JPH11115406A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH11115406A
JPH11115406A JP9281985A JP28198597A JPH11115406A JP H11115406 A JPH11115406 A JP H11115406A JP 9281985 A JP9281985 A JP 9281985A JP 28198597 A JP28198597 A JP 28198597A JP H11115406 A JPH11115406 A JP H11115406A
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JP
Japan
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rubber
weight
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JP9281985A
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English (en)
Inventor
Daisuke Kanari
大輔 金成
Tei Higuchi
樋口  禎
Zenichirou Shinoda
全一郎 信田
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Priority to PCT/JP1998/004376 priority patent/WO1999016823A1/ja
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Priority to US10/128,545 priority patent/US20030062105A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性で高速耐久性があるキャップトレッ
ドおよび/またはアンダートレッド部材を用いた空気入
りタイヤを提供する。 【解決手段】 キャップトレッドの場合は、水素化NB
Rを70重量部以上含むゴム合計100重量部に対し、
メタクリル酸亜鉛を0〜80重量部、カーボンブラック
を0〜40重量部含む(但し、両者の合計を10〜12
0重量部とする)ゴム組成物から構成し、また、アンダ
ートレッドの場合は、水素化NBRを40重量部以上含
むゴム合計100重量部に対し、メタクリル酸亜鉛を0
〜120重量部、カーボンブラックを0〜40重量部含
む(但し、両者の合計を10〜120重量部とする)ゴ
ム組成物から構成して、これらと隣接ゴム層との間を
(A)特定ジエン系ゴムおよび(B)NBRゴム合計1
00重量部に(C)特定芳香族系石油樹脂を5〜80重
量部配合した接着ゴム層で接着してなる空気入りタイヤ
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関し、更に詳しくは、タイヤのキャップトレッドおよび
/またはアンダートレッドに、共役ジエン単位の含有量
が30重量%以下であるエチレン性不飽和ニトリル−共
役ジエン系高飽和共重合ゴム(以下、「水素化NBR」
という。)を主体とする特定の水素化NBR組成物を用
いた空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャップコンパウンドの開発は、
カーボンブラックの改良もしくはポリマーの分子設計に
よるものが主流であったが、基本的に“耐摩耗性”と
“低発熱性”には二律背反の関係があり、これらの高次
元でのバランスが非常に重要な課題であり、また、永遠
のテーマである。そこで、この物性の両立は、現実的に
は、ポリマーとカーボンの配合や、ポリマーの変性など
で対処してきたが、その改善は僅かなものであった。ま
た、タイヤのキャップトレッドとベルト層の間に配置す
るアンダートレッドゴムは、硬い方が操安フィーリング
が向上する。しかし、従来のゴム組成物では、硬くする
ためには一般にカーボンブラックを多量に配合する必要
があるため、発熱し易く高速耐久性が低下する。また発
熱を小さくしようとすると硬くすることができず(二律
背反の問題)、操安フィーリングが低下するというジレ
ンマがあった。
【0003】一方、水素化NBRは、これを亜鉛化合
物、メタクリル酸および有機過酸化物と配合して加硫し
たものが極めて高い強度特性を有することを利用してタ
イヤ等に使用する技術(特開平1−306443号公
報)、また、この水素化NBR組成物と汎用ゴムとは、
一般に極めて接着しにくいという問題があり、この接着
性の問題を解決すべく特定の接着層を介して、タイヤの
汎用ゴムと該部材との接着一体化を図った技術(特開平
5−185805号公報)が知られている。しかしなが
ら、後者の方法では、未だ接着力が十分でなく、タイヤ
に適用すると耐久性が低下する他に、二層の接着層を必
要とするためタイヤの生産性が劣るという問題もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明では、
タイヤのキャップトレッドおよび/またはアンダートレ
ッドの部材に、水素化NBRを含むゴムとメタクリル酸
亜鉛および/またはカーボンブラックを含む特定の水素
化NBRゴム組成物を適用し、更に、特定の接着層を用
いてキャップトレッドと隣接するアンダートレッドもし
くはベルト層とを、あるいはまたアンダートレッドと隣
接するゴム層とを強固に接着することによって、耐摩耗
性、転がり抵抗を飛躍的に向上させ、また高速耐久性の
低下なしに操安フィーリング性を向上させ、かつ軽量化
を図ることができる空気入りタイヤを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、キャッ
プトレッドが、水素化NBRを70重量部以上含むゴム
合計100重量部に対し、メタクリル酸亜鉛を0〜80
重量部、カーボンブラックを0〜40重量部配合し、か
つメタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの配合量の合計
が10〜120重量部であるゴム組成物からなり、該キ
ャップトレッドと隣接するゴム層(通常は、アンダート
レッド層またはベルト層)との間に、(A)天然ゴム、
ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、共役ジエン
−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ばれた少なくとも1
種のジエン系ゴムおよび(B)アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体ゴム合計100重量部に、(C)平均分
子量300〜1500、軟化点50〜160℃、ヨウ素
吸着量20g/100g以上の芳香族系石油樹脂を5〜
80重量部配合したゴム組成物からなる接着ゴム層を配
置した空気入りタイヤが提供される。
【0006】また、本発明によれば、キャップトレッド
とベルト層の間に、水素化NBRを40重量部以上含む
ゴム合計100重量部に対し、メタクリル酸亜鉛を0〜
120重量部、カーボンブラックを0〜40重量部配合
し、かつメタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの配合量
の合計が10〜120重量部であるゴム組成物からなる
アンダートレッドを挿入し、該アンダートレッドと隣接
するゴム層との間に、(A)天然ゴム、ポリイソプレン
ゴム、ポリブタジエンゴム、共役ジエン−芳香族ビニル
共重合体ゴムから選ばれた少なくとも1種のジエン系ゴ
ムおよび(B)アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
ゴム合計100重量部に、(C)平均分子量300〜1
500、軟化点50〜160℃、ヨウ素吸着量20g/
100g以上の芳香族系石油樹脂を5〜80重量部配合
したゴム組成物からなる接着ゴム層を配置した空気入り
タイヤが提供される。
【0007】また、本発明によれば、前記キャップトレ
ッドの組成からなる水素化NBRゴム組成物のキャップ
トレッドの下層に、前記アンダートレッドの組成からな
る水素化NBRゴム組成物のアンダートレッドを配置
し、そして、該アンダートレッドと隣接するゴム層との
間に、前記接着ゴムの組成からなるゴム組成物の接着層
を配置した空気入りタイヤが提供される。
【0008】さらに、本発明によれば、前記キャップト
レッドと隣接ゴム層との間に配置する前記接着ゴム層の
厚さが0.1〜4mmであること、また、アンダートレッ
ドと隣接ゴム層との間に配置する前記接着ゴム層の厚さ
が、0.1〜0.5mmであること、また、前記接着ゴム
層における(A)成分と(B)成分の重量比(A)/
(B)が、90/10〜10/90であること、そし
て、前記接着ゴム層が、更に、メタクリル酸高級エステ
ル、トリアリルイソシアヌレート、メタクリル酸または
アクリル酸の金属塩、フタル酸ジアリルエステル、1,
2−ポリブタジエンから選ばれる少なくとも1種の共架
橋剤を含み、有機過酸化物で架橋されていることを特徴
とする空気入りタイヤが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明におけるキャップトレッド
およびアンダートレッドを形成する主材としての水素化
NBRには、その共役ジエン単位の含有量が30重量%
以下、好ましくは20重量%以下のものが使用される。
共役ジエン単位の含有量が30重量%以上、つまり部分
水添率が約50%以下であると、ゴム組成物の強度が不
十分となり、本発明の前記素材として使用するには不適
当である。
【0010】本発明で使用するキャップトレッドの場合
には、前記の水素化NBRを70重量部以上含むゴム合
計100重量部に、メタクリル酸亜鉛を0〜80重量
部、カーボンブラックを0〜40重量部で、かつこれら
の合計が10〜120重量部となるように配合した水素
化NBR組成物をもって構成することが必要である。こ
の水素化NBR組成物において、水素化NBRが70重
量未満のものでは、その強度が不足のため該部材の摩耗
が大きすぎて使用上不適であるが、100重量部のもの
ではむしろ所望の物性が優秀であり、使用上好都合であ
る。また、メタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの合計
が前記の所定範囲外のものでは、共に摩耗が大きくなり
不都合であるが、この範囲が30〜100重量部であれ
ば一層好ましい。
【0011】また、本発明で使用するアンダートレッド
の場合には、前記の水素化NBRを40重量部以上含む
合計100重量部に、メタクリル酸亜鉛を0〜120重
量部、カーボンブラックを0〜40重量部で、かつこれ
らの合計が10〜120重量部となるように配合した水
素化NBR組成物をもって構成することが必要である。
この水素化NBR組成物において、水素化NBRが40
重量部未満のものでは、操縦安定性向上の効果と転がり
抵抗の低減の両立が難しいが、これを100重量部とす
ることは、所望の効果も上がり好都合である。また、メ
タクリル酸亜鉛およびカーボンブラックの各配合量、並
びにこれら合計の配合量は、前記の配合量の範囲内にあ
ることが操縦安定性、高速耐久性等の観点から必要であ
り、これらの配合量範囲から外れると、そのいずれかの
特性が悪くなるので好ましくない。
【0012】当該水素化NBR組成物中に前記のメタク
リル酸亜鉛(ジメタクリル酸亜鉛の形になっているもの
を含む)を混合する方法は特に限定されないが、通常ゴ
ム工業において用いられるロール、バンバリー、ニーダ
ー、1軸混練機、2軸混練機などの混合機を使用するこ
とができる。また、水素化NBRに直接メタクリル酸亜
鉛を混合する方法のほかに、先ず水素化NBRに酸化亜
鉛、炭酸亜鉛などの亜鉛化合物を配合し、十分に分散さ
せた後、メタクリル酸を混合または吸収させ、ポリマー
中でメタクリル酸亜鉛を生成させる方法を採ってもよ
く、この方法は、メタクリル酸亜鉛の非常に良い分散が
得られるので好ましい。また、水素化NBRにメタクリ
ル酸亜鉛と亜鉛化合物が予め分散されている組成物を用
いるのも好ましく、これは日本ゼオン(株)製の「ZS
C」(商標名)シリーズ、例えばZSC2295,ZS
C2295N,ZSC2395,ZSC2298などと
して入手可能である。
【0013】また、水素化NBR組成物は、有機過酸化
物で架橋されていることが好ましい。有機過酸化物とし
ては、通常のゴムの過酸化物加硫に使用されているもの
を使用することができる。例えば、ジクミルパーオキサ
イド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,5
−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
シン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−モ
ノ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α′−ビス
(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン
などが挙げられる。これらの有機過酸化物は、1種また
は2種以上を使用し、ゴム100重量部に対して0.2
〜10重量部、好ましくは0.2〜6重量部配合するこ
とが好ましい。
【0014】この水素化NBR組成物には、他の充填
剤、例えばシリカ、炭酸カルシウム、タルクなどや、ト
リアリルイソシアヌレート、メタクリル酸の高級エステ
ル、フタル酸ジアリルエステル、m−フェニレンビスマ
レイミド、1,2−ポリブタジエンなどの架橋助剤、そ
の他ゴム工業で一般的に用いられている可塑剤、老化防
止剤、安定剤、接着剤、樹脂、加工助剤、着色剤などを
適宜配合してもよい。
【0015】本発明では、前記キャップトレッドと隣接
するゴム層、そして前記アンダートレッドと隣接するゴ
ム層を強固に接着するために、それらの層間に、(A)
天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、
共役ジエン−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ばれた少
なくとも1種のジエン系ゴムおよび(B)アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)合計100重
量部に、(C)平均分子量300〜1500、軟化点5
0〜160℃、ヨウ素吸着量20g/100g以上の芳
香族系石油樹脂を5〜80重量部配合したゴム組成物か
らなる接着ゴム層を介して接着させることが必要であ
る。この接着ゴムの組成は、(A)ジエン系ゴムと
(B)NBRの組成比が90/10〜10/90である
合計100重量部に(C)芳香族系石油樹脂を5〜80
重量部配合したものであることが好ましい。(A)/
(B)の組成比が前記の範囲にないものでは、接着力が
乏しく耐久性が劣る。また、(C)成分が5重量部未満
であると接着力を満足せず、80重量部超であると転動
抵抗が悪化する。
【0016】前記接着ゴム層には、更に、メタクリル酸
高級エステル、トリアリルイソシアヌレート、メタクリ
ル酸またはアクリル酸の金属塩、フタル酸ジアリルエス
テル、1,2−ポリブタジエンから選ばれる少なくとも
1種の共架橋剤を含み、有機過酸化物で架橋することが
一層好適である。また、この接着ゴム層を構成するゴム
組成物には、前記(C)芳香族系石油樹脂の他に、一般
的にゴムに配合される配合剤、例えば、カーボン、シリ
カ、タルクなどの充填剤、老化防止剤、可塑剤、加工助
剤、樹脂、接着剤、架橋助剤、加硫促進剤、粘着付与剤
などを適宜配合してもよい。
【0017】本発明の空気入りタイヤを構成するに当っ
ては、タイヤのキャップトレッド部のみ、あるいはアン
ダートレッド部のみに、本発明による前記キャップトレ
ッド、アンダートレッドを適用してもよく、また、タイ
ヤのキャップトレッド部およびアンダートレッド部の両
方に本発明による部材のキャップトレッド、アンダート
レッドを適用してもよい。後者によるときは、タイヤ性
能の向上に加えキャップトレッドとアンダートレッド間
の接着ゴム層が不要になるので、生産性においてもより
有効なものとなる。また、本発明のキャップトレッドの
適用に際しては、ショルダーウェア対策としてトレッド
ショルダー部のみに本発明のキャップトレッドを用いて
もよく、逆にセンターウェア対策としてトレッドセンタ
ー部のみに本発明のキャップトレッドを用いてもよい。
その他、前記トレッドを、トレッドの厚み方向に少なく
とも2種以上の異なった配合の組成物を積層させて形成
したものを用いてもよい。
【0018】また、前記タイヤ構成に使用するキャップ
トレッドの厚さに関しては、少なくともウェアインジケ
ーターから路面までの厚さ以上でなければならない。そ
うでないと、ウェアインジケーターが露出する前に接着
ゴム層が露出してしまう。また、キャップトレッドに隣
接する接着ゴム層の厚さは、少なくとも0.1mm以上あ
れば接着性を十分に満足するが、逆に4mmを超えると転
がり抵抗が悪化するので好ましくない。0.1mmより薄
いと実質上加工が困難なので工業的に実用的でなく、接
着ゴム層の厚さは0.2mm〜2.0mmであるのがより好
ましい。
【0019】更に、前記タイヤ構成に使用するアンダー
トレッドに隣接する接着ゴム層の厚さについては、アン
ダートレッド自体の厚みよりは薄くするのが好ましく、
0.1〜0.5mm、さらには0.2〜0.3mmとするの
が好ましい。0.1mmより薄いと実質上加工が困難であ
り、厚すぎると、操縦安定性向上の効果が減少し、重量
も増加してしまう。
【0020】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明するが、
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とは言うまでもない。
【0021】以下の標準例、実施例および比較例で用い
た各配合成分は、次の市販品を用いた。なお、変量して
いない配合剤は実施例の表には記載していない。 1)キャップトレッドの配合成分 SBR:Nipol NS−116(日本ゼオン製) 変量 NR:RSS#3 変量 HNBR(水素化NBR):Zetpol 2020 (日本ゼオン製) 変量 メタクリル酸亜鉛:R−20S(浅田化学製) 変量 カーボンブラック:N339(昭和キャボット製) 変量 有機過酸化物(40%希釈品):バーカドックス14/40 (化学アクゾ製) 5重量部 老化防止剤:ナウガード445(ユニロイヤル製) 1.5重量部 2)アンダートレッドの配合成分 NR:RSS#3 変量 BR:Nipol BR−1220(日本ゼオン製) 変量 HNBR:Zetpol 2020(日本ゼオン製) 変量 メタクリル酸亜鉛:R−20S(浅田化学製) 変量 カーボンブラック(FEF級):HTC−100 (中部カーボン製) 変量 有機過酸化物(40%希釈品):バーカドックス14/40 (化学アクゾ製) 5重量部 老化防止剤:ナウガード445(ユニロイヤル製) 1.5重量部 3)接着ゴム層の配合成分 NR:RSS#3 変量 NBR:Nipol DN401(日本ゼオン製) 変量 カーボンブラック:N339(昭和キャボット製) 50重量部 芳香族系石油樹脂:FR−120(富士興産製) 変量 亜鉛華:亜鉛華#3(正同化学製) 5重量部 ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日本油脂製) 1重量部 老化防止剤:ノクラック224(大内新興化学製) 1重量部 硫黄:不溶性硫黄 2重量部(硫黄加硫系配合 の場合) 加硫促進剤:ノクセラーCZ−G (大内新興化学製) 1重量部(硫黄加硫系配合 の場合) 加硫促進剤:ノクセラーTOT−N (大内新興化学製) 0.5重量部(硫黄加硫系配合 の場合) 有機過酸化物(40%希釈品): パーカドックス14/40(化薬アクゾ製)3.5重量部(有機過酸化物架 橋系配合の場合) 共架橋剤:TAIC(日本化成製) 3重量部(有機過酸化物架 橋系配合の場合)
【0022】試験タイヤの作製 各例に示した配合組成からなるキャップトレッド、アン
ダートレッドおよび接着ゴム層を、各例のタイヤ構成に
したがって試験タイヤ(サイズ:185/65R14)
を作製し、以下の所定の試験に供した。
【0023】各例における試験・評価方法は、以下のと
おりである。 ●高速耐久試験法 ドラム表面が平滑でかつ直径が1707mmであるドラム
試験機を用い、周辺温度を38±3℃に制御し、リムサ
イズ14×5 1/2JJ、内圧220kPa 、荷重4.
36kN、速度81km/hの速度にて120分間ならし走
行し、次いで3時間以上放冷した後に試験空気圧に再調
整して本走行を開始する。本走行は、121km/hの速
度より開始し、30分間走行する毎に速度を8km/hず
つ段階的に上昇させ、故障が発生するまで走行する。タ
イヤに故障が発生するまでの走行距離を、従来タイヤの
故障発生距離を100として指数で表した値を高速耐久
性とする。(値は大きい方が良い) ●摩耗試験法 試験タイヤを排気量1.6リットルの小型乗用車4輌に
装着し、所定のコースにて10000km走行後、4本の
タイヤの平均摩耗量を測定する。従来タイヤの摩耗量を
100として、指数で表示する。(数字は小さいほど摩
耗しにくい。) ●転動抵抗試験法 下記条件にて走行し、その際の転動抵抗を測定する。従
来タイヤの測定値を100として指数で表示する。(値
は小さい方がよい。) 走行条件:ドラム表面が平滑な、鋼製で且つ直径が17
07mmであるドラム試験機を用い、周辺温度を23±2
℃に制御し、リムサイズ14×5 1/2JJ、試験内
圧200kPa 、速度80km/hで走行させる。 ●実車操安性試験法 14×5 1/2JJのリムに内圧200kPa で組んだ
試験タイヤを排気量1.6リットルのFF乗用車に装着
し、訓練された5名のドライバーにてテストコースを走
行してフィーリングを評価する。結果は、基準タイヤと
の相対比較にて以下の判定基準をもとに5点法で採点
し、最高点と最低点を除いた3名の平均点を表す。(値
は大きい方が良い) 判定基準: 5:すばらしい、4:優れる、3.5:やや優れる、
3:基準同等、 2.5:やや劣る(実用下限)、2:劣る、1:大きく
劣る ●高荷重耐久性試験法 下記条件にて走行し、故障が生じた場合はNG(×)、
生じなかった場合はOK(○)とする。 走行条件:ドラム表面が平滑な、鋼製でかつ直径が17
07mmであるドラム試験機を用い、周辺温度を38±3
℃に制御し、リムサイズ14×5 1/2JJ、内圧2
40kPa の条件にて速度81km/hで走行させる。初期
荷重は4.57kNとし、荷重7.28kNまで2時間毎に
0.68kNずつ荷重を増加する。以降、荷重14.0kN
まで4時間毎に0.68kNずつ荷重を増加し、荷重1
4.0kNで4時間走行した時点で走行終了とする。
【0024】標準例1〜2、実施例1〜8および比較例
1〜4(キャップトレッド) キャップトレッドにおける配合成分の量比を変化させ、
接着ゴム層の組成およびタイヤ構成を一定とした場合の
試験タイヤの高速耐久性、摩耗量および転動抵抗に係る
試験結果を以下の表Iに示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】表Iの結果から、本発明に従った配合組成
を有するキャップトレッドを用いた各実施例のものは、
いずれも所期の優れた高速耐久性、低摩耗量および低転
動抵抗性を示している。
【0028】実施例9〜13および比較例5〜8(キャ
ップトレッド) 接着ゴム層における配合成分の量比を変化させ、キャッ
プトレッドの配合組成およびタイヤ構成を一定とした場
合の試験タイヤの高速耐久性、摩耗量および転動抵抗に
係る試験結果を以下の表IIに示す。
【0029】
【表3】
【0030】表IIの結果から、本発明に従った配合組成
の接着ゴム層を用いてキャップトレッドを接着した各実
施例のものは、いずれも所期の優れた高速耐久性、低摩
耗量および低転動抵抗性を示している。
【0031】実施例14〜18および比較例9(キャッ
プトレッド) キャップトレッドおよび接着ゴム層における配合成分は
一定とし、タイヤ構成のキャップトレッドおよび接着ゴ
ム層の各厚さを変えた場合の試験タイヤの高速耐久性、
摩耗量および転動抵抗に係る試験結果を以下の表III に
示す。
【0032】
【表4】
【0033】表III の結果から、本発明に従った接着ゴ
ム層の厚さを有し、また所定厚さのキャップトレッド
(7〜10.7mm厚)を用いた各実施例のものは、いず
れも所期の優れた高速耐久性、低摩耗量および低転動抵
抗性を示している。
【0034】標準例3、実施例19〜23および比較例
10〜15(アンダートレッド) アンダートレッドにおける配合成分の量比を変化させ、
接着ゴム層の組成およびタイヤ構成を一定とした場合の
試験タイヤの実車操安性、高速耐久性および高荷重耐久
性に係る試験結果を以下の表IVに示す。
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】表IVの結果から、本発明に従った配合組成
を有するアンダートレッドを用いた各実施例のものは、
いずれも所期の優れた実車操安性、高速耐久性および高
荷重耐久性を示している。
【0038】実施例24〜27および比較例16(アン
ダートレッド) アンダートレッドおよび接着ゴム層における配合組成は
一定とし、タイヤ構成のアンダートレッドおよび接着ゴ
ム層の各厚さを変えた場合の試験タイヤの実車操安性、
高速耐久性および高荷重耐久性に係る試験結果を以下の
表Vに示す。
【0039】
【表7】
【0040】表Vの結果から、本発明に従ったアンダー
トレッドおよび接着ゴム層の厚さを有する各実施例のも
のは、いずれも所期の優れた実車操安性、高速耐久性お
よび高荷重耐久性を示している。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によると、タイヤ
のキャップトレッドおよび/またはアンダートレッド部
材に所定の水素化NBR組成物を適用し、かつこれを所
定の接着ゴム層を介して隣接するゴム層と強固に接着す
ることによって、タイヤの耐摩耗性、転がり抵抗を顕著
に向上させ、かつ高速耐久性、高荷重耐久性および操安
フィーリング性をも向上させた空気入りタイヤを得るこ
とができ、またその軽量化も図ることが可能となる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表7】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップトレッドが、共役ジエン単位の
    含有量が30%以下であるエチレン性不飽和ニトリル−
    共役ジエン系高飽和共重合体ゴムを70重量部以上含む
    ゴム合計100重量部に対し、メタクリル酸亜鉛を0〜
    80重量部、カーボンブラックを0〜40重量部配合
    し、かつメタクリル酸亜鉛とカーボンブラックの配合量
    の合計が10〜120重量部であるゴム組成物からな
    り、該キャップトレッドと隣接するゴム層との間に、
    (A)天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエン
    ゴム、共役ジエン−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ば
    れた少なくとも1種のジエン系ゴムおよび(B)アクリ
    ロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム合計100重量部
    に、(C)平均分子量300〜1500、軟化点50〜
    160℃、ヨウ素吸着量20g/100g以上の芳香族
    系石油樹脂を5〜80重量部配合したゴム組成物からな
    る接着ゴム層を配置したことを特徴とする空気入りタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 キャップトレッドと隣接ゴム層との間に
    配置する前記接着ゴム層の厚さが、0.1〜4mmである
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 キャップトレッドとベルト層の間に、共
    役ジエン単位の含有量が30%以下であるエチレン性不
    飽和ニトリル−共役ジエン系高飽和共重合ゴムを40重
    量部以上含むゴム合計100重量部に対し、メタクリル
    酸亜鉛を0〜120重量部、カーボンブラックを0〜4
    0重量部配合し、かつメタクリル酸亜鉛とカーボンブラ
    ックの配合量の合計が10〜120重量部であるゴム組
    成物からなるアンダートレッドを挿入し、該アンダート
    レッドと隣接するゴム層との間に、(A)天然ゴム、ポ
    リイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、共役ジエン−
    芳香族ビニル共重合体ゴムから選ばれた少なくとも1種
    のジエン系ゴムおよび(B)アクリロニトリル−ブタジ
    エン共重合体ゴム合計100重量部に、(C)平均分子
    量300〜1500、軟化点50〜160℃、ヨウ素吸
    着量20g/100g以上の芳香族系石油樹脂を5〜8
    0重量部配合したゴム組成物からなる接着ゴム層を配置
    したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 アンダートレッドと隣接ゴム層との間に
    配置する前記接着ゴム層の厚さが、0.1〜0.5mmで
    あることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  5. 【請求項5】 共役ジエン単位の含有量が30%以下で
    あるエチレン性不飽和ニトリル−共役ジエン系高飽和共
    重合体ゴムを70重量部以上含むゴム合計100重量部
    に対し、メタクリル酸亜鉛を0〜80重量部、カーボン
    ブラックを0〜40重量部配合し、かつメタクリル酸亜
    鉛とカーボンブラックの配合量の合計が10〜120重
    量部であるゴム組成物からなるキャップトレッドの下層
    に、共役ジエン単位の含有量が30%以下であるエチレ
    ン性不飽和ニトリル−共役ジエン系高飽和共重合体ゴム
    を40重量%以上含むゴム合計100重量部に対し、メ
    タクリル酸亜鉛を0〜120重量部、カーボンブラック
    を0〜40重量部配合し、かつメタクリル酸亜鉛とカー
    ボンブラックの配合量の合計が10〜120重量部であ
    るゴム組成物からなるアンダートレッドを配置し、そし
    て、アンダートレッドと隣接するゴム層との間に、
    (A)天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエン
    ゴム、共役ジエン−芳香族ビニル共重合体ゴムから選ば
    れた少なくとも1種のジエン系ゴムおよび(B)アクリ
    ロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム合計100重量部
    に、(C)平均分子量300〜1500、軟化点50〜
    160℃、ヨウ素吸着量20g/100g以上の芳香族
    系石油樹脂を5〜80重量部配合したゴム組成物からな
    る接着ゴム層を配置したことを特徴とする空気入りタイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 前記接着ゴム層における(A)成分と
    (B)成分の重量比(A)/(B)が、90/10〜1
    0/90であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 前記接着ゴム層が、更に、メタクリル酸
    高級エステル、トリアリルイソシアヌレート、メタクリ
    ル酸またはアクリル酸の金属塩、フタル酸ジアリルエス
    テル、1,2−ポリブタジエンから選ばれる少なくとも
    1種の共架橋剤を含み、有機過酸化物で架橋されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    空気入りタイヤ。
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