JPH11118363A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH11118363A JPH11118363A JP29934497A JP29934497A JPH11118363A JP H11118363 A JPH11118363 A JP H11118363A JP 29934497 A JP29934497 A JP 29934497A JP 29934497 A JP29934497 A JP 29934497A JP H11118363 A JPH11118363 A JP H11118363A
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- cooling fluid
- heat exchange
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
のできる熱交換器を得ること。 【解決手段】 熱交換容器1を螺旋状円筒部材で形成す
る。熱交換容器1内に連続して冷却流体通路3を設け
て、熱交換容器1内を上室7と下室8に分割する。上室
7の上端部を冷却流体供給管4に接続すると共に、下室
8の下端部に蒸気供給管2を接続する。冷却流体通路3
にオ―バ―フロ―部5を取り付ける。蒸気供給管2から
供給された蒸気は、オ―バ―フロ―部5を通過する間に
冷却流体と直接接触して熱交換されることにより、確実
に熱交換されて凝縮する。
Description
で使用されて残った蒸気や、高温ドレンから発生した再
蒸発蒸気などを、水などの冷却流体で熱交換して凝縮さ
せることにより、モヤモヤと立ち込める蒸気を無くした
り、あるいは、熱交換して温度の上昇した冷却流体を別
途使用して蒸気の保有熱を有効利用するものに関する。
ば特開昭60−120186号公報に示されたものがあ
る。これは、蒸気供給口を有する熱回収室に冷却管を内
設し、この熱回収室に大気開放部を連通して、大気開放
部と熱回収室の下部に凝縮液を貯溜させることにより、
熱回収室内へ不凝縮気体が流入することを防止して効率
良く熱交換することができるものである。
は、蒸気を完全に凝縮させるには大量の冷却水を必要と
する問題があった。すなわち、供給された蒸気は熱回収
室で冷却管と間接的に熱交換するだけであるために、蒸
気のモヤモヤと立ち込める状態を無くしたい場合のよう
に多量の蒸気を完全に凝縮しなければならない場合には
大量の冷却水を要してしまうのである。
流体を必要とすることなく、蒸気を確実に凝縮すること
のできる熱交換器を得ることである。
めに講じた手段は、熱交換容器に蒸気と冷却流体を供給
して、蒸気を冷却流体で熱交換することにより当該蒸気
を凝縮させるものにおいて、熱交換容器を螺旋状円筒部
材で形成して、当該熱交換容器の下方に凝縮すべく蒸気
を供給する蒸気供給管を接続し、熱交換容器の上方に冷
却流体供給管を接続して、当該冷却流体供給管と接続し
た冷却流体通路を、螺旋円筒状の熱交換容器内を少なく
とも上下2室に分割するように連設し、当該冷却流体通
路に冷却流体のオ―バ―フロ―部を設けると共に、当該
オ―バ―フロ―部の一端開孔を熱交換容器下室と連通し
て凝縮すべく蒸気を当該一端開孔からオ―バ―フロ―部
を通過させることにより、凝縮すべく蒸気が冷却流体中
で凝縮するものである。
給管を介して冷却流体通路へ冷却流体が供給される。一
方、熱交換容器の下方から供給された凝縮すべく蒸気
は、冷却流体通路で上下2室に分割された下室からその
上方に配置された冷却流体通路のオ―バ―フロ―部の一
端開孔からオ―バ―フロ―部を通過することにより、オ
―バ―フロ―部近傍に存在する冷却流体中を通って冷却
され凝縮する。
限ることなく複数箇所に設けることもできる。また、螺
旋円筒状の熱交換容器は複数段にわたって配置すること
もできる。
ロ―部の冷却流体中を通過させて直接的に熱交換して凝
縮させることにより、従来の熱交換器のように冷却管で
間接的に熱交換するだけの場合と比較して、熱交換効率
が向上して、より少ない冷却流体でもって蒸気を確実に
凝縮させることができる。
と、凝縮させるべく蒸気を供給する蒸気供給管2と、熱
交換容器1内の冷却流体通路3と連通した冷却流体供給
管4と、冷却流体通路3に設けた複数のオ―バ―フロ―
部5とで熱交換器6を構成する。
て、その内部全長にわたって冷却流体通路3を設ける。
冷却流体通路3は平板状として、円筒状の熱交換容器1
内を少なくとも上下2室7,8に仕切る。熱交換容器1
の上端で且つ上室7に冷却流体供給管4をバルブ20を
介して接続し、熱交換容器1の下端で且つ上室7には冷
却流体排出管9をバルブ10と逆止弁11とを介して接
続すると共に、熱交換容器1の下端で且つ下室8には、
凝縮すべく蒸気を供給する蒸気供給管2を接続する。蒸
気供給管2は図示しない凝縮すべく蒸気源と接続する。
通路3に取り付けたオ―バ―フロ―管12とその上部に
配置した断面略コの字状のカバ―13で構成して、オ―
バ―フロ―管12の上下を開孔して連通すると共に、そ
の下端開孔14を熱交換容器1の下室8と連通したもの
である。カバ―13と冷却流体通路3との間にはスペ―
ス15を設けて、冷却流体供給管4から供給される冷却
流体が流下すると共に、オ―バ―フロ―管12の上端の
位置まで冷却流体の液位が維持されるものである。
して大気開放管22を取り付ける。冷却流体供給管4の
バルブ20を閉弁してバルブ21を開弁することにより
熱交換容器1内を大気と連通し、閉弁することにより遮
断することができるものである。バルブ21を開弁して
熱交換容器1内を大気と連通することにより、熱交換容
器1内の空気等の不凝縮ガスを排除することができるも
のである。
却流体供給管4から分岐して設けた例を示したが、大気
開放管22を冷却流体供給管4とは別個に設けることに
より、図示はしていないがバルブ21に代えて自動ガス
抜き弁を取り付けることもできる。自動ガス抜き弁は、
熱交換容器1内に溜った空気等の不凝縮ガスを自動的に
外部へ排除することができるもので、従来周知のバイメ
タルやサ―モワックス等の感熱素子を用い、雰囲気温度
が所定温度以下、例えば80度C以下、になると開弁し
てガスを排除し、所定温度以上になると閉弁して蒸気の
外部への漏洩を防止することができるものである。
部にはスチ―ムトラップ24を取り付ける。スチ―ムト
ラップ24は、下室8で生じた凝縮水としてのドレンだ
けを自動的に外部へ排出し、蒸気は排出することがない
ものである。従って、下室8の凝縮水や液体はこのスチ
―ムトラップ24から自動的に外部へ排出されるもので
ある。
最初に冷却流体供給管4のバルブ20を閉止した状態
で、即ち、冷却流体を供給することなく、蒸気供給管2
から凝縮すべく蒸気を容器1内へ供給する。下室8に供
給された蒸気は、オ―バ―フロ―部5に至るが、オ―バ
―フロ―部5には冷却流体が供給されていないために、
そのまま通過して熱交換容器1内の上部から大気開放管
22のバルブ21を通って外部へ排出される。この場
合、熱交換容器1内に残留していた空気等の不凝縮ガス
は、排出される蒸気と共に外部へ排除される。
ルブ20を開弁して冷却流体供給管4から冷却流体通路
3へ冷却流体を供給する。冷却流体通路3の冷却流体
は、順次下段の冷却流体通路3へ流下すると共に、冷却
流体通路3上でオ―バ―フロ―管12の上端部の位置ま
で液位が上昇する。従って、下室8から上昇してくる蒸
気は、オ―バ―フロ―管12の下端開孔14からオ―バ
―フロ―部5に至り、カバ―13との間のスペ―ス15
を通る間に冷却流体中を通過することにより、直接熱交
換されて凝縮してドレンとなる。
なかった蒸気は、その上段のオ―バ―フロ―部5に至り
同様に直接熱交換されて凝縮する。順次残った蒸気は上
段部のオ―バ―フロ―部5に至る間に凝縮される。
一部は、オ―バ―フロ―管12の上端面を越流して下室
8に至り、スチ―ムトラップ24から外部へ排出され
る。
状とし、且つ、上部の曲率半径を下部の曲率半径よりも
順次小さくしたことにより、熱交換容器1自身からの放
熱が促進されて、蒸気を凝縮する効果を増すことができ
る。
縮すべく蒸気を、冷却流体中を通過させて、直接熱交換
によって冷却して凝縮することができ、より少ない冷却
流体でもって蒸気を確実に凝縮させることができる。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換容器に蒸気と冷却流体を供給し
て、蒸気を冷却流体で熱交換することにより当該蒸気を
凝縮させるものにおいて、熱交換容器を螺旋状円筒部材
で形成して、当該熱交換容器の下方に凝縮すべく蒸気を
供給する蒸気供給管を接続し、熱交換容器の上方に冷却
流体供給管を接続して、当該冷却流供給管と接続した冷
却流体通路を、螺旋円筒状の熱交換容器内を少なくとも
上下2室に分割するように連設し、当該冷却流体通路に
冷却流体のオ―バ―フロ―部を設けると共に、当該オ―
バ―フロ―部の一端開孔を熱交換容器下室と連通して凝
縮すべく蒸気を当該一端開孔からオ―バ―フロ―部を通
過させることにより、凝縮すべく蒸気が冷却流体中で凝
縮することを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29934497A JP3833795B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29934497A JP3833795B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118363A true JPH11118363A (ja) | 1999-04-30 |
JP3833795B2 JP3833795B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=17871343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29934497A Expired - Fee Related JP3833795B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3833795B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109296937A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-01 | 东方希望(三门峡)铝业有限公司 | 一种蒸汽回收组件及氧化铝生产系统 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP29934497A patent/JP3833795B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109296937A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-02-01 | 东方希望(三门峡)铝业有限公司 | 一种蒸汽回收组件及氧化铝生产系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3833795B2 (ja) | 2006-10-18 |
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