JPH11116177A - 金属管コイル運搬用トング及びその制御方法 - Google Patents

金属管コイル運搬用トング及びその制御方法

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JPH11116177A
JPH11116177A JP28081997A JP28081997A JPH11116177A JP H11116177 A JPH11116177 A JP H11116177A JP 28081997 A JP28081997 A JP 28081997A JP 28081997 A JP28081997 A JP 28081997A JP H11116177 A JPH11116177 A JP H11116177A
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JP
Japan
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metal tube
coil
tube coil
sensor
arm
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Application number
JP28081997A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Kuzuoka
久敏 崩岡
Mitsuyasu Yamada
光康 山田
Hideki Iwamoto
秀樹 岩本
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トングによって金属管コイルを挟持して吊り
上げる場合に、その挟持する位置を制御することがで
き、これにより、金属管コイルの不良の発生を防止する
ことができると共に、作業効率を向上させることができ
る金属管コイル運搬用トング及びその制御方法を提供す
る。 【解決手段】 センタリング用超音波センサ17a,1
7b,17c及び17dから、これらの間に位置する金
属管コイル11に向けて超音波を発振させ、金属管コイ
ル11の側面において反射した超音波を受信させる。こ
れにより、各超音波センサから金属管コイル11までの
水平距離を検出する。そして、水平位置制御部18によ
って、各超音波センサの検出値を基にして、これらの差
が算出され、この算出値に基づいて駆動装置20によ
り、平面視で4個の挟持部13cの中央に金属管コイル
11が位置するように、トングを水平方向に移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属管コイルを運搬
するためのトング及びその制御方法に関し、特に、金属
管コイルを良好な状態で運搬することができる金属管コ
イル運搬用トング及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属管コイルの処理工程等に
おいては、トングを使用して、コイルを所定のテーブル
から他のテーブルへ運搬している。図7は金属管コイル
を運搬する従来のトングを示す模式図である。図7に示
すように、一般的に、金属管コイルの処理工程において
は、金属管コイル1は、その軸方向を鉛直にしてテーブ
ル2上に載置されている。この金属管コイル1を他のテ
ーブル上(図示せず)に移動させるとき、トング3によ
って金属管コイル1を挟持し、これを持ち上げて運搬す
る。
【0003】トング3は、駆動装置(図示せず)に連結
された支持部3aと、この支持部3aに接続されたアー
ム3bと、このアーム3bの先端に設けられ、金属管コ
イル1の側面に沿う形状に形成されたコイル挟持部3c
とにより構成されている。このアーム3bは駆動装置に
よって、互いに接近離隔するように水平に作動するよう
になっている。また、駆動装置からの指示により、支持
部3aを上下方向及び水平方向に移動させることができ
るようになっている。
【0004】金属管コイル1を運搬する場合、先ず、金
属管コイル1の上方にトング3を配置させた後、このト
ング3を下降させる。次に、アーム3bを互いに接近す
る方向へ移動させる。そうすると、コイル1はアーム3
bの先端に設けられた挟持部3cによって挟持される。
その後、駆動装置によって支持部3aを上昇させると、
支持部3aの上昇に伴ってコイル1が吊り上げられて、
この状態でコイル1を他のテーブルの上方まで移動させ
る。
【0005】その後、再び駆動装置によって、支持部3
aを上昇させた距離と同じ距離だけ支持部3aを下降さ
せ、アーム3bを互いに離隔する方向へ移動させた後、
支持部3bを上昇させる。そうすると、コイル1は挟持
部3cから解放される。このようにして、コイル1をテ
ーブル2上から他のテーブル上に移動させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法でトング3によってコイル1を運搬すると、以下に
示す問題点が発生する。図8は金属管コイルがトングの
挟持部に挟持された状態を示す模式図である。金属管コ
イル1の運搬時において、コイル1を上方に吊り上げた
後に、コイル1の上面と下面とを反転させる作業が必要
となることがある。アーム3bを互いに接近する方向に
移動させて金属管コイル1を挟持した場合に、例えば、
図8(a)に示すように、挟持部3cが金属管コイル1
の上方に位置していると、コイル1を反転させたとき
に、コイル1はその下方で挟持部3cによって挟持され
ることになる。そうすると、コイル1を他のテーブルの
上方まで運搬して、所定距離下降させた後、アーム3b
が互いに離間する方向に移動すると、コイル1がテーブ
ルから浮いた状態のままアーム3bから解放されるの
で、コイル1が落下して衝撃が与えられることがある。
【0007】一方、図8(b)に示すように、金属管コ
イル1の下方で挟持部3cにより挟持されて吊り上げら
れると、コイル1を反転させたときに、コイル1はその
上方で挟持部3cによって挟持されることになる。そう
すると、コイル1を他のテーブルの上方まで運搬した後
に、所定距離下降させたときに、必要以上にトング3が
下降しようとするので、コイル1の下面がテーブルに押
しつけられてしまう。このように、金属管コイル1の挟
持部により挟持される位置が、コイル1の高さ方向の中
央でない場合には、金属管の表面に疵が生じて不良とな
ったり、作業が中断されて作業効率が低下することがあ
る。
【0008】また、金属管コイル1が平面視で挟持部3
c間の中央に配置されていない場合においても、挟持部
3cによってコイル1を挟持したときに、重心が不安定
となって落下することがある。更に、金属管コイル1が
落下することなく、他のテーブルに移動されても、その
軸の中心の位置がずれた状態のままであると、テーブル
上の所定の位置にコイル1を載置することができない。
従って、作業が中断されることがある。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、トングによって金属管コイルを挟持して吊
り上げる場合に、その挟持する位置を制御することがで
き、これにより、金属管コイルの不良の発生を防止する
ことができると共に、作業効率を向上させることができ
る金属管コイル運搬用トング及びその制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る金属管コイ
ル運搬用トングは、金属管コイルを挟持するアームと、
このアームを支持する支持部と、前記アームの平面視で
3カ所以上の異なる位置に設けられ前記金属管コイルに
向けて超音波を発信し前記金属管コイルから反射された
超音波を受信することによりコイルとの間の水平距離を
検出する3以上のセンタリング用超音波センサと、この
センタリング用超音波センサの検出値に基づいて平面視
で前記アーム間の中央に前記金属管コイルが位置される
ようにアームの水平方向の位置を調整する水平位置制御
部と、を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る他の金属管コイル運搬
用トングは、軸方向を鉛直にして基台上に載置された金
属管コイルを挟持するアームと、このアームを支持する
支持部と、前記基台に向けて第1検出波を発振し前記基
台から反射された第1検出波を受信することにより基台
との間の鉛直距離を検出する第1センサと、前記金属管
コイルに向けて第2検出波を発振し前記金属管コイルか
ら反射された第2検出波を受信することによりコイルと
の間の鉛直距離を検出する第2センサと、前記第1セン
サ及び第2センサの検出値に基づいて前記金属管コイル
の高さ方向の中央で前記金属管コイルが挟持されるよう
に前記アームの高さを調整する高さ制御部と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】更に、前記支持部の平面視で2カ所以上の
異なる位置に固定され、前記金属管コイルに向けて検出
波を発振し前記コイルから反射された検出波を受信する
ことにより基台との間の鉛直距離を検出する2以上の平
行度検出センサと、この平行度検出センサの検出値に基
づいて前記アームの先端を連結する面と前記金属管コイ
ルの軸方向に直交する面との平行度を算出する演算部
と、を有していてもよく、更にまた、前記演算部により
算出された平行度に基づいて、前記アームの先端を連結
する面と前記金属管コイルの軸方向に直交する面とが平
行でない場合に異常発生を出力する警報器を有していて
もよい。
【0013】本発明に係る金属管コイル運搬用トングの
制御方法は、金属管コイルを挟持するアームとこのアー
ムを支持する支持部とを有する金属管コイル運搬用トン
グの制御方法において、前記金属管コイルと前記アーム
との平面視での相対位置を検出する工程と、この検出値
に基づいて平面視で前記アーム間の中央に前記金属管コ
イルが位置されるようにアームの水平方向の位置を調整
する工程と、を有することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る金属管コイル運搬用ト
ングの制御方法は、金属管コイルを挟持するアームとこ
のアームを支持する支持部とを有する金属管コイル運搬
用トングの制御方法において、前記金属管コイルの軸方
向の高さを検出する工程と、この検出値に基づいて前記
金属管コイルの高さ方向の中央で前記金属管コイルが挟
持されるようにアームの高さを調整する工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0015】更に、前記金属管コイルと前記支持部との
平行度を検出する工程を有していてもよい。
【0016】本発明に係る金属管コイル運搬用トングに
おいては、3以上のセンタリング用超音波センサによっ
てコイルとの間の水平距離を検出して、この検出値に基
づいて、水平位置制御部によってアームの位置が調整さ
れるので、アーム間の中央に金属管コイルを配置させる
ことができる。これにより、運搬後のコイルの配置位置
を厳密に制御することができ、作業効率を向上させるこ
とができる。また、コイルとの間の水平距離を検出する
センサとして、超音波センサを使用しており、レーザセ
ンサと比較して検出波が広がりながら伝播されるので、
金属管コイルの側面が凹凸を有していても、反射された
超音波を超音波センサにより正確に検出することができ
る。
【0017】また、本発明に係る他の金属管コイル運搬
用トングにおいては、コイルの高さをセンサによって検
出して、この検出値に基づいて、高さ制御部によってア
ームの高さが調整されるので、金属管コイルの高さ方向
の中央で前記金属管コイルを挟持することができる。こ
れにより、金属管コイルの運搬時に、コイルが落下する
ことがなく、コイルの不良の発生を防止することができ
ると共に、作業効率を向上させることができる。更に、
アームの先端を連結する面と金属管コイルとの平行度を
測定することができると、これらが平行でない場合に異
常発生として検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る金属
管コイル運搬用トング及びその制御方法について、添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1乃至3は本発
明の実施例に係る金属管コイル運搬用トングの制御方法
を工程順に示す模式図であり、図4は図3に示す状態の
金属管コイル運搬用トング及び金属管コイルを示す平面
図である。但し、図4においては、トングの一部の図示
を省略している。また、図5は金属管コイルが載置され
る基台を示す平面図である。
【0019】図1に示すように、通常、金属管コイル1
1は保護材9を挟んで複数個が重ねられて、保管台10
上で保管されている。なお、この金属管コイル11は金
属管11bが巻回されたものであり、その軸11aの方
向を鉛直にして載置されている。
【0020】この金属管コイル11に所定の処理を施す
場合、図2に示すように、必要に応じて、コイル11は
テーブル12a上に移動される。テーブル12a上には
基台14が配置されており、金属管コイル11はこの基
台14上に載置される。なお、図5に示すように、基台
14の表面には、コイル11のずれを防止するための複
数本の凸部14aが形成されており、基台14の表面の
中心部には、金属管コイル11の軸孔と同様の大きさの
鉄板14bが接着されている。
【0021】金属管コイル11の上方には、トング13
が配置されている。トング13は、駆動装置20に連結
された板状の支持部13aと、この支持部13aの対向
する端部から下方に延びる1組のアーム13bとを有し
ている。また、図4に示すように、アーム13bの先端
は2方向に水平に延びており、更にその先端には、金属
管コイル11の側面に沿う形状に湾曲した4個のコイル
挟持部13cが設けられている。この1組のアーム13
bは互いに接近離隔するように水平に作動するようにな
っている。また、支持部13aは上下方向及び水平方向
に移動すると共に、水平面上で回転移動するようになっ
ている。
【0022】支持部13aの下面の中心部には、レーザ
センサ15が取り付けられている。このレーザセンサ1
5は、金属管コイル11の軸孔を介して、その下方の基
台14に取り付けられた鉄板14bに向けて鉛直下方に
レーザ光を発振し、この鉄板14bから反射されたレー
ザ光を受信するものである。従って、レーザセンサ15
によって基台14までの間の鉛直方向の距離を検出する
ことができる。
【0023】また、支持部13aの下面には、レーザセ
ンサ15を中心として対向する2カ所の位置に、1組の
超音波センサ16a及び16bが取り付けられている。
これらの超音波センサ16a、16bは、金属管コイル
11に向けて鉛直下方に超音波を発振し、金属管コイル
11から反射された超音波を受信するものである。従っ
て、超音波センサ16aによって、このセンサ16aが
取り付けられている位置から金属管コイル11までの距
離を検出することができると共に、超音波センサ16b
によって、このセンサ16bが取り付けられている位置
から金属管コイル11までの距離を検出することができ
るなお、レーザセンサ15及び超音波センサ16aは、
高さ制御部19に接続されており、この高さ制御部19
は駆動装置20に接続されている。また、超音波センサ
16a及び16bは演算部21に接続されており、演算
部21は警報器22に接続されている。本実施例におい
ては、超音波センサ16aと超音波センサ16bとの間
の距離を、例えば、600mmとする。従って、超音波
センサ16aとレーザセンサ15との距離及び超音波セ
ンサ16bとレーザセンサ15との距離は、夫々、30
0mmである。
【0024】更に、4個の挟持部13cの側方には、夫
々、センタリング用超音波センサ17a、17b、17
c及び17dが取り付けられている。なお、超音波セン
サ17aと超音波センサ17cとは、平面視でコイル1
1の軸11aを中心として対向する位置に取り付けられ
ており、超音波センサ17bと超音波センサ17dとに
ついても、平面視でコイル11の軸11aを中心として
対向する位置に取り付けられている。なお、各超音波セ
ンサは、超音波センサ17a及び超音波センサ17cを
結ぶ線と、超音波センサ17b及び超音波センサ17d
を結ぶ線とが直交するように配置されている。
【0025】これらの超音波センサは、これらの4つの
センサの間に金属管コイル11が配置されたときに、こ
のコイル11に向けて超音波を発振し、この金属管コイ
ル11から反射された超音波を受信するものである。即
ち、各超音波センサによって、このセンサが取り付けら
れた位置から金属管コイル11の側面までの水平距離を
検出することができる。但し、トング13を下降させた
場合に、これらのセンタリング用超音波センサから金属
管コイル11までの距離が250mm未満であると、発
振した超音波を受信することができないことがある。従
って、本実施例においては、センタリング用超音波セン
サから金属管コイル11の側面までの距離(ギャップ)
が250mm以上となるように、アーム13b間の距離
及びトングの大きさ等が設計されている。
【0026】これらのセンタリング用超音波センサ17
a、17b、17c及び17dは、水平位置制御部18
に接続されており、この水平位置制御部18は支持部1
3bが連結された駆動装置20に接続されている。ま
た、これらの超音波センサを使用しても、超音波の発振
方向及びコイル11の側面の状態によって、コイル11
の側面で反射した超音波をセンサにより受信することが
できないことがある。従って、本実施例においては、更
に、水平位置制御部18に、各超音波センサ17a、1
7b、17c及び17dから金属管コイル11までの距
離を検出することができない場合に警報音を発する警報
器23が接続されている。
【0027】次に、このように構成された金属管コイル
運搬用トングを使用して、金属管コイル11を運搬する
方法について説明する。先ず、テーブル12a上に金属
管コイル11が載置されていない状態でトング13を下
降させ、挟持部13cの下面がテーブル12aに接触し
た時点でトング13の位置を0にセットする。
【0028】次いで、トング13の下方に金属管コイル
11を配置した後、レーザセンサ15から、金属管コイ
ル11の軸孔を介して、基台14の表面の取り付けられ
た鉄板14bに向けてレーザ光を発振させ、鉄板14b
において反射したレーザ光を受信させる。これにより、
レーザセンサ15から基台14までの鉛直距離を検出す
る。これと同時に、超音波センサ16aから、金属管コ
イル11の上面に向けて超音波を発振させ、金属管コイ
ル11の上面において反射した超音波を受信させる。こ
れにより、超音波センサ16aから金属管コイル11の
上面までの鉛直距離を検出する。
【0029】その後、高さ制御部によって、レーザセン
サ15及び超音波センサ16aの検出値を基にして、こ
れらの距離の差が算出され、コイル11の軸方向の高さ
が求められる。そして、挟持部13cによって挟持され
るコイル11の側面の位置がコイル11の高さの1/2
の位置となるように、トング13を下降させる距離が算
出され、この算出値に基づいて駆動装置20により支持
部13aを下降させる。本実施例においては、例えば、
金属管コイル11の軸方向の高さが240mmであり、
基台14の厚さが25mmであるので、トング13の位
置を{0+25+(240/2)}mmの位置まで下降
させる。これにより、挟持部13cの間に金属管コイル
11が配置される。
【0030】その後、センタリング用超音波センサ17
a、17b、17c及び17dから、これらの間に位置
する金属管コイル11に向けて超音波を発振させ、金属
管コイル11の側面において反射した超音波を受信させ
る。これにより、各超音波センサから金属管コイル11
までの水平距離を検出する。そして、水平位置制御部1
8によって、各超音波センサ17a、17b、17c及
び17dの検出値を基にして、これらの差が算出され、
この算出値に基づいて駆動装置20により、平面視で4
個の挟持部13cの中央に金属管コイル11が位置する
ように、トング13を水平方向に移動させる。
【0031】その後、超音波センサ16a、16bか
ら、金属管コイル11に向けて鉛直下方に超音波を発振
させ、金属管コイル11の上面において反射した超音波
を受信させる。これにより、各超音波センサ16a、1
6bから金属管コイル11までの鉛直距離を検出する。
そして、演算部21によって、各超音波センサ16a、
16bから金属管コイル11までの距離の差を算出する
ことにより、支持部13aと金属管コイル11との平行
度を検出する。例えば、支持部13aと金属管コイル1
1とが平行でないとき、即ち、挟持部13cを連結する
面と金属管コイル11とが平行な関係でない場合に、異
常の発生(警報音)が警報器22により発せられる。
【0032】超音波センサ16a及び16bによって検
出された平行度に異常がない場合は、アーム13bを互
いに接近する方向へ移動させる。そうすると、コイル1
1はアーム13bの先端に設けられた挟持部13cによ
って挟持される。その後、駆動装置20によって支持部
13aを上昇させると、支持部13aの上昇に伴ってコ
イル11も吊り上げられるので、この状態でコイル11
をテーブル12bの上方まで移動させる。
【0033】その後、図3に示すように、再び駆動装置
20によって支持部13aを所定の距離だけ下降させ、
アーム13bを互いに離隔する方向へ移動させた後、支
持部13bを上昇させる。そうすると、コイル11はテ
ーブル12b上で挟持部13cから解放される。このよ
うにして、コイル11はテーブル12a上からテーブル
12b上に運搬される。
【0034】このように、本実施例においては、センタ
リング用超音波センサによって、各センサとコイル11
との水平距離を検出し、挟持部13c間の中央にコイル
11が位置されるように、コイル11を挟持するときの
トング13の位置が制御される。また、レーザセンサ1
5及び超音波センサ16aによってコイル11の高さを
検出し、挟持部13cがコイル11の高さ方向の中央に
位置されるように、コイル11を挟持するときのトング
13の高さが制御される。更に、コイル11とトング1
3とが平行な関係でない場合には、異常発生を検知す
る。このような操作によって、金属管コイル11は最適
な位置で挟持部13cにより挟持された後に吊り上げら
れるので、金属管コイル11の運搬時に、コイル11が
落下することがない。従って、金属管コイルの不良の発
生を防止することができると共に、作業効率を向上させ
ることができる。
【0035】なお、本実施例においては、金属管コイル
11の高さを検出するためのセンサとして、レーザセン
サ15と超音波センサ16aとを使用している。例え
ば、支持部13aの中心に取り付けられたセンサが超音
波を発振するものであると、超音波は少しずつ広がりな
がら伝播されるという性質を有するため、隣接するセン
サ同士により発振される超音波が互いに干渉し合い、正
確な値を検出することが困難となる。従って、支持部1
3aの中央にレーザセンサを取り付けると、隣り合うセ
ンサから発振される検出波が互いに干渉することがな
く、正確な距離を検出することができる。
【0036】また、本実施例においては、金属管コイル
11と挟持部13cとの平面視での相対位置を検出する
ためのセンサとして、超音波センサを使用している。例
えば、このセンサがレーザ光を発振するものであると、
レーザ光は1本の線状に伝播されるという性質を有する
ため、金属管コイル11の側面に向けてレーザ光を発振
した場合に、発振されたレーザ光は1本の線状となって
金属管コイル11の側面で反射する。しかし、金属管コ
イル11は、金属管11bが巻回されたものであるの
で、その側面は金属管11bによって凹凸が形成されて
いる。従って、コイル11の側面において、レーザ光が
入射した方向に正確に反射しないので、反射したレーザ
光をセンサが検出することができないことがある。従っ
て、金属管コイル11と挟持部13cとの平面視での相
対位置を検出するセンサとしては、超音波センサを使用
している。
【0037】次に、金属管コイル運搬用トングの制御方
法において、特に、センタリング用超音波センサによっ
て挟持部13c間の中央にコイル11が位置されるよう
に、トングの位置を水平に移動させるための制御方法を
更に詳細に説明する。図6はセンタリング用超音波セン
サからの検出値に基づいてトングを移動させる方向を示
す模式図である。但し、図6においては、アーム13b
及びその先端の挟持部13a、センタリング用超音波セ
ンサ17a、17b、17c及び17d並びにトング1
3を移動させる方向のみを示す。
【0038】図6に示すように、トング13は、水平の
X方向及びこのX方向に直交する水平のY方向に水平移
動すると共に、この水平面上において+θ°又は−θ°
の回転移動をするようになっている。前述の如く、トン
グ13を所定の位置まで下降させた後、超音波センサ1
7aから金属管コイル11の側面までの距離(L3)、
超音波センサ17bから金属管コイル11の側面までの
距離(L4)、超音波センサ17cから金属管コイル1
1の側面までの距離(L5)及び超音波センサ17dか
ら金属管コイル11の側面までの距離(L6)を各超音
波センサにより検出する。
【0039】次に、水平位置制御部18によって、(L
3−L4)及び(L4−L5)の値を求めて、この値を駆動
装置20に入力することにより、トング13を水平移動
させる。(L3−L4)を[A]とし、(L4−L5)を
[B]としたとき、[A]及び[B]の値に応じたトン
グ13の移動方向を下記表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】また、上記操作と共に、センタリング用超
音波センサ17a、17b、17c及び17dにより測
定されたL3、L4、L5及びL6の値が異常であった場
合、即ち、超音波センサが金属管コイル11との距離を
検出不能として、警報器23により警報音が発せられた
場合に、この警報音に応じてトング13を移動させる。
警報音に応じたトング13の移動方向を下記表2に示
す。
【0042】
【表2】
【0043】このように、上記表1及び2に従ってトン
グ13を水平移動させ、X方向及びY方向へのトング1
3の水平移動及びこの水平面上におけるトング13の回
転移動が停止されるまで、上記操作が繰り返される。な
お、調整不能となる以外に、所定時間内にトング13の
位置を決定することができなかった場合においても、異
常発生が検出される。このようにして、自動的にトング
13の位置を制御することにより、挟持部11c間の中
央に金属管コイル11を配置することができる。
【0044】なお、本実施例においては、挟持部13c
と金属管コイル11との平面視での相対位置を検出する
ための超音波センサとして、4つのセンタリング用超音
波センサ17a、17b、17c及び17dを使用した
が、3つ以上の超音波センサを使用すれば、挟持部13
cの中央に金属管コイルを配置させることができる。ま
た、本発明においては、平行度を検出するためのセンサ
は2つ以上であればよい。
【0045】更に、本実施例においては、超音波センサ
16aを、コイル11の高さを検出するセンサとして使
用すると共に、コイル11とトング13との平行度を検
出するセンサとして使用したが、本発明においては、コ
イル11の高さを検出する2つのセンサと平行度を検出
する2以上のセンサを別々に設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
センタリング用超音波センサによってコイルとの間の水
平距離を検出して、この検出値に基づいてアームの位置
が調整されるので、アーム間の中央に金属管コイルを配
置させることができる。これにより、運搬後のコイルの
配置位置を厳密に制御することができ、作業効率を向上
させることができる。また、コイルの高さをセンサによ
って検出して、この検出値に基づいてアームの高さが調
整されるので、金属管コイルの高さ方向の中央で前記金
属管コイルを挟持することができる。これにより、金属
管コイルの運搬時に、コイルが落下することがなく、コ
イルの不良の発生を防止することができると共に、作業
効率を向上させることができる。更に、アームの先端を
連結する面と金属管コイルとの平行度を測定することが
できると、これらが平行でない場合に異常発生として検
出することができ、より一層作業効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る金属管コイル運搬用トン
グの制御方法を示す模式図である。
【図2】本発明の実施例に係る金属管コイル運搬用トン
グの制御方法において、図1の次工程を示す模式図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る金属管コイル運搬用トン
グの制御方法において、図2の次工程を示す模式図であ
る。
【図4】図4は図3に示す状態の金属管コイル運搬用ト
ング及び金属管コイルを示す平面図である。
【図5】金属管コイルが載置される基台を示す平面図で
ある。
【図6】センタリング用超音波センサからの検出値に基
づいてトングを移動させる方向を示す模式図である。
【図7】金属管コイルを運搬する従来のトングを示す模
式図である。
【図8】金属管コイルがトングの挟持部に挟持された状
態を示す模式図である。
【符号の説明】
1、11;金属管コイル 2、12a、12b;テーブル 3、13;トング 3a、13a;支持部 3b、13b;アーム 3c、13c;挟持部 14;基台 15;レーザセンサ 16a、16b、17a、17b、17c、17d;超
音波センサ 18;水平位置制御部 19;高さ制御部 20;駆動装置 21;演算部 22、23;警報器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管コイルを挟持するアームと、この
    アームを支持する支持部と、前記アームの平面視で3カ
    所以上の異なる位置に設けられ前記金属管コイルに向け
    て超音波を発信し前記金属管コイルから反射された超音
    波を受信することによりコイルとの間の水平距離を検出
    する3以上のセンタリング用超音波センサと、このセン
    タリング用超音波センサの検出値に基づいて平面視で前
    記アーム間の中央に前記金属管コイルが位置されるよう
    にアームの水平方向の位置を調整する水平位置制御部
    と、を有することを特徴とする金属管コイル運搬用トン
    グ。
  2. 【請求項2】 前記金属管コイルは軸方向を鉛直にして
    基台上に載置されたものであり、更に、前記基台に向け
    て第1検出波を発振し前記基台から反射された第1検出
    波を受信することにより基台との間の鉛直距離を検出す
    る第1センサと、前記金属管コイルに向けて第2検出波
    を発振し前記金属管コイルから反射された第2検出波を
    受信することによりコイルとの間の鉛直距離を検出する
    第2センサと、前記第1センサ及び第2センサの検出値
    に基づいて前記金属管コイルの高さ方向の中央で前記金
    属管コイルが挟持されるように前記アームの高さを調整
    する高さ制御部と、を有することを特徴とする請求項1
    に記載の金属管コイル運搬用トング。
  3. 【請求項3】 更に、前記支持部の平面視で2カ所以上
    の異なる位置に固定され、前記金属管コイルに向けて検
    出波を発振し前記コイルから反射された検出波を受信す
    ることにより基台との間の鉛直距離を検出する2以上の
    平行度検出センサと、この平行度検出センサの検出値に
    基づいて前記アームの先端を連結する面と前記金属管コ
    イルの軸方向に直交する面との平行度を算出する演算部
    と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    金属管コイル運搬用トング。
  4. 【請求項4】 更に、前記演算部により算出された平行
    度に基づいて、前記アームの先端を連結する面と前記金
    属管コイルの軸方向に直交する面とが平行でない場合に
    異常発生を出力する警報器を有することを特徴とする請
    求項3に記載の金属管コイル運搬用トング。
  5. 【請求項5】 軸方向を鉛直にして基台上に載置された
    金属管コイルを挟持するアームと、このアームを支持す
    る支持部と、前記基台に向けて第1検出波を発振し前記
    基台から反射された第1検出波を受信することにより基
    台との間の鉛直距離を検出する第1センサと、前記金属
    管コイルに向けて第2検出波を発振し前記金属管コイル
    から反射された第2検出波を受信することによりコイル
    との間の鉛直距離を検出する第2センサと、前記第1セ
    ンサ及び第2センサの検出値に基づいて前記金属管コイ
    ルの高さ方向の中央で前記金属管コイルが挟持されるよ
    うに前記アームの高さを調整する高さ制御部と、を有す
    ることを特徴とする金属管コイル運搬用トング。
  6. 【請求項6】 更に、前記支持部の平面視で2カ所以上
    の異なる位置に固定され、前記金属管コイルに向けて検
    出波を発振し前記コイルから反射された検出波を受信す
    ることにより基台との間の鉛直距離を検出する2以上の
    平行度検出センサと、この平行度検出センサの検出値に
    基づいて前記アームの先端を連結する面と前記金属管コ
    イルの軸方向に直交する面との平行度を算出する演算部
    と、を有することを特徴とする請求項5に記載の金属管
    コイル運搬用トング。
  7. 【請求項7】 更に、前記演算部により算出された平行
    度に基づいて、前記アームの先端を連結する面と前記金
    属管コイルの軸方向に直交する面とが平行でない場合に
    異常発生を出力する警報器を有することを特徴とする請
    求項6に記載の金属管コイル運搬用トング。
  8. 【請求項8】 軸方向を鉛直にして基台上に載置された
    金属管コイルを挟持するアームと、このアームを支持す
    る支持部と、前記基台に向けて第1検出波を発振し前記
    基台から反射された第1検出波を受信することにより基
    台との間の鉛直距離を検出する第1センサと、前記金属
    管コイルに向けて第2検出波を発振し前記金属管コイル
    から反射された第2検出波を受信することによりコイル
    との間の鉛直距離を検出する第2センサと、平面視で前
    記第2センサと異なる位置に固定され前記金属管コイル
    に向けて第3検出波を発振し前記金属管コイルから反射
    された第3検出波を受信することによりコイルとの間の
    鉛直距離を検出する第3センサと、前記第1センサ及び
    第2センサの検出値に基づいて前記金属管コイルの高さ
    方向の中央で前記金属管コイルが挟持されるように前記
    アームの高さを調整する高さ制御部と、前記第2センサ
    及び第3センサの検出値に基づいて前記アームの先端を
    連結する面と前記金属管コイルの軸方向に直交する面と
    の平行度を算出する演算部と、を有することを特徴とす
    る金属管コイル運搬用トング。
  9. 【請求項9】 前記第1センサは前記金属管コイルの軸
    孔を介して前記基台に向けてレーザ光を発振するもので
    あり、前記第2センサ及び第3センサは超音波を発振す
    るものであることを特徴とする請求項8に記載の金属管
    コイル運搬用トング。
  10. 【請求項10】 金属管コイルを挟持するアームとこの
    アームを支持する支持部とを有する金属管コイル運搬用
    トングの制御方法において、前記金属管コイルと前記ア
    ームとの平面視での相対位置を検出する工程と、この検
    出値に基づいて平面視で前記アーム間の中央に前記金属
    管コイルが位置されるようにアームの水平方向の位置を
    調整する工程と、を有することを特徴とする金属管コイ
    ル運搬用トングの制御方法。
  11. 【請求項11】 更に、前記金属管コイルの軸方向の高
    さを検出する工程と、この検出値に基づいて前記金属管
    コイルの高さ方向の中央で前記金属管コイルが挟持され
    るようにアームの高さを調整する工程と、を有すること
    を特徴とする請求項10に記載の金属管コイル運搬用ト
    ングの制御方法。
  12. 【請求項12】 更に、前記金属管コイルと前記支持部
    との平行度を検出する工程を有することを特徴とする請
    求項10又は11に記載の金属管コイル運搬用トングの
    制御方法。
  13. 【請求項13】 金属管コイルを挟持するアームとこの
    アームを支持する支持部とを有する金属管コイル運搬用
    トングの制御方法において、前記金属管コイルの軸方向
    の高さを検出する工程と、この検出値に基づいて前記金
    属管コイルの高さ方向の中央で前記金属管コイルが挟持
    されるようにアームの高さを調整する工程と、を有する
    ことを特徴とする金属管コイル運搬用トングの制御方
    法。
  14. 【請求項14】 更に、前記金属管コイルと前記支持部
    との平行度を検出する工程を有することを特徴とする請
    求項13に記載の金属管コイル運搬用トングの制御方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110835051A (zh) * 2018-08-16 2020-02-25 上海宝信软件股份有限公司 起重机夹钳定位方法、系统、装置及计算机可读存储介质
KR20220067905A (ko) * 2020-11-18 2022-05-25 주식회사 에스에프에이 롤 이송용 이송대차 및 그를 구비하는 이송대차 시스템

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