JPH11119833A - 位置調節器のゲイン調整装置 - Google Patents
位置調節器のゲイン調整装置Info
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- JPH11119833A JPH11119833A JP28031097A JP28031097A JPH11119833A JP H11119833 A JPH11119833 A JP H11119833A JP 28031097 A JP28031097 A JP 28031097A JP 28031097 A JP28031097 A JP 28031097A JP H11119833 A JPH11119833 A JP H11119833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置調節器ゲインの現地調整を不要にし、セ
ットアップ時間を短縮する。 【解決手段】 制御対象の加減速運転時の速度設定値と
速度実際値との偏差が入力される位置調節器103と、
この位置調節器103の出力が速度指令値として入力さ
れる速度制御系104とを備えた位置制御系における位
置調節器ゲインの調整装置に関する。前記速度指令値と
速度実際値との偏差と、加減速傾斜率と、前記位置調節
器のゲインとに基づいて速度制御系104の等価時定数
を推定する推定手段109を備え、この推定手段109
から出力される等価時定数推定値を用いて位置調節器1
03のゲインを調整する。
ットアップ時間を短縮する。 【解決手段】 制御対象の加減速運転時の速度設定値と
速度実際値との偏差が入力される位置調節器103と、
この位置調節器103の出力が速度指令値として入力さ
れる速度制御系104とを備えた位置制御系における位
置調節器ゲインの調整装置に関する。前記速度指令値と
速度実際値との偏差と、加減速傾斜率と、前記位置調節
器のゲインとに基づいて速度制御系104の等価時定数
を推定する推定手段109を備え、この推定手段109
から出力される等価時定数推定値を用いて位置調節器1
03のゲインを調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置制御系におけ
る位置調節器のゲインの自動調整(オートチューニン
グ)装置に関する。
る位置調節器のゲインの自動調整(オートチューニン
グ)装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図17
は、第1の従来技術としての位置制御系のブロック線図
である。図において、トップ回転数指令値Ntopと加減
速傾斜率ΔNとが加減速演算手段101に入力され、こ
の演算手段101から速度設定値Nr(n)が出力され
る。速度設定値Nr(n)と速度実際値N(n)との偏
差が加算器102により算出され、位置調節器103
(比例ゲインをKpとする)に入力される。なお、以下
において、nは入力回数、sはラプラス演算子を示す。
位置調節器103の内部では比例演算が行われ、速度指
令値X1(n)が出力される。この速度指令値X1(n)
はサーボアンプやモータ等から構成された速度制御系1
04に入力され、サーボモータ等の速度が制御される。
このとき、速度制御系104の伝達関数Gp(s)にお
ける等価時定数Tasrはサーボアンプのパラメータやサ
ーボモータが組み込まれた機械によって決まる定数であ
るため、未知パラメータとなる。
は、第1の従来技術としての位置制御系のブロック線図
である。図において、トップ回転数指令値Ntopと加減
速傾斜率ΔNとが加減速演算手段101に入力され、こ
の演算手段101から速度設定値Nr(n)が出力され
る。速度設定値Nr(n)と速度実際値N(n)との偏
差が加算器102により算出され、位置調節器103
(比例ゲインをKpとする)に入力される。なお、以下
において、nは入力回数、sはラプラス演算子を示す。
位置調節器103の内部では比例演算が行われ、速度指
令値X1(n)が出力される。この速度指令値X1(n)
はサーボアンプやモータ等から構成された速度制御系1
04に入力され、サーボモータ等の速度が制御される。
このとき、速度制御系104の伝達関数Gp(s)にお
ける等価時定数Tasrはサーボアンプのパラメータやサ
ーボモータが組み込まれた機械によって決まる定数であ
るため、未知パラメータとなる。
【0003】図17の従来技術では、速度制御系104
の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節器10
3の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み込んだ
状態で調整しなくてはならないという問題があった。
の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節器10
3の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み込んだ
状態で調整しなくてはならないという問題があった。
【0004】図18は、第2の従来技術としてのパルス
列運転方式の位置制御系のブロック線図である。図にお
いて、パルス列指令MPがパルス周波数演算手段105
に入力され、パルス周波数指令値Nrpが出力される。こ
の指令値Nrpと速度実際値N(n)との偏差が加算器1
06により算出され、偏差を積算する偏差カウンタ10
7に入力される。そして、偏差カウンタ107の出力が
位置調節器103に入力される。位置調節器103の内
部では比例演算が行われ、速度指令値X1(n)が出力
される。この速度指令値X1(n)はサーボアンプやモ
ータ等から構成された速度制御系104に入力され、サ
ーボモータ等の速度が制御される。ここで、前記同様に
速度制御系104の等価時定数Tasrは未知パラメータ
となる。
列運転方式の位置制御系のブロック線図である。図にお
いて、パルス列指令MPがパルス周波数演算手段105
に入力され、パルス周波数指令値Nrpが出力される。こ
の指令値Nrpと速度実際値N(n)との偏差が加算器1
06により算出され、偏差を積算する偏差カウンタ10
7に入力される。そして、偏差カウンタ107の出力が
位置調節器103に入力される。位置調節器103の内
部では比例演算が行われ、速度指令値X1(n)が出力
される。この速度指令値X1(n)はサーボアンプやモ
ータ等から構成された速度制御系104に入力され、サ
ーボモータ等の速度が制御される。ここで、前記同様に
速度制御系104の等価時定数Tasrは未知パラメータ
となる。
【0005】図18の従来技術においても、速度制御系
104の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節
器103の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み
込んだ状態で調整しなくてはならない。
104の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節
器103の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み
込んだ状態で調整しなくてはならない。
【0006】図19は、第3の従来技術としてのパルス
列運転方式の位置制御系のブロック線図である。図18
と異なる部分を中心に説明すると、図19の例では、位
置調節器108において、パルス周波数指令値Nrpにフ
ィードフォワードゲインKffを乗じ、その出力を比例ゲ
インKpを経た出力に加算して速度指令値X1(n)を得
ている。
列運転方式の位置制御系のブロック線図である。図18
と異なる部分を中心に説明すると、図19の例では、位
置調節器108において、パルス周波数指令値Nrpにフ
ィードフォワードゲインKffを乗じ、その出力を比例ゲ
インKpを経た出力に加算して速度指令値X1(n)を得
ている。
【0007】図19の従来技術においても、速度制御系
104の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節
器103の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み
込んだ状態で調整しなくてはならない。この問題は、フ
ィードフォワードゲインKffについても同様である。
104の等価時定数Tasrが未知であるため、位置調節
器103の比例ゲインKpは、現地で実際に機械に組み
込んだ状態で調整しなくてはならない。この問題は、フ
ィードフォワードゲインKffについても同様である。
【0008】そこで本発明は、現地での調整を要するこ
となく位置調節器の比例ゲインやフィードフォワードゲ
インを自動的に調整可能とした位置調節器のゲイン調整
装置を提供しようとするものである。
となく位置調節器の比例ゲインやフィードフォワードゲ
インを自動的に調整可能とした位置調節器のゲイン調整
装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、制御対象の加減速運転時の
速度設定値と速度実際値との偏差が入力される位置調節
器と、この位置調節器の出力が速度指令値として入力さ
れる速度制御系とを備えた位置制御系において、前記速
度指令値と速度実際値との偏差と、加減速傾斜率と、前
記位置調節器のゲインとに基づいて前記速度制御系の等
価時定数を推定する推定手段を備え、この推定手段から
出力される等価時定数推定値を用いて位置調節器のゲイ
ンを調整するものである。
め、請求項1記載の発明は、制御対象の加減速運転時の
速度設定値と速度実際値との偏差が入力される位置調節
器と、この位置調節器の出力が速度指令値として入力さ
れる速度制御系とを備えた位置制御系において、前記速
度指令値と速度実際値との偏差と、加減速傾斜率と、前
記位置調節器のゲインとに基づいて前記速度制御系の等
価時定数を推定する推定手段を備え、この推定手段から
出力される等価時定数推定値を用いて位置調節器のゲイ
ンを調整するものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の位
置調節器のゲイン調整装置において、前記等価時定数推
定値と、前記速度指令値と速度実際値との偏差の設定値
と、前記加減速傾斜率とに基づいて位置調節器のゲイン
を調整する手段を備えたものである。
置調節器のゲイン調整装置において、前記等価時定数推
定値と、前記速度指令値と速度実際値との偏差の設定値
と、前記加減速傾斜率とに基づいて位置調節器のゲイン
を調整する手段を備えたものである。
【0011】請求項3記載の発明は、制御対象の加減速
運転時の速度設定値と速度実際値との偏差が入力される
位置調節器と、この位置調節器の出力が速度指令値とし
て入力される速度制御系とを備えた位置制御系におい
て、前記速度指令値と速度実際値との偏差の実際値が設
定値に一致するように位置調節器のゲインを調整する手
段を備えたものである。
運転時の速度設定値と速度実際値との偏差が入力される
位置調節器と、この位置調節器の出力が速度指令値とし
て入力される速度制御系とを備えた位置制御系におい
て、前記速度指令値と速度実際値との偏差の実際値が設
定値に一致するように位置調節器のゲインを調整する手
段を備えたものである。
【0012】請求項4記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応じた速度
指令値を出力する位置調節器と、前記速度指令値が入力
される速度制御系とを備えたパルス列運転位置制御系に
おいて、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値
と速度実際値との偏差の最小値を検出する手段と、この
手段により検出された偏差の最小値の極性に応じて位置
調節器のゲインを調整する手段とを備えたものである。
パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応じた速度
指令値を出力する位置調節器と、前記速度指令値が入力
される速度制御系とを備えたパルス列運転位置制御系に
おいて、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値
と速度実際値との偏差の最小値を検出する手段と、この
手段により検出された偏差の最小値の極性に応じて位置
調節器のゲインを調整する手段とを備えたものである。
【0013】請求項5記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応じた速度
指令値を出力する位置調節器と、前記速度指令値が入力
される速度制御系とを備えたパルス列運転位置制御系に
おいて、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値
と速度実際値との偏差の最小値を検出する手段と、この
手段により検出された偏差の最小値に負のゲインを乗算
して前回値に加算することにより位置調節器のゲインを
調整する手段とを備えたものである。
パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応じた速度
指令値を出力する位置調節器と、前記速度指令値が入力
される速度制御系とを備えたパルス列運転位置制御系に
おいて、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値
と速度実際値との偏差の最小値を検出する手段と、この
手段により検出された偏差の最小値に負のゲインを乗算
して前回値に加算することにより位置調節器のゲインを
調整する手段とを備えたものである。
【0014】請求項6記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成し、前記
位置調節器のフィードフォワードゲインを速度制御系の
等価時定数に等しくするものである。
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成し、前記
位置調節器のフィードフォワードゲインを速度制御系の
等価時定数に等しくするものである。
【0015】請求項7記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成すると共
に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速
度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手段
により検出された偏差の初期値の極性に応じて位置調節
器のフィードフォワードゲインを調整する手段とを備え
たものである。
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成すると共
に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速
度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手段
により検出された偏差の初期値の極性に応じて位置調節
器のフィードフォワードゲインを調整する手段とを備え
たものである。
【0016】請求項8記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成すると共
に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速
度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手段
により検出された偏差の初期値に負のゲインを乗算して
前回値に加算することにより位置調節器のフィードフォ
ワードゲインを調整する手段とを備えたものである。
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算の伝達関数が速度制
御系の伝達関数の逆システムとなるように構成すると共
に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速
度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手段
により検出された偏差の初期値に負のゲインを乗算して
前回値に加算することにより位置調節器のフィードフォ
ワードゲインを調整する手段とを備えたものである。
【0017】請求項9記載の発明は、制御対象に対する
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周波
数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィードフ
ォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とし、前記
フィードフォワードゲインを速度制御系の等価時定数に
等しくするものである。
パルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施した
結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に応
じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調節
器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周波
数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィードフ
ォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とし、前記
フィードフォワードゲインを速度制御系の等価時定数に
等しくするものである。
【0018】請求項10記載の発明は、制御対象に対す
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の初期値の極性に応じて位置調
節器のフィードフォワードゲインを調整する手段とを備
えたものである。
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の初期値の極性に応じて位置調
節器のフィードフォワードゲインを調整する手段とを備
えたものである。
【0019】請求項11記載の発明は、制御対象に対す
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の初期値に負のゲインを乗算し
て前回値に加算することにより位置調節器のフィードフ
ォワードゲインを調整する手段とを備えたものである。
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の初期値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の初期値に負のゲインを乗算し
て前回値に加算することにより位置調節器のフィードフ
ォワードゲインを調整する手段とを備えたものである。
【0020】請求項12記載の発明は、制御対象に対す
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の絶対値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の絶対値が所定のヒステリシス
幅以内になったときに切替信号を出力してパルス周波数
指令値を切り替える手段とを備えたものである。
るパルス周波数指令値にフィードフォワード演算を施し
た結果を、パルス周波数指令値と速度実際値との偏差に
応じた演算結果に加算して速度指令値として出力する位
置調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系と
を備えたパルス列運転位置制御系において、前記位置調
節器におけるフィードフォワード演算を、前記パルス周
波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値にフィード
フォワードゲインを乗じた値とを加算する構成とすると
共に、ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と
速度実際値との偏差の絶対値を検出する手段と、この手
段により検出された偏差の絶対値が所定のヒステリシス
幅以内になったときに切替信号を出力してパルス周波数
指令値を切り替える手段とを備えたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は請求項1に記載した発明の実施形
態を示している。なお、図17と同一の構成要素には同
一番号を付してあり、以下では異なる部分を中心に説明
する。図1に示す実施形態では、位置調節器(APC)
103の出力である速度指令値X1(n)と速度制御系
104から得られる速度実際値N(n)とがTasr推定
手段109に入力され、この推定手段109から等価時
定数推定値Tesが出力される。
態を説明する。図1は請求項1に記載した発明の実施形
態を示している。なお、図17と同一の構成要素には同
一番号を付してあり、以下では異なる部分を中心に説明
する。図1に示す実施形態では、位置調節器(APC)
103の出力である速度指令値X1(n)と速度制御系
104から得られる速度実際値N(n)とがTasr推定
手段109に入力され、この推定手段109から等価時
定数推定値Tesが出力される。
【0022】本実施形態の動作を詳述すると、加減速演
算手段101では、加減速傾斜率ΔNに従ってトップ回
転数指令値Ntopに達するまで加減速を行い、速度設定
値Nr(n)を出力する。この速度設定値Nr(n)と速
度実際値N(n)との偏差が位置調節器103に入力さ
れ、比例ゲインKpを乗じて速度指令値X1(n)が生成
される。速度制御系104はこの速度指令値X1(n)
に従って制御され、速度実際値N(n)が得られる。こ
こで、位置調節器103から出力される速度指令値X1
(n)と速度実際値N(n)との偏差E(n)は、等価
時定数Tasr、加減速傾斜率ΔN、及び比例ゲインKpを
用いて数式1により演算することができる。
算手段101では、加減速傾斜率ΔNに従ってトップ回
転数指令値Ntopに達するまで加減速を行い、速度設定
値Nr(n)を出力する。この速度設定値Nr(n)と速
度実際値N(n)との偏差が位置調節器103に入力さ
れ、比例ゲインKpを乗じて速度指令値X1(n)が生成
される。速度制御系104はこの速度指令値X1(n)
に従って制御され、速度実際値N(n)が得られる。こ
こで、位置調節器103から出力される速度指令値X1
(n)と速度実際値N(n)との偏差E(n)は、等価
時定数Tasr、加減速傾斜率ΔN、及び比例ゲインKpを
用いて数式1により演算することができる。
【0023】
【数1】E(n)=X1(n)−N(n)=Tasr・ΔN
・Kp/(1+Kp)
・Kp/(1+Kp)
【0024】この点に着目し、Tasr推定手段109は
下記の数式2により等価時定数推定値Tesを演算する。
この等価時定数推定値Tesを用いることにより、位置調
節器103の比例ゲインKpを自動調整することができ
る。
下記の数式2により等価時定数推定値Tesを演算する。
この等価時定数推定値Tesを用いることにより、位置調
節器103の比例ゲインKpを自動調整することができ
る。
【0025】
【数2】Tes=(1+Kp)・(X1(n)−N(n))
/ΔN・Kp
/ΔN・Kp
【0026】次に、図2に基づいて請求項2に記載した
発明の実施形態を説明する。本実施形態は、図1の実施
形態にAPCゲインオートチューニング手段110を付
加して構成されている。すなわち、速度指令値X
1(n)と速度実際値N(n)との偏差の設定値をErと
し、この偏差設定値Erを等価時定数推定値Tesと共に
APCゲインオートチューニング手段110に入力して
位置調節器103の比例ゲインKpを演算する。比例ゲ
インKpは偏差設定値Er、等価時定数推定値Tes、加減
速傾斜率ΔNを用いて下記の数式3により演算する。こ
れによって位置調節器103の比例ゲインKpの現地調
整が不要になり、セットアップ時間を短縮することが可
能になる。
発明の実施形態を説明する。本実施形態は、図1の実施
形態にAPCゲインオートチューニング手段110を付
加して構成されている。すなわち、速度指令値X
1(n)と速度実際値N(n)との偏差の設定値をErと
し、この偏差設定値Erを等価時定数推定値Tesと共に
APCゲインオートチューニング手段110に入力して
位置調節器103の比例ゲインKpを演算する。比例ゲ
インKpは偏差設定値Er、等価時定数推定値Tes、加減
速傾斜率ΔNを用いて下記の数式3により演算する。こ
れによって位置調節器103の比例ゲインKpの現地調
整が不要になり、セットアップ時間を短縮することが可
能になる。
【0027】
【数3】Kp=Er/(Tes・ΔN−Er)
【0028】次いで、図3に基づいて請求項3に記載し
た発明の実施形態を説明する。この実施形態は、速度指
令値X1(n)と速度実際値N(n)との偏差の実際値
Ed(n)を加算器111により求め、更に、偏差設定値
Erと偏差実際値Ed(n)との偏差を加算器112によ
り求めてその偏差が零になるようにAPCゲインオート
チューニング手段113を動作させて、位置調節器10
3の比例ゲインKpを調整するものである。比例ゲイン
の自動調整は、数式4により行われる。この数式4にお
いて、Kesはチューニングゲインである。
た発明の実施形態を説明する。この実施形態は、速度指
令値X1(n)と速度実際値N(n)との偏差の実際値
Ed(n)を加算器111により求め、更に、偏差設定値
Erと偏差実際値Ed(n)との偏差を加算器112によ
り求めてその偏差が零になるようにAPCゲインオート
チューニング手段113を動作させて、位置調節器10
3の比例ゲインKpを調整するものである。比例ゲイン
の自動調整は、数式4により行われる。この数式4にお
いて、Kesはチューニングゲインである。
【0029】
【数4】 Kp(n+1)=Kp(n)−Kes・(Er−Ed)
【0030】この実施形態では、比例ゲインKp(n)
を一旦調整すれば、その後は等価時定数推定値Tesを用
いずに最適な比例ゲインKp(n+1)を決定すること
ができる。
を一旦調整すれば、その後は等価時定数推定値Tesを用
いずに最適な比例ゲインKp(n+1)を決定すること
ができる。
【0031】次に、図4に基づいて請求項4に記載した
発明の実施形態を説明する。なお、図18と同一の構成
要素には同一番号を付してあり、以下では異なる部分を
中心に説明する。この実施形態において、パルス列運転
時のパルス周波数指令値Nrpはステップ的な変化となる
ため、速度実際値Nは位置制御系のステップ応答とな
る。各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際値
Nとの偏差の最小値Eminはオーバーシュート量となる
ことに着目して、この偏差の最小値Eminが零となるよ
うに位置調節器103の比例ゲインKpを自動調整する
ものである。
発明の実施形態を説明する。なお、図18と同一の構成
要素には同一番号を付してあり、以下では異なる部分を
中心に説明する。この実施形態において、パルス列運転
時のパルス周波数指令値Nrpはステップ的な変化となる
ため、速度実際値Nは位置制御系のステップ応答とな
る。各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際値
Nとの偏差の最小値Eminはオーバーシュート量となる
ことに着目して、この偏差の最小値Eminが零となるよ
うに位置調節器103の比例ゲインKpを自動調整する
ものである。
【0032】図4において、図18と異なるのは、加算
器114によりパルス周波数指令値Nrpと速度実際値N
との偏差を求め、各ステップの偏差の最小値Eminを最
小値検出手段115により検出して位置調節器ゲイン演
算手段116に入力する点である。位置調節器ゲイン演
算手段116は、偏差の最小値Eminの極性を検出し、
負であれば比例ゲインKpを減少させ、正であれば比例
ゲインKpを増加させて自動調整する。すなわち、以下
の数式5の通りである。
器114によりパルス周波数指令値Nrpと速度実際値N
との偏差を求め、各ステップの偏差の最小値Eminを最
小値検出手段115により検出して位置調節器ゲイン演
算手段116に入力する点である。位置調節器ゲイン演
算手段116は、偏差の最小値Eminの極性を検出し、
負であれば比例ゲインKpを減少させ、正であれば比例
ゲインKpを増加させて自動調整する。すなわち、以下
の数式5の通りである。
【0033】
【数5】if Emin<0 then Kp=Kp−1 else Kp=Kp+1
【0034】図5は、請求項5に記載した発明の実施形
態を示すものである。図4との相違点は、位置調節器ゲ
イン演算手段117における演算内容である。本実施形
態では、偏差の最小値Eminに負のチューニングゲイン
(−Ke;Keは正数)を乗算手段118により乗じ、そ
の結果を積分手段119により積算して比例ゲインKp
を自動調整する。具体的には、数式6の通りである。な
お、数式6において、nはステップ入力回数である。
態を示すものである。図4との相違点は、位置調節器ゲ
イン演算手段117における演算内容である。本実施形
態では、偏差の最小値Eminに負のチューニングゲイン
(−Ke;Keは正数)を乗算手段118により乗じ、そ
の結果を積分手段119により積算して比例ゲインKp
を自動調整する。具体的には、数式6の通りである。な
お、数式6において、nはステップ入力回数である。
【0035】
【数6】Kp(n+1)=Kp(n)−Ke・Emin
【0036】次に、図6は請求項6に記載した発明の実
施形態を示すものである。以下では、図19と異なる部
分を中心に説明する。一次遅れとして近似した速度制御
系104の逆システムの伝達関数は、1+s・Tasrと
なる。そこで、位置調節器120におけるフィードフォ
ワード演算の伝達関数を1+s・Kffとする。ここで、
Kffはフィードフォワードゲインである。このように構
成すると、Tasr=Kffならば、パルス周波数指令値N
rpと速度実際値Nとは完全に一致する。これを数式によ
り示すと、数式7のようになる。この数式から、Kff=
TasrならばN=Nrpとなる。
施形態を示すものである。以下では、図19と異なる部
分を中心に説明する。一次遅れとして近似した速度制御
系104の逆システムの伝達関数は、1+s・Tasrと
なる。そこで、位置調節器120におけるフィードフォ
ワード演算の伝達関数を1+s・Kffとする。ここで、
Kffはフィードフォワードゲインである。このように構
成すると、Tasr=Kffならば、パルス周波数指令値N
rpと速度実際値Nとは完全に一致する。これを数式によ
り示すと、数式7のようになる。この数式から、Kff=
TasrならばN=Nrpとなる。
【0037】
【数7】{(1+s・Kff)・Nrp+(Nrp−N)・K
p/s}/(1+s・Tasr)=N (1+s・Kff+Kp/s)・Nrp/(1+s・Tasr)
−N・Kp/s(1+s・Tasr)=N (1+s・Kff+Kp/s)・Nrp/(1+s・Tasr)
=N・Kp/s(1+s・Tasr)+N (s2・Kff+s+Kp)・Nrp/s(1+s・Tasr)
=N・{Kp+s(1+s・Tasr)}/s(1+s・T
asr) N=(s2・Kff+s+Kp)・Nrp/(s2・Tasr+s
+Kp)
p/s}/(1+s・Tasr)=N (1+s・Kff+Kp/s)・Nrp/(1+s・Tasr)
−N・Kp/s(1+s・Tasr)=N (1+s・Kff+Kp/s)・Nrp/(1+s・Tasr)
=N・Kp/s(1+s・Tasr)+N (s2・Kff+s+Kp)・Nrp/s(1+s・Tasr)
=N・{Kp+s(1+s・Tasr)}/s(1+s・T
asr) N=(s2・Kff+s+Kp)・Nrp/(s2・Tasr+s
+Kp)
【0038】図7は、請求項7に記載した発明の実施形
態を示すものである。パルス列運転時のパルス周波数指
令値Nrpはステップ的な変化になるため、速度実際値N
は位置制御系のステップ応答となる。本実施形態では、
各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際値Nと
の偏差の初期値は、(Tasr−Kff)・Nrp/Tasrとな
ることに着目し、この初期値が零になるようにフィード
フォワードゲインKffを自動調整するものである。図7
において、パルス周波数指令値Nrpと速度実際値Nとの
偏差を加算器114により求め、各ステップの偏差の初
期値E0を初期値検出手段121により検出する。そし
て、この初期値E0の極性が負なら位置調節器120の
フィードフォワードゲインKffを減少させ、正ならフィ
ードフォワードゲインKffを増加させる。すなわち、フ
ィードフォワードゲイン演算手段122が数式8に従っ
てフィードフォワードゲインKffを自動調整する。
態を示すものである。パルス列運転時のパルス周波数指
令値Nrpはステップ的な変化になるため、速度実際値N
は位置制御系のステップ応答となる。本実施形態では、
各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際値Nと
の偏差の初期値は、(Tasr−Kff)・Nrp/Tasrとな
ることに着目し、この初期値が零になるようにフィード
フォワードゲインKffを自動調整するものである。図7
において、パルス周波数指令値Nrpと速度実際値Nとの
偏差を加算器114により求め、各ステップの偏差の初
期値E0を初期値検出手段121により検出する。そし
て、この初期値E0の極性が負なら位置調節器120の
フィードフォワードゲインKffを減少させ、正ならフィ
ードフォワードゲインKffを増加させる。すなわち、フ
ィードフォワードゲイン演算手段122が数式8に従っ
てフィードフォワードゲインKffを自動調整する。
【0039】
【数8】if E0<0 then Kff=Kff−1 else Kff=Kff+1
【0040】図8は、請求項8に記載した発明の実施形
態を示している。図7との相違点は、フィードフォワー
ドゲイン演算手段123における演算内容である。この
実施形態では、各ステップの偏差の初期値E0に負のチ
ューニングゲイン(−Ke)を乗算手段124により乗
じ、その結果を積分手段125により積算してフィード
フォワードゲインKffを自動調整する。具体的には、数
式9の通りである。数式9において、前記同様にnはス
テップ入力回数である。
態を示している。図7との相違点は、フィードフォワー
ドゲイン演算手段123における演算内容である。この
実施形態では、各ステップの偏差の初期値E0に負のチ
ューニングゲイン(−Ke)を乗算手段124により乗
じ、その結果を積分手段125により積算してフィード
フォワードゲインKffを自動調整する。具体的には、数
式9の通りである。数式9において、前記同様にnはス
テップ入力回数である。
【0041】
【数9】Kff(n+1)=Kff(n)−Ke・E0
【0042】図9は、請求項9に記載した発明の実施形
態を示している。以下では、図19との相違点を中心に
説明する。この実施形態では、位置調節器126内のフ
ィードフォワード演算手段127が、パルス周波数指令
値Nrpとその差分値とを加算して出力X2(n)を得る
構成とし、この出力を比例ゲインKpを経た出力に加算
して速度指令値X1(n)を得るようにしている。すな
わち、フィードフォワード演算を差分方程式により表す
ものとすると、演算手段127は数式10により出力X
2(n)を演算する。Tasr=Kffならば、パルス周波数
指令値Nrpと速度実際値Nとはほぼ一致する。
態を示している。以下では、図19との相違点を中心に
説明する。この実施形態では、位置調節器126内のフ
ィードフォワード演算手段127が、パルス周波数指令
値Nrpとその差分値とを加算して出力X2(n)を得る
構成とし、この出力を比例ゲインKpを経た出力に加算
して速度指令値X1(n)を得るようにしている。すな
わち、フィードフォワード演算を差分方程式により表す
ものとすると、演算手段127は数式10により出力X
2(n)を演算する。Tasr=Kffならば、パルス周波数
指令値Nrpと速度実際値Nとはほぼ一致する。
【0043】
【数10】 X2(n)=Nrp(n)+Kff(Nrp(n)−Nrp(n−1))/Ts =(1+Kff/Ts)・Nrp(n)−Kff・Nrp(n−1)/Ts
【0044】なお、図10はパルス周波数指令値Nrpが
ステップ的に変化する場合のフィードフォワード演算手
段127の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示し
ている。
ステップ的に変化する場合のフィードフォワード演算手
段127の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示し
ている。
【0045】図11は、請求項10に記載した発明の実
施形態を示している。パルス列運転時のパルス周波数指
令値Nrpはステップ的な変化になるため、速度実際値N
は位置制御系のステップ応答となる。本実施形態におい
ては、各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際
値Nとの偏差の初期値は〔1−(Kff/Ts)・{1−e
xp(−Ts/Tasr)}〕・Nrpとなることに着目して、
この初期値が零になるようにフィードフォワードゲイン
Kffを自動調整するものである。図7の実施形態と同様
に、図11において、パルス周波数指令値Nrpと速度実
際値Nとの偏差を加算器114により求め、各ステップ
の偏差の初期値E0を初期値検出手段121により検出
する。そして、この初期値E0の極性が負なら位置調節
器128のフィードフォワードゲインKffを減少させ、
正ならフィードフォワードゲインKffを増加させる。す
なわち、フィードフォワードゲイン演算手段122が前
述した数式8に従ってフィードフォワードゲインKffを
自動調整する。なお、図12はパルス周波数指令値Nrp
がステップ的に変化する場合のフィードフォワード演算
手段127の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示
している。
施形態を示している。パルス列運転時のパルス周波数指
令値Nrpはステップ的な変化になるため、速度実際値N
は位置制御系のステップ応答となる。本実施形態におい
ては、各ステップのパルス周波数指令値Nrpと速度実際
値Nとの偏差の初期値は〔1−(Kff/Ts)・{1−e
xp(−Ts/Tasr)}〕・Nrpとなることに着目して、
この初期値が零になるようにフィードフォワードゲイン
Kffを自動調整するものである。図7の実施形態と同様
に、図11において、パルス周波数指令値Nrpと速度実
際値Nとの偏差を加算器114により求め、各ステップ
の偏差の初期値E0を初期値検出手段121により検出
する。そして、この初期値E0の極性が負なら位置調節
器128のフィードフォワードゲインKffを減少させ、
正ならフィードフォワードゲインKffを増加させる。す
なわち、フィードフォワードゲイン演算手段122が前
述した数式8に従ってフィードフォワードゲインKffを
自動調整する。なお、図12はパルス周波数指令値Nrp
がステップ的に変化する場合のフィードフォワード演算
手段127の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示
している。
【0046】図13は、請求項11に記載した発明の実
施形態を示している。この実施形態はフィードフォワー
ドゲイン演算手段123の演算内容が図11と異なって
いる。すなわち、図8の実施形態と同様に、フィードフ
ォワードゲイン演算手段123において、各ステップの
偏差の初期値E0に負のチューニングゲイン(−Ke)を
乗算手段124により乗じ、その結果を積分手段125
により積算してフィードフォワードゲインKffを自動調
整する。具体的には、前述した数式9と同様の演算を実
行する。なお、図14はパルス周波数指令値Nrpがステ
ップ的に変化する場合のフィードフォワード演算手段1
27の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示してい
る。
施形態を示している。この実施形態はフィードフォワー
ドゲイン演算手段123の演算内容が図11と異なって
いる。すなわち、図8の実施形態と同様に、フィードフ
ォワードゲイン演算手段123において、各ステップの
偏差の初期値E0に負のチューニングゲイン(−Ke)を
乗算手段124により乗じ、その結果を積分手段125
により積算してフィードフォワードゲインKffを自動調
整する。具体的には、前述した数式9と同様の演算を実
行する。なお、図14はパルス周波数指令値Nrpがステ
ップ的に変化する場合のフィードフォワード演算手段1
27の出力X2(n)と速度実際値Nの様子を示してい
る。
【0047】図15は、請求項12に記載した発明の実
施形態を示している。この実施形態では、パルス周波数
指令値Nrpと速度実際値Nとの偏差の絶対値を絶対値検
出手段131により検出し、Nrpが最高速度Nmaxで飽
和したり速度制御系の発生トルクが飽和した場合に、切
替信号演算手段132内のヒステリシスコンパレータに
よって偏差の絶対値を外部から設定されたヒステリシス
幅heと比較し、偏差の絶対値がヒステリシス幅he以
内であるときには、切替信号FFonを位置調節器129
のフィードフォワード演算手段130に出力してNrpを
切り替えるものである。なお、図16はパルス周波数指
令値Nrpが最高速度Nmaxで飽和したり速度制御系の発
生トルクが飽和した場合のフィードフォワード演算手段
130の出力X 2(n)と速度実際値Nの様子を示して
いる。
施形態を示している。この実施形態では、パルス周波数
指令値Nrpと速度実際値Nとの偏差の絶対値を絶対値検
出手段131により検出し、Nrpが最高速度Nmaxで飽
和したり速度制御系の発生トルクが飽和した場合に、切
替信号演算手段132内のヒステリシスコンパレータに
よって偏差の絶対値を外部から設定されたヒステリシス
幅heと比較し、偏差の絶対値がヒステリシス幅he以
内であるときには、切替信号FFonを位置調節器129
のフィードフォワード演算手段130に出力してNrpを
切り替えるものである。なお、図16はパルス周波数指
令値Nrpが最高速度Nmaxで飽和したり速度制御系の発
生トルクが飽和した場合のフィードフォワード演算手段
130の出力X 2(n)と速度実際値Nの様子を示して
いる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置調節
器の比例ゲインやフィードフォワードゲインを自動的に
調整することによってこれらの現地調整が不要になりセ
ットアップ時間を短縮することができる。また、本発明
は位置決め装置等に内蔵されたマイコンのアルゴリズム
等によって実現可能であるから、コスト上昇等のおそれ
もない。
器の比例ゲインやフィードフォワードゲインを自動的に
調整することによってこれらの現地調整が不要になりセ
ットアップ時間を短縮することができる。また、本発明
は位置決め装置等に内蔵されたマイコンのアルゴリズム
等によって実現可能であるから、コスト上昇等のおそれ
もない。
【図1】請求項1に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図2】請求項2に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図3】請求項3に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図4】請求項4に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図5】請求項5に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図6】請求項6に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図7】請求項7に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図8】請求項8に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図9】請求項9に記載した発明の実施形態を示すブロ
ック線図である。
ック線図である。
【図10】図9の動作説明図である。
【図11】請求項10に記載した発明の実施形態を示す
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図12】図11の動作説明図である。
【図13】請求項11に記載した発明の実施形態を示す
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図14】図13の動作説明図である。
【図15】請求項12に記載した発明の実施形態を示す
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【図16】図15の動作説明図である。
【図17】第1の従来技術としての位置制御系のブロッ
ク線図である。
ク線図である。
【図18】第2の従来技術としての位置制御系のブロッ
ク線図である。
ク線図である。
【図19】第3の従来技術としての位置制御系のブロッ
ク線図である。
ク線図である。
101 加減速演算手段 102,106,111,112,114 加算器 103,120,126,128,129 位置調節器 104 位置制御系 105 パルス周波数演算手段 107 偏差カウンタ 109 Tasr推定手段 110,113 APCゲインオートチューニング手段 115 最小値検出手段 116,117 位置調節器ゲイン演算手段 118,124 乗算手段 119,125 積分手段 121 初期値検出手段 122,123 フィードフォワードゲイン演算手段 127,130 フィードフォワード演算手段 131 絶対値検出手段 132 切替信号演算手段
Claims (12)
- 【請求項1】 制御対象の加減速運転時の速度設定値と
速度実際値との偏差が入力される位置調節器と、この位
置調節器の出力が速度指令値として入力される速度制御
系とを備えた位置制御系において、 前記速度指令値と速度実際値との偏差と、加減速傾斜率
と、前記位置調節器のゲインとに基づいて前記速度制御
系の等価時定数を推定する推定手段を備え、この推定手
段から出力される等価時定数推定値を用いて位置調節器
のゲインを調整することを特徴とする位置調節器のゲイ
ン調整装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の位置調節器のゲイン調整
装置において、 前記等価時定数推定値と、前記速度指令値と速度実際値
との偏差の設定値と、前記加減速傾斜率とに基づいて位
置調節器のゲインを調整する手段を備えたことを特徴と
する位置調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項3】 制御対象の加減速運転時の速度設定値と
速度実際値との偏差が入力される位置調節器と、この位
置調節器の出力が速度指令値として入力される速度制御
系とを備えた位置制御系において、 前記速度指令値と速度実際値との偏差の実際値が設定値
に一致するように位置調節器のゲインを調整する手段を
備えたことを特徴とする位置調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項4】 制御対象に対するパルス周波数指令値と
速度実際値との偏差に応じた速度指令値を出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、 ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速度実
際値との偏差の最小値を検出する手段と、この手段によ
り検出された偏差の最小値の極性に応じて位置調節器の
ゲインを調整する手段とを備えたことを特徴とする位置
調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項5】 制御対象に対するパルス周波数指令値と
速度実際値との偏差に応じた速度指令値を出力する位置
調節器と、前記速度指令値が入力される速度制御系とを
備えたパルス列運転位置制御系において、 ステップ的に変化する前記パルス周波数指令値と速度実
際値との偏差の最小値を検出する手段と、この手段によ
り検出された偏差の最小値に負のゲインを乗算して前回
値に加算することにより位置調節器のゲインを調整する
手段とを備えたことを特徴とする位置調節器のゲイン調
整装置。 - 【請求項6】 制御対象に対するパルス周波数指令値に
フィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波数
指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算し
て速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度指
令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転位
置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算の伝達
関数が速度制御系の伝達関数の逆システムとなるように
構成し、前記位置調節器のフィードフォワードゲインを
速度制御系の等価時定数に等しくすることを特徴とする
位置調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項7】 制御対象に対するパルス周波数指令値に
フィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波数
指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算し
て速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度指
令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転位
置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算の伝達
関数が速度制御系の伝達関数の逆システムとなるように
構成すると共に、ステップ的に変化する前記パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差の初期値を検出する手段
と、この手段により検出された偏差の初期値の極性に応
じて位置調節器のフィードフォワードゲインを調整する
手段とを備えたことを特徴とする位置調節器のゲイン調
整装置。 - 【請求項8】 制御対象に対するパルス周波数指令値に
フィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波数
指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算し
て速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度指
令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転位
置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算の伝達
関数が速度制御系の伝達関数の逆システムとなるように
構成すると共に、ステップ的に変化する前記パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差の初期値を検出する手段
と、この手段により検出された偏差の初期値に負のゲイ
ンを乗算して前回値に加算することにより位置調節器の
フィードフォワードゲインを調整する手段とを備えたこ
とを特徴とする位置調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項9】 制御対象に対するパルス周波数指令値に
フィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波数
指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算し
て速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度指
令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転位
置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算を、前
記パルス周波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値
にフィードフォワードゲインを乗じた値とを加算する構
成とし、前記フィードフォワードゲインを速度制御系の
等価時定数に等しくすることを特徴とする位置調節器の
ゲイン調整装置。 - 【請求項10】 制御対象に対するパルス周波数指令値
にフィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算
して速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度
指令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転
位置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算を、前
記パルス周波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値
にフィードフォワードゲインを乗じた値とを加算する構
成とすると共に、ステップ的に変化する前記パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差の初期値を検出する手段
と、この手段により検出された偏差の初期値の極性に応
じて位置調節器のフィードフォワードゲインを調整する
手段とを備えたことを特徴とする位置調節器のゲイン調
整装置。 - 【請求項11】 制御対象に対するパルス周波数指令値
にフィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算
して速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度
指令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転
位置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算を、前
記パルス周波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値
にフィードフォワードゲインを乗じた値とを加算する構
成とすると共に、ステップ的に変化する前記パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差の初期値を検出する手段
と、この手段により検出された偏差の初期値に負のゲイ
ンを乗算して前回値に加算することにより位置調節器の
フィードフォワードゲインを調整する手段とを備えたこ
とを特徴とする位置調節器のゲイン調整装置。 - 【請求項12】 制御対象に対するパルス周波数指令値
にフィードフォワード演算を施した結果を、パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差に応じた演算結果に加算
して速度指令値として出力する位置調節器と、前記速度
指令値が入力される速度制御系とを備えたパルス列運転
位置制御系において、 前記位置調節器におけるフィードフォワード演算を、前
記パルス周波数指令値と、パルス周波数指令値の差分値
にフィードフォワードゲインを乗じた値とを加算する構
成とすると共に、ステップ的に変化する前記パルス周波
数指令値と速度実際値との偏差の絶対値を検出する手段
と、この手段により検出された偏差の絶対値が所定のヒ
ステリシス幅以内になったときに切替信号を出力してパ
ルス周波数指令値を切り替える手段とを備えたことを特
徴とする位置調節器のゲイン調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28031097A JPH11119833A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 位置調節器のゲイン調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28031097A JPH11119833A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 位置調節器のゲイン調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11119833A true JPH11119833A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17623219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28031097A Withdrawn JPH11119833A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 位置調節器のゲイン調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11119833A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072943A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | 位置制御装置 |
WO2024034211A1 (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | 株式会社日立産機システム | モータ制御装置および方法 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28031097A patent/JPH11119833A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072943A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Tokyo Univ Of Agriculture & Technology | 位置制御装置 |
WO2024034211A1 (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-15 | 株式会社日立産機システム | モータ制御装置および方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |