JPH1111680A - サイロ払出し装置 - Google Patents
サイロ払出し装置Info
- Publication number
- JPH1111680A JPH1111680A JP9165657A JP16565797A JPH1111680A JP H1111680 A JPH1111680 A JP H1111680A JP 9165657 A JP9165657 A JP 9165657A JP 16565797 A JP16565797 A JP 16565797A JP H1111680 A JPH1111680 A JP H1111680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silo
- blade
- dewatered cake
- discharge port
- discharge opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単でサイロの底面全体から均等に下
水汚泥脱水ケーキを払い出すことができるサイロ払出し
装置を提供する。 【解決手段】 サイロ1の底面に排出口2と回転羽根3
とを設ける。排出口2は回転羽根3の先端と基端とのほ
ぼ中間位置に設ける。回転羽根3は排出口2より外側で
は内側に、また内側では外側に傾斜させ、脱水ケーキが
排出口2に向かって押し出されるようにする。回転羽根
3は屈曲羽根としても、複数のブレードを持つブレード
羽根としてもよい。
水汚泥脱水ケーキを払い出すことができるサイロ払出し
装置を提供する。 【解決手段】 サイロ1の底面に排出口2と回転羽根3
とを設ける。排出口2は回転羽根3の先端と基端とのほ
ぼ中間位置に設ける。回転羽根3は排出口2より外側で
は内側に、また内側では外側に傾斜させ、脱水ケーキが
排出口2に向かって押し出されるようにする。回転羽根
3は屈曲羽根としても、複数のブレードを持つブレード
羽根としてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイロに貯留され
た下水汚泥の脱水ケーキを一定量ずつ排出するためのサ
イロ払出し装置に関するものであり、特に粘度の高い高
分子系下水汚泥脱水ケーキの排出に適したサイロ払出し
装置に関するものである。
た下水汚泥の脱水ケーキを一定量ずつ排出するためのサ
イロ払出し装置に関するものであり、特に粘度の高い高
分子系下水汚泥脱水ケーキの排出に適したサイロ払出し
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、下水処理場からの排出量が増加し
ている高分子系の下水汚泥脱水ケーキは、72〜82%
の水分を持つ粘度の高い脱水ケーキであり、焼却・溶融
等の後工程へ送られる前に、定量フィーダと呼ばれる角
形のホッパーに貯留される。そしてホッパーの底部に
は、貯留された脱水ケーキを一定量ずつ排出するための
払出し装置が設けられている。
ている高分子系の下水汚泥脱水ケーキは、72〜82%
の水分を持つ粘度の高い脱水ケーキであり、焼却・溶融
等の後工程へ送られる前に、定量フィーダと呼ばれる角
形のホッパーに貯留される。そしてホッパーの底部に
は、貯留された脱水ケーキを一定量ずつ排出するための
払出し装置が設けられている。
【0003】払出し装置としては、スクリュー式のもの
が一般的である。しかしスクリュー式の払出し装置は、
ホッパーの底面全体から均等に脱水ケーキを払い出すた
めには多数のスクリューを配置しなければならず、構造
が複雑で装置が高価となるという問題がある。そこで角
形のホッパーを円形のサイロ形状とし、サイロの底面に
回転羽根を設け、その回転力によりサイロの底面の単一
の排出口に向けて脱水ケーキを押し出すようにした回転
羽根式のサイロ払出し装置も開発されている。しかしこ
の回転羽根式のものは、排出口と同一円周上に位置する
脱水ケーキのみが集中的に押し出され、サイロの底面全
体から均等に脱水ケーキを払い出すことができないとい
う問題があった。
が一般的である。しかしスクリュー式の払出し装置は、
ホッパーの底面全体から均等に脱水ケーキを払い出すた
めには多数のスクリューを配置しなければならず、構造
が複雑で装置が高価となるという問題がある。そこで角
形のホッパーを円形のサイロ形状とし、サイロの底面に
回転羽根を設け、その回転力によりサイロの底面の単一
の排出口に向けて脱水ケーキを押し出すようにした回転
羽根式のサイロ払出し装置も開発されている。しかしこ
の回転羽根式のものは、排出口と同一円周上に位置する
脱水ケーキのみが集中的に押し出され、サイロの底面全
体から均等に脱水ケーキを払い出すことができないとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、構造が簡単であり、しかもサイロの
底面全体から均等に脱水ケーキを払い出すことができる
サイロ払出し装置を提供するためになされたものであ
る。
の問題点を解決し、構造が簡単であり、しかもサイロの
底面全体から均等に脱水ケーキを払い出すことができる
サイロ払出し装置を提供するためになされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、サイロの底面に排出口と回転羽
根とを設けたサイロ払出し装置において、排出口を回転
羽根の先端と基端とのほぼ中間位置に設けるとともに、
回転羽根の前面を先端側では内側に、また基端側では外
側に傾斜させたことを特徴とするものである。以下に各
発明を、その好ましい実施の形態とともに説明する。
めになされた本発明は、サイロの底面に排出口と回転羽
根とを設けたサイロ払出し装置において、排出口を回転
羽根の先端と基端とのほぼ中間位置に設けるとともに、
回転羽根の前面を先端側では内側に、また基端側では外
側に傾斜させたことを特徴とするものである。以下に各
発明を、その好ましい実施の形態とともに説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) 図1〜図2は本発明の第1の実施形態を示す図である。
図中、1は円筒状のサイロであり、例えば高分子系凝集
剤を用いた粘度の高い脱水ケーキが貯留されている。こ
のサイロ1の底面には排出口2と回転羽根3とが設けら
れている。図2に示すように、排出口2は回転羽根3の
先端と基端とのほぼ中間位置に設けられている。
図中、1は円筒状のサイロであり、例えば高分子系凝集
剤を用いた粘度の高い脱水ケーキが貯留されている。こ
のサイロ1の底面には排出口2と回転羽根3とが設けら
れている。図2に示すように、排出口2は回転羽根3の
先端と基端とのほぼ中間位置に設けられている。
【0007】この第1の実施形態では回転羽根3を緩や
かに屈曲させ、回転羽根3の前面を排出口2よりも先端
側では内側に、また排出口2よりも基端側では外側に傾
斜させてある。この結果、回転羽根3を矢印の方向に一
定速度で回転させると、サイロ1の外周よりの脱水ケー
キは回転羽根3の前面に押されて内側に移動し、内周よ
りの脱水ケーキは外側に移動して、排出口2から排出さ
れる。このように、本発明によれば構造が簡単な回転羽
根3を用い、サイロ1の底面全体からほぼ均等に脱水ケ
ーキを払い出すことができる。
かに屈曲させ、回転羽根3の前面を排出口2よりも先端
側では内側に、また排出口2よりも基端側では外側に傾
斜させてある。この結果、回転羽根3を矢印の方向に一
定速度で回転させると、サイロ1の外周よりの脱水ケー
キは回転羽根3の前面に押されて内側に移動し、内周よ
りの脱水ケーキは外側に移動して、排出口2から排出さ
れる。このように、本発明によれば構造が簡単な回転羽
根3を用い、サイロ1の底面全体からほぼ均等に脱水ケ
ーキを払い出すことができる。
【0008】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態を示す図である。この第2の実施形態では、回
転羽根3をくの字状に屈曲させることにより、回転羽根
3の前面を先端側では内側に、また基端側では外側に傾
斜させてある。このような形状の回転羽根3によって
も、第1の実施形態と同様にサイロ1の底面全体からほ
ぼ均等に脱水ケーキを払い出すことができる。
実施形態を示す図である。この第2の実施形態では、回
転羽根3をくの字状に屈曲させることにより、回転羽根
3の前面を先端側では内側に、また基端側では外側に傾
斜させてある。このような形状の回転羽根3によって
も、第1の実施形態と同様にサイロ1の底面全体からほ
ぼ均等に脱水ケーキを払い出すことができる。
【0009】(第3の実施形態)図4は本発明の第3の
実施形態を示す図である。この第3の実施形態では、回
転羽根3は複数のブレード5を持つブレード羽根とされ
ている。ブレード5は上下2枚の平板状の羽根アーム
4、4間に取り付けられたもので、水平断面がくの字状
となるよう屈曲されている。各ブレード5の前面の角度
は排出口2に向かって脱水ケーキが押し出されるよう
に、先端側では内側にまた基端側では外側に傾斜させて
ある。前記の実施形態と同様に、この回転羽根3の回転
により脱水ケーキをサイロ1の底面全体から排出口2に
向かって押し、均一に排出することができる。またこの
ようなブレード羽根は、ブレード5、5間から脱水ケー
キを逃がすことができるため、過負荷による装置の破壊
を防止することができる。
実施形態を示す図である。この第3の実施形態では、回
転羽根3は複数のブレード5を持つブレード羽根とされ
ている。ブレード5は上下2枚の平板状の羽根アーム
4、4間に取り付けられたもので、水平断面がくの字状
となるよう屈曲されている。各ブレード5の前面の角度
は排出口2に向かって脱水ケーキが押し出されるよう
に、先端側では内側にまた基端側では外側に傾斜させて
ある。前記の実施形態と同様に、この回転羽根3の回転
により脱水ケーキをサイロ1の底面全体から排出口2に
向かって押し、均一に排出することができる。またこの
ようなブレード羽根は、ブレード5、5間から脱水ケー
キを逃がすことができるため、過負荷による装置の破壊
を防止することができる。
【0010】(第4の実施形態)図5は本発明の第4の
実施形態を示す図である。この第4の実施形態でも、回
転羽根3は複数のブレード5を持つブレード羽根である
が、第3の実施形態とは異なり各ブレード5は平板状で
あり、先端側では内側にまた基端側では外側に傾斜させ
て羽根アーム4、4間に取り付けられている。その他の
点は第3の実施形態と同様である。ブレード5の枚数や
角度は適宜変更することができる。
実施形態を示す図である。この第4の実施形態でも、回
転羽根3は複数のブレード5を持つブレード羽根である
が、第3の実施形態とは異なり各ブレード5は平板状で
あり、先端側では内側にまた基端側では外側に傾斜させ
て羽根アーム4、4間に取り付けられている。その他の
点は第3の実施形態と同様である。ブレード5の枚数や
角度は適宜変更することができる。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のサイロ
払出し装置は回転羽根式であるため構造が簡単であり、
しかもサイロの底面全体から均等に下水汚泥脱水ケーキ
を払い出すことができる利点がある。また実施形態のよ
うに排出口を単一としておけば、排出口にポンプを直結
して脱水ケーキを次工程に送ることができる利点もあ
る。
払出し装置は回転羽根式であるため構造が簡単であり、
しかもサイロの底面全体から均等に下水汚泥脱水ケーキ
を払い出すことができる利点がある。また実施形態のよ
うに排出口を単一としておけば、排出口にポンプを直結
して脱水ケーキを次工程に送ることができる利点もあ
る。
【図1】第1の実施形態を示す垂直断面図である。
【図2】第1の実施形態を示す平面図である。
【図3】第2の実施形態を示す平面図である。
【図4】第3の実施形態を示す平面図である。
【図5】第4の発明の実施形態を示す平面図である。
1 サイロ 2 排出口 3 回転羽根 4 羽根アーム 5 ブレード
Claims (3)
- 【請求項1】 サイロの底面に排出口と回転羽根とを設
けたサイロ払出し装置において、排出口を回転羽根の先
端と基端とのほぼ中間位置に設けるとともに、回転羽根
の前面を先端側では内側に、また基端側では外側に傾斜
させたことを特徴とするサイロ払出し装置。 - 【請求項2】 回転羽根を屈曲羽根とした請求項1に記
載のサイロ払出し装置。 - 【請求項3】 回転羽根を傾斜させた複数のブレードを
持つブレード羽根とした請求項1に記載のサイロ払出し
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9165657A JPH1111680A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | サイロ払出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9165657A JPH1111680A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | サイロ払出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111680A true JPH1111680A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15816536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9165657A Pending JPH1111680A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | サイロ払出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111680A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010116245A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Sanki Eng Co Ltd | 脱水汚泥貯留設備 |
JP2012127029A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Duplo Seiko Corp | 古紙再生処理装置 |
KR101347221B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-01-10 | 주식회사 이엔이텍 | 협잡물 배출 블레이드를 갖는 사일로 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9165657A patent/JPH1111680A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010116245A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Sanki Eng Co Ltd | 脱水汚泥貯留設備 |
JP2012127029A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Duplo Seiko Corp | 古紙再生処理装置 |
KR101347221B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-01-10 | 주식회사 이엔이텍 | 협잡물 배출 블레이드를 갖는 사일로 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030606 |