JPH11117999A - 無段変速機用vベルト - Google Patents

無段変速機用vベルト

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JPH11117999A
JPH11117999A JP28366697A JP28366697A JPH11117999A JP H11117999 A JPH11117999 A JP H11117999A JP 28366697 A JP28366697 A JP 28366697A JP 28366697 A JP28366697 A JP 28366697A JP H11117999 A JPH11117999 A JP H11117999A
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Daisuke Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 V型エレメントの前面に形成された傾斜面の
頂部と、前方に配置したV型エレメントの後面とのエッ
ジ当たりによる過大な応力や摩耗を軽減する無段変速機
用Vベルトを提供する。 【解決手段】 Vベルト1は、無終端リング3の円周方
向に連接配置される複数の平板状V型エレメント2で構
成し、該エレメント2の前面21に形成した傾斜面25
の頂部27を凸形円弧部とし、このエレメントの後面2
2には、前記凸形部27を当接可能な凹形円弧部28
と、該円弧部28から内周方向に沿って後方に向かう傾
斜面29とを形成する。従って、後方エレメント2Bの
凸形円弧部27Bは、前方エレメント2Aの凹形円弧部
28Aと面当たりするため、エレメント2A,2B間の
エッジ当たりによる過大な応力や摩耗が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出力プーリ間に
巻き掛けられて動力の伝達をなす無段変速機用Vベルト
であって、少なくとも一つの無終端リングエレメントで
なる無終端リングと、該無終端リングの円周方向に相互
に当接可能に連接配置される複数の平板状V型エレメン
トとで構成し、このVベルトがプーリ巻付部で屈曲でき
るように、これら各エレメントの前面に内周方向に沿っ
て後方に向かう傾斜面を形成した無段変速機用Vベルト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Vベルト式無段変速機は、2つのプーリ
間に巻き掛けたVベルトによって、これらプーリ間での
動力の受け渡しを行うものであって、例えば、実開昭6
3−72347号公報に記載の、図6および図7に示す
ものが一般的である。図6は、Vベルト式無段変速機を
正面から示したものであって、図7は、図6の側面を示
した図である。これら図面に示すように、Vベルト式無
段変速機は、軸線Oi 周りに回転駆動される入力プーリ
40のプーリV溝の側壁40aと、軸線Oi に平行な軸
線Oo周りで回転される出力プーリ50のプーリV溝の
側壁50aとの間にVベルト10を掛け渡したものであ
る。
【0003】このため、入力プーリ40の回転はVベル
ト10を介して出力プーリ50に伝達され、この動力の
伝達中、図6に示す如く、両プーリ40, 50の可動フ
ランジ40b, 50bを、例えば、矢印A, Bで示す軸
線方向に変位させ、可動フランジ40bを固定フランジ
40cに接近させると共に、可動フランジ50bを固定
フランジ50cから遠ざけることにより、入出力プーリ
40, 50に対するVベルト10の巻き掛け円弧径が連
続的に変化し、無段階の変速が可能になる。
【0004】図8,9は、Vベルト10の一部である平
板状V型エレメント20の正面および側面を示す。V型
エレメント20は、平板状のエレメントの両側面を入出
力プーリのV溝側壁40a,50aと摩擦接触できる傾
斜側面20sとしたV字型であって、V型エレメント2
0の前面201には、突起部203と、内周方向に沿っ
て角度θ1だけ後方に向かう傾斜面205とが形成さ
れ、V型エレメント20の後面202には、突起部20
3と嵌合する穴部204が形成されている。
【0005】Vベルト10は、複数のV型エレメント2
0の両側を切り欠いて形成した2つの肩部206にそれ
ぞれ、無終端リング3を巻き掛けて形成される。ここ
で、Vベルト10は、V型エレメント20の前面201
に形成した傾斜面205の頂部(以下、ロッキングエッ
ジ)207を回転ピッチとして、隣接するV型エレメン
ト同士を相互に屈曲させる。これにより、Vベルト式無
段変速機は、図6,7の如く、Vベルト10を入出力プ
ーリ40, 50のプーリV溝側壁40a, 50a間に巻
き掛けして前記の実用に供する。なお、2つの無終端リ
ング3はそれぞれ、図6,7に示す如く、複数の無終端
リングエレメント3o 〜3n の積層体でなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうしたV
ベルト式無段変速機では、入出力プーリ間での動力伝達
が行われる際、隣接する2つのV型エレメント同士がエ
ッジ当たりすることがあった。
【0007】図10は、Vベルト式無段変速機が動作
中、隣接する2つの同一なV型エレメント20A,20
Bが互いに屈曲して押し力を伝達する状態を例示したも
のである。Vベルト10によって入出力プーリ40,5
0間の動力伝達が行われる際、例えば、図10に示すよ
うな場合、後方に配置したV型エレメント20Bのロッ
キングエッジ207Bは、前方に配置したV型エレメン
ト20Aの後面202Aとエッジ当たりし、過大な応力
や摩擦を発生させる。このため、V型エレメントの耐久
性を向上させるためには、エッジ当たりによる過大な応
力や摩擦の発生を軽減する必要がある。
【0008】本発明は、上記の問題を鑑みてなされたも
ので、Vベルトを入出力プーリ間に巻き掛ける際、V型
エレメントの前面に形成された傾斜面の頂部が、前方に
配置したV型エレメントの後面にエッジ当たりすること
による過大な応力や摩耗の発生を軽減する無段変速機用
Vベルトを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的から、本発
明である、請求項1に記載の、無段変速機用Vベルト
は、入出力プーリ間に巻き掛けられて動力の伝達をなす
無段変速機用Vベルトであって、少なくとも一つの無終
端リングエレメントでなる無終端リングと、該無終端リ
ングの円周方向に相互に当接可能に連接配置される複数
の平板状V型エレメントとで構成し、このVベルトがプ
ーリ巻付部で屈曲できるように、これら各エレメントの
前面に内周方向に沿って後方に向かう傾斜面を形成した
無段変速機用Vベルトにおいて、V型エレメントの前面
に形成した前記傾斜面の頂部は、凸形状の円弧部であ
り、また、このV型エレメントの後面には、前記凸形状
の円弧部を当接可能な凹形状の円弧部を形成するととも
に、該円弧部から内周方向に沿って後方に向かう傾斜面
を形成することを特徴とするものである。
【0010】本発明である、請求項2に係る、無段変速
機用Vベルトは、請求項1において、平板状V型エレメ
ントの後面に形成した前記凹形状円弧部の曲率半径は、
該V型エレメントの前面に形成した前記凸形状円弧部の
曲率半径よりも大きな値に設定することを特徴とするも
のである。
【0011】本発明である、請求項3に係る、無段変速
機用Vベルトは、請求項1において、平板状V型エレメ
ントの後面に形成した前記凹形状円弧部の曲率半径は、
該V型エレメントの前面に形成した前記凸形状円弧部の
曲率半径にほぼ等しい値に設定することを特徴とするも
のである。
【0012】
【発明の効果】上述したように、本発明である、請求項
1に係る、無段変速機用Vベルトは、前記無終端リング
の円周方向に相互に当接可能に連接配置される複数の平
板状V型エレメントで構成し、該V型エレメントの前面
に形成した前記傾斜面の頂部を、凸形状の円弧部とし、
また、このV型エレメントの後面には、前記凸形状の円
弧部を当接可能な凹形状の円弧部を形成するとともに、
該円弧部から内周方向に沿って後方に向かう傾斜面を形
成する。このため、Vベルトを入出力プーリ間に巻き掛
ける際にエレメント同士が屈曲するときも、後方に配置
したV型エレメントの前記傾斜面の頂部は、前方に配置
したV型エレメントの凹形状の円弧部と面当たりするか
ら、前後に配置したV型エレメント間に生じるエッジ当
たりによる過大な応力や摩耗の発生を軽減することがで
きる。従って、V型エレメントの耐久性は、従来技術に
比べて向上する。
【0013】本発明である、請求項2に係る、無段変速
機用Vベルトは、請求項1において、平板状V型エレメ
ントの後面に形成した前記凹形状円弧部の曲率半径は、
該V型エレメントの前面に形成した前記凸形状円弧部の
曲率半径よりも大きな値に設定してもよい。この場合、
Vベルトを入出力プーリ間に巻き掛ける際にV型エレメ
ント同士が屈曲するときも、後方に配置した平板状V型
エレメントの前記凸形状円弧部と、前方に配置した平板
状V型エレメントの前記凹形状円弧部との面当たりは確
実なものとなるから、V型エレメントの耐久性を向上さ
せるという効果は一層顕著なものとなる。
【0014】本発明である、請求項3に係る、無段変速
機用Vベルトは、請求項1において、平板状V型エレメ
ントの後面に形成した前記凹形状円弧部の曲率半径は、
該V型エレメントの前面に形成した前記凸形状円弧部の
曲率半径にほぼ等しい値に設定することが好ましい。こ
の場合、後方に配置したV型エレメントの前記凸形状円
弧部と、前方に配置したV型エレメントの前記凹形状円
弧部とは、広い接触面積で面当たりするから、V型エレ
メントの耐久性を向上させるという効果が最も顕著であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付した図面に基づき詳細に説明する。なお、本実施形態
のVベルト式無段変速機は、車両に搭載された無段変速
機であるとして説明する。
【0016】図1,2は、Vベルト式無段変速機の一例
を示し、2つのプーリ4,5間に巻き掛けたVベルト1
によって、これらプーリ4,5間での動力の受け渡しを
行うものである。図1は、Vベルト式無段変速機を正面
から示したものであって、図2は、図1の側面を示す。
これら図面に示すように、Vベルト式無段変速機は、軸
線Oi周りに回転駆動される入力プーリ4のプーリV溝
側壁4aと、軸線Oiに平行な軸線Oo周りで回転され
る出力プーリ5のプーリV溝側壁5aとの間にVベルト
1を掛け渡したものである。
【0017】Vベルト1は、複数のV型エレメント2の
両側を切り欠いて形成した2つの肩部26(図3,4参
照)にそれぞれ、無終端リング3を巻き掛けて形成され
る。なお、2つの無終端リング3はそれぞれ、複数の無
終端リングエレメント3o 〜3n の積層体でなる。
【0018】このため、入力プーリ4の回転は、Vベル
ト1を介して出力プーリ5に伝達され、動力を伝達中、
図1に示す如く、両プーリ4,5の可動フランジ4b,
5bを、例えば、矢印A,Bで示す軸線方向に変位さ
せ、可動フランジ4bを固定フランジ4cに接近させる
とともに、可動フランジ5bを固定フランジ5cから遠
ざけることにより、入出力プーリ4,5に対するVベル
ト1の巻き掛け円弧径が連続的に変化し、無段階の変速
が可能になる。
【0019】従って、入力プーリ4の回転は、エンジン
からの動力をトルクコンバータおよび前後進切り換え装
置を介して入力され、変速制御された出力プーリ5から
の出力は、ディファレンシャルギアを介して車輪に伝達
される。
【0020】図3,4は、Vベルト1の一部である平板
状V型エレメント2の正面図および側面図である。V型
エレメント2は、平板状のエレメントの両側面を入出力
プーリのV溝側壁4a,5aと摩擦接触できる傾斜側面
2sとしたV字型である。
【0021】V型エレメント2は、V型エレメント2の
前面21に形成した傾斜面25の頂部(以下、ロッキン
グエッジ)27を回転ピッチとして、隣接するV型エレ
メント同士で相互に屈曲する。これにより、Vベルト式
無段変速機は、図1,2の如く、Vベルト1を入出力プ
ーリ4, 5のプーリV溝側壁4a, 5a間に巻き掛けし
て前記の実用に供する。
【0022】V型エレメント2の前面21には、突起部
23、内周方向に沿って角度θ2 だけ後方に向かう傾斜
面25とが形成される。これにより入出力プーリ4,5
に対するVベルト1の巻き掛けは、傾斜面25の頂部で
あって前面21と交わるロッキングエッジ27を回転ピ
ッチとして、隣接するV型エレメント同士が屈曲するこ
とにより可能となる。ロッキングエッジ27は、半径r
1 の凸形状の円弧部である。
【0023】V型エレメント2の後面22には、突起部
23と嵌合する穴部24と、ロッキングエッジ27を当
接可能な半径r2 の凹形状の円弧部28を形成するとと
もに、該円弧部28から内周方向に沿って角度θ3 だけ
後方に向かう傾斜面29を形成する。
【0024】なお、傾斜面25の傾斜角度θ2 から傾斜
面29の傾斜角度θ3 を減じた値は、Vベルト1が許容
し得る全変速比の範囲内で最も小さい半径で入出力プー
リ4,5に巻き掛けられたときに、隣接する2つのエレ
メント間に生じる屈曲角度α(図5参照)よりも大きな
値に設定する。
【0025】V型エレメント2の前後面21,22に突
起部23および穴部24を形成することによって、後方
に配置したV型エレメント2の前面21に形成された突
起部23が、前方に配置したV型エレメント2の後面2
2に形成した穴部24に嵌合し、複数のV型エレメント
2を連続配置することが可能となる。
【0026】図5は、本実施形態によるVベルト式無段
変速機が作動中、隣接する2つの同一なV型エレメント
2A,2Bが互いに屈曲して押し力を伝達する状態を例
示したものである。Vベルト1によって入出力プーリ
4,5間の動力伝達が行われる際、例えば、図5に示す
ような場合、後方に配置したV型エレメント2Bのロッ
キングエッジ27Bは、前方に配置したV型エレメント
2Aの凹形状円弧部28Aと面当たりするから、前後に
配置したV型エレメント2A,2B間に生じるエッジ当
たりによる過大な応力や摩耗の発生を軽減することがで
きる。従って、本発明によるV型エレメントの耐久性
は、従来技術に比べて向上する。
【0027】ところで、V型エレメント2の後面22に
形成した傾斜面29の凹形状円弧部の曲率半径r2 は、
該V型エレメント2の前面21に形成した傾斜面25の
ロッキングエッジ27の曲率半径r1 よりも大きな値に
設定するとよい。この場合、Vベルト1を入出力プーリ
4,5間に巻き掛ける際にエレメント同士が屈曲すると
きも、後方に配置した平板状V型エレメント2Bのロッ
キングエッジ27Bと、前方に配置したV型エレメント
2Aの前記凹形状円弧部28Aとの面当たりは確実なも
のとなるから、V型エレメントの耐久性を向上させると
いう効果は一層顕著なものとなる。
【0028】また、V型エレメント2の後面22に形成
した前記凹形状円弧部28の曲率半径r2 は、該V型エ
レメントの前面21に形成したロッキングエッジ27の
曲率半径r1 にほぼ等しい値に設定することが好まし
い。この場合、後方に配置したV型エレメント2Bのロ
ッキングエッジ27Bと、前方に配置したV型エレメン
ト2Aの前記凹形状円弧部28Aとは、広い接触面積で
面当たりするから、V型エレメントの耐久性を向上させ
るという効果が最も顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるVベルト式無段変速機の要部
を示す説明図である。
【図2】図1を側面から示した図である。
【図3】同実施形態によるV型エレメントを例示する正
面図である。
【図4】図3のV型エレメントを側面から示した図であ
る。
【図5】同実施形態において、隣接する2つのV型エレ
メントが互いに屈曲して押し力を伝達する状態を示した
説明図である。
【図6】従来技術のVベルト式無段変速機の要部を例示
する説明図である。
【図7】図6を側面から示した図である。
【図8】従来技術の無段変速機用Vベルトを例示した正
面図である。
【図9】図8を側面から示した図である。
【図10】同例において、隣接する2つのV型エレメン
トが互いに屈曲して押し力を伝達する状態を示した説明
図である。
【符号の説明】
1 Vベルト 2 V型エレメント 21 V型エレメントの前面 22 V型エレメントの後面 23 突起部 24 穴部 25 前面側傾斜面 26 肩部 27 ロッキングエッジ(凸形状円弧部) 28 凹形状円弧部 29 後面側傾斜面 3 無終端リング 3eo 〜3en 無終端リングエレメント 4 入力プーリ 4a 入力プーリ側壁 5 出力プーリ 5a 出力プーリ側壁 r1 凸形状円弧部の半径 r2 凹形状円弧部の半径 θ2 前面側傾斜角度 θ3 後面側傾斜角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力プーリ間に巻き掛けられて動力の
    伝達をなす無段変速機用Vベルトであって、少なくとも
    一つの無終端リングエレメントでなる無終端リングと、
    該無終端リングの円周方向に相互に当接可能に連接配置
    される複数の平板状V型エレメントとで構成し、このV
    ベルトがプーリ巻付部で屈曲できるように、これら各エ
    レメントの前面に内周方向に沿って後方に向かう傾斜面
    を形成した無段変速機用Vベルトにおいて、 V型エレメントの前面に形成した前記傾斜面の頂部は、
    凸形状の円弧部であり、また、このV型エレメントの後
    面には、前記凸形状の円弧部を当接可能な凹形状の円弧
    部を形成するとともに、該円弧部から内周方向に沿って
    後方に向かう傾斜面を形成することを特徴とする無段変
    速機用Vベルト。
  2. 【請求項2】 平板状V型エレメントの後面に形成した
    前記凹形状円弧部の曲率半径は、該V型エレメントの前
    面に形成した前記凸形状円弧部の曲率半径よりも大きな
    値に設定することを特徴とする請求項1に記載の無段変
    速機用Vベルト。
  3. 【請求項3】 平板状V型エレメントの後面に形成した
    前記凹形状円弧部の曲率半径は、該V型エレメントの前
    面に形成した前記凸形状円弧部の曲率半径にほぼ等しい
    値に設定することを特徴とする請求項1に記載の無段変
    速機用Vベルト。
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CN108223692A (zh) * 2016-12-22 2018-06-29 罗伯特·博世有限公司 用于无级变速器的具有横向部件和环件套组的传动带及其制造方法

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