JPH11120409A - 紙葉類処理システム - Google Patents

紙葉類処理システム

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JPH11120409A
JPH11120409A JP9278987A JP27898797A JPH11120409A JP H11120409 A JPH11120409 A JP H11120409A JP 9278987 A JP9278987 A JP 9278987A JP 27898797 A JP27898797 A JP 27898797A JP H11120409 A JPH11120409 A JP H11120409A
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Japan
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inspection
sheets
management device
unit
cutting
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Application number
JP9278987A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shishikura
正博 宍倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異常発生時における裁断データを保証できる紙
葉類処理システムを提供すること。 【解決手段】所定枚数単位で紙葉類を処理する紙葉類処
理システムにおいて、所定枚数単位で紙葉類を検査する
検査装置(4a、4b、…、4n)と、前記検査装置の
管理下に置かれるものであって、この検査装置による検
査結果に応じて紙葉類を裁断処理する裁断処理部(4
3)と、前記検査装置を管理する管理装置(6)と、前
記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記管
理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段(7
a)と、前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理
するため、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する
第2の通信手段(7b)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定枚数単位で
帯留めされた紙葉類の検査を行う紙葉類処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類処理システムは、紙葉類を束単位
で取り扱う束処理機、この束処理機からコンベアにより
搬送される券束に対して前処理を施す複数の前処理機、
これら複数の前処理機に対応して設けられこれら前処理
機から送り込まれる紙葉類を検査して良券又は不良券に
識別する複数の検査機、及び束処理機並びに検査機を制
御する集中制御卓を含む構成となっている。
【0003】また、上記集中制御卓は、束処理機及び検
査機を制御するため、又はこれらから各種データを受け
取るため、これらと通信回線を介して接続されている。
上記検査機には、不良券に識別された紙葉類を裁断処理
するシュレッダ部が設けられており、このシュレッダ部
で処理された裁断枚数を示す裁断データは、前記通信回
線を介して集中制御卓に送信されるようになっている。
これにより、集中制御卓で裁断処理された紙葉類の裁断
枚数を管理することができる。
【0004】ところが、何らかの理由で前記通信回線が
断たれてしまった場合、又は検査機において何らかの異
常が発生しこの検査機が強制終了されてしまったような
場合には、集中制御卓でシュレッダ部の裁断データを受
け取ることができなくなってしまう。
【0005】このような場合、従来は、係員が検査機ま
で出向いて、この検査機に設けられた表示部に表示され
た裁断枚数を確認した上で、この確認した裁断枚数を直
接集中制御卓に手入力するなどして、裁断枚数を管理す
るようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な裁断枚数の管理方法では、十分とは言えない。つま
り、係員が裁断枚数を誤って入力してしまったり、或い
は係員が不正を働き故意に誤った裁断枚数を入力してし
まうことが考えられるからである。
【0007】このようなことを防止するため、集中制御
卓に裁断枚数を手入力する際には、係員に責任者が付き
添うようにしているが、やはり、十分な安全性が確保さ
れたとは言い難い。
【0008】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、異常発生時における裁断デ
ータを保証できる紙葉類処理システムを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類を処理する紙葉類処理システムにおいて、
所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、前記検査
装置の管理下に置かれるものであって、紙葉類に対して
所定の処理を施す処理部と、前記検査装置を管理する管
理装置とを備え、前記管理装置により前記処理部を直接
管理することを特徴とする紙葉類処理システムが提供さ
れる。
【0010】また、この発明によれば、所定枚数単位で
紙葉類を処理する紙葉類処理システムにおいて、所定枚
数単位で紙葉類を検査する検査装置と、前記検査装置の
管理下に置かれるものであって、紙葉類に対して所定の
処理を施す処理部と、前記検査装置を管理する管理装置
と、前記管理装置により前記検査装置を管理するため、
前記管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手
段と、前記管理装置により前記処理部を直接管理するた
め、前記管理装置と前記処理部とを接続する第2の通信
手段とを備えたことを特徴とする紙葉類処理システムが
提供される。
【0011】さらに、この発明によれば、所定枚数単位
で紙葉類を処理する紙葉類処理システムにおいて、所定
枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、前記検査装置
の管理下に置かれるものであって、この検査装置による
検査結果に応じて紙葉類を裁断処理する裁断処理部と、
前記検査装置を管理する管理装置とを備え、前記管理装
置により前記裁断処理部を直接管理することを特徴とす
る紙葉類処理システムが提供される。
【0012】またさらに、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類を処理する紙葉類処理システムにおいて、
所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、前記検査
装置の管理下に置かれるものであって、この検査装置に
よる検査結果に応じて紙葉類を裁断処理する裁断処理部
と、前記検査装置を管理する管理装置と、前記管理装置
により前記検査装置を管理するため、前記管理装置と前
記検査装置とを接続する第1の通信手段と、前記管理装
置により前記裁断処理部を直接管理するため、前記管理
装置と前記裁断処理部とを接続する第2の通信手段とを
備えたことを特徴とする紙葉類処理システムが提供され
る。
【0013】さらにまた、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類の良券及び不良券を検査し、この検査結果
に従い良券及び不良券に所定の処理を施す紙葉類処理シ
ステムにおいて、所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良
券を検査する複数の検査装置と、前記検査装置の管理下
に置かれるものであって、この検査装置による検査によ
り不良券として識別された紙葉類に対して裁断処理を施
す裁断処理部と、前記検査装置を統括管理する管理装置
と、前記管理装置により前記検査装置を管理するため、
前記管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手
段と、前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理す
るため、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第
2の通信手段と、前記第1の通信手段において通信異常
が生じた場合、前記第2の通信手段を介して前記管理装
置により前記裁断処理部を管理する制御手段とを備えた
ことを特徴とする紙葉類処理システムが提供される。
【0014】またさらに、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類の良券及び不良券を検査し、この検査結果
に従い良券及び不良券に所定の処理を施す紙葉類処理シ
ステムにおいて、所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良
券を検査する複数の検査装置と、前記検査装置の管理下
に置かれるものであって、この検査装置による検査によ
り不良券として識別された紙葉類に対して裁断処理を施
す裁断処理部と、前記検査装置を統括管理する管理装置
と、前記管理装置により前記検査装置を管理するため、
前記管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手
段と、前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理す
るため、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第
2の通信手段と、前記検査装置において異常が生じた場
合、前記第2の通信手段を介して前記管理装置により前
記裁断処理部を直接管理する制御手段とを備えたことを
特徴とする紙葉類処理システムが提供される。
【0015】さらにまた、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類の良券及び不良券を検査し、この検査結果
に従い良券及び不良券に所定の処理を施す紙葉類処理シ
ステムにおいて、所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良
券を検査する複数の検査装置と、前記検査装置の管理下
に置かれるものであって、この検査装置による検査によ
り不良券として識別された紙葉類に対して裁断処理を施
す裁断処理部と、前記検査装置を統括管理する管理装置
と、前記管理装置により前記検査装置を管理するため、
前記管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手
段と、前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理す
るため、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第
2の通信手段と、前記第1の通信手段において通信異常
が生じた場合、前記第2の通信手段を介して前記裁断処
理部で処理された裁断枚数を示すデータを前記管理装置
で受信する通信制御手段とを備えたことを特徴とする紙
葉類処理システムが提供される。
【0016】またさらに、この発明によれば、所定枚数
単位で紙葉類の良券及び不良券を検査し、この検査結果
に従い良券及び不良券に所定の処理を施す紙葉類処理シ
ステムにおいて、所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良
券を検査する複数の検査装置と、前記検査装置の管理下
に置かれるものであって、この検査装置による検査によ
り不良券として識別された紙葉類に対して裁断処理を施
す裁断処理部と、前記検査装置を統括管理する管理装置
と、前記管理装置により前記検査装置を管理するため、
前記管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手
段と、前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理す
るため、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第
2の通信手段と、前記管理装置において異常が生じた場
合、前記第2の通信手段を介して前記裁断処理部で処理
された裁断枚数を示すデータを前記管理装置で受信する
通信制御手段とを備えたことを特徴とする紙葉類処理シ
ステムが提供される。
【0017】上記手段を講じた結果、下記のような作用
が生じる。この発明の紙葉類処理システムにおいては、
裁断処理部(シュレッダ部43)で裁断された紙葉類の
枚数を示す裁断データが第1の通信手段(第1ケーブル
7a)又は第2の通信手段(第2ケーブル7b)を介し
て管理装置(集中制御卓6)で受信される。
【0018】従って、第1の通信手段において通信異常
が生じた場合、裁断処理部で処理された裁断枚数を示す
データは第2の通信手段を介して管理装置で受信され
る。あるいは、管理装置の異常により第1の通信手段で
の通信が不能となった場合、裁断処理部で処理された裁
断枚数を示すデータは第2の通信手段を介して管理装置
で受信される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。図1及び図2を参照し
て、この発明の実施の一形態に係る紙葉類処理システム
の概略について説明する。図1は、この発明の一実施の
形態に係る紙葉類処理システムの外観を例示する図であ
る。図2は、図1に示す紙葉類処理システムの概略構成
を示すとともに紙葉類の流れを示す図である。
【0020】最初に、この紙葉類処理システムで取り扱
われる券(紙葉類)の状態について説明する。券は、小
帯により100枚単位で帯留めされ1把として取り扱わ
れたり、又は大帯により10把単位で帯留めされ1束と
して取り扱われる。さらに、40束単位で1ロットとし
て取り扱われることもある。また、小帯が切断された1
00枚単位の券をバラ把と称する。
【0021】図1及び図2に示すように、この紙葉類処
理システムは、券(紙葉類)の束(券束)を処理する束
処理機1、この束処理機1からコンベア2によって搬送
される券束に対して前処理を施す前処理機3a、3b、
…、3nと、これら前処理機3a、3b、…、3nに対
向して設けられ、これら前処理機3a、3b、…、3n
から送られるバラ券を1枚ずつ検査する複数の検査機4
a、4b、…、4n、これら検査機4a、4b、…、4
nから送られる排除券を処理し照合を行う排除券処理機
5、及び束処理機1と検査機4a、4b、…、4nと排
除券処理機5に第1ケーブル7aによって接続され全体
を統合して制御する集中制御卓6を含む構成となってい
る。
【0022】上記検査機4a、4b、…、4nには、不
良券に識別された紙葉類を裁断処理するシュレッダ部4
3が設けられており、このシュレッダ部43で裁断され
た裁断枚数を示す裁断データは、検査機4a、4b、
…、4nから上記第1ケーブル7aを介して集中制御卓
6に送信されるようになっている。また、このシュレッ
ダ部43は第2ケーブル7bを介して直接集中制御卓6
に接続されており、状況に応じてシュレッダ部43から
直接集中制御卓6へこの第2ケーブル7bを介して裁断
データが送信される。なお、第1ケーブル7a及び7b
は、例えば光通信ケーブルである。
【0023】この紙葉類処理システムでは、次にような
券の流れで処理が進められる。まず、検査対象のとなる
未検査の券束が、束処理機1から前処理機3a、3b、
…、3nへコンベア2により搬送される。前処理機3
a、3b、…、3nに搬送された券束はバラ把にされ、
前処理機3a、3b、…、3nから検査機4a、4b、
…、4nへ搬送される。そして、検査機4a、4b、
…、4nで一枚ずつ券が検査される。検査済みの流通可
能な券は、束単位で検査機4a、4b、…、4nから前
処理機3a、3b、…、3nへ戻されるように搬送され
る。さらに、この流通可能な券束が、前処理機3a、3
b、…、3nから束処理機1へ搬送される。一方、検査
により検査不能と判断された券(排除券)は、検査機4
a、4b、…、4nから排除券処理機5へ搬送される。
【0024】ここで、束処理機1、検査機4a、4b、
…、4n、及び集中制御卓6について、まず簡単に説明
しておく。検査機4a、4b、…、4nは、複数の種類
の券のうち指定された種類の券を検査するものである。
つまり、検査機4a、4b、…、4nには、複数の種類
の券、例えば、第1、第2、及び第3の種類の券の画像
データが記憶されており、検査対象として第1の種類の
券が指定されると、第1の種類の券の画像データに基づ
いて検査対象となる券の検査が行われる。集中制御卓6
は、各検査機4a、4b、…、4nに対して検査対象の
券の種類を指定する機能を有している。束処理機1は、
検査対象の券を束単位で管理(保留)する。
【0025】次に、束処理機1、前処理機3、検査機4
a、4b、…、4n、排除券処理機5、及び集中制御卓
6について図面を参照して夫々詳細に説明する。まず、
図3を参照して束処理機1について説明する。図3は、
束処理機1の構成を機能的に示すブロック図である。
【0026】束処理機1は、未検査の券及び検査済みの
券(流通可能な券)を夫々別々に束単位で管理する。ま
た、束処理機1は、各検査機4a、4b、…、4nから
の要求に従い、束をコンベア2に送り出す。
【0027】図3に示すように、束処理機1は、この束
処理機1の全体を制御する制御部11、制御プログラム
が記憶されていたりデータ記憶用に用いられるメモリ1
2、券束を搬送する各種搬送機構をの駆動を制御する搬
送制御部13、後述するコンベア135、145、15
5を駆動する駆動回路16、検査機4a、4b、…、4
nと第1ケーブル7aを介して接続されるインターフェ
ース18a、18b、…、18n、及び集中制御卓6と
第1ケーブル7aを介して接続されるインターフェース
19によって構成されている。
【0028】続いて、図4及び図5を参照して、束処理
機1と前処理機3a、3b、…、3nとの間の券束の受
け渡しについて説明する。図4は、束処理機1とコンベ
ア2との間の券束の搬送の様子を示す図である。図5
は、コンベア2から前処理機3a、3b、…、3nへ券
束を取り込む様子を示す図である。
【0029】検査対象の券束Tは、図4に示すように、
コンベア135、コンベア155を介して束処理機1か
らコンベア2へ送り出される。具体的に説明すると、ま
ず、コンベア155上に搬送された券束Tは、束停止壁
156により停止される。この束停止壁156により停
止された券束Tは、束検知器159により検知される。
このとき、この束検知器159から出力される束検知信
号に基づき押し込み板157が駆動される。つまり、束
検知器159により券束Tが検知されると、押し込み板
157により券束Tがコンベア155からコンベア2へ
押し出されることになる。この後、券束Tはコンベア2
により搬送される。
【0030】検査対象の券束Tは、図5に示すように、
アーム161によりコンベア2から前処理機3a、3
b、…、3nへ取り込まれる。具体的に説明すると、ま
ず、コンベア2により搬送される券束Tは、束検知器1
62により検知される。このとき、この束検知器162
から出力される束検知信号に基づきアーム161が駆動
される。つまり、束検知器159により券束Tが検知さ
れると、アーム61により券束Tがコンベア2から前処
理機3a、3b、…、3nへ取り込まれることになる。
【0031】検査済みの券束T’は、図4に示すよう
に、コンベア145を介してコンベア2から束処理機1
へ取り込まれる。具体的に説明すると、まず、コンベア
2により搬送される券束T’は、束停止壁165により
停止される。この束停止壁165により停止された券束
T’は、束検知器166により検知される。このとき、
この束検知器166から出力される束検知信号に基づき
押し込み板165が駆動される。つまり、束検知器16
6により券束Tが検知されると、押し込み板165によ
り券束T’がコンベア2からコンベア145へ押し出さ
れることになる。この後、券束T’はコンベア145に
より束処理機1へ取り込まれる。
【0032】前処理機3a、3b、…、3nからコンベ
ア2への検査済みの券束T’の送り込みも、検査対象の
検束Tと同様にアーム161により行われる。この場
合、アームにより券束T’がコンベア2上へ送り込まれ
る。なお、このときのコンベア2は、図示されていない
束処理機1への搬送用のコンベアである。
【0033】続いて、図6及び図7を参照して前処理機
について説明する。図6は、前処理機3a、3b、…、
3nの概略構成を示す図である。図7は、前処理機3
a、3b、…、3nの構成を機能的に示すブロック図で
ある。
【0034】コンベア2からアーム161により前処理
機3a、3b、…、3nへ取り込まれた検査対象の券束
は、この前処理機3a、3b、…、3nにおいて図6に
示すような処理を受ける。まず、検査対象の券束の大帯
が大帯処理部92により切断及び除去される。大帯が切
断され除去された状態の券束は、束搬送部93及び束搬
送部94を介して搬送され、把切り出し部95により1
把ずつ切り出され、搬送される。さらに、図示しない糊
剥がし部により把Iを結束している小帯と券との間に付
着している糊が剥がされ、小帯処理部96により把Iの
小帯が切断され、バラ把として、検査機4a、4b、
…、4nの取出部へ搬送される。
【0035】因みに、この前処理機3a、3b、…、3
nは、検査機4a、4b、…、4nから送られる検査済
みの把を束単位にしてコンベア2へ送り出す処理も行
う。図7に示すように、前処理機3a、3b、…、3n
は、この前処理機3aの全体を制御する制御部21、制
御プログラムが記憶されていたりデータ記憶用に用いら
れるメモリ22、上記券束の帯を切断し除去する大帯処
理部92を駆動する駆動回路23、1把ずつの券を取出
して搬送する把切り出し部95を駆動する駆動回路2
4、上記券の把の小帯を切断し除去する小帯処理部96
を駆動する駆動回路25、束搬送部93及び束搬送部9
4等の搬送機構26を駆動する駆動回路27、アーム1
61を駆動する駆動回路160、束検知器162、及び
対向する検査機4a、4b、…、4nと接続されるイン
ターフェース29によって構成されている。
【0036】続いて、図8及び図10を参照して検査機
4a、4b、…、4nについて説明する。図8は、検査
機4a、4b、…、4nの構成を構造的に示す図であ
る。図10は、検査機4a、4b、…、4nの構成を機
能的に示すブロック図である。
【0037】検査機4a、4b、…、4nは、隣接する
前処理機3a、3b、…、3nからの一把ずつの券を1
枚ずつ検査し、再流通可能な良券と再流通不可能な不良
券と検査不能の排除券に分類して集積するものである。
【0038】図8に示すように、検査機4a、4b、
…、4nの筐体の前面右側には、操作部34が形成され
ている。この操作部34の前面下部には、前処理機3
a、3b、…、3nからの一把ごとの券Aが供給される
供給部71が設けられている。この供給部71の最上部
の券が取出部72により1枚ずつ取出され、搬送路73
によって搬送されるようになっている。この搬送路73
上には、良券と不良券とを識別し、さらに不良券が排除
券か否かを識別して識別結果等を出力するための、搬送
状態検知部35、良否検知部36、券種検知部37、及
び厚さ検知部38が配設されている。
【0039】厚さ検知部38を通過した券は分岐部74
で搬送路75、76に分岐される。この分岐により搬送
路75で搬送される券は分岐部77で搬送路78、79
に分岐される。この分岐により搬送路78で搬送される
券は流通可能券スタッカ80に収納され、搬送路79で
搬送される券は流通不可能券スタッカ81に収納され
る。
【0040】流通可能券スタッカ80の下方には施封部
42が対向配置されており、流通可能券スタッカ80の
収納券に対する施封が、この施封部42によりなされる
ようになっている。
【0041】流通不可能券スタッカ81の下方にはシュ
レッダ部43が対向配置されており、流通不可能券スタ
ッカ81の収納券をこのシュレッダ部43により裁断す
るようになっている。また、このシュレッダ部43で裁
断された裁断枚数は、上記操作部34に設けられた表示
部34aに表示されるようになっている。この裁断枚数
が表示された様子を図9に示す。
【0042】図9は、シュレッダ部43により裁断され
た裁断枚数の表示例を示す図であり、この図9では、累
計裁断枚数及び今回裁断された今回裁断枚数を表示する
表示部の様子が示されている。さらに、このシュレッダ
部43により裁断された裁断枚数を示す裁断データは、
検査機4a、4b、…、4nから第1ケーブル7aを介
して、或いは第2ケーブル7bを介して集中制御卓6に
送信されるようになっている。
【0043】また、分岐部74により搬送路76で搬送
される券は排除券として排除券収納部82に収納され
る。上記各搬送路上には券の搬送を検知する検知器83
が複数設けられている。
【0044】上記搬送状態検知部35は、上記搬送路7
3によって搬送される1枚ずつの券の搬送状態を検知す
るものであり、券のスキュー、スライド、追いつきの搬
送チェックが行われものであり、その券の搬送状態の検
知結果は、所定時間以内に後述する総合判定部39に供
給されるようになっている。
【0045】上記良否検知部36は、上記搬送路73に
よって搬送される1枚ずつの券の良否を検知するもので
あり、その券の良否の検知結果は、所定時間以内に総合
判定部39に供給されるようになっている。
【0046】上記券種検知部37は、上記搬送路73に
よって搬送される1枚ずつの券の券種を検知するもので
あり、その券の種類の検知結果は、所定時間以内に総合
判定部39に供給されるようになっている。
【0047】上記厚さ検知部38は、上記搬送路73に
よって搬送される1枚ずつの券の厚さを検知するもので
あり、その券の厚さの検知結果は、所定時間以内に総合
判定部39に供給するようになっている。
【0048】また、総合判定部39は、上記各検知部3
5、36、38からの検知結果が券の通過後、所定時間
以内に供給され、これらの検知結果により券が排除券
か、不良券か、良券かを判定するものである。この判定
論理は、「排除券判定>不良券判定>良券判定」の順位
に優先順位が決まっており、個々の判定結果のうち1箇
所でも排除判定がある場合は排除券と判定され、すべて
が良券判定の場合は良券と判定され、それ以外は不良券
と判定され、その判定結果としての葉情報を後述する制
御部31に出力するようになっている。
【0049】また、制御部31は、その判定結果に応じ
てゲート制御部45を制御することにより、分岐部7
4、77を駆動し、上記判定結果に対応した集積先に集
積されるようになっている。さらに、制御部31は、検
知器83からの検知信号により、排除券、不良券、良券
のそれぞれの枚数をカウントするようになっている。ま
たさらに、制御部31は、100枚の取り出し終了毎
に、処理情報としての処理枚数、良券枚数、不良券枚数
が集中制御卓6に通知するようになっている。さらにま
た、制御部31は、処理終了指示を受けたら、検査機4
a、4b、…、4n内にある未処理把数を確認し指示さ
れた処理把数になるまで、通常に処理を続行する。そし
て、指定された処理把数になった際に、処理終了準備を
行う。
【0050】この後、制御部31は、良券枚数が100
枚になったところで、それ以降流れてきた券は検査結果
にかかわらずすべて不良券に流すように制御し(他の券
をすべて裁断に流すモードに切り換える)、対応する検
査機4a、4b、…、4n内に未処理の券が全てなくな
ったら、集中制御卓6に対して良券残留枚数を含めた処
理終了情報を通知するようになっている。
【0051】図10に示すように、この検査機4a、4
b、…、4nは、検査機4a、4b、…、4nの全体を
制御する制御部31、制御プログラムが記憶されていた
りデータ記憶用に用いられるメモリ32、処理内容や操
作案内等が表示される表示部33、操作の指示を行う操
作部34、後述する搬送路によって搬送される1枚ずつ
の券の搬送状態を検知する搬送状態検知部35、上記搬
送路によって搬送される1枚ずつの券の良否を検知する
良否検知部36、上記搬送路によって搬送される1枚ず
つの券の種類を検知する券種検知部37、上記搬送路に
よって搬送される1枚ずつの券の厚さを検知する厚さ検
知部38、上記搬送状態検知部35からの検知結果と良
否検知部36からの検知結果と厚さ検知部38からの検
知結果とにより総合的に券を判定する総合判定部39、
後述する集積部としての流通可能券スタッカ80に集積
された1把分の券に対して施封を施す把施封部42を駆
動する駆動回路40、上記良否検知部36により不良券
と検知された券を裁断するシュレッダ部43を駆動する
駆動回路41、後述する取出部や搬送機構(図示しな
い)を駆動する取出し搬送制御部44、後述する振分け
ゲート等による分岐部74、77を駆動するゲート制御
部45、上記束処理機1と第1ケーブル7aを介して接
続されるインターフェース46、上記集中制御卓6と第
1ケーブル7aを介して接続されるインターフェース4
7、および対向する上記前処理機3a、3b、…、3n
と接続されるインターフェース48a、48b、…、4
8nによって構成されている。
【0052】上記メモリ32には、例えば第1、第2、
及び第3の券種の画像パターンが記憶されており、集中
制御卓6の指示に従い画像パターンが選択される。つま
り、集中制御卓6から検査対象の券として第1の種類の
券種が指定されると、第1の券種の画像パターンが選択
され、この画像パターンにより検査処理が実行される。
【0053】また、上記制御部31は、束処理機1及び
前処理機3a、3b、…、3nに対して券要求信号を出
力する。この券要求信号を受けた束処理機1は、券束の
搬送を開始する。さらに、この券要求信号を受けた前処
理機3a、3b、…、3nは、コンベア2上に搬送され
てくる券束の取込処理を実行する。
【0054】続いて、図11を参照して排除券処理機5
について説明する。この図11は、排除券処理機5の構
成を機能的に示すブロック図である。排除券処理機5
は、照合単位ごとにユニークな番号が付与されたカード
によって分けられた排除券を、集中制御卓6からの良
券、不良券情報をもとに照合を行うものである。
【0055】図11に示すように、排除券処理機5は、
この排除券処理機5の全体を制御する制御部51、操作
の指示を行う操作部52、種々の処理内容が表示される
表示部53、制御プログラムが記憶されていたりデータ
記憶用に用いられるメモリ54、上記検査機4a、4
b、…、4nによる排除券を処理する排除券処理部5
5、排除券の内容に対応した照合単位ごとにユニークな
番号が付与されたカードを発行するプリンタ56、およ
び上記集中制御卓6と第1ケーブル7aを介して接続さ
れるインターフェース57によって構成されている。
【0056】続いて、図12を参照して集中制御卓6に
ついて説明する。この図12は、集中制御卓6の構成を
機能的に示すブロック図である。上記集中制御卓6は、
検査機4a、4b、…、4nからの把情報を受取りバッ
チ毎の把蓄積情報を作成し、排除券処理機5からの把蓄
積情報転送要求に対して、把蓄積情報送信するものであ
り、さらに検索番号の指定による把枚数推定情報として
の券種エリア判定情報と厚さ情報(排除券詳細データ)
を表示するものである。
【0057】図12に示すように、集中制御卓6は、こ
の集中制御卓6の全体を制御する主制御部61、操作の
指示を行う操作部62、種々の処理内容が表示される表
示部63、制御プログラムが記憶されていたりデータ記
憶用に用いられるメモリ64、種々の処理内容がプリン
トされるプリンタ65、上記排除券処理機5と第1ケー
ブル7aを介して接続されるインターフェース66、上
記検査機4a、4b、…、4nと第1ケーブル7aを介
して接続されるインターフェース67a、67b、…、
67n、上記シュレッダ部と第2ケーブル7bを介して
接続されるインターフェース68によって構成されてい
る。
【0058】上記主制御部61は検査機4a、4b、
…、4nから供給される100枚の取り出し終了毎の処
理情報としての処理枚数、良券枚数、不良券枚数を第1
ケーブル7aを介してインターフェース67a、67
b、…、67nから受け入れ、メモリ64に書き込むよ
うになっている。また、検査機4a、4b、…、4nか
ら供給されるシュレッダ部43で裁断された裁断枚数を
示す裁断データも、第1ケーブル7aを介してインター
フェース67a、67b、…、67nから受け入れ、メ
モリ64に書き込むようになっている。さらに、主制御
部61は、第1ケーブル7aにより検査機4a、4b、
…、4nと通信ができない場合、或いは検査機4a、4
b、…、4nに異常が生じた場合には、裁断データを第
2ケーブル7bを介してインターフェース68から受け
入れ、メモリ64に書き込むようになっている。
【0059】次に、異常発生時における裁断データの受
信処理について図13のフローチャートを参照して説明
する。図13は、異常発生時における裁断データの受信
処理を説明するフローチャートである。
【0060】図13に示すように、この処理では異常が
検出されたときとそうでないときとで受信方法を切り替
えている。異常が検出されないとき(ST1、NO)、
つまり通常時には、第1ケーブル7aにより集中制御卓
6と検査機4a、4b、…、4nとが接続され(ST
2)、検査機4a、4b、…、4nから第1ケーブル7
aを介して裁断データが受信される(ST4)。
【0061】異常が検出された場合には(ST1、YE
S)、第2ケーブル7bにより集中制御卓6とシュレッ
ダ部43とが直接接続され(ST3)、シュレッダ部4
3から第2ケーブル7bを介して裁断データが受信され
る(ST4)。
【0062】ここで上記説明した異常検出について簡単
に説明する。ここで言う異常とは、例えば、集中制御卓
6と検査機4a、4b、…、4nとが第1ケーブル7a
により接続できないような場合、又は検査機4a、4
b、…、4nにおけるハード或いはソフトの異常が生じ
た場合である。前者の異常は集中制御卓6により検出さ
れ、後者の異常は検査機4a、4b、…、4n自身によ
り検出される。このような異常発生時には、集中制御卓
6の操作部62から受け付けられる強制終了の指示に従
い、集中制御卓6により検査機4a、4b、…、4nが
強制終了される。そして、上記フローチャートで説明し
たように集中制御卓6とシュレッダ部43とが第2ケー
ブル7bを介して直接接続され、集中制御卓6(厳密に
は主制御部61)の指示により第2ケーブル7bを介し
てシュレッダ部43から裁断データが読み込まれる。こ
のとき、図14に示すように集中制御卓6の表示部63
に読み込まれた裁断データが表示される。
【0063】以上説明したように、この発明の紙葉類処
理システムは、集中制御卓6と検査機4a、4b、…、
4nとを接続する第1ケーブル7aと、集中制御卓6と
検査機4a、4b、…、4nの管理下に置かれるシュレ
ッダ部43とを直接接続する第2ケーブル7bとを備え
ているので、シュレッダ部43で裁断された紙葉類の枚
数を示す裁断データが第1ケーブル7a又は7bを介し
て受信される。つまり、第1ケーブル7aを介して裁断
データを受信することができないような場合には、第2
ケーブル7bを介して裁断データを受信することができ
る。
【0064】例えば、集中制御卓6と検査機4a、4
b、…、4nとが接続できないような場合、或いは検査
機4a、4b、…、4nにおいて異常が発生したような
場合には、第2ケーブル7bを介して裁断データを獲得
することができる。従来は、このような場合、係員が検
査機4a、4b、…、4nまで出向いて裁断データを確
認した上で、この裁断データを集中制御卓6に手入力し
ていたが、この発明によれば、このような場合でも、集
中制御卓6で手入力なしで裁断データが獲得できる。そ
の結果、裁断データの入力ミス、さらには係員の不正も
防止することができる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、異常発生時における
裁断データを保証できる紙葉類処理システムが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係る紙葉類処理シス
テムの概略を示す図。
【図2】図1に示す紙葉類処理システムの概略構成を示
すとともに紙葉類の流れを示す図。
【図3】束処理機の構成を機能的に示すブロック図。
【図4】束処理機とコンベアとの間の券束の搬送の様子
を示す図。
【図5】コンベアから前処理機へ券束を取り込む様子を
示す図。
【図6】前処理機における券束のばらし処理を示す図。
【図7】前処理機の構成を機能的に示すブロック図。
【図8】検査機の構成を構造的に示す図。
【図9】検査機における裁断枚数の表示例を示す図。
【図10】検査機の構成を機能的に示すブロック図。
【図11】排除券処理機の構成を機能的に示すブロック
図。
【図12】集中制御卓の構成を機能的に示すブロック
図。
【図13】異常発生時における裁断データの受信処理を
説明するフローチャート。
【図14】異常発生時に獲得された裁断データの表示例
を示す図。
【符号の説明】
1…束処理機 2…コンベア 3a、3b、〜、3n…前処理機 4a、4b、〜、4n…検査機 5…排除券処理機 6…集中制御卓 7a…第1ケーブル 7b…第2ケーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数単位で紙葉類を処理する紙葉類処
    理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、紙葉類
    に対して所定の処理を施す処理部と、 前記検査装置を管理する管理装置と、 を備え、 前記管理装置により前記処理部を直接管理することを特
    徴とする紙葉類処理システム。
  2. 【請求項2】所定枚数単位で紙葉類を処理する紙葉類処
    理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、紙葉類
    に対して所定の処理を施す処理部と、 前記検査装置を管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記処理部を直接管理するため、前
    記管理装置と前記処理部とを接続する第2の通信手段
    と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  3. 【請求項3】所定枚数単位で紙葉類を処理する紙葉類処
    理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査結果に応じて紙葉類を裁断処理する裁
    断処理部と、 前記検査装置を管理する管理装置と、 を備え、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理すること
    を特徴とする紙葉類処理システム。
  4. 【請求項4】所定枚数単位で紙葉類を処理する紙葉類処
    理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類を検査する検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査結果に応じて紙葉類を裁断処理する裁
    断処理部と、 前記検査装置を管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理するた
    め、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第2の
    通信手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  5. 【請求項5】所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を
    検査し、この検査結果に従い良券及び不良券に所定の処
    理を施す紙葉類処理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を検査する複数
    の検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査により不良券として識別された紙葉類
    に対して裁断処理を施す裁断処理部と、 前記検査装置を統括管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理するた
    め、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第2の
    通信手段と、 前記第1の通信手段において通信異常が生じた場合、前
    記第2の通信手段を介して前記管理装置により前記裁断
    処理部を管理する制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  6. 【請求項6】所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を
    検査し、この検査結果に従い良券及び不良券に所定の処
    理を施す紙葉類処理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を検査する複数
    の検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査により不良券として識別された紙葉類
    に対して裁断処理を施す裁断処理部と、 前記検査装置を統括管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理するた
    め、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第2の
    通信手段と、 前記検査装置において異常が生じた場合、前記第2の通
    信手段を介して前記管理装置により前記裁断処理部を直
    接管理する制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  7. 【請求項7】所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を
    検査し、この検査結果に従い良券及び不良券に所定の処
    理を施す紙葉類処理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を検査する複数
    の検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査により不良券として識別された紙葉類
    に対して裁断処理を施す裁断処理部と、 前記検査装置を統括管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理するた
    め、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第2の
    通信手段と、 前記第1の通信手段において通信異常が生じた場合、前
    記第2の通信手段を介して前記裁断処理部で処理された
    裁断枚数を示すデータを前記管理装置で受信する通信制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  8. 【請求項8】所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を
    検査し、この検査結果に従い良券及び不良券に所定の処
    理を施す紙葉類処理システムにおいて、 所定枚数単位で紙葉類の良券及び不良券を検査する複数
    の検査装置と、 前記検査装置の管理下に置かれるものであって、この検
    査装置による検査により不良券として識別された紙葉類
    に対して裁断処理を施す裁断処理部と、 前記検査装置を統括管理する管理装置と、 前記管理装置により前記検査装置を管理するため、前記
    管理装置と前記検査装置とを接続する第1の通信手段
    と、 前記管理装置により前記裁断処理部を直接管理するた
    め、前記管理装置と前記裁断処理部とを接続する第2の
    通信手段と、 前記管理装置において異常が生じた場合、前記第2の通
    信手段を介して前記裁断処理部で処理された裁断枚数を
    示すデータを前記管理装置で受信する通信制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
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