JPH1111682A - 脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼 - Google Patents
脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼Info
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- JPH1111682A JPH1111682A JP16903197A JP16903197A JPH1111682A JP H1111682 A JPH1111682 A JP H1111682A JP 16903197 A JP16903197 A JP 16903197A JP 16903197 A JP16903197 A JP 16903197A JP H1111682 A JPH1111682 A JP H1111682A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下水汚泥を脱水した固形状の脱水ケーキを貯
留・排出する脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪
拌翼において、回転に必要な駆動力を従来攪拌翼よりほ
とんど増大させることなく、脱水ケーキブリッジングを
確実に破壊することができる脱水ケーキ攪拌翼を得るこ
と。 【解決手段】 貯留槽2と、貯留槽底板2bのケーキ排
出口に臨ませて底板2b下方に配設された切出し用スク
リュー3A,3Bと、貯留槽2内に底板2bに近接して
配され、脱水ケーキ排出時に底板2b上を回転し、貯留
槽2内の脱水ケーキの攪拌を行う脱水ケーキ攪拌翼1と
を備えた脱水ケーキ貯留装置において、脱水ケーキ攪拌
翼1は、板状をなす翼本体1aを有し、該翼本体1a上
面に、回転中心を中心とした同心で平面視円弧状をなす
ような、上方へ突出する複数の突起板1b1〜1b3を設け
てなるものである。
留・排出する脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪
拌翼において、回転に必要な駆動力を従来攪拌翼よりほ
とんど増大させることなく、脱水ケーキブリッジングを
確実に破壊することができる脱水ケーキ攪拌翼を得るこ
と。 【解決手段】 貯留槽2と、貯留槽底板2bのケーキ排
出口に臨ませて底板2b下方に配設された切出し用スク
リュー3A,3Bと、貯留槽2内に底板2bに近接して
配され、脱水ケーキ排出時に底板2b上を回転し、貯留
槽2内の脱水ケーキの攪拌を行う脱水ケーキ攪拌翼1と
を備えた脱水ケーキ貯留装置において、脱水ケーキ攪拌
翼1は、板状をなす翼本体1aを有し、該翼本体1a上
面に、回転中心を中心とした同心で平面視円弧状をなす
ような、上方へ突出する複数の突起板1b1〜1b3を設け
てなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水汚泥を脱水
した固形状の脱水ケーキ(脱水汚泥)を貯留・排出する
脱水ケーキ貯留装置において、脱水ケーキ排出時に脱水
ケーキブリッジングを破壊して、脱水ケーキがケーキ排
出手段へ落下移動しない状態をなくすために備えられて
いる脱水ケーキ攪拌翼の改良に関するものである。
した固形状の脱水ケーキ(脱水汚泥)を貯留・排出する
脱水ケーキ貯留装置において、脱水ケーキ排出時に脱水
ケーキブリッジングを破壊して、脱水ケーキがケーキ排
出手段へ落下移動しない状態をなくすために備えられて
いる脱水ケーキ攪拌翼の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水汚泥は、フィルタープレス,真空脱
水機,ベルトプレス等の脱水機により強制脱水して含水
率60〜80%程度の固形状の脱水ケーキとされる。汚
泥処理プロセスにおいて脱水ケーキ貯留装置は、脱水機
から脱水ケーキを、乾燥,焼却,コンポスト,埋め立て
廃棄等の次の工程へ搬送する場合に、前後の容量調整設
備としての役目を担うものであり、脱水機からの脱水ケ
ーキをサイロあるいはホッパと呼ばれている貯留槽(貯
留量は例えば30〜400m3 程度)に一時的に貯留
し、この脱水ケーキを例えば焼却炉へ送るために貯留槽
外へ定量排出するようにしたものである。
水機,ベルトプレス等の脱水機により強制脱水して含水
率60〜80%程度の固形状の脱水ケーキとされる。汚
泥処理プロセスにおいて脱水ケーキ貯留装置は、脱水機
から脱水ケーキを、乾燥,焼却,コンポスト,埋め立て
廃棄等の次の工程へ搬送する場合に、前後の容量調整設
備としての役目を担うものであり、脱水機からの脱水ケ
ーキをサイロあるいはホッパと呼ばれている貯留槽(貯
留量は例えば30〜400m3 程度)に一時的に貯留
し、この脱水ケーキを例えば焼却炉へ送るために貯留槽
外へ定量排出するようにしたものである。
【0003】なお、脱水機から搬送されて貯留槽内に投
入される脱水ケーキについて簡単に説明すると、石灰系
(無機系)の脱水ケーキは汚泥脱水工程で脱水助剤(調
質剤)として消石灰などを使ったものであり、その個々
の外観は小さな木片状(例えば、厚み10〜20mm程
度で大きさ100〜150mm程度)をしている。ま
た、高分子系(有機系)の脱水ケーキは有機系の脱水助
剤を使ったものであり、その個々ものは小さな塊(例え
ば大きさ100〜150mm程度)をなす粘土のような
外観をしている。
入される脱水ケーキについて簡単に説明すると、石灰系
(無機系)の脱水ケーキは汚泥脱水工程で脱水助剤(調
質剤)として消石灰などを使ったものであり、その個々
の外観は小さな木片状(例えば、厚み10〜20mm程
度で大きさ100〜150mm程度)をしている。ま
た、高分子系(有機系)の脱水ケーキは有機系の脱水助
剤を使ったものであり、その個々ものは小さな塊(例え
ば大きさ100〜150mm程度)をなす粘土のような
外観をしている。
【0004】図4は脱水ケーキ貯留装置の外観図、図5
は従来の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水ケーキ貯留装置
の要部構成を概略的に示す平面図、図6は図5のB−B
線断面図である。
は従来の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水ケーキ貯留装置
の要部構成を概略的に示す平面図、図6は図5のB−B
線断面図である。
【0005】脱水ケーキ貯留装置は、貯留槽2、切出し
用スクリュー3A,3B及び脱水ケーキ攪拌翼11を備
えており、鋼製の貯留槽2は、天井部より投入された脱
水ケーキを一時的に貯留するもので、図4に示すよう
に、断面円形で円錐台形(コニカル)の形状をなしてお
り、架台上に配設されている。そして図5,図6に示す
ように、貯留槽2の周壁板2aの底部に配設された円形
な底板2b、詳しくは2重底の内側用の底板2bには、
細長く延びる矩形の2つのケーキ排出口が形成されると
ともに、ケーキ排出手段としての一軸型の切出し用スク
リュー(スクリューコンベア)3A,3Bが前記各ケー
キ排出口に臨ませて底板2b下方に位置する状態で固定
されている。
用スクリュー3A,3B及び脱水ケーキ攪拌翼11を備
えており、鋼製の貯留槽2は、天井部より投入された脱
水ケーキを一時的に貯留するもので、図4に示すよう
に、断面円形で円錐台形(コニカル)の形状をなしてお
り、架台上に配設されている。そして図5,図6に示す
ように、貯留槽2の周壁板2aの底部に配設された円形
な底板2b、詳しくは2重底の内側用の底板2bには、
細長く延びる矩形の2つのケーキ排出口が形成されると
ともに、ケーキ排出手段としての一軸型の切出し用スク
リュー(スクリューコンベア)3A,3Bが前記各ケー
キ排出口に臨ませて底板2b下方に位置する状態で固定
されている。
【0006】さらに、底板2bには、例えば油圧モータ
4で駆動される減速機5が底板2b下方に位置する状態
で固定されており、この減速機5の出力軸5aに取り付
けられた脱水ケーキ攪拌翼11が、脱水ケーキ排出時に
は貯留槽中心軸線を回転中心として底板2b上をゆっく
りと回転し、切出し用スクリュー3A,3B上を繰り返
し通過するようになっている。ステンレス鋼製の脱水ケ
ーキ攪拌翼11は、攪拌翼にかかる回転抵抗(負荷)を
小さくして折損事故を防止するため、例えば35mm程
度の薄肉で板状をなし、貯留槽2の底板径寸法(例えば
3550mm)に近い翼径を有し、回転中心より径方向
にて180°相反する方向に細長く延びて先端に行くに
従って徐々に先細りとなる形状をしており、底板2b面
に対して略平行な回転面を形成するものである。
4で駆動される減速機5が底板2b下方に位置する状態
で固定されており、この減速機5の出力軸5aに取り付
けられた脱水ケーキ攪拌翼11が、脱水ケーキ排出時に
は貯留槽中心軸線を回転中心として底板2b上をゆっく
りと回転し、切出し用スクリュー3A,3B上を繰り返
し通過するようになっている。ステンレス鋼製の脱水ケ
ーキ攪拌翼11は、攪拌翼にかかる回転抵抗(負荷)を
小さくして折損事故を防止するため、例えば35mm程
度の薄肉で板状をなし、貯留槽2の底板径寸法(例えば
3550mm)に近い翼径を有し、回転中心より径方向
にて180°相反する方向に細長く延びて先端に行くに
従って徐々に先細りとなる形状をしており、底板2b面
に対して略平行な回転面を形成するものである。
【0007】このように構成された脱水ケーキ貯留装置
においては、脱水ケーキ排出時には、切出し用スクリュ
ー3A,3Bが回転駆動されることにより、貯留槽2内
の脱水ケーキは、先に投入されたものから順に、底板2
bのケーキ排出口から切出し用スクリュー3A,3B内
へ落下移動し、貯留槽2外へ定量排出される。一方、貯
留槽2内で局所的にいわゆる脱水ケーキブリッジング
(ブリッジ現象)が発生することがあり、このため、脱
水ケーキがスクリュー3A,3Bへ落下移動しなくなる
状態をなくすために該ブリッジングを破壊すべく、脱水
ケーキ攪拌翼11を回転させ、貯留槽2内の脱水ケーキ
をかき回すようにしている。
においては、脱水ケーキ排出時には、切出し用スクリュ
ー3A,3Bが回転駆動されることにより、貯留槽2内
の脱水ケーキは、先に投入されたものから順に、底板2
bのケーキ排出口から切出し用スクリュー3A,3B内
へ落下移動し、貯留槽2外へ定量排出される。一方、貯
留槽2内で局所的にいわゆる脱水ケーキブリッジング
(ブリッジ現象)が発生することがあり、このため、脱
水ケーキがスクリュー3A,3Bへ落下移動しなくなる
状態をなくすために該ブリッジングを破壊すべく、脱水
ケーキ攪拌翼11を回転させ、貯留槽2内の脱水ケーキ
をかき回すようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述した従来
の、狭幅で細長く板状の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水
ケーキ貯留装置では、脱水ケーキブリッジングを確実に
破壊することができず、脱水ケーキの切出し用スクリュ
ーへの落下移動が中断して貯留槽より脱水ケーキが円滑
に排出されないことがあるという不具合が生じていた。
ブリッジングを確実に破壊するには、前記板状をなす脱
水ケーキ攪拌翼の肉厚をより厚くした構造のものを採用
すれば良いことが経験的に知られているものの、該構造
のものでは攪拌翼にかかる脱水ケーキによる抵抗が増大
し回転駆動力としてより大きな駆動力を必要とし、装置
の大型化や製作費の上昇を招いてしまうことになる。
の、狭幅で細長く板状の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水
ケーキ貯留装置では、脱水ケーキブリッジングを確実に
破壊することができず、脱水ケーキの切出し用スクリュ
ーへの落下移動が中断して貯留槽より脱水ケーキが円滑
に排出されないことがあるという不具合が生じていた。
ブリッジングを確実に破壊するには、前記板状をなす脱
水ケーキ攪拌翼の肉厚をより厚くした構造のものを採用
すれば良いことが経験的に知られているものの、該構造
のものでは攪拌翼にかかる脱水ケーキによる抵抗が増大
し回転駆動力としてより大きな駆動力を必要とし、装置
の大型化や製作費の上昇を招いてしまうことになる。
【0009】そこでこの発明の目的は、脱水ケーキ貯留
装置における脱水ケーキ攪拌翼において、翼本体上面に
複数の突起板を設けた構造とすることにより、回転に必
要な駆動力をほとんど増大させることなく脱水ケーキブ
リッジングを確実に破壊して脱水ケーキの円滑な排出を
行えるようにした、脱水ケーキ攪拌翼を提供することに
ある。
装置における脱水ケーキ攪拌翼において、翼本体上面に
複数の突起板を設けた構造とすることにより、回転に必
要な駆動力をほとんど増大させることなく脱水ケーキブ
リッジングを確実に破壊して脱水ケーキの円滑な排出を
行えるようにした、脱水ケーキ攪拌翼を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、脱水ケーキを一時的に貯留する貯留槽と、該貯留
槽の底板のケーキ排出口に臨ませて底板下方に配設さ
れ、貯留した脱水ケーキを貯留槽外へ移送排出するケー
キ排出手段と、前記貯留槽内に前記底板に近接して配さ
れ貯留槽中心軸線を回転中心として前記底板上を回転
し、脱水ケーキブリッジングを破壊すべく脱水ケーキ排
出時に貯留槽内の脱水ケーキの攪拌を行う脱水ケーキ攪
拌翼とを備えた脱水ケーキ貯留装置において、この発明
による脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼
は、板状をなす翼本体を有し、該翼本体の上面に、回転
中心を中心とした同心で平面視円弧状をなすような、上
方へ突出する複数の突起板を設けてなることを特徴とす
るものである。
めに、脱水ケーキを一時的に貯留する貯留槽と、該貯留
槽の底板のケーキ排出口に臨ませて底板下方に配設さ
れ、貯留した脱水ケーキを貯留槽外へ移送排出するケー
キ排出手段と、前記貯留槽内に前記底板に近接して配さ
れ貯留槽中心軸線を回転中心として前記底板上を回転
し、脱水ケーキブリッジングを破壊すべく脱水ケーキ排
出時に貯留槽内の脱水ケーキの攪拌を行う脱水ケーキ攪
拌翼とを備えた脱水ケーキ貯留装置において、この発明
による脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼
は、板状をなす翼本体を有し、該翼本体の上面に、回転
中心を中心とした同心で平面視円弧状をなすような、上
方へ突出する複数の突起板を設けてなることを特徴とす
るものである。
【0011】前記特徴を有するこの発明の脱水ケーキ攪
拌翼によると、翼本体上面に上方へ突出する複数の突起
板を設けてなるものであるから、攪拌翼回転に必要な駆
動力をほとんど増大させることなく脱水ケーキブリッジ
ングを確実に破壊することができる。以下、その理由に
ついて従来の脱水ケーキ攪拌翼と比較して説明する。図
7は従来の脱水ケーキ攪拌翼による脱水ケーキの挙動を
説明するための貯留槽内断面模式図であり、同図中、符
号BPは貯留槽の底板、符号RTは従来の脱水ケーキ攪
拌翼で、狭幅で細長く板状をなし、底板BPの面に対し
て略平行な回転面を形成する攪拌翼である。図7では攪
拌翼RTは左から右へ回転移動している。
拌翼によると、翼本体上面に上方へ突出する複数の突起
板を設けてなるものであるから、攪拌翼回転に必要な駆
動力をほとんど増大させることなく脱水ケーキブリッジ
ングを確実に破壊することができる。以下、その理由に
ついて従来の脱水ケーキ攪拌翼と比較して説明する。図
7は従来の脱水ケーキ攪拌翼による脱水ケーキの挙動を
説明するための貯留槽内断面模式図であり、同図中、符
号BPは貯留槽の底板、符号RTは従来の脱水ケーキ攪
拌翼で、狭幅で細長く板状をなし、底板BPの面に対し
て略平行な回転面を形成する攪拌翼である。図7では攪
拌翼RTは左から右へ回転移動している。
【0012】貯留槽内に脱水ケーキが密に貯留されてお
り、脱水ケーキ攪拌翼RTの機能は、回転する攪拌翼R
Tが貯留槽内の脱水ケーキを攪拌翼厚み分だけ上方へ押
し上げることによる一種のせん断により、貯留槽内で局
所的に発生している脱水ケーキブリッジング(ブリッジ
領域)を破壊することであると考えられる。すなわち、
図7(a),(b)に示すように、回転してきた攪拌翼
RTにより、その位置にある脱水ケーキは翼厚み分だけ
上方へ押し上げられるので、押し上げられた脱水ケーキ
領域A1とその周囲の脱水ケーキ領域A2とにまたがるブリ
ッジ領域が断ち切られることになる。
り、脱水ケーキ攪拌翼RTの機能は、回転する攪拌翼R
Tが貯留槽内の脱水ケーキを攪拌翼厚み分だけ上方へ押
し上げることによる一種のせん断により、貯留槽内で局
所的に発生している脱水ケーキブリッジング(ブリッジ
領域)を破壊することであると考えられる。すなわち、
図7(a),(b)に示すように、回転してきた攪拌翼
RTにより、その位置にある脱水ケーキは翼厚み分だけ
上方へ押し上げられるので、押し上げられた脱水ケーキ
領域A1とその周囲の脱水ケーキ領域A2とにまたがるブリ
ッジ領域が断ち切られることになる。
【0013】ところが、このようにして一旦はブリッジ
ングは解消されるものの、押し上げられた脱水ケーキ領
域A1とその周囲の脱水ケーキ領域A2とが互いに接する、
攪拌翼RTの押し上げにより生じたせん断面間には、脱
水ケーキの落下移動を妨げる方向(上向き垂直方向)の
摩擦力が働く。このため、脱水ケーキの性状、貯留状態
によっては、攪拌翼RTが通りすぎた後に、図7(c)
に示すように新たなブリッジングが生じて、脱水ケーキ
がケーキ排出手段(例えば切出し用スクリュー)へ落下
移動しない状態が生じることがある。
ングは解消されるものの、押し上げられた脱水ケーキ領
域A1とその周囲の脱水ケーキ領域A2とが互いに接する、
攪拌翼RTの押し上げにより生じたせん断面間には、脱
水ケーキの落下移動を妨げる方向(上向き垂直方向)の
摩擦力が働く。このため、脱水ケーキの性状、貯留状態
によっては、攪拌翼RTが通りすぎた後に、図7(c)
に示すように新たなブリッジングが生じて、脱水ケーキ
がケーキ排出手段(例えば切出し用スクリュー)へ落下
移動しない状態が生じることがある。
【0014】これに対して、この発明の脱水ケーキ攪拌
翼によると、翼本体上面に上方へ突出する複数の突起板
を設けてなる突起板付き攪拌翼であるから、貯留脱水ケ
ーキ中を、突起板端面が翼回転方向に向く面としてある
該突起板による空間が形成されながら突起板付き攪拌翼
が通りすぎ、前記空間部分では脱水ケーキの落下移動を
妨げる摩擦力が存在しないので、複数の突起板の間に挟
まれた領域の脱水ケーキは確実にケーキ排出手段へ落下
移動する。なお、より確実に脱水ケーキをケーキ排出手
段へ落下移動させる観点から、複数の突起板は、翼本体
がケーキ排出手段の上方を通過する時に該排出手段の上
方位置の近傍に位置するように、翼本体上面に配設する
ことが好ましい。
翼によると、翼本体上面に上方へ突出する複数の突起板
を設けてなる突起板付き攪拌翼であるから、貯留脱水ケ
ーキ中を、突起板端面が翼回転方向に向く面としてある
該突起板による空間が形成されながら突起板付き攪拌翼
が通りすぎ、前記空間部分では脱水ケーキの落下移動を
妨げる摩擦力が存在しないので、複数の突起板の間に挟
まれた領域の脱水ケーキは確実にケーキ排出手段へ落下
移動する。なお、より確実に脱水ケーキをケーキ排出手
段へ落下移動させる観点から、複数の突起板は、翼本体
がケーキ排出手段の上方を通過する時に該排出手段の上
方位置の近傍に位置するように、翼本体上面に配設する
ことが好ましい。
【0015】そして、前記各突起板は、薄肉で、その突
起板端面が翼回転方向に向く面となる姿勢で翼本体上面
に突設されているので、攪拌翼回転時にこれら全部の突
起板にかかる回転抵抗は、翼本体にかかる回転抵抗に比
べて極めて小さい。さらに、各突起板の平面視形状を、
それぞれ、翼本体回転中心を中心とした円弧を形成する
ように円弧状としているので、翼回転時に各突起板にか
かる回転抵抗を、より低減することができる。このよう
にして、回転に必要な駆動力を翼本体のみの場合の駆動
力に比べてほとんど増大させることなく、脱水ケーキブ
リッジングを確実に破壊することができる。
起板端面が翼回転方向に向く面となる姿勢で翼本体上面
に突設されているので、攪拌翼回転時にこれら全部の突
起板にかかる回転抵抗は、翼本体にかかる回転抵抗に比
べて極めて小さい。さらに、各突起板の平面視形状を、
それぞれ、翼本体回転中心を中心とした円弧を形成する
ように円弧状としているので、翼回転時に各突起板にか
かる回転抵抗を、より低減することができる。このよう
にして、回転に必要な駆動力を翼本体のみの場合の駆動
力に比べてほとんど増大させることなく、脱水ケーキブ
リッジングを確実に破壊することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1は本発明の脱水ケーキ攪拌翼を備え
た脱水ケーキ貯留装置の要部を示す平面図、図2は図1
のA−A線断面図である。ここで、脱水ケーキ攪拌翼の
構成が異なる点以外は、前記図4〜図6に示した従来装
置と同一構成なので、従来装置と同一または相当部分に
ついては同一符号を付してそれらの詳細説明は省略す
る。
いて説明する。図1は本発明の脱水ケーキ攪拌翼を備え
た脱水ケーキ貯留装置の要部を示す平面図、図2は図1
のA−A線断面図である。ここで、脱水ケーキ攪拌翼の
構成が異なる点以外は、前記図4〜図6に示した従来装
置と同一構成なので、従来装置と同一または相当部分に
ついては同一符号を付してそれらの詳細説明は省略す
る。
【0017】すなわち、図1及び図2に示すように、脱
水ケーキ貯留装置は、脱水ケーキを一時的に貯留する貯
留槽2と、該貯留槽2の円形な底板2bに形成された2
つのケーキ排出口の各々に臨ませて底板2b下方に配設
されたケーキ排出手段としての切出し用スクリュー3
A,3Bと、貯留槽2内に底板2bに近接して配され、
脱水ケーキ排出時に、貯留槽2の中心軸線を回転中心と
して底板2bの上をゆっくり回転して貯留槽2内の脱水
ケーキをかき回す後述する突起板付きの脱水ケーキ攪拌
翼1とを備えている。
水ケーキ貯留装置は、脱水ケーキを一時的に貯留する貯
留槽2と、該貯留槽2の円形な底板2bに形成された2
つのケーキ排出口の各々に臨ませて底板2b下方に配設
されたケーキ排出手段としての切出し用スクリュー3
A,3Bと、貯留槽2内に底板2bに近接して配され、
脱水ケーキ排出時に、貯留槽2の中心軸線を回転中心と
して底板2bの上をゆっくり回転して貯留槽2内の脱水
ケーキをかき回す後述する突起板付きの脱水ケーキ攪拌
翼1とを備えている。
【0018】前記切出し用スクリュー3A,3Bと、後
述の脱水ケーキ攪拌翼1を駆動するための減速機5付き
の油圧モータ4とが固定されている底板2bは、貯留槽
2の2重底の外側用の底板2c上に取り付けられた複数
の梁部材2dにより支持されている。この底板2b上面
には環状の支持用レール6が設けられており、大量の脱
水ケーキによって後述の脱水ケーキ攪拌翼1の翼本体1
aに撓みが生じた場合、攪拌翼1は、その翼本体1aの
先端寄り部位の下面がパッドを介して支持用レール6上
をスムーズに摺動しながら回転されるようになってい
る。また、この例では各スクリュー3A,3Bは、図1
に示すように、攪拌翼1と直交する位置のとき、底板2
bの中心より径方向においてほぼ距離D1/2〔D1:底板
径(貯留槽内径)〕だけ離れた位置になるように配設さ
れている。
述の脱水ケーキ攪拌翼1を駆動するための減速機5付き
の油圧モータ4とが固定されている底板2bは、貯留槽
2の2重底の外側用の底板2c上に取り付けられた複数
の梁部材2dにより支持されている。この底板2b上面
には環状の支持用レール6が設けられており、大量の脱
水ケーキによって後述の脱水ケーキ攪拌翼1の翼本体1
aに撓みが生じた場合、攪拌翼1は、その翼本体1aの
先端寄り部位の下面がパッドを介して支持用レール6上
をスムーズに摺動しながら回転されるようになってい
る。また、この例では各スクリュー3A,3Bは、図1
に示すように、攪拌翼1と直交する位置のとき、底板2
bの中心より径方向においてほぼ距離D1/2〔D1:底板
径(貯留槽内径)〕だけ離れた位置になるように配設さ
れている。
【0019】次に、脱水ケーキ攪拌翼1について説明す
る。図1及び図2に示すように、脱水ケーキ攪拌翼1
は、翼本体1aの上面(前記底板2bに対し反対側の
面)に、この例では片側3個で両側で合計6個の突起板
1b1〜1b3を設けてなるものであり、翼本体1aが減速
機5の出力軸5aに固定されている。ステンレス鋼より
なる板状の前記翼本体1aは、翼回転中心より径方向に
て180°相反する方向に狭幅で細長く延びて先端に行
くに従って徐々に先細りとなる形状をしており、回転時
の抵抗を減らすため、回転方向に向く側の長く延びる端
面の上縁は面取りがなされている。この例では、底板2
b径(貯留槽内径)D1が3550mmであり、翼本体1
aの各寸法は、厚みt1:35mm、翼径(翼長さ):3
450mm、翼基部幅W1:320mm、翼先端幅:35
mm、である。なお、翼本体1a下面と底板2bとの間
隔距離はこの例では30〜40mmであり、脱水ケーキ
攪拌翼1は底板2bに近接して配されている。
る。図1及び図2に示すように、脱水ケーキ攪拌翼1
は、翼本体1aの上面(前記底板2bに対し反対側の
面)に、この例では片側3個で両側で合計6個の突起板
1b1〜1b3を設けてなるものであり、翼本体1aが減速
機5の出力軸5aに固定されている。ステンレス鋼より
なる板状の前記翼本体1aは、翼回転中心より径方向に
て180°相反する方向に狭幅で細長く延びて先端に行
くに従って徐々に先細りとなる形状をしており、回転時
の抵抗を減らすため、回転方向に向く側の長く延びる端
面の上縁は面取りがなされている。この例では、底板2
b径(貯留槽内径)D1が3550mmであり、翼本体1
aの各寸法は、厚みt1:35mm、翼径(翼長さ):3
450mm、翼基部幅W1:320mm、翼先端幅:35
mm、である。なお、翼本体1a下面と底板2bとの間
隔距離はこの例では30〜40mmであり、脱水ケーキ
攪拌翼1は底板2bに近接して配されている。
【0020】このような翼本体1aの上面に、翼回転中
心を中心とした同心で平面視円弧状をなすような、上方
へ垂直に突出するステンレス鋼製の突起板1b1〜1b3が
溶接接合にて取り付けられている。すなわち、この例で
は、翼回転中心位置より両側の翼先端に向かって順に、
翼回転中心より長さR1離れた位置に、該長さR1を半径と
する円の一部分をなす円弧状面を有する突起板1b1,1
b1が設けられ、また、翼回転中心より長さR2(R2>R1)
離れた位置に、該長さR2を半径とする円の一部分をなす
円弧状面を有する突起板1b2,1b2が設けられおり、さ
らに、翼回転中心より長さR3(R3>R2)離れた位置に、
該長さR3を半径とする円の一部分をなす円弧状面を有す
る突起板1b3,1b3が設けられている。この例では、R1
=700mm、R2=1000mm、R3=1300mmで
あり、これらの突起板1b1〜1b3は、より確実に脱水ケ
ーキを切出し用スクリュー3A,3Bへ落下移動させる
観点から、翼本体1aがスクリュー3A,3Bの上方を
通過する時に該スクリュー3A,3Bの上方位置の近傍
に位置するように、翼本体1a上面に配設されている。
心を中心とした同心で平面視円弧状をなすような、上方
へ垂直に突出するステンレス鋼製の突起板1b1〜1b3が
溶接接合にて取り付けられている。すなわち、この例で
は、翼回転中心位置より両側の翼先端に向かって順に、
翼回転中心より長さR1離れた位置に、該長さR1を半径と
する円の一部分をなす円弧状面を有する突起板1b1,1
b1が設けられ、また、翼回転中心より長さR2(R2>R1)
離れた位置に、該長さR2を半径とする円の一部分をなす
円弧状面を有する突起板1b2,1b2が設けられおり、さ
らに、翼回転中心より長さR3(R3>R2)離れた位置に、
該長さR3を半径とする円の一部分をなす円弧状面を有す
る突起板1b3,1b3が設けられている。この例では、R1
=700mm、R2=1000mm、R3=1300mmで
あり、これらの突起板1b1〜1b3は、より確実に脱水ケ
ーキを切出し用スクリュー3A,3Bへ落下移動させる
観点から、翼本体1aがスクリュー3A,3Bの上方を
通過する時に該スクリュー3A,3Bの上方位置の近傍
に位置するように、翼本体1a上面に配設されている。
【0021】また、ステンレス鋼製の突起板1b1〜1b3
の各寸法は、この例では厚みt2:10mm、高さh:5
0mmであり、長さは突起板位置における翼本体1aの
翼幅に合わせてある。ここで、突起板厚みt2は、機械的
強度を確保するとともに回転抵抗の増加を抑制し、かつ
前述したように貯留脱水ケーキ中に突起板による空間を
形成するという観点から、5〜10mmが適切である。
同じ理由から、突起板高さhの寸法は、翼本体1aの厚
みt1の1〜3倍程度が適切である。
の各寸法は、この例では厚みt2:10mm、高さh:5
0mmであり、長さは突起板位置における翼本体1aの
翼幅に合わせてある。ここで、突起板厚みt2は、機械的
強度を確保するとともに回転抵抗の増加を抑制し、かつ
前述したように貯留脱水ケーキ中に突起板による空間を
形成するという観点から、5〜10mmが適切である。
同じ理由から、突起板高さhの寸法は、翼本体1aの厚
みt1の1〜3倍程度が適切である。
【0022】このようにして、翼本体1aの上面に上方
へ垂直に突出する突起板1b1〜1b3を設けた構造の脱水
ケーキ攪拌翼1を備えているので、脱水ケーキ排出時に
は、貯留されている脱水ケーキ中を突起板1b1〜1b3に
よる空間が形成されながら攪拌翼1が回転されるので、
突起板1b1と突起板1b2の間、および突起板1b2と突起
板1b3の間に挟まれた領域の脱水ケーキを確実に切出し
用スクリュー3A,3Bへ落下移動させることができ、
脱水ケーキブリッジングを確実に破壊して脱水ケーキの
円滑な排出を行うことができる。また、各突起板1b1〜
1b3を、平面視円弧状で、突起板端面が翼回転方向に向
く面となる姿勢で設けているので、各突起板1b1〜1b3
にかかる回転抵抗が小さく、この脱水ケーキ攪拌翼1で
は、回転に必要な駆動力は翼本体1aのみの場合の駆動
力に比べてほとんど増大することがない。
へ垂直に突出する突起板1b1〜1b3を設けた構造の脱水
ケーキ攪拌翼1を備えているので、脱水ケーキ排出時に
は、貯留されている脱水ケーキ中を突起板1b1〜1b3に
よる空間が形成されながら攪拌翼1が回転されるので、
突起板1b1と突起板1b2の間、および突起板1b2と突起
板1b3の間に挟まれた領域の脱水ケーキを確実に切出し
用スクリュー3A,3Bへ落下移動させることができ、
脱水ケーキブリッジングを確実に破壊して脱水ケーキの
円滑な排出を行うことができる。また、各突起板1b1〜
1b3を、平面視円弧状で、突起板端面が翼回転方向に向
く面となる姿勢で設けているので、各突起板1b1〜1b3
にかかる回転抵抗が小さく、この脱水ケーキ攪拌翼1で
は、回転に必要な駆動力は翼本体1aのみの場合の駆動
力に比べてほとんど増大することがない。
【0023】図3は本発明による脱水ケーキ攪拌翼の突
起板の他の構造例を示す斜視図である。同図では、複数
の突起板の代表として、翼本体1aの先端寄りの位置に
設けられた突起板について示してある。すなわち、突起
板にかかる回転抵抗をより小さくするため、図3に示す
ように、この突起板1b3’は、翼回転方向に向く突起板
端面およびその反対側に位置する突起板端面に外方へ凸
のアール加工を施したものである。また、アール加工に
代えて、前記両端面に外方へ凸の傾斜した面取り加工を
施すようにしてもよい。
起板の他の構造例を示す斜視図である。同図では、複数
の突起板の代表として、翼本体1aの先端寄りの位置に
設けられた突起板について示してある。すなわち、突起
板にかかる回転抵抗をより小さくするため、図3に示す
ように、この突起板1b3’は、翼回転方向に向く突起板
端面およびその反対側に位置する突起板端面に外方へ凸
のアール加工を施したものである。また、アール加工に
代えて、前記両端面に外方へ凸の傾斜した面取り加工を
施すようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による脱水
ケーキ貯留装置の脱水ケーキ攪拌翼によると、翼本体上
面に複数の突起板を設けてなる構造としたものであるか
ら、回転に必要な駆動力を従来に比べてほとんど増大さ
せることなく、脱水ケーキブリッジングを確実に破壊し
て脱水ケーキの円滑な排出を行うことができる。
ケーキ貯留装置の脱水ケーキ攪拌翼によると、翼本体上
面に複数の突起板を設けてなる構造としたものであるか
ら、回転に必要な駆動力を従来に比べてほとんど増大さ
せることなく、脱水ケーキブリッジングを確実に破壊し
て脱水ケーキの円滑な排出を行うことができる。
【図1】本発明の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水ケーキ
貯留装置の要部を示す平面図である。
貯留装置の要部を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による脱水ケーキ攪拌翼の突起板の他の
構造例を示す斜視図である。
構造例を示す斜視図である。
【図4】脱水ケーキ貯留装置の外観図である。
【図5】従来の脱水ケーキ攪拌翼を備えた脱水ケーキ貯
留装置の要部構成を概略的に示す平面図である。
留装置の要部構成を概略的に示す平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来の脱水ケーキ攪拌翼による脱水ケーキの挙
動を説明するための貯留槽内断面模式図である。
動を説明するための貯留槽内断面模式図である。
1…脱水ケーキ攪拌翼 1a…翼本体 1b1〜1b3,1
b3’…突起板 2…貯留槽 2a…周壁板 2b…底板
3A,3B…切出し用スクリュー 4…油圧モータ
5…減速機 5a…減速機出力軸 6…支持用レール
b3’…突起板 2…貯留槽 2a…周壁板 2b…底板
3A,3B…切出し用スクリュー 4…油圧モータ
5…減速機 5a…減速機出力軸 6…支持用レール
Claims (1)
- 【請求項1】 脱水ケーキを一時的に貯留する貯留槽
と、該貯留槽の底板のケーキ排出口に臨ませて底板下方
に配設され、貯留した脱水ケーキを貯留槽外へ移送排出
するケーキ排出手段と、前記貯留槽内に前記底板に近接
して配され貯留槽中心軸線を回転中心として前記底板上
を回転し、脱水ケーキブリッジングを破壊すべく脱水ケ
ーキ排出時に貯留槽内の脱水ケーキの攪拌を行う脱水ケ
ーキ攪拌翼とを備えた脱水ケーキ貯留装置において、 前記脱水ケーキ攪拌翼は、板状をなす翼本体を有し、該
翼本体の上面に、回転中心を中心とした同心で平面視円
弧状をなすような、上方へ突出する複数の突起板を設け
てなることを特徴とする脱水ケーキ貯留装置における脱
水ケーキ攪拌翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16903197A JPH1111682A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16903197A JPH1111682A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111682A true JPH1111682A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15879045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16903197A Pending JPH1111682A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 脱水ケーキ貯留装置における脱水ケーキ攪拌翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112752607A (zh) * | 2018-12-14 | 2021-05-04 | 月岛技术维护服务株式会社 | 纤维状脱水助剂的供给装置 |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16903197A patent/JPH1111682A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112752607A (zh) * | 2018-12-14 | 2021-05-04 | 月岛技术维护服务株式会社 | 纤维状脱水助剂的供给装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |