JPH11117609A - ウインドウ開閉制御装置 - Google Patents

ウインドウ開閉制御装置

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JPH11117609A
JPH11117609A JP9276069A JP27606997A JPH11117609A JP H11117609 A JPH11117609 A JP H11117609A JP 9276069 A JP9276069 A JP 9276069A JP 27606997 A JP27606997 A JP 27606997A JP H11117609 A JPH11117609 A JP H11117609A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子の出射光量を、半導体受光素子の特
性の飽和を招かずかつ異物の挟み込み判定を精度よく行
えるように設定するウインドウ開閉制御装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 光センサ60は、発光素子61及び受光
素子62を備える。マイクロコンピュータ90は、受光
素子62のフォトトランジスタの受光特性の未飽和領域
における受光量のうち異物の挟み込みの判定可能な受光
量に対応する発光量を決定する。発光駆動回路70a
は、この決定発光量にて発光するように、発光素子61
の赤外発光ダイオードを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両、船舶、航空機や
一般建築物等に採用するに適したウインドウ開閉制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車用ウインドウ開閉
制御装置においては、自動車の全部座席と後部座席の間
のセンターピラーに固定した発光素子から出射される光
が、ドアのウインドウの閉動作中に、このウインドウと
その窓枠との間に侵入する異物によって反射されたと
き、この反射光を受光する受光素子の受光量でもって異
物の挟み込みと判定することでウインドウを停止或いは
反転させ、異物の挟み込みを防止するようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ウイン
ドウ開閉制御装置では、発光素子から異物までの距離が
遠くなるにつれて、当該異物による反射光量が指数関数
的に減少する。このため、受光素子の受光量が不足して
異物の挟み込み判定が困難になる。よって、発光素子の
出射光量をできる限り多くすることが望ましい。
【0004】しかし、通常、受光素子はフォトトランジ
スタ等の光電変換型半導体素子を内蔵している。このた
め、発光素子の出射光量が多過ぎると、ドアの窓枠の内
壁やその近傍からの反射光量も多くなる。このため、こ
の反射光を受光する受光素子の半導体素子の特性が飽和
して、異物の挟み込み判定を精度よく行えないという不
具合を招く。
【0005】また、窓枠の内壁やその近傍からの反射光
量は、窓枠の開口形状、発光素子や受光素子の取り付け
の位置及び角度等の条件に大きく影響される。このた
め、この条件に適するように発光素子の出射光量を設定
する必要がある。そこで、本発明は、以上述べたことに
対処するため、発光素子の出射光量を、受光素子の光電
変換型半導体素子の特性の飽和を招かずかつ異物の挟み
込み判定を精度よく行えるように設定するウインドウ開
閉制御装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、複数の発光素子を活用す
ることにより、窓枠の開口形状、発光素子や受光素子の
取り付けの位置や角度等の条件に合致した光量であって
受光素子の光電変換型半導体素子の特性の飽和を招かず
かつ異物の挟み込みを精度よく判定し得る光量を各発光
素子の出射光量として別々に設定するようにしたウイン
ドウ開閉制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明によれば、発光量決定手段
は、ウインドウが異物挟み込みでない停止状態にあると
き半導体受光素子の受光特性の未飽和領域における受光
量のうち異物の挟み込みの判定可能な受光量に対応する
発光量を決定する。そして、発光素子駆動手段が、発光
量決定手段の決定発光量にて、発光素子から発光するよ
うに当該発光素子を駆動する。
【0008】従って、発光素子からの光に対する異物の
反射光量が減衰しても、上述のように、発光素子の発光
量が、半導体受光素子の受光特性の未飽和領域における
受光量のうち異物の挟み込みの判定可能な受光量に対応
する発光量となるので、ウインドウの異物挟み込み判定
が精度よく行える。また、請求項2に記載の発明によれ
ば、光検出手段の複数の発光素子が互いに違う向きに発
光するように窓枠の近傍にて支持されている。また、発
光量決定手段は、ウインドウが異物挟み込みでない停止
状態にあるとき発光素子毎にその発光の向きの違いを考
慮して半導体受光素子の受光特性の未飽和領域内にて異
物の挟み込みの判定可能な受光量に対応する発光量をそ
れぞれ決定する。これに伴い、発光素子駆動手段が、発
光量決定手段の各決定発光量にて、各発光素子からそれ
ぞれ発光するように当該各発光素子を駆動する。
【0009】これにより、各発光素子の発光量が、その
発光の向きの違い、即ち、窓枠の開口形状等の条件の違
いに合致するように、ウインドウが異物挟み込みでない
停止状態にあるとき発光素子毎に半導体受光素子の受光
特性の未飽和領域内にて異物の挟み込みの判定可能な受
光量に対応するようにそれぞれ決定されることとなる。
【0010】その結果、請求項1に記載の発明の作用効
果と同様の作用効果を各発光素子毎に達成できる。ここ
で、請求項3に記載の発明によれば、発光量決定手段
は、所定発光量を繰り返し加算更新して更新データとす
るデータ処理手段と、このデータ処理手段の更新データ
が外乱光による誤差を含むか否かにつき判定する外乱光
判定手段とを備えて、この外乱光判定手段が外乱光によ
る誤差を含むと判定したとき、前記発光量の決定をしな
い。
【0011】これにより、外乱光による影響を排除しつ
つ請求項1及び2に記載の発明の作用効果を達成でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
により説明する。 (第1実施形態)図1は、自動車用ウインドウ開閉制御
装置に本発明が適用された第1実施形態を示している。
【0013】図1において、符号10は、当該自動車の
助手席側ドアを示しており、このドア10の窓枠11に
は、ウインドウ12が開閉可能に装着されている。ここ
で、ウインドウ12は、その上昇に伴い閉じ、一方、そ
の下降に伴い開く。ウインドウ開閉制御装置は、ドア1
0の下部内に設けた駆動機構20を備えており、この駆
動機構20は、直流モータMと、ウインドウ12の下縁
部と直流モータMとの間に連結した連結機構(図示しな
い)とを備えている。
【0014】そして、駆動機構20は、直流モータMの
正転或いは逆転に伴い上記連結機構を介しウインドウ1
2を上昇或いは下降させる。また、ウインドウ開閉制御
装置は、図1にて示すように、閉操作スイッチ30及び
開操作スイッチ40と、回転センサ50aと、全閉セン
サ50bと、光センサ60と、この光センサ60に接続
した発光駆動回路70a及び信号処理回路70bと、こ
れら発光駆動回路70a及び信号処理回路70bにそれ
ぞれ接続したD−A変換器80a及びA−D変換器80
bと、閉操作スイッチ30、開操作スイッチ40、回転
センサ50a、全閉センサ50b、D−A変換器80a
及びA−D変換器80bに接続したマイクロコンピュー
タ90と、このマイクロコンピュータ90と直流モータ
Mとの間に接続したモータ駆動回路90aとを備えてい
る。
【0015】閉操作スイッチ30は、そのオン操作によ
り、ウインドウ12を閉じるための閉操作信号を発生す
る。一方、開操作スイッチ40は、そのオン操作によ
り、ウインドウ12を開くための開操作信号を発生す
る。回転センサ50aは、例えば、ホール素子からなる
もので、この回転センサ50aは、ドア10の下部内に
配設されている。そして、この回転センサ50aは、直
流モータMの回転を検出してパルス信号を発生する。全
閉センサ50bは、ウインドウ12の全閉位置を検出す
る。
【0016】光センサ60は、図1にて示すごとく、当
該自動車の車室内の前側座席と後側座席との間の助手席
側センターピラー13に窓枠11の上縁部11aの後部
近傍にて取り付けられている。この光センサ60は、発
光素子61と、受光素子62とを備えている。発光素子
61は、その発光面61aを、窓枠11の上縁部11a
の後部及び傾斜状前縁部11bの上部に向けて、センタ
ーピラー13に窓枠11の上縁部11aの後部近傍にて
取り付けられている。
【0017】発光素子61は、赤外発光ダイオードを内
蔵しているもので、この発光素子61は、当該赤外発光
ダイオードからの光を、発光面61aから窓枠11の上
縁部11aの後部及び傾斜状前縁部11bの上部に向け
て放射ビーム状に間欠的に出射する。また、受光素子6
2は、発光素子61の直下に位置し、その受光面62a
を、窓枠11の傾斜状前縁部11bの上部に向け、セン
ターピラー13に窓枠11の上縁後部近傍にて取り付け
られている。なお、発光素子61及び受光素子62の各
光軸は窓枠11の上縁部11aに略平行に位置してい
る。
【0018】この受光素子62は、フォトトランジスタ
を内蔵しているもので、この受光素子62は、その受光
面62aを通し受光した発光素子61からの光を上記フ
ォトトランジスタにより受光量として検出する。発光駆
動回路70aは、D−A変換器80aからの設定出射光
量データ(後述する)に基づき発光素子61の赤外発光
ダイオードを間欠的に発光駆動する。
【0019】信号処理回路70bは、受光素子62のフ
ォトトランジスタの受光量を信号処理し処理信号として
発生しA−D変換器80bに出力する。なお、当該処理
信号のレベルは受光素子62のフォトトランジスタの受
光量に相当する。D−A変換器80aはマイクロコンピ
ュータ90の出力データをアナログ変換して発光素子6
1を間欠駆動するように発光駆動回路70aに出力す
る。A−D変換器80bは、信号処理回路70bからの
処理信号をディジタル変換して受光量データとしてマイ
クロコンピュータ90に出力する。
【0020】マイクロコンピュータ90は、バッテリB
から給電されて作動状態となり、図2及び図3にて示す
フローチャートに従いコンピュータプログラムを実行
し、この実行中において、直流モータMの回転速度の演
算処理、ウインドウ12の開閉制御処理や挟み込み判定
処理等を行う。モータ駆動回路90aは、マイクロコン
ピュータ90による制御のもとに直流モータMを正転或
いは逆転させるように駆動する。
【0021】以下、このように構成した第1実施形態の
作動について説明する。本発明に係る窓開閉制御装置が
当該自動車に搭載されると、マイクロコンピュータ90
が、図1にて示すごとく、バッテリBの正側端子に接続
される。上述のような接続によりマイクロコンピュータ
90がバッテリBから給電されると、マイクロコンピュ
ータ90が、図2及び図3のフローチャートに従いコン
ピュータプログラムの実行を開始し、ステップ100に
てウインドウ12の状態につき判定処理をする。
【0022】ここで、ウインドウ12が全閉位置にて停
止しておれば、全閉センサ50bがウインドウ12の全
閉状態を検出するとともに、回転センサ50aがパルス
信号の発生を停止している。このため、ステップ100
における判定がYESとなる。これに伴い、ステップ1
01において、発光量データVEn が初期データVとし
て初期設定される。但し、発光量データVEn は、発光
素子61の赤外発光ダイオードの発光量を表す。また、
初期データVは、発光素子61の赤外発光ダイオードの
発光量が零であることを表す。
【0023】すると、ステップ102において、発光量
データVEn =初期データVがD−A変換器80aに変
換データDoutとして出力される。これに伴い、変換
データDout=初期データVがD−A変換器80aに
よりアナログ電圧に変換されて発光駆動回路70aに出
力される。このため、この発光駆動回路70aが、当該
アナログ電圧に基づき発光素子61の赤外発光ダイオー
ドを駆動する。このとき、発光素子61の出射光量は零
である。
【0024】ここで、現段階における受光素子62のフ
ォトトランジスタの受光量が信号処理回路70bにより
処理信号として発生されると、この処理信号のレベルが
A−D変換器80bにより受光量データAinにディジ
タル変換される。すると、この受光量データAinが、
ステップ103にて、A−D変換器80bにより変換デ
ータVRn としてマイクロコンピュータ90に入力され
る。
【0025】これに伴い、ステップ110において、
(VRn −VRn-1 )が、ΔVRTHとΔVRTH′と
の間にあるか否かが判定される。但し、ΔVRTHは、
(VR n −VRn-1 )の許容範囲の下限値を表し、一
方、ΔVRTH′は、(VRn −VRn-1 )の許容範囲
の上限値を表す。(VRn −VRn-1 )が当該許容範囲
になければ、受光素子62のフォトトランジスタの受光
量には太陽光等の外乱光が含まれていること、或いは、
当該フォトトランジスタの受光量が発光素子61の初期
発光量=0に対応して零であることを意味する。
【0026】現段階では、発光素子61の発光量が初期
発光量=0であることに対応して(VRn −VRn-1
=VRn =0<ΔVRTHであれば、ステップ110に
おける判定がNOとなる。なお、受光素子62のフォト
トランジスタの受光量に外乱が含まれており、(VRn
−VRn-1 )=VRn >ΔVRTH′であっても、ステ
ップ110における判定がNOとなる。
【0027】ついで、ステップ102において上述と同
様の処理がなされて後、ステップ103において、先回
の変換データVRn がVRn-1 とセットされるととも
に、今回の受光量データAinが、A−D変換器80b
により変換データVRn としてマイクロコンピュータ9
0に入力される。すると、(VRn −VRn-1 )が上記
許容範囲にあるか否かにつきステップ110にて判定さ
れる。このとき、ステップ110における判定がYES
となれば、ステップ120において、変換データVRn
が所定値Vth以上か否かが判定される。
【0028】但し、所定値Vthは、次のように設定さ
れている。受光素子62のフォトトランジスタの受光出
力(例えば、受光電流)は、当該フォトトランジスタの
受光量にほぼ比例して増大した後飽和する。このような
当該フォトトランジスタの特性のため、このフォトトラ
ンジスタの受光出力の飽和を招かない受光量の範囲にお
いて異物の反射光量を十分に確保するには、当該フォト
トランジスタの飽和を招かない受光量の範囲における受
光量を得ることができるように、発光素子61の赤外発
光ダイオードの発光量を設定する必要がある。
【0029】よって、このような観点から、本第1実施
形態では、所定値Vthは、上記フォトトランジスタの
受光出力の飽和を招かない受光量のうちの最大受光量に
相当するように設定されている。現段階では、変換デー
タVRn が所定値Vth未満であるから、ステップ12
0におけるNOとの判定のもと、ステップ121におい
て、発光量データVEnがVEn =VEn +ΔVEと加
算更新される。なお、ΔVEは、発光素子61の所定発
光量を表す。
【0030】その後、ステップ102において、ステッ
プ121における発光量データVE n がD−A変換器8
0aに変換データDoutとして出力される。これに伴
い、変換データDout=VRn がD−A変換器80a
によりアナログ電圧に変換されて発光駆動回路70aに
印加される。このため、この発光駆動回路70aによる
駆動のもと、発光素子61の赤外発光ダイオードの発光
量は、初期発光量=0からΔVEだけ増大する。これに
伴い、受光素子62のフォトトランジスタによる受光量
もΔVEだけ増大する。
【0031】すると、信号処理回路70bからの処理信
号のレベルがΔVEに対応する分だけ増大する。つい
で、ステップ103において、先回の変換データVRn
がVR n-1 とセットされるとともに、上述のように増大
した処理信号のレベルを表す受光量データAinがA−
D変換器80bにより変換データVRn としてマイクロ
コンピュータ90に入力される。以下、同様にして、各
ステップ110、120、121、102及び103を
通る処理が繰り返され、ステップ121における変換デ
ータVRn はΔVEずつ増大する。
【0032】このような状態において、ステップ103
における最新の変換データVRn が所定値Vth以上に
なると、ステップ120における判定がYESとなる。
そして、ステップ130において、ステップ121にお
ける最新の発光量データVE n がその最大値Vmax
(発光素子61の赤外発光ダイオードの発光可能量のう
ちの所定量)以上か否かが判定される。
【0033】ここで、発光量データVEn がその最大値
Vmax以上であれば、ステップ130における判定が
YESとなり、ステップ131において、発光量データ
VE n =最大値Vmaxと更新される。このとき、ウイ
ンドウ12は、上述のごとく、全閉状態にあるから、ウ
インドウ12により異物の挟み込みはない。従って、発
光量データVEn =最大値Vmaxとの更新設定によ
り、窓枠11の内壁及びその近傍から反射される発光素
子61の光量が、上記フォトトランジスタの特性の未飽
和状態における当該フォトトランジスタの最大受光量に
対応することとなる。
【0034】このようにして、ステップ131における
処理が終了すると、次のステップ140、150(図3
参照)にて、閉操作スイッチ30及び開操作スイッチ4
0のいずれからの出力もなければ、NOと判定され、ス
テップ151における直流モータMの停止処理がなされ
る。ついで、開操作スイッチ40からの開操作信号の発
生に基づきステップ140における判定がYESとなる
場合には、ウインドウ12に対する下降要求ありとの判
断のもとに、ステップ141において、ウインドウ12
を下降させるための下降処理がなされる。
【0035】このため、モータ駆動回路90aが直流モ
ータMを駆動し、ウインドウ12が下降する。ステップ
141における処理後、ステップ142において、回転
センサ50からパルス信号に基づき直流モータMの回転
速度Nが演算される。そして、この回転速度Nが所定値
No以下であれば、ステップ160にてYESとの判定
がなされ、ステップ161において、直流モータMの停
止処理がなされる。
【0036】ここで、開操作スイッチ40のオフのもと
閉操作スイッチ30から閉操作信号を発生させると、ウ
インドウ12に対する上昇要求ありとの判断のもとに、
ステップ140におけるNOとの判定後、ステップ15
0においてYESと判定される。この判定に伴い、ステ
ップ152において、発光量データVEn =最大値Vm
axがD−A変換器80aに出力される。
【0037】そして、D−A変換器80aが最大値Vm
axをアナログ電圧に変換して発光駆動回路70aに出
力すると、発光素子61の赤外発光ダイオードが、発光
駆動回路70aにより駆動されて、発光量データVEn
=最大値Vmaxに対応する発光量を発光する。また、
ステップ153においてウインドウ12を上昇させるた
めの上昇指令が出力されると、モータ駆動回路90aが
駆動機構20の直流モータMを正転駆動させ、ウインド
ウ12がその上昇により閉動作を開始する。このとき、
回転センサ50が直流モータMの回転を検出し順次パル
ス信号を出力し始める。
【0038】ついで、ステップ154において、信号処
理回路70bからの処理信号のレベルを表す受光量Ai
nがA−D変換器80bにより変換データVRn として
マイクロコンピュータ90に入力される。このとき、ウ
インドウ12の窓枠11との間の開口部に異物が侵入し
ておれば、この異物と光センサ60Aとの間の距離が、
光センサ60Aと窓枠11の内壁及びその近傍との間に
距離よりも短くなる。従って、異物により反射される発
光素子61からの光の量は、窓枠11の内壁及びその近
傍により反射される発光素子61からの光の量に比べて
増大して所定閾値THを超える。
【0039】このため、ステップ170における判定が
YESとなる。このことは、ウインドウ12による異物
の挟み込みを意味する。この場合、発光素子61の赤外
発光ダイオードの発光量が、上述のごとく、ウインドウ
12の全閉状態において、受光素子62のフォトトラン
ジスタの受光出力の当該フォトトランジスタの未飽和領
域の受光量のうち最大値に対応する値に設定されてい
る。しかも、発光素子61からの光に対する異物の反射
光量が少なくても、上述のように異物による発光素子6
1の光に対する反射光量が窓枠11の内壁及びその近傍
による発光素子61の光に対する反射光量よりも多くな
る。従って、当該異物の挟み込みを精度よく判定でき
る。
【0040】上記ステップ170におけるYESとの判
定に伴い、ステップ171において、直流モータMの停
止処理及びその逆転処理がなされる。これに伴い、ウイ
ンドウ12はその上昇を停止した後下降する。 (第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態につき図
4乃至図8に基づいて説明する。
【0041】この第2実施形態においては、光センサ6
0Aが、上記第1実施形態にて述べた光センサ60に代
えて、図4にて示すごとく、センターピラー13に窓枠
11の上縁部11aの後部近傍にて取り付けられてい
る。この光センサ60Aは、光センサ60において、発
光素子61及び受光素子62の他に両発光素子63、6
4を加えた構成となっている。
【0042】両発光素子63、64は、共に、発光素子
61と同様の構成を有しており、発光素子63は、図4
にて示すごとく、発光素子61の直上にて、センターピ
ラー13に取り付けられている。一方、発光素子64
は、図4にて示すごとく、発光素子61と受光素子62
との間にて、センターピラー13に取り付けられてい
る。
【0043】ここで、両光軸63、64の各光軸は、図
4から容易に理解できるように、発光素子63の光軸を
基準として、互いに逆方向に向いている。このため、発
光素子63は、その赤外発光ダイオードからの光を、発
光面63aから窓枠11の上縁部11aの後部に向け、
図4に図示破線にて示すごとく放射ビーム状に間欠的に
出射する。一方、発光素子64は、その赤外発光ダイオ
ードからの光を、発光面64aから窓枠11の前縁部1
1bに向け、図4に図示破線にて示すごとく放射ビーム
状に間欠的に出射する。
【0044】なお、発光素子61は、その赤外発光ダイ
オードからの光を、発光面61aから窓枠11の上縁部
11aの前部及び前縁部11bの上部に向け、図4に図
示破線にて示すごとく放射ビーム状に間欠的に出射す
る。受光素子62は、上記第1実施形態にて述べた場合
とは異なり、その受光面62aを通して受光した各発光
素子61乃至63からの光を上記フォトトランジスタに
より受光量として検出する。
【0045】また、この第2実施形態においては、両発
光駆動回路70c、70dが、図4にて示すごとく、上
記第1実施形態にて述べた発光駆動回路70aに加えて
採用されている。各発光駆動回路70c、70dは、発
光駆動回路70aと共にD−A変換器80aに接続され
ており、発光駆動回路70cは、D−A変換器80aか
らのアナログ電圧に基づき発光素子63の赤外発光ダイ
オードを発光駆動する。また、発光駆動回路70dは、
D−A変換器80aからのアナログ電圧に基づき発光素
子64の赤外発光ダイオードを発光駆動する。なお、D
−A変換器80aからの各アナログ電圧は、各発光素子
61乃至63の赤外発光ダイオードの駆動用電圧であ
る。その他の構成は上記第1実施形態と同様である。
【0046】このように構成した本第2実施形態におい
て、上記第1実施形態にて述べたと同様に、ステップ1
00乃至ステップ130における処理(図2及び図5参
照)でもってステップ131にて、発光素子61の赤外
発光ダイオードの発光量を発光量データVEn =最大値
Vmaxと更新設定した後、発光素子63のための図6
のステップ101A乃至ステップ130Aの処理がなさ
れる。
【0047】このステップ101A乃至ステップ130
Aの処理は、図5のステップ101乃至ステップ130
における処理とほぼ同様である。但し、発光素子63と
窓枠11の上縁部11aの後部との間の距離が発光素子
61と窓枠11の上縁部11aの後部及び前縁部11b
の上部との間の距離に比べて短い(図4参照)ため、発
光素子63の光に対する窓枠11の上縁部11aの後部
及び前縁部11bの上部による反射光量は、発光素子6
1の光に対する窓枠11の上縁部11aの後部及び前縁
部11bの上部による反射光量に比べて減衰しにくい。
【0048】このため、ステップ120AにおけるV1
thは、ステップ120におけるVthよりも小さい値
に設定されている。これに伴い、ステップ130Aにお
けるVE1maxは、ステップ130におけるVEma
xよりも小さく設定されている。このような前提のも
と、ステップ131Aにて、発光素子63の赤外発光ダ
イオードの発光量が、発光量データVEn =VE1ma
xと設定される。
【0049】その後、図7のステップ101B乃至ステ
ップ131Bの処理がなされる。このステップ101B
乃至ステップ130Bの処理は、図6のステップ101
A乃至ステップ130Aにおける処理とほぼ同様であ
る。但し、発光素子64と窓枠11の前縁部11bとの
間の距離が発光素子61と窓枠11の上縁部11aの後
部及び前縁部11bの上部との間の距離に比べて長い
(図4参照)ため、発光素子64の光に対する窓枠11
の前縁部11bによる反射光量は、発光素子61の光に
対する窓枠11の上縁部11aの後部及び前縁部11b
の上部による反射光量に比べて減衰し易い。
【0050】このため、ステップ120BにおけるV2
thは、ステップ120におけるVthよりも大きい値
に設定されている。これに伴い、ステップ130Bにお
けるVE2maxは、ステップ130におけるVEma
xよりも大きく設定されている。このような前提のも
と、ステップ131Bにて、発光素子64の赤外発光ダ
イオードの発光量が、発光量データVEn =VE2ma
xと設定される。
【0051】これにより、各発光素子61、63、64
の赤外発光ダイオードの発光量が、窓枠11の開口形状
や各発光素子61、63、64の取り付け位置の違い等
を考慮して設定されたこととなる。このようにして、ス
テップ131Bにおける処理が終了すると、図8のステ
ップ140乃至ステップ171の処理が、図3のステッ
プ140乃至ステップ171の処理とほぼ同様になされ
る。
【0052】但し、ステップ152Aにおいて、図3の
ステップ152とは異なり、発光量データVEn =VE
max乃至VE2maxがDoutとしてD−A変換器
80aに出力される。すると、このD−A変換器80a
がVEmax乃至VE2maxをそれぞれアナログ電圧
に変換して各発光駆動回路70a、70c、70dに印
加する。
【0053】このため、各発光駆動回路70a、70
c、70dは、各発光素子61、63、64の赤外発光
ダイオードの発光量がVEmax乃至VE2maxに対
応しあた量となるように当該各赤外発光ダイオードを駆
動する。従って、ウインドウ12の窓枠11との開口部
にうち異物の侵入する位置に応じて、この異物により反
射された各発光素子61、63、64のいずれかからの
光が受光素子62により受光される。
【0054】これに伴い、上記第1実施形態と同様にス
テップ170にて、異物の挟み込み判定がなされる。こ
の場合、発光素子63の赤外発光ダイオードの発光量が
発光素子61の赤外発光ダイオードの発光量よりも少な
く、一方、発光素子64の赤外発光ダイオードの発光量
が発光素子61の赤外発光ダイオードの発光量よりも多
くなるように設定されている。しかも、各発光素子6
1、63、64からの光に対する異物の反射光量が少な
くても、上述のように異物による発光素子61、63、
46のいずれかの光に対する反射光量が異物による反射
のない場合に比べて多くなる。従って、当該異物の挟み
込みを精度よく判定できる。
【0055】また、上述のごとく、各発光素子61、6
3、64の発光量が窓枠11の開口形状や各発光素子6
1、63、64及び受光素子62の取り付け位置等に合
わせて設定されているので、きめの細かい異物挟み込み
判定が精度よく行える。なお、本発明の実施にあたり、
発光素子61、63、64には、赤外発光ダイオードに
限ることなく、他の発光ダイオードやレーザダイオード
等を内蔵するようにしてもよい。また、受光素子62に
は、フォトトランジスタを内蔵する例について説明した
が、これに限らず、フォトダイオード等の光電変換型半
導体素子を内蔵するようにしてもよい。
【0056】また、本発明の実施にあたり、光センサ6
0、60Aは、センターピラー13に限ることなく、例
えば、ドア10側バックミラー近傍にて当該ドア10の
内壁の一部に取り付けるようにしてもよい。また、本発
明の実施にあたり、自動車の助手席側ドアのウインドウ
開閉制御装置に限らず、自動車の他の席のドアやサンル
ーフや各種車両のウインドウの開閉制御装置に本発明を
適用して実施してもよい。この場合、ウインドウの開閉
方向は、上下方向に限らず、横方向等任意の方向に開閉
するものであってもよい。
【0057】また、本発明の実施にあたっては、直流モ
ータMの回転に限らず、例えば、駆動機構20としての
作動状態を検出するセンサの出力を回転センサ50aの
出力に代えてマイクロコンピュータ90に入力するよう
にして実施してもよい。なお、回転センサ50aはホー
ル素子に限らず直流モータMの回転を検出できればどの
ようなセンサでもよい。
【0058】また、本発明の実施にあたり、上記第2実
施形態にて述べた発光素子の数は、3個に限ることな
く、適宜変更して実施してもよい。また、受光素子62
の位置は、上記第2実施形態の場合に限ることなく、例
えば、各発光素子61、63、64の間に受光素子62
を配置して実施してもよい。また、本発明の実施にあた
り、上記実施形態のフローチャートにおける各ステップ
は、それぞれ、機能実行手段としてハードロジック構成
により実現するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの前段部である。
【図3】図1のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの後段部である。
【図4】本発明の第2受光素子62を示すブロック図で
ある。
【図5】図4のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの前段部である。
【図6】図4のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの中段部である。
【図7】図4のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの中段部である。
【図8】図4のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートの後段部である。
【符号の説明】 10…助手席側ドア、12…ウインドウ、20…駆動機
構、60、60A…光センサ、62…受光素子、61、
63、64…発光素子、70a、70c、70d…発光
駆動回路、70b…信号処理回路、90…マイクロコン
ピュータ、90a…モータ駆動回路、M…直流モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01V 9/04 G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウ(12)をその窓枠(11)
    に沿い開閉駆動させる開閉駆動手段(20、M、90
    a)と、 前記ウインドウのその窓枠との間の開口部に侵入する異
    物の侵入方向に交差するように光を発光する発光素子
    (61)と、この発光素子からの光が当該異物により反
    射されたときこの反射光を受光して電気的受光量として
    検出する半導体受光素子(62)とを有する光検出手段
    (60)と、 前記発光素子を発光駆動する発光素子駆動手段(70
    a)と、 前記ウインドウの閉動作中において前記受光量を所定閾
    値と比較して前記ウインドウによる前記異物の挟み込み
    の有無を判定する挟み込み判定手段(170)と、 この異物挟み込み判定手段の判定に基づき前記ウインド
    ウの閉動作中の前記駆動手段の作動状態を制御する制御
    手段(171)とを備えたウインドウ開閉制御装置であ
    って、 前記ウインドウが異物挟み込みでない停止状態にあると
    き前記半導体受光素子の受光特性の未飽和領域における
    受光量のうち前記異物の挟み込みの判定可能な受光量に
    対応する発光量を決定する発光量決定手段(110、1
    21、131)を備えて、 前記発光素子駆動手段が、前記発光量決定手段の決定発
    光量にて、前記発光素子から発光するように当該発光素
    子を駆動することを特徴とするウインドウ開閉制御装
    置。
  2. 【請求項2】 ウインドウ(12)をその窓枠(11)
    に沿い開閉駆動させる開閉駆動手段(20、M、90
    a)と、 前記ウインドウのその窓枠との間の開口部に侵入する異
    物の侵入方向に交差するように光を発光する複数の発光
    素子(61、63、64)と、これら発光素子のいずれ
    かからの光が当該異物により反射されたときこの反射光
    を受光して電気的受光量として検出する半導体受光素子
    (62)とを有する光検出手段60A)と、 前記各発光素子を発光駆動する発光素子駆動手段(70
    a、70c、70d)と、 前記ウインドウの閉動作中において前記受光量を所定閾
    値と比較して前記ウインドウによる前記異物の挟み込み
    の有無を判定する挟み込み判定手段(170)と、 この異物挟み込み判定手段の判定に基づき前記ウインド
    ウの閉動作中の前記駆動手段の作動状態を制御する制御
    手段(171)とを備えたウインドウ開閉制御装置であ
    って、 前記複数の発光素子が互いに違う向きに発光するように
    前記窓枠の近傍にて支持されており、 前記ウインドウが異物挟み込みでない停止状態にあると
    き前記発光素子毎にその発光の向きの違いを考慮して前
    記半導体受光素子の受光特性の未飽和領域内にて前記異
    物の挟み込みの判定可能な受光量に対応する発光量をそ
    れぞれ決定する発光量決定手段(110、110A、1
    10B、121、121A、121B、131、131
    A、131B)を備えており、 前記発光素子駆動手段が、前記発光量決定手段の各決定
    発光量にて、前記各発光素子からそれぞれ発光するよう
    に当該各発光素子を駆動することを特徴とするウインド
    ウ開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 前記発光量決定手段は、 所定発光量を繰り返し加算更新して更新データとするデ
    ータ処理手段(121、121A、121B)と、 このデータ処理手段の更新データが外乱光による誤差を
    含むか否かにつき判定する外乱光判定手段(110、1
    10A、110B)とを備えて、この外乱光判定手段が
    外乱光による誤差を含むと判定したとき、前記発光量の
    決定をしないことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ウインドウ開閉制御装置。
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