JPH11116126A - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JPH11116126A
JPH11116126A JP28475397A JP28475397A JPH11116126A JP H11116126 A JPH11116126 A JP H11116126A JP 28475397 A JP28475397 A JP 28475397A JP 28475397 A JP28475397 A JP 28475397A JP H11116126 A JPH11116126 A JP H11116126A
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sheet conveying
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Takehiro Yamakawa
丈洋 山川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンチローラによるシートのニップ駆動と、
排出ローラによる回転駆動とを単一の駆動モータによっ
て行なうことで、タイミングのずれをなくして信頼性の
高い排紙を行なうと共に、装置全体をコンパクトにして
コストの低廉化を図る。 【解決手段】 シートを収容するシート収容部と、この
シート収容部に収容されたシート又はシート束の一方の
面に接触する第1の排出ローラ48及び他方の面に接触
する第2の排出ローラ52と、第2の排出ローラ52を
シート又はシート束に対して接触および離間させる接離
手段50と、前記第1及び第2の搬送ローラ48,52
の回転駆動と、前記接離手段52の駆動タイミングを制
御する共通の駆動手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの画像形成装置から排出された画像形成済みのシー
トを処理トレイ上に一時的に積載し、且つこのシートの
排紙方向後端をステップル装置などで後処理した後に集
積トレイ上に収納するシート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート処理装置として、
例えば特開平8−91686号に記載のものが知られて
いる。この装置は、処理トレイ上でステップル処理され
たシートを排出する際に、先ず第1のモータを駆動して
ピンチローラを下降させ排出ローラとの間でシートをニ
ップすると共に、次いで第2のモータを駆動して排出ロ
ーラを回転させピンチローラとの間でシートをニップし
ながら集積トレイ上に排紙する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート処理装置にあっては、ピンチローラの昇降駆
動と排出ローラの回転駆動を別々のモータで行なってい
るため、装置全体が大型化してしまう他、これらモータ
の駆動をそれぞれに設けた検出手段とアクチュエータの
作動によって制御していたので、アクチュエータの精度
的なバラツキなどによってニップ動作と排出動作のタイ
ミングにずれを生じさせるおそれがあった。
【0004】そこで本発明は、ピンチローラによるニッ
プ駆動と排出ローラによる回転駆動を単一の駆動モータ
によって行なうことで、タイミングのずれをなくして信
頼性の高い排紙を行なうと共に、装置全体をコンパクト
にしてコストの低廉化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るシート処理装置は、シート
を収容する収容部と、この収容部に収容されたシート又
はシート束の一方の面に接触する第1のシート搬送手段
及び他方の面に接触する第2のシート搬送手段と、第2
のシート搬送手段をシート又はシート束に対して接触お
よび離間させる接離手段と、前記第1及び第2の搬送手
段のうち少なくとも第1のシート搬送手段と前記接離手
段との駆動タイミングを制御する共通の駆動手段とを備
えたことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に係るシート処理
装置は、シートを収容する収容部と、この収容部に収容
されたシート又はシート束の一方の面に接触する第1の
シート搬送手段及び他方の面に接触する第2のシート搬
送手段と、第2のシート搬送手段をシート又はシート束
に対して接触および離間させる接離手段と、この接離手
段を駆動して第2のシート搬送手段のシートへの接触動
作を開始した後、前記第1及び第2の搬送手段のうち少
なくとも第1のシート搬送手段を駆動する駆動手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項3に係るシート処理
装置では、前記駆動手段が、第1のシート搬送手段を駆
動する際、第2のシート搬送手段も同時に駆動すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項4に係るシート処理
装置は、シートを収容する収容部と、この収容部に収容
されたシート又はシート束の一方の面に接触する第1の
シート搬送手段及び他方の面に接触する第2のシート搬
送手段と、第2のシート搬送手段をシート又はシート束
に対して接触および離間させる接離手段と、第1及び第
2の作用部を有し所定のタイミング毎に1回転する回転
体と、この回転体の回転に伴って前記第1の作用部によ
って動作し、接離手段に駆動を伝達して第2のシート搬
送手段を第1の期間だけシートに接触動作させる第1の
伝達手段と、回転体の回転に伴って前記第2の作用部に
よって動作し、第1及び第2のシート搬送手段のうち少
なくとも第1のシート搬送手段に第2の期間だけ駆動を
伝達する第2の伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項5に係るシート処理
装置では、第2の伝達手段が、第1のシート搬送手段に
駆動を伝達する際、第2のシート搬送手段にも同時に駆
動を伝達することを特徴とする。ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明に係るシート処理装置の実施の形態を説明する。図1
は本発明に係るシート処理装置の全体構成を示したもの
である。シート処理装置1は、アダプタ装置(図示せ
ず)を介して画像形成装置(図示せず)に連設され且つ
画像形成装置からのシートP1を偏向させる第2の偏向
経路2と、この第2の偏向経路2からのシートを略垂直
方向に導く第1のシート搬送経路3と、第1のシート搬
送経路3からシートをほぼ水平方向に導く偏向部を有す
る第2のシート搬送経路4と、偏向部を有する第2のシ
ート搬送経路4の排紙下流側の出口端とシート処理装置
1の排紙口1aとの間に形成された排紙経路兼用の処理
空間5と、第1のシート搬送経路3と第2のシート搬送
経路4との境界部分から分岐された第2の排紙経路6と
を備えている。
【0011】即ち、シートP1は、第2の偏向経路2、
第1のシート搬送経路3、第2のシート搬送経路4を経
て処理空間5へと導かれ、この処理空間5を1往復半し
た後に排紙口1aへと至るステップル処理用の経路と、
第2の偏向経路2、第1のシート搬送経路3、第2のシ
ート搬送経路4を経た後に処理空間5を通過して排紙口
1aへと至る無加工処理の経路と、第2の偏向経路2、
第1のシート搬送経路3、第2の排紙経路6へと至る無
加工処理の経路を具備している。また、第2の偏向経路
2、第1のシート搬送経路3、第2のシート搬送経路4
は、その全体経路をシート処理装置1の筐体7の後部形
状に沿って略コ字状に迂回させることで、ステップル装
置8を設置するための収納空間9を形成している。
【0012】第2の偏向経路2は、シートP1が通過可
能な間隔を置いて対向された一対のガイドプレート1
0,11によって形成されている。また、第2の偏向経
路2の経路始端部には、画像形成装置から送られてきた
シートP1の排紙方向先端部並びに排紙方向後端部を検
出するシート検出センサ13と、シートP1を第2の偏
向経路2の下流側に搬送するようにシートの幅方向の二
箇所に設けられた供給ローラ対14とを備えている。
【0013】第1のシート搬送経路3は、シートが通過
可能な間隔を置いて対向するガイドプレート15によっ
て形成されている。また、第1のシート搬送経路3の経
路中途部には第2の偏向経路2から送られてきたシート
を搬送方向下流側へと搬送する搬送ローラ対16が設け
られている。
【0014】第2のシート搬送経路4は、シートが通過
可能な間隔を置いて対向するガイドプレート17によっ
て形成されている。また、第2のシート搬送経路4の経
路終端部には、第1のシート搬送経路3から送られてき
たシートを排出方向下流側へ搬送する複数の搬送ローラ
対18と、第2のシート搬送経路4内のシートの排紙方
向先端部並びに排紙方向後端部を検出するシート検出セ
ンサ19とが設けられている。また、第1のシート搬送
経路3と第2のシート搬送経路4との境界部分には第2
のシート搬送経路4と第2の排紙経路6とにシートの搬
送方向を切り換える切換手段20が設けられている。
【0015】シート検出センサ19は、シート検出セン
サ13が画像形成装置のコントロールパネルもしくはコ
ンピュータ側で設定された転写枚数をカウントした後
に、このカウントアップ検出に相当するシートの排紙方
向後端部を検出すると、所定時間経過後にステップル装
置8を駆動させるための命令信号を出力する。
【0016】この実施例ではシート処理装置1自身でシ
ート検出センサ13の情報に基づいてステップル処理の
タイミングを決定し、ステップル装置8を駆動する場合
について説明したが、当然として画像形成装置自身も同
タイミングを知得しており、枚数カウントとステップル
処理判断を画像形成装置自身で行い、シート処理装置1
に対してステップル処理コマンドを発行するような体系
も考えられる。さらにはステップル装置8を駆動する信
号を手押しのボタン等で発生してもよい。
【0017】切換手段20は、ステップル装置8のシー
ト幅方向に沿う駆動によって対偶をなして駆動するクラ
ンクアーム21,22と、クランクアーム21,22の
駆動によって回転する切換レバー23とを備えている。
【0018】処理空間5は、第2のシート搬送経路4の
出口端下方に位置し、且つ第2のシート搬送経路4の出
口端寄りに下端がオーバラップされた状態で排紙口1a
に向かって傾斜設定されたシート収容部24の上方に形
成されている。また、処理空間5の排紙口1aの近傍に
はシート収容部24でステップル処理されたシート束を
排出するための排紙処理部25が配設されている。
【0019】また、排紙処理部25の下方には、筐体7
の外壁から突出状態で上方に向けて傾斜設定された集積
トレイ26が設けられている。この集積トレイ26は、
その基部がブラケット27に固定されており、このブラ
ケット27に設けられたローラ28がガイドレール29
に沿って上下移動することにより昇降可能である。な
お、上下動のための昇降装置30は筐体7の外部に設け
られている。
【0020】上記排紙処理部25は、図2乃至図5に示
したように、センターギヤ41と、このセンターギヤ4
1の周面に形成された第1のギヤ部42と噛み合う入力
側ギヤ44及び第2のギヤ部43と噛み合う出力側ギヤ
45と、出力側ギヤ45の回転力がプーリ45a,45
b及び連結軸55aを介して異方向に延びる一対のベル
ト46,47によって伝達される第1の排出ローラ48
及び第1の中間ギヤ49と、第1の中間ギヤ49の回転
力が更に伝達される接離手段50とを備える。接離手段
50は、アーム部51の両端に前記第1の排出ローラ4
8と接離可能な第2の排出ローラ52と、前記第1の中
間ギヤ49と噛み合う第2の中間ギヤ53とを配すると
共に、これら排出ローラ52及び中間ギヤ53をベルト
54によって連結することで、出力側ギヤ45の回転力
を第2の排出ローラ52に伝達できるようになってい
る。なお、前記第2の排出ローラ52は、上記第1の排
出ローラ51の上方に位置し、アーム部51の回動によ
って第1の排紙ローラ51と接触し又は離間する。ま
た、上記第1の排出ローラ48及び第1の中間ギヤ49
への回転力の伝達はそれぞれのプーリ48a,49aを
介して行われ、更に第2の中間ギヤ53から接離手段5
0への回転力の伝達も連結軸55bと各プーリ52a,
53aを介して行われる。
【0021】前記第2の中間ギヤ53側ではアーム部5
1の端部にセンターギヤ41側へ突出する係止爪56が
設けられると共に、アーム部51の端部がコイルスプリ
ング57によって上方に付勢されている。一方、センタ
ーギヤ41側には支軸58によって回転可能なL字状レ
バー59が配設され、このL字状レバー59の一端から
突設された係止軸60に前記係止爪56が係合してい
る。また、L字状レバー59の他端側にはセンターギヤ
41に固定された偏心カム61が当接しており、この偏
心カム61の回転によって、L字状レバー59の回動位
置を規制している。
【0022】なお、センターギヤ41には回転A方向に
センターギヤ41を付勢するコイルスプリング62の一
端が係合ピン66に連結されている他、その同じ面の近
傍にはストッパピン63が突設している。そして、この
ストッパピン63にソレノイド64で作動する係止片6
5が係脱することによって、センターギヤ41の回転を
規制している。また、センターギヤ41の第1ギヤ部4
2及び第2ギヤ部43には切欠穴42a,43aが形成
されている。この切欠穴42a,43aの位置は、上記
入力側ギヤ44及び出力側ギヤ45の配設位置に対応し
ており、上記ストッパピン63に係止片5が係合してい
る時には、入力側ギヤ44の回転駆動が出力側ギヤ45
には伝達されないようになっている。なお、入力側ギヤ
44は、駆動軸44aを通じて図示外の駆動モータによ
って常時回転している。
【0023】次に、上記構成からなる排紙処理部25の
作用を説明する。先ず、図3に示したソレノイド64の
所定時間の通電によって係止片65が吸引され、係止片
65とストッパピン63との係合が外れると、図2に示
したコイルスプリング62の作用によってセンターギヤ
41が矢印A方向への回転力を受ける。するとセンター
ギヤ41の第1ギヤ部42に入力側ギヤ44が噛み合
い、入力側ギヤ44からの回転入力によってセンターギ
ヤ41が回転し始める。センターギヤ41に伴って偏心
カム61も一緒に回転し、L字状レバー59の回転規制
が解除される。その結果、アーム部51のコイルスプリ
ング57が作用してアーム部51の端部に設けられた係
止爪56でL字状レバー59の係止軸60を押し上げ
る。アーム部51は、第2の中間ギヤ53を中心に回動
し、図5に示したように、先端の第2の排出ローラ52
を第1の排出ローラ48に接触させる。一方、センター
ギヤ41の回転に伴って第2のギヤ部43に出力側ギヤ
45が噛み合って回転し、ベルト46,47を介してそ
の回転力が第1の排出ローラ48と第1の中間ギヤ49
に伝達される。第1の中間ギヤ49に伝達された回転力
は、互いに噛み合う第2の中間ギヤ53及びベルト54
を介して第2の排出ローラ52に伝達される。このよう
に、入力側ギヤ44の回転駆動を基にして接離手段50
の駆動と、第1及び第2の排出ローラ48,52の回転
駆動を一緒に行なうことができるので、両者の駆動タイ
ミングを調整し易くなると同時に、駆動源が一つで足り
るので、スペース的にも余裕が出てくる。従って、第1
の排出ローラ48と、第2の排出ローラ52は、互いに
当接した状態で回転駆動するため、両者間にでシート束
をニップすることができると同時に、シート束を排紙方
向に送り出すことができる。
【0024】上記第1の排出ローラ48に第2の排出ロ
ーラ52が接触している状態から更にセンターギヤ41
が回転していくと、偏心カム61が一回転して再びL字
状レバー59を押し付ける。L字状レバー59は、支軸
58を中心として回転B方向に(図5)回動し、係止軸
60でアーム部51の係止爪56を押し下げる。それに
伴ってアーム部51が先程とは逆方向に回動し、第2の
排出ローラ52が第1の排出ローラ48から離間する。
そして、センターギヤ41が一回転して第1のギヤ部4
2の切欠穴42aに入力側ギヤ44が、また第2のギヤ
部43の切欠穴43aに出力側ギヤ45がそれぞれ嵌ま
り込むのと同時に、ソレノイド64とストッパピン63
との間に張設されたバネで復帰している係止片65がス
トッパピン63を係止することでセンターギヤ41は停
止され、図2に示した元の状態に戻る。そのため、入力
側ギヤ44の回転力がセンターギヤ41には伝達されな
くなり、接離手段50の昇降駆動および第1及び第2の
排出ローラ48,52回転駆動は停止することになる。
【0025】一方、図2及び図6に示したように、前記
第1の排出ローラ48には、略L字形状の回転アーム3
1が同軸に取付けられている。回転アーム31の両端に
はコロ32,33が回転可能に設けられている。この回
転アーム31は、前記入力側ギヤ44の駆動手段とは異
なるモータ34の駆動によって回転するウォームギヤ3
5と、このウォームギヤ35の回転を受けて回転する回
転ギヤ36とによって回転するものである。なお、この
回転ギヤ36は、前記第1の排出ローラ48と同軸であ
るがそれぞれ独立した回転駆動になっている。
【0026】なお、上述した第1の排出ローラ48及び
回転アーム31は、図7及び図8に示したように、シー
ト収容部24の上縁に沿って複数形成された矩形状の切
欠部37内に隣接して配設されている。また、シート収
容部24の上端には切欠部37の幅方向の各側縁に突起
体38が形成されている。この突起体38は、シート収
容部24に一体形成された樹脂成形品であり、その表面
が滑らかであると共に、シート収容部24の上端に向か
ってなだらかな傾斜面を形成している。また、突起体3
8は、シート収容部24の幅方向で大きさが異なってお
り、中央部分の突起体38a,38a、その両側の突起
体38b,38b、更にその両側の突起体38c,38
cの順に次第に形状が大きくなっている。この形状の変
化は、シート収容部24上から集積トレイ26上にシー
トを搬送する際に、シートの幅方向両側を立ち上げて紙
に腰を付けるためである。また、図9に示したように、
いずれの突起体38a,38b,38cも第1の排出ロ
ーラ48の上端位置より上方にまで突出している。
【0027】更に、この実施例では図1に示したよう
に、上記シート収容部24に一対の整合板70が設けら
れている。この整合板70は第2のシート搬送経路4か
ら搬送されるシートの両幅を揃えるもので、少なくとも
その一方はシートサイズに応じてシート幅方向に変位可
能となっている。また、上述したステップル装置8は、
シート収容部24の下端と第1のシート搬送経路3との
間に位置するように、第2の偏向経路2、第1のシート
搬送経路3、第2のシート搬送経路4を迂回することに
よって形成された収納空間9に設けられている。さら
に、シート収容部24には、シートの積載量を検出する
ための計量センサ71が設けられている。なお、この計
量センサ71の検出量は、ステップル装置8の綴じ許容
量に応じて設定され、その綴じ許容量以上にシートが積
載されるとステップル綴じを行わないようになってい
る。また、シート収容部24の下端には、図6に示した
ように、パドル72が設けられている。
【0028】このパドル72は、シート検出センサ19
がシートの通過を検出した後、所定時間の経過を確認し
た時点で回転(図6では反時計回り)するもので、この
回転によってステップル装置8に向けてシート収容部2
4上に排出され自重によって滑り落ちたシートを確実に
ストッパ73とステップル装置8の規制壁8bに当接し
てシートの後端を整合するように落とし込むものであ
る。
【0029】上記第2の排紙経路6は、図1に示したよ
うに、シートが通過可能な間隔を置いて互いに対向する
ガイドプレート74,75によって形成されている。ま
た、第2の排紙経路6の経路終端部にはシートを補助排
紙口1bから排紙するための排紙ローラ対76と、補助
排紙口1bの下方から上方に向けて斜めに傾斜した状態
で筐体7の上部に開閉可能に設けられた補助集積トレイ
77に集積されたシートの積載量を検出するための積載
量検出センサ78とを備えている。
【0030】この第2の排紙経路6へのシートの搬送
は、ステップル装置8を用いないことによってステップ
ル装置8がホーム位置へと変移した時に、その変移に連
動してクランクアーム21,22が駆動して切換レバー
23が搬送経路を切り換えることにより第1のシート搬
送経路3の終端部からシートが搬送される。
【0031】積載量検出センサ78は、その積載量が最
大となったことを検出すると、残りのシートを集積トレ
イ26へと積載するように切換レバー23を作動させ
る。なお、ステップル装置8を用いない場合のシートの
積載を集積トレイ26で行い、この集積トレイ26での
積載が最大となった時に補助集積トレイ77を用いるよ
うにしてもよい。
【0032】補助集積トレイ77は、第2のシート搬送
経路4と処理空間5の上方を開放するように回動可能に
筐体7に設けられている。なお、シート検出センサ19
及び計量センサ71は、シートのジャム検知用センサを
兼ねており、これらセンサ19,71がシートのジャム
を検知した場合には、補助集積トレイ77を、図1に一
点鎖線で示したように、開放することによってジャム解
除を行うことができる。また、第2の偏向経路2並びに
第1のシート搬送経路3でのジャム検知はシート検出セ
ンサ13によって行われ、筐体7の背面カバー7aの開
放によってジャム解除を行うことができる。
【0033】なお、図6に示したように、各ローラ対1
4,16,18,76は、一方が駆動側ローラで他方が
従動側ローラとなっており、モータ79の駆動によって
ローラ対76が回転すると共に、複数のプーリ並びにベ
ルトを介して各ローラ対14,16,18の駆動ローラ
が回転するようになっている。
【0034】一方、ステップル装置8は、図1に示した
ように、例えばシートの幅や綴じ位置あるいは複数箇所
の綴じを可能とするため、移動装置80によってシート
の幅方向に変移可能となっている。また、ステップル装
置8の規制壁8b及びストッパ73にシートの排紙方向
後端を当てて整合するが、シートの綴じ位置が複数存在
するため、以下のような工夫がなされている。即ち、ス
トッパ73は軸方向の二箇所に設置されていて軸の回転
に伴って一緒に回転するが、ストッパ73が軸に対して
巻きバネで係合されているために、軸が回転する時にス
トッパ73がステップル装置8に当たると巻きバネが負
けてストッパ73の回転が止まる一方、当たっていない
方のストッパ73は軸と一緒に回転して整合位置に待機
する。このような構造により、いずれの位置でステップ
ル処理を行うべく待機してもシートの後端整合を適性に
行うことができる。なお、ステップル装置8に内蔵され
たカートリッジ8aは、筐体7の背面カバー7aを開放
することによって取り替え可能であり、ガイドプレート
10,11,15は、そのために中央が開放されてい
る。
【0035】上記のシート収容部24及び各トレイ2
6,77は、シートの排紙方向後端部が先端部よりも下
方に位置して自重によって後端整合を行うように少なく
ともその一部が上向きに傾斜設定されている。
【0036】次に、上記の構成からなるシート処理装置
1において、ステップル装置8を用いてシート束をステ
ップル綴じする場合を図1、図10及び図11に基づい
て説明する。先ず、画像形成装置から排出されたシート
P1が搬送ローラ対14,16,18の駆動並びにガイ
ドプレート10,11,15,17の案内によって第2
の偏向経路2、第1のシート搬送経路3、第2のシート
搬送経路4内を経由して迂回するかのように搬送され
る。そして、図10(イ)に示したように、第2のシー
ト搬送経路4の終端部に設けられた搬送ローラ対18か
ら処理空間5にシートP1が送り込まれる。この時、接
離手段50の第2の排出ローラ53は、第1の排出ロー
ラ48から離間した位置にある。
【0037】処理空間5からシート収容部24上に送り
込まれたシートP1は、図10(ロ)に示したように、
排紙方向先端部がシート収容部24の上端の突起体38
に接しながら排出されるため、シート下面が第1の排出
ローラ48に接することなくシート収容部24の上端か
ら飛び出した位置まで伸びる。
【0038】更に、図10(ハ)に示したように、シー
トP1の排紙方向後端部が前記搬送ローラ対18から抜
けると、シートP1は排紙方向先端部がシート収容部2
4の上端から飛び出した状態でシート収容部24上に載
置されるが、シート収容部24がステップル装置8側に
下方傾斜しているので、その自重によってシート収容部
24上を滑り落ちる。このとき、図11に示したよう
に、シートP1の排紙方向先端部はゴム成形品の第1の
排出ローラ48に接することなく、それより摩擦係数が
極めて小さい突起体38の傾斜面を滑るので、先端側で
の滑りもよくシートP1がシート収容部24上をスムー
ズに滑り落ちる。
【0039】自重によりシート収容部24上を滑り落ち
たシートP1は、図10(ニ)に示したように、シート
P1の幅方向両端は一対の整合板70(図1で示す)
に、またシートP1の排紙方向後端部はパドル72の回
転によってストッパ73とステップル装置8の規制壁8
bに当接してそれぞれ整合される。このようにして、シ
ートP1を一枚ずつステップル位置に整合しながらシー
ト検出センサ13が所定枚数をカウントし、そのカウン
トアップの最終シートがシート収容部24上に搬送され
て整合が完了することをシート検出センサ19の所定時
間で検出すると、パドル72が回転して最終シートをス
テップル装置8へと落とし込む。その後にステップル装
置8でシート束がステップル綴じされる。この時、ステ
ップル装置8は、シートの画像形成面がシート収容部2
4側に向いているので(画像形成装置の排出状況に応じ
て)、その下方側からステップル綴じを行う。
【0040】次に、ステップル綴じを完了したシート束
を集積トレイ26上に搬送する場合を図12及び図13
に基づいて説明する。前述したセンターギヤ41の回転
駆動によって、接離手段50のアーム部51は、上記ス
テップル綴じの動作時には既に第1の排出ローラ48側
に回動し、シート束P2の上面に第2の排出ローラ52
を当接して、第1の排出ローラ48との間でシート束P
2をニップする。この時、図13に示したように、ロー
ラ48,52のすぐ両脇では突起体38a,38b,3
8cによってシート束P2に段差が付いて盛り上がり、
シートに腰が付いた状態となる。特に外側の突起体38
cの方が高いために、シートの両側が大きく盛り上がっ
た状態となる。このようにして、シート束P2に複数の
段差を付けることで、シート束P2をニップしたまま第
1の排出ローラ48と第2の排出ローラ52の両方が回
転して集積トレイ26上へ搬送したときに、前記段差部
でシート束P2に腰が付いた状態で集積トレイ26上に
送り出されるため、シート束P2の排紙方向先端部の垂
れ下がりが抑えられて集積トレイ26に接触しにくくな
る。その結果、集積トレイ26におけるシート束P2の
搬送抵抗が小さくなって集積トレイ26上にスムーズに
収納され、シート束P2の整合性が改善される。特に、
シート束P2の綴じ枚数が少ない場合に顕著な効果が現
れる。このようにして、シート束P2の組数に応じた処
理が繰り返され、シート束P2の積載量が増えると集積
トレイ26が下方へと変移して大量のシート束P2の集
積が可能となる。
【0041】図14は、上記排紙処理部25の他の実施
例を示したものである。この実施例に係る排紙処理部2
5には、上記実施例のような出力側ギヤ45から接離手
段50に回転力を伝達するための第1の中間ギヤ49
(図2)が存在しない。そのために出力側ギヤ45の回
転力は第1の排出ローラ48のみに伝達され、第2の排
出ローラ52側には伝達されない。接離手段50のアー
ム部51は、上記実施例と同様、センターギヤ41の回
転に伴って回動し、その先端にある第2の排出ローラ5
2を第1の排出ローラ48に当接させてシート束をニッ
プする。ニップされたシート束は、第1の排出ローラ4
8の回転によって集積トレイ26上に排出される。
【0042】なお、本発明では樹脂成形品であるシート
収容部24の一部を切り起こして上記突起体38を形成
することもできる。この突起体は、切り起こした部分が
樹脂ヒンジとなるため下方側へ弾性的に撓む。従って、
シート収容部24上にシートを一時的に載置する際に
は、上述した突起体38と同様、突起体の傾斜面でシー
トの滑り落ちをスムーズにするが、ステップル綴じした
シート束を集積トレイ26上に搬送する際には、第1の
排出ローラ48と第2の排出ローラ52とでシート束を
グリップした時に、シート束の重みによって突起体が弾
性的に撓んで下方側に退避することで、上記ローラ4
8,52によるニップ力に影響を及ぼさないといった効
果がある。
【0043】また、突起体38は、シート収容部24が
板金の加工品であるような場合には、シート収容部24
と別体で形成することもできる。突起体自体が樹脂成形
品である必要はなく、第1の排出ローラ41より摩擦係
数が小さい材質であれば樹脂にはこだわらない。
【0044】さらに、上記実施例では後処理工程がステ
ップル綴じである場合について説明したが、この発明で
はパンチによる穴明け処理などステップル綴じ以外の後
処理工程にも適用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置の内部構造を透視
的に示す側面図である。
【図2】上記シート処理装置の排紙処理部の駆動機構を
示す概要図である。
【図3】上記図2における排紙処理部の駆動伝達手段の
概要を示す平面図である。
【図4】センターギヤの構造を示す斜視図である。
【図5】本発明における接離手段の作動状態を示す概要
図である。
【図6】本発明のシート搬送の駆動系を示す概要図であ
る。
【図7】図2における排紙処理部の排出ローラ部分の平
面図である。
【図8】上記図7における排出ローラ部分の斜視図であ
る。
【図9】シート収容部に載置されたシートと排出ローラ
との位置関係を示す図1のC方向の矢示図である。
【図10】シート収容部に載置されたシートのステップ
ル工程を示す説明図である。
【図11】上記図10におけるD部の拡大図である。
【図12】ステップル完了後のシート排出工程を示す説
明図である。
【図13】シート排出時における突起体の作用を示す図
1のC方向の矢示図である。
【図14】本発明の他の実施例である排紙処理部の駆動
機構を示す概要図である。
【符号の説明】
1 シート処理装置 24 シート収容部 25 排紙処理部 41 センターギヤ(回転体) 44 入力側ギヤ 45 出力側ギヤ 48 第1の排出ローラ 50 接離手段 52 第2の排出ローラ P1 シート P2 シート束

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収容する収容部と、この収容部
    に収容されたシート又はシート束の一方の面に接触する
    第1のシート搬送手段及び他方の面に接触する第2のシ
    ート搬送手段と、第2のシート搬送手段をシート又はシ
    ート束に対して接触および離間させる接離手段と、前記
    第1及び第2の搬送手段のうち少なくとも第1のシート
    搬送手段と前記接離手段との駆動タイミングを制御する
    共通の駆動手段とを備えたことを特徴とするシート処理
    装置。
  2. 【請求項2】 シートを収容する収容部と、この収容部
    に収容されたシート又はシート束の一方の面に接触する
    第1のシート搬送手段及び他方の面に接触する第2のシ
    ート搬送手段と、第2のシート搬送手段をシート又はシ
    ート束に対して接触および離間させる接離手段と、この
    接離手段を駆動して第2のシート搬送手段のシートへの
    接触動作を開始した後、前記第1及び第2の搬送手段の
    うち少なくとも第1のシート搬送手段を駆動する駆動手
    段とを備えたことを特徴とするシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、第1のシート搬送手段
    を駆動する際、第2のシート搬送手段も同時に駆動する
    ことを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 シートを収容する収容部と、この収容部
    に収容されたシート又はシート束の一方の面に接触する
    第1のシート搬送手段及び他方の面に接触する第2のシ
    ート搬送手段と、第2のシート搬送手段をシート又はシ
    ート束に対して接触および離間させる接離手段と、第1
    及び第2の作用部を有し所定のタイミング毎に1回転す
    る回転体と、この回転体の回転に伴って前記第1の作用
    部によって動作し、接離手段に駆動を伝達して第2のシ
    ート搬送手段を第1の期間だけシートに接触動作させる
    第1の伝達手段と、回転体の回転に伴って前記第2の作
    用部によって動作し、第1及び第2のシート搬送手段の
    うち少なくとも第1のシート搬送手段に第2の期間だけ
    駆動を伝達する第2の伝達手段とを備えたことを特徴と
    するシート処理装置。
  5. 【請求項5】 第2の伝達手段は、第1のシート搬送手
    段に駆動を伝達する際、第2のシート搬送手段にも同時
    に駆動を伝達することを特徴とする請求項4記載のシー
    ト処理装置。
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