JPH11118333A - 冷蔵庫の浄化装置 - Google Patents

冷蔵庫の浄化装置

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JPH11118333A
JPH11118333A JP9282150A JP28215097A JPH11118333A JP H11118333 A JPH11118333 A JP H11118333A JP 9282150 A JP9282150 A JP 9282150A JP 28215097 A JP28215097 A JP 28215097A JP H11118333 A JPH11118333 A JP H11118333A
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JP
Japan
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refrigerator
photocatalyst
lamp
fluorescent lamp
interior
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JP9282150A
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Toru Yamaguchi
徹 山口
Takao Hattori
隆雄 服部
Toru Kubota
亨 久保田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0415Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by deodorizing

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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、冷蔵庫の冷却性能を低下させるこ
となく、また低コストで高脱臭性能化することを目的と
する。 【解決手段】 庫内の臭気成分を光励起により分解脱臭
する光触媒の励起源14が冷蔵庫の庫内照明機能を兼ね
備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒を用いた冷
蔵庫の浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化チタンに代表される光触媒反応は非
常に強い酸化力を持つため、比較的弱い紫外線でも悪臭
などの有害物を分解することができる。このような光触
媒を用いた従来の冷蔵庫の脱臭装置としては、例えば特
開平1−189322号に開示されたものがある。この
従来技術では、冷却器と冷凍室及び冷蔵室との間の冷気
通路中に脱臭装置がセットされている。脱臭装置は、光
触媒の励起源となる紫外線ランプを中央にして、その周
辺に吸着剤としてハニカム状活性炭、繊維状活性炭が配
置され、これらの活性炭の表面に光触媒層が形成されて
いる。さらに脱臭装置の前後には遮光板が立設されてい
る。そして、紫外線ランプを点灯すると光触媒層が励起
状態となり、各活性炭に吸着した臭気成分が分解され、
これと同時に通風していれば流入空気中の臭気も分解さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷蔵庫の脱臭装置にあっては、冷気通路中に、強い紫外
線を発する紫外線ランプ、その周囲のハニカム状活性
炭、繊維状活性炭、さらに装置前後の遮光板と多数の部
材が配置されていたため、これらが冷気流れに対し流体
抵抗となって冷却性能の低下を招くという問題があっ
た。また、紫外線ランプは、プラスチックなどの変色、
劣化を引き起こすことから、紫外線が装置外に漏れない
ように装置前後に複数の遮光板を立設するなど、かなり
複雑な構造となっていた。このため、部品点数の増加に
よる製造性、コストアップなどの問題もあった。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
冷蔵庫の冷却性能を低下させることなく、高容積化上不
利を与えることなく、また低コストで高脱臭性能化する
ことができ、さらに庫内の汚れを防止することができる
とともに殺菌・抗菌効果を持たせることができる冷蔵庫
の浄化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、庫内の臭気成分を光励起に
より分解脱臭する光触媒を用いた冷蔵庫の浄化装置にお
いて、前記光触媒の励起源は冷蔵庫の庫内照明機能を兼
ね備えてなることを要旨とする。この構成により、光触
媒に吸着した庫内の臭気成分が、庫内照明を兼ねた励起
源からの光で分解脱臭されて無臭化され、また光触媒の
脱臭機能が再生される。庫内に浄化装置専用の紫外線ラ
ンプ等の設置が不要になることで、冷蔵庫は冷気循環が
スムーズに行われて冷却性能の低下が防止されるととも
に、高容積化が可能となる。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫の浄化装置において、前記励起源である庫内照
明ランプの表面に透明性の前記光触媒を塗布してなるこ
とを要旨とする。この構成により、励起源と光触媒との
距離が極く近くなって光触媒に与えられる光強度が強く
なり、高脱臭性能化が可能となる。また光触媒は透明性
であるため、庫内照明ランプとして十分な照度が維持さ
れる。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の冷蔵庫の浄化装置において、前記庫内照明ランプのカ
バー部に通気口を設けてなることを要旨とする。この構
成により、光触媒への庫内の臭気成分の接触性が増して
脱臭性を向上させることが可能となる。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の冷蔵庫の浄化装置において、前記励起源である
庫内照明ランプを含んで構成される庫内照明装置におけ
るトラフ及び反射板の少なくとも何れかに前記光触媒を
塗布してなることを要旨とする。この構成により、光触
媒は弱い光でも、その表面に届きさえすれば分解脱臭・
再生が行われる。光触媒の表面積が増えることで、脱臭
効率を向上させることが可能となる。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の冷蔵庫の浄化装置において、前記励起源である
庫内照明ランプのカバー部の内側又は外側の少なくとも
何れかに透明性の前記光触媒を塗布してなることを要旨
とする。この構成により、光触媒の表面積が増えること
で、上記請求項4記載の発明の作用と同様の作用が得ら
れる。
【0010】請求項6記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫の浄化装置において、冷蔵庫の庫内壁面に前記
光触媒を塗布してなることを要旨とする。この構成によ
り、光触媒の表面積を広くとることができて、より脱臭
効率を向上させることが可能となる。
【0011】請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至
6の何れかに記載の冷蔵庫の浄化装置において、前記光
触媒の形成部分に庫内空気を循環させるファンを取り付
けてなることを要旨とする。この構成により、庫内の臭
気成分が光触媒の形成部分に効率よく循環する。これに
より脱臭効率を向上させることが可能となる。
【0012】請求項8記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫の浄化装置において、前記庫内照明の点灯制御
は、冷蔵庫の扉開閉の検知及び所定時間の時間制御の双
方により行うことを要旨とする。この構成により、励起
源である庫内照明ランプの点灯を、扉の開時のみに限っ
たのでは分解脱臭・再生が十分に行われないおそれがあ
る。庫内照明ランプの点灯を、扉の開時にはタイマ等の
作動により、扉が閉められても例えば常に15分以上は
継続して点灯させ、また一定時間を超えて扉が開動作さ
れない場合でも、例えば3時間経過ごとに15分以上庫
内照明ランプを点灯させる。このような時間制御の併用
により、常時、高効率で分解脱臭・再生を行わせること
が可能となる。
【0013】請求項9記載の発明は、上記請求項1記載
の冷蔵庫の浄化装置において、前記励起源である庫内照
明ランプは蛍光灯であり、該蛍光灯は庫内冷却用の冷気
がエバポレータにリターンするリターンダクトの近傍に
設置してなることを要旨とする。この構成により、庫内
温度は、通常、約5℃程度となっており、蛍光灯が点灯
しにくい。励起源である蛍光灯を、庫内でも比較的温度
の高いリターンダクトの近傍に設置することで、蛍光灯
が速やかに点灯して、分解脱臭・再生を、より効果的に
行わせることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。まず、図1を用いて冷蔵
庫の構成から説明する。1は冷蔵庫本体であり、上方か
ら冷蔵室2、低温野菜室3、第1冷凍室4及び第2冷凍
室5が備えられている。各部屋はそれぞれの開閉扉6,
7,8,9の開閉により食品の出し入れが行えるように
なっている。11は冷蔵室蒸発器(エバポレータ)、1
2は冷凍室蒸発器、13はコンプレッサである。14は
庫内照明ランプとしての蛍光灯であり、冷蔵室2内でも
比較的温度の高い空気が循環するリターンダクト(冷蔵
室蒸発器11の吸入口)近傍に設置されている。15は
ランプカバー、16は冷気循環用ファンである。このよ
うな構成の冷蔵庫において、本実施の形態では、冷蔵室
2、低温野菜室3における食品や野菜などから発生する
臭気成分を分解脱臭するための浄化装置が庫内照明ラン
プである蛍光灯14の部分に構成されている。
【0015】この浄化装置を図2、図3を用いて説明す
る。脱臭剤として例えば酸化チタンに代表される光触媒
が用いられ、この光触媒が蛍光灯14の表面に直接塗布
されている。図3において、14aは蛍光灯基材、17
はその表面に塗布された光触媒層である。酸化チタン
は、透明性を有しており、この酸化チタンに代表される
光触媒層17は、その表面に有機物等の臭気物質を吸着
するとともに、その光触媒反応は非常に強い酸化力を持
ち、比較的弱い紫外光で活性化されて表面に吸着された
臭気物質を酸化分解する機能を持っている。また、光触
媒層17は、脱臭機能の他に汚れ防止、殺菌・抗菌機能
も持っている。このような構成により、蛍光灯14は、
光触媒層17の励起源としての機能と冷蔵庫の庫内照明
機能とを兼ね備えている。また、ランプカバー15に
は、庫内の臭気成分が蛍光灯14に、より接触するよう
に通気口が設けられている。通気口としては、図4に示
すように、庫内空気がランプカバー15内に入りやすい
ようにランプカバー一帯にスリット状開口15aを設け
たもの(同図(a))、パンチングメタル15bを用い
たもの(同図(b))、ランプカバー一帯に網目状開口
15cを設けたもの(同図(c))等が考えられる。冷
気循環用ファン16の作動により光触媒層17の形成部
分には、上記の通気口を介して庫内の臭気成分の接触性
が増すが、庫内の臭気成分をさらに効率よく光触媒層1
7の形成部分に循環させるために冷気循環用ファン16
とは別の浄化装置専用のファンを設けてもよい。
【0016】次に、上述のように構成された浄化装置の
作用を説明する。冷気循環用ファン16の作動により、
庫内の臭気成分が効率よく循環し、スリット状開口15
a等の通気口を介して庫内の臭気成分が光触媒層17に
吸着される。光触媒層17に吸着した庫内の臭気成分
は、庫内照明を兼ねた励起源としての蛍光灯14が点灯
すると、その紫外光で分解脱臭されて無臭化され、また
光触媒層17の脱臭機能が再生される。このとき、光触
媒層17は、蛍光灯14の表面に直接塗布されているの
で、励起源と光触媒層17との距離が極く近くなって光
触媒層17に与えられる光強度が強くなり、高脱臭性能
化が可能となる。また光触媒層17は透明性であるた
め、蛍光灯14は庫内照明ランプとして十分な照度が維
持される。そして庫内には浄化装置専用の紫外線ランプ
等の設置が不要なることで、冷蔵庫は冷気循環がスムー
ズに行われて冷却性能の低下が防止される。
【0017】上記のように光触媒層17の分解再生機構
は、蛍光灯14が点灯することで発する紫外光が重要で
ある。従来の冷蔵庫の場合、庫内灯が点灯するのは扉の
開閉時のみであったが、この開閉時間だけが光触媒層1
7の分解再生を行うには時間が短かすぎる。そこで、本
実施の形態では、庫内照明である蛍光灯14の点灯制御
として、扉6又は7の開閉の検知、冷気循環用ファン1
6の稼働検知及び時間制御にて行う。以下に、それぞれ
の稼働方法を優先順位の高い順に示し、これら制御に準
じて稼働する機能を持たせる。扉の開閉;扉6又は7
が開いた時に蛍光灯14が点灯し、この点灯を検知した
時点で図示省略の第1のタイマが作動。扉が閉められて
も15分以上は蛍光灯14が点灯する。冷気循環用フ
ァンの稼働時;冷気循環用ファン16は、通常コンプレ
ッサ13が稼働したときに冷気を循環させるために動
く。このコンプレッサ13の稼働を検知した時点で第1
のタイマが作動し、コンプレッサ13が15分以上稼働
しなかった場合は、第1のタイマが優先し15分以上稼
働、コンプレッサ13が15分以上稼働した場合は、こ
ちらを優先し、何れかを検知することで、蛍光灯14が
点灯する。時間制御;3時間以内に上記2つの動作が
行われなかった場合、これを図示省略の第2のタイマで
検知して蛍光灯14が点灯し、この点灯を検知した時点
で第1のタイマが作動。15以上は蛍光灯14が点灯す
る。蛍光灯14が点灯している時は、コンプレッサ13
の稼働に拘らず冷気循環用ファン16が稼働するよう制
御を行う(単独運転)。ただし、扉6又は7が開いてい
るときは、扉6又は7が閉まってから稼働するようにす
る。
【0018】また、庫内温度は、通常、約5℃程度とな
っており、蛍光灯14が点灯しにくい。前述したよう
に、励起源である蛍光灯14を、庫内でも比較的温度の
高いリターンダクトの近傍に設置することで、蛍光灯1
4が速やかに点灯して、分解脱臭・再生を、より効果的
に行わせることが可能となる。さらに、蛍光灯14の寿
命を延ばすことが可能となり、信頼性の面でも有効であ
る。
【0019】上述したように、本実施の形態によれば、
光触媒を塗布した蛍光灯14を冷蔵庫内灯と併用するこ
とで、庫内に別途浄化装置専用の紫外線ランプ等の励起
源の設置が不要になって、冷気循環がスムーズに行わ
れ、冷蔵庫の冷却性能を低下させることなく、また高容
積化上不利を与えることなく、さらには部品点数が減る
ことで低コストで高脱臭性能を持たせることができる。
そして光触媒層17は透明であるため、庫内灯としても
十分な照度を維持できる。光触媒層17は、その効果と
して、脱臭以外に汚れ防止、殺菌・抗菌効果がある。
【0020】なお、光触媒による脱臭効率を、より向上
させるためには、光触媒層17の表面積を増やすことが
重要である。光触媒層17は、弱い光でも、その表面に
届きさえすれば分解脱臭・再生が行われる。このため、
蛍光灯14表面に直接塗布した光触媒層17に加え、又
は単独でランプカバー15の内側又は外側の少なくとも
何れか、又は庫内照明装置におけるトラフ及び反射板の
少なくとも何れかに光触媒層17を形成することは、非
常に有効であり、さらに脱臭効率を向上させることが可
能となる。そして冷蔵庫内の空気を循環させることで、
庫内照明ランプ、ランプカバー、照明器具などに汚れが
付着する。庫内照明ランプ及びランプカバー等に汚れが
付着すると、庫内の照度が低下し暗くなる。従来、これ
らの汚れは拭き取り掃除を行っていた。この汚れの原因
の大半は有機物の付着であり、これらは本実施の形態の
浄化装置で分解可能であり、メンテナンスフリーとな
る。また、上述の光触媒層17の形成態様に加え、又は
単独で、さらに冷蔵庫の庫内壁面に光触媒を塗布しても
よい。これにより光触媒の表面積を広くとることがで
き、より脱臭効率を向上させることが可能となる。そし
て庫内壁に光触媒を塗布することにより、食品からこぼ
れた汚れなども徐々に分解し、従来、拭き取りにくかっ
た汚れも簡単に拭き取りが可能となる。また、殺菌・抗
菌効果としては、庫内に浮遊する雑菌を光触媒の強い酸
化作用によって分解することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、光触媒の励起源は冷蔵庫の庫内照明機能を
兼ね備えるようにしたため、庫内に浄化装置専用の励起
源の設置が不要になって、冷気循環がスムーズに行わ
れ、冷蔵庫の冷却性能を低下させることなく、また高容
積化上不利を与えることなく、さらには低コストで脱臭
性能を持たせることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、前記励起源
である庫内照明ランプの表面に透明性の前記光触媒を塗
布したため、光触媒に与える光強度が強くなって、高脱
臭性能とすることができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、前記庫内照
明ランプのカバー部に通気口を設けたため、光触媒への
庫内の臭気成分の接触性が増して脱臭性能を向上させる
ことができる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、前記励起源
である庫内照明ランプを含んで構成される庫内照明装置
におけるトラフ及び反射板の少なくとも何れかに前記光
触媒を塗布したため、光触媒の表面積を増すことができ
て、脱臭効率を向上させることができる。
【0025】請求項5記載の発明によれば、前記励起源
である庫内照明ランプのカバー部の内側又は外側の少な
くとも何れかに透明性の前記光触媒を塗布したため、光
触媒の表面積を増すことができて、上記請求項4記載の
発明の効果と同様の効果がある。
【0026】請求項6記載の発明によれば、冷蔵庫の庫
内壁面に前記光触媒を塗布したため、光触媒の表面積を
広くとることができて、より脱臭効率を向上させること
ができ、さらには庫内の汚れを防止することができると
ともに殺菌・抗菌効果を持たせることができる。
【0027】請求項7記載の発明によれば、前記光触媒
の形成部分に庫内空気を循環させるファンを取り付けた
ため、庫内の臭気成分が光触媒の形成部分に効率よく循
環して、より脱臭効率を向上させることができる。
【0028】請求項8記載の発明によれば、前記庫内照
明の点灯制御は、冷蔵庫の扉開閉の検知及び所定時間の
時間制御の双方により行うようにしたため、常時、高効
率で分解脱臭・再生を行わせることができる。
【0029】請求項9記載の発明によれば、前記励起源
である庫内照明ランプは蛍光灯であり、該蛍光灯は庫内
冷却用の冷気がエバポレータにリターンするリターンダ
クトの近傍に設置したため、励起源である蛍光灯を、庫
内でも比較的温度の高いリターンダクトの近傍に設置す
ることで、蛍光灯が速やかに点灯して、分解脱臭・再生
を、より効果的に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵庫の浄化装置の実施の形態が
搭載された冷蔵庫の縦断面図である。
【図2】上記図1における浄化装置部分の拡大縦断面図
である。
【図3】上記実施の形態において蛍光灯表面に光触媒層
を直接形成した状態を示す部分拡大断面図である。
【図4】上記実施の形態においてランプカバーに形成し
た通気口の形成例を示す図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 冷蔵室 3 低温野菜室 6,7 開閉扉 11 冷蔵室蒸発器(エバポレータ) 13 コンプレッサ 14 蛍光灯(庫内照明ランプ) 15 ランプカバー 16 冷気循環用ファン 17 光触媒層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 亨 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内の臭気成分を光励起により分解脱臭
    する光触媒を用いた冷蔵庫の浄化装置において、前記光
    触媒の励起源は冷蔵庫の庫内照明機能を兼ね備えてなる
    ことを特徴とする冷蔵庫の浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記励起源である庫内照明ランプの表面
    に透明性の前記光触媒を塗布してなることを特徴とする
    請求項1記載の冷蔵庫の浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記庫内照明ランプのカバー部に通気口
    を設けてなることを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫の
    浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記励起源である庫内照明ランプを含ん
    で構成される庫内照明装置におけるトラフ及び反射板の
    少なくとも何れかに前記光触媒を塗布してなることを特
    徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫の浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記励起源である庫内照明ランプのカバ
    ー部の内側又は外側の少なくとも何れかに透明性の前記
    光触媒を塗布してなることを特徴とする請求項1又は2
    記載の冷蔵庫の浄化装置。
  6. 【請求項6】 冷蔵庫の庫内壁面に前記光触媒を塗布し
    てなることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の浄化装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光触媒の形成部分に庫内空気を循環
    させるファンを取り付けてなることを特徴とする請求項
    1乃至6の何れかに記載の冷蔵庫の浄化装置。
  8. 【請求項8】 前記庫内照明の点灯制御は、冷蔵庫の扉
    開閉の検知及び所定時間の時間制御の双方により行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の浄化装置。
  9. 【請求項9】 前記励起源である庫内照明ランプは蛍光
    灯であり、該蛍光灯は庫内冷却用の冷気がエバポレータ
    にリターンするリターンダクトの近傍に設置してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の浄化装置。
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