JPH11120020A - テスト結果の表示方法 - Google Patents

テスト結果の表示方法

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JPH11120020A
JPH11120020A JP9280930A JP28093097A JPH11120020A JP H11120020 A JPH11120020 A JP H11120020A JP 9280930 A JP9280930 A JP 9280930A JP 28093097 A JP28093097 A JP 28093097A JP H11120020 A JPH11120020 A JP H11120020A
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JP
Japan
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test
reception
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JP9280930A
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Inventor
Yoshiaki Shigeta
好章 繁田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアシステムのテスト結果の空白時
間帯における表示スペースを軽減する表示方法を提供す
る。 【解決手段】 図1(a)中の一定時間以上メッセージ
の送受信がない時間帯32fは、空白時間帯として認識
される。そして、この空白時間帯は全て単位時間に対応
付けられ、以降のメッセージに対して送受信の相対時間
が計算され、図1(b)に示すように、再び表示され
る。この相対時間は、送受信時刻から空白時間帯の時間
を差し引き、単位時間を足すことによって計算される。
そして、算出された相対時間に基づき、メッセージの表
示位置が修正される。又、この空白時間帯は、一定の時
間幅の空白時間帯表示Vで表示される。この処理は、全
ての空白時間帯に対して行われる。図1(a),(b)
を比較すると、同図(b)の方がより多くのメッセージ
送受信の情報を提供していることが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアに基
づいて動作するシステムのテスト装置におけるテスト結
果の表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献;情報処理学会第49回全国大会予稿、(1994)、「通
信SDL仕様シミュレータにおけるメッセージ送受時間
について」P.5-325 一般に、ソフトウェアに基づいて動作するシステム(以
下、ソフトウェアシステムという)は、論理的にいくつ
かのモジュールに分割されて開発され、管理されてい
る。そのため、ソフトウェアシステムの動作をテストす
る作業プロセスでは、分割されたモジュールを単位とし
て各モジュール間の情報(これを、内部メッセージとい
う)のやりとりに注目することにより、テスト結果を確
認する作業が行われる。そして、動作の疑わしい部分が
発見された場合、より詳細にテスト結果を確認する作業
が行われる。このように、ソフトウェアシステムのテス
ト作業プロセスでは、テスト結果を概略的に掴み、問題
がありそうな場合にのみ、詳細に調べるという方法が日
常的に行われている。この作業のうち、テスト結果を概
略的に掴むためのテスト結果をテスト装置に表示する方
法として、メッセージシーケンス(以下、MSCとい
う)表示法が用いられている。図2(a),(b)は、
前記文献に記載された従来のテスト結果の表示方法を示
す図であり、横方向に各モジュール及びテスト装置に対
応したインスタンス(個体)i1,i2,…が示され、
縦方向にテスト作業における時間がとられている。そし
て、各インスタンス間のメッセージが矢印で示されてい
る。図2(a)の表示方法では、各インスタンス間のメ
ッセージが時系列で表示されている。図2(b)では、
1つのメッセージの送受信時間の単位を1つの処理実行
時間とする論理時間を採用することにより、実時間に近
いイメージのメッセージの送受信時間及び順序が表示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2
(a)の表示方法では、各インスタンス間のメッセージ
が時系列で表示されているが、グローバルな時間軸の概
念が導入されていないこと、及びメッセージの送受信時
刻に関して半順序関係しか規定されていない。又、図2
(b)の表示方法では、メッセージの送受信時間の間隔
の長短を考慮したテスト結果を把握することができな
い。そのため、実時間に比例したMSCを表示する必要
がある。実時間に比例したMSCの表示方法では、縦方
向を時間軸とし、或る長さを或る単位時間に対応付け、
メッセージの送受信時間から表示する縦方向の位置を決
定する。横方向の位置は、従来と同様に、送受信するモ
ジュールによって決定する。ところが、この表示方法で
は、ソフトウェアシステムの内部メッセージの送受信に
比べ、ユーザの操作によるテスト用メッセージの送信間
隔が非常に長いため、メッセージの送受信が集中する領
域(以下、密集時間帯という)とメッセージが送受信さ
れない領域(以下、空白時間帯という)とに二極化され
る。そのため、この表示方法は、従来の表示方法に比べ
てメッセージの送受信の状態が分かりにくい表示方法に
なる。又、空白時間帯は、ユーザに対して有益な情報を
提示するものではないので、無駄な表示スペースが大き
くなるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、内部メッセージを相互に送受信する複数
のモジュールに分割されたソフトウェアに基づいて動作
するシステムを操作するための端末をシミュレートする
機能を有し、該端末の代わりに該各モジュールとの間で
テスト用メッセージを送受信して該システムのテストを
行うテストワークステーションと、前記システムのテス
ト結果を、前記テスト用メッセージの送受信の状態及び
前記内部メッセージの送受信の状態を時系列的に表した
メッセージシーケンスとして表示するメッセージシーケ
ンス表示ワークステーションとを、備えたテスト装置に
おいて、次のような方法でテスト結果の表示を行うよう
にしている。前記メッセージシーケンス表示ワークステ
ーションに、前記内部メッセージの送受信又は前記テス
ト用メッセージの送受信が行われない時間が所定の値以
上になった場合には、その値にかかわらず一定の時間間
隔を設定して前記テスト結果の中に表示するようにして
いる。本発明によれば、以上のようにテスト結果の表示
方法を構成したので、内部メッセージの送受信又はテス
ト用メッセージの送受信が行われない時間が所定の値以
上になった場合、空白時間帯として判定され、該空白時
間帯が一定の時間間隔で表示される。
【0005】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施形態のテス
ト結果の表示方法を実施するためのテスト装置の一例を
示す構成図である。このテスト装置は、テストワークス
テーション10と、ファイルサーバワークステーション
20と、MSC表示ワークステーション30とを有して
いる。交換装置COMは、該交換装置COMを制御する
交換ソフトウェアPを備え、このテスト装置のテストの
対象となるものである。テストワークステーション10
は、ソフトウェアに基づいて動作するシステム(例え
ば、交換装置COM)を操作するための端末をシミュレ
ートする機能を有し、該端末をシミュレートするための
端末イベントメッセージを送信し且つ該交換装置COM
の動作状況を示す端末オーダメッセージを受信する端末
シミュレート部11と、シミュレートする端末の操作内
容と該端末の動作状況とを表示する端末ウインドウ12
と、ユーザの指示により該端末ウインドウ12を介して
端末イベントの送信を行う端末操作部13とを備えてい
る。又、端末操作部13は、端末ウインドウ12に交換
ソフトウェアPの動作状況を端末別にグラフィカルに表
示し、ユーザに状況を提示する機能を有している。端末
シミュレート部11は、ユーザが端末操作部13を介し
て操作した端末の端末イベントと交換ソフトウェアPが
返す端末オーダとをファイルサーバワークステーション
20へ伝えるものである。
【0006】ファイルサーバワークステーション20
は、交換装置COMのテストの結果をファイルするテス
ト結果21を有し、端末シミュレート部11が伝えた端
末イベント21aと端末オーダ21bとを、送受信時刻
と共に順次格納するものである。MSC表示ワークステ
ーション30は、テスト結果21に格納された内容を解
析し、ファイルサーバワークステーション20に格納さ
れた送受信時刻から空白時間帯を求めるテスト結果解析
部31と、テスト結果21の内容を表示するMSCウイ
ンドウ32と、前記空白時間帯を考慮してMSCウイン
ドウ32の表示を制御するMSC表示部33とを備えて
いる。
【0007】次に、図3のテスト装置を用いたテスト結
果の表示方法の処理内容を説明する。このテスト装置で
は、次のように、(1)テストの実施と、(2)テスト
結果の表示との2つの処理が並行して行われる。 (1) テストの実施 図4は、図1のテスト装置の動作を説明するための第1
のフローチャートであり、テストの実施の動作フローが
示されている。図5は、テストの実施を操作するための
端末ウインドウ12の表示例を示す図である。端末ウイ
ンドウの表示(ステップST−1)において、ユーザか
らテストの実施の開始が要求されると、端末操作部13
は、例えば図5に示す表示イメージを端末ウインドウ1
2に表示する。この端末ウインドウ12の表示イメージ
は、端末操作ボタン12a、端末動作状況図12b、及
び終了ボタン12cで構成されている。イベントの受け
付け(ステップST−2)において、端末操作部13
は、端末ウインドウ12に表示イメージを表示すると、
イベント受け付けの待ち状態になる。この時、受け付け
るイベントの種別は、端末ウインドウ12上の端末操作
ボタン12aの押下、終了ボタン12cの押下、又は端
末シミュレート部11が送信する端末オーダの受信のい
ずれかである。イベント種別判定(ステップST−3)
において、端末操作部13は、受け付けたイベントの種
別を判定し、その判定結果に基づいて処理を分岐する。
イベントの種別が端末操作ボタン12aの押下である場
合、ステップST−4へ進む。
【0008】『端末イベント』の送信(ステップST−
4)において、端末操作部13が受け付けたイベントの
種別が端末操作ボタン12aの押下である場合、端末操
作部13は、ユーザが押下した端末操作ボタン12aに
対応付けられた端末イベントの送信を端末シミュレート
部11に指示する。端末シミュレート部11は、指示さ
れた端末イベントを交換装置COMへ送信する。『端末
イベント』の記録(ステップST−5)において、ファ
イルサーバワークステーション20は、交換装置COM
に送信された端末イベントをテスト結果21中の端末イ
ベント21aとしてファイルに追加して記録する。『端
末イベント』の表示(ステップST−6)において、端
末シミュレート部11が交換装置COMに送信した端末
イベントを例えば図5中の端末動作状況図12bのよう
に表示する。端末動作状況図12bでは、送信された端
末イベントは、例えば、「送信:イベント−1」、「送
信:イベント−5」等のように表示されている。
【0009】前記ステップST−3において、端末操作
部13が受付けたイベントの種別が端末オーダの受信の
場合、ステップST−7へ進む。『端末オーダ』の記録
(ステップST−7)において、ファイルサーバワーク
ステーション20は、端末操作部13が受付けたイベン
トの種別が端末オーダの受信の場合、交換装置COMが
送信した端末オーダを端末シミュレート部11を経由し
て端末操作部12が受取り、テスト結果21としてファ
イルに追加して記録する。『端末オーダ』の表示(ステ
ップST−8)において、端末シミュレート部11が受
信した端末オーダを例えば図5中の端末動作状況図12
bのように表示する。端末動作状況図12bでは、受信
した端末オーダは、例えば、「受信:オーダ−A」、
「受信:オーダ−B」、「受信:オーダ−X」、「受
信:オーダ−Y」等のように表示されている。前記ステ
ップST−3において、端末操作部13が受け付けたイ
ベントの種別が終了ボタン12cの押下である場合、ス
テップST−9へ進む。端末ウインドウの消去(ステッ
プST9)において、端末操作部13が受付けたイベン
トの種別が終了ボタン12cの押下である場合、端末ウ
インドウ12を消去し、テストを終了する。
【0010】(2) テスト結果の表示 図6は、図1のテスト装置の第2のフローチャートであ
り、テスト結果の表示の動作フローが示されている。図
7は、図1中のMSC表示ワークステーション30に表
示されるテスト結果を表示するためのMSCウインドウ
32の表示例を示す図である。MSCウインドウの表示
(ステップST−11)において、ユーザからテスト結
果の表示の開始が要求されると、MSC表示部33は、
例えば図7に示す表示イメージをMSCウインドウ32
に表示する。このMSCウインドウ32の表示イメージ
は、MSC指定領域32a、MSC図32b、及び終了
ボタン32cで構成されている。MSC図32bは、複
数のインスタンス32d及び複数のメッセージ32eで
構成されている。MSC図グリッドの決定ステップ(S
T−12)において、MSC表示部33は、MSC図3
2b中にグリッドを作成する。このグリッド自体はMS
C図32b中に表示されないが、後でMSCを表示する
際、表示するインスタンス及びメッセージの位置を決定
する際に使用される。
【0011】図8は、MSC図32b中のグリッドの作
成を説明する図である。グリッドは、MSC図32bの
左上から、横方向に固定値X0ドット、及び縦方向に固
定値Y0ドット移動した点を原点Oとする。インスタン
ス32dは、横方向に固定値Δiドット毎に配置され、
縦方向には、原点を跨いで図8に示すように同じ位置に
配置される。MSC図32b中のメッセージ32eは、
2つのインスタンスを結ぶ直線(線分)として表示され
る。この時、横方向の位置は、メッセージを送信したイ
ンスタンスと該メッセージを受信したインスタンスとの
位置によって決定する。一方、縦方向の位置は、メッセ
ージを送信した時刻と該メッセージを受信した時刻によ
って決定する。この時、メッセージは、縦方向に固定値
Δtドット毎に配置される。
【0012】イベントの受付けステップ(ST−13)
において、MSC表示部33は、MSCウインドウ32
を表示すると、イベント受付けの待ち状態になる。この
時、受付けるイベントの種別は、MSCウインドウ32
のMSC指定領域32aの入力、又は終了ボタン32c
の押下のいずれかである。イベント種別判定(ステップ
ST−14)において、MSC表示部33が受付けたイ
ベントの種別を判定し、その判定結果で処理を分岐す
る。受付けたイベントの種別がMSC指定領域32aの
入力の場合、ステップST−15へ進む。テスト結果の
読み込み(ステップST−15)において、受け付けた
イベントの種別がMSC指定領域32aに対する入力の
場合、改行コードまで入力された文字の並びをテスト結
果21内の格納場所を示すディレクトリ付きのファイル
名として解釈し、その名称で指定されたファイルがテス
ト結果21として存在する場合には、該テスト結果21
の内容から、1つの端末イベント21a又は端末オーダ
21bを読み込む。
【0013】読み込み終了判定(ステップST−16)
において、テスト結果21の読み込みが終了したか否か
を判定し、その判定結果で処理を分岐する。尚、指定さ
れたファイルが存在しない場合も、読み込み終了と判定
する。読み込みが継続している場合、ステップST−1
7へ進む。テスト結果の解析(ステップST−17)に
おいて、読み込みが継続している場合、テスト結果解析
部31は、読込んだ1つの端末イベント21a又は端末
オーダ21bを構文解析し、端末イベント21a又は端
末オーダ21bの名前、送信元の名前、送信時刻、受信
元の名前、及び受信時刻に分割する。MSCの表示(ス
テップST−18)において、分割された情報を基に、
MSC表示部33は、MSCウインドウ32にMSC図
32bを表示する。
【0014】図9は、MSC図32bにおけるメッセー
ジの表示方法を説明する図である。MSC表示部33
は、端末イベント21a又は端末オーダ21bをメッセ
ージ32eとして表示する。メッセージ32eは、2つ
のインスタンス32d(例えば、インスタンスi1,i
2)を結ぶ矢印付の直線m1として表示される。この2
つのインスタンスi1,i2のうちの矢印がついていな
い側でメッセージ32eと接続しているインスタンスi
2が端末イベント21a又は端末オーダ21bの送信元
になり、矢印側でメッセージ32eと接続しているイン
スタンスi1が受信元になる。尚、直線m2〜m5も同
様にして表示される。インスタンスi1,i2,…は、
端末イベント21a又は端末オーダ21bの送信元、又
は端末イベント21a又は端末オーダ21bの受信元に
対応し、名称で識別される。従って、テスト結果解析部
31によって新たな名前の送信元又は受信元が見つかる
たびに、MSC図32bにインスタンス32dが作成さ
れて表示される。この表示位置は、グリッドに従って左
側から順番に位置付けられる。MSC表示部33は、テ
スト結果21の先頭に格納された端末イベント21a又
は端末オーダ21bの送信時刻から、予め与えられてい
る固定値の単位時間を引いた時刻を基準時刻として記憶
する。以降の端末イベント21a又は端末オーダ21b
に対応するメッセージ32eの表示では、MSC表示部
33は送信時刻及び受信時刻とこの基準時刻との相対時
間を算出し、縦方向の位置を決定する。縦方向の位置
は、単位時間を固定値Δtドットに対応させ、前記相対
時間がΔtの何倍であるかを算出することで決定され
る。この時、端数は切り捨てられる。MSC図32bで
は、下方向に時間軸をとり、或る長さを単位時間とす
る。MSC表示部33は、算出した相対時間に基づき、
MSC図32b上でのメッセージ32eの送信位置及び
受信位置を求める。前記ステップST−16において、
テスト結果21の読み込みが終了した場合、ステップS
T−19へ進む。空白時間帯の表示(ステップST−1
9)において、テスト結果21の読み込みが終了した場
合、MSC表示部33は、MSC図32bにインスタン
ス32dとメッセージ32eとを順次表示した後、空白
時間帯に対して一定の時間幅の表示処理を行う。この表
示処理を図1を用いて説明する。
【0015】図1(a),(b)は、MSC図32bの
空白時間帯の表示方法を説明する図であり、同図(a)
には従来の図2(b)と同様に空白時間の長さに比例し
た空白時間帯が表示され、同図(b)には該空白時間帯
が一定の時間幅で表示されている。MSC表示部33
は、図1(a)中の一定時間(例えば、固定値Δtの2
倍)以上メッセージの送受信がない時間帯32fを空白
時間帯として認識する。但し、最後のメッセージを表示
した後は、時間帯32fは空白時間帯とはみなされな
い。そして、この空白時間帯を全て単位時間に対応付
け、以降のメッセージに対して送受信の相対時間を計算
し、図1(b)に示すように、再び表示する。この相対
時間は、送受信時刻から空白時間帯の時間を差し引き、
単位時間を足すことによって算出される。そして、算出
された相対時間に基づき、メッセージの表示位置が修正
される。又、この空白時間帯は、例えばハッチング等で
一定の時間幅の空白時間帯表示Vで表示される。この処
理は、全ての空白時間帯に対して行われる。図1
(a),(b)を比較すると、同図(b)の方がより多
くのメッセージ送受信の情報を提供していることが分か
る。又、図1(b)を従来の図2(a)と比較すると、
図1(b)の方がより実時間に比例したMSCが表示さ
れるので、メッセージ間の時間の長短が一見して理解で
きる。前記ステップST14において、受付けたイベン
トの種別が終了ボタン32cの押下である場合、ステッ
プST−20へ進む。MSCウインドウの消去(ステッ
プST−20)において、受付けたイベントの種別が終
了ボタン32cの押下である場合、MSCウインドウ3
2を消去し、テスト結果の表示を終了する。
【0016】以上のように、本実施形態では、空白時間
帯を一定の時間幅の空白時間帯表示Vで表示するように
したので、該空白時間帯による表示スペースの無駄が軽
減され、メッセージの送受信の流れを有効に提示するM
SCを表示できる。一般に、テストの結果を確認するた
めにMSCを使用する場合、メッセージの送受信の状態
を示す情報が最も有益な情報になる。又、ソフトウェア
システムの内部処理による端末オーダの送受信は、短時
間に密集して発生するが、ユーザの操作によって発生す
る端末イベントの送受信は、人間の操作によるものであ
るため、比較的大きな時間間隔で発生する。この点から
も、端末イベントの発生前に比較的長い空白時間帯が数
多く存在することが多い。これらの2つの点から、本実
施形態のテスト装置によるMSC表示は、表示スペース
を有効に活用し、ユーザに最も重要な情報であるメッセ
ージの送受信の情報を従来よりも数多く一度に提示する
ことが可能であり、MSCの表示の本来の目的であるテ
スト結果の概略把握を可能としたまま、実時間に比例し
たMSCの表示による効果を生み出している。尚、実施
形態では、交換装置COMのソフトウェアPをテストす
るテスト装置の例を説明したが、本発明は、ユーザの指
示により動作し、この動作の結果をユーザに通知するよ
うなインタフェースを有するソフトウェアシステムのテ
スト装置全般に適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、メッセージシーケンス表示ワークステーションに
おいて、メッセージの送受信が行われない時間が所定の
値以上になった場合、空白時間帯として判定し、該空白
時間帯を一定の時間幅で表示するようにしたので、該空
白時間帯による表示スペースの無駄が軽減され、メッセ
ージの送受信の流れを有効に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空白時間帯の表示方法を説明する図である。
【図2】従来のテスト結果の表示方法を示す図である。
【図3】本発明の実施形態のテスト装置の構成図であ
る。
【図4】図3の第1のフローチャートである。
【図5】図3中の端末ウインドウの表示例を示す図であ
る。
【図6】図3の第2のフローチャートである。
【図7】図3中のMSCウインドウの表示例を示す図で
ある。
【図8】グリッドの作成を説明する図である。
【図9】メッセージの表示方法を説明する図である。
【符号の説明】
10 テストワークステーショ
ン 20 ファイルサーバワークス
テーション 21 テスト結果 30 MSC表示ワークステー
ション 32b MSC図 32e メッセージ COM 交換装置 P 交換ソフトウェア V 空白時間帯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部メッセージを相互に送受信する複数
    のモジュールに分割されたソフトウェアに基づいて動作
    するシステムを操作するための端末をシミュレートする
    機能を有し、該端末の代わりに該各モジュールとの間で
    テスト用メッセージを送受信して該システムのテストを
    行うテストワークステーションと、 前記システムのテスト結果を、前記テスト用メッセージ
    の送受信の状態及び前記内部メッセージの送受信の状態
    を時系列的に表したメッセージシーケンスとして表示す
    るメッセージシーケンス表示ワークステーションとを、
    備えたテスト装置において、 前記メッセージシーケンス表示ワークステーションに、
    前記内部メッセージの送受信又は前記テスト用メッセー
    ジの送受信が行われない時間が所定の値以上になった場
    合には、その値にかかわらず一定の時間間隔を設定して
    前記テスト結果の中に表示することを特徴とするテスト
    結果の表示方法。
JP9280930A 1997-10-14 1997-10-14 テスト結果の表示方法 Withdrawn JPH11120020A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252158A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Nomura Research Institute Ltd 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム

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JP2006252158A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Nomura Research Institute Ltd 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム

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