JPH11118630A - トルク検出装置 - Google Patents

トルク検出装置

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Publication number
JPH11118630A
JPH11118630A JP27844997A JP27844997A JPH11118630A JP H11118630 A JPH11118630 A JP H11118630A JP 27844997 A JP27844997 A JP 27844997A JP 27844997 A JP27844997 A JP 27844997A JP H11118630 A JPH11118630 A JP H11118630A
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JP
Japan
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planetary gear
torque
outer ring
gear mechanism
phase difference
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JP27844997A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Sato
克俊 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH11118630A publication Critical patent/JPH11118630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動系の軸の回転に関係なくトルクを検出す
ることである。 【解決手段】 トルク発生源側14と回転負荷側15と
を回転位相差発生手段18を介して連結し、これらのト
ルク発生源側14と回転負荷側15とのそれぞれを第1
の遊星歯車機構12と第2の遊星歯車機構13に結合
し、第1の遊星歯車機構12と第2の遊星歯車機構13
との太陽歯車16,17、外輪歯車29,30、遊星歯
車25,26のいずれかを基体31に固定するとともに
自由回転する太陽歯車16,17、外輪歯車29,3
0、遊星歯車25,26のいずれかの回転角度を計測す
ることにより回転位相差発生手段18を介して伝達され
るトルクを検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク発生源側か
ら回転負荷側に伝達されるトルクを検出するためのトル
ク検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転動力伝達軸のトルクを検出す
るためには、数多くの方法が知られている。それらの中
で、工業調査会発行の「100例に見るセンサ応用技
術」P.178〜180 宇佐美晶著に記載された2つの例を次
に挙げる。
【0003】〔位相差方式のトルク計測方式〕位相差方
式のトルク計測方法を図16に示す。この方法は、駆動
軸1と負荷軸2との間を伝達軸3で連結し、トルクの大
きさに応じたねじれを伝達軸3に発生させ、そのねじれ
の量を計測することによりトルク値を算出するものであ
る。具体的には、動力伝達状態における伝達軸3の両端
にある歯車4,5の位置を電磁ピックアップ6,7で交
流電圧に変換して出力を求める。伝達トルクで伝達軸3
がねじれると電磁ピックアップ6,7の出力である交流
電圧1と交流電圧2の間に位相差が生じる。これを検出
回路8で検出し、検出された位相差からトルクを求めて
演算表示部9で表示する。
【0004】〔歪みゲージのトルク計測方式〕歪みゲー
ジ式のトルク計測の方式を図17(a)(b)に示す。この
方法の場合、駆動軸1と負荷軸2との間を連結する伝達
軸3のねじれ角を軸表面の歪みとして観測する。図17
(a)に示すように、伝達軸3の表面に4個の歪みゲージ
10をそれぞれ45°の方向に向けて接着して図17
(b)に示すブリッジ回路11を作る。駆動軸1の回転
(a→b)に対して、負荷軸2の反発力は逆向き(c←d)
になるため、伝達軸3はねじれて回転する。このねじれ
角はトルクに比例する。AT及びDT なる歪みゲージ1
0には引張り応力、Bc 及びCc なる歪みゲージ10に
は圧縮応力が加わっており、ブリッジ回路11の出力電
圧がトルクに比例して変化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のトルク検出方法
によれば、軸の回転速度が変化する場合やトルクが微少
な場合に、軸にかかるトルクの計測は難しいものであ
る。また、歪みゲージを伝達軸に接着する方法において
は、回転している状態で軸のねじれを直接計測する必要
があり、このような形式のものは、センサとしての歪み
ゲージが一緒に回転してしまうため、配線など実施上の
問題が多い。さらに、トルクの大きさを表示するために
は、電気的な回路や制御部及び表示部が不可欠なもので
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トルク発生源側と回転負荷側とを回転位相差発生手段を
介して連結し、これらのトルク発生源側と回転負荷側と
のそれぞれを第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構
の太陽歯車、外輪歯車、遊星歯車キャリアのいずれか一
つの同一種のものに結合し、前記第1の遊星歯車機構と
前記第2の遊星歯車機構との前記トルク発生源側と前記
回転負荷側とが結合されていない前記太陽歯車、前記外
輪歯車、前記遊星歯車キャリアのいずれか一つの同一種
のものの回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構と前
記第2の遊星歯車機構との前記トルク発生源側と前記回
転負荷側とが結合されていない前記太陽歯車、前記外輪
歯車、前記遊星歯車キャリアと回転が同期されている前
記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯車キャリア以外
の前記第1の遊星歯車機構の前記太陽歯車、前記外輪歯
車、前記遊星歯車キャリアを基体に固定するとともに前
記第2の遊星歯車機構の前記太陽歯車、前記外輪歯車、
前記遊星歯車キャリアを回転自在に装着してその回転角
度を計測することにより前記回転位相差発生手段を介し
て伝達されるトルクを検出することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との太陽歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの遊星歯車の
公転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の外輪歯車を
基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の外輪歯車を回
転自在に装着してその外輪歯車の回転角度を計測するこ
とにより前記回転位相差発生手段を介して伝達されるト
ルクを検出することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との太陽歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの外輪歯車の
回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の遊星歯車キ
ャリアを基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の遊星
歯車キャリアを回転自在に装着してその遊星歯車キャリ
アの回転角度を計測することにより前記回転位相差発生
手段を介して伝達されるトルクを検出することを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との外輪歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの遊星歯車の
公転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の太陽歯車を
基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の太陽歯車を回
転自在に装着してその太陽歯車の回転角度を計測するこ
とにより前記回転位相差発生手段を介して伝達されるト
ルクを検出することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との外輪歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの太陽歯車の
回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の遊星歯車キ
ャリアを基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の遊星
歯車キャリアを回転自在に装着してその遊星歯車キャリ
アの回転角度を計測することにより前記回転位相差発生
手段を介して伝達されるトルクを検出することを特徴と
する 請求項6記載の発明は、入力軸と出力軸とを回転位相差
発生手段を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とを
それぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との
遊星歯車キャリアに結合し、前記第1の遊星歯車機構と
前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの太陽歯車の回転
を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の外輪歯車を基体
に固定し、前記第2の遊星歯車機構の外輪歯車を回転自
在に装着してその外輪歯車の回転角度を計測することに
より前記回転位相差発生手段を介して伝達されるトルク
を検出することを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との遊星歯車キャリアに結合し、前記第1の遊
星歯車機構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの外
輪歯車の回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の太
陽歯車を基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の太陽
歯車を回転自在に装着してその太陽歯車の回転角度を計
測することにより前記回転位相差発生手段を介して伝達
されるトルクを検出することを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の発明において、第1の遊星歯車機構
と第2の遊星歯車機構の太陽歯車、外輪歯車、遊星歯車
のそれぞれの歯数比が同じであることを特徴とする。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
いずれか1に記載の発明において、回転位相差を検出す
る第2の遊星歯車機構の太陽歯車、遊星歯車キャリア、
外輪歯車にトルク値に対応する目盛を付けて固定された
基体に設けられた基準に基づいてトルク値を読み取るよ
うにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。まず、図1、図2に基づ
いて基本的な機構を説明する。本実施の形態の機構は、
2つの遊星歯車機構12,13よりなる。そして。動力
発生源としての入力軸14と回転負荷側としての出力軸
15とにそれぞれ同じ直径の太陽歯車16,17を固定
する。入力軸14は、例えば、電動モータ、回転機関、
クランク機構などのトルク発生源に連結されている。出
力軸15は、例えば、車輪、工作機械、動力変換装置な
どに連結されている。しかして。入力軸14の回転は、
回転位相差発生手段18を介して出力軸15に伝達さ
れ、入力軸14と出力軸15との間では、伝達されるト
ルクに応じた回転位相差を生じる。回転位相差発生手段
18は、太陽歯車16,17間に設けられている。その
機構は、以下のようなものである。太陽歯車16,17
の片面に、それぞれ環状板19,20が固定され、これ
らの環状板19,20には隔壁21,22が設けられて
いる。そして、これらの隔壁21,22が設けられた面
をお互い向かい合わせることによって、ポケット23を
形成し、この中に例えば圧縮コイルばね24を環状板1
9,20の円周方向に入れる。
【0015】ついで、太陽歯車16,17にそれぞれの
太陽歯車16,17の回りを公転する同じ直径の遊星歯
車25,26を噛合する。遊星歯車25,26は、遊星
歯車キャリア55によって保持される。本実施の形態の
場合、遊星歯車キャリア55は、公転板49,50に公
転軸27によって構成される。公転板49,50は、入
力軸14、出力軸15に軸受け28を介して、回転自在
に支持される。公転軸27により対向する遊星歯車2
5,26を連結し公転を同期されている。遊星歯車2
5,26の公転軸27は、入力軸14、出力軸15に軸
受け28を介して回転自在に支持される。遊星歯車2
5,26に外接噛合するように、外輪歯車29,30を
設ける。外輪歯車29,30は、入力軸14と出力軸1
5に軸受け28を介して回転自在に支持される。ただ
し、入力側の外輪歯車29を基体31に固定し、出力側
の外輪歯車30は自由に回転できるようにする。これら
の歯車の種類は、例えば平歯車である。
【0016】なお、入力軸14と出力軸15を結合する
回転位相差発生手段18は、上述した構造の他、トルク
に応じて入力軸14と出力軸15との間に回転位相差を
生ずるようなものであれば他の機構でも良い。また、こ
のような機構を用いず、トルクに応じた歪みを生じなが
ら回転を伝達する部材により入力軸14と出力軸15と
を結合したものでも良い。一例としてトーションバー3
2を用いた場合を図3及び図4に示す。また、このよう
なトーションバー32に限らず、弾性体、例えば、ゴム
などのトルクに応じて位相差を生じるものであれば実施
可能である。
【0017】つぎに、第1の実施の形態の動作を、図3
及び図4に示すように、回転位相差発生手段18として
トーションバー32が用いられた構造に基づいて説明す
る。図4はその構造の斜視図であるが、内部構造を明確
にするために外輪歯車29,30の中央部分の一部を切
り欠いて図示しているものである。まず、入力軸14の
回転は、回転位相差発生手段18であるトーションバー
32を介して出力軸15に伝達されるため、そのトーシ
ョンバー32が撓んで入力軸14と出力軸15との両軸
間でトルクに応じて回転位相差が発生する。
【0018】しかして、入力軸14と出力軸15との両
軸には、太陽歯車16,17が取り付けられており、こ
れらの太陽歯車16,17が入力軸14、出力軸15と
同体で回転する。太陽歯車16,17の回転は、各々、
遊星歯車25,26へ伝達される。ところで、この機構
の場合、入力側の外輪歯車29が基体31に固定されて
いるため、遊星歯車25は、太陽歯車16と外輪歯車2
9の間で公転をする。入力側の遊星歯車25と出力側の
遊星歯車26の公転は、公転軸33により出力側の遊星
歯車26へ伝達される。仮に、入力軸14と出力軸15
との間で、回転位相差を生じることなく回転していると
すると、入力側の遊星歯車25の公転と同一である出力
側の遊星歯車26の公転により、出力側の外輪歯車29
は停止したままである。ところが、入力軸14と出力軸
15との間で、回転位相差が生じると、その回転位相差
は、遊星歯車26の回転により外輪歯車30に伝達され
その分だけ回転させられることになる。すなわち、出力
側の外輪歯車30が、トルクがゼロである状態、すなわ
ち、入力軸14と出力軸15との間に回転位相差が生じ
ていなかった状態から、トルクにより生じた太陽歯車1
6,17間の回転位相差によって回転させられた出力側
の外輪歯車30の回転角度を計測すれば、トルクの大き
さを求めることができる。トルクの大きさは、回転位相
差発生手段18に用いられているバネ定数と、太陽歯車
16,17と外輪歯車29,30の歯数とにより計算で
きる。入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルク
は、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車16,17の歯数;c 外輪歯車29,30の歯数;a 自由回転可能外輪歯車30の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・(a/c)・k で、求められる。
【0019】本実施例では、入力側の外輪歯車29を基
体31に固定するようにしたが、出力側の外輪歯車30
を固定するようにしても成り立つ。
【0020】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図5
及び図6に基づいて説明する。図1乃至図4について説
明した部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略する
(以下、同じ)。本実施の形態においては、前述の第一
の実施の形態と同様に、入力軸14と出力軸15とにそ
れぞれ同じ直径の太陽歯車16,17を固定する。太陽
歯車16,17にそれぞれの太陽歯車16,17の回り
を公転する同じ直径の遊星歯車25,26を噛合する。
遊星歯車25,26は、遊星歯車キャリア55によって
保持される。本実施の形態の場合、遊星歯車キャリア5
5は、公転板49,50に公転軸47,48を固定する
ことにより構成される。公転板49,50は、入力軸1
4、出力軸15に軸受け28を介して、回転自在に支持
されている。ただし、入力軸14側の遊星歯車25の公
転板49を基体31に固定し、他方は自由に回転できる
ようにする。遊星歯車25,26に外接噛合するよう
に、外輪歯車34を設ける。外輪歯車34は、基体31
に軸受け35を介して保持され、基体31に対し回転自
在とする。外輪歯車34は、両遊星歯車機構12,13
の回転を同一にさせている。
【0021】このような構成において、入力軸14は、
回転位相差発生手段18を介して出力軸15を回転させ
る。回転位相差発生手段18としては、トーションバー
32を用いている。このとき、入力軸14と出力軸15
との間には、トルクに応じた回転位相差が生じる。しか
して、入力軸14、出力軸15には太陽歯車16,17
が取り付けられており同回転する。太陽歯車16,17
の回転は、各々、遊星歯車25,26へ伝達される。入
力軸14側の遊星歯車25の軸心は、基体31に固定さ
れている。入力軸14側の太陽歯車16が回転すると、
入力軸14側の遊星歯車25が回転し、その回転により
外輪歯車34を回転させる。外輪歯車34の回転は、出
力側の遊星歯車26に伝達される。このため、入力軸1
4と出力軸15との間にトルクにより回転位相差が生じ
ていないときは、出力軸15側の遊星歯車26は公転し
ない。ところが、入力軸14と出力軸15との間に回転
位相差が生じると、位相のずれに応じて出力軸15側の
遊星歯車26が公転させられることになる。両軸14,
15間に発生した回転位相差による出力軸15側の遊星
歯車26の公転角度を計測すれば、入力軸14から出力
軸15へ伝達されるトルクの大きさを求めることができ
る。なお、遊星歯車26の公転が計測しやすいように、
公転軸33を公転円板36に連結、または、公転板50
を円盤状に形成し公転円板36とすることにより、遊星
歯車キャリア55の回転角度を計測しやすくしている。
【0022】ここで、入力軸14から出力軸15へ伝達
されるトルクは、太陽歯車16,17と外輪歯車34と
の歯数により計算できる。すなわち、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車16,17の歯数;c 外輪歯車34の歯数;a 自由回転可能外輪歯車34の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・{(a+c)/c}・k で、求められる。
【0023】本実施の形態では、入力軸14側の遊星歯
車25の公転を基体31に固定するようにしたが、出力
軸15側の遊星歯車26の公転を固定するようにしても
成り立つ。
【0024】本発明の第3の実施の形態を図7及び図8
に基づいて説明する。本実施の形態も前述の第一の実施
の形態と同様に、遊星歯車機構12,13を2組用いて
入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルクを検出す
る機構である。まず、入力軸14、出力軸15は、回転
位相差発生手段18としてのトーションバー32を用い
て結合する。トーションバー32の両端には、伝達歯車
37,38を設ける。一方、入力軸14側の太陽歯車1
6は、基体31に固定し、他方の太陽歯車17は、基体
31に軸受け39を介して支持して基体31に対して回
転自在とする。太陽歯車16,17にそれぞれの太陽歯
車16,17の回りを公転する同じ直径の遊星歯車2
5,26を噛合する。遊星歯車25,26は遊星歯車キ
ャリア55によって保持される。本実施の形態の場合、
遊星歯車キャリア55は、公転板49,50に公転軸3
3を固定することにより構成される。公転板49,50
は、太陽歯車16,17の軸に軸受け11を介して、回
転自在に支持される。遊星歯車25,26に外接噛合す
るように、外輪歯車29,30を設ける。外輪歯車2
9,30は各太陽歯車16,17の軸に軸受け28を設
けて支持し、各々回転自在とする。外輪歯車29,30
の外側には、前記伝達歯車37,38と同じ歯形をもつ
歯車を形成し、前記伝達歯車37,38の各々と噛合す
るようにする。遊星歯車25の公転は、公転軸33によ
り出力軸15側の遊星歯車26に伝達されるようにす
る。これらの歯車の種類は、例えば平歯車である。
【0025】このような構成において、入力軸14の回
転は、回転位相差発生手段18である、トーションバー
32を介してトルクに応じて位相差が発生しながら、出
力軸15に伝達される。入力軸14と出力軸15とが回
転すると、伝達歯車37,38により外輪歯車29,3
0が回転する。入力軸14の回転は、回転位相差発生手
段18を介して出力軸15に伝達されているため、入力
軸14と出力軸15との間には、トルクに応じた回転位
相差が生じている。入力軸14側の太陽歯車16は、基
体31に固定されているため、外輪歯車29と太陽歯車
16との間で、遊星歯車25は自転しながら公転する。
その公転は、公転軸33により出力軸15側へ伝達され
る。このため、入力軸14と出力軸15との間にトルク
による回転位相差が生じていない場合、出力軸15側の
太陽歯車17の回転は停止させられる。ところが、トル
クに応じた回転位相差が生じると、位相のずれに応じて
出力軸15側の太陽歯車17を回転させることになる。
この出力軸15側の太陽歯車17の回転角度を計測すれ
ば、入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルクの大
きさを求めることができる。なお、図示のものにおいて
は、太陽歯車17の回転軸に円板40を取り付け、回転
を計測しやすくしている。入力軸14から出力軸15へ
伝達されるトルクは、太陽歯車16,17と外輪歯車2
9,30の歯数により計算できる。すなわち、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車16,17の歯数;c 外輪歯車29,30の内側の歯数;a 外輪歯車29,30の外側の歯数;d 伝達歯車37,38の歯数;e 自由回転可能外輪歯車30の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・(c/a)・(d/e)・k で、求められる。
【0026】なお、本実施の形態では、入力軸14側の
太陽歯車16を基体31に固定するようにしたが、出力
軸15側の太陽歯車17を固定するようにしても成り立
つ。
【0027】本発明の第4の実施の形態を図9及び図1
0に基づいて説明する。本実施の形態は、前述の第一の
実施の形態と同様に、遊星歯車機構12,13を2組用
いて入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルクを検
出する機構である。まず、入力軸14、出力軸15は、
回転位相差発生手段18としてトーションバー32を用
いて結合する。トーションバー32の両端には伝達歯車
37,38を設ける。一方、両端を基体31に軸受け2
8を介して支持し、基体31に対して回転自在とした2
個が一体の太陽歯車41は、2つの遊星歯車機構12,
13に共通のものとして機能し、両者を一体化すること
により回転を同一にしている。太陽歯車41に、遊星歯
車25,26を噛合する。遊星歯車25,26は、遊星
歯車キャリア55によって保持される。本実施の形態の
場合、遊星歯車キャリア55は、公転板49、50に公
転軸47,48を固定することにより構成される。公転
板47,48は、太陽歯車41の軸に軸受け28を介し
て、回転に支持される。ただし、入力軸14側の遊星歯
車25の公転軸33を基体31に固定し、他方は自由に
回転できるようにする。遊星歯車25,26に外接噛合
するように、外輪歯車29,30を設ける。外輪歯車2
9,30は、太陽歯車41の軸に軸受け28を設けて支
持し各々回転自在とする。外輪歯車29,30の外側に
は、前記伝達歯車37,38と同じ歯形をもつ歯車を形
成し、前記伝達歯車37,38の各々と噛合するように
する。これらの歯車の種類は、例えば平歯車である。
【0028】このような構成において、入力軸14の回
転は、回転位相差発生手段18であるトーションバー3
2を介してトルクに応じて位相差が発生しながら、出力
軸15に伝達される。入力軸14と出力軸15とが回転
すると。伝達歯車37,38により外輪歯車29,30
が回転する。入力軸14の回転は、回転位相差発生手段
18を介して出力軸15に伝達されているため、入力軸
14と出力軸15との間には、トルクに応じた回転位相
差が生じている。入力軸14と出力軸15とが回転する
と、伝達歯車37,38により外輪歯車29,30が回
転する。入力軸14側の遊星歯車25の公転軸33は、
基体31に固定されているため、遊星歯車25,26
は、太陽歯車41に回転を伝達する。太陽歯車41の回
転により、入力軸14と出力軸15との間にトルクによ
る回転位相差が生じていないときは、出力軸15側の遊
星歯車26の公転は停止させられる。ところが、入力軸
14と出力軸15との間にトルクに応じた回転位相差が
生じると、回転位相差に応じて出力軸15側の遊星歯車
26が公転させられることになる。この出力軸15側の
遊星歯車26の公転角度を計測すれば、両軸14,15
間の回転位相差の大きさを求めることができる。なお、
遊星歯車26の公転軸33に公転円板42を結合して回
転を計測しやすくしている。入力軸14から出力軸15
へ伝達されるトルクは、太陽歯車41と外輪歯車29,
30との歯数により計算できる。すなわち、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車41の歯数;c 外輪歯車29,30の内側の歯数;a 外輪歯車29,30の外側の歯数;d 伝達歯車37,38の歯数;e 自由回転可能外輪歯車30の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・{(a+c)/a}・(d/e)・k で、求められる。
【0029】本実施の形態では、入力軸14側の遊星歯
車25の公転を基体31に固定するようにしたが、出力
軸15側の遊星歯車26の公転を固定するようにしても
成り立つ。
【0030】本発明の第5の実施の形態を図11及び図
12に基づいて説明する。本実施の形態も、前述の第一
の実施の形態と同様に、遊星歯車機構12,13を2組
用いて入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルクを
検出する機構である。まず、入力軸14、出力軸15
は、回転位相差発生手段18としてのトーションバー3
2を用いて結合する。トーションバー32の両端には、
伝達歯車37,38を設ける。一方、両端を基体31に
対して軸受け28を介して支持し、基体31に対して回
転自在とした二個の太陽歯車41は、2つの遊星歯車機
構12,13に共通の太陽歯車41として機能し、二個
を一体化することにより回転を同一にしている。この太
陽歯車41に、遊星歯車25,26を噛合する。また、
太陽歯車41の軸45を軸受け46により回転自在に支
持する。遊星歯車25,26は、遊星歯車キャリア55
によって保持される。本実施の形態の場合、遊星歯車キ
ャリア55は、公転円板44,45に公転軸47,48
を固定することにより構成される。公転円板44,45
の外周には、伝達歯車37,38と噛み合う歯車を形成
し、伝達歯車37,38と噛合させる。さらに、遊星歯
車25,26を外接噛合するように、外輪歯車29,3
0を設ける。ただし、入力軸14側の外輪歯車29を基
体31に固定し、他方の外輪歯車30は自由に回転でき
るようにする。これらの歯車の種類は、例えば平歯車で
ある。
【0031】このような構成において、入力軸14の回
転は、回転位相差発生手段18であるトーションバー3
2を介してトルクに応じて位相差が発生しながら、出力
軸15に伝達される。入力軸14と出力軸15とが回転
すると伝達歯車37,38により外輪歯車29,30が
回転する。入力軸14の回転は、回転位相差発生手段1
8を介して出力軸15に伝達されているため、入力軸1
4と出力軸15の間には、トルクに応じた回転位相差が
生じている。入力軸14と出力軸15とが回転すると、
伝達歯車37,38によりこれらに噛み合っている伝達
歯車44,45が回転する。入力軸14側の外輪歯車2
9は、基体31に固定されているため、遊星歯車25の
公転と回転により、太陽歯車41が回転させられる。こ
の太陽歯車41の回転により、入力軸14と出力軸15
との間にトルクによる回転位相差が生じていないとき
は、出力軸15側の外輪歯車30の回転は停止させられ
る。ところが、入力軸14と出力軸15とにトルクに応
じた回転位相差が生じると、位相のずれに応じて出力軸
15側の外輪歯車30が回転させられることになる。こ
の出力軸15側の外輪歯車30の回転角度を計測すれ
ば、両軸14,15間の回転位相差の大きさを求めるこ
とができる。入力軸14から出力軸15へ伝達されるト
ルクは、太陽歯車41と外輪歯車29,30との歯数に
より計算できる。すなわち、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車41の歯数;c 外輪歯車29,30の歯数;a 伝達歯車44,45の歯数;f 伝達歯車37,38の歯数;e 自由回転可能外輪歯車30の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・{a/(a+c)}・(f/e)・k で、求められる。
【0032】本実施の形態では、入力軸14側の外輪歯
車29の回転を基体31に固定するようにしたが、出力
軸15側の外輪歯車30を固定するようにしても成り立
つ。
【0033】本発明の第6の実施の形態を図13及び図
14に基づいて説明する。本実施の形態も前述の第1の
実施の形態と同様に遊星歯車機構12,13を2組用い
て入力軸14から出力軸15へ伝達されるトルクを検出
する機構である。まず、入力軸14、出力軸15は、回
転位相差発生手段18としてトーションバー32を用い
て結合する。一方、入力軸14と出力軸15とに軸受け
28を介して回転自在に保持されている太陽歯車16,
17にそれぞれ、遊星歯車25,26を噛合する。これ
らの遊星歯車25,26は、遊星歯車キャリア55によ
って保持される。本実施の形態の場合、遊星歯車キャリ
ア55は、公転板49,50に公転軸47,48を固定
することにより構成される。これらの遊星歯車25,2
6に外接噛合するように外輪歯車34を設ける。外輪歯
車34は、第二の実施の形態と同様に、入力軸14側と
出力軸15側とで同回転させるため一体化している。外
輪歯車34は、軸受け35を介して基体31に回転自在
に支持される。入力軸14側の遊星歯車25と出力軸1
5側の遊星歯車26のそれぞれの公転を同期させるよう
に、入力軸14及び出力軸15に固定された公転板4
9,50に取り付けられた公転軸51,52に支持され
ている。入力軸14側の太陽歯車16を基体31に固定
し、他方の太陽歯車17は自由に回転できるようにす
る。これらの歯車の種類は、例えば平歯車である。
【0034】このような構成において、入力軸14の回
転は、回転位相差発生手段18であるトーションバー3
2を介してトルクに応じて位相差を発生しながら、出力
軸15に伝達される。遊星歯車25,26の公転と回転
により、外輪歯車34が回転させられる。外輪歯車34
を一体化することにより外輪歯車34の回転は、入力軸
14側と出力軸15側で一致させているため、入力軸1
4と出力軸15との間で回転位相差が生じていないとき
は、出力軸15側の太陽歯車16の回転は停止させられ
る。ところが、入力軸14と出力軸15に回転位相差が
生じると、位相のずれに応じて出力軸15側の太陽歯車
17が回転させられることになる。この出力軸15側の
太陽歯車17の回転角度を計測すれば、両軸14,15
間の回転位相差の大きさを求めることができる。入力軸
14から出力軸15へ伝達されるトルクは、太陽歯車1
6,17と外輪歯車34との歯数により計算できる。す
なわち、 回転位相差発生手段18のバネ定数;k(N・m/deg) 太陽歯車16,17の歯数;c 外輪歯車34の歯数;a 自由回転可能外輪歯車34の回転角度;θ(deg) とすると、 トルク(N・m)=θ・{c/(a+c)}・k で、求められる。本実施の形態では、入力軸14側の太
陽歯車16の回転を基体31に固定するようにしたが、
出力軸15側の太陽歯車17の回転を固定するようにし
ても成り立つ。
【0035】しかして、前述の第1乃至第6の実施の形
態の機構をまとめたものが表1である。表1中のトルク
は、それぞれの機構において、トルクに応じて回転位相
差発生機構18により位相差が表出する部位の回転角度
θから実際のトルク値を求める式である。機構の違いに
より、表出する角度は、トルクに応じて回転位相差発生
機構18により発生する位相差を、縮小する場合と拡大
する場合、拡大と縮小の両方が可能な場合に分けられ
る。このため、発生する回転位相差が小さい場合、「拡
大」する機構を選択すればよい。具体的には、第2乃至
第6の実施の形態の機構である。また、発生する回転位
相差が大きい場合、「縮小」する機構を選択すればよ
い。具体的には、第1乃至第5の実施の形態の機構であ
る。
【0036】
【表1】
【0037】つぎに、太陽歯車16,17又は41と外
輪歯車29,30又は34との歯数の関係について述べ
る。本発明は、機構の選択の他、太陽歯車16,17又
は41と外輪歯車29,30又は34の歯数の比を変更
すれば、回転自在な外輪歯車29,30又は34の回転
角度を計測しやすい範囲に、微妙に調節することができ
る。例えば、回転位相差発生手段18によって、入力軸
14と出力軸15との間に生じる回転位相差が微少であ
る場合、(太陽歯車16,17又は41の歯数)/(外
輪歯車29,30又は34の歯数)を大きくすれば、回
転自在な方の外輪歯車29,30又は34の回転角度を
大きくすることができる。逆に、回転位相差発生手段1
8により生じる回転位相差が大きい場合は、(太陽歯車
16,17又は41の歯数)/(外輪歯車29,30又
は34の歯数)を小さくすればよい。
【0038】ついで、外輪歯車29,30又は34等の
回転角度差の計測方法について説明する。この計測方法
は、電気的な手段を用いないで、トルク値を把握するた
めの手段である。その機構は、前述の各実施の形態と同
様であるため説明は省略する。図15にその一例を示
す。この機構は、第一の実施例の機構を用いた場合であ
る。2組の遊星歯車機構12,13のうち、回転自在
で、トルクに応じた位相差が表出する部分、この場合は
外輪歯車30にトルクに対応した目盛53を設け、さら
に、基体31に固定された箇所に基準54を設けること
により、角度変化をトルク値として人間が直接読みとる
ことが可能である。他の実施例に示した機構も、同様で
あるため各々の説明は省略する。この方法によれば、表
出する角度をトルク値とするための電気的な信号処理回
路は必要ない。
【0039】また、軸14,15にかかるトルクの大き
さに応じて何らかの制御を行う場合、トルクの大きさを
電気信号に変換する必要がある。この場合、トルクに応
じた位相差が表出する部分の回転角度を電気信号に変換
すればよい。電気信号に変換する手段としては、例え
ば、磁気(ホール素子)、ポテンショメータを用いたも
のなど、角度の変化を電気信号に変換できるものであれ
ば、いずれでも良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、トルク発生源側
と回転負荷側とを回転位相差発生手段を介して連結し、
これらのトルク発生源側と回転負荷側とのそれぞれを第
1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構の太陽歯車、外
輪歯車、遊星歯車キャリアのいずれか一つの同一種のも
のに結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星
歯車機構との前記トルク発生源側と前記回転負荷側とが
結合されていない前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊
星歯車キャリアのいずれか一つの同一種のものの回転を
同期させ、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星歯
車機構との前記トルク発生源側と前記回転負荷側とが結
合されていない前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星
歯車キャリアと回転が同期されている前記太陽歯車、前
記外輪歯車、前記遊星歯車キャリア以外の前記第1の遊
星歯車機構の前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯
車キャリアを基体に固定するとともに前記第2の遊星歯
車機構の前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯車キ
ャリアを回転自在に装着してその回転角度を計測するこ
とにより前記回転位相差発生手段を介して伝達されるト
ルクを検出するようにしたので、トルク発生源側から回
転負荷側に伝達されるトルクが、外輪歯車の回転角度、
太陽歯車の回転角度、または、遊星歯車の公転角度とし
て表出するため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトル
ク検出を行なうことができ、トルクに応じて発生する回
転位相差は、外輪歯車の回転角度、太陽歯車の回転角
度、または、遊星歯車の公転角度として表出し、その値
の大きさがそのままトルクの大きさであるため演算を単
純に行なうことができ、機構を選択することにより、ト
ルクに応じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表
出させることができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最
適にすることによりトルクに応じて発生した回転位相差
が表出する角度(外輪歯車の回転角度、太陽歯車の回転
角度、または、遊星歯車の公転角度)を調節することが
できる等の効果を有する。
【0041】請求項2記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との太陽歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの遊星歯車の
公転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の外輪歯車を
基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の外輪歯車を回
転自在に装着してその外輪歯車の回転角度を計測するこ
とにより前記回転位相差発生手段を介して伝達されるト
ルクを検出するようにしたので、入力軸から出力軸に伝
達されるトルクが、外輪歯車の回転角度として表出する
ため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトルク検出を行
なうことができ、トルクに応じて発生する回転位相差
は、外輪歯車の回転角度として表出し、その値の大きさ
がそのままトルクの大きさであるため演算を単純に行な
うことができ、機構を選択することにより、トルクに応
じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表出させる
ことができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最適にする
ことによりトルクに応じて発生した回転位相差が表出す
る角度を調節することができる等の効果を有する。
【0042】請求項3記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との太陽歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの外輪歯車の
回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の遊星歯車キ
ャリアを基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の遊星
歯車を回転自在に装着してその遊星歯車の回転角度を計
測することにより前記回転位相差発生手段を介して伝達
されるトルクを検出するようにしたので、入力軸から出
力軸に伝達されるトルクが、遊星歯車の公転角度として
表出するため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトルク
検出を行なうことができ、トルクに応じて発生する回転
位相差は、遊星歯車の公転角度として表出し、その値の
大きさがそのままトルクの大きさであるため演算を単純
に行なうことができ、機構を選択することにより、トル
クに応じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表出
させることができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最適
にすることによりトルクに応じて発生した回転位相差が
表出する角度を調節することができる等の効果を有す
る。
【0043】請求項4記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との外輪歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの遊星歯車の
公転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の太陽歯車を
基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の太陽歯車を回
転自在に装着してその太陽歯車の回転角度を計測するこ
とにより前記回転位相差発生手段を介して伝達されるト
ルクを検出するようにしたので、入力軸から出力軸に伝
達されるトルクが、太陽歯車の回転角度として表出する
ため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトルク検出を行
なうことができ、トルクに応じて発生する回転位相差
は、太陽歯車の回転角度として表出し、その値の大きさ
がそのままトルクの大きさであるため演算を単純に行な
うことができ、機構を選択することにより、トルクに応
じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表出させる
ことができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最適にする
ことによりトルクに応じて発生した回転位相差が表出す
る角度を調節することができる等の効果を有する。
【0044】請求項5記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との外輪歯車に結合し、前記第1の遊星歯車機
構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの太陽歯車の
回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の遊星歯車キ
ャリアを基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の遊星
歯車キャリアを回転自在に装着してその遊星歯車キャリ
アの回転角度を計測することにより前記回転位相差発生
手段を介して伝達されるトルクを検出するようにしたの
で、入力軸から出力軸に伝達されるトルクが、遊星歯車
の公転角度として表出するため、駆動系の軸の回転速度
に関係なくトルク検出を行なうことができ、トルクに応
じて発生する回転位相差は、遊星歯車の公転角度として
表出し、その値の大きさがそのままトルクの大きさであ
るため演算を単純に行なうことができ、機構を選択する
ことにより、トルクに応じて発生する回転位相差を拡大
又は縮小して表出させることができ、外輪歯車と太陽歯
車の歯数比を最適にすることによりトルクに応じて発生
した回転位相差が表出する角度を調節することができる
等の効果を有する。
【0045】請求項6記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との遊星歯車キャリアに結合し、前記第1の遊
星歯車機構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの太
陽歯車の回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の外
輪歯車を基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の外輪
歯車を回転自在に装着してその外輪歯車の回転角度を計
測することにより前記回転位相差発生手段を介して伝達
されるトルクを検出するようにしたので、入力軸から出
力軸に伝達されるトルクが、外輪歯車の回転角度として
表出するため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトルク
検出を行なうことができ、トルクに応じて発生する回転
位相差は、外輪歯車の回転角度として表出し、その値の
大きさがそのままトルクの大きさであるため演算を単純
に行なうことができ、機構を選択することにより、トル
クに応じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表出
させることができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最適
にすることによりトルクに応じて発生した回転位相差が
表出する角度を調節することができる等の効果を有す
る。
【0046】請求項7記載の発明は、入力軸と出力軸と
を回転位相差発生手段を介して連結し、これらの入力軸
と出力軸とをそれぞれ第1の遊星歯車機構と第2の遊星
歯車機構との遊星歯車キャリアに結合し、前記第1の遊
星歯車機構と前記第2の遊星歯車機構とのそれぞれの外
輪歯車の回転を同期させ、前記第1の遊星歯車機構の太
陽歯車を基体に固定し、前記第2の遊星歯車機構の太陽
歯車を回転自在に装着してその太陽歯車の回転角度を計
測することにより前記回転位相差発生手段を介して伝達
されるトルクを検出するようにしたので、入力軸から出
力軸に伝達されるトルクが、太陽歯車の回転角度として
表出するため、駆動系の軸の回転速度に関係なくトルク
検出を行なうことができ、トルクに応じて発生する回転
位相差は、太陽歯車の回転角度として表出し、その値の
大きさがそのままトルクの大きさであるため演算を単純
に行なうことができ、機構を選択することにより、トル
クに応じて発生する回転位相差を拡大又は縮小して表出
させることができ、外輪歯車と太陽歯車の歯数比を最適
にすることによりトルクに応じて発生した回転位相差が
表出する角度を調節することができる等の効果を有す
る。
【0047】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の発明において、第1の遊星歯車機構
と第2の遊星歯車機構の太陽歯車、外輪歯車、遊星歯車
のそれぞれの歯数比が同じであるようにしたので、トル
ク検出の演算を容易にすることができる。
【0048】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
いずれか1に記載の発明において、回転位相差を検出す
る第2の遊星歯車機構の太陽歯車、遊星歯車キャリア、
外輪歯車にトルク値に対応する目盛を付けて固定された
基体に設けられた基準に基づいてトルク値を読み取るよ
うにしたので、特別な回路、変換器など電気的な手段を
用いることなく、人間が目盛りを読むことによりトルク
値を把握することができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機構の概要を示す
縦断正面図である。
【図2】その回転位相差発生手段の分解図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の機構の具体例を示
す縦断正面図である。
【図4】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す縦断正面図で
ある。
【図6】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す縦断正面図で
ある。
【図8】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す縦断正面図で
ある。
【図10】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す縦断正面図
である。
【図12】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態を示す縦断正面図
である。
【図14】その一部を切り欠いた斜視図である。
【図15】トルク値を機械的手段で認識する一つの方法
を示した正面図である。
【図16】従来の一例を示す正面図である。
【図17】従来の他の例を示すもので、(a)は正面図、
(b)は回路図である。
【符号の説明】
12 遊星歯車機構 13 遊星歯車機構 14 入力軸 15 出力軸 16 太陽歯車 17 太陽歯車 18 回転位相差発生手段 25 遊星歯車 26 遊星歯車 29 外輪歯車 30 外輪歯車 31 基体 34 外輪歯車 41 太陽歯車 53 目盛 54 基準 55 遊星歯車キャリア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク発生源側と回転負荷側とを回転位
    相差発生手段を介して連結し、これらのトルク発生源側
    と回転負荷側とのそれぞれを第1の遊星歯車機構と第2
    の遊星歯車機構の太陽歯車、外輪歯車、遊星歯車キャリ
    アのいずれか一つの同一種のものに結合し、前記第1の
    遊星歯車機構と前記第2の遊星歯車機構との前記トルク
    発生源側と前記回転負荷側とが結合されていない前記太
    陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯車キャリアのいずれ
    か一つの同一種のものの回転を同期させ、前記第1の遊
    星歯車機構と前記第2の遊星歯車機構との前記トルク発
    生源側と前記回転負荷側とが結合されていない前記太陽
    歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯車キャリアと回転が同
    期されている前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯
    車キャリア以外の前記第1又は第2の遊星歯車機構の一
    方の前記太陽歯車、前記外輪歯車、前記遊星歯車キャリ
    アを基体に固定するとともに他方の前記太陽歯車、前記
    外輪歯車、前記遊星歯車キャリアを回転自在に装着して
    その回転角度を計測することにより前記回転位相差発生
    手段を介して伝達されるトルクを検出することを特徴と
    するトルク検出装置。
  2. 【請求項2】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との太陽歯車
    に結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星歯
    車機構とのそれぞれの遊星歯車の公転を同期させ、前記
    第1又は第2の遊星歯車機構の一方の外輪歯車を基体に
    固定し、他方の前記外輪歯車を回転自在に装着してその
    外輪歯車の回転角度を計測することにより前記回転位相
    差発生手段を介して伝達されるトルクを検出することを
    特徴とするトルク検出装置。
  3. 【請求項3】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との太陽歯車
    に結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星歯
    車機構とのそれぞれの外輪歯車の回転を同期させ、前記
    第1又は第2の遊星歯車機構の一方の遊星歯車キャリア
    を基体に固定し、他方の前記遊星歯車キャリアを回転自
    在に装着してその遊星歯車キャリアの回転角度を計測す
    ることにより前記回転位相差発生手段を介して伝達され
    るトルクを検出することを特徴とするトルク検出装置。
  4. 【請求項4】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との外輪歯車
    に結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星歯
    車機構とのそれぞれの遊星歯車キャリアの回転を同期さ
    せ、前記第1又は第2の遊星歯車機構の一方の太陽歯車
    を基体に固定し、他方の前記太陽歯車を回転自在に装着
    してその太陽歯車の回転角度を計測することにより前記
    回転位相差発生手段を介して伝達されるトルクを検出す
    ることを特徴とするトルク検出装置。
  5. 【請求項5】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との外輪歯車
    に結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2の遊星歯
    車機構とのそれぞれの太陽歯車の回転を同期させ、前記
    第1又は第2の遊星歯車機構の一方の遊星歯車キャリア
    を基体に固定し、他方の前記遊星歯車キャリアを回転自
    在に装着してその遊星歯車キャリアの回転角度を計測す
    ることにより前記回転位相差発生手段を介して伝達され
    るトルクを検出することを特徴とするトルク検出装置。
  6. 【請求項6】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との遊星歯車
    キャリアに結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2
    の遊星歯車機構とのそれぞれの太陽歯車の回転を同期さ
    せ、前記第1又は第2の遊星歯車機構の一方の外輪歯車
    を基体に固定し、他方の前記外輪歯車を回転自在に装着
    してその外輪歯車の回転角度を計測することにより前記
    回転位相差発生手段を介して伝達されるトルクを検出す
    ることを特徴とするトルク検出装置。
  7. 【請求項7】 入力軸と出力軸とを回転位相差発生手段
    を介して連結し、これらの入力軸と出力軸とをそれぞれ
    第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機構との遊星歯車
    キャリアに結合し、前記第1の遊星歯車機構と前記第2
    の遊星歯車機構とのそれぞれの外輪歯車の回転を同期さ
    せ、前記第1又は第2の遊星歯車機構の一方の太陽歯車
    を基体に固定し、他方の前記太陽歯車を回転自在に装着
    してその太陽歯車の回転角度を計測することにより前記
    回転位相差発生手段を介して伝達されるトルクを検出す
    ることを特徴とするトルク検出装置。
  8. 【請求項8】 第1の遊星歯車機構と第2の遊星歯車機
    構の太陽歯車、外輪歯車、遊星歯車のそれぞれの歯数比
    が同じであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か1に記載のトルク検出装置。
  9. 【請求項9】 回転位相差を検出する第2の遊星歯車機
    構の太陽歯車、遊星歯車キャリア、外輪歯車にトルク値
    に対応する目盛を付けて固定された基体に設けられた基
    準に基づいてトルク値を読み取るようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか1に記載のトルク検出
    装置。
JP27844997A 1997-10-13 1997-10-13 トルク検出装置 Pending JPH11118630A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192535A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Zf Friedrichshafen Ag ねじれ角検出装置

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JP2009192535A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Zf Friedrichshafen Ag ねじれ角検出装置

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