JPH1111485A - 商品包装容器 - Google Patents
商品包装容器Info
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- JPH1111485A JPH1111485A JP15958097A JP15958097A JPH1111485A JP H1111485 A JPH1111485 A JP H1111485A JP 15958097 A JP15958097 A JP 15958097A JP 15958097 A JP15958097 A JP 15958097A JP H1111485 A JPH1111485 A JP H1111485A
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- packaging container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主商品とそれに付帯する付帯商品とを一緒に
包装する商品包装容器であって、共通する主商品に対し
て二種以上の異なる付帯商品を包装する際に、付帯商品
のサイズ等によって容器本体を変更することなく、ま
た、余計な緩衝材等を使用することなく、共通した容器
本体を使用して安定した包装ができるようにすること。 【解決手段】 主商品とそれに付帯する付帯商品とが一
緒に収納できるものであって、主商品が収納される容器
本体の底部に、サイズの異なる二以上の付帯商品がそれ
ぞれ支持されて収納できる収納部を設け、該収納部は、
その一部が付帯商品のサイズによって共有の収納スペー
スとなるように構成した商品包装容器である。
包装する商品包装容器であって、共通する主商品に対し
て二種以上の異なる付帯商品を包装する際に、付帯商品
のサイズ等によって容器本体を変更することなく、ま
た、余計な緩衝材等を使用することなく、共通した容器
本体を使用して安定した包装ができるようにすること。 【解決手段】 主商品とそれに付帯する付帯商品とが一
緒に収納できるものであって、主商品が収納される容器
本体の底部に、サイズの異なる二以上の付帯商品がそれ
ぞれ支持されて収納できる収納部を設け、該収納部は、
その一部が付帯商品のサイズによって共有の収納スペー
スとなるように構成した商品包装容器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プリント
メディアにおけるカートリッジ式のインクリボン及びそ
れに付帯する印画紙等を包装するための、所謂個装カー
トンと称される商品包装容器に関するものである。
メディアにおけるカートリッジ式のインクリボン及びそ
れに付帯する印画紙等を包装するための、所謂個装カー
トンと称される商品包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の商品包装容器において
は、ラッピングフィルムで包装されているカートリッジ
式のインクリボンと印画紙とが一緒に収納包装されるよ
うになっている。ところが、プリントメディアで使用さ
れている印画紙は、大別してスタンダード、ポストカー
ド、ステッカー等用の種類が挙げられが、それぞれに厚
み、サイズ、入り数が異なるため、これら各印画紙のラ
ッピングサイズがそれぞれ異なったものとなっている。
は、ラッピングフィルムで包装されているカートリッジ
式のインクリボンと印画紙とが一緒に収納包装されるよ
うになっている。ところが、プリントメディアで使用さ
れている印画紙は、大別してスタンダード、ポストカー
ド、ステッカー等用の種類が挙げられが、それぞれに厚
み、サイズ、入り数が異なるため、これら各印画紙のラ
ッピングサイズがそれぞれ異なったものとなっている。
【0003】このように、収納されるカートリッジ式の
インクリボンが同じであっても、それに付帯して収納さ
れる印画紙のサイズが区々であるため、印画紙の種類や
大きさに合わせて、包装容器を設計しているのが現状で
ある。
インクリボンが同じであっても、それに付帯して収納さ
れる印画紙のサイズが区々であるため、印画紙の種類や
大きさに合わせて、包装容器を設計しているのが現状で
ある。
【0004】また、例えば、同じ包装容器を共通に使
用しようとすると、収納を予定している印画紙の最大サ
イズに合わせた大きさの比較的広い収納部を予め形成し
ておく必要がある。
用しようとすると、収納を予定している印画紙の最大サ
イズに合わせた大きさの比較的広い収納部を予め形成し
ておく必要がある。
【0005】一般的な包装容器としては、例えば、図1
2に示したような、段ポール紙または厚紙素材を使用
した紙箱形状の包装容器20が知られている。そして、
この包装容器20内にラッピングしたカートリッジ式イ
ンクリボン21(主商品)と印画紙22(付帯商品)と
が一緒に収納され、内部の空間23には適宜の緩衝材を
詰めた後に、蓋部20aを施蓋して包装を完了し、この
状態で市場に流通させるものである。
2に示したような、段ポール紙または厚紙素材を使用
した紙箱形状の包装容器20が知られている。そして、
この包装容器20内にラッピングしたカートリッジ式イ
ンクリボン21(主商品)と印画紙22(付帯商品)と
が一緒に収納され、内部の空間23には適宜の緩衝材を
詰めた後に、蓋部20aを施蓋して包装を完了し、この
状態で市場に流通させるものである。
【0006】更に、電子機器を梱包するための包装容器
としては、例えば、特開平7−187248号公報に
開示されたものが従来例として周知である。この周知の
包装容器は、図13に示したように、段ボール紙製の包
装容器(パッキングケース)24であって、この包装容
器24には電子機器25(主商品)とそれに付帯するリ
モートコントロールスイッチ26(付帯商品)とが収納
されるものであり、底部の緩衝材27と上部の緩衝材2
8とを介して電子機器25が収納され、上部の空間に他
の緩衝材29を介してリモートコントロールスイッチ2
6が収納されるようになっている。
としては、例えば、特開平7−187248号公報に
開示されたものが従来例として周知である。この周知の
包装容器は、図13に示したように、段ボール紙製の包
装容器(パッキングケース)24であって、この包装容
器24には電子機器25(主商品)とそれに付帯するリ
モートコントロールスイッチ26(付帯商品)とが収納
されるものであり、底部の緩衝材27と上部の緩衝材2
8とを介して電子機器25が収納され、上部の空間に他
の緩衝材29を介してリモートコントロールスイッチ2
6が収納されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
の同じ包装容器を共通して使用する場合に、広い収納部
に対して小さ目の印画紙を収納した時に、輸送時の振動
や外的衝撃によって、包装容器の中で印画紙が遊動して
しまうため、摩擦や衝撃の影響を受けて、品質上好まし
くない問題点が生ずる可能性が大である。
の同じ包装容器を共通して使用する場合に、広い収納部
に対して小さ目の印画紙を収納した時に、輸送時の振動
や外的衝撃によって、包装容器の中で印画紙が遊動して
しまうため、摩擦や衝撃の影響を受けて、品質上好まし
くない問題点が生ずる可能性が大である。
【0008】また、前記の包装容器の場合には、主商
品と付帯商品とを収納した後に、空間部に緩衝材等の詰
め物をしなければならず、作業性が悪いばかりでなく、
緩衝材の分だけ部品点数が多くなってコスト高になると
共に、詰め物としての緩衝材を商品とは別に保管管理し
なければならないという厄介な問題点が生ずる。
品と付帯商品とを収納した後に、空間部に緩衝材等の詰
め物をしなければならず、作業性が悪いばかりでなく、
緩衝材の分だけ部品点数が多くなってコスト高になると
共に、詰め物としての緩衝材を商品とは別に保管管理し
なければならないという厄介な問題点が生ずる。
【0009】更に、前記の包装容器においては、包装
しようとする主商品及び付帯商品にそれぞれ対応する緩
衝材を個別に準備しなければならず、部品点数が多くな
ることでコスト高になり且つ包装作業性が著しく悪いと
いう問題点、及び専用の緩衝材の保管管理も更に厄介に
なるという問題点を有している。
しようとする主商品及び付帯商品にそれぞれ対応する緩
衝材を個別に準備しなければならず、部品点数が多くな
ることでコスト高になり且つ包装作業性が著しく悪いと
いう問題点、及び専用の緩衝材の保管管理も更に厄介に
なるという問題点を有している。
【0010】従って、従来例における包装容器において
は、部品点数を減らしてコストを低減させること、包装
の作業性を向上させること、及び包装状態を安定させる
ことに解決しなければならない課題を有している。
は、部品点数を減らしてコストを低減させること、包装
の作業性を向上させること、及び包装状態を安定させる
ことに解決しなければならない課題を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、主商品とそれに付帯す
る付帯商品とが収納できる商品包装容器であって、主商
品が収納される容器本体の底部に、サイズの異なる二以
上の付帯商品がそれぞれ支持されて収納できる収納部を
設け、該収納部は、その一部が付帯商品のサイズによっ
て共用の収納スペースとなることを特徴とする商品包装
容器を提供するものである。
する具体的手段として本発明は、主商品とそれに付帯す
る付帯商品とが収納できる商品包装容器であって、主商
品が収納される容器本体の底部に、サイズの異なる二以
上の付帯商品がそれぞれ支持されて収納できる収納部を
設け、該収納部は、その一部が付帯商品のサイズによっ
て共用の収納スペースとなることを特徴とする商品包装
容器を提供するものである。
【0012】また、本発明においては、収納部の形状が
十字状、T字状またはL字状の凹部であること、及び付
帯商品のサイズは、大きさ及び/または厚さであること
を付加的要件として含むものである。
十字状、T字状またはL字状の凹部であること、及び付
帯商品のサイズは、大きさ及び/または厚さであること
を付加的要件として含むものである。
【0013】本発明に係る商品包装容器においては、主
商品が収納される容器本体の底部に、サイズの異なる二
以上の付帯商品が収納できるように、共用の収納スペー
スを有する収納部を設けたことにより、一つの包装容器
を準備しておけば、収納される付帯商品のサイズが違っ
ても、それに直ちに対応でき、しかも安定した状態で収
納できるので、種類の異なる複数の包装容器を準備する
とか、或いは余分な仕切り部材または緩衝材等の包装機
材を準備しておく必要がなく、コストの低減が図れると
共に、包装容器または包装機材の保管管理作業および包
装作業が著しく容易になるのである。
商品が収納される容器本体の底部に、サイズの異なる二
以上の付帯商品が収納できるように、共用の収納スペー
スを有する収納部を設けたことにより、一つの包装容器
を準備しておけば、収納される付帯商品のサイズが違っ
ても、それに直ちに対応でき、しかも安定した状態で収
納できるので、種類の異なる複数の包装容器を準備する
とか、或いは余分な仕切り部材または緩衝材等の包装機
材を準備しておく必要がなく、コストの低減が図れると
共に、包装容器または包装機材の保管管理作業および包
装作業が著しく容易になるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示した幾つかの実
施の形態により更に詳しく説明する。まず、図1〜6に
示した第1の実施の形態において、容器本体1は、例え
ば、プラスチック製の板材または発泡スチロール等の材
料を用い、成形手段等により全体が箱形状に形成され、
四周の側壁2で囲まれた内側に例えば、カートリッジ式
のインクリボン等の主商品が収納されるものである。
施の形態により更に詳しく説明する。まず、図1〜6に
示した第1の実施の形態において、容器本体1は、例え
ば、プラスチック製の板材または発泡スチロール等の材
料を用い、成形手段等により全体が箱形状に形成され、
四周の側壁2で囲まれた内側に例えば、カートリッジ式
のインクリボン等の主商品が収納されるものである。
【0015】この容器本体1の底部3には収納部4が形
成されており、該収納部4は、主商品であるカートリッ
ジ式のインクリボンに付帯する、例えば印画紙等の付帯
商品5が収納されるものである。この収納部4は、略十
字状を呈する凹部として構成にしたものであり、この凹
部内にサイズの異なる付帯商品が収納の方向を変えるこ
とによって適正に収納できるようになっている。
成されており、該収納部4は、主商品であるカートリッ
ジ式のインクリボンに付帯する、例えば印画紙等の付帯
商品5が収納されるものである。この収納部4は、略十
字状を呈する凹部として構成にしたものであり、この凹
部内にサイズの異なる付帯商品が収納の方向を変えるこ
とによって適正に収納できるようになっている。
【0016】例えば、図3に示したように、収納されべ
きラッピング包装された付帯商品において、サイズの異
なる印画紙5a、5bのいずれかが収納できるように、
前記収納部4はやや変形の十字状の凹部に形成されてい
る。
きラッピング包装された付帯商品において、サイズの異
なる印画紙5a、5bのいずれかが収納できるように、
前記収納部4はやや変形の十字状の凹部に形成されてい
る。
【0017】そして、サイズの大きい印画紙は5aは、
図4に示したように、容器本体1の長さ方向に沿って収
納部4内に収納される。このように収納されると、印画
紙5aの長さ方向の両側面において、一部に空間部4a
が残存することになるが、両端部近傍においては、移動
または遊動しないように支持されているので安定した収
納が遂行できる。
図4に示したように、容器本体1の長さ方向に沿って収
納部4内に収納される。このように収納されると、印画
紙5aの長さ方向の両側面において、一部に空間部4a
が残存することになるが、両端部近傍においては、移動
または遊動しないように支持されているので安定した収
納が遂行できる。
【0018】また、サイズの小さい印画紙5bは、図5
に示したように、容器本体1の長さ方向に対して横切る
方向に位置するようにして収納部4内に収納され、印画
紙5bの長さ方向の両側面の一部において空間部4bが
残存するが、両端部近傍は遊動しないようにシッカリと
保持され、安定した収納が可能である。
に示したように、容器本体1の長さ方向に対して横切る
方向に位置するようにして収納部4内に収納され、印画
紙5bの長さ方向の両側面の一部において空間部4bが
残存するが、両端部近傍は遊動しないようにシッカリと
保持され、安定した収納が可能である。
【0019】収納部4の深さは、パッケージングされた
収納される付帯商品、即ち、印画紙5a、5bの厚みに
略対応して形成されるものであり、図6に示したよう
に、例えば収納された印画紙5bが底部3と略面一にな
るように設定してあり、主商品の収納の妨げにならない
ように形成してある。
収納される付帯商品、即ち、印画紙5a、5bの厚みに
略対応して形成されるものであり、図6に示したよう
に、例えば収納された印画紙5bが底部3と略面一にな
るように設定してあり、主商品の収納の妨げにならない
ように形成してある。
【0020】そして、大・小のいずれの印画紙5a、5
bの収納によっても、その両側に残存する空間部4a、
4bについては、なんら詰め物をする必要がなく、また
パッケージに支障を来たさないので、そのまま空間部と
して残しておけば良い。
bの収納によっても、その両側に残存する空間部4a、
4bについては、なんら詰め物をする必要がなく、また
パッケージに支障を来たさないので、そのまま空間部と
して残しておけば良い。
【0021】いずれにしても、収納部4を十字状の凹部
に形成する際には、例えば、収納されるべきサイズの異
なる印画紙5a、5b(付帯品)の縦・横の寸法に対応
させてクロス状にした凹部で収納部が形成できるように
すれば良いのである。
に形成する際には、例えば、収納されるべきサイズの異
なる印画紙5a、5b(付帯品)の縦・横の寸法に対応
させてクロス状にした凹部で収納部が形成できるように
すれば良いのである。
【0022】また、収納部4の形状については、前記十
字状に限らず、例えば、図7及び図8に示したように、
T字状またはL字状の凹部に形成することができる。こ
れらの場合でも、サイズの異なる印画紙5a、5bは、
収納の方向を変えて凹部に納めることにより、収納部4
にそれぞれ適正な状態で収納することができる。
字状に限らず、例えば、図7及び図8に示したように、
T字状またはL字状の凹部に形成することができる。こ
れらの場合でも、サイズの異なる印画紙5a、5bは、
収納の方向を変えて凹部に納めることにより、収納部4
にそれぞれ適正な状態で収納することができる。
【0023】前記説明から明らかなように、収納部4は
サイズの異なる付帯商品5が収納できるように構成され
ているが、サイズの異なる付帯商品5がそれぞれ別々に
収納されるというのではなく、いずれかが収納されるこ
とを予定しているのであり、収納部4を形成するスペー
スの内、両方に重なり合う範囲またはエリアが、所謂共
用の収納スペース6となるのであり、この共用の収納ス
ペース6が存在することにより、異なるサイズの付帯商
品が都合良く収納できるのである。
サイズの異なる付帯商品5が収納できるように構成され
ているが、サイズの異なる付帯商品5がそれぞれ別々に
収納されるというのではなく、いずれかが収納されるこ
とを予定しているのであり、収納部4を形成するスペー
スの内、両方に重なり合う範囲またはエリアが、所謂共
用の収納スペース6となるのであり、この共用の収納ス
ペース6が存在することにより、異なるサイズの付帯商
品が都合良く収納できるのである。
【0024】特に、T字状またはL字状の凹部で形成さ
れている収納部4においては、サイズの小さい付帯商品
(印画紙5b)が収納された時には、側面に残存する空
間部が比較的広くなることから、その残存する空間部
に、更に小サイズの付帯商品を収納させることができ
る。この場合には、サイズの異なる二品種の付帯商品が
同時に収納されるものとして利用できる。
れている収納部4においては、サイズの小さい付帯商品
(印画紙5b)が収納された時には、側面に残存する空
間部が比較的広くなることから、その残存する空間部
に、更に小サイズの付帯商品を収納させることができ
る。この場合には、サイズの異なる二品種の付帯商品が
同時に収納されるものとして利用できる。
【0025】次に、第2の実施の形態について、図9〜
10を用いて説明する。この第2の実施の形態において
は、段ボール紙等の厚紙素材が使用され、容器本体11
を全体として箱形状に形成し、側壁12で囲まれた内側
を主商品の収納部とし、その底部13に付帯商品が収納
できる収納部14を形成したものである。
10を用いて説明する。この第2の実施の形態において
は、段ボール紙等の厚紙素材が使用され、容器本体11
を全体として箱形状に形成し、側壁12で囲まれた内側
を主商品の収納部とし、その底部13に付帯商品が収納
できる収納部14を形成したものである。
【0026】この収納部14も、前記第1の実施の形態
と同様に、十字状の凹部によって構成されており、例え
ば、付帯商品が印画紙である場合に、そのサイズの大・
小によって収納方向を変えて収納できるようにしたもの
である。なお、この実施の形態においても収納部14
は、十字状の凹部に限らず、T字状またはL字状の凹部
に形成することができる。
と同様に、十字状の凹部によって構成されており、例え
ば、付帯商品が印画紙である場合に、そのサイズの大・
小によって収納方向を変えて収納できるようにしたもの
である。なお、この実施の形態においても収納部14
は、十字状の凹部に限らず、T字状またはL字状の凹部
に形成することができる。
【0027】この場合の収納部14を形成する一例につ
いては、図11にその概略を示してある。即ち、底部1
3に対して点線で示した折り部となる罫線16a、16
bと実線で示した切り込み17とを形成し、外側の罫線
16aに沿って下方に略直角に折り曲げ、内側の罫線1
6bは内側に折り曲げ、その折り曲げられた△状の部分
13a、13b、13c、13dを糊代にして、収納部
14の輪郭に形成した底板18を貼着することにより形
成することができる。この形成の仕様は、あくまでも一
例であって、これに限定されるものではない。
いては、図11にその概略を示してある。即ち、底部1
3に対して点線で示した折り部となる罫線16a、16
bと実線で示した切り込み17とを形成し、外側の罫線
16aに沿って下方に略直角に折り曲げ、内側の罫線1
6bは内側に折り曲げ、その折り曲げられた△状の部分
13a、13b、13c、13dを糊代にして、収納部
14の輪郭に形成した底板18を貼着することにより形
成することができる。この形成の仕様は、あくまでも一
例であって、これに限定されるものではない。
【0028】そして、前記いずれの実施の形態において
も、容器本体内に所定の主商品とそれに付帯する付帯商
品とが収納でき、しかも付帯商品は複数の種類を選択し
て収納できるようになっており、同一の製造ラインにお
いて、共通の主商品に対して異なる種類の付帯商品を収
納する場合があっても、容器本体は共通して使用できる
ので、余分な緩衝材または詰め物等を必要としないこと
から、包装の作業性が著しく向上すると共に、収納した
付帯商品が輸送中に移動または遊動することがなく、安
定した包装状態を維持できるのである。
も、容器本体内に所定の主商品とそれに付帯する付帯商
品とが収納でき、しかも付帯商品は複数の種類を選択し
て収納できるようになっており、同一の製造ラインにお
いて、共通の主商品に対して異なる種類の付帯商品を収
納する場合があっても、容器本体は共通して使用できる
ので、余分な緩衝材または詰め物等を必要としないこと
から、包装の作業性が著しく向上すると共に、収納した
付帯商品が輸送中に移動または遊動することがなく、安
定した包装状態を維持できるのである。
【0029】また、容器本体内に所定の主商品と付帯商
品とを収納した後において、全体を透明なラッピングフ
ィルムで包装して内部の商品が透視できるようにするも
のであり、所謂一般的に称されている個装カートンとし
て、そのまま店頭に陳列して販売に供することができる
のである。
品とを収納した後において、全体を透明なラッピングフ
ィルムで包装して内部の商品が透視できるようにするも
のであり、所謂一般的に称されている個装カートンとし
て、そのまま店頭に陳列して販売に供することができる
のである。
【0030】更に、必要があれば、ラッピングフィルム
で包装した後に、適宜の紙製包装容器内に収納して厳重
な包装をすることもできるし、大量輸送の場合には、所
定大きさの段ボール箱に多数個収納することもできる。
いずれの場合でも、主商品とそれに付帯する必要な付帯
商品とが選択されて一緒に包装されており、特に、付帯
商品については、ユーザーのニーズに合わせてものが一
緒に包装されていることから、利用度が高いものとなる
のである。
で包装した後に、適宜の紙製包装容器内に収納して厳重
な包装をすることもできるし、大量輸送の場合には、所
定大きさの段ボール箱に多数個収納することもできる。
いずれの場合でも、主商品とそれに付帯する必要な付帯
商品とが選択されて一緒に包装されており、特に、付帯
商品については、ユーザーのニーズに合わせてものが一
緒に包装されていることから、利用度が高いものとなる
のである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る商品包
装容器は、主商品とそれに付帯する付帯商品とが収納で
きるものであって、主商品が収納される容器本体の底部
に、サイズの異なる二以上の付帯商品がそれぞれ支持さ
れて収納できる収納部を設け、該収納部は、その一部が
付帯商品のサイズによって共用の収納スペースとなるよ
うに構成したことにより、同一の製造ラインにおいて、
共通の主商品に対して異なる種類の付帯商品を収納する
場合があっても、容器本体は共通して使用でき、しか
も、余分な緩衝材または詰め物等を使用しないで異なる
種類の付帯商品を収納できることから、包装の作業性が
著しく向上すると共に、収納した付帯商品が輸送中に移
動または遊動することがなく、安価でありながら品質的
にも最良の条件で安定した包装状態が維持できるという
優れた効果を奏する。
装容器は、主商品とそれに付帯する付帯商品とが収納で
きるものであって、主商品が収納される容器本体の底部
に、サイズの異なる二以上の付帯商品がそれぞれ支持さ
れて収納できる収納部を設け、該収納部は、その一部が
付帯商品のサイズによって共用の収納スペースとなるよ
うに構成したことにより、同一の製造ラインにおいて、
共通の主商品に対して異なる種類の付帯商品を収納する
場合があっても、容器本体は共通して使用でき、しか
も、余分な緩衝材または詰め物等を使用しないで異なる
種類の付帯商品を収納できることから、包装の作業性が
著しく向上すると共に、収納した付帯商品が輸送中に移
動または遊動することがなく、安価でありながら品質的
にも最良の条件で安定した包装状態が維持できるという
優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る第1の実施の形態に係る商品包装
容器の斜視図である。
容器の斜視図である。
【図2】同実施の形態における商品包装容器の一部を切
り欠いて示した斜視図である。
り欠いて示した斜視図である。
【図3】(A)及び(B)は、同実施の形態の商品包装
容器に収納される種類の異なる付帯商品を示す斜視図で
ある。
容器に収納される種類の異なる付帯商品を示す斜視図で
ある。
【図4】同実施の形態の商品包装容器にサイズの大きい
付帯商品を収納する状態を示す略示的平面図である。
付帯商品を収納する状態を示す略示的平面図である。
【図5】同実施の形態の商品包装容器にサイズの小さい
付帯商品を収納する状態を示す略示的平面図である。
付帯商品を収納する状態を示す略示的平面図である。
【図6】同小さいサイズの付帯商品を収納した状態にお
いて、一部を切り欠いて示した斜視図である。
いて、一部を切り欠いて示した斜視図である。
【図7】同実施の形態の商品包装容器において、収納部
の形状をT字状に形成した状態を示す平面図である。
の形状をT字状に形成した状態を示す平面図である。
【図8】同実施の形態の商品包装容器において、収納部
の形状をL字状に形成した状態を示す平面図である。
の形状をL字状に形成した状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る第2の実施の形態に係る商品包装
容器の平面図である。
容器の平面図である。
【図10】図9のA−A線に沿う断面図である。
【図11】同第2の実施の形態に係る商品包装容器を製
造する際の略示的説明図である。
造する際の略示的説明図である。
【図12】(A)は従来例の一例を示す個装カートンの
斜視図であり、(B)は同個装カートンに主商品と付帯
商品とを収納した状態の略示的説明図である。
斜視図であり、(B)は同個装カートンに主商品と付帯
商品とを収納した状態の略示的説明図である。
【図13】従来例の他の包装容器を分解して略示的に示
した説明図である。
した説明図である。
1、11 容器本体; 2、12 側壁; 3、13
底部;4、14 収納部; 4a、4b 空間部; 5
付帯商品;5a サイズの大きい印画紙; 5b サ
イズの小さい印画紙;6 共用の収納スペース; 13
a、13b、13c、13d △状の糊代;16a 外
側の罫線; 16b 内側の罫線; 17 切り込み;
18 底板。
底部;4、14 収納部; 4a、4b 空間部; 5
付帯商品;5a サイズの大きい印画紙; 5b サ
イズの小さい印画紙;6 共用の収納スペース; 13
a、13b、13c、13d △状の糊代;16a 外
側の罫線; 16b 内側の罫線; 17 切り込み;
18 底板。
Claims (3)
- 【請求項1】 主商品とそれに付帯する付帯商品とが収
納できる商品包装容器であって、 主商品が収納される容器本体の底部に、サイズの異なる
二以上の付帯商品がそれぞれ支持されて収納できる収納
部を設け、 該収納部は、その一部が付帯商品のサイズによって共用
の収納スペースとなることを特徴とする商品包装容器。 - 【請求項2】 収納部の形状が十字状、T字状またはL
字状の凹部である請求項1に記載の商品包装容器。 - 【請求項3】 サイズは、大きさ及び/または厚さであ
る請求項1に記載の商品包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15958097A JPH1111485A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 商品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15958097A JPH1111485A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 商品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1111485A true JPH1111485A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15696825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15958097A Pending JPH1111485A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 商品包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1111485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096526A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Murazumi Kogyo Kk | 病理組織検査用カセット収容容器 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15958097A patent/JPH1111485A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009096526A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Murazumi Kogyo Kk | 病理組織検査用カセット収容容器 |
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