい。例えば、外周ゾーンは、ハイパフォーマンスモー
ドや動画再生モードに使用する等すれば、効率的な使い
方が可能となる。
【0054】上述した例では、性能パラメータの設定
は、システムの初期化時にユーザが行っているが、実際
のデータ処理中に、その内容に合わせてホスト装置11
3が自動的に再設定するようにしてもよい。例えば、ハ
ードディスク装置101に格納してある音楽データをホ
スト装置113から呼び出して聴く場合は、低騒音/低
消費電力モード502に設定したり、動画を見る場合
は、動画再生モード503に設定すれば良い。
【0055】図6は、ホスト装置113がアプリケーシ
ョンに合わせてハードディスク装置101の性能パラメ
ータを再設定する処理のフローチャートを示す図であ
る。
【0056】同図に示すように、あるアプリケーション
が起動されると(S602)、起動されたアプリケーシ
ョンを動かすために最適な動作モードが選択される(S
603)。各アプリケーションと動作モードとの対応付
けは、例えば、アプリケーションソフトをインストール
する際に、アプリケーションのデフォルト設定に従って
行ってもよいし、ユーザの選択に従って行ってもよい。
【0057】ホスト装置113は選択された動作モード
を実現するように、初期化時に保存しておいた性能パラ
メータの値を変更し、初期化時と同様に、Set Feature
コマンドを発行して、性能パラメータの変更を指示する
(S604)。そして、アプリケーションを動かすため
に最適な動作モードになったハードディスク装置101
を使って、アプリケーションを実行する(S605)。
アプリケーションの実行を終了すると(S607:
Y)、ホスト装置113は、再度、Set Featureコマン
ドを発行して、性能パラメータを初期値に戻す(S60
8)。
【0058】以上説明したように、本実施形態では、ハ
ードディスク装置101の性能を決定付ける性能パラメ
ータに適切な値を設定することにより、ハードディスク
装置101を含むシステムの最適化を図ることが可能に
なる。 《第2実施形態》次に、本発明の第2の実施形態につい
て説明する。
【0059】図7は、本発明を適用した第2の情報処理
システムの構成を示す図である。本システムの構成は、
ハードディスク装置101のディスクインタフェイスコ
ントローラ103にホスト実効転送速度算出部109を
設けた点を除き、図1に示したものと同じである。
【0060】本実施形態では、第1の実施形態と同様
に、ホスト装置113がハードディスク装置101の性
能パラメータを認識する。そして、同パラメータを使っ
て、ホスト装置113において、コマンド実行に要する
処理時間を事前に予測し、予測結果に基づいて、コマン
ドの発行順序を並び替えることにより、システム全体と
しての最適化を図るものである。
【0061】本実施形態では、コマンド実行に要する処
理時間を予測するため、第1の実施形態で示した性能パ
ラメータに加えて、性能パラメータとして、シーク時間
算出式及びセクタアドレス変換式を、ハードディスク装
置101からホスト装置113に通知する。
【0062】シーク時間算出式は、目的のセクタにリー
ド/ライトヘッドが移動するのに必要な時間を算出する
ための算出式を特定するためのパラメータである。
【0063】セクタアドレス変換式は、ホスト装置11
3から与えられるLBA(logicalblock address)から
実際にアクセスされる物理アドレス情報(シリンダ、ヘ
ッド、セクタアドレス)を算出する変換式を特定するパ
ラメータである。当該変換式では、各ゾーンごとのトラ
ック当りのセクタ数も考慮されている。
【0064】また、第1の実施形態において、性能パラ
メータの一つとして、ホスト転送速度を挙げたが、これ
は、インタフェース上の最大データ転送速度であり、実
際には、ホスト装置113及びハードディスク装置10
1においてデータ転送の準備を伴うため、両者間のデー
タ転送は必ずしも最大データ転送速度で転送されるわけ
ではない。
【0065】そこで、本実施形態では、より正確なデー
タ転送時間の予測を可能にするためディスクインタフェ
イスコントローラ103に、ホスト実効転送速度算出部
109を設けている。ホスト実効転送速度算出部109
は、転送したセクタ数をカウントするセクタカウンタ1
11と、当該データ転送にかかった時間を計測するタイ
マ110から構成され、各々のデータ転送において実効
転送速度を計測するものである。
【0066】計測された実効転送速度は、随時ホスト装
置113に通知しても良いし、ディスクCPU102に
より統計処理を施し、統計データとしてホスト装置11
3に通知しても良い。なお、ホスト実効転送速度算出部
109を、ホスト装置113側に設けてもよい。
【0067】図8は、ホスト装置113がハードディス
ク装置101に対して入出力要求(ATAコマンド)を
発行する場合のフローチャートを示す図である。
【0068】マルチタスクOSのように複数のアプリケ
ーションが同時に処理される環境においては、ATAコ
マンドの発行要求は、各アプリケーションごとに行われ
る。
【0069】まず、ホストCPU114が実行するアプ
リケーションが選択されると(S702)、ホストCP
U114は、必要に応じて、そのアプリケーションの実
行に必要なデータの入出力処理を行うため、ホストイン
タフェイスコントローラ117に対してATAコマンド
の発行を要求する(S703)。
【0070】このようなコマンド発行要求は、コマンド
キュー801に格納される(S704)。コマンドキュ
ー801の詳細については、後述する。
【0071】次に、コマンドキュー801に溜まってい
る各コマンドについて、上述の性能パラメータを用いて
コマンド実行時間を予測し(S705)、システムが最
適になるようにコマンド実行順序の並べ替えを行う(S
706)。
【0072】そして、並べ替えられたコマンドを、順次
実行する(S707)。以上のような処理を、すべての
アプリケーションが終了するまで繰り返す。
【0073】なお、コマンド実行中においてもコマンド
キュー801に新たなコマンドが入力された場合には、
可能であれば、そのコマンドの実行優先順位を判定して
並べ替えを行う。
【0074】次に、前述したコマンドキュー801の詳
細について説明する。
【0075】図9は、コマンドキュー801の構成を示
す図である。前述したように、コマンドキュー801に
は、各アプリケーションからのコマンド発行要求が格納
される。
【0076】コマンド発行要求は、コマンドの種類80
3、アクセス対象804(開始LBA、アクセスブロッ
ク数)の情報以外に、そのコマンドが帯域保証を必要と
しているかどうかを示す帯域保証フラグ802を持って
いる。帯域保証フラグ802は、動画情報を転送する際
など、常にデータの転送帯域を保証する必要がある場合
にアプリケーションによって設定される。帯域保証フラ
グ802は、例えば、帯域保証が必要か否かに応じて、
0または1が設定される。なお、これ以外に、帯域保証
の優先度や、許容コマンド実行時間を含めても良い。
【0077】コマンドキュー801においては、新規に
発行要求されたコマンドは、コマンドキュー801の最
後尾に格納され、最前のコマンドから順次実行され、実
行されたコマンドはキューの外に出される。
【0078】次に、前述したコマンドの並べ替え(S7
06)について詳細に説明する。
【0079】図10及び図11は、上述のコマンドの並
べ替えを行う処理のフローチャートを示す図である。
【0080】まず、コマンドキュー801に格納された
コマンドの中でアクセス対象範囲に重なりがあるか否か
を調査する(S902)。その結果、重なりがある場合
(S902:Y)、コマンドの実行順序を入れ替えると
正当な処理結果が得られないので、重なりがあるコマン
ド群の実行順序を入れ替えないようにブロックしておく
(S903)。
【0081】次に、帯域保証付きのライトコマンドがあ
るかどうかを調査する(S904)。その結果、当該コ
マンドがある場合は(S904:Y)、当該コマンド群
をキュー801の先頭に入れる(S905)。
【0082】次に、帯域保証付きのリードコマンドがあ
るかどうか調査する(S906)。その結果、当該コマ
ンドがある場合は(S906:Y)、当該コマンド群を
キュー801の続きに入れる(S907)。
【0083】残ったコマンド群に対しては、上述の性能
パラメータに含まれているセクタアドレス変換式を用い
て、コマンドのLBAからアクセス対象となる物理シリ
ンダアドレスを算出し、コマンド実行間のシリンダ移動
距離、即ちシーク距離が最短になるようにコマンド順序
を並べ替えて、キュー801に入れる(S908)。
【0084】次に、性能パラメータを用いて帯域保証付
きライトコマンド群に対する実行時間を予測し(S90
9)、帯域の保証が可能であるか否かを判定する(S9
10)。その結果、保証できない場合(S910:
N)、即ち、ハードディスク装置101の処理能力が要
求された帯域に追いつかない場合は、エラー処理を行う
(S917)。エラー処理においては、当該コマンドの
実行を事前に中止し、ユーザに通知するか、あるいは、
情報発信デバイス(例えば、ホスト装置113に接続さ
れたビデオカメラ等)に対して実効転送速度の変更要求
(スローダウン)を行う。
【0085】一方、帯域保証が可能である場合は(S9
10:Y)、上述のコマンド実行時間の予測結果から、
ハードディスク装置101のディスクRAM105が、
ホスト装置113からの転送データによってフル状態と
なるコマンドを検出する(S911)。そして、コマン
ドキュー801内に、ディスクRAM105上のデータ
にヒットするリードコマンドがあれば、当該リードコマ
ンドを、検出されたコマンドの後に挿入する(S91
2)。この場合、ディスクRAM105上に蓄えられた
転送データがHDA部108に転送されてアンダーラン
が発生しなければ、リードヒットするコマンドは、複数
個挿入しても良い。
【0086】次に、同様に、性能パラメータを用いて帯
域保証付きリードコマンド群に対する実行時間を予測し
(S913)、帯域の保証が可能であるか否かを判定す
る(S914)。その結果、保証できない場合は(S9
14:N)、上述のライト時と同様に、当該コマンドの
実行を中止する等のエラー処理を行う(S917)。一
方、保証可能である場合は(S914:Y)、上述のコ
マンド実行時間の予測結果からハードディスク装置10
1のディスクRAM105がHDA部108からの転送
データによってフル状態となるコマンドを検出する(S
915)。そして、コマンドキュー801内のリードコ
マンドであってディスクRAM105上のデータにヒッ
トするリードコマンドがあれば、当該リードコマンドを
検出されたリードコマンドの後に挿入する(S91
6)。この場合、ディスクRAM105上に蓄えられた
転送データがホスト装置113に転送されてアンダーラ
ンが発生しなければ、前述のリードヒットするコマンド
は複数個挿入しても良い。
【0087】以上のようにして、コマンドの並び替えが
行われる。
【0088】次に、上述のコマンド実行時間の具体的な
予測手法について説明する。コマンド実行時間は以下の
3つの場合に分けて算出される。 (a)ライトコマンドの場合 ハードディスク装置101はライトキャッシュ制御方式
を採用しているので、ホストインタフェイスコントロー
ラ117からディスクRAM105へ要求データが転送
された時点でコマンド終了とみなされる。従って、転送
セクタ数をn、上述のライト時のホスト実効転送速度を
Xw、1セクタ=512バイトとすると、コマンド実行
時間Tは、 T=(512×n)/Xw ・・・(1) となる。 (b)リードコマンドでかつキャッシュヒットする場合 (a)と同様に、ディスクRAM105からホストイン
タフェイスコントローラ117へ要求データが転送され
た時点でコマンド終了とみなされる。よって、リード時
のホスト実効転送速度をXrとすれば、コマンド実行時
間Tは、 T=(512×n)/Xr ・・・(2) となる。 (c)リードコマンドでかつキャッシュミスする場合 本ケースでは、記録媒体から要求データを読み出す必要
があるため、コマンド実行時間Tは、
【0089】
【数1】 T=Ts+Tr+(60/Xs)×(n/S)+(512×1)/Xr ・・・( 3) シーク時間:Ts[秒] 回転待ち時間:Tr[秒] スピンドル回転速度:Xs[rpm] トラック当りのセクタ数:S となる。
【0090】なお、式(3)は、ホスト実効転送速度が
記録媒体からのデータ読み出し速度よりも速い場合を想
定しているが、逆の場合は、ホスト側のデータ転送がネ
ックになるので、
【0091】
【数2】 T=Ts+Tr+(60/Xs)×(1/S)+(512×n)/Xr ・・・( 3)’ となる。
【0092】シーク時間Tsは、上述のセクタアドレス
変換式を用いて目的セクタまでのシーク量を算出し、シ
ーク時間算出式から求めることが可能である。また、回
転待ち時間は、スピンドル回転速度から平均回転待ち時
間を求めても良いし、あるいは、ハードディスク装置1
01にて待ち時間を計測しても良い。なお、式(3)で
は、1つのコマンドで複数のトラックにまたがってアク
セスする場合を想定していないが、その場合でもシーク
時間算出式からトラックチェンジする時間を算出するこ
とができるので実行時間の予測は可能である。
【0093】図12は、上述のコマンド並べ替えフロー
チャートに基づき、コマンドの実行順序を入れ替えた具
体例を示す図である。同図(a)は、並べ替え前の様子
を示し、同図(b)は、並べ替え後の様子を示す図であ
る。同図において、SWは、シーケンシャルライトを、
RWは、ランダムライトを、RRは、ランダムリードを
表す。SW等の後の数字は、各コマンドの発行された順
番を表す。例えば、SW0、SW1、SW2、SW3
は、この順番で発行された4つのシーケンシャルライト
を表す。また、ヒットフラグ1001とは、ホスト装置
113において、ハードディスク装置101の性能パラ
メータ及び発行したコマンド発行要求データに基づい
て、各コマンドの対象データがハードディスク装置10
1のディスクRAM105上に存在するか否かを予測し
た結果を示すものである。
【0094】図10(b)に示すように、同図(a)に
示したコマンド群を並び替えた結果、まず、帯域保証付
きのライトコマンド(1)が優先される。次に、性能パ
ラメータからコマンド実行時間を予測した結果、コマン
ドSW2を発行するとディスクRAM105がフル状態
となると予測されたので、帯域保証付きのライトコマン
ドの後に、コマンドRR0、RR2(2)が挿入され
る。これらのコマンドは、性能パラメータからディスク
RAM105上のデータにヒットすると予想されたもの
である。最後に、シーク距離が最短になるように並べ替
えらえた、残りコマンド(3)が置かれる。
【0095】以上、本実施形態では、ホスト装置113
がハードディスク装置101の性能を決定付ける性能パ
ラメータからコマンド実行時間を予測し、コマンドの実
行順序を並べ替えることにより、システムの最適化を図
ることが可能である。 《第3実施形態》次に、本発明の第3の実施形態につい
て説明する。
【0096】図13は、本発明を適用したホームネット
ワークシステムの構成を示す図である。同図に示すよう
に、本システムは、セットトップボックス1203と、
デジタルテレビ1210と、ハードディスク装置101
とからなる。各デバイス101,1203,1210
は、IEEE1394で接続されている。
【0097】セットトップボックス1203は、チュー
ナ1204と、A/D変換器1205と、復調器120
6と、デスクランブラ1207と、1394インタフェ
イス部1201と、CPU1208と、RAM1209
とを備える。
【0098】セットトップボックス1203は、ケーブ
ル放送や衛星放送等、外部から入力される情報をチュー
ナ1204で検出し、A/D変換器1205でデジタル
情報に変換した後、復調器1206、デスクランブラ1
207、IEEE1394インタフェイス部1201を
介して他の1394デバイスに出力する。
【0099】デジタルテレビ1210は、1394イン
タフェイス部1201と、MPEGデコーダ1211
と、ディスプレイ制御部1212と、ディスプレイ部1
213とを備える。
【0100】デジタルテレビ1210は、1394イン
タフェイス部1201を介して入力した情報をMPEG
デコーダ1211でデコードし、ディスプレイ制御部1
212を介してディスプレイ部1213で表示する。
【0101】ハードディスク装置101は、図1、図7
に示したものと基本的には変わらないが、ディスクイン
タフェイスコントローラ103のかわりに、IEEE1
394インタフェイスを制御するため1394インタフ
ェイス部1201を備えている。
【0102】本実施形態では、ハードディスク装置10
1等のネットワークに接続された1394デバイスの性
能パラメータを、他の1394デバイスに通知する一手
法として、1394インタフェイスの初期化時に送受信
されるセルフIDパケットを利用する。
【0103】図14は、1394インタフェイスにおけ
る初期化のフローチャートを示す図である。
【0104】1394デバイスのパワーオン/オフやプ
ラグイン/アウトに伴いバスリセットが発生すると、バ
スの初期化が行われて、すべてのトポロジー情報が消去
される(S1302)。次に、新しいトポロジー情報を
得るためツリーIDプロセスが実行される(S130
3)。ここでは、デバイス間の親子関係とルートとなる
デバイスを決定する。最後に、セルフIDパケットを送
受信してデバイスの物理IDを含むデバイス情報をお互
いに交換する(S1304)。
【0105】図15は、セルフIDパケットの構成を示
す図である。本実施形態では、ハードディスク装置10
1の性能パラメータを他の1394デバイスに通知する
ために、パケット番号nのパケットを、性能パラメータ
情報を通知するためのパケットとしている。そして、こ
のパケットのビット0の中身が「1」であれば、デバイ
スが性能パラメータを通知する機能を持っていると規定
しておく。また、ビット1〜31には、性能パラメータ
が格納されているIEEE1212 CSR(コントロ
ール&ステータスレジスタ)アーキテクチャに準拠した
アドレス空間におけるアドレスオフセット値1401を
入れる。なお、ビット1〜31等に、性能パラメータ値
を入れるようにしても良い。
【0106】IEEE1394インタフェイスでは、I
EEE1212で規定された64ビットのアドレス空間
をサポートしている。図16は、IEEE1212で規
定された64ビットのアドレス空間を示す図である。I
EEE1212規格では、64ビットのアドレスの上位
10ビットでバスIDが指定され、続く6ビットでノー
ドIDが指定され、残りの48ビットで各ノードにおけ
るアドレスが指定される。
【0107】ハードディスク装置101は、自己の性能
パラメータ情報を、例えば、イニシャルユニットスペー
スに配置しておき、配置したアドレスのオフセット14
01を上記セルフIDパケット番号nのビット1〜31
に入れる。ハードディスク装置101が送信したセルフ
IDパケットを受信したデバイスは、ハードディスク装
置101に対してリードブロックリクエストパケットを
送信して、オフセットアドレス1401に格納された性
能パラメータを読み出す。
【0108】図13に示したシステムでは、ハードディ
スク装置101から送信されたセルフIDパケットを、
セットトップボックス1203及びデジタルテレビ12
10が受信する。これらのデバイスは、このセルフID
パケットを受信することにより、ハードディスク装置1
01が性能パラメータを通知する機能を持っていること
を把握でき、更に、性能パラメータを受信することもで
きる。
【0109】次に、本実施形態におけるコマンドの並べ
替えについて説明する。
【0110】本実施形態では、ハードディスク装置10
1をアクセスするデバイスが複数存在するので、コマン
ドの並べ替えは、ハードディスク装置101に対してコ
マンドを発行する複数のデバイスの中からマスターデバ
イスを選択し、マスターデバイスにおいて行う。本実施
形態では、セットトップボックス1203が、マスター
デバイスの役割を受け持つとする。なお、ネットワーク
につながったデバイスであれば、1394インタフェイ
スの持つデバイス対等(peer to peer)の性質から同様
の制御が可能である。
【0111】1394インタフェイスは、バスの初期化
の際、アイソクロナス転送の管理を行うアイソクロナス
マネージャを選択する機能を持つ。アイソクロナスマネ
ージャは、動画等の時間保証を必要とするパケット送信
の転送帯域を保証するための管理を行う。送信したいデ
バイスは、アイソクロナスマネージャに必要とする帯域
幅を通知し、許可を受けた後、アイソクロナスパケット
を送信する。本実施形態では、アイソクロナスパケット
マネージャに選ばれたデバイスが、マスターデバイスの
役割を持つようにする。
【0112】ハードディスク装置101にアクセスした
いマスターデバイス以外のデバイスは、マスターデバイ
スにその旨を通知し、その処理に必要なコマンド群を送
信する。これは、通常のアシンクロナスパケットを用い
て行えばよい。
【0113】例えば、デジタルテレビ1210がハード
ディスク装置101にアクセスしたい場合、デジタルテ
レビ1201は、セットトップボックス1203を経由
してハードディスク装置101をアクセスすることにな
る。まず、デジタルテレビ1201は、セットトップボ
ックス1203に対して、ある特定のアドレス空間にパ
ケットを送付する。この特定のアドレス空間は、予め、
マスターデバイスを経由したパケット発行依頼に使用す
ることをすべての1394デバイスに通知しておく。そ
して、このパケットのデータ部に、パケットの発行依頼
者(この場合、デジタルテレビ1201)、パケット転
送先(この場合、ハードディスク装置101)、及び、
コマンドの内容を格納する。このパケットを受け取った
マスターデバイスであるセットトップボックス1203
は、パケット転送先に対してパケット発行依頼者からの
要求を送信する。パケットの送受信における確認処理に
ついては、1394インタフェースで規定しているよう
に、アシンクロナス転送時は、確認応答処理を行い、ア
イソクロナス転送時は、確認処理は行わないようにすれ
ばよい。
【0114】セットトップボックス1203は、送信さ
れたコマンド群を受けて、他のデバイスから受けたコマ
ンド群と発行順序を調整し、システムパフォーマンスの
最適化を図ることができる。
【0115】図17は、図12と同様にコマンドの並べ
替えの例を示す図である。ここでは、ハードディスク装
置101から動画を読み出してデジタルテレビ1210
に出力する処理と、セットトップ1203からハードデ
ィスク装置101に対するランダムデータの書き込み及
び読み出し処理を同時に行う場合を想定している。
【0116】図17に示すように、デジタルテレビ12
01がハードディスク装置101に対して発行する帯域
保証付きのシーケンシャルリードコマンド(SRx)
と、セットトップボックス1203からのランダムアク
セス(RRx、RWx)の要求が来ている。
【0117】並べ替え前のコマンドキュー801の先頭
はランダムリードであるが、デジタルテレビ1210へ
の動画再生レスポンスをはやくするために、SR0を最
優先させ、かつ、先読み(HDA部108からディスク
RAM105へのデータ転送)を実行させる(1)。S
R0は、ディスクRAM105上に対象データがなくH
DA部108からの読み出しとなるためシーク等に時間
がかかる。よって、次に、RR0、RR1を実行する
(2)。これはキャッシュヒットしておりディスクRA
M105からセットトップボックス1203へのデータ
転送になるので、前記先読みは継続される。次に、SR
1〜3を実行する(3)。SR1は転送対象データが既
にディスクRAM105に格納されているためリードヒ
ットとなる。また、SR2、SR3によるデータ転送に
よりデジタルテレビ1210側の1394インタフェイ
ス部1201のRAMがフル状態となるため、SR4の
前にRW0、RR2(4)を実行しても動画が途切れる
ことなく再生することができる。
【0118】以上では、ハードディスク装置101の性
能パラメータをセットトップボックス1203に送り、
ハードディスク装置101の性能パラメータに基づい
て、ハードディスク装置101に発行されるコマンドの
実行時間の予測を行ったが、更に、デジタルテレビ12
10の性能パラメータを、セットトップボックス120
3に通知するようにしてもよい。
【0119】この場合、セットトップボックス1203
は、ハードディスク装置101に対して発行するコマン
ドの実行時間をより正確に予測することが可能となる。
例えば、デジタルテレビ1210の1394インタフェ
イス部1201のRAM1202の容量、RAM120
2からMPEGデコーダ1211へのデータ出力スピー
ド、RAM1202へのデータ入力スピードを通知すれ
ば、セットトップボックス1203において、RAM1
202へのデータ転送によって、いつRAM1202が
フルになるかを予測することができる。
【0120】以上説明したように、本実施形態では、ハ
ードディスク装置101をアクセスするデバイスが複数
の場合でも、ハードディスク装置101に対してコマン
ドを発行する複数のデバイスの中からマスターデバイス
を選択し、当該マスターデバイスがハードディスク装置
101に対するアクセスを一括管理して、コマンド実行
時間を予測しコマンドの実行順序を並べ替えることによ
り、システムの最適化を図ることが可能となる。
【0121】また、動画転送などの帯域保証を必要とす
るパケット転送においても、IEEE1394バス上の
帯域保証だけでなく、ハードディスク装置の内部状態等
のシステム状態を考慮したかたちで、データ転送の帯域
が保証され、システムの最適化を図ることが可能であ
る。
【0122】なお、第2、第3の実施形態で示したハー
ドディスク装置101は、第1の実施形態と同様に、性
能パラメータが可変なものを利用してもよい。この場
合、ホスト装置等は、変更後の性能パラメータ値を保存
しておき、変更後の性能パラメータ値を使って、コマン
ド実行時間の予測等を行うようにすればよい。
【0123】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、外部記憶装置の性能を決定付ける性能パラメータに
適切な値を設定することにより、外部記憶装置を含むシ
ステムの最適化を図ることが可能である。
【0124】また、外部記憶装置等の性能パラメータか
らコマンド実行時間を予測しコマンドの実行順序を並べ
替えることにより、システムパフォーマンスの向上を図
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による情報処理システムのブロック図
である。
【図2】 ハードディスク装置の性能パラメータの例を
示す図である。
【図3】 動作モードの例を示す図である。
【図4】 性能パラメータの設定処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】 Identify Device情報の構成を示す図であ
る。
【図6】 アプリケーション実行時の性能パラメータの
設定処理を示すフローチャートである。
【図7】 本発明による第2の情報処理システムのブロ
ック図である。
【図8】 コマンド実行処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】 コマンドキューの構成を示す図である。
【図10】 コマンド並べ替え処理を示すフローチャー
ト(その1)である。
【図11】 コマンド並べ替え処理を示すフローチャー
ト(その2)である。
【図12】 コマンド並べ替えの一例を示す図である。
【図13】 本発明によるホームネットワークシステム
のブロック図である。
【図14】 IEEE1394インタフェイスの初期化
処理のフローチャートを示す図である。
【図15】 セルフIDパケットのフォーマット例を示
す図である。
【図16】 IEEE1394インタフェイスで使用す
るアドレス空間の概念図である。
【図17】 コマンド並べ替えの一例を示す図である。
【符号の説明】
101…ハードディスク装置、103…ディスクインタ
フェイスコントローラ、113…ホスト装置、801…
コマンドキュー、802…帯域保証フラグ、1201…
1394インタフェイス部、1203…セットトップボ
ックス、1210…デジタルテレビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 慎也 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 西川 学 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5B065 BA01 ZA05 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE42 GK12 HL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置がアクセスを行う外部記憶
    装置であって、 前記情報処理装置との間で、自己の性能を決定付ける性
    能情報を送受信する手段と、 前記情報処理装置から、前記性能情報の値の変更を要求
    を受けて、自己の性能情報の値の変更を行う手段とを備
    えたことを特徴とする外部記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の外部記憶装置と、 当該外部記憶装置に対してアクセスを行う情報処理装置
    とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 外部記憶装置にアクセスを行う情報処理
    装置であって、 前記外部記憶装置から、当該外部記憶装置の性能を決定
    付ける性能情報を受信する手段と、 前記外部記憶装置に対するコマンドを複数個蓄えておく
    コマンドキュー手段と、 前記外部記憶装置から受信した性能情報に基づいて、前
    記コマンドキュー手段に蓄えられた各々のコマンドにつ
    いてコマンド実行時間を予測する手段と、 予測されたコマンド実行時間に基づいて、システムが最
    適化されるようにコマンドキュー手段に格納されたコマ
    ンドの実行順序を並べ替える手段とを備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記外部記憶装置にアクセスする他の情
    報処理装置から、前記外部記憶装置に対するコマンドを
    受信し、前記コマンドキュー手段に格納する手段を更に
    備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の情報処理
    装置と、 前記性能情報を前記情報処理装置に送信する外部記憶装
    置とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
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