JPH11118538A - 車両用計器及び車両用計器の組立方法 - Google Patents

車両用計器及び車両用計器の組立方法

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JPH11118538A
JPH11118538A JP27603497A JP27603497A JPH11118538A JP H11118538 A JPH11118538 A JP H11118538A JP 27603497 A JP27603497 A JP 27603497A JP 27603497 A JP27603497 A JP 27603497A JP H11118538 A JPH11118538 A JP H11118538A
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movement
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dial
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lamp
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JP27603497A
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Masato Nishina
雅登 仁科
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体としての厚みを薄くでき、かつ組立の容
易な車両用計器を提案すること。 【解決手段】 ムーブメント11を指針12及び文字板
13が配設される配線基板14の前面方向に対して配線
基板14の裏面側に配設するようにしたことにより、文
字板13と配線基板14を密着させて取り付けることが
できるようになり、この分ユニット全体としての厚み及
び体積を小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用計器及び車両
用計器の組立方法に関し、特に車両のインストゥルメン
トパネルに設けられる、メータや各種のゲージを備えた
車両用計器の構造及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用計器として、図6
に示すような構成のものがある。この車両用計器1は、
車両の走行状態を表示するスピードメータや各種のゲー
ジなどでなる計器群2を有する。計器群2は、文字板2
aと、文字板2aの裏面に設けられたムーブメント(モ
ータ)2bと、文字板2aの前面側でムーブメント2b
の動作軸に取り付けられた指針2cとで構成されてい
る。
【0003】また車両用計器1は筐体でなる収納ケース
3を有し、当該収納ケース3内に計器群2を収納するよ
うになっている。ここで収納ケース3の内部壁面には計
器群2を位置合わせするための突起やムーブメント2b
から導出されるリード線を背面側に引き出すための孔な
どが形成されている。
【0004】収納ケース3の裏面側には、ムーブメント
2bに電気信号や電源を供給する配線基板5が設けられ
ている。配線基板5は固定ねじ6によって収納ケース3
の裏面側に取り付けられる。また配線基板5の裏面側に
は、文字板2aを裏面側から照射するランプ4が配設さ
れている。因みに車両用計器1では、配線基板5にラン
プ4の発光部を前面側に突出させる孔が穿設されている
と共に、収納ケース3の背面は光を透過する部材により
形成されており、配線基板5の裏面に設けられたランプ
4の照射光が文字板2aの背面に到達できるようになっ
ている。
【0005】また収納ケース3の前面側には、計器群2
などの表示部分以外の余分な部分を隠すための見返し7
と、計器群2を保護すると共に表示面への埃などの侵入
を防止する表硝子8とが設けられ、この見返し7及び表
硝子8は例えばはめ込みにより収納ケース3に取り付け
られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この車両用
計器1では、全体としての厚みが厚くなり、空間が限ら
れているインストゥルメントパネルに組み込む際の欠点
となっていた。すなわち図7に示すように、車両用計器
1の厚みは、見返し7や表硝子8などの厚みもあるが、
収納ケース3内に収納されるムーブメント2bの厚みH
1と配線基板5の裏面側に突出する配線基板5のコネク
タ9の厚みH2を加算した値に大きく依存し、この値以
下にすることはできなかった。
【0007】ここで車両用計器1の厚みを薄くできれ
ば、インストゥルメントパネルの薄型化や運転席周りの
空間を大きくすることにもつながり、非常に有効である
と考えられる。
【0008】また従来の車両用計器1は、組立が非常に
煩雑である欠点があった。すなわち車両用計器1を組み
立てる場合には、先ず収納ケース3の裏側を上にして配
線基板5を取り付け、さらに配線基板5の裏側にランプ
4を取り付ける。
【0009】次に収納ケース3を反転し、既に組み立て
られている計器群2を収納ケース3内に上方から下方へ
と下ろしながら収納ケース3の内側に収納し固定する。
次に収納ケース3の開口部に見返し7及び表硝子8を取
り付ける。
【0010】ここで収納ケース3の裏側への配線基板5
の取付けや、収納ケース3の前面への見返し7及び表硝
子8の取付けは、図6に示すような状態のまま(すなわ
ち収納ケース3を各部材の取り付け位置が上に向くよう
にひっくり返さない状態のまま)行うことができるが、
計器群2の取付けは、収納ケース3の開口部が上を向く
ようにしないと、収納ケース3の内壁に形成された計器
群2の位置決めや固定を行う部分が見えないので、収納
ケース3の反転作業及び計器群2を上から下へと収納ケ
ース3に収納する作業が必要となる。
【0011】従って、従来の車両用計器1では、一方向
から順次各部品を取り付けることができず、この分組立
工数が増え、組立作業が煩雑化する問題があった。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体としての厚みを薄くでき、かつ組立の容易な車
両用計器及びその組立方法を提案しようとするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の車両用計器
は、図1に示すように、計測量に応じた信号電流を導入
する端子11aと当該信号電流に応じて作動する動作軸
11bを有するムーブメント11と、動作軸11bによ
って駆動される指針12と、指針12と共働して計測量
を表示する文字板13と、ムーブメント11に信号電流
を供給するための配線基板14とを有する車両用計器1
0において、ムーブメント11を指針12及び文字板1
3が配設される配線基板14の前面方向に対して裏面側
に配設するようにした。
【0014】この結果、ムーブメント11が文字板13
と配線基板14の間に介在しなくなるので、文字板13
と配線基板14を密着させて取り付けることができるよ
うになり、この分ユニット全体としての厚み及び体積を
小さくできる。また従来必要であった、計器群を収納す
るための収納ケースを省略することができる。
【0015】なお配線基板14の裏面でムーブメント1
1が突出することになり、この分厚みが増すことによ
り、全体としての厚みは従来とあまり変わらないと考え
られるが、配線基板14の裏面側にはコネクタ等の部品
が配設されているので、これらの部品の高さによってム
ーブメント11の突出高さを吸収でき、ムーブメント1
1の突出による厚みの増加はほとんどない。
【0016】また本発明により成された請求項2に記載
の車両用計器10は、配線基板14に、ムーブメント1
1の動作軸11bが貫通する貫通孔14aを穿設すると
共に、ムーブメント11の端子11aと接触しムーブメ
ント11に信号電流を供給する接続部14bを形成し、
文字板13に、ムーブメント11の動作軸11bが貫通
する貫通孔13aを穿設するようにした。
【0017】以上の構成において、配線基板14の貫通
孔14aに裏面側からムーブメント11の動作軸11b
を挿入することにより配線基板14の裏面側にムーブメ
ント11を取り付け、次にこの状態で配線基板14の前
面側に突出している動作軸11bに文字板13の貫通孔
13aを合わせて文字板13を取り付け、次にこの状態
で文字板13の前面側に突出している動作軸11bに指
針12を取り付ければ、ムーブメント11、配線基板1
4、文字板13及び指針12を一方向に移動させながら
容易に組み立てることができる。なおムーブメント11
の端子11aと配線基板14の接続部14bは、ムーブ
メント11を配線基板14に取り付ける際に、自動的に
接触状態となる。かくして、組立の容易な車両用計器1
0を実現できる。
【0018】また本発明により成された請求項3に記載
の車両用計器10は、配線基板14の裏面側に文字板1
3を照射するためのランプ15を配設すると共に、配線
基板14には当該ランプ15の発光部を配線基板14の
前面側に突出させるための孔14cを穿設するようにし
た。
【0019】この結果、ランプ15はムーブメント11
と同じ配線基板14の裏面に取り付けられるのでランプ
15の厚みがムーブメント11の厚みで吸収され、一段
と厚みの薄い車両用計器10を実現できる。
【0020】また本発明により成された請求項4に記載
の車両用計器10は、文字板13と配線基板14の間に
ランプ15の光を文字板13全体に均一に導く導光板1
7を設けると共に、導光板17と配線基板14の間に配
設される、ウォーニングランプ18用の板状のランプケ
ース16の、導光板17に対向する面を白色に着色する
ようにした。
【0021】この結果、導光板17に導入された照射光
は、導光板17の裏面側でランプケース16の白色面に
より前方方向に反射されるので、文字板13を照射する
照度を上げることができ、明るくむらのない文字板照明
を行うことができるようになる。
【0022】さらに本発明により成された請求項5に記
載の車両用計器の組立方法は、計測量に応じた信号電流
を導入する端子11aと当該信号電流に応じて作動する
動作軸11bを有するムーブメント11と、動作軸11
bによって駆動される指針12と、指針12と共働して
計測量を表示する文字板13と、ムーブメント11に信
号電流を供給するための配線基板14とを有する車両用
計器10の組立方法において、配線基板14の裏面側か
ら、配線基板14に穿設された貫通孔14aにムーブメ
ント11の動作軸11bを貫通させかつ配線基板14に
形成された接続部14bにムーブメント11の端子を接
触させるようにして、ムーブメント11を取り付け、配
線基板14の前面側に、ムーブメント11の動作軸11
bが貫通する貫通孔13aが穿設された文字板13を取
り付け、文字板13の貫通孔13aから突出するムーブ
メント11の動作軸11bに指針12を取り付けるよう
にした。
【0023】この結果、ムーブメント11、配線基板1
4、文字板13及び指針12を一方向に移動させながら
容易に組み立てることができ、手作業で組み立てる場合
の煩雑さを解消できるばかりでなく、オートメーション
化にも有利となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0025】図1は、実施の形態による車両用計器10
を各部品に分解した状態を示す。図1に示すように、車
両用計器10においては、計測量に応じた信号電流を導
入する端子11aと当該信号電流に応じて作動する動作
軸11bとを有するムーブメント11と、動作軸11b
によって駆動される指針12と、指針12と共働して計
測量を表示する文字板13とが、それぞれ別体とされて
いる。
【0026】そして車両用計器10では、ムーブメント
11が配線基板14の裏面側に配設される。これにより
車両用計器10においては、ムーブメント11が文字板
13と配線基板14の間に介在しなくなるので、文字板
13と配線基板14を密着させて取り付けることができ
るようになり、この分ユニット全体としての厚み及び体
積を小さくできる。また従来必要であった、計器群を収
納するための収納ケースを省略することができる。
【0027】ここで図2に示すように、配線基板14に
は、ムーブメント11の動作軸11aが貫通する貫通孔
14aが穿設されていると共に、ムーブメント11の端
子11aと接触しムーブメント11に信号電流を供給す
る接続部である銅箔面14bが形成されている。これに
より、配線基板14の貫通孔14aに裏面側からムーブ
メント11の動作軸11bを挿入することにより配線基
板14の裏面側にムーブメント11を取り付けると、ム
ーブメント11の端子11aと配線基板14の銅箔面が
圧接した状態となり、自動的にムーブメント11と配線
基板14の電気的接続をとることができる。なお配線基
板14とムーブメント11はねじ30により固定され
る。
【0028】また配線基板14の裏面側の左右の端部に
は文字板13を照射するためのランプ15が配設されて
おり、配線基板14には当該ランプ15の発光部を配線
基板14の前面側に突出させるための貫通孔14cが穿
設されている。このように、車両用計器10において
は、ランプ15をムーブメント11と同じ配線基板14
の裏面に取り付けるようにしたので、ランプ15の厚み
がムーブメント11の厚みで吸収され、ユニット全体の
厚みを一段と薄くできる。
【0029】配線基板14の前面側には板状のランプケ
ース16が配設される。ランプケース16の中央部及び
下部位置には、ウォーニングランプ18の外形に沿った
凹面でなるランプカバー部16aが形成されており、こ
のランプカバー部16aには前方からLCD構成でなる
ウォーニングランプ18がはめ込まれる。
【0030】またランプケース16の前面側には、例え
ばフレネルレンズでなり、ランプ15の光を側面から受
けて文字板13全体に均一に導く導光板17が配設され
ている。
【0031】ここでランプカバー部16aへのウォーニ
ングランプ18のはめ込み状態を図3に示す。図に示す
ように、赤色や黄色に発光するウォーニングランプ18
は、配線基板14、ランプケース16、導光板17の順
で順次重ね合わされた状態で、ランプケース16のラン
プカバー部16aに収められるように配置され、リード
線18aがランプケース16及び導光板17に穿設され
た貫通孔を通って配線基板14のコネクタ14dに接続
されている。
【0032】また車両用計器10においては、ランプケ
ース16の前面側が白色に着色されている。これによ
り、図4に示すように、導光板17の側面から入射した
ランプ15の照射光が導光板17の裏面側でランプケー
ス16の白色面16bにより前方方向に反射されるの
で、文字板13を照射する照度を上げることができ、明
るくむらのない文字板照明を行うことができるようにな
る。なお、図1における23はトリップノブを示す。
【0033】以上の構成において、車両用計器10を組
み立てる場合には、先ず配線基板14の貫通孔14aに
裏面側からムーブメント11の動作軸11bを挿入する
ことにより配線基板14の裏面側にムーブメント11を
取り付ける。
【0034】次にこの状態で配線基板14の前面側に突
出している動作軸11bにランプケース16に穿設され
た貫通孔16cを合わせることにより、ランプケース1
6を重ね合わせる。次にこの状態でランプケース16の
前面側に突出している動作軸11bに導光板17に穿設
された貫通孔17aを合わせることにより、導光板17
を重ね合わせる。
【0035】次にこの状態で導光板17の前面側に突出
している動作軸11bに文字板13に穿設された貫通孔
13aを合わせることにより、文字板13を重ね合わせ
る。そして、この状態で文字板13の前面に突出してい
る動作軸11bに指針12を取り付ける。
【0036】そしてムーブメント11の動作軸11bを
通して互いに重ね合わされた配線基板14、ランプケー
ス16、導光板17及び文字板13に対して、文字板1
3の前面側から固定ねじ19をねじ込むことにより、配
線基板14、ランプケース16、導光板17及び文字板
13を固定する。
【0037】このように車両用計器10においては、ム
ーブメント11の動作軸11bに順次、配線基板14、
ランプケース16、導光板17及び文字板13をはめ込
むといった簡単な作業により、配線基板14、ランプケ
ース16、導光板17及び文字板13を位置合わせする
ことができる。これにより、配線基板14、ランプケー
ス16、導光板17及び文字板13を一方向に移動させ
ながら容易に組み立てることができる。
【0038】次に車両用計器10では、重ね合わされた
配線基板14、ランプケース16、導光板17及び文字
板13を、裏板20及び見返し21により挟持する。こ
こで裏板20には、ムーブメント11が収まる複数の凹
部20aが形成されていると共に、見返し21の係止爪
21a及び表硝子22の係止爪22aがそれぞれはまり
込む係止穴20b、20cが形成されている。
【0039】これにより、配線基板14の裏面側から凹
部20aにムーブメント11が収まるように裏板20を
重ね合わせ、この状態で、文字板の前面側から裏板の係
止穴20b、20cに係止爪21a、22aがはまり込
むように見返し21及び表硝子22を取り付けることに
より、車両用計器10を組み立てることができる。
【0040】かくして以上の構成によれば、ムーブメン
ト11を指針12及び文字板13が配設される配線基板
14の前面方向に対して配線基板14の裏面側に配設す
るようにしたことにより、文字板13と配線基板14を
密着させて取り付けることができるようになり、この分
ユニット全体としての厚み及び体積を小さくできる。
【0041】なおここで配線基板14の裏面側にムーブ
メント11を配置すると、配線基板14の裏面でムーブ
メント11が突出することになり、この分厚みが増すこ
とにより、全体としての厚みはあまり変わらないと考え
がちである。しかしながら、図4に示すように、配線基
板14の裏面側には元々配線基板14に電源を供給する
ためのコネクタ40が配設されているので、コネクタ4
0の高さがムーブメント11の高さよりも高い場合に
は、ムーブメント11の突出による厚みの増加は全く無
い。一方、コネクタ40の高さがムーブメント11の高
さよりも低い場合でも、配線基板の裏面側での厚みの増
加は、ムーブメント11の高さからコネクタ40の高さ
を引いた値となり、実際上ほんの僅かである。
【0042】また以上の構成によれば、ムーブメント1
1を配線基板14の裏面側に設けると共に、ムーブメン
ト11の動作軸11bに順次、配線基板14、ランプケ
ース16、導光板17及び文字板13をはめ込むように
したことにより、配線基板14、ランプケース16、導
光板17及び文字板13を一方向に移動させながら容易
に組み立てることができ、組立の容易な車両用計器10
を実現できる。
【0043】なお上述の実施形態においては、ランプケ
ース16及び導光板17を有する車両用計器10につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、ランプケース16
及び導光板17をもたない簡易型の車両用計器に適用す
ることもできる。
【0044】
【発明の効果】上述のように請求項1に記載の発明によ
れば、ムーブメントを指針及び文字板が配設される配線
基板の前面方向に対して裏面側に配設したことにより、
全体としての厚み及び体積が小さな車両用計器を実現で
きる。
【0045】また請求項2に記載の発明によれば、請求
項1の効果に加えて、ムーブメント、配線基板、文字板
及び指針を一方向に移動させながら容易に組み立てるこ
とができるので、組立の容易な車両用計器を実現でき
る。
【0046】また請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は請求項2の効果に加えて、一段と厚みの薄い車
両用計器を実現できる。
【0047】また請求項4に記載の発明によれば、請求
項3の効果に加えて、文字板を照射する照度を上げるこ
とができ、明るくむらのない文字板照明を行うことがで
きる車両用計器を実現できる。
【0048】さらに請求項5に記載の発明によれば、ム
ーブメント、配線基板、文字板及び指針をムーブメント
の動作軸を基準として一方向に移動させながら組み立て
ることができるので、組立の容易な車両用計器の組立方
法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による車両用計器の全体構成を示す
分解斜視図である。
【図2】配線基板へのムーブメントの取付け状態を示す
断面図である。
【図3】ウォーニングランプの取付け状態を示す断面図
である。
【図4】ランプケースによる文字板照射光の反射状態を
示す断面図である。
【図5】配線基板の裏面側にムーブメントを配設した場
合の厚みの増加の説明に供する略線図である。
【図6】従来の車両用計器を示す分解斜視図である。
【図7】従来の車両用計器の厚みの説明に供する略線図
である。
【符号の説明】
10 …… 車両用計器 11 …… ムーブメント 11a …… 端子 11b …… 動作軸 12 …… 指針 13 …… 文字板 13a …… 貫通孔 14 …… 配線基板 14a …… 貫通孔 14b …… 銅箔面(接続部) 14c …… 孔 15 …… ランプ 16 …… ランプケース 17 …… 導光板 18 …… ウォーニングランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測量に応じた信号電流を導入する端子
    と当該信号電流に応じて作動する動作軸を有するムーブ
    メントと、前記動作軸によって駆動される指針と、前記
    指針と共働して計測量を表示する文字板と、前記ムーブ
    メントに信号電流を供給するための配線基板とを有する
    車両用計器において、 前記ムーブメントを、前記指針及び前記文字板が配設さ
    れる前記配線基板の前面方向に対して裏面側に配設する
    ようにしたことを特徴とする車両用計器。
  2. 【請求項2】 前記配線基板に、前記ムーブメントの動
    作軸が貫通する貫通孔を穿設すると共に、前記ムーブメ
    ントの端子と接触し前記ムーブメントに前記信号電流を
    供給する接続部を形成し、 前記文字板に、前記ムーブメントの動作軸が貫通する貫
    通孔を穿設するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の車両用計器。
  3. 【請求項3】 前記配線基板の裏面側に前記文字板を照
    射するためのランプを配設する共に、前記配線基板には
    当該ランプの発光部を配線基板の前面側に突出させるた
    めの孔を穿設するようにしたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の車両用計器。
  4. 【請求項4】 前記文字板と前記配線基板の間に前記ラ
    ンプの光を前記文字板全体に均一に導く導光板を設ける
    と共に、 前記導光板と前記配線基板の間に配設される、ウォーニ
    ングランプ用の板状のランプケースの、前記導光板に対
    向する面を白色に着色したことを特徴とする請求項3に
    記載の車両用計器。
  5. 【請求項5】 計測量に応じた信号電流を導入する端子
    と当該信号電流に応じて作動する動作軸を有するムーブ
    メントと、前記動作軸によって駆動される指針と、前記
    指針と共働して計測量を表示する文字板と、前記ムーブ
    メントに信号電流を供給するための配線基板とを有する
    車両用計器の組立方法において、 前記配線基板の裏面側から、前記配線基板に穿設された
    貫通孔に前記ムーブメントの動作軸を貫通させかつ前記
    配線基板に形成された接続部に前記ムーブメントの端子
    を接触させるようにして、前記ムーブメントを取り付
    け、 前記配線基板の前面側に、前記ムーブメントの動作軸が
    貫通する貫通孔が穿設された前記文字板を取り付け、 前記文字板の貫通孔から突出する前記ムーブメントの動
    作軸に前記指針を取り付けるようにしたことを特徴とす
    る車両用計器の組立方法。
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JP27603497A Pending JPH11118538A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 車両用計器及び車両用計器の組立方法

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JP (1) JPH11118538A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153687A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Yazaki Corp 計器の見返し固定構造
KR100990323B1 (ko) 2008-04-29 2010-10-29 (주) 태양기전 자동차 계기장치의 그래픽 인쇄시트 및 이를 이용한 도파로필름을 가진 자동차 계기장치

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JP2001153687A (ja) * 1999-11-25 2001-06-08 Yazaki Corp 計器の見返し固定構造
KR100990323B1 (ko) 2008-04-29 2010-10-29 (주) 태양기전 자동차 계기장치의 그래픽 인쇄시트 및 이를 이용한 도파로필름을 가진 자동차 계기장치

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