JPH11118735A - 配管等減肉状態評価方法及びその評価装置 - Google Patents

配管等減肉状態評価方法及びその評価装置

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JPH11118735A
JPH11118735A JP9280037A JP28003797A JPH11118735A JP H11118735 A JPH11118735 A JP H11118735A JP 9280037 A JP9280037 A JP 9280037A JP 28003797 A JP28003797 A JP 28003797A JP H11118735 A JPH11118735 A JP H11118735A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱材などの処理系設備を解体せずに配管の減
肉状態を評価する装置を提供することを目的とする。 【解決手段】配管減肉状態評価装置は、調査対象の配管
2を挟んで対峙配管したX線発生器1およびX線検出器
3と、X線発生器1から配管等2に対してX線1aを照
射し、透過して来た該X線からX線検出器3が得た配管
減肉に関する単位画素毎の濃淡値のX線透過情報を入力
して画像解析し、配管の減肉部4の減肉状態を評価する
解析装置6とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管等減肉状態評
価方法およびその評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配管または容器等(以下、配管という)
の減肉状態を評価する場合、超音波探傷試験等で当該配
管に直接端子部を接触させて評価することが一般的であ
った。しかし、配管は外部が保温材等で覆われているこ
とが多く、前記超音波探傷試験で評価する場合、覆いを
外してから評価しなければならなかった。
【0003】また、X線を用いて非破壊検査する場合に
おいても、定量的に評価することは困難であり、減肉状
態を判断してメンテナンス時期を決めるには至らなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の超音
波探傷試験で評価する場合の覆いを外しての評価しなけ
ればならないという問題点を解決し、覆いを付けたまま
での診断を可能とするものである。
【0005】また、X線で評価する場合においても定量
的に評価でき、配管のメンテナンス時期を的確に管理で
きるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管等に外部
からX線等の放射線を照射して得られる前記配管等につ
いての単位画素毎の濃淡値の放射線透過情報を用いて画
像解析を実行し、当該配管等の減肉状態を評価すること
を特徴とする。
【0007】この場合において、前記画像解析は、予め
記録している前記配管等の設計情報から形成した基準情
報と、前記放射線透過情報との重ね合わせであることを
特徴とする。
【0008】更に、前記減肉状態としての減肉量を評価
する前記画像解析は、(1)前記重ね合わせで得られた
重ね合わせ透過情報を単位画素毎に分解し、該単位画素
毎の前記各重ね合わせ透過情報が画像上に表示する前記
濃淡値から当該単位画素毎の前記減肉の奥行き寸法を換
算し、(2)該奥行き寸法と前記単位画素の前記面積と
を乗算して、前記単位画素毎に対応した前記減肉状態の
微少容積ΔCを求め、(3)該微少容積ΔCを、前記重
ね合わせ透過情報から前記減肉の減肉状態と評価した領
域範囲のすべてに対し積算して、前記減肉の容積Cを求
めることを特徴とする。
【0009】本発明は更に、ある物質あるいは流体を搬
送する処理系設備の調査対象の配管等を挟んで対峙配置
した放射線発生器ならびに放射線検出器を備えた配管等
減肉状態評価装置において、前記放射線発生器から前記
配管等に対して放射線を照射し、透過してきた該放射線
から前記放射線検出器が得た前記配管等内部についての
単位画素毎の濃淡値の放射線透過情報を入力して画像解
析し、前記配管等内部の減肉状態を評価する解析装置と
を具備する配管等減肉状態評価装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照し説明する。
【0011】図1は、本発明による一実施例の配管の減
肉状態評価装置を示す図である。
【0012】図2は、図1の配管の減肉状態評価装置の
詳細を示す図である。本実施例の評価装置を配管検査に
実際に適用した場合の構成例を示している。
【0013】図1,図2において、本実施例の評価装置
は、放射線発生器としてのX線発生器1と、放射線検出
器としてのX線検出器3と、情報変換器5と、解析装置
6と、記録装置7と、表示装置8と、支持装置9(9
a,9b)とから構成される。
【0014】尚、図2に示すように、解析装置6は記録
装置7と表示装置8とを含むものであってもよい。ま
た、解析装置6は、情報変換器5までも包含する構成で
あってもよい。更に、評価装置は、支持装置9を含まな
い構成であってもよい。従って、評価装置は、少なくと
もX線発生器1とX線検出器3と解析装置6とを含む構
成である。100はしゃへい物を示す。
【0015】配管の減肉状態評価装置は、配管の減肉の
状態を調査するために、X線発生器1とX線検出器3と
を支持装置9a,9bにて同時にあるいは別々に移動し
て、ある物質から最終形成物あるいは中間形成物を精製
する断熱材10の調査対象としての任意の構成機器を配
管2を断熱材10で覆った状態で挟み、X線発生器1
(即ち、放射線発生器)とX線検出器3(即ち、放射線
検出器)とをX線(即ち、放射線)の照射可能範囲に対
峙配置して、調査対象としての該配管2に対してX線1
aを照射し、配管に関する単位画素毎の濃淡値のX線透
過情報(即ち、放射線透過情報)をX線検出器3から入
手し、該X線透過情報を所定の画像処理手順により解析
し、配管2の減肉部4の減肉状態を評価する解析装置6
を備える。
【0016】上記構成の評価装置の動作は、次の通りで
ある。配管2を挟んで、X線発生器1とX線検出器3と
を対峙配置し、配管2に放射線としてのX線1aをX線
発生器1から照射し、透過して来た該放射線から配管2
に関するX線透過情報をX線検出器3が得る。
【0017】次に、情報変換器5は、得られたX線透過
情報を後述する解析装置6が解析することが可能な変換
情報に変換する。そして、解析装置6は、X線透過情報
としての変換情報を解析することによって、対象とする
配管2の減肉状態を定量的に求めるものである。また、
必要に応じて、評価した減肉状態を表わす解析情報を記
録装置7に記録し、さらにまた、表示装置8にて表示す
る。
【0018】更に、詳細について説明する。
【0019】X線発生器1とX線検出器3は、X線が有
効に照射される範囲に対峙している配置にあり、更に、
配管2の減肉に関するX線透過情報が希望通りに得られ
るように、X線発生器1とX線検出器3を任意の位置に
移動する手段としての支持装置9(9a,9b)によっ
て支持されている。従って、支持装置9によって、一般
的にはX線発生器1とX線検出器3を、配管2に対して
光軸が直角になるように設置するが、配管2が光軸上に
複数重なった場合には、X線発生器1とX線検出器3の
光軸が一致している状態でX線発生器1とX線検出器3
とを、上下方向あるいは左右向に任意に向きを変えるよ
うに調整する。
【0020】X線検出器3で検出されたX線透過情報
は、情報変換器5によって解析装置6が扱える変換情報
に変換し、解析装置6に送られる。解析装置6は、情報
変換器5にて変換した変換情報から、後述するような所
定の手順によって画像解析し、解析情報を出力する。そ
して、必要に応じて解析装置6にて解析した解析情報を
記録装置7にて記録する。この記録装置7は、配管2に
関する減肉前の設計情報を予め記録することにも使用す
る。
【0021】更に必要に応じて、X線透過情報および/
または変換情報および/または解析情報を表示装置8に
て表示する。尚、上記実施例の説明では、便宜上から
「X線透過情報」と「変換情報」と「解析情報」とを別
称したが、これらの3つの情報が同一のものであっても
可である場合があるので、これら全てを放射線透過情報
(即ち、X線透過情報)と総称することも可である。
【0022】減肉状態を調査するときに、減肉が配管の
どの場所にあるか特定できず、存在する場所によって
は、上記の方法では、評価しにくい場合があるので、X
線透過情報を得る際に、配管をはさんで発生器と検出器
と配管が同一軸上にあることを条件として、配管の長手
方向を軸として、90°あるいは120°回転してX線
透過情報を得るものとする。
【0023】次に、本発明による配管減肉状態評価方法
について説明する。
【0024】図3は、本発明による一実施例の配管減肉
状態評価方法を示す図である。(イ)は調査対象の配管を
示し、(ロ)はその縦断面を示す。配管のX線透過情報
から、配管2の減肉部4を把握する方法の一実施例を示
している。
【0025】図3において、図1で示した評価装置を用
いて、配管2にX線を照射して、X線透過情報を得る
と、前述の表示装置8の画面に、配管2の「X線透過情
報としての透過画像情報11」の画像が写し出される。
【0026】(ハ)に示すように、該透過画像情報11
の画面中央部を垂直に延びる軸Z1−Z2を結んだ直線
上に存在する各画素データの値を取り出してプロットす
ると、(ニ)に示すように各々の画素における画素値の
濃度分布13が得られる。換言すれば、軸Z1−Z2の
方向は、水平に設置された配管2の減肉部4を垂直に横
切る方向である。そして、軸Z1−Z2を順次水平方向
に移動させる(Z軸を走査する)ことによって、透過画
像情報11のうちの全ての画像区画に対して、各々の画
素における画素値の濃度分布13が得られる。
【0027】(ホ)に示すように、配管部位に減肉部の
存在しない基準配管情報18を有する基準情報としての
基準配管合成画像情報17を得る。この基準配管合成画
像情報17を透過画像情報11と同様に、軸Z1−Z2
に沿って走査して各画素データを取り出すと、(ヘ)に
示すように、各々の画素における画素値の基準配管濃度
分布19が得られる。
【0028】次に、前述の透過画像情報11と、(ト)
に示すように、基準配管合成画像情報17とから論理減
算処理20をすると、換言すれば、放射線透過情報と基
準情報とを重ね合わせることによって、(チ)に示すよ
うに、配管部位の減肉部4のみが映し出された画像とし
て浮かび上がった減肉部透過情報22を有する重ね合わ
せ透過情報としての減肉部透過画像情報21が得られ
る。軸Z1−Z2で走査して各画素データを取り出す
と、(リ)に示すように、各々の画素における画素値の
減肉部濃度分布23が得られる。この減肉部濃度分布2
3から、減肉部4のみの濃淡データ(即ち、濃淡値)を
取り出すことができる。換言すれば、減肉部の有無を識
別することができる。
【0029】なお、減肉部濃度分布23は、前述の濃度
分布13として示した変位部位25に相当するものであ
る。また、本実施例では、画面イメージ(即ち、エリア
センサ)から濃淡データを取得しているので、エリアと
してデータを取得するために例えば配管の長手方向に走
査していくことができ、データ取得の効率が良いという
効果が生まれる。
【0030】図4は、本発明の実施例による単位画素毎
の濃淡値の放射線透過情報を用いた配管減肉状態評価方
法を示す図である。すなわち、減肉部4に関する「X線
透過情報としての重ね合わせ透過情報」から、減肉部4
の減肉状態を求める方法の一実施例を示している。ま
た、図4には、任意の画素部分を拡大した拡大画像24
が示されている。
【0031】図4において、重ね合わせ透過情報として
の減肉部透過情報画面41を単位画素42毎に分解し、
該単位画素毎の各々のメモリ(即ち、減肉部透過情報の
うちの単位画素毎の減肉部透過情報)が表現する値、つ
まり画像上に表示される単位画素毎の濃淡値(または、
階調値と呼称されるもの)を取り出す。取り出された濃
淡値は、その単位画素における減肉部の奥行き寸法とし
ての「減肉部4の厚み」を意味している。換言すれば、単
位画素毎に該単位画素に対応する濃淡値(または、階調
値)を減肉部の厚さに換算する方法または手段に、本発
明による配管減肉状態評価の特徴がある。
【0032】そして、該奥行き寸法を高さとし単位画素
の大きさを底面積として、それらを乗算して単位画素毎
に対応した減肉部4の微小容積(ΔC)を求める。尚、
階調値の例としては、256階調,1024階調があ
り、階調数が大きいほど濃淡値に対する分解能が大きい
ことになる。具体的な実施例として、単位画素の面積
(大きさ)を0.18mm 角とし、256階調で撮影した
ところ、別途分解して得られた真値に対しての誤差は5
%であった。勿論、単位画素の大きさは任意に変えられ
るものとする。
【0033】次に、減肉部透過情報が示す減肉部4の領
域範囲に対し各々のΔCを求めて、それら全てを加算し
て減肉部4の容積Cを求める。該容積Cに減肉部の予値
である密度ρを乗算することによって、減肉部の減肉の
重量Wを求める。
【0034】図5は、濃度分布から減肉部の厚みを換算
する換算曲線(イ)や変換テーブル(ロ)を示す図であ
る。即ち、前述の濃度分布としての濃淡値から減肉部の
厚みを換算して求めるための、「濃淡値−減肉部の厚
み」に関する換算曲線または換算曲線から作成した変換
テーブルを示している。なお、図中の換算曲線a,b,
cは、調査条件のパラメータによる違いを示している。
例えば、調査条件のパラメータとして、減肉部の種類の
違い、配管の材質や形状の違いなどがある。そして、本
実施例によれば、解析装置の処理時間を短縮することが
できるという効果が得られる。
【0035】図6は、調査条件による濃淡値の補正方法
を示す図である。配管のX線透過情報を基に、調査条件
(または、計測条件)によるX線透過情報の濃淡値の調
査誤差(または、計測誤差)を補正する方法を示してい
る。例えば、調査条件として「配管の設置位置(例え
ば、a配管とX線発生器1やX線検出器3との距離が遠
い・近いという関係)」,「X線発生器が発生するエネ
ルギ(X線管電圧またはX線管電流の値が大きい・小さ
いという関係)」が違う場合であれば、予め、各々の調
査条件についていくつかの異なる条件で撮影した基礎デ
ータを記録装置に持っていて、該基礎データとX線透過
情報とを比較して換算曲線または変換テーブルを変更す
ることで、濃淡値の調査誤差(または、計測誤差)を補
正することができる。(イ)に示す濃淡値−減肉部の厚
みに関する換算曲線を(ロ)に示す曲線Aから曲線Bに
変更する、または、曲線Aと曲線Bとの間を取って補間
する場合を、図6に例示している。変換テーブルの場合
であっても同様に行える。そして、本実施例によれば、
記録装置の容量を小さくするという効果がある。
【0036】図7は、本発明による実施例の減肉部の減
肉重量を求めるフローを示す図である。処理系設備にお
いて水平配置されていない(水平配置以外の)配管2の
減肉部4の重量を求めるフローチャートを、ステップ1
(S21)〜ステップ10(S30)にて示している。
各ステップの内容は図中に示す通りである。すなわち、
配管または容器の計測したい箇所へX線発生器およびX
線検出器を移動する(S21)。X線撮影(A)を行う
(S22)。配管のある垂直断面の濃淡(階調値)を調
べる(S23)。配管の径(肉厚とともに予値とする)
をもとに一画素の寸法と実際の寸法の比を求める(S2
4)。配管または容器の形状データベース(設計情報と
して予値)から(A)に合わせて使用前の状態の濃淡デ
ータをつくる(B)(S25)。(B)から(A)を引き
算して(C)とする(S26)。濃淡値(階調値)から奥
行(厚み)を求める(S27)。一画素毎(一メモリ)
の容積を求める(S28)。容積を足し合わせる(S2
9)。配管の密度(予値)を乗じて重量を求める(S3
0)。
【0037】図7に示す本実施例の特徴は、予め記録し
てある配管の減肉状態に関する設計情報、即ち、処理系
設備の過去の実績データから形成した基準情報を利用す
る点にある。
【0038】すなわち、減肉部が発生していると思われ
る放射線透過情報との重ね合わせから、減肉状態を把握
するものである。
【0039】本実施例によって、配管や容器の形状のい
かんに拘らず、また、配管や容器以外の構成機器に対し
ても、減肉部状態を評価することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、無解体,非破壊で配管
あるいは容器の減肉状態を定量的に把握することができ
るので、解体点検による運転停止や解析作業が無くな
り、設備の運転効率や点検作業効率の向上に、さらには
安全性の向上に結び付く効果がある。また、無解体,非
破壊で計測診断できることは、減肉状況調査時間の短縮
にも繋がるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の配管の減肉状態評価装
置を示す構成図である。
【図2】図1の配管の減肉状態評価装置の詳細を示す斜
視図である。
【図3】本発明による一実施例の配管の減肉状態評価方
法のためのステップを示す図である。
【図4】本発明の実施例の配管の減肉状態評価方法を示
す図である。
【図5】濃度分布から減肉部の厚みを換算する換算曲線
や変換テーブルを示す図である。
【図6】調査条件による濃淡値の補正方法を示す図であ
る。
【図7】本発明の実施例の減肉部の減肉の重量を求める
フローを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…X線発生器、1a…X線、2…配管、3…X線検出
器、4…減肉部、5…情報変換器、6…解析装置、7…
記録装置、8…表示装置、9,9a,9b…支持装置、
10…断熱材、11,31…透過画像情報、12…配管
部位情報、13…濃度分布、17…基準配管合成画像情
報、18…基準配管情報、19…基準配管濃度分布、2
0…論理減算処理、21…減肉部透過画像情報、22…
減肉部透過情報、23…減肉部濃度分布、32…配管部
位情報。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管等に外部からX線等の放射線を照射し
    て得られる前記配管等についての単位画素毎の濃淡値の
    放射線透過情報を用いて画像解析を実行し、当該配管等
    の減肉状態を評価することを特徴とする配管等減肉状態
    評価方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記画像解析は、予め
    記録してある前記配管等の設計情報から形成した基準情
    報と、前記放射線透過情報との重ね合わせであることを
    特徴とする配管等減肉評価方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記減肉状態としての減肉量を評価する前記画像解析
    は、前記重ね合わせで得られた重ね合わせ透過情報を単
    位画素毎に分解し、該単位画素毎の前記各重ね合わせ透
    過情報が画像上に表示する前記濃淡値から当該単位画素
    毎の前記減肉の奥行き寸法を換算して求めることを特徴
    とする配管等減肉評価方法。
  4. 【請求項4】ある物質あるいは流体を搬送する処理系設
    備の調査対象の配管等を挟んで対峙配置した放射線発生
    器ならびに放射線検出器を備えた配管等減肉状態評価装
    置において、 前記放射線発生器から前記配管等に対して放射線を照射
    し、透過してきた該放射線から前記放射線検出器が得た
    前記配管等内部についての単位画素毎の濃淡値の放射線
    透過情報を入力して画像解析し、前記配管等内部の減肉
    状態を評価する解析装置とを具備することを特徴とする
    配管等減肉状態評価装置。
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